JPH08193226A - 製鋼湿ダストの塊成化における亜鉛回収方法および集塵フード - Google Patents
製鋼湿ダストの塊成化における亜鉛回収方法および集塵フードInfo
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- JPH08193226A JPH08193226A JP2091495A JP2091495A JPH08193226A JP H08193226 A JPH08193226 A JP H08193226A JP 2091495 A JP2091495 A JP 2091495A JP 2091495 A JP2091495 A JP 2091495A JP H08193226 A JPH08193226 A JP H08193226A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製鋼湿ダストから効率的かつ安価に亜鉛を気
化除去して製鋼湿ダストの高炉用原料としてのリサイク
ルを可能とする。 【構成】 連続式アップドラフト焼結機に製鋼湿ダスト
１２を装入し、下方から上方に酸素含有ガスを通風して
製鋼湿ダスト１２を酸化発熱させて塊成化する。連続式
アップドラフト焼結機の製鋼湿ダスト１２の表層温度が
１００℃以上となる部位の上に集塵フード１を設置す
る。集塵フード１内の圧力を大気圧と等しく保ちなが
ら、集塵フード１からブロアー４を用いて集塵機３に排
ガスを吸引し、亜鉛ダストを捕集する。
化除去して製鋼湿ダストの高炉用原料としてのリサイク
ルを可能とする。 【構成】 連続式アップドラフト焼結機に製鋼湿ダスト
１２を装入し、下方から上方に酸素含有ガスを通風して
製鋼湿ダスト１２を酸化発熱させて塊成化する。連続式
アップドラフト焼結機の製鋼湿ダスト１２の表層温度が
１００℃以上となる部位の上に集塵フード１を設置す
る。集塵フード１内の圧力を大気圧と等しく保ちなが
ら、集塵フード１からブロアー４を用いて集塵機３に排
ガスを吸引し、亜鉛ダストを捕集する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、下層に点火用原料を装
入し、該原料に点火後その上部に製鋼湿ダストを装入し
て上方に通風し、該製鋼湿ダストを酸化発熱させて連続
式で塊成化する製鋼湿ダストのアップドラフト塊成化法
における排ガスからの亜鉛回収方法および集塵フードに
関する。
入し、該原料に点火後その上部に製鋼湿ダストを装入し
て上方に通風し、該製鋼湿ダストを酸化発熱させて連続
式で塊成化する製鋼湿ダストのアップドラフト塊成化法
における排ガスからの亜鉛回収方法および集塵フードに
関する。
【０００２】
【従来の技術】製鋼工程において鋼吹錬時に発生するダ
ストは金属鉄を２０％程度含有し、さらに酸化鉄を３０
％以上含有しており、優れた鉄源である。その多くはベ
ンチュリーで捕集されてシックナーで水と分離後フィル
タープレスで脱水するという湿式法で回収される。脱水
処理物である製鋼湿ダストは尚２０〜４０％の水分を有
し、ハンドリングが難しいのみならず、スクラップから
混入する亜鉛が濃縮しているので再利用方法が限定され
てきた。現在は、高炉原料ないし転炉冷却用原料とする
場合は焼成ペレットないしはコールドペレットとして、
また熔銑予備処理時の脱珪剤とする場合は乾燥後粉砕し
て処理されている。
ストは金属鉄を２０％程度含有し、さらに酸化鉄を３０
％以上含有しており、優れた鉄源である。その多くはベ
ンチュリーで捕集されてシックナーで水と分離後フィル
タープレスで脱水するという湿式法で回収される。脱水
処理物である製鋼湿ダストは尚２０〜４０％の水分を有
し、ハンドリングが難しいのみならず、スクラップから
混入する亜鉛が濃縮しているので再利用方法が限定され
てきた。現在は、高炉原料ないし転炉冷却用原料とする
場合は焼成ペレットないしはコールドペレットとして、
また熔銑予備処理時の脱珪剤とする場合は乾燥後粉砕し
て処理されている。
【０００３】脱亜鉛処理する場合は、ロータリーキルン
等で還元焼成して亜鉛を揮発させる方法が主に採用され
てきた。さらに、特開昭５１−３３１０号公報には、ペ
レットを含炭化して温度・焼成雰囲気を制御することで
効率化を図ることが記載されている。また、特開平５−
