JPH0819404A - ネクタイ止め - Google Patents

ネクタイ止め

Info

Publication number
JPH0819404A
JPH0819404A JP15366094A JP15366094A JPH0819404A JP H0819404 A JPH0819404 A JP H0819404A JP 15366094 A JP15366094 A JP 15366094A JP 15366094 A JP15366094 A JP 15366094A JP H0819404 A JPH0819404 A JP H0819404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie
chain
shirt
ring
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15366094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masasuke Kanetani
正祐 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP15366094A priority Critical patent/JPH0819404A/ja
Publication of JPH0819404A publication Critical patent/JPH0819404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネクタイ止めがネクタイの表面に表れず、特
定の多数人が揃いの制服を着用する場合にも不揃いな感
じを与えず、ネクタイの絵柄などの主要な部分が正面か
ら見えなくなるのを防止するネクタイを提供する。 【構成】 結んだネクタイの内側引き締め片をネクタイ
の裏の布輪に通し、この布輪に適宜の手段で鎖の一部を
取り付け、この鎖の他の一部を前記布輪の近傍に位置す
るワイシャツのボタン孔に通すとともに、ワイシャツの
いずれかのボタンに止めることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、結んだネクタイをワ
イシャツ側に止めるネクタイ止めに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のネクタイ止めには、金属製のネク
タイピン又はタイタックが知られている。ネクタイピン
は、結んだネクタイをバネの作用によりワイシャツとと
もに挟んでネクタイをワイシャツに止めるものである。
そして、ネクタイピンの表面側は種々の色の金属が使用
されたり、それらの金属のメッキが施されたり、あるい
は真珠,貝,石などの装飾品が固定されている。
【0003】また、タイタックは大きな頭部を有する針
をネクタイに刺し、ネクタイの裏に突き出た針先に所定
の座金を取り付けて覆い、座金に取り付けた鎖をワイシ
ャツのボタン孔に通し、前記鎖の端部に取り付けられて
いる金輪をワイシャツのボタンに止める(金輪にボタン
を通す)。そして、針の頭部には種々の色の金属,真
珠,貝,石などの装飾品が固定されている。ネクタイピ
ン及びタイタックともに装飾部分がネクタイの表面に表
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ネクタイピンやタイタ
ックは、個人の好みやネクタイの色,柄などによって種
々の装飾のものが使用されるので、例えば制服のよう
に、特定の多数者が同じ衣服とネクタイを着用するよう
な場合、各人のネクタイピンやタイタックが異なって不
揃いになったり、制服に合わなかったりすることが少な
くない。また、制服以外の衣服,ネクタイを着用する場
合であっても、ネクタイピンやタイタックは装飾部分が
表面に表れるので、その装飾部分によってネクタイの柄
などの主要な部分が見えなくなることも少なくない。
【0005】この発明の目的は、前述のように制服着用
の場合に不揃いになったり、あるいは、ネクタイの絵柄
などの主要な部分が見えなくなったりするのを防止する
ことができるネクタイ止めを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるネクタイ
止めは、前述の目的を達成するために以下のように構成
している。すなわち、この発明による第1のネクタイ止
めは、所定長さの鎖の両端部にワイシャツのボタンを通
す小輪具を有し、結んだネクタイの内側引き締め片と前
記鎖とをネクタイの裏に縫い付けられている布輪に通
し、前記各小輪具を、前記布輪の近傍に位置するワイシ
ャツのボタン孔の一つ又は二つにそれぞれ通すとともに
前記ワイシャツのいずれかのボタンの一つ又は二つにそ
れぞれ止めることを特徴としている。
【0007】この発明による第2のネクタイ止めは、所
定長さの鎖の両端部にワイシャツのボタンを通す小輪具
を有し、結んだネクタイの内側引き締め片を前記ネクタ
イの裏に縫い付けられている布輪に通し、二つ折り状に
した前記鎖のU字部を前記布輪へ通すとともにこのU字
部に前記各小輪具を通して当該鎖を前記布輪に取り付
け、前記布輪の近傍に位置するワイシャツのボタン孔の
一つ又は二つにそれぞれ通すとともに前記ワイシャツの
いずれかのボタンの一つ又は二つにそれぞれ止めること
を特徴としている。
【0008】この発明による第3のネクタイ止めは、所
定長さの鎖の一端部にはワイシャツのボタンを通す第1
の小輪具を有し、前記鎖の他端部には前記第1の小輪具
を通す第2の小輪具を有し、結んだネクタイの内側引き
締め片を前記ネクタイの裏に縫い付けられている布輪に
通し、前記布輪に前記鎖を通して前記第1の小輪具を前
記第2の小輪具に通すことにより前記鎖を前記布輪に取
り付け、前記第1の小輪具を、前記布輪の近傍に位置す
るワイシャツのボタン孔に通すとともに当該ワイシャツ
のいずれかのボタンに止めることを特徴としている。
【0009】この発明による第4のネクタイ止めは、所
定長さの鎖の一端部にワイシャツのボタンを通す小輪具
を有し、結んだネクタイの内側引き締め片と前記鎖とを
ネクタイの裏に縫い付けられている布輪に通し、前記鎖
の他端部を当該鎖の両端間の一箇所又は前記小輪具へフ
ック金具を介して連結することにより当該鎖を前記布輪
に取り付け、前記小輪具を、前記布輪の近傍に位置する
ワイシャツのボタン孔に通すとともに当該ワイシャツの
