JPH08194504A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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Publication number
JPH08194504A
JPH08194504A JP7004442A JP444295A JPH08194504A JP H08194504 A JPH08194504 A JP H08194504A JP 7004442 A JP7004442 A JP 7004442A JP 444295 A JP444295 A JP 444295A JP H08194504 A JPH08194504 A JP H08194504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access
user program
range
programmable controller
designated
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7004442A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kondo
達夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7004442A priority Critical patent/JPH08194504A/ja
Publication of JPH08194504A publication Critical patent/JPH08194504A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザープログラムの部分的な保秘、保護を可
能にしたプログラマブルコントローラを提供するにあ
る。 【構成】ユーザープログラム範囲指定手段7はユーザー
プログラム格納手段6に格納されているユーザープログ
ラムに対するアクセスを禁止すべき指定範囲を格納す
る。アクセス禁止手段8はプログラミング装置からのア
クセス禁止指令を受信したら、主処理手段5の制御の下
で、ユーザープログラム範囲指定手段7に格納されてい
る指定アドレス範囲をアクセス禁止にし、この禁止後ユ
ーザープログラムの書き込み又は読み出しがプログラミ
ング装置から指定された場合、書き込み又は読み出しが
指定されたアドレスが禁止範囲に該当するからどうかを
判定し、該当する場合にはアクセス禁止の返信を行い、
ユーザープログラムに対するアクセスを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラのRAMの
ようなメモリに書き込まれたユーザーのシーケンスプロ
グラム(ユーザープログラム)の内容の保秘、保護する
ための方法としては、プログラム全体に対しての書き込
みや読み出しの禁止・許可を可能にしたパスワードを用
いる方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のパスワードを用
いる方法は、部分的禁止や許可機能がなかったため、現
場で変更されたくない部分と、現場で調整して欲しい部
分を一つのユーザープログラムの中に混在させることが
できなかった。本発明は上記問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところはユーザープログラムの指
定部分に対する書き込み又は読み出し或いは両者を禁止
し、ユーザープログラムの部分的な保秘、保護を可能に
したプログラマブルコントローラを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、ユーザーが書き込んだユーザー
プログラムに対して単数若しくは複数の部分を指定する
ユーザープログラム範囲指定手段と、指定された範囲へ
の書き込み又は読み出し若しくは読み書きを禁止するア
クセス禁止手段と、アクセス禁止手段による禁止を解除
するアクセス許可手段とを有して成る。
【0005】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、ユーザープログラム範囲指定手段で指定される部
分がページ単位である。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、ユーザーが書き込ん
だユーザープログラムに対して単数若しくは複数の部分
を指定するユーザープログラム範囲指定手段と、指定さ
れた範囲への書き込み又は読み出し若しくは読み書きを
禁止するアクセス禁止手段と、アクセス禁止手段による
禁止を解除するアクセス許可手段とを有しているので、
ユーザーがユーザープログラムを設計する際、プログラ
マブルコントローラで制御される機器、設備が使用され
る現場において、ユーザープグラム中、変更して欲しく
ない部分の範囲をプログラミング装置2で指定すること
ができるため、部分的な保秘、保護が図れる上に、現場
で調整して欲しい部分との混在が可能となる。
【0007】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、ユーザープログラムに対する範囲指定をペー
ジ単位で行える。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は本発明のプログラムコントローラ1とプロ
グラミング装置2との構成を示しており、ユーザーのシ
ーケンスプログラム、つまりユーザープログラムのプロ
グラマブルコントローラ1への書き込み、読み出し及び
アクセス禁止部分の範囲指定、禁止、許可操作は接続ケ
ーブル3でプログラマブルコントローラ1に接続された
プログラミング装置2により行われる。