６５５４８号公報には、鉄鉱石焼結鉱製造中に製鋼湿ダ
ストペレットを焼結ベット原料層の下層部に集中的に配
置する方法が開示されている。
等で還元焼成して亜鉛を揮発させる方法が主に採用され
てきた。さらに、特開昭５１−３３１０号公報には、ペ
レットを含炭化して温度・焼成雰囲気を制御することで
効率化を図ることが記載されている。また、特開平５−
６５５４８号公報には、鉄鉱石焼結鉱製造中に製鋼湿ダ
ストペレットを焼結ベット原料層の下層部に集中的に配
置する方法が開示されている。
【０００４】より安価な処理方法として、特願平５−２
５３６８３号明細書には、製鋼湿ダストを充填した層の
一端面に点火し、空気を通風して製鋼湿ダストを酸化発
熱させて塊成化する方法が開示されている。この方法で
は製鋼湿ダストの塊成化と同時に製鋼湿ダストからの脱
亜鉛も可能であり、さらに特願平５−３１１０３７号明
細書および特願平６−５４４１５号明細書には、効率的
に脱亜鉛を図る方法が開示されている。
５３６８３号明細書には、製鋼湿ダストを充填した層の
一端面に点火し、空気を通風して製鋼湿ダストを酸化発
熱させて塊成化する方法が開示されている。この方法で
は製鋼湿ダストの塊成化と同時に製鋼湿ダストからの脱
亜鉛も可能であり、さらに特願平５−３１１０３７号明
細書および特願平６−５４４１５号明細書には、効率的
に脱亜鉛を図る方法が開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特願平６−５
４４１５号明細書記載の上面加熱による脱亜鉛率の向上
法は加熱に大きなエネルギーを要する欠点があった。そ
こで本発明は、外部加熱エネルギーを要せずに含亜鉛ダ
ストの回収率向上を図るものである。
４４１５号明細書記載の上面加熱による脱亜鉛率の向上
法は加熱に大きなエネルギーを要する欠点があった。そ
こで本発明は、外部加熱エネルギーを要せずに含亜鉛ダ
ストの回収率向上を図るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の亜鉛回収方法
は、連続式アップドラフト焼結機に製鋼湿ダストを装入
し、下方から上方に酸素含有ガスを通風して該製鋼湿ダ
ストを酸化発熱させて塊成化する製鋼湿ダストの塊成化
における亜鉛回収方法において、連続式アップドラフト
焼結機の製鋼湿ダスト層の表層温度が１００℃以上とな
る部位の上に集塵フードを設置し、該集塵フード内の圧
力を大気圧と等しく保ちながら該集塵フードに亜鉛ダス
トを吸引することを特徴とする製鋼湿ダストの塊成化に
おける亜鉛回収方法である。また、本発明の集塵フード
は、連続式円形アップドラフト焼結機のパレット上に設
けた排ガス中のダストを回収する集塵フードにおいて、
集塵フードと焼結機パレットの側面との間に水封装置を
有し、集塵フードのパレット進行方向の開口部にエアー
カーテンを有することを特徴とする集塵フードである。
は、連続式アップドラフト焼結機に製鋼湿ダストを装入
し、下方から上方に酸素含有ガスを通風して該製鋼湿ダ
ストを酸化発熱させて塊成化する製鋼湿ダストの塊成化
における亜鉛回収方法において、連続式アップドラフト
焼結機の製鋼湿ダスト層の表層温度が１００℃以上とな
る部位の上に集塵フードを設置し、該集塵フード内の圧
力を大気圧と等しく保ちながら該集塵フードに亜鉛ダス
トを吸引することを特徴とする製鋼湿ダストの塊成化に
おける亜鉛回収方法である。また、本発明の集塵フード
は、連続式円形アップドラフト焼結機のパレット上に設
けた排ガス中のダストを回収する集塵フードにおいて、
集塵フードと焼結機パレットの側面との間に水封装置を
有し、集塵フードのパレット進行方向の開口部にエアー
カーテンを有することを特徴とする集塵フードである。
【０００７】
【作用】製鋼湿ダスト中に酸化亜鉛として存在する亜鉛
は、亜鉛の沸点である９０７℃以上の温度で還元される
と亜鉛蒸気として揮発する。製鋼湿ダストを焼結機に充
填して酸素含有ガスを下方から上方に通風し、酸化発熱
を利用して塊成化する方法では、亜鉛は、カーボンの存
在による還元性雰囲気ないし１１８０℃以上ではさらに
ダスト中の金属鉄により還元されて気化する。この亜鉛
蒸気は焼結反応帯の上層の低温の焼成前の原料帯で再酸
化凝集し、上方に向けて蒸発・凝集を繰り返しながら濃
縮し、多くは最後の表層が焼結されて高温になる時排ガ
