JPH08193312A - 路面清掃車 - Google Patents

路面清掃車

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JPH08193312A
JPH08193312A JP594295A JP594295A JPH08193312A JP H08193312 A JPH08193312 A JP H08193312A JP 594295 A JP594295 A JP 594295A JP 594295 A JP594295 A JP 594295A JP H08193312 A JPH08193312 A JP H08193312A
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JP
Japan
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water tank
vehicle body
water
road surface
solenoid valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP594295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Washimi
周三 鷲見
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP594295A priority Critical patent/JPH08193312A/ja
Publication of JPH08193312A publication Critical patent/JPH08193312A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水タンクにおける錆の発生を防止するととも
に、水タンクを簡単かつ軽量に構成する。 【構成】 水タンク5を弾力性シート12を介して車体
のフレーム13上に載置する。水タンク5を合成樹脂材
料で略直方体形状に成形し、その上面及び前後両側面に
2本の凹溝18を形成する。各凹溝18にバンド状の締
着部材19を嵌合し、それらの下端のボルト20をナッ
ト21でフレーム13に締め付けて、水タンク5を車体
に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体上に水タンクを載
せた路面清掃車に係り、詳しくは、水タンクの構成及び
その車体取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車体上に鉄板製の水タンクを載置
し、この水タンクの底部を散水ポンプ及び電磁バルブを
介して散水ノズルに配管接続し、電磁バルブの操作によ
り水タンク内の水を路面に散水するように構成された路
面清掃車が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の路面
清掃車によると、水タンクが鉄板製であるため、次のよ
うな問題点があった。 (1) 水タンクが錆により腐蝕して、耐久性が低下す
る。 (2) 水タンク内に発生した錆かすがバルブやノズル
に詰まりやすい。 (3) 水タンク及びその配管系に特別な防錆対策が必
要になる。 (4) 水タンクの構造が複雑化し、製作コストが高く
つく。 (5) 水タンクの重量が重く、路面清掃車の燃費に悪
影響を及ぼす。
【0004】そこで、本発明の課題は、水タンクにおけ
る錆の発生を防止できるとともに、水タンクを簡単かつ
軽量に構成できる路面清掃車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、車体に水タンクを載置し、水
タンクの底部を散水ポンプ及び電磁バルブを介して散水
ノズルに配管接続し、電磁バルブの操作により水タンク
内の水を路面に散水するように構成された路面清掃車に
おいて、水タンクを合成樹脂材料で成形し、その水タン
クを車体に固定してなることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明による路面清掃車は、水タ
ンクを合成樹脂材料で成形し、その水タンクを弾力性シ
ートを介して車体に固定してなることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明による路面清掃車は、水タ
ンクを合成樹脂材料で成形し、水タンクの上面を横切る
ようにバンド状の締着部材を設け、締着部材の下端を車
体に固定してなることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明による路面清掃車は、水タ
ンクを合成樹脂材料で略直方体形状に成形し、水タンク
の上面及び前後両側面に凹溝を形成し、凹溝にバンド状
の締着部材を嵌合し、締着部材の下端を車体に固定して
なることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、水タンクが合成樹脂
製であるから、錆の発生が防止され、水タンクの耐久性
が向上し、バルブやノズルに錆かすが詰まるおそれもな
く、従って、特別な防錆対策が不要となる。また、水タ
ンクを合成樹脂で簡単かつ軽量に成形できて、製作コス
ト及び燃費が改善される。
【0010】請求項2の発明によれば、弾力性シートが
水タンクと車体との接合部に介在するので、水タンクが
車体振動に伴う衝撃から保護されるとともに、水タンク
が車体に密接して安定した状態で取り付けられる。
【0011】請求項3の発明によれば、水タンクがバン
ド状の締着部材によって車体に固定されるので、水タン
クの外周部を連続面で押さえ付けることができ、取付部
に集中荷重が作用しない状態で、水タンクを車体に強固
に固定することができる。
【0012】請求項4の発明によれば、水タンクの上面
及び前後両側面に凹溝が形成され、そこにバンド状の締
着部材が嵌合されるので、凹溝によって水タンクの剛性
が向上するとともに、水タンクを横ずれさせることなく
車体の定位置に確実に取り付けることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図3に示すように、路面清掃
車の車体1には、路面上の塵を車幅方向中央に寄せ集め
る側ブラシ2及び補助側ブラシ3と、寄せ集めた塵を掃
き上げてホッパ(図示略)に回収する掃き上げブラシ4
とが設けられている。
【0014】側ブラシ2,3の上方において車体1には
水タンク5が載置され、その底部は散水ポンプ6及び電
磁バルブ7を介して散水ノズル8,9に配管接続されて
いて、電磁バルブ7の操作により水タンク5内の水を車
体1の各所から路面に散水するように構成されている。
なお、図3に示すように、散水ノズル8は車体1の前部
に複数個設けられ、散水ノズル9は左右の側ブラシ2の