【0009】図1はプログラマブルコントローラ1内部
の機能ブロック図を示しており、通信手段4は、プログ
ラミング装置2より送られてくる指令(コマンド)を受
信するポートである。主処理手段5はプログラマブルコ
ントローラ1内部の制御の中核を為す部分であって、C
PU等により構成される。ユーザープログラム格納手段
6はRAMのような読み書き可能なメモリから構成さ
れ、プログラミング装置2より受信したユーザーのシー
ケンスプログラム、つまりユーザープログラムが格納さ
れる。
【0010】ユーザープログラム範囲指定手段7はユー
ザープログラム格納手段6に格納されているユーザープ
ログラムに対するアクセスを禁止すべき指定範囲を格納
するメモリ手段であり、その詳細構成を図3に示す。こ
こで格納されるのはプログラミング装置2からの指定さ
れたアクセス禁止範囲のスタートアドレスと、エンドア
ドレスであって、指定範囲が複数ある場合は、すべての
指定範囲を格納する。
【0011】アクセス禁止手段8はユーザープログラム
範囲指定手段7に格納されている指定範囲に対してアク
セスを禁止する手段であり、具体的にはプログラミング
装置2からのアクセス禁止指令を受信したら、主処理手
段5の制御の下で、ユーザープログラム範囲指定手段7
に格納されている指定アドレス範囲をアクセス禁止に
し、この禁止後ユーザープログラムの書き込み又は読み
出しがプログラミング装置2から指定された場合、その
書き込み又は読み出しが指定されたアドレスが禁止範囲
に該当するからどうかを判定し、該当する場合にはアク
セス禁止の返信を行ってユーザープログラムに対するア
クセスを禁止する。
【0012】アクセス許可手段9はプログラミング装置
2から許可指令を受信したら、アクセス禁止手段8の禁
止処理を解除するためのものである。図4は本実施例の
アクセス禁止の範囲指定、アクセス禁止、アクセス許可
の処理動作のフローチャートを示しており、このフロー
チャートに沿って処理動作を説明すると、ステップで
はプログラミング装置2よりアクセス禁止の範囲指定が
あるか否かの判定を行い、範囲指定があると、プログラ
マブルコントローラ1のユーザープログラム範囲指定手
段7は指定範囲のスタートアドレスとエンドアドレスを
ステップで格納する。ステップは指定された全ての
範囲のスタートアドレスとエンドアドレスとを格納した
かどうかの判定を行うステップで、このステップで全
ての範囲のスタートアドレスとエンドアドレスとが格納
されていないと判定された場合には、次の指定範囲の格
納処理をステップ、で行うのである。このようにし
て全ての指定範囲のスタートアドレスとエンドアドレス
の格納が終了すると、プログラミング装置2からのアク
セス禁止の指令の有無の判定をステップで行い、アク
セス禁止の指令があると、アクセス禁止手段8はユーザ
ープログラム範囲指定手段7に格納された指定範囲に対
してアクセス禁止を設定する(ステップ)。このアク
セス禁止はプログラミング装置2から許可指令があるま
で継続される。つまりステップで許可指令の有無の判
定を行い、許可指令がプログラミング装置2から送られ
てくると、アクセス許可手段9はアクセス禁止を解除す
る(ステップ)。
【0013】以上のように本実施例では、ユーザーがユ
ーザープログラムを設計する際、プログラマブルコント
ローラで制御される機器、設備が使用される現場におい
て、ユーザープグラム中、変更して欲しくない部分の範
囲をプログラミング装置2で指定することができるた
め、現場で調整して欲しい部分との混在が可能となる。 (実施例2)上記実施例1ではアクセス禁止範囲をスタ
ートアドレスと、エンドアドレスとで指定できるように
したものであるが、本実施例は、ユーザープログラム格
納手段6でのアドレス管理がページ単位である場合に対
応したものである。
【0014】尚プログラマブルコントローラ1内の構成
及びプログラマブルコントローラ1とプログラミング装
置2との関係は図1、図2と同じであるため、これら図
1、2を参照にして説明する。但しユーザープログラム
格納手段6のアドレス管理がページ単位であるため、ユ
ーザープログラム範囲指定手段7は実施例1のように指
定範囲のスタートアドレス、エンドアドレスを書き込む
のではなく、図6に示すようにページ単位毎に禁止、許
可のフラグを書き込む構成となっている。
【0015】図6は本実施例のアクセス禁止の範囲指
定、アクセス禁止、アクセス許可の処理動作のフローチ
ャートを示しており、このフローチャートに沿って処理
動作を説明すると、ステップではプログラミング装置
2よりアクセス禁止の範囲指定があるか否かの判定を行
い、範囲指定があると、プログラマブルコントローラ1
のユーザープログラム範囲指定手段7は指定されたペー
ジのテーブルに禁止フラグを立てる(ステップ)。全
ての指定されたページに対して禁止フラグを立てるのが
終了すると、プログラミング装置2からのアクセス禁止
の指令の有無の判定をステップで行い、アクセス禁止
の指令があると、アクセス禁止手段8はユーザープログ
ラム範囲指定手段7で禁止フラグを立てたページに対す
るアクセスの禁止を設定する(ステップ)。このアク
セス禁止はプログラミング装置2から許可指令があるま
で継続される。つまりステップで許可指令の有無の判
定を行い、許可指令がプログラミング装置2から送られ
てくると、アクセス許可手段9はアクセス禁止を解除す
る(ステップ)。
【0016】アクセス禁止の設定後、ユーザープログラ
ムに対して書き込み又は読み出しの指令がプログラミン
グ装置2から送られた来た場合、アクセス禁止手段8が
そのページに対してアクセス禁止のフラグが立てられて
いるかどうかを判定して禁止フラグが立てられている場
合にはアクセス禁止の返信を行い、ユーザープログラム
に対するアクセスを禁止する。
【0017】以上のように本実施例でも、ユーザーがユ
ーザープログラムを設計する際、プログラマブルコント