ス中に排出される。この過程で充填層から排出された亜
鉛蒸気は、表層から出た途端にガス温度の低下と酸素濃
度の上昇により酸化して酸化亜鉛となるが、ダスト充填
層の表層温度の低い部分が存在すると、そこに優先析出
する。表層温度が３００℃以下になるとこの沈着が著し
くなり、脱亜鉛効率を低下させる。
は、亜鉛の沸点である９０７℃以上の温度で還元される
と亜鉛蒸気として揮発する。製鋼湿ダストを焼結機に充
填して酸素含有ガスを下方から上方に通風し、酸化発熱
を利用して塊成化する方法では、亜鉛は、カーボンの存
在による還元性雰囲気ないし１１８０℃以上ではさらに
ダスト中の金属鉄により還元されて気化する。この亜鉛
蒸気は焼結反応帯の上層の低温の焼成前の原料帯で再酸
化凝集し、上方に向けて蒸発・凝集を繰り返しながら濃
縮し、多くは最後の表層が焼結されて高温になる時排ガ
ス中に排出される。この過程で充填層から排出された亜
鉛蒸気は、表層から出た途端にガス温度の低下と酸素濃
度の上昇により酸化して酸化亜鉛となるが、ダスト充填
層の表層温度の低い部分が存在すると、そこに優先析出
する。表層温度が３００℃以下になるとこの沈着が著し
くなり、脱亜鉛効率を低下させる。
【０００８】本発明の亜鉛回収方法では、ダスト充填層
の表層における亜鉛の再酸化沈着を防止して脱亜鉛効率
を向上できる。つまり、集塵フードの設置により外気の
進入を防止し、ダスト充填層の表層の雰囲気を焼結層を
通過してくるガスの状態と等しく高温・低酸素雰囲気に
保つことにより表層での亜鉛の沈着を防止するのであ
る。
の表層における亜鉛の再酸化沈着を防止して脱亜鉛効率
を向上できる。つまり、集塵フードの設置により外気の
進入を防止し、ダスト充填層の表層の雰囲気を焼結層を
通過してくるガスの状態と等しく高温・低酸素雰囲気に
保つことにより表層での亜鉛の沈着を防止するのであ
る。
【０００９】本発明を図１に従ってさらに詳しく説明す
る。焼結機火格子１１上に装入された製鋼湿ダスト１２
が送風管１４、風箱１３を介して通風・焼成される。焼
結機上の進行方向に二分割された排ガス回収用の集塵フ
ード１を設置し、後半部の集塵フード入口に設置された
温度計６で当該集塵フード入口での排ガス温度を測定
し、該排ガス温度が常に１００以上となるように焼結機
火格子１１の速度を調節する。排ガスは該集塵フードよ
り圧力計５で測定した集塵フード内圧力が外部圧力と等
しくなるようにブロアー４で吸引され、煙突７に導かれ
る。その間、排ガスは集塵機３で除塵され、ダストより
亜鉛が回収される。なお、前半部の集塵フードからの排
ガスはダストを殆ど含まないため、直接煙突７に放散さ
せてもよい。
る。焼結機火格子１１上に装入された製鋼湿ダスト１２
が送風管１４、風箱１３を介して通風・焼成される。焼
結機上の進行方向に二分割された排ガス回収用の集塵フ
ード１を設置し、後半部の集塵フード入口に設置された
温度計６で当該集塵フード入口での排ガス温度を測定
し、該排ガス温度が常に１００以上となるように焼結機
火格子１１の速度を調節する。排ガスは該集塵フードよ
り圧力計５で測定した集塵フード内圧力が外部圧力と等
しくなるようにブロアー４で吸引され、煙突７に導かれ
る。その間、排ガスは集塵機３で除塵され、ダストより
亜鉛が回収される。なお、前半部の集塵フードからの排
ガスはダストを殆ど含まないため、直接煙突７に放散さ
せてもよい。
【００１０】集塵フード１内の圧力を外部の圧力と等し
く調整するのは、大気の進入を防止し、充填層表面で亜
鉛が大気と触れて再酸化して酸化亜鉛として沈着し、脱
亜鉛効率を落とすことを防止するためである。集塵フー
ド１内が負圧になると大気吸引により再酸化防止効果が
減じ、集塵フード１内が正圧の場合は排ガスが亜鉛酸化
で白煙となって系外に吹き出し、環境上好ましくない。
また、１００℃以上となる部分に集塵フードを設置して
排ガスを除塵するのは、１００℃未満ではなお充填層上
部に残存する原料水分によってダストが捕捉されるため
に排出される亜鉛が少ないためである。
く調整するのは、大気の進入を防止し、充填層表面で亜
鉛が大気と触れて再酸化して酸化亜鉛として沈着し、脱
亜鉛効率を落とすことを防止するためである。集塵フー
ド１内が負圧になると大気吸引により再酸化防止効果が
減じ、集塵フード１内が正圧の場合は排ガスが亜鉛酸化
