JPH08196579A - 酸素テント用ヘッドボックス - Google Patents

酸素テント用ヘッドボックス

Info

Publication number
JPH08196579A
JPH08196579A JP3163695A JP3163695A JPH08196579A JP H08196579 A JPH08196579 A JP H08196579A JP 3163695 A JP3163695 A JP 3163695A JP 3163695 A JP3163695 A JP 3163695A JP H08196579 A JPH08196579 A JP H08196579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
lever
support
head box
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3163695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Watanabe
肇 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaguchiko Seimitsu KK
Original Assignee
Kawaguchiko Seimitsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawaguchiko Seimitsu KK filed Critical Kawaguchiko Seimitsu KK
Priority to JP3163695A priority Critical patent/JPH08196579A/ja
Publication of JPH08196579A publication Critical patent/JPH08196579A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 持ち運び及び収納・保管が容易で、運搬時に
おける破損の危険が少ない酸素テント用ヘッドボックス
を提供することにある。 【構成】 この酸素テント用ヘッドボックスは、患者の
頭部を覆うフード2と、これを支える支持体1とから構
成されている。このフード2は軟質であるため運搬及び
収納が容易であり、また衝撃等により破損することがな
い。また、支持体1は、折り畳みが可能であり、運搬及
び収納が容易なものでありる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の頭部を局部的に
覆い、呼吸困難な患者に酸素吸入療法を施す酸素テント
用ヘッドボックスに関するものであり、特に、持ち運び
や収納・保管が容易なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の酸素テント用ヘッドボッ
クスとしては、図6に示すように、透明なアクリル樹脂
材を用いてドーム形に一体成形したものが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヘッドボッ
クスは、常時所定の形状を保つものであったため、収納
・保管のためのスペースが必要であり、また、持ち運び
も不便であった。また、このヘッドボックスを収納時や
運搬時にぶつけたり落下させてしまうと破損する危険が
あり、取り扱いに注意しなければならなかった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その目的は、軽量で折り畳みが可能な構造とすることに
より、持ち運び及び収納・保管を容易にし、運搬時等に
おける破損の危険が少ない酸素テント用ヘッドボックス
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の酸素テント用ヘ
ッドボックスは、透明で軟質なフードと、該フードを支
える折り畳み可能な支持体と、から構成され、該支持体
には、外部より酸素ガスを前記フード内に導入するため
のインレットと、該インレットから導入された酸素ガス
を前記フード内に吹き出す吹き出し口と、該吹き出し口
付近に生じる水滴を前記フードの外に排出するためのド
レン継手とが設けられているものである。
【0006】
【作用】本発明の酸素テント用ヘッドボックスは、患者
の頭部を覆うフードと、これを支える支持体とから構成
されている。このフードは軟質であるため運搬及び収納
が容易であり、また衝撃等により破損することがない。
また、支持体は、折り畳みが可能であり、運搬及び収納
が容易なものである。更に、この支持体には、酸素ガス
をフード内に導入するために必要なインレット、吹き出
し口及びドレン継手が設けられており、これらを支持体
として一体的に運搬、収納、保管することが可能なもの
である。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る酸素テント用
ヘッドボックスを示す斜視図である。図1に示すよう
に、このヘッドボックスは支持体1とフード2から構成
されている。
【0008】フード2は帯電防止処理が施されている塩
化ビニールシート等の透明で軟質な材料からなるもので
ある。このフード2を使用時に広げたときの外形は、底
部が開口した箱状をなし、その底部開口部の縁には内部
に導入された酸素ガスが必要以上に漏れ出すことを防ぐ
ための折り曲げ部2aが設けられている。また、このフ
ード2の一側面には患者の首等に適合する首部切り欠き
部2bが設けられている。更に、上面中央には、後述す
る支持体1のインレット7に適合する穴2cが形成され
ている。また、このフード2の底部開口部に近い角部の
内側には、後述する支持体1の鉛直レバー6に巻き付け
てフード2を支持体1に固定するヒモ、マジックテープ
等からなるタブ2dが4箇所に設けられている。上記構
成からなるフード2は、支持体1から分離して畳んで収
納することが可能なものであり、しかも軽量であるた
め、持ち運びや収納・保管が極めて容易なものとなって
いる。
【0009】一方、支持体1は、筒上のボディー3と、
このボディー3に取り付けられた折り畳み可能な水平レ
バー5及び鉛直レバー6からなるレバー体4と、ボディ
ー3の上端に取り付けられたパイプ状のインレット7
と、ボディー3の内部から下端に取り付けられインレッ
ト7に連通する穴が内部に形成された略円柱状の吹き出
し口8と、この吹き出し口8の下端に取り付けられたド
レン継手9と、から構成されている。この支持体1は、
フード2の内側からこれを支えるものであり、インレッ
ト7がフード2の穴2cから上方に突出し、ここに酸素
ホース10が接続される。この酸素ホース10から送り
込まれる酸素ガスは、空気と酸素を混合し、更に加湿し
たものであり、インレット7から吹き出し口8内に導入
され、吹き出し口穴8aからフード2内に吹き出され
る。その際に吹き出し口8内に発生する水滴をドレン継
手9からドレンパイプ11を介してフード2の外に排出
する。また、この支持体1は、図2に示すように、水平
レバー5に対して鉛直レバー6が直線的に連なるように
鉛直レバー6を回動させ、更にボディー3の鉛直下方方
向に水平レバー5を鉛直レバー6と共に回動させること
により棒状に折り畳むことができる。この支持体1を構
成する各部に関しては、図3乃至図5を用いて以下に詳
細に説明する。
【0010】ボディー3には、図3及び図4にも示すよ
うに、その下面から側面の略中央に至る部分にスリ割り
部3aが形成されており、このスリ割り部3aは4箇所
に等間隔で設けられている。このスリ割り部3aには、
それぞれ水平レバー5の一方の端部が挿入されており、
図3及び図4に示すように、スリ割り部3aに直交する
方向に形成された穴3cに平行ピン15を挿入すること
により、この平行ピン15が水平レバー5の端部に設け
られている穴5aを貫き、これにより水平レバー5が回
動自在な状態でボディー3に取り付けられている。尚、
