JPH08192536A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH08192536A
JPH08192536A JP21760295A JP21760295A JPH08192536A JP H08192536 A JPH08192536 A JP H08192536A JP 21760295 A JP21760295 A JP 21760295A JP 21760295 A JP21760295 A JP 21760295A JP H08192536 A JPH08192536 A JP H08192536A
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JP
Japan
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exposure
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fluorescent tube
vacuum fluorescent
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JP21760295A
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Takeshi Hattori
毅 服部
Ken Okauchi
謙 岡内
Takeshi Haraguchi
剛 原口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印画紙を含めたカラー銀塩感材への露光を高速
化し、高画質な画像を得ることができ、しかも装置の小
型化、さらには低コスト化を実現できる画像記録装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】記録ヘッド30a、30b、30cの色発光特性
を補完するようにLEDアレイ33aと真空蛍光管アレイ
33b,33cを適宜組み合わせてカラー銀塩感材2に色毎
に露光を行なうことで、各色の露光を効率的にできるた
め、カラー銀塩感材に対する露光の高速化が可能であ
り、高密度なアレイ光源を使用できるので高画質な画像
となりしかも装置の小型化、コストダウンを実現するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データに応じて
発光する記録素子を用いてカラー銀塩感材に画像を記録
する画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、種々の単体光源で又はアレイ
状に並んだ光源(以下、アレイ光源と称する)を用いて
カラー画像をカラー銀塩感材に記録を行なう技術があ
る。上記技術としては、VFPH(Vacuum Fl
ourecent Print Head)と呼ばれる
真空蛍光管光源を有したプリントヘッドを用いる装置等
が提案されている。真空蛍光管光源は高輝度が容易に得
られること、高速の応答性、さらに薄型であることなど
の特徴を持っており、蛍光体には主に耐久性の観点から
酸化亜鉛蛍光体(ZnO:Zn)が選ばれている。
【0003】また、LED光源は電子写真などの光源と
して利用されているが、特に、LEDアレイ光源につい
ては赤色についてはフォトマスク法などで300 dpiや
400dpiといった高密度のアレイを製造可能である
が、青色、緑色のLEDアレイは目下、赤色と同様の方
法でも製造できないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、緑色や青色のL
EDは単体光源としても、安価のものはまだまだ入手困
難であるばかりか、アレイ光源を得るには、単体を並べ
てアレイ状の光源を作ることにより達成可能であるが、
実装密度が落ちるため、それにともない出力画像の解像
度が低下し、画質劣化するという新たな問題が発生して
しまう。また、縮小光学系を用いて解像度を上げること
も考えられるが、装置が大型化したり、製造コストが上
昇するなどの新たな問題が発生してしまう。
【0005】また、酸化亜鉛蛍光体(ZnO:Zn)を
用いたVFPHは発光波長が約500nm付近をピークに
ブロードに広がっており、カラーフィルタで容易に青