いずれかのボタンに止めることを特徴としている。
【0010】この発明による第5のネクタイ止めは、所
定長さの鎖の一端部にはワイシャツのボタンを通す小輪
具を有し、前記鎖の他端部には所定長さの二股状鎖を有
し、結んだネクタイの内側引き締め片をネクタイの裏に
縫い付けられている布輪に通し、前記二股状鎖の一方を
前記布輪に通すとともに、当該二股状鎖の両端部をフッ
ク金具を介して連結することにより当該二股状鎖を前記
布輪に取り付け、前記小輪具を、前記布輪の近傍に位置
するワイシャツのボタン孔に通すとともに当該ワイシャ
ツのいずれかのボタンに止めることを特徴としている。
【0011】この発明による第6のネクタイ止めは、所
定長さの二股状鎖の分岐部にはワイシャツのボタンを通
す小輪具を有し、結んだネクタイの内側引き締め片をネ
クタイの裏に縫い付けられている布輪に通し、前記二股
状鎖の一方を前記布輪に通すとともに、当該二股状鎖の
両端部をフック金具を介して連結することにより当該二
股状鎖を前記布輪に取り付け、前記小輪具を、前記布輪
の近傍に位置するワイシャツのボタン孔に通すとともに
当該ワイシャツのいずれかのボタンに止めることを特徴
としている。
【0012】この発明による第7のネクタイ止めは、所
定の長さの鎖による輪状部と、この輪状部へ連結鎖を介
して連結されたワイシャツのボタンを通す小輪具とから
なり、結んだネクタイの内側引き締め片をネクタイの裏
に縫い付けられている布輪に通し、二つ折り状にした前
記輪状部のU字部を前記布輪へ通すとともにこのU字部
に前記小輪具を通して当該輪状部を前記布輪に取り付
け、前記小輪具を、前記布輪の近傍に位置するワイシャ
ツのボタン孔に通すとともに当該ワイシャツのいずれか
のボタンに止めることを特徴としている。
【0013】この発明による第8のネクタイ止めは、所
定長さの鎖による輪状部と、この輪状部へ連結されたワ
イシャツのボタンを通す小輪具とからなり、結んだネク
タイの内側引き締め片をネクタイの裏に縫い付けられて
いる布輪に通し、二つ折り状にした前記輪状部のU字部
を前記布輪へ通すとともにこのU字部に前記小輪具を通
して当該輪状部を前記布輪に取り付け、前記小輪具を、
前記布輪の近傍に位置するワイシャツのボタン孔に通す
とともに当該ワイシャツのいずれかのボタンに止めるこ
とを特徴としている。
【0014】この発明による第9のネクタイ止めは、結
んだネクタイの内側引き締め片を通すための鎖の輪又は
平面任意形状の輪状体からなる輪具と、この輪具に連結
された安全ピンと、前記輪具に所定の長さの連結鎖を介
して連結されたワイシャツのボタンを通す小輪具とから
なることを特徴としている。
【0015】この発明による第10のネクタイ止めは、
結んだネクタイの内側引き締め片を通し得る安全ピン
と、この安全ピンに所定長さの連結鎖を介して連結され
たワイシャツのボタンを通す小輪具とからなることを特
徴としている。
【0016】前述のこの発明による第1〜第10のネク
タイ止めにおいて、前記小輪具は、金輪であっても、あ
るいは鎖の輪又は鎖を主体とする輪であっても実施する
ことができる。
【0017】前述の第9又は第10のネクタイ止めにお
いて、前記安全ピンは、少なくとも一部にほぼ同じ曲率
の円弧状の中空ガイドを有する平面任意形状の環状ベー
スを備え、前記中空ガイドは途中に途切れ部を介して断
続する第1収容部と第2収容部とからなり、前記中空ガ
イド内には、常時は前記第1収容部と第2収容部にまた
がって針先が第2収容部へ突入しかつ前記中空ガイドと
ほぼ同じ曲率を有する円弧状の針と、前記第1収容部内
に位置して前記針を常時第2収容部の方向へ付勢するば
ねとが設置され、前記第1収容部の外周部に周方向に沿
って形成された長孔と、前記針に固定されかつ前記長孔
から突出するストッパを兼ねるつまみとにより、針先が
前記第1収容部内に没入した状態から前記第2収容部へ
突入する状態までの範囲で前記針の作動が規制されてい
る構造であるのが好ましい。
【0018】この発明による第11のネクタイ止めは、
所定長さで全体として輪状に形成された鎖からなり、結
んだネクタイの内側引き締め片をネクタイの裏に縫い付
けられている布輪に通し、二つ折り状にした前記鎖の一
方のU字部を前記布輪へ通すとともにこのU字部に前記
鎖の他方のU字部を通して当該鎖の一部を前記布輪に取
り付け、前記鎖の他の一部を、前記布輪の近傍に位置す
るワイシャツのボタン孔に通すとともに当該ワイシャツ
のいずれかのボタンに少なくとも一回以上巻いて止める
ことを特徴としている。この第11のネクタイ止めにお
いて、前記記鎖は、イッポンの鎖自体を輪状に形成した
ものでも、あるいは一本の鎖の両端をフック金具を含む
連結金具によって連結したものであっても差し支えな
い。
【0019】
【作用】この発明による第1のネクタイ止めは、ネクタ
イの裏に縫い付けられている布輪に通した鎖は、その両
端の各小輪具を前記布輪の近傍に位置するワイシャツの
ボタン孔の一つ又は二つにそれぞれ通し、これを前記ワ
イシャツのいずれかのボタンの一つ又は二つにそれぞれ
止めると、ネクタイはワイシャツの方に引き付けられ、
独自にはあまり動かないようにワイシャツと連係された
状態になる。また、各小輪具をワイシャツのボタンから
外すことにより、鎖は容易にワイシャツ及びネクタイの
布輪から取り外すことができる。ネクタイ止めの主体で
ある鎖はネクタイの表面に表れないので、制服着用時に
各人のネクタイの部分が不揃いになることはなく、ま
た、ネクタイに図柄が表されている場合でも、その図柄
の一部が遮蔽されることはない。
【0020】この発明による第2のネクタイ止めは、ネ
クタイの裏に縫い付けられている布輪に取り付けられた
鎖は、当該鎖の両端部の各小輪具を前記布輪の近傍に位
置するワイシャツのボタン孔の一つ又は二つにそれぞれ
通し、これらを前記ワイシャツのいずれかのボタンの一
つ又は二つにそれぞれ止めると、ネクタイはワイシャツ
の方に引き付けられ、独自にはあまり動かないようにワ
イシャツと連係された状態になる。その他の作用は第1
のネクタイ止めとほぼ同様である。
【0021】この発明による第3のネクタイ止めは、ネ
クタイの裏に縫い付けられている布輪に取り付けた鎖の
第1の小輪具を、前記布輪の近傍に位置するワイシャツ
のボタン孔に通し、これを当該ワイシャツのいずれかの
ボタンに止めると、ネクタイはワイシャツの方に引き付
けられ、独自にはあまり動かないようにワイシャツと連