で白煙となって系外に吹き出し、環境上好ましくない。
また、１００℃以上となる部分に集塵フードを設置して
排ガスを除塵するのは、１００℃未満ではなお充填層上
部に残存する原料水分によってダストが捕捉されるため
に排出される亜鉛が少ないためである。
【００１１】次に、本発明の集塵フードを図２〜４に従
って説明する。図２はテーブル状のパレット１５を有す
る焼結機の断面図であり、パレット１５のサイド下部に
設置したシール板１０が集塵フード１の下部の水封装置
８に浸入することでシールする。図３はサイドウオール
１６を有する焼結機の断面図であり、サイドウオール１
６の側部に設置したシール板１０が集塵フード１の下部
の水封装置８に浸入することでシールする。図４に示す
ように、集塵フード１の出入口にはエアーカーテン９を
設けて開口部からの外気の侵入を防止する。サイド部の
水封装置８と出入口のエアーカーテン９により集塵フー
ド１への外気侵入が完全に遮断される。
って説明する。図２はテーブル状のパレット１５を有す
る焼結機の断面図であり、パレット１５のサイド下部に
設置したシール板１０が集塵フード１の下部の水封装置
８に浸入することでシールする。図３はサイドウオール
１６を有する焼結機の断面図であり、サイドウオール１
６の側部に設置したシール板１０が集塵フード１の下部
の水封装置８に浸入することでシールする。図４に示す
ように、集塵フード１の出入口にはエアーカーテン９を
設けて開口部からの外気の侵入を防止する。サイド部の
水封装置８と出入口のエアーカーテン９により集塵フー
ド１への外気侵入が完全に遮断される。
【００１２】なお、焼結機は円形のパレットが水平面上
を移動する円形焼結機と、箱形のパレットが焼成時は上
部を、帰りは反転して下部を移動するドワイトロイド型
焼結機に構造上分類できるが、本発明の集塵フードは円
形焼結機を対象とするものである。
を移動する円形焼結機と、箱形のパレットが焼成時は上
部を、帰りは反転して下部を移動するドワイトロイド型
焼結機に構造上分類できるが、本発明の集塵フードは円
形焼結機を対象とするものである。
【００１３】
【実施例】火格子面積１ｍ2 （直径１ｍ×幅３５ｃｍ）
の連続式円形アップドラフト焼結機を用い、初期層厚３
５０ｍｍに製鋼湿ダストを装入して風量１５００ｍ3 毎
時で通風し、生産率１ｔ／ｈｒで焼成した。中間から後
部の製鋼湿ダスト上に両側を水封、出入口をエアーカー
テンにより外気と遮断した集塵フードを設け、集塵フー
ド内圧力をゼロに制御しながら排ガスをバグフィルター
を通して吸引した。排ガス温度は製鋼湿ダスト表層直上
で最高５００℃に達し、集塵フード内圧力は−１〜＋３
ｍｍＡｑの範囲で変動した。バグフィルターで捕集され
たダストの亜鉛含有量は３０％であり、原料装入亜鉛の
５５％がダストとして捕集され、集塵フード内圧力を制
御しない場合と比較して１０％亜鉛回収率が向上した。
の連続式円形アップドラフト焼結機を用い、初期層厚３
５０ｍｍに製鋼湿ダストを装入して風量１５００ｍ3 毎
時で通風し、生産率１ｔ／ｈｒで焼成した。中間から後
部の製鋼湿ダスト上に両側を水封、出入口をエアーカー
テンにより外気と遮断した集塵フードを設け、集塵フー
ド内圧力をゼロに制御しながら排ガスをバグフィルター
を通して吸引した。排ガス温度は製鋼湿ダスト表層直上
で最高５００℃に達し、集塵フード内圧力は−１〜＋３
ｍｍＡｑの範囲で変動した。バグフィルターで捕集され
たダストの亜鉛含有量は３０％であり、原料装入亜鉛の
５５％がダストとして捕集され、集塵フード内圧力を制
御しない場合と比較して１０％亜鉛回収率が向上した。
【００１４】
【発明の効果】本発明により製鋼湿ダストから効率的か
つ安価に亜鉛を気化除去でき、製鋼湿ダストの高炉用原
料としてのリサイクルを可能とする。
つ安価に亜鉛を気化除去でき、製鋼湿ダストの高炉用原
料としてのリサイクルを可能とする。
【図１】本発明法を実施する連続式アップドラフト焼結
機の例を示す図である。
機の例を示す図である。
【図２】本発明の集塵フードの例を示す図である。
【図３】本発明の集塵フードの例を示す図である。
【図４】本発明の集塵フードの例を示す図である。