色、緑色、赤色の3色光に分解できることから、この方
法でカラーインスタントフィルムへの露光に採用されて
いた。ところが、この方法でハロゲン化銀カラー感光材
料、特にカラーペーパー(以下、印画紙とも言う)に露
光を行なうと赤色の光量が不足するため露光時間を長く
取らなければならず高速に画像記録を行なうことができ
ないという問題があることがわかった。
【0006】これに対し、蛍光体の成分を変えて赤色の
感度を上げることも考えられるが、蛍光体の寿命が短く
なりランニングコストが上昇するという新たな問題が生
じてしまう。本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、印画紙を含めたカラー銀塩感材への露光を高速化
し、高画質な画像を得ることができ、しかも装置の小型
化、さらには低コスト化を実現できる画像記録装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は上記従
来の問題点を解決するものであって、請求項1記載の発
明は、LED光源を用いた記録素子及び真空蛍光管光源
を用いた記録素子を備えた露光手段を備え、前記LED
光源を用いた記録素子及び前記真空蛍光管光源を用いた
記録素子が異なる色毎に画像データに基づいてハロゲン
化銀カラー感光材料を露光し、画像記録を行なう構成と
したものである。
【0008】これによれば、露光手段の色発光特性及び
ハロゲン化銀カラー感光材料の感光特性を補完するよう
にLED光源を用いた記録素子と真空蛍光管光源を用い
た記録素子を適宜組み合わせてハロゲン化銀カラー感光
材料に色毎に露光を行なうことで、各色の露光を効率的
にできるため、ハロゲン化銀カラー感光材料に対する露
光の高速化が可能であり、さらには、高密度なアレイ光
源を使用できるので高画質な画像を高速でしかも装置の
小型化、コストダウンを実現することができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記露光手
段が、前記LED光源を用いた記録素子を1列又は複数
列アレイ状に配列したLEDアレイと、前記真空蛍光管
光源を用いた記録素子を1列又は複数列アレイ状に配列
した真空蛍光管アレイを備えた構成としたものである。
これによれば、画質を損ねることなく、さらなる高速化
が可能となり、しかも装置構成を簡単にでき、装置の小
型化を実現することができる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、前記露光手
段又は前記ハロゲン化銀カラー感光材料を、前記LED
アレイ及び前記真空蛍光管アレイの記録素子の配列方向
とは垂直方向に相対的に搬送する搬送手段を有した構成
としたものである。これによれば、簡単な装置構成、簡
単な信号処理で、RGB各ドット(それぞれ赤色露光に
より形成する画素、緑色露光により形成する画素、青色
露光により形成する画素を表す)の重なりを良くするこ
とが可能となり、結果としてドットの形成性が良い、高
画質の画像を得ることが可能となり、しかも装置の小型
化を実現することができる。
【0011】また、請求項4記載の発明は、前記LED
光源を用いた記録素子が赤色露光を行なう構成としたも
のである。これによれば、赤色露光には高光量を容易に
得ることが可能なLED光源を用いた記録素子を採用す
ることで、全色VFPHにするよりも高速な露光が可能
となり好ましい。
【0012】また、請求項5記載の発明は、前記真空蛍
光管光源を用いた記録素子が緑色露光及び青色露光を行
なう構成としたものである。これによれば、緑色及び青
色露光には双方の分光特性を有する真空蛍光管光源を用
いた記録素子を採用することで、高密度なアレイ光源を
使用でき高画質となり、光源のコストダウンひいては装
置のコストダウンが可能となり好ましい。
【0013】また、請求項6記載の発明は、前記露光手
段が黄色フィルタと青色フィルタを備え、前記ハロゲン
化銀カラー感光材料が、緑色感光層の分光感度のピーク
が赤色感光層の分光感度のピークの2倍以上である感光
材料であり、前記真空蛍光管アレイ及び黄色フィルタに
より緑色露光を行い、前記真空蛍光管アレイ及び青色フ
ィルタにより青色露光を行なう構成としたものである。
【0014】これによれば、前記ハロゲン化銀カラー感
光材料の赤色感光層の感度が低いため緑色フィルタより