係された状態になる。前記第1小輪具をワイシャツのボ
タンから外すことにより、鎖は容易にワイシャツ及びネ
クタイの布輪から取り外すことができる。その他の作用
は第1のネクタイ止めとほぼ同様である。
【0022】この発明による第4のネクタイ止めは、ネ
クタイの裏に縫い付けられている布輪に取り付けた鎖の
一端の小輪具を、前記布輪の近傍に位置するワイシャツ
のボタン孔に通し、これを当該ワイシャツのいずれかの
ボタンに止めると、ネクタイはワイシャツの方に引き付
けられ、独自にはあまり動かないようにワイシャツと連
係された状態になる。前記小輪具をワイシャツのボタン
から外すことにより、鎖は容易にワイシャツ及びネクタ
イの布輪から取り外すことができる。その他の作用は第
3のネクタイ止めとほぼ同様である。
【0023】この発明による第5のネクタイ止めは、二
股状鎖をネクタイの裏の布輪に取り付け、鎖の端部の小
輪具を、布輪の近傍に位置するワイシャツのボタン孔に
通して、これを当該ワイシャツのいずれかのボタンに止
めると、ネクタイはワイシャツの方に引き付けられ、独
自にはあまり動かないようにワイシャツと連係された状
態になる。その他の作用は第4のネクタイ止めとほぼ同
様である。
【0024】この発明による第6のネクタイ止めの作用
は、第5のネクタイ止めの作用とほぼ同様である。
【0025】この発明による第7のネクタイ止めは、ネ
クタイの裏の布輪に鎖の輪状部を取り付け、この輪状部
と連結されている連結鎖端部の小輪具を、前記布輪の近
傍に位置するワイシャツのボタン孔に通し、これを当該
ワイシャツのいずれかのボタンに止めると、ネクタイは
連結鎖によってワイシャツの方に引き付けられ、独自に
はあまり動かないようにワイシャツと連係された状態に
なる。その他の作用は第5のネクタイ止めとほぼ同様で
ある。
【0026】この発明による第8のネクタイ止めは、鎖
の輪状部をネクタイの裏の布輪に通し、前記輪状部の連
結されている小輪具を、前記布輪の近傍に位置するワイ
シャツのボタン孔に通すとともに、当該ワイシャツのい
ずれかのボタンに止めると、ネクタイはワイシャツの方
に引き付けられ、独自にはあまり動かないようにワイシ
ャツと連係された状態になる。その他の作用は第5のネ
クタイ止めとほぼ同様である。
【0027】この発明による第9のネクタイ止めは、安
全ピンを結んだネクタイの表側片の裏面に止め、前記ネ
クタイの内側引き締め片を前記輪具に通し、前記連結鎖
の端部の小輪具を近傍のボタン孔に通し、前記小輪具を
ワイシャツのいずれかのボタンに止めると、ネクタイは
連結鎖によってワイシャツ側に引き付けられ、独自には
あまり動かないようにワイシャツと連係された状態にな
る。また、小輪具をボタンから外すとともに安全ピンを
ネクタイから取り外すと、ネクタイ止めは容易にネクタ
イ及びワイシャツから外すことができる。その他の作用
は第1のネクタイ止めとほぼ同様である。
【0028】この発明による第10のネクタイ止めは、
安全ピンを結んだネクタイの表片の裏面に止め、前記ネ
クタイの内側引き締め片を前記安全ピンに通し、連結鎖
の端部の小輪具を近傍のボタン孔に通し、前記小輪具を
ワイシャツのいずれかのボタンに止めると、ネクタイは
連結鎖によってワイシャツ側に引き付けられ、独自には
あまり動かないようにワイシャツと連係された状態にな
る。その他の作用は第9のネクタイ止めの作用とほぼ同
様である。
【0029】この発明による第11のネクタイ止めは、
輪状に形成された鎖の一部をネクタイの裏側の布輪に取
り付け、前記鎖の他の一部を、前記布輪の近傍に位置す
るワイシャツのボタン孔に通すとともに、これを当該ワ
イシャツのいずれかのボタンに少なくとも一回以上巻い
て止めると、ネクタイは前記鎖によってワイシャツ側に
引き付けられ、独自にはあまり動かないようにワイシャ
ツと連係された状態になる。また、前記鎖の他の一部を
前記ボタンから外すことにより、ネクタイ止めはネクタ
イ及びワイシャツから容易に取り外すことができる。そ
の他の作用は第1のネクタイ止めの作用とほぼ同様であ
る。
【0030】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明によるネ
クタイ止めの好ましい実施例を説明する。図1はこの発
明の請求項1に対応する実施例のネクタイ止めの部分平
面図、図2は図1のネクタイ止めの鎖を結んだネクタイ
の裏に取り付けた状態の部分背面図、図3は図1のネク
タイ止めによりネクタイをワイシャツに止めた状態の部
分側断面図、図4は図1のネクタイ止めによりネクタイ
をワイシャツに止めた他の状態の部分側断面図、図5は
この発明の請求項2に対応する実施例のネクタイ止めを
ネクタイの裏に取り付けた状態の部分背面図、図6はこ
の発明の請求項3に対応する実施例のネクタイ止めをネ
クタイの裏に取り付けた状態の部分背面図、図7はこの
発明の請求項4に対応する実施例のネクタイ止めの部分
平面図、図8は図7のネクタイ止めをネクタイの裏に取
り付けた状態の部分背面図、図9は図7のネクタイ止め
によりネクタイをワイシャツに止めた状態の部分側断面
図、図10は図7のネクタイ止めのフック金具の部分破
断平面図、図11は図7のネクタイ止めをネクタイの裏
に取り付けた状態の他の背面図、図12の(a)は図7
のネクタイ止めの変形例を示す部分平面図、同図(b)
は(a)のネクタイ止めをネクタイの裏面に取り付けた
状態の部分背面図、図13はこの発明の請求項5に対応
する実施例のネクタイ止めをネクタイの裏に取り付けた
状態の部分背面図、図14はこの発明の請求項6に対応
する実施例のネクタイ止めをネクタイの裏に取り付けた
状態の部分背面図、図15の(c)はこの発明の請求項
7に対応する実施例のネクタイ止めの部分平面図、同図
(d)は(c)のネクタイ止めをネクタイの裏に取り付
けた状態の部分背面図、図16はこの発明の請求項8に
対応する実施例のネクタイ止めの部分平面図、図17は
図16のネクタイ止めをネクタイの裏に取り付けた状態
の部分背面図、図18はこの発明の請求項13に対応す
る実施例のネクタイ止めの部分平面図、図19の(e)
はこの発明の請求項9に対応する実施例のネクタイ止め
の部分平面図、同図(f)は(e)のネクタイ止めをネ
クタイの裏に取り付けた状態の部分背面図、図20は図
19のネクタイ止めにおける安全ピンの一例を示す部分
破断平面図、図21はこの発明によるネクタイ止めの小