ボディー3の穴3cの一方の開口部周囲には、平行ピン
15を水平レバー5の端部に対して直角に差し込むた
め、彫り込み部3bが設けられている。
【0011】また、ボディー3の内側上方には、図3及
び図4に示すように、周状の段部3eが設けられてお
り、ボディー3内にその上方開口部から嵌め込まれる吹
き出し口8の上端に設けられた周状のフランジ部8kが
この段部3eに係止して位置決めされている。この吹き
出し口8は、図3に示すように、ボディー3の上方開口
部にインレット7が取り付けられることにより回動可能
な状態でボディー3内に保持される。即ち、ボディー3
の上方開口部にこれに適合するインレット7の取付部7
aが嵌め込まれ、更にこの取付部7aの外周に設けられ
たツバ部7cの穴7bを介して図4に示すボディー3の
上面に設けられたネジ穴3dにバインドネジ14が取り
付けられることにより、インレット7がボディー3に固
定され、吹き出し口8をボディー3内に閉じ込めてい
る。
【0012】この吹き出し口8の外周の略中央には、図
3及び図5に示すように、環状の溝部8mが設けられて
おり、この溝部8mの下方水平面8nに水平レバー5の
端部が当接することにより使用状態にセットする際の水
平レバー5を適正位置に位置決めしている。また、この
溝部8mの上方水平面8pにはスリ割り部8dが水平レ
バー5と同間隔で形成されており、吹き出し口8を回動
させて水平レバー5の位置にこのスリ割り部8dを移動
させることにより、水平レバー5の端部がスリ割り部8
dを通過可能な状態になる。従って、水平レバー5を回
動させて折り畳んだり開いたりすることが可能になる。
また、図3に示すように、水平レバー5を開いてセット
した状態のときに、吹き出し口8を回動させてスリ割り
部8dを水平レバー5の位置から移動させると、水平レ
バー5の端部が吹き出し口8の溝部8mの上方水平面8
pに当接する状態になり、水平レバー5を回動させて折
り畳むことができなくなる。このため、水平レバー5が
固定されて、使用中に水平レバー5の位置がずれたり、
折り畳まれることがなく、使用時における信頼性を高め
ることができる。
【0013】尚、図3に示すように、吹き出し口8のフ
ランジ部8kの上面に環状の凹部8rが設けられてお
り、この中に波ワッシャー13が配設されているので、
この波ワッシャー13がインレット7と吹き出し口8と
の間で圧縮され、吹き出し口8の回動に所定の抵抗感を
与えている。また、図3及び図5に示すように、吹き出
し口8のフランジ部8kの一部に切り欠き部8hが設け
られており、この切り欠き部8h内の鉛直面に2つの皿
モミ凹部8iが設けられている。この皿モミ凹部8i
は、図3及び図4に示すように、ボディー3に設けられ
ているボールプランジャ取付ネジ穴3hに取り付けられ
るボールプランジャ12の先端が係合可能な位置に設け
られている。そして、一方の皿モミ凹部8iにボールプ
ランジャ12の先端が係合すると水平レバー5の位置に
吹き出し口8のスリ割り部8dが位置し、他方の皿モミ
凹部8iにボールプランジャ12の先端が係合すると水
平レバー5の位置に溝部8mの上方水平面8pが位置す
るように設定されており、使用者は皿モミ凹部8iとボ
ールプランジャ12の係合時のクリック感でその位置を
知ることができるように構成されている。更に、吹き出
し口8を回動させる際に、滑りを止めて回動させ易くす
るために、吹き出し口8の下方の外周にローレットカッ
ト8fを設けている。
【0014】上記吹き出し口8内の酸素ガスが流れる穴
の下端には、内部に発生した水滴を受ける受け部8sが
吹き出し口穴8aよりも下に設けられている。ドレン継
手9は、この受け部8sに通じるドレン継手穴8gに取
り付けられて、溜まった水を外部に排出する。
【0015】前述したようにボディー3に一方の端部が
回動可能に取り付けられている水平レバー5の他方の端
部には、図2及び図3に示すように、継リベット16に
て回動自在に鉛直レバー6が取り付けられている。この
鉛直レバー6の端部外周には切り欠き部6aが設けられ
ており、この切り欠き部6a内に水平レバー5に固定さ
れたストップピン20が位置し、切り欠き部6aの端部
がストップピン20に当接することにより、鉛直レバー
6の可動範囲を水平レバー5に対して約90度〜180
度の範囲に制限している。また、水平レバー5と鉛直レ
バー6にそれぞれ設けられたバネ掛け部19、18に引
張バネ17が架設されており、水平レバー5に対して鉛
直レバー6が約90度及び180度をなす状態を保持し
易くすると共に、鉛直レバー6の回動を引張バネ17の
力によりスムースに行うことができるように構成してい
る。更に、水平レバー5にはその中央に強度を高めるた
めのシボリが形成されており、また、鉛直レバー6はそ
の強度を高めるため断面がU字形をなすように屈曲され
た棒材で構成されている。本実施例においては、患者の
頭部等を保護するため、鉛直レバー6の屈曲した曲面側
が内側を向くように水平レバー5に取り付けられてい
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、軟質なフードを折り畳
み可能な支持体で支持しているので、フード及び支持体
の両方をそれぞれ折り畳んでコンパクトに収納・保管す
ることができ、更に持ち運びも容易に行うことができ
る。
【0017】また、フードは軟質材からなり、支持体は
金属等を用いて堅牢な構造となっているので、運搬中に
落としたりぶつけてしまうことがあっても破損すること
がない。
【0018】更に、支持体は棒状に畳むことができ、ま
た、フードもビニールシートのように畳むことができる
ので、極めて持ちやすく、組立・分解も容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る酸素テント用ヘッドボ
ックスを示す斜視図である。
【図2】図1に示す支持体を折り畳んだ状態を示す正面
図である。
【図3】図1に示す支持体のボディー周辺の構造を示す
断面図である。
【図4】図1及び図3に示すボディーの外観を示す斜視
図である。
【図5】図1及び図3に示す吹き出し口の外観を示す斜
視図である。
【図6】従来の酸素テント用ヘッドボックスを示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 フード 3 ボディー 4 レバー体 5 水平レバー 6 鉛直レバー 7 インレット 8 吹き出し口 9 ドレン継手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明で軟質なフードと、該フードを支え
    る折り畳み可能な支持体と、から構成され、該支持体に
    は、外部より酸素ガスを前記フード内に導入するための
    インレットと、該インレットから導入された酸素ガスを
    前記フード内に吹き出す吹き出し口と、該吹き出し口付
    近に生じる水滴を前記フードの外に排出するためのドレ
    ン継手とが設けられていることを特徴とする酸素テント
    用ヘッドボックス。
JP3163695A 1995-01-26 1995-01-26 酸素テント用ヘッドボックス Pending JPH08196579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163695A JPH08196579A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 酸素テント用ヘッドボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163695A JPH08196579A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 酸素テント用ヘッドボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08196579A true JPH08196579A (ja) 1996-08-06

