JPH0819332A - 花束収納器およびその展示装置 - Google Patents

花束収納器およびその展示装置

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JPH0819332A
JPH0819332A JP6157072A JP15707294A JPH0819332A JP H0819332 A JPH0819332 A JP H0819332A JP 6157072 A JP6157072 A JP 6157072A JP 15707294 A JP15707294 A JP 15707294A JP H0819332 A JPH0819332 A JP H0819332A
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JP
Japan
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bouquet
cylinder
flower
container
bunch
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JP6157072A
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Inventor
Katsumitsu Kinoshita
勝光 木下
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Fukutomi Kinzoku Kk
Original Assignee
Fukutomi Kinzoku Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 花や葉を傷つけず、萎らせることなく、手軽
に花束を持ち歩くことを可能にした花束収納器とその展
示装置を提供する。 【構成】 花束収納器は、水溜筒5と保護筒6とからな
り、保護筒6の外周面に通気孔8が形成されている。水
溜筒5により花に水分を供給し、保護筒6で花を保護す
ることができるため、長時間に渡って花束を瑞々しい状
態に保持することができる。展示装置121は、支柱1
03の径外方向に支持アーム110が延び、周方向に環
状ワイヤ123a、124bが固定される。環状ワイヤ
123bには、傾斜アーム124a、124bが固定さ
れ、この傾斜アーム124a、124bの先端に受けリ
ング125が形成される。展示装置121によると、大
リング125aと小リング125bとで花束収納器を安
定して保持し、支柱103の周囲のスペースに花束を効
率よく展示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、花束の包装容器として
用いて好適な花束収納器およびその展示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、花束を包装する際には、適当な
長さに葉や茎を切りそろえ、花を上方に覗かせるように
花束を包装紙で包む。包装紙には、例えば紙やセロハン
等が用いられ、花束の装飾効果を高めるためにリボン等
を添える場合もある。花束を持ち歩く者は、例えば、包
装紙で包んだ花束の下端を持って胸元に抱えるなどして
花や葉が傷むの防いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに包装紙に花束を包んで持ち歩くと、人や物に触れて
花や葉が押しつぶされやすい。また、花束を包装紙で包
んだまま長時間放っておくと、水不足等で花が萎れやす
いものである。また、花を生けるときに、花束に見合っ
た適当な大きさの花瓶を用意して、水等を与えることが
必要で、花瓶等が見つからない場合には花を水不足で枯
らしてしまう場合もある。
【0004】本発明は、このような現状に鑑みなされた
もので、第1の目的は、花や葉を傷つけず、萎らせるこ
となく、手軽に花束を持ち歩くことを可能にした花束収
納器を提供することを目的とする。また、本発明の第2
の目的は、小スペースに花束を効率よく、かつ美しく飾
るための展示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】そのために本発明第1
発明による花束収納器は、有底筒状の水溜筒と、この水
溜筒の開口端から軸方向に離れるに従いしだいに内径の
大きくなる保護筒と、前記保護筒の外周面に形成される
通気孔とからなることを特徴とする。前記保護筒の開口
部に取っ手を設けたことを特徴とする。前記水溜筒また
は前記保護筒の筒内に弾性体からなる仕切板を設け、こ
の仕切板の板面の中央部に花束の下端部を挿入可能なス
リットを設けたことを特徴とする。
【0006】また、本発明第2発明による花束展示装置