輪具の変形例を示す部分平面図、図22はこの発明によ
るネクタイ止めの小輪具の他の変形例を示す部分平面図
である。
【0031】図1〜図4のネクタイ止めは、多数の小さ
な輪を連結した適当な長さの鎖1と、この鎖1の両端部
に連結されたほぼ楕円形の金輪からなる小輪具2,2と
から構成され、各小輪具2は、後述のワイシャツのボタ
ンを通すのに必要かつ十分な大きさを有している。
【0032】図2及び図3のように、結ばれたネクタイ
3の表側片30の裏側にはほとんどの場合布輪32が縫
い付けられているので、ネクタイ3を結んだ後、この布
輪32にネクタイ3の内側引き締め片31と鎖1とを通
す。そして、図3のように、各小輪具2を前記布輪32
の近傍に位置するワイシャツ4のボタン孔41に通した
後、一方の小輪具2へ当該部位のボタン40を通してそ
の小輪具2を当該ボタン40に止め、鎖1を伸ばした状
態にして他方の小輪具2を同様な要領でその下のボタン
40に止める。小輪具2,2をボタン40,40に止め
た後、それらのボタン40,40をそれぞれのボタン孔
41に通して止める。
【0033】前述の要領でワイシャツ止めによりネクタ
イ3をワイシャツ4に止めると、ネクタイ3は鎖1によ
り輪具32の近傍のボタン孔41側(ワイシャツ4側)
に引き付けられるので、ネクタイ3はあまり動かない状
態でワイシャツ4と連係される。鎖1や小輪具2はネク
タイ3の表面に表れないので、多数かつ特定の者が同じ
制服と同じネクタイを着用していても不揃いにならずに
自然な感じで見え、また、制服の着用の場合以外でネク
タイに図柄模様が表されていても、その図柄模様が正面
からそのまま見える。ネクタイ止めを取り外すときは、
各小輪具2をそれぞれのボタン40から外せばよい。
【0034】各小輪具2のそれぞれは、前述のように同
じボタン孔41に通さずに、例えば図4のように、ネク
タイ3の布輪32の近傍の上下のボタン孔41,41へ
別々に通し、鎖1を伸ばした状態で各小輪具2を適当な
位置のボタン40に止めてもよい。小輪具2,2を図3
のように止めるか、あるいは図4のように止めるかは各
人の好みに応じて選択される。また、鎖1を伸ばした状
態で小輪具2,2をワイシャツ4の適当な位置のボタン
40に止めるので、小輪具2,2を止めるのにどの位置
のボタン40を選択するかは、専ら鎖1の長さによる。
またこのような理由から、ネクタイ3を前述の要領で止
める場合には、鎖1は最小限ワイシャツ4のボタン40
相互の間隔よりやや大きい長さを必要とすることにな
る。
【0035】図1のネクタイ止により、例えば図5のよ
うにネクタイ3を止めることができる。図5の例では、
結んだネクタイ2の内側引き締め片31をネクタイ3の
表側片30の布輪32に通し、二つ折り状にした前記鎖
1のU字部を前記布輪32へ通すとともに、このU字部
に前記各小輪具2,2を通し(以下「掛け結び状」と言
う。)て当該鎖1を前記布輪32に取り付け、前記各小
輪具2,2を、前述の各実施例とほぼ同様な要領でワイ
シャツのボタン孔に通すとともに、鎖1が伸びた状態に
なった位置のボタンに止める。図5の実施例のネクタイ
止めのその他の作用及び効果は前述の各実施例の場合と
ほぼ同様であるから、それらの説明は省略する。
【0036】図5のネクタイ止めは、前記実施例と同様
な鎖1と、鎖1の一端部へ連結された楕円形の金輪から
なる第1の小輪具20と、鎖1の他端部へ連結された楕
円形の金輪からなる第2の小輪具21とから構成されて
いる。第1の小輪具20は図2におけるワイシャツ4の
ボタン40を通すに必要かつ十分なサイズであり、第2
の小輪具21は第1の小輪具20を通すに必要かつ十分
なサイズである。図5のように、結んだネクタイ3の内
側引き締め片32を布輪32へ通すとともに、布輪32
へ鎖1を通し、さらに第2の小輪具21へ第1の小輪具
20を通して鎖1を布輪32に取り付ける。そして、図
示していないが、第1の小輪具20を、布輪32の近傍
に位置するワイシャツのボタン孔に通すとともに、当該
ワイシャツのいずれかのボタンにこ止める。この実施例
のネクタイ止めの作用や効果は前述の各実施例の場合と
ほぼ同様であるので、それらの説明は省略する。
【0037】図7の実施例のネクタイ止めは、前述の各
実施例と同様な適当長さの鎖1の一端部には図示しない
ワイシャツのボタンを通す小輪具2を連結し、鎖1の他
端部にはフック金具5を連結している。この実施例にお
けるフック金具5は、ばねによってフック部が閉じる構
造であって、少なくとも一部にほぼ同じ曲率の円弧状の
中空ガイド51を有する環状ベース50を備えている。
前記中空ガイド51は途中に途切れ部54を介して断続
する第1収容部52と第2収容部53とからなり、前記
中空ガイド51内には、常時は前記第1収容部と52第
2収容部53とにまたがって位置し、前記中空ガイド5
1とほぼ同じ曲率を有する円弧状の可動ピン55と、第
1収容部52内に挿入されて前記可動ピン55を常時第
2収容部53の方向へ付勢するばね56とが設置され、
第1収容部の外周部へ周方向に沿って形成された長孔5
7と、前記可動ピン55に固定されかつ前記長孔57か
ら突出するストッパを兼ねるつまみ58とにより、先端
が前記第1収容部52内に没入した後退状態から前記第
2収容部53へ突入する前進状態までの範囲で前記可動
ピンの作動が規制されている。したがって、つまみ58
を長孔57に沿って移動させることにより、可動ピンが
後退して前記途切れ部54が開く。
【0038】図7のネクタイ止めは、図8のように、ネ
クタイ3の内側引き締め片31と前記鎖1とをネクタイ
2の裏の布輪32に通し、前記鎖1の他端部を、当該鎖
1の両端間の一箇所へ前記フック金具5によって連結す
る(フック金具5を鎖1の輪に引っ掛ける)ことによ
り、当該鎖1を前記布輪32に取り付け、前記小輪具2
を、前記布輪32の近傍に位置する図示しないワイシャ
ツのボタン孔に通すとともに、鎖1を伸ばした状態で当
該ワイシャツのいずれかのボタンに止める。この実施例
のネクタイ止めの他の作用や効果は、前述した他の実施
例の場合とほぼ同様であるので、それらの説明は省略す
る。
【0039】図7のネクタイ止めにおいては、図11の
ように、ネクタイ3の布輪32に通した鎖1の他端部の
フック金具5を、小輪具2へ連結しても実施することが
できる。この例では、小輪具2を図示しないワイシャツ
のボタン孔に通すとき、フック金具5もそれに追随して