緑色の透過率が高いが赤色光も透過してしまう黄色フィ
ルタを採用することで緑色の露光効率を上げることがで
き、より高速に高画質な露光をすることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について以下に
図面を参照しながら説明する。図1は、画像記録装置の
概略構成図であり、図示しない搬送駆動源によって回転
駆動する移動制御手段としての支持ドラム1によって図
示しないロールから繰り出されるカラー銀塩感材である
カラー写真用印画紙2(以後、単に印画紙と称する。)
が矢印方向へ搬送されると、LEDアレイを有した赤色
光源プリントヘッド30a、真空蛍光管アレイを有した
緑色光源プリントヘッド30b及び青色光源プリントヘ
ッド30cがプリントヘッド制御部40によって画像デー
タに応じて露光制御されて、印画紙2の所定位置に色毎
に露光が行なわれる。こうした露光プロセスが終了する
と、印画紙2は支持ドラム1によって現像処理のために
図示しない現像プロセスへ搬送され、所定の現像処理に
より出力画像を得る。
【0016】なお、各プリントヘッドには1列または複
数列のアレイ状に配列された複数の記録素子が使用され
ており、赤色光源プリントヘッド30aには記録素子密
度が300 dpiのLEDアレイに結像光学系としてセル
フォックレンズアレイを組み合わせたものが、また、緑
色光源プリントヘッド30b及び青色光源プリントヘッ
ド30cには、300 dpiの真空蛍光管アレイに結像光
学系としてセルフォックレンズアレイを組み合わせた真
空蛍光管プリントヘッドにそれぞれ色分解のためのフィ
ルタを組み合わせたものが採用されている。なお、ここ
での真空蛍光管アレイとセルフォックレンズアレイを組
み合わせたものは前記VFPHのことである。また、印
画紙2はロール状として説明したがカット紙であっても
かまわない。
【0017】印画紙2の移動制御手段は図1に示す支持
ドラム1に限定されない。また、印画紙2が固定されて
プリントヘッドが移動する方式でも、印画紙、プリント
ヘッドともに移動する方式でも良い。さらに、記録素子
の結像光学系はセルフォックレンズアレイに限定され
ず、ルーフミラーレンズアレイなどでも良い。図2は印
画紙2の分光感度特性を示した図である。
【0018】この図でも明らかなように青感層に対して
緑感層の感度は低く、赤感層に到っては極めて低く緑感
層の1/2以下の感度しか有していない。この特性は印
画紙特有のもので、カラーインスタントフィルムのよう
な撮影感材は赤感層の感度はその他の層と大差のない感
度を有している。図3は酸化亜鉛蛍光体(ZnO:Z
n)を用いた真空蛍光管アレイの放射エネルギー特性と
各色分解フィルタの透過率を示した特性図である。
【0019】本実施形態においては記録ヘッドの色発光
特性を補完するようにLEDアレイと真空蛍光管アレイ
を適宜組み合わせることで各色の露光を効率的に行な
い、カラー銀塩感材に対する露光が高速化可能となる。
また、それぞれ、記録素子密度が300 dpiの記録素子
を用いているので高画質でしかも装置の小型化を実現す
ることが可能となる。特に、赤色露光にはLEDアレイ
を用い、緑色露光及び青色露光にはそれぞれ適切なフィ
ルタと組み合わせて真空蛍光管アレイを採用すること
で、赤色感度の低い印画紙に対してもLEDアレイの発
光特性が補完するため高速な露光記録が可能となるほか
装置が安価になり、緑色、青色の露光に際しても、解像
度低下を免れないLED単体を並べて実装したものをL
EDアレイの代替品として使わずに、真空蛍光管アレイ
の発光特性がこれを補完するために、高解像度で、縮小
光学系が不要な小型の装置を実現することができる。
【0020】記録動作について第1の実施形態を説明す
る図4を用いて以下その動作について詳述する。LED
アレイ33aを有する赤色光源プリントヘッド30a、真空
蛍光管アレイ33bを有する緑色光源プリントヘッド30b
及び真空蛍光管アレイ33cを有する青色光源プリントヘ
ッド30cは印画紙2の搬送方向に併設されており、これ
らプリントヘッドはプリントヘッド制御部40によって画
像データに応じた露光制御をなされると、照射光はセル
フォックレンズアレイ31a、31b、31cによって印画紙
2上に結像し、各色成分が記録される。なお、緑色光源