は、 基台の中央に立てられる支柱と、 この支柱の径外方向に放射状に延びる支持アームと、 前記支柱の周方向に延び、前記支持アームに固定される
環状ワイヤと、 前記環状ワイヤの径外方向に所定の傾斜角をもって延び
る傾斜アームと、 前記傾斜アームの先端部に形成される受けリングとから
なることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明第1発明の花束収納器によると、水溜筒
に所定量の水を入れ、次いで、保護筒に花束を挿入す
る。このとき、花束の下端を水溜筒の水に浸し、花束の
上部を保護筒の開口部に覗かせるようにする。これによ
り、保護筒に花や葉を収納した状態で花束を持ち運ぶこ
とが可能になり、長時間花束を収納したままであって
も、花や葉が萎れにくくなる。また、通気孔により筒内
の通気性が向上するため、花の新鮮さも長時間維持され
る。さらに、前記花束収納器によると、必要に応じて水
溜筒に水を補給することで花器として用いることもでき
るため、花束を花瓶等に生け直さなくてもよい。
【0008】本発明第2発明の花束展示装置を用いる場
合、受けリングに花束収納器を挿入し、花束収納器の外
周面を受けリングで支持する。花束は、自重により受け
リングに安定して保持される。花束を取り出すときは、
花束収納器を受けリングから持ち上げて取り出す。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、本発明第1発明による花束収納器の実施例
について説明する。第1実施例による花束収納器1は、
図1および図2に示すように、塩化ビニル、ポリプロピ
レン等の透明なプラスチックからなる収納筒2を有し、
この収納筒2に花束を挿入可能になっている。収納筒2
の筒開口部には、取っ手3が取り付けられ、花束Fを吊
り下げて持ち歩けるようになっている。花束Fは、開口
部から花が覗くように収納され、また、葉や茎の部分
は、収納筒2の筒面を通して透けて見える。
【0010】図3および図4に示すように、収納筒2
は、水溜筒5と保護筒6とからなる。有底円筒状の水溜
筒5にテーパ状の保護筒6が連なっている。水溜筒5お
よび保護筒6は、例えばブロー成形により一体に形成さ
れる。水溜筒5は、例えば筒長さが7〜10cm程度、
筒径が3〜4cm程度に形成される。また、保護筒6
は、筒孔の内径が水溜筒5の軸方向に遠ざかるに従いし
だいに大きくなるように形成され、例えば筒長さが18
〜20cm程度、開口部の内径が8〜20cmに程度に
形成される。保護筒6の開口端6aは、径方向外側に開
口径を拡大するように形成されており、花束が挿入しや
すくなっている。
【0011】保護筒6の筒面には、長円状の通気孔8が
形成される。通気孔8は、保護筒6の周方向に等間隔に
形成され、上下に2個形成するものと中間部に一個形成
するものとが交互になるように配置されている。通気孔
8によると、花束収納時に、筒内に常に新鮮な空気を与
えることができ、花や葉を長時間瑞々しい状態に保つ。
また、必要に応じて、葉先等を通気孔8から保護筒6の
外部に逃すことができる。
【0012】また、保護筒6の開口端6aから僅かに下
がった位置には、直径方向に対向して一対の係止ピン9
が一体形成される。係止ピン9は、首部9bの先端に半
球状の頭部9aが形成され、頭部9aに後述する取っ手
3が取り付けられるようになっている。
【0013】図3に示すように、水溜筒5と保護筒6と
の接続部には、径方向外側に膨らむ環状凸部10が形成
される。環状凸部10の内壁側には、環状溝12が形成
されており、この環状溝12に図5に示す円形の仕切板
14が嵌合される。
【0014】仕切板14は、例えばゴム等の弾性体から
なるもので、その板中央部にスリット15が切り込まれ
る。スリット15は、ほぼ45゜間隔で形成され、仕切
板14の中心で交叉する。収納筒2に花束を収納すると
き、花束の下端部をスリット15に挿入すると、仕切板
14によって花束の下端部が支持され、花束が外れにく
くなる。また、仕切板14によると、水溜筒5の水が跳
ね上がるのが防止される。
【0015】図6に示すように、取っ手3は、樹脂等の
軟質材料により帯板状に形成されるもので、板長さは、
収納器を持ちやすくするように、例えば30〜50cm
程度、望ましくは45cm程度に設定される。取っ手3
の両端部には、取付穴17が形成されており、係止ピン
9に嵌合可能になっている。係止ピン9に取付穴17を
嵌合する場合、まず、頭部9aに大径穴17aを嵌合
し、次いで、取っ手3をズラして首部9bに小径穴17
bを係止する。これにより、取っ手3が保護筒6の開口
部に掛け渡される。ここで、保護筒6に取っ手3を取り
付ける場合、収納器2を持つときに水溜筒5内の水温の
上昇を抑制することができる。これは、収納器2を持つ
者が水溜筒5に長時間触れていると、体温により水温が
上昇し、花が萎れやすくなるからである。
【0016】前記花束収納器1を用いる場合、まず、水
溜筒5に所定量の水を入れ、保護筒6に花束を挿入す
る。このとき、花束の下端部をスリット15に差し込
み、茎の下端が水に浸るようにする。このように花束収
納器1に花束を収納すると、花や葉が保護筒6で保護さ
れ、水分を補給することができる。従って、長時間花束
を持ち歩いても、花が傷みにくくなる。
【0017】また、前記花束収納器1によると、水溜筒
5に水を補給することにより、長期に渡って花を良好な
状態に保つことができる。従って、花瓶に花を入れ替え
る手間が省け、花の管理が容易になる。
【0018】また、図7および図8に示すように、前記
花束収納器1は、保護筒6の通気孔8に吸盤19を取り
付けることにより、窓ガラス、タイル等の壁面に飾るこ
とができる。シリコン等からなる吸盤19の後端凸部1
9aには、環状溝19bが形成され、この環状溝19b
に通気孔8が取り付けられる。吸盤19の取付位置は、
保護筒6の上部が望ましいが、必要に応じて適宜変更可
能である。また、吸盤19は一個に限らず、2個以上取
り付けることも可能である。
【0019】次に、第2実施例による花束収納器を図9
に示す。花束収納器21は、保護筒26の外周面に円形
の通気孔28を設けたものである。取っ手および仕切板
は取り付けられない。花束収納器21を持つ場合、例え
ば図9(B)に示すように、ビニール、セロハン等から
なる筒袋24に保護筒26を吊り下げて長穴24aを持
つ。この場合、筒袋24の下端開口部は、保護筒26の
開口部の外径よりも狭いため、花束収納器21が落下す
ることはない。第2実施例によると、筒形状が簡単であ
ることから、量産する場合に好適である。
【0020】次に、第3実施例による花束収納器を図1
0に示す。花束収納器31は、保護筒36を円筒状にし
たものである。保護筒36の下端部に有底円筒状の水溜
筒35が連なっている。保護筒36の長さ方向には、通
気孔8が所定の間隔をもって形成されている。第3実施
例によると、筒内のスペースが比較的小さく、開口部が
狭いため、一輪差しなどの花の本数が少ない場合に用い
ると好適である。
【0021】第4実施例による花束収納器を図11に示
す。花束収納器41は、水溜筒45および保護筒46を
角筒状にしたものである。保護筒46の筒径は、開口部
にいくに従いしだいに大きくなっている。第4実施例に
よると、花束収納器1を寝かせて置く場合に横転しにく
くなるため、花束を入れる前の花束収納容器の輸送や保
管時などの取扱いが容易になる。
【0022】第5実施例による花束収納器を図12に示
す。第5実施例による花束収納器51は、保護筒を二股
に分割して形成したものである。保護筒55のやや上方
位置から2個の保護筒56a、56bが上方に延びてい
る。保護筒56a、56bの各筒面には、円形の通気孔
58が形成される。取っ手3は、各保護筒56a、56
bの開口部に幅方向に取り付けられている。第5実施例
によると、花の種類によって保護筒56a、56bにそ
れぞれ別の花を入れたり、色分けして収納することがで
きる。
【0023】第6実施例による花束収納器を図13に示
す。花束収納器61は、保護筒66の周方向に沿って長
円形の通気孔68を形成したものである。通気孔68
は、保護筒66の強度を比較的大きく保つように、隣合
う通気孔68の位置をズラして形成されている。その他
の構成は、前記第1実施例と実質的に同一である。
【0024】なお、前記第1実施例〜第6実施例では、
通気孔を長円形または円形に形成したが、他の実施例と
しては、三角形、ひし形、ハート形等にすることも可能
である。また、水溜筒の下端面部や筒面に水排出孔を設
けてもよい。この場合、水排出孔にゴムキャップ等を取
り外し可能に嵌めると、花束を取り出すことなく、水の
取り替えを行うことができる。
【0025】次に、第7実施例による花束収納器を図1
4および図15に示す。第7実施例は、取っ手の変形例
である。取っ手20は、その先端部に分岐部20a、2
0bが形成され、この分岐部20a、20bの先端部に
それぞれピンPとピン穴Hが形成されている。保護筒6
の上端部の所定位置には、貫通穴Kが形成され、この貫
通穴KにピンPが通されてピン穴Hに嵌合するようにな
っている。取っ手20の中央部20dから僅かにズレた
位置には、板幅の小さい連結部20cが形成され、例え
ば、連結部20cにテープTを貼り付けて、花束の包装
紙に取っ手20を取り付ける。花束を運ぶときには、取
っ手20の中央部20dを指に掛けて持つことができ
る。第7実施例によると、取っ手20の取り付けおよび
取り外しが行いやすく、花束収納器の取扱いが容易にな
る。また、取っ手の係止ピンを保護筒に形成する必要が
なく、花束収納器の製造が容易になる。
【0026】次に、本発明による花束展示装置の実施例
について説明する。まず、第1実施例による展示装置を
図16および図17に示す。展示装置81は、基台8
2、支柱83、展示テーブル84および展示傘85から
なる。円盤状の基台82の中央部にほぼ垂直に支柱83
が立てられ、この支柱83の所定の高さ位置に展示テー
ブル84および展示傘85が軸受84a、85aによっ
て回動可能に取り付けられる。テーブル84および展示
傘85は、利用者が手で容易に回せるようになってい
る。
【0027】展示テーブル84のドーム状の板面には、
ほぼ等間隔に複数の挿入穴88が形成され、この挿入穴
88に花束収納器Sを挿入可能になっている。挿入穴8
8の穴径は、保護筒の最大外径よりも小さく設定され、
花束収納器Sの外周面が穴面に載置される。また、図1
4に示すように、挿入穴88の開口端には、環状ガイド
89が下方に延び、花束収納器Sの筒面を支持するよう
になっている。
【0028】軸受85aの外周面には、放射状に支持ア
ーム90が固定される。支持アーム90の先端部には、
フック91が形成され、フック91に花束収納器の取っ
手が掛けられる。支持アーム90の周方向には環状ワイ
ヤ92および93が固定され、各支持アーム90が補強
されている。また、支持アーム90の中間部には、フッ
ク94を有する補助アーム96が支持アーム90の下面
に固定されている。
【0029】前記展示装置81によると、支柱83の周
囲の上下空間に花束収納器を効率よく飾ることができ
る。例えば、比較的低い位置に展示テーブル84を配置
し、また、目線程度の高さに展示傘85を配置すること
で、通行人等の目をひきやすいものとなる。また、展示
テーブル84および展示傘85が回動するため、利用者
が好みの花を選びやすくなる。
【0030】次に、第2実施例による展示装置を図18
〜図20に示す。第2実施例による展示装置101は、
基台102、支柱103、展示テーブル104および展
示傘105からなる。基台102の中央部にほぼ垂直に
延びる支柱103に展示テーブル104および展示傘1
05が所定の間隔で取り付けられている。基台102の
脚部の先端にはキャスタ107が固定され、移動自在に
なっている。支柱103の上端部のボード108には、
絵やメッセージ等が表示される。
【0031】展示テーブル84は、放射状ワイヤと環状
ワイヤとを溶接等により固定してなるもので、支柱10
3の周囲にほぼ水平に延びている。下テーブル104b
よりも上テーブル104aの方が載置面積が大きくなる
ように形成される。展示傘105は、軸受109に支持
アーム110が放射状に固定され、この支持アーム11
0の先端に受けリング112が溶接等により固定され
る。支持アーム110の周方向には、補強用の環状ワイ
ヤ113a、113bが固定されている。受けリング1
12の内径は、水溜筒よりも僅かに大きい程度になって
おり、図16に示すように、受けリング112に花束収
納器を差し込むと、保護筒の下端部が受けリング112
の内周に嵌合する。また、受けリング112のリング穴
の向きは、花束収納器を取り出しやすいように、支持ア
ーム110に沿って下方に傾斜して配置される。前記展
示装置101によると、受けリング112に花束収納器
を挿入することで、支柱103の周囲に花束を効率よく
飾ることができる。また、花束収納器を持って花束を取
り出せるため、葉の汚れなどが手や服などに付くのが防
止される。
【0032】なお、前記展示装置101の変形例として
は、図19に示すように、環状ワイヤ113aに第2の
受けリング115を設けるようにしてもよい。受けリン
グ115を設ける場合、展示スペースをさらに有効に活
用することができる。また、図18に示すように、受け
リング116をコイル状に形成してもよい。受けリング
116をコイル状に形成すると、花束収納器が自重によ
って図18矢印方向に傾くのが防止され、花束を安定し
て保持することができる。
【0033】次に、第3実施例による展示装置を図21
および図22に示す。第3実施例による展示装置121
は、環状ワイヤ123bに傾斜アーム124a、124
bを固定し、この傾斜アーム124a、124bの先端
に受けリング125を設けたものである。傾斜アーム1
24a、124bは、隣合う花束に十分な距離を保つよ
うに、上方に傾斜する傾斜アーム124aと下方に傾斜
する傾斜アーム124bとが周方向に交互に配置されて
いる。傾斜アーム124a、124bおよび受けリング
125a、125bは、ワイヤーを折曲げてなるもの
で、大リング125aの下方に小リング125bが形成
される。第3実施例による展示装置121によると、花
束収納器の上端部を大リング125aで支持し、下端部
を小リング125bで支持するため、花束収納器が受け
リングに安定して保持される。また、傾斜角の異なる傾
斜アーム124a、124bを交互に配置したため、花
束を効率よく展示することができ、また、花束収納器の
取り付け、取り外し等の操作も行いやすくなる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の花束収納
器によれば、保護筒および水溜筒に花束を収納して保護
する構成としたため、花や葉が潰されることなく、安心
して花束を持ち歩くことができる。また、花束の通気性
を良好にし、水分を供給することができるため、花や葉
の萎れを防止し、長時間に渡って花束を瑞々しい状態に
保持することができる。さらに、花束収納器を花瓶代わ
りに用いることができ、花を生ける手間を省くことがで
きる。
【0035】また、本発明の花束展示装置によれば、受
けリングに花束収納器を保持することで、室内外の展示
スペースに花束を効率よく飾ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による花束収納器を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す花束収納器の使用状態を示す斜視図
である。
【図3】第1実施例による花束収納器を示す半断面図で
ある。
【図4】第1実施例による花束収納器を示す平面図であ
る。
【図5】第1実施例による花束収納器の仕切板を示す平
面図である。
【図6】第1実施例による花束収納器の取っ手を示す平
面図である。
【図7】第1実施例による花束収納器の使用方法を説明
するための部分拡大図である。
【図8】第1実施例による花束収納器の使用方法を説明
するための側面図である。
【図9】第2実施例による花束収納器を示すもので、
(A)は斜視図、(B)は側面図である。
【図10】第3実施例による花束収納器を示す斜視図で
ある。
【図11】第4実施例による花束収納器を示す斜視図で
ある。
【図12】第5実施例による花束収納器を示す斜視図で
ある。
【図13】第6実施例による花束収納器を示す斜視図で
ある。
【図14】第7実施例による花束収納器の取っ手を示す
部分斜視図である。
【図15】第7実施例による花束収納器を示す部分斜視
図である。
【図16】第1実施例による花束展示装置を示す斜視図
である。
【図17】第1実施例による花束展示装置を示す半断面
図である。
【図18】第2実施例による花束展示装置を示す斜視図
である。
【図19】第2実施例による花束展示装置の変形例を示
す部分平面図である。
【図20】第2実施例による花束展示装置の変形例を示
す部分断面図である。
【図21】第3実施例による花束展示装置を示す斜視図
である。
【図22】第3実施例による花束展示装置の受けリング
を示す部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 花束収納器 3 取っ手 5 水溜筒 6 保護筒 8 通気孔 14 仕切板 15 スリット 121 展示装置 102 基台 103 支柱 104a、104b 展示テーブル 110 支持アーム 123a、123b 環状ワイヤ 125 受けリング 124a、124b 傾斜アーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の水溜筒と、この水溜筒の開口
    端から軸方向に離れるに従いしだいに内径の大きくなる
    保護筒と、前記保護筒の外周面に形成される通気孔とか
    らなることを特徴とする花束収納器。
  2. 【請求項2】 前記保護筒の開口部に取っ手を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の花束収納器。
  3. 【請求項3】 前記水溜筒または前記保護筒の筒内に弾
    性体からなる仕切板を設け、この仕切板の板面の中央部
    に花束の下端部を挿入可能なスリットを設けたことを特
    徴とする請求項1記載の花束収納器。
  4. 【請求項4】 基台の中央に立てられる支柱と、 この支柱の径外方向に放射状に延びる支持アームと、 前記支柱の周方向に延び、前記支持アームに固定される
    環状ワイヤと、 前記環状ワイヤの径外方向に所定の傾斜角をもって延び
    る傾斜アームと、 前記傾斜アームの先端部に形成される受けリングとから
    なることを特徴とする花束展示装置。
JP6157072A 1994-07-08 1994-07-08 花束収納器およびその展示装置 Pending JPH0819332A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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