通されるほかは、図8で説明したネクタイ止めの要領と
ほぼ同様である。図7〜図11の実施例では、鎖1の端
部をその鎖1の両端部間の適当な位置に連結できる利点
がある。また、図7〜図11の実施例では、鎖1の端部
にフック金具5を設けることに代えて、そのフック金具
5を鎖1の両端の間に連結してもよい。ただし、この場
合には鎖1の端部を連結する鎖1の両端間の位置はフッ
ク金具5を連結した位置に限定される。
【0040】図7の実施例のネクタイ止めの構成に代え
て、例えば図12のように、鎖1の一端部へ小輪具2を
連結し、鎖1の他端部と鎖1の両端部の間との一方には
フック金具5を、他方にはフック金具5と連結される連
結環5a(又はフック金具5)をそれぞれ連結しても実
施することができる。この実施例のネクタイ止めは、図
12(b)のように、結んだネクタイ3の布輪32へ鎖
1を通した後、フック金具5と連結環5a(又はフック
金具)とを相互に連結する。ネクタイを止めるその後の
要領は、図8の場合とほぼ同様であるので説明を省略す
る。この実施例のネクタイ止めは、鎖1を構成する輪が
細径であってフック金具5とその輪が連結し難い場合に
特に有用である。
【0041】図13の実施例のネクタイ止めは、所定長
さの鎖1の一端部に図示しないワイシャツのボタンを通
す小輪具2を連結し、前記鎖1の他端部には所定長さの
二股状鎖10を連結するとともに、二股状鎖10の両端
部の一方にはフック金具5を、他端部には連結環5a
(又はフック金具5)をそれぞれ連結している。そし
て、結んだネクタイ3の内側引き締め片31と二股状鎖
10の一端とをネクタイ3の布輪32へ通し、二股状鎖
10の両端部を相互に連結して二股状鎖10とともに鎖
1をネクタイの布輪32へ取り付ける。その後のネクタ
イ3を止める要領は図8について説明した場合と同様で
ある。この実施例のネクタイ止めのその他の作用や効果
は、図7〜図8の場合とほぼ同様であるから、それらの
説明は省略する。なお、図13の例において、二股状鎖
10を構成する各輪が比較的大きくてフック金具5が当
該輪へ連結できる場合には、連結環5aは必ずしも必須
でない。
【0042】図14の実施例のネクタイ止めは、所定長
さの二股状鎖10の分岐部には図示しないワイシャツの
ボタンを通す小輪具2を設け、二股状鎖10の両端部の
一方にはフック金具5を、他端部には連結環5a(又は
フック金具)をそれぞれ設けたものである。この実施例
のネクタイ止めは、結んだネクタイ3の内側引き締め片
31と鎖10の一方とをネクタイ3の布輪32に通し、
この状態で二股状鎖10の両端部をフック金具5を介し
て連結することにより、当該二股状鎖10を前記布輪に
取り付ける。その後のネクタイを止める要領、及びその
作用並びに効果などは図8で説明した場合とほぼ同様で
あるので説明を省略する。この実施例においても、鎖1
0の各輪がフック金具5と連結できる程度に大きけれ
ば、前記連結環5aは不要である。
【0043】図15の実施例のネクタイ止めは、所定の
長さの鎖による輪状部11と、この輪状部11へ所定長
さの連結鎖12を介して連結された小輪具2とか構成さ
れ、結んだネクタイ3の布輪32に前記輪状部11を掛
け結び状に取り付けようにしたものである。その後のネ
クタイを止める要領は、及びその作用並びに効果などは
図8で説明した場合とほぼ同様であるので説明を省略す
る。
【0044】図16及び図17の実施例のネクタイ止め
は、所定長さの鎖による輪状部11と、この輪状部11
へ連結された小輪具2とから構成されており、結んだネ
クタイ3の布環32へ前記輪状部11を掛け結び状に取
り付けるようにしたものである。その後のネクタイを止
める要領は、及びその作用並びに効果などは図8で説明
した場合とほぼ同様であるので説明を省略する。なお、
図15〜図17の実施例において、輪状部11は一本の
鎖の両端部を図示しないフック金具を介して連結するこ
とによって構成してもよい。
【0045】図16の実施例のネクタイ止めは、その小
輪具2を省略し、例えば図18のように図16における
輪状部11を所定長さで全体として輪状に形成された鎖
13に代え、図17の場合と同様に、結んだネクタイ3
の布輪32へ輪状の鎖13の一部を掛け結び状に取り付
け、前記鎖13の他の一部を、前記布輪13の近傍に位
置する図示しないワイシャツのボタン孔に通すととも
に、当該ワイシャツのいずれかのボタンに少なくとも一
回以上巻いて止めるように構成したものである。ネクタ
イ止めを外すときは、前記鎖13を前記ボタンから解い
て外せばよい。この図18のネクタイ止めにおいて、前
記記鎖13は、前述のように一本の鎖自体を輪状に形成
したものでも、あるいは一本の鎖の両端を図示しないフ
ック金具により連結したものであっても差し支えない。
この実施例のネクタイ止めの他の作用及び効果は、図1
6及び図17の実施例の場合とほぼ同様であるのでそれ
らの説明は省略する。
【0046】図19の実施例のネクタイ止めは、ネクタ
イの裏側に前述の各実施例のような布環32が無い場合
に適するもので、結んだネクタイ3の内側引き締め片3
1を通すための鎖の輪又は平面任意形状の輪状体からな
る輪具14と、この輪具14に連結された安全ピン6
と、前記輪具14に所定の長さの連結鎖12を介して連
結された図示しないワイシャツのボタンを通す小輪具2
とから構成されている。
【0047】前記安全ピン6は既存のものでも使用でき
るが、例えば図20のように構成されているのが好まし
い。図20の安全ピン6は、少なくとも一部にほぼ同じ
曲率の円弧状の中空ガイド61を有する平面任意形状の
環状ベース60を備え、前記中空ガイド61は途中に途
切れ部64を介して断続する第1収容部62と第2収容
部63とから構成されている。そして、前記中空ガイド
内には、常時は前記第1収容部62と第2収容部63に
またがって針先が第2収容部63へ突入し、かつ前記中
空ガイド61とほぼ同じ曲率を有する円弧状の針65
と、前記第1収容部62内に位置して前記針65を常時
第2収容部63の方向へ付勢するばね66とが設置され
ている。また、前記針65は、前記第1収容部62の外
周部に周方向に沿って形成された長孔67と、前記針6
5に固定されかつ前記長孔67から突出するストッパを
兼ねたつまみ68とにより、針先が前記第1収容部内6
2に没入する後退状態から前記第2収容部63へ突入す
る前進状態までの範囲でその作動が規制されるように構
成されている。したがって、つまみ68を針65の後退