１ 集塵フード ２ 排風管 ３ 集塵機 ４ ブロアー ５ 圧力計 ６ 温度計 ７ 煙突 ８ 水封装置 ９ エアーカーテン １０ シール板 １１ 焼結機火格子 １２ 製鋼湿ダスト １３ 風箱 １４ 送風管 １５ パレット １６ サイドウオール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金丸 勝征 千葉県君津市君津１ 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所構内協材興業株式会社君津事業 所内 (72)発明者 佐藤 克弘 千葉県君津市君津１ 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所構内協材興業株式会社君津事業 所内
Claims (2)
- 【請求項１】 連続式アップドラフト焼結機に製鋼湿ダ
ストを装入し、下方から上方に酸素含有ガスを通風して
該製鋼湿ダストを酸化発熱させて塊成化する製鋼湿ダス
トの塊成化における亜鉛回収方法において、連続式アッ
プドラフト焼結機の製鋼湿ダスト層の表層温度が１００
℃以上となる部位の上に集塵フードを設置し、該集塵フ
ード内の圧力を大気圧と等しく保ちながら該集塵フード
に亜鉛ダストを吸引することを特徴とする製鋼湿ダスト
の塊成化における亜鉛回収方法。 - 【請求項２】 連続式円形アップドラフト焼結機のパレ
ット上に設けた排ガス中のダストを回収する集塵フード
において、集塵フードと焼結機パレットの側面との間に
水封装置を有し、集塵フードのパレット進行方向の開口
部にエアーカーテンを有することを特徴とする集塵フー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2091495A JPH08193226A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 製鋼湿ダストの塊成化における亜鉛回収方法および集塵フード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2091495A JPH08193226A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 製鋼湿ダストの塊成化における亜鉛回収方法および集塵フード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193226A true JPH08193226A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12040498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2091495A Withdrawn JPH08193226A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 製鋼湿ダストの塊成化における亜鉛回収方法および集塵フード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193226A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7875097B2 (en) | 2005-12-02 | 2011-01-25 | Kyouzai Kogyo Co., Ltd. | Method of granulating raw material for sintering, and method of manufacturing sintered iron ore |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP2091495A patent/JPH08193226A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7875097B2 (en) | 2005-12-02 | 2011-01-25 | Kyouzai Kogyo Co., Ltd. | Method of granulating raw material for sintering, and method of manufacturing sintered iron ore |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |