JPH08192689A - 車両のルーフキャリア - Google Patents

車両のルーフキャリア

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JPH08192689A
JPH08192689A JP2340995A JP2340995A JPH08192689A JP H08192689 A JPH08192689 A JP H08192689A JP 2340995 A JP2340995 A JP 2340995A JP 2340995 A JP2340995 A JP 2340995A JP H08192689 A JPH08192689 A JP H08192689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attachment
roof
vehicle
roof carrier
beams
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2340995A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriki Katou
紀樹 加藤
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Sango Co Ltd
Original Assignee
Sango Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の断面形状のビームに装着し得る可倒式
のアタッチメントを備えた車両のルーフキャリアを提供
する。 【構成】 車両のルーフ10上に支持台2を載置、固定
し、この支持台2を介してビーム4をルーフ上に装着す
る。具体的には、アタッチメント7を回動自在に支持す
る支持軸をビーム4の側面に設け、アタッチメント7を
ルーフと略平行な面上に倒した状態でビーム4に支持す
る第1の位置と、アタッチメント7をルーフに対して略
垂直に起立した状態で支持する第2の位置の少くとも二
位置で保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のルーフ上にビーム
を装架するルーフキャリアに関し、特にビームに装着す
るアタッチメントを可倒式にしたルーフキャリアに係
る。
【0002】
【従来の技術】乗用車をはじめ種々の車両において、車
両内に収容不能なスキー板等の荷物を運搬するため、ル
ーフ上に着脱可能に装着し上記荷物を積載、固定するル
ーフキャリアが用いられている。一般的なルーフキャリ
アは、支持台を介してビームがルーフ上に装架され、こ
のビームに種々のアタッチメントが取付けられる。しか
し、アタッチメントがルーフの上方に突出した状態でビ
ームに固定されていると、荷物を積載しない場合でも走
行時には常に風圧を受けることになり、荷物を積載して
いないことから車両上方への注意力が散漫となり、駐車
場等で上方の障害物に接触するおそれもある。従って、
少くともアタッチメントを可倒式にすることが望まれ
る。
【0003】これに対し、特公昭62−26934号公
報においては、上下二段に支持体を構成し、スキー等の
荷物を載せる場合には上段支持体を起立させて高くし、
支持しない場合には上段支持体を伏倒させて低くするよ
うにした自動車用荷台(ルーフキャリアに相当)が提案
されている。具体的には同公報第2図乃至第6図に開示
され、H型の管材からなる結合部材3の下部管18を各
摺動管5の外端近傍外周に回動可能に嵌合すると共に、
上部管19を各摺動管9の外端近傍外周に嵌合すること
により上段支持体2を起伏可能とする旨記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記公報に
記載のルーフキャリアにおいては、円形断面の管状のビ
ームか、円形断面部を有するビームに限られることにな
る。前者の円形断面の管状のビームでは、これに装着す
べきアタッチメントの構造が限定され、専用のアタッチ
メントが必要となる。このため、例えば特開平3−26
2748号公報第4図に記載のような汎用性のある溝付
ビームを採用する場合には、ビームの外端近傍に円形断
面部を設ける必要があるが、そうすると製造工程が複雑
となり、コストアップ要因となる。また、ビームの断面
急変箇所に応力が集中するため大荷重に耐えられないと
いう新たな問題が生ずる。
【0005】そこで、本発明は車両のルーフ上に装着す
るルーフキャリアにおいて、任意の断面形状のビームに
装着し得る可倒式のアタッチメントを備えた車両のルー
フキャリアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、車両のルーフ上に支持台を介して装着す
るビームと、該ビームに装着するアタッチメントを備え
た車両のルーフキャリアにおいて、前記アタッチメント
を回動自在に支持する支持軸を前記ビームの側面に設
け、前記アタッチメントを前記ルーフと略平行な面上に
倒した状態で前記ビームに支持する第1の位置と、前記
アタッチメントを前記ルーフに対して略垂直に起立した
状態で支持する第2の位置の少くとも二位置で保持する
ように構成したものである。
【0007】前記車両のルーフキャリアにおいて、請求
項2に記載のように、前記ビームの側面に長手方向に溝
を形成すると共に、前記アタッチメントの支持軸を回動
自在に支持する支持部材を、前記ビームの溝に嵌合して
保持するように構成するとよい。
【0008】前記車両のルーフキャリアにおいて、請求
項3に記載のように、前記ビーム及び前記アタッチメン
トを夫々一対備え、前記ビームの各々を平行に配置する
と共に前記アタッチメントの各々が前記第1の位置にあ
るとき相互に対向する側となるように配置するとよい。
【0009】前記車両のルーフキャリアにおいて、請求
項4に記載のように、前記アタッチメントが前記第1の
位置にあるとき、少くとも前記ビームの上面と前記アタ
ッチメントの上面が略面一となるように配置するとよ
い。
【0010】
【作用】上記の構成になる車両のルーフキャリアにおい
ては、車両のルーフ上に支持台が載置、固定され、この
支持台を介してビームがルーフ上に装着される。このビ
ームの側面には、アタッチメントが設けられ、支持軸を
中心に回動自在に支持され、少くとも二位置で保持され
る。即ち、アタッチメントがルーフと略平行な面上に倒
された状態の第1の位置と、アタッチメントがルーフに
対して略垂直に起立した状態の第2の位置で保持され
る。これにより、アタッチメント使用時には第2の位置
とされた後スキー板等がアタッチメントに固定され、不
使用時には第1の位置とされ車両走行中の空気抵抗が低
減される。
【0011】請求項2に係るルーフキャリアにおいて
は、ビームの側面に長手方向に形成された溝に対し、支
持部材が嵌合され、この支持部材にアタッチメントの支
持軸が回動自在に支持される。
【0012】請求項3に係るルーフキャリアにおいて
は、一対のビームが平行に配置され、これらに夫々アタ
ッチメントが設けられている。そして、アタッチメント
の各々が使用時の第1の位置では相互に対向する側に倒
された状態となるので、ビームの外側に延出することな
く一対のビーム間に格納される。
【0013】請求項4に係るルーフキャリアにおいて
は、アタッチメントが第1の位置にあるときには、少く
ともビームの上面とアタッチメントの上面が略面一とさ
れるので、車両走行中の空気抵抗が一層低減される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1はルーフキャリア1の全体構成を示
すもので、車両の前方(図1の左下方)及び後方(図1
の右上方)に、一対のビーム4,4が夫々支持台2及び
クッションゴム3を介して車体のルーフ10上に配置さ
れている。更に、車両の前後方向に離隔して配置された
一対の支持台2,2はパイプ5を介して連結されてい
る。各ビーム4には夫々一対のアタッチメント7が装着
されている。
【0015】本実施例のアタッチメント7はスキー板
(図1に二点鎖線で示す)を保持するクランプ装置で、
ビーム4に固定する支持ベース71と、これに一端を揺
動自在に支持するクランプ72を備えたものである。本
実施例のアタッチメント7の支持ベース71には、図2
に示すように両端部から下方に延出する延出部73,7
3が一体的に形成されており、これらに支持軸74の両
端が固定されるように構成されている。また、各支持台
2は、周知のようにフック6によってルーフ10に緊締
されるように構成されている。
【0016】本実施例の一対のビーム4は長尺の管体
で、図1及び図3に示すように各々の内側(相互に対向
する側)の側面に溝4aが形成されており、この溝4a
に支持部材80が嵌合して保持されている。この支持部
材80は、例えば図3に示すように軸方向に連通孔が形
成されており、この連通孔にアタッチメント7の支持軸
74が挿通し回動自在に支持されている。尚、溝4a及
び支持部材80を設けることなく、支持軸74を直接ビ
ーム4に回動自在に支持することとしてもよい。
【0017】而して、アタッチメント7は、図3に実線
で示したように倒された状態で、その上面がビーム4の
上面と略面一となる第1の位置と、図3に二点鎖線で示
したように、第1の位置の面に対し垂直に起立した状態
の第2の位置の少くとも二位置で保持され得る。尚、例
えば延出部73に支持軸74を係止するロック機構を設
け、第1の位置又は第2の位置を保持することも可能で
ある。
【0018】ルーフ10に装着された状態では、図4及
び図5に示すように、各アタッチメント7が第1の位置
(倒された状態)にあるとき相互に対向する側となり、
一対のビーム4,4間に格納された状態となるように配
置されている。しかも、図3乃至図5に示すように、ア
タッチメント7が倒された状態ではビーム4の上面と略
面一となるので、これらの上に荷物を載せることもでき
る。もちろん、荷物を載せない場合には、アタッチメン
ト7が起立した第2の位置に比し、車両走行中の空気抵
抗が大幅に低減され、風切音も低減される。
【0019】そして、ルーフ10上において、各アタッ
チメント7が第2の位置(起立状態)となると図6に示
す状態となる。従って、車両前後のアタッチメント7間