方向へ操作することによってガイド61の途切れ部64
が開くので、開いた状態で前記途切れ部64へ布などの
突き刺し対象物を案内し、つまみ68を手から離すと針
65の先が第2収容部63へ突入すべく作動するので、
針65が対象物に刺さってその対象物に安全ピン6が取
り付けられる。なを、符号69は連結鎖12を連結する
ための金輪である。
【0048】図19のネクタイ止めは、結んだネクタイ
3の表側片30の裏面に安全ピン6を止め、前記ネクタ
イ3の内側引き締め片31を輪具14に通し、前記連結
鎖12の端部の小輪具2を近傍の図示しないワイシャツ
のボタン孔に通し、前記小輪具2を図示しないワイシャ
ツのいずれかのボタンに止めると、ネクタイ2は連結鎖
12によってワイシャツ側に引き付けられ、独自にはあ
まり動かないようにワイシャツと連係された状態にな
る。また、小輪具2を前記ボタンから外すとともに安全
ピン6をネクタイ3から取り外すと、ネクタイ止めは容
易にネクタイ3及びワイシャツから外すことができる。
その他の作用及び効果は、17の実施例の場合とほぼ同
様であるのでそれらの説明は省略する。
【0049】図19のネクタイ止めにおいて、輪具14
は図のように鎖を輪状に連結したものでも、あるいは、
金属その他の材料からなる平面任意形状の輪状体でも差
し支えない。また、安全ピン6の環状ベース60のサイ
ズが結んだネクタイ3の内側引き締め片31を通し得る
程度に大きければ、輪具14を省き、安全ピン6へ連結
鎖12を直接連結し、その連結鎖12の端部に小輪具2
を連結しても実施することができる。この場合には、結
んだネクタイ3の表側片30の裏面に安全ピン6を止
め、前記ネクタイ3の内側引き締め片31を前記安全ピ
ン6に通し、その後は図19の場合と同様な要領でネク
タイ3を止める。この場合の作用及び効果は、図19の
実施例の場合とほぼ同様である。
【0050】前述のこの発明によるネクタイ止めの各実
施例のうち、図18の実施例の除く実施例における小輪
具2は、それらの実施例のように金輪であっても、ある
いは図21のように鎖の輪であっても、あるいはフック
金具5を介した連結によって鎖1の端部に形成された輪
であっても差し支えない。
【0051】
【発明の効果】この発明のネクタイ止めによれば、ネク
タイ止めがネクタイの表面に表れないようにワイシャツ
にネクタイを止めることができるので、特定の多数人が
揃いの制服を着用する場合にも不揃いな感じになる恐れ
がないとともに、ネクタイの絵柄などの主要な部分が正
面から見えなくなるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の請求項1に対応する実施例のネクタ
イ止めの部分平面図である。
【図2】図1のネクタイ止めの鎖を結んだネクタイの裏
に取り付けた状態の部分背面図である。
【図3】図1のネクタイ止めによりネクタイをワイシャ
ツに止めた状態の部分側断面図である。
【図4】図1のネクタイ止めによりネクタイをワイシャ
ツに止めた他の状態の部分側断面図である。
【図5】この発明の請求項2に対応する実施例のネクタ
イ止めをネクタイの裏に取り付けた状態の部分背面図で
ある。
【図6】この発明の請求項3に対応する実施例のネクタ
イ止めをネクタイの裏に取り付けた状態の部分背面図で
ある。
【図7】この発明の請求項4に対応する実施例のネクタ
イ止めの部分平面図である。
【図8】図7のネクタイ止めをネクタイの裏に取り付け
た状態の部分背面図である。
【図9】図7のネクタイ止めによりネクタイをワイシャ
ツに止めた状態の部分側断面図である。
【図10】図7のネクタイ止めのフック金具の部分破断
平面図である。
【図11】図7のネクタイ止めをネクタイの裏に取り付
けた状態の他の背面図である。
【図12】(a)は図7のネクタイ止めの変形例を示す
部分平面図、(b)は(a)のネクタイ止めをネクタイ
の裏面に取り付けた状態の部分背面図である。
【図13】この発明の請求項5に対応する実施例のネク
タイ止めをネクタイの裏に取り付けた状態の部分背面図
である。
【図14】この発明の請求項6に対応する実施例のネク
タイ止めをネクタイの裏に取り付けた状態の部分背面図
である。
【図15】(c)はこの発明の請求項7に対応する実施
例のネクタイ止めの部分平面図、(d)は(c)のネク
タイ止めをネクタイの裏に取り付けた状態の部分背面図
である。
【図16】この発明の請求項8に対応する実施例のネク
タイ止めの部分平面図である。
【図17】図16のネクタイ止めをネクタイの裏に取り
付けた状態の部分背面図である。
【図18】この発明の請求項13に対応する実施例のネ
クタイ止めの部分平面図である。
【図19】(e)はこの発明の請求項9に対応する実施
例のネクタイ止めの部分平面図、(f)は(e)のネク
タイ止めをネクタイの裏に取り付けた状態の部分背面図
である。
【図20】図19のネクタイ止めにおける安全ピンの一
例を示す部分破断平面図である。
【図21】この発明によるネクタイ止めの小輪具の変形
例を示す部分平面図である。
【図22】この発明によるネクタイ止めの小輪具の他の
変形例を示す部分平面図である。
【符号の説明】
1 鎖 10 二股状鎖 11 輪状部 12 連結鎖 13 輪状の鎖 2 小輪具 20 第1の小輪具 21 第2の小輪具 3 ネクタイ 30 表側片 31 内側締め付け片 32 布輪 4 ワイシャツ 40 ボタン 41 ボタン孔 5 フック金具 5a 連結環 50 環状ベース 51 中空ガイド 52 第1収容部 53 第2収容部 54 途切れ部 55 ピン 56 ばね 57 長孔 58 つまみ 6 安全ピン 60 環状ベース 61 中空ガイド 62 第1収容部 63 第2収容部 64 途切れ部 65 針 66 ばね 67 長孔 68 つまみ 69 金輪

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さの鎖の両端部にワイシャツのボ
    タンを通す小輪具を有し、結んだネクタイの内側引き締
    め片と前記鎖とをネクタイの裏に縫い付けられている布
    輪に通し、前記各小輪具を、前記布輪の近傍に位置する
    ワイシャツのボタン孔の一つ又は二つにそれぞれ通すと
    ともに前記ワイシャツのいずれかのボタンの一つ又は二
    つにそれぞれ止めることを特徴とする、ネクタイ止め。
  2. 【請求項2】 所定長さの鎖の両端部にワイシャツのボ