周囲にそれぞれ設けられ、また、散水ポンプ6には手動
コック10を介して洗車ノズル11が接続されている。
【0015】図4及び図5に示すように、水タンク5は
ゴム等からなる弾力性シート12を介して車体1のフレ
ーム13上に載置されている。水タンク5はポリエチレ
ン又はFRP等の耐候性に優れた合成樹脂材料で略直方
体形状に成形され、その上部には注水口14と空気抜き
口15とが設けられ、底部には散水ポンプ6に接続され
る給水口16と排水口17とが設けられている。
【0016】水タンク5の左右方向(車幅方向)の2箇
所には、凹溝18が水タンク5の上面及び前後両側面を
連続的に延びるように形成されている。凹溝18には締
着部材として示すスチール等からなる締着バンド19が
嵌合され、それらの下端にはねじ軸20が溶接等によっ
て結合されている。そして、ねじ軸20はナット21で
フレーム13に締め付けられ、水タンク5が2本の締着
バンド19によって車体1に強固に固定されている。な
お、締着部材は締着ワイヤーやロープで構成しても良
く、その場合バネ部材を利用して水タンク5を弾力的に
締着しても良い。
【0017】上記のように構成された本実施例の路面清
掃車によれば、水タンク5を合成樹脂材料で簡単かつ軽
量に成形して、その製作コスト及び路面清掃車の燃費を
改善できる。また、合成樹脂製の水タンク5は錆を発生
しないから、水タンク5の耐久性が向上するとともに、
錆かすによる電磁バルブ7や散水ノズル8,9等のトラ
ブルを防止でき、従って、特別な防錆対策が不要とな
る。
【0018】一方、水タンク5の取付構造の点では、弾
力性シート12が水タンク5と車体1との接合部に介在
するため、水タンク5を車体振動に伴う衝撃から保護し
てその損傷を防止でき、合わせて、水タンク5を車体1
に密接させて安定した状態で取り付けることができる。
また、締着バンド19が水タンク5の外周部を連続面で
押さえ付けるので、水タンク5の取付部に集中荷重が作
用するおそれがなく、大型タンクであってもこれを車体
1に強固に固定できる。しかも、凹溝18により水タン
ク5の剛性が向上し、さらに、この凹溝18に締着バン
ド19を嵌合することによって、水タンク5が横ずれす
ることなく車体1の定位置に確実に取り付けられる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、水タンクを合成樹脂材料で成形したので、水タ
ンクにおける錆の発生を防止できるとともに、水タンク
を簡単かつ軽量に構成できるという効果がある。
【0020】請求項2の発明によれば、弾力性シートが
水タンクと車体との接合部に介在するので、水タンクを
衝撃から保護できるとともに、車体上に安定状態で取り
付けることができる。
【0021】請求項3の発明によれば、水タンクをバン
ド状の締着部材によって車体に固定したので、取付部に
集中荷重が作用しない状態で、水タンクを車体に強固に
固定することができる。
【0022】請求項4の発明によれば、水タンクに凹溝
を形成し、そこに締着部材を嵌合したので、水タンクの
剛性を向上できるとともに、水タンクを車体の定位置に
確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す路面清掃車の側面図で
ある。
【図2】同路面清掃車の平面図である。
【図3】同路面清掃車の散水回路図である。
【図4】同路面清掃車の水タンク及びその車体取付構造
を示す正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
1・・車体、2・・側ブラシ、4・・掃き上げブラシ、
5・・水タンク、6・・散水ポンプ、7・・電磁バル
ブ、8,9・・散水ノズル、12・・弾力性シート、1
8・・凹溝、19・・締着バンド(締着部材)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に水タンクを載置し、水タンクの底
    部を散水ポンプ及び電磁バルブを介して散水ノズルに配
    管接続し、電磁バルブの操作により水タンク内の水を路
    面に散水するように構成された路面清掃車において、前
    記水タンクを合成樹脂材料で成形し、その水タンクを車
    体に固定してなることを特徴とする路面清掃車。
  2. 【請求項2】 車体に水タンクを載置し、水タンクの底
    部を散水ポンプ及び電磁バルブを介して散水ノズルに配
    管接続し、電磁バルブの操作により水タンク内の水を路
    面に散水するように構成された路面清掃車において、前
    記水タンクを合成樹脂材料で成形し、その水タンクを弾
    力性シートを介して車体に固定してなることを特徴とす
    る路面清掃車。
  3. 【請求項3】 車体に水タンクを載置し、水タンクの底
    部を散水ポンプ及び電磁バルブを介して散水ノズルに配
    管接続し、電磁バルブの操作により水タンク内の水を路
    面に散水するように構成された路面清掃車において、前
    記水タンクを合成樹脂材料で成形し、水タンクの上面を
    横切るようにバンド状の締着部材を設け、締着部材の下
    端を車体に固定してなることを特徴とする路面清掃車。
  4. 【請求項4】 車体に水タンクを載置し、水タンクの底
    部を散水ポンプ及び電磁バルブを介して散水ノズルに配
    管接続し、電磁バルブの操作により水タンク内の水を路
    面に散水するように構成された路面清掃車において、前
    記水タンクを合成樹脂材料で略直方体形状に成形し、水
    タンクの上面及び前後両側面に凹溝を形成し、凹溝にバ
    ンド状の締着部材を嵌合し、締着部材の下端を車体に固
    定してなることを特徴とする路面清掃車。
JP594295A 1995-01-18 1995-01-18 路面清掃車 Pending JPH08193312A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104670763A (zh) * 2013-11-28 2015-06-03 长沙中联重科环卫机械有限公司 垃圾箱组件及道路清洁车辆
CN114134847A (zh) * 2021-11-29 2022-03-04 湖南林宇科技发展有限公司 一种用于环卫车的并联式水箱结构

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104670763A (zh) * 2013-11-28 2015-06-03 长沙中联重科环卫机械有限公司 垃圾箱组件及道路清洁车辆
CN104670763B (zh) * 2013-11-28 2016-09-14 长沙中联重科环卫机械有限公司 垃圾箱组件及道路清洁车辆
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