に、例えば図1に二点鎖線で示すようにスキー板を装架
することができる。尚、図1においては、各アタッチメ
ント7を第1及び第2の位置とした状態、並びにクラン
プ72を開放した状態を示している。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載する効果を奏する。即ち、本発明の車両の
ルーフキャリアにおいては、アタッチメントをルーフと
略平行な面上に倒した状態でビームに支持する第1の位
置と、アタッチメントをルーフに対して略垂直に起立し
た状態で支持する第2の位置の少くとも二位置で保持す
るように構成されているので、ビームの断面形状は任意
の形状とすることができ、ビームを加工することなくビ
ームの強度を維持しつつアタッチメントを可倒式とする
ことができる。従って、アタッチメント使用時には第2
の位置として荷物を適切に固定することができ、不使用
時には第1の位置として、第2の位置に比し車両走行中
の空気抵抗を低減することができる。
【0021】更に、請求項2に係るルーフキャリアにお
いては、搭載する荷物に応じて、種々のアッタチメント
をビームに対し着脱自在に支持することができる。
【0022】また、請求項3に係るルーフキャリアにお
いては、アッタチメントが、不使用時の第1位置では一
対のビーム間に格納された状態となるので、不使用時に
も美観を損なうことがない。
【0023】請求項4に係るルーフキャリアにおいて
は、第1の位置でビームとアッタチメントの上面が略面
一とされるので、車両走行中の空気抵抗を一層低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るルーフキャリアにおい
て一部のアタッチメントを起立させた状態を示す斜視図
である。
【図2】本発明の一実施例に供するアタッチメントの斜
視図である。
【図3】本発明の一実施例のルーフキャリアにおけるビ
ームとアタッチメントの取付構造を示す一部断面側面図
である。
【図4】本発明の一実施例に係るルーフキャリアにおい
てアタッチメントを倒した状態を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例に係るルーフキャリアにおい
てアタッチメントを倒した状態を示す正面図である。
【図6】本発明の一実施例に係るルーフキャリアにおい
てアタッチメントを起立させた状態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ルーフキャリア 2 支持台 3 クッションゴム 4 ビーム 5 パイプ 6 フック 7 アタッチメント 10 ルーフ 71 支持ベース 72 クランプ 73 延出部 74 支持軸 80 支持部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフ上に支持台を介して装着す
    るビームと、該ビームに装着するアタッチメントを備え
    た車両のルーフキャリアにおいて、前記アタッチメント
    を回動自在に支持する支持軸を前記ビームの側面に設
    け、前記アタッチメントを前記ルーフと略平行な面上に
    倒した状態で前記ビームに支持する第1の位置と、前記
    アタッチメントを前記ルーフに対して略垂直に起立した
    状態で支持する第2の位置の少くとも二位置で保持する
    ようにしたことを特徴とする車両のルーフキャリア。
  2. 【請求項2】 前記ビームの側面に長手方向に溝を形成
    すると共に、前記アタッチメントの支持軸を回動自在に
    支持する支持部材を、前記ビームの溝に嵌合して保持す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両のル
    ーフキャリア。
  3. 【請求項3】 前記ビーム及び前記アタッチメントを夫
    々一対備え、前記ビームの各々を平行に配置すると共に
    前記アタッチメントの各々が前記第1の位置にあるとき
    相互に対向する側となるように配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の車両のルーフキャリア。
  4. 【請求項4】 前記アタッチメントが前記第1の位置に
    あるとき、少くとも前記ビームの上面と前記アタッチメ
    ントの上面が略面一となるように配置したことを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の車両のルーフキャリア。
JP2340995A 1995-01-17 1995-01-17 車両のルーフキャリア Withdrawn JPH08192689A (ja)

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JP2340995A JPH08192689A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 車両のルーフキャリア

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20020402