JPH0819611A - 気道陽圧式呼吸補助装置 - Google Patents

気道陽圧式呼吸補助装置

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JPH0819611A
JPH0819611A JP15347194A JP15347194A JPH0819611A JP H0819611 A JPH0819611 A JP H0819611A JP 15347194 A JP15347194 A JP 15347194A JP 15347194 A JP15347194 A JP 15347194A JP H0819611 A JPH0819611 A JP H0819611A
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pressure
respiratory
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respiratory cycle
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JP15347194A
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Takayuki Ishizaki
多嘉之 石崎
Sadakazu Matsubara
貞和 松原
Tsuguyasu Shimote
從容 下手
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】患者による装置の使用状況や、治療効果が容易
に把握できる呼吸補助装置等を提供することを目的とし
ている。 【構成】大気圧よりも高い圧縮空気を送出する圧縮空気
用の送風手段と、該送風手段の送出側に連結された導管
手段と、該導管手段の他端側に備えられたマスク手段と
を具備した呼吸補助装置であって、カレンダー手段と、
使用者の呼吸サイクルの少くとも一部に関する情報を検
出するための呼吸サイクル検出手段と、該呼吸サイクル
検出手段により検出された情報を記憶するための記憶手
段と、該記憶手段に記憶された情報の少なくとも一部を
取り出すための情報取出し手段とを具備することを特徴
とする気道陽圧式呼吸補助装置等を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大気空気を昇圧して鼻
マスクを介して鼻孔部に供給する気道陽圧式の呼吸補助
装置に関する。更に詳細には、睡眠時無呼吸症候群の治
療手段の好適なものとして、睡眠時に昇圧空気を鼻孔部
を通して呼吸気道内に送気し、気道内を持続的に陽圧に
維持して気道部の閉塞に起因する呼吸停止を防止するた
めの装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の非呼吸同調型の気道陽圧式呼吸補
助装置(CPAP装置とも言う)においては、呼気時に
おいても高い陽圧のままになっており呼気すなわち空気
の排出がしづらいという難点があった。また、これまで
に呼吸同調型の気道陽圧式呼吸補助装置も開発されてい
る。しかしこれらの気道陽圧式呼吸補助装置は、主とし
て患者が自宅で使用する場合が多く、それが夜間の睡眠
時に使用されるものであるために、装置の使用の実態,
患者の睡眠時の状態や治療効果を医師が正確に把握する
ことが非常に困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これまでの
気道陽圧式呼吸補助装置において問題点であった、装置
の使用の実態,患者の睡眠時の状態や治療効果を医師が
正確に把握すること容易に実施可能にした改善された気
道陽圧式呼吸補助装置を提供しようとするものである。
さらには患者の睡眠時の情報の解析を容易にしたものや
その解析結果を医師側に送信し医師から新処方を受信可
能にしたもの等のより改善された気道陽圧式呼吸補助装
置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、気道陽圧
式呼吸補助装置の使用の実態や患者の睡眠状態の正確な
把握を容易に実施可能にし、更には医師と患者間の連絡
を容易にすること等を目的として鋭意研究した結果、例
えばICカードや磁気カードの使用等が非常に有効であ
ることを見出だし、本発明に到達したものである。
【0005】即ち本発明は、大気圧よりも高い圧縮空気
を送出する圧縮空気用の送風手段と、該送風手段の送出
側に連結された導管手段と、該導管手段の他端側に備え
られたマスク手段とを具備した呼吸補助装置であって、
カレンダー手段と、使用者の呼吸サイクルの少くとも一