ローラで制御される機器、設備が使用される現場におい
て、ユーザープグラム中、変更して欲しくない部分の範
囲をプログラミング装置2で指定することができるた
め、現場で調整して欲しい部分との混在が可能となる。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は、ユーザーが書き込ん
だユーザープログラムに対して単数若しくは複数の部分
を指定するユーザープログラム範囲指定手段と、指定さ
れた範囲への書き込み又は読み出し若しくは読み書きを
禁止するアクセス禁止手段と、アクセス禁止手段による
禁止を解除するアクセス許可手段とを有しているので、
ユーザーがユーザープログラムを設計する際、プログラ
マブルコントローラで制御される機器、設備が使用され
る現場において、ユーザープグラム中、変更して欲しく
ない部分の範囲をプログラミング装置で指定することが
できるため、部分的な保秘、保護が図れる上に、現場で
調整して欲しい部分との混在が可能となり、その結果ユ
ーザープログラムの信頼性と柔軟性の同時向上が期待で
きるという効果がある。
【0019】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、ユーザープログラムに対する範囲指定をペー
ジ単位で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1、実施例2のプログラマブル
コントローラの構成図である。
【図2】同上のプログラマブルコントローラとプログラ
ミング装置との接続構成図である。
【図3】実施例1のユーザープログラム範囲指定手段の
構成説明図である。
【図4】同上の処理動作のフローチャートである。
【図5】実施例2のユーザープログラム範囲指定手段の
構成説明図である。
【図6】同上の処理動作のフローチャートである。
【符号の説明】 1 プログラマブルコントローラ 4 通信手段 5 主処理手段 6 ユーザープログラム格納手段 7 ユーザープログラム範囲指定手段 8 アクセス禁止手段 9 アクセス許可手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザーが書き込んだユーザープログラム
    に対して単数若しくは複数の部分を指定するユーザープ
    ログラム範囲指定手段と、指定された範囲への書き込み
    又は読み出し若しくは読み書きを禁止するアクセス禁止
    手段と、アクセス禁止手段による禁止を解除するアクセ
    ス許可手段とを有して成ることを特徴とするプログラマ
    ブルコントローラ。
  2. 【請求項2】ユーザープログラム範囲指定手段で指定さ
    れる部分がページ単位であることを特徴とする請求項1
    記載のプログラマブルコントローラ。
JP7004442A 1995-01-13 1995-01-13 プログラマブルコントローラ Withdrawn JPH08194504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7004442A JPH08194504A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 プログラマブルコントローラ

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JP7004442A JPH08194504A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 プログラマブルコントローラ

Publications (1)

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JPH08194504A true JPH08194504A (ja) 1996-07-30

Family

ID=11584328

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7004442A Withdrawn JPH08194504A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 プログラマブルコントローラ

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JP (1) JPH08194504A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001142654A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Melco Inc 外部記憶装置およびアクセス制御方法
JP2001514411A (ja) * 1997-08-28 2001-09-11 マイクロソフト コーポレイション 信頼できない実行可能コードに関するセキュリティ向上
US11080058B2 (en) * 2017-06-15 2021-08-03 Arm Limited Apparatus and method for controlling a change in instruction set

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JP2001142654A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Melco Inc 外部記憶装置およびアクセス制御方法
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A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402