Family

ID=12336707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3163695A Pending JPH08196579A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 酸素テント用ヘッドボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08196579A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015108A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Kozo Kojima 携帯組立て式酸素ルーム
JP2008279284A (ja) * 2008-08-26 2008-11-20 Kozo Kojima 組立て式酸素ルーム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015108A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Kozo Kojima 携帯組立て式酸素ルーム
JP2008279284A (ja) * 2008-08-26 2008-11-20 Kozo Kojima 組立て式酸素ルーム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2121056C (en) Cpr mannequin
US5437320A (en) Golf club protector
US5955099A (en) Cough drop sucker with cover
EP0214243A4 (en) ARRANGEMENT FOR TRACHEOTOMY.
US6892897B2 (en) Collapsible storage device with movable closure element
FR2720050A1 (fr) Dispositif pour la plongée sous-marine, masque et tuba, matériel compact.
US3209751A (en) Adjustable cap for medicinal dispensing device
JPH08196579A (ja) 酸素テント用ヘッドボックス
US5469842A (en) CPR face mask
US5181832A (en) Fan motor and air hose storage housing for portable spray paint guns
US6378581B1 (en) Hollow cage golf bag cover
CA2450505A1 (en) Fishing rod holder for ice fishing
USD414889S (en) Portable, totable repository for spent smoking materials
US5800158A (en) Outdoor open fire igniter
JPS621502B2 (ja)
JP2530673Y2 (ja) 方向指示具
JP4522593B2 (ja) ゴルフクラブケース
JPH0616889Y2 (ja) 折たたみヘルメット
JPH0117316Y2 (ja)
JPH07210Y2 (ja) 動力噴霧機の噴霧ホース取付構造
JP3908155B2 (ja) ホースリール
JPS6318457Y2 (ja)
JPH0884792A (ja) ゴルフバッグ
JPH08215338A (ja) 消火栓装置
US6145706A (en) Spraying flask and closure therefor