プリントヘッド30b、青色光源プリントヘッド30cには
色分解用の黄色フィルタ32bと青フィルタ32c がそれ
ぞれ挿入されている。各プリントヘッドには光量調整の
ためのNDフィルタなどを必要に応じて加えても良い。
【0021】緑色の色分解に黄色フィルタ32bを用いて
いるのは図3からも理解されるように黄色フィルタが緑
色フィルタより緑光の透過率が高いからである。一般
に、青色、緑色、赤色の色分解用のフィルタとしてはお
およそ400 nm〜 700nmの可視光領域においておおよ
そ500 nmより単波長側を主に透過する青色フィルタ、
おおよそ500 nm〜 600nmの間を主に透過する緑色フ
ィルタ、おおよそ 600nmより長波長側を主に透過する
赤色フィルタが用いられている。
【0022】尚、上記黄色フィルタは一般的に黄色フィ
ルタ又はYフィルタと呼ばれて市販されているもので、
例えば、コニカカラー機材(株)製のLEEフィルタH
T015 (Yフィルタ)は、550 nmの波長で50%以上の
透過率があり好ましく用いることができる。また、青色
フィルタについても同様に、コニカカラー機材(株)製
のLEEフィルタ181 (Bフィルタ)は、430 nmの波
長で30%以上の透過率があり好ましく用いることができ
る。このように、市販のフィルタを用いることができる
ので装置を安価にすることができる。
【0023】図3に示すように、青色、赤色の波長領域
に挟まれた緑色フィルタは必然的にバンドパス型とな
り、青色、赤色両方の光漏れを抑止するためにピーク透
過率も小さくなり、真空蛍光管アレイ33bの緑色光を効
率的に取り出すことはできない。これに対して黄色フィ
ルタはおおよそ500 nmより長波長側を透過するため
に、真空蛍光管アレイ33bの緑色光を効率的に取り出す
ことができる。
【0024】ただし、黄色フィルタは同時に赤色光も透
過してしまうが、図2に示すように印画紙2は赤色の感
度が極端に低いため赤色が発色することはないのであ
る。従って、印画紙2の記録に真空蛍光管アレイ33bを
採用したことで黄色フィルタ32bを使用できるので、そ
の結果、緑色の露光効率を上げることが可能となり、さ
らに高速で高画質な露光が可能となった。
【0025】印画紙のa点に1ライン分のカラー記録を
行なう場合について図1及び図4を用いて説明する。ま
ず、プリントヘッド制御部40は各プリントヘッドに対し
て1ライン分の赤色画像データ、緑色画像データ、青色
画像データを転送する。支持ドラム1は一定速度で印画
紙2を搬送しており、a点が赤色光源プリントヘッド30
aの結像点に到達した時に、プリントヘッド制御部40の
制御下のもとに赤色光源プリントヘッド30aが画像デー
タに応じた露光を行なって赤色画像データについて印画
紙2上に記録する。
【0026】そして、印画紙2が順次搬送されるのに伴
い、a点がそれぞれ緑色光源プリントヘッド30bの結像
点(2)、青色光源プリントヘッド30cの結像点(3)
に到達するタイミングに合わせて上記同様な露光制御が
行なわれてカラー記録をa点上に行なう。このような動
作を繰り返し行なうことで印画紙2上の所定の領域につ
いてカラー画像の記録を行なうことができる。
【0027】図5は記録動作について第2の実施形態を
説明する図である。この装置では、LEDアレイ33aを
有する赤色光源プリントヘッド30a、真空蛍光管アレイ
35bを有する緑色・青色兼用光源プリントヘッド34bを
併設したものであり、印画紙2の搬送方向をb方向とし
て赤色、緑色露光を完了した後、搬送方向をc方向とし
て印画紙2を戻し、再び搬送方向をb方向として青色露
光を完了することで記録を行なっている。
【0028】まず、第1露光で赤色と緑色の露光を最初
に行なう。真空蛍光管アレイ35bの光路上にはフィルタ
37bが配設されており、図示しないソレノイドによって
矢線方向に駆動制御されて黄色フィルタと青フィルタに
切り替わるようになっているが、第1露光の時点では黄
色フィルタがセットされているものとする。そして、プ
リントヘッド制御部40は赤色光源プリントヘッド30aに
1ライン分の赤色画像データを、緑色・青色兼用光源プ
リントヘッド34bには緑色画像データを転送し、支持ド
ラム1の回転によって印画紙2のa点が赤色光源プリン
トヘッド30aの結像点(1)に到達した時に、画像デー