    タンを通す小輪具を有し、結んだネクタイの内側引き締
    め片を前記ネクタイの裏に縫い付けられている布輪に通
    し、二つ折り状にした前記鎖のU字部を前記布輪へ通す
    とともにこのU字部に前記各小輪具を通して当該鎖を前
    記布輪に取り付け、前記各小輪具を、前記布輪の近傍に
    位置するワイシャツのボタン孔の一つ又は二つにそれぞ
    れ通すとともに前記ワイシャツのいずれかのボタンの一
    つ又は二つにそれぞれ止めることを特徴とする、ネクタ
    イ止め。
  3. 【請求項3】 所定長さの鎖の一端部にはワイシャツの
    ボタンを通す第1の小輪具を有し、前記鎖の他端部には
    前記第1の小輪具を通す第2の小輪具を有し、結んだネ
    クタイの内側引き締め片を前記ネクタイの裏に縫い付け
    られている布輪に通し、前記布輪に前記鎖を通して前記
    第1の小輪具を前記第2の小輪具に通すことにより前記
    鎖を前記布輪に取り付け、前記第1の小輪具を、前記布
    輪の近傍に位置するワイシャツのボタン孔に通すととも
    に当該ワイシャツのいずれかのボタンに止めることを特
    徴とする、ネクタイ止め。
  4. 【請求項4】 所定長さの鎖の一端部にワイシャツのボ
    タンを通す小輪具を有し、結んだネクタイの内側引き締
    め片と前記鎖とをネクタイの裏に縫い付けられている布
    輪に通し、前記鎖の他端部を当該鎖の両端間の一箇所又
    は前記小輪具へフック金具を介して連結することにより
    当該鎖を前記布輪に取り付け、前記小輪具を、前記布輪
    の近傍に位置するワイシャツのボタン孔に通すとともに
    当該ワイシャツのいずれかのボタンに止めることを特徴
    とする、ネクタイ止め。
  5. 【請求項5】 所定長さの鎖の一端部にはワイシャツの
    ボタンを通す小輪具を有し、前記鎖の他端部には所定長
    さの二股状鎖を有し、結んだネクタイの内側引き締め片
    をネクタイの裏に縫い付けられている布輪に通し、前記
    二股状鎖の一方を前記布輪に通すとともに、当該二股状
    鎖の両端部をフック金具を介して連結することにより当
    該二股状鎖を前記布輪に取り付け、前記小輪具を、前記
    布輪の近傍に位置するワイシャツのボタン孔に通すとと
    もに当該ワイシャツのいずれかのボタンに止めることを
    特徴とする、ネクタイ止め。
  6. 【請求項6】 所定長さの二股状鎖の分岐部にはワイシ
    ャツのボタンを通す小輪具を有し、結んだネクタイの内
    側引き締め片をネクタイの裏に縫い付けられている布輪
    に通し、前記二股状鎖の一方を前記布輪に通すととも
    に、当該二股状鎖の両端部をフック金具を介して連結す
    ることにより当該二股状鎖を前記布輪に取り付け、前記
    小輪具を、前記布輪の近傍に位置するワイシャツのボタ
    ン孔に通すとともに当該ワイシャツのいずれかのボタン
    に止めることを特徴とする、ネクタイ止め。
  7. 【請求項7】 所定の長さの鎖による輪状部と、この輪
    状部へ連結鎖を介して連結されたワイシャツのボタンを
    通す小輪具とからなり、結んだネクタイの内側引き締め
    片をネクタイの裏に縫い付けられている布輪に通し、二
    つ折り状にした前記輪状部のU字部を前記布輪へ通すと
    ともにこのU字部に前記小輪具を通して当該輪状部を前
    記布輪に取り付け、前記小輪具を、前記布輪の近傍に位
    置するワイシャツのボタン孔に通すとともに当該ワイシ
    ャツのいずれかのボタンに止めることを特徴とする、ネ
    クタイ止め。
  8. 【請求項8】 所定長さの鎖による輪状部と、この輪状
    部へ連結されたワイシャツのボタンを通す小輪具とから
    なり、結んだネクタイの内側引き締め片をネクタイの裏
    に縫い付けられている布輪に通し、二つ折り状にした前
    記輪状部のU字部を前記布輪へ通すとともにこのU字部
    に前記小輪具を通して当該輪状部を前記布輪に取り付
    け、前記小輪具を、前記布輪の近傍に位置するワイシャ
    ツのボタン孔に通すとともに当該ワイシャツのいずれか
    のボタンに止めることを特徴とする、ネクタイ止め。
  9. 【請求項9】 結んだネクタイの内側引き締め片を通す
    ための鎖の輪又は平面任意形状の輪状体からなる輪具
    と、この輪具に連結された安全ピンと、前記輪具に所定
    の長さの連結鎖を介して連結されたワイシャツのボタン
    を通す小輪具とからなることを特徴とする、ネクタイ止
    め。
  10. 【請求項10】 結んだネクタイの内側引き締め片を通
    し得る安全ピンと、この安全ピンに所定長さの連結鎖を
    介して連結されたワイシャツのボタンを通す小輪具とか
    らなることを特徴とする、ネクタイ止め。
  11. 【請求項11】 前記小輪具は、金輪,鎖又は鎖を主体
    とする輪である、請求項1〜10のいずれかに記載のネ
    クタイ止め。
  12. 【請求項12】 前記安全ピンは、少なくとも一部にほ
    ぼ同じ曲率の円弧状の中空ガイドを有する平面任意形状
    の環状ベースを備え、前記中空ガイドは途中に途切れ部
    を介して断続する第1収容部と第2収容部とからなり、
    前記中空ガイド内には、常時は前記第1収容部と第2収
    容部にまたがって針先が第2収容部へ突入しかつ前記中
    空ガイドとほぼ同じ曲率を有する円弧状の針と、前記第
    1収容部内に位置して前記針を常時第2収容部の方向へ
    付勢するばねとが設置され、前記第1収容部の外周部に
    周方向に沿って形成された長孔と、前記針に固定されか
    つ前記長孔から突出するストッパを兼ねるつまみとによ
    り、針先が前記第1収容部内に没入した状態から前記第
    2収容部へ突入する状態までの範囲で前記針の作動が規
    制されていることを特徴とする、請求項9又は10に記
    載のネクタイ止め。
  13. 【請求項13】 所定長さで全体として輪状に形成され
    た鎖からなり、結んだネクタイの内側引き締め片をネク
    タイの裏に縫い付けられている布輪に通し、二つ折り状
    にした前記鎖の一方のU字部を前記布輪へ通すとともに