部に関する情報を検出するための呼吸サイクル検出手段
と、該呼吸サイクル検出手段により検出された情報を記
憶するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された情報
の少なくとも一部を取出すための情報取出し手段とを具
備することを特徴とする気道陽圧式呼吸補助装置を提供
するものである。
【0006】かかる本発明の装置には、該情報取出し手
段が、ICカード,磁気カードまたは光磁気デイスクを
用いたものである気道陽圧式呼吸補助装置が含まれる。
【0007】さらに上記した本発明の装置には、該呼吸
サイクルの少くとも一部に関する情報が、呼吸停止開始
時刻と呼吸停止時間,呼吸数および系内圧力変動パター
ンの少なくとも一種に関するものである気道陽圧式呼吸
補助装置が含まれる。
【0008】さらに上記した本発明の装置には、該情報
取出し手段が、外部解析手段によって解析することに使
用され得るものである気道陽圧式呼吸補助装置が含まれ
る。
【0009】また本発明は、大気圧よりも高い圧縮空気
を送出する圧縮空気用の送風手段と、該送風手段の送出
側に連結された導管手段と、該導管手段の他端側に備え
られたマスク手段とを具備した呼吸補助装置であって、
カレンダー手段と、使用者の呼吸サイクルの少くとも一
部に関する情報を検出するための呼吸サイクル検出手段
と、該呼吸サイクル検出手段により検出された情報を記
憶するための記憶手段と、必要に応じて該記憶手段に記
憶された情報を解析するための情報解析手段と、該記憶
手段により記憶された情報および/または該情報解析手
段により得られた解析結果を表示するための表示手段を
具備することを特徴とする気道陽圧式呼吸補助装置を提
供するものである。
【0010】さらに本発明は、大気圧よりも高い圧縮空
気を送出する圧縮空気用の送風手段と、該送風手段の送
出側に連結された導管手段と、該導管手段の他端側に備
えられたマスク手段とを具備した呼吸補助装置であっ
て、カレンダー手段と、使用者の呼吸サイクルの少くと
も一部に関する情報を検出するための呼吸サイクル検出
手段と、該呼吸サイクル検出手段により検出された情報
を記憶するための記憶手段と、必要に応じて該記憶手段
に記憶された情報を解析するための情報解析手段と、該
記憶手段により記憶された情報および/または該情報解
析手段により得られた解析結果を送信するための送信手
段を具備することを特徴とする気道陽圧式呼吸補助装置
をも提供する。
【0011】かかる本発明の装置には、更に、患者につ
いての処方圧力の変更値を受信するための受信手段を具
備したものが含まれる。
【0012】以下に、本発明の気道陽圧式呼吸補助装置
について、必要に応じて図面を用いながら更に詳細に説
明する。即ち、本発明の気道陽圧式呼吸補助装置は、使
用者の呼吸サイクルの少なくとも一部に関する情報を検
出するための呼吸サイクル検出手段と、カレンダー手段
と、呼吸サイクル検出手段によって検出された情報を記
憶するための情報記憶手段と、その記憶された情報の少
なくとも一部を必要に応じてカレンダーと共に取り出す
ための情報取出し手段とを備えたことを特徴とするもの
である。かかる情報取出し手段が医師に渡されてそこで
マイクロコンピュータ等の解析手段によって必要な解析
等がなされ、使用の実態,患者の睡眠時の状態や治療効
果を医師が正確に把握すること容易に実施できるように
なる。情報取出し手段の好ましい具体例としては、IC
カード,磁気カード,光磁気デイスク等が挙げられる。
使用者の呼吸サイクルの少なくとも一部に関する情報の
具体例としては、呼吸停止開始時刻,呼吸停止時間,呼
吸数,圧力変動パタ−ン等が挙げられる。
【0013】本発明の装置における送風手段の具体例と
しては、系内を例えば0〜300mmH2 Oの陽圧状態と
するためのブロワー,ファン等が挙げられる。マスク手
段としては、呼気が外部に排出出来るように小さな穴が
設けられたカバー手段で鼻のみを覆ったものからなり顔
面に密着し得るように固定バンドを有したものが挙げら
れる。呼吸サイクルの少なくとも一部に関する情報を検
出する呼吸サイクル検出手段の具体例としては、送風手
段からマスク手段に至る導管手段の途中の分岐菅に設け
られたダイヤフラム式の圧力センサーを含むものが挙げ
られる。尚この圧力センサーはリーク弁等の圧力調節手
段の上流側,下流側のどちらに接続されても良いが下流
側の方が好ましい。
【0014】また本発明の装置におけるカレンダー手段
の具体例としては、カレンダーIC等が挙げられる。検
出手段で検出された呼吸サイクルの少なくとも一部に関
する情報を記憶するための記憶手段の具体例としては、
RAM等が挙げられる。尚、この記憶手段と情報取出し
手段が、両方の機能を兼ね備えた1手段として用いられ
たものであってもよい。その具体例としてICカード等
が挙げられる。
【0015】本発明の装置における解析手段の具体例と
しては、マイクロプロセッサユニット(MPU)を含む
コンピュ−タ手段等が挙げられる。また呼吸サイクルの
少なくとも一部に関する情報や解析結果を表示するため
の表示手段の具体例としては、CRTやプリンター等が
挙げられる。
【0016】本発明の気道陽圧式呼吸補助装置は、好ま
しくは呼吸同調型として用いられるが、その場合の吸気
期間等を検出するための呼吸検出手段の具体例について
説明する。一般に呼吸補助装置を用いて空気供給を大気
圧から陽圧状態に切り替えた場合の人間の呼吸における
系内の圧力変動パターンを模式的に示すと、図1のよう
になる。即ち、呼気期間を大気圧に保ち吸気期間が開始
すると共に所定の流量の空気を気道に供給して陽圧状態
に切り替えた場合には、図1のように、呼気終了後であ
って吸気が開始する時点において、瞬間的に系内の圧
力が急激に低下しする現象が見られる。その後に吸気が
開始されると共に空気が供給されて陽圧状態になり始
め、吸気量が少なくなると共に系内の圧力が徐々に上昇
し、空気の供給量と吸気とのバランス上の部分から圧
力上昇率が低下する。吸気が終了し呼気に移行する直前
で瞬間的に呼吸休止状態になって系内の圧力が急激に
立ち上がる現象が認められる。尚、の後は陽圧状態が
解放され系内の圧力が低下していく場合を示している。
【0017】本発明の呼吸同調型の気道陽圧式呼吸補助
装置での呼吸検出手段の具体例としては、圧力検出手段
により系内の圧力(P)を測定し、圧力変化演算手段に
よりその系内の圧力(P)の時間に関する△P/△tを
算出することによって、系内の圧力が急激に低下する
の時点を吸気開始と検出するものが挙げられる。尚、そ
の際にリーク弁等の系内の圧力調節手段を制御手段によ
り制御して吸気開始に合わせて確実に空気の供給を始め
るようにすることが望ましい。即ち、△P/△tが予め
設定された所定の第1基準値よりも小さくなって系内の
圧力が急激に低下するが検出された時点でリーク弁を
閉じる等の圧力調節手段を制御してマスク手段に供給す
る空気流量を増加して処方圧力での吸気を確実に行わせ
るようにする。
【0018】かかる本発明の呼吸検出手段では、同様に
して△P/△tを算出することによって、系内の圧力が
急激に立ち上がる点の時点を実質上の吸気終了時と検
出する。尚、その際にはリーク弁等の系内の圧力調節手
段を制御して実質上呼気が開始される前に系内の圧力が
低下するようにすることが望ましい。即ち、△P/△t
が予め設定された所定の第2基準値よりも大きくなって
系内の圧力が急激に立ち上がるが検出された時点でリ
ーク弁を所定量だけ開く等の圧力調節手段を制御して系
内の圧力を低下させて呼気が容易にできるようにする。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて更に具体的に本発明の
装置について説明するが、本発明はこの実施例によって
なんら限定されるものではない。
【0020】図2に本発明の気道陽圧式呼吸補助装置の
ブロックダイヤグラムを示す。図2の装置では、圧縮空
気を送出する手段として直流ブラシレスモーターを動力
源とした送風ファン1を使用し、加湿器2,鼻マスク3
を通して患者4に圧縮空気を供給している。また医師に
よって設定された患者4に付与されるべき処方圧力は、
直流ブラシレスモーターに印加される電圧およびファン
1と加湿器2の間に設けられたボイスコイル型リークバ
ルブ5の開閉度によって決定される。このボイスコイル
型リークバルブ5の開閉度は、コイルに流す電流によっ
てコントロールされている。
【0021】さらに図2の装置は、加湿器2と鼻マスク
3の間に、系内の圧力の変動を検出するためのダイヤフ
ラム式圧力センサー6が設けられており、この圧力セン
サー6によって検出された圧力信号をオペアンプを含む
増幅器7等で、0〜250mmH2 O(ゲージ圧)の範囲
の圧力信号を0〜5Vの範囲の電気信号の変換し、10
0Hzのローパスフィルター8にて高周波ノイズをカッ
トした後、サンプルホ−ルド回路9においてデータをホ
ールドし、A/D変換器10で8ビットの分解能でA/
D変換して、得られたデータをマイクロコンピュータ手
段(MPU)11に取り込んでいる。
【0022】またこの装置では、MPUにおいて圧力の
変化を△P/△tで評価して吸気終了時を検出し、その
検出結果に基づいてリークバルブ5の開くことによっ
て、呼気時の系内の圧力を低下させることができ、呼吸
同調型の気道陽圧式呼吸補助装置として機能し得るもの
である。
【0023】かかる本発明の気道陽圧呼吸補助装置は、
圧力センサー6の検出信号に基づいて患者4の呼吸数を
カウントして磁気カードに記憶して取り出すことができ
るようにしたものである。即ち、患者4が呼吸をすると
通常導管内に図1に示すようなパターンの圧力変化が発
生するので、その圧力変化に対応した圧力センサー6の
検出信号を取り込んだMPU内では、処方圧力として設
定した圧力よりも20mmH2 Oだけ低い圧力をしきい値
として設定して、圧力センサー6で検出された導管内の
圧力がこのしきい値を越える毎に1呼吸としてカウント
する機能が備えられている。
【0024】また図2の気道陽圧呼吸補助装置では、患
者が使用し始めてから例えば5分間継続して呼吸有りと
の判断がなされた場合に、MPUにおける始動シーケン
スによって患者が装置の使用を開始したと判断して、そ
の使用開始時刻をカレンダーIC12によって認識し
て、時間と呼吸数がカウントされ、記憶手段(RAM)
15に記憶される。その後、例えば10秒間以上継続し
て呼吸を示す圧力変化(圧力センサー6で検出された導
管内の圧力がしきい値を越えること)が無いと判断され
た場合に、呼吸なしと認識し、その無呼吸の開始時刻,
無呼吸が続いた時間を記憶手段(RAM)15に記憶す
る。尚、呼吸が無いとの判断が例えば2分間続いた場合
には、装置の使用を中断したと判断して、始動シーケン
スの最初に戻って5分間継続した呼吸有りとの判断待ち
の状態で待機するようになっている。
【0025】装置の使用終了後に、無呼吸の開始時刻,
無呼吸が続いた時間を呼吸数と合わせて、インターフェ
ース13を介し、記憶手段(RAM)15の記憶内容を
磁気カードライター14によって磁気カードに記録す
る。尚、このようにして得られた磁気カードは、磁気カ
ードリーダでその内容が読み取られることによって、患
者によるその装置の使用状況や使用効果即ち治療効果が
医師等によって確認される。このようにして患者が睡眠
中に気道陽圧呼吸補助装置を使用して、無呼吸の発生を
できるだけ防止しながら、実際の無呼吸の発生状況も容
易に確認でき、現状の処方圧力が適正であるかの判断が
可能である。
【0026】図3は、本発明の気道陽圧式呼吸補助装置
の他の例についてのブロックダイヤグラムを示す。図3
の装置は、ファン1からカレンダーIC12まで、図2
のものとほぼ同様である。図3の装置では、圧力センサ
ー6によって検出された圧力波形がMPUに取り込まれ
て必要な処理が施された後、インターフェイス13を介
してICカードに記憶されるようになっている。また図
2の装置で示したように、図3の装置においても図2の
装置と同様にして、無呼吸の開始時刻,無呼吸が続いた
時間および呼吸数が検出される。検出された無呼吸の開
始時刻,無呼吸が続いた時間等は、圧力波形と共にIC
カードに記憶される。尚、このようにして得られたIC
カードは医師のもとへ運ばれて、インターフフェイスを
介して、例えばパーソナルコンピュータへ読み込まれ
て、医師がその波形等を解析して、治療効果等の診断を
行う。
【0027】図4は、本発明の気道陽圧式呼吸補助装置
の他の例についてのブロックダイヤグラムを示す。図4
の装置でも、ファン1からカレンダーIC12まで、図
2のものとほぼ同様である。図4の装置では、圧力セン
サー6によって検出された圧力波形がMPUに取り込ま
れて必要な処理が施された後、RSー232Cのインタ
ーフェースを介してパーソナルコンピュータ22に送ら
れる。尚、図4の装置においても図2の装置と同様にし
て、無呼吸の開始時刻,無呼吸が続いた時間および呼吸
数が検出され、検出された無呼吸の開始時刻,無呼吸が
続いた時間等は、圧力波形と共にパーソナルコンピュー
タ22に送られる。パーソナルコンピュータ22では、
送られてきたデータをRAMに書き込み、必要な処理を
行って表示手段としてのCRTに表示すると共に、必要
に応じてプリンター23によって圧力波形および無呼吸
に関する情報を打ち出すようにできる。
【0028】図5は、本発明の気道陽圧式呼吸補助装置
の他の例についてのブロックダイヤグラムを示す。図5
の装置でも、ファン1からカレンダーIC12まで、図
2のものとほぼ同様である。図5の装置では、圧力セン
サー6によって検出された圧力波形がMPUに取り込ま
れて必要な処理が施された後、必要に応じてRAM25
で記憶される。尚、図5の装置においても図2の装置と
同様にして、無呼吸の開始時刻,無呼吸が続いた時間お
よび呼吸数も検出され、必要に応じてRAM25で記憶
される。それらのデータは、RSー232Cのインター
フェースに接続されたモデム26を介して通信回線によ
って送信される。その送信されたデータは、モデム27
からRSー232Cのインターフェースを介して医師側