    このU字部に前記鎖の他方のU字部を通して当該鎖の一
    部を前記布輪に取り付け、前記鎖の他の一部を、前記布
    輪の近傍に位置するワイシャツのボタン孔に通すととも
    に当該ワイシャツのいずれかのボタンに少なくとも一回
    以上巻いて止めることを特徴とする、ネクタイ止め。
  14. 【請求項14】 前記鎖は、一本の鎖の両端をフック金
    具を含む連結金具によって連結したものである、請求項
    12に記載のネクタイ止め。
JP15366094A 1994-07-05 1994-07-05 ネクタイ止め Pending JPH0819404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15366094A JPH0819404A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 ネクタイ止め

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15366094A JPH0819404A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 ネクタイ止め

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0819404A true JPH0819404A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15567401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15366094A Pending JPH0819404A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 ネクタイ止め

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0819404A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021005427A1 (fr) * 2019-07-10 2021-01-14 Sandrine Thibaud Dispositif et procédé d'attache d'une étoffe vestimentaire
FR3098378A1 (fr) * 2019-07-10 2021-01-15 Sandrine Thibaud Dispositif et procédé d’attache d’une étoffe vestimentaire

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021005427A1 (fr) * 2019-07-10 2021-01-14 Sandrine Thibaud Dispositif et procédé d'attache d'une étoffe vestimentaire
FR3098378A1 (fr) * 2019-07-10 2021-01-15 Sandrine Thibaud Dispositif et procédé d’attache d’une étoffe vestimentaire
CN114286630A (zh) * 2019-07-10 2022-04-05 桑德里娜·蒂博 用于附接服饰织物的附接装置和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9009866B2 (en) Convertible garment cuff
US6339848B1 (en) Belt sleeve system and method
US6070434A (en) Ornamental neckpiece
US3112491A (en) Connection devices for garments
US7512994B2 (en) Shirts having neck size adjusting function
US5560045A (en) Multi-purpose apparatus braces/suspenders and methods of their use
US5165112A (en) Necktie
US5535448A (en) Leg ornamentation device
US4000522A (en) Shirt collar strap
JPH09501472A (ja) 衣料品に関する改良
US20110271715A1 (en) Removable Securable Interchangeable Clothing Button Jeweled System
US20080271223A1 (en) Combination of an undershirt and a four-cornered garment with fringes
US8713713B2 (en) Necktie assembly
US20140352029A1 (en) Simulated Necktie Knot Device
JPH0819404A (ja) ネクタイ止め
US2270521A (en) Neckerchief
US2481367A (en) Necktie
USRE30701E (en) Button locking device
JP2009275307A (ja) リュックサック兼用ジャンパーおよびジャンパーを転用したリュックサック
US20050191438A1 (en) Attachable and removable pompon structure
US2500985A (en) Collar fastening device
US2243742A (en) Complementary supporting or attaching means for ornaments
US4052771A (en) Cuff linking device
US20180116347A1 (en) Extension link for coupling an unbuttoned button with a buttonhole
US20060288541A1 (en) Pseudo-cufflink accessory for garment