のパーソナルコンピュータ28に送られる。パーソナル
コンピュータ28では、必要な解析が行われて治療効果
の診断がなされる。また、医師がその解析結果から、処
方圧力等の処方の変更が必要であると判断した場合に、
パーソナルコンピュータ28にその旨を入力し通信回線
を使って、逆に患者側へ送信することが出来るようにし
ても良い。その場合には、変更された処方値等が表示で
きるCRT等をMPU11に接続する。
【0029】
【発明の効果】本発明の気道陽圧式呼吸補助装置によれ
ば、装置の使用の実態,患者の睡眠時の状態や治療効果
を医師が正確に把握すること容易に出来る。また場合に
よっては、患者の睡眠時の情報の解析が容易に実施で
き、あるいはその解析結果を医師側に送信し医師から新
処方を受信することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】大気圧から陽圧状態に切替えた場合の人間の呼
吸時の圧力変動パターンの例示。
【図2】本発明の呼吸補助装置の1実施態様に関するブ
ロックダイヤグラムの例示。
【図3】本発明の呼吸補助装置の他の実施態様に関する
ブロックダイヤグラムの例示。
【図4】本発明の呼吸補助装置の他の実施態様に関する
ブロックダイヤグラムの例示。
【図5】本発明の呼吸補助装置の他の実施態様に関する
ブロックダイヤグラムの例示。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気圧よりも高い圧縮空気を送出する圧
    縮空気用の送風手段と、該送風手段の送出側に連結され
    た導管手段と、該導管手段の他端側に備えられたマスク
    手段とを具備した呼吸補助装置であって、カレンダー手
    段と、使用者の呼吸サイクルの少くとも一部に関する情
    報を検出するための呼吸サイクル検出手段と、該呼吸サ
    イクル検出手段により検出された情報を記憶するための
    記憶手段と、該記憶手段に記憶された情報の少なくとも
    一部を取り出すための情報取出し手段とを具備すること
    を特徴とする気道陽圧式呼吸補助装置。
  2. 【請求項2】 該情報取出し手段が、ICカード,磁気
    カードまたは光磁気デイスクを用いたものであるである
    請求項1の気道陽圧式呼吸補助装置。
  3. 【請求項3】 該呼吸サイクルの少くとも一部に関する
    情報が、呼吸停止開始時刻と呼吸停止時間,呼吸数およ
    び系内圧力変動パターンの少なくとも一種に関するもの
    である請求項1または2の気道陽圧式呼吸補助装置。
  4. 【請求項4】 該情報取出し手段が、外部解析手段によ
    って解析することに使用され得るものである請求項1ま
    たは2の気道陽圧式呼吸補助装置。
  5. 【請求項5】 大気圧よりも高い圧縮空気を送出する圧
    縮空気用の送風手段と、該送風手段の送出側に連結され
    た導管手段と、該導管手段の他端側に備えられたマスク
    手段とを具備した呼吸補助装置であって、カレンダー手
    段と、使用者の呼吸サイクルの少くとも一部に関する情
    報を検出するための呼吸サイクル検出手段と、該呼吸サ
    イクル検出手段により検出された情報を記憶するための
    記憶手段と、必要に応じて該記憶手段に記憶された情報
    を解析するための情報解析手段と、該記憶手段により記
    憶された情報および/または該情報解析手段により得ら
    れた解析結果を表示するための表示手段を具備すること
    を特徴とする気道陽圧式呼吸補助装置。
  6. 【請求項6】 大気圧よりも高い圧縮空気を送出する圧
    縮空気用の送風手段と、該送風手段の送出側に連結され
    た導管手段と、該導管手段の他端側に備えられたマスク
    手段とを具備した呼吸補助装置であって、カレンダー手
    段と、使用者の呼吸サイクルの少くとも一部に関する情
    報を検出するための呼吸サイクル検出手段と、該呼吸サ
    イクル検出手段により検出された情報を記憶するための
    記憶手段と、必要に応じて該記憶手段に記憶された情報
    を解析するための情報解析手段と、該記憶手段により記
    憶された情報および/または該情報解析手段により得ら
    れた解析結果を送信するための送信手段を具備すること
    を特徴とする気道陽圧式呼吸補助装置。
  7. 【請求項7】 更に、患者についての処方圧力の変更値
    を受信するための受信手段を具備した請求項6の気道陽
    圧式呼吸補助装置。
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