タに応じた露光を行なって赤色画像データを印画紙2上
に記録する。次に、印画紙2が搬送されてa点が緑色・
青色兼用光源プリントヘッド34bの結像点(2)に到達
すると緑色露光を行なう。これを第1の実施形態同様に
に繰り返すことで印画紙2上の所定領域において行なう
ことで第1露光が終了する。
【0029】次に、ソレノイドを駆動して青フィルタに
切り換えている間にプリントヘッド制御部40は真空蛍光
管アレイ35bに1ライン分の青色画像データを転送し第
2露光である青色露光に備える。さらに、支持ドラム1
の回転方向を逆に駆動して、印画紙2をc方向に搬送し
a点が緑色・青色兼用光源プリントヘッド34b の結像点
(2)に到達した後、支持ドラム1の回転方向を第1露
光同様の方向に駆動して印画紙2をb方向に搬送しなが
ら第1露光で露光された各ラインの位置と結像点(2)
とのタイミングをあわせながら各ラインの青色画像デー
タに応じた露光を順次行なって青色画像データを印画紙
2上に記録していくことで第2露光を行ない、画像の露
光を完了する。なお、本実施形態は印画紙単位で露光を
行なっているが、1ライン単位で上記繰り返し露光を行
なってもよい。
【0030】なお、図4、図5では記録素子が1列に並
んだアレイの例として記録動作の説明を行なったが、記
録素子が複数列並んだアレイ又は、パネル状に配列した
ものにおいても各プリントヘッドの結像位置を印画紙上
の記録位置とのタイミングを適切にとり露光制御を行な
うことでカラー画像の記録を行なうことができる。この
ように第1の実施形態によれば高速に記録することが可
能であり、また、第2の実施形態によれば二つのプリン
トヘッドで済むため安価な画像記録装置を提供すること
ができる。
【0031】また、本発明の他の実施形態として、LE
Dの赤色光源及び真空蛍光管光源をバックライトとして
用い前記実施形態と同様のフィルタ及び液晶シャッタア
レイ、PLZT(鉛、ランタン、ジルコニウム、チタ
ン、複合酸化物)光シャッタアレイ等のシャッタアレイ
を組み合わせて、画像記録を行なう場合でも同様の効果
を得ることが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、記録ヘッドの色発光特性及びハロゲン化銀
カラー感光材料の感光特性を補完するようにLED光源
を用いた記録素子と真空蛍光管光源を用いた記録素子を
適宜組み合わせてハロゲン化銀カラー感光材料に色毎に
露光を行なうことで、各色の露光を効率的にできるた
め、ハロゲン化銀カラー感光材料に対する露光の高速化
が可能であり、さらには、高密度なアレイ光源を使用で
きるので高画質な画像を高速でしかも装置の小型化、コ
ストダウンを実現することができる。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、画質
を損ねることなく、さらなる高速化が可能となり、しか
も装置構成を簡単にでき、装置の小型化を実現すること
ができる。また、請求項3記載の発明によれば、簡単な
装置構成、簡単な信号処理で、RGB各ドットの重なり
を良くすることが可能となり、結果としてドットの形成
性が良い、高画質の画像を得ることが可能となり、しか
も装置の小型化を実現することができる。
【0034】また、請求項4記載の発明によれば、LE
D光源を用いた記録素子を採用することで、全色VFP
Hにするよりも高速な露光が可能となり好ましい。ま
た、請求項5記載の発明によれば、真空蛍光管光源を用
いた記録素子を採用することで、高密度なアレイ光源を
使用でき高画質となり、光源のコストダウンひいては装
置のコストダウンが可能となり好ましい。
【0035】また、請求項6記載の発明によれば、黄色
フィルタを採用することで緑色の露光効率を上げること
ができ、より高速に高画質な露光をすることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における画像記録装置の概略
構成図
【図2】本発明の実施形態における印画紙の分光感度特
性を示した図
【図3】本発明の実施形態における真空蛍光管アレイの
放射エネルギーと各色分解フィルタの透過率を示した特
性図
【図4】本発明の記録動作について第1の実施形態を説
明する図
【図5】本発明の記録動作について第2の実施形態を説
明する図
【符号の説明】
1 支持ドラム 2 印画紙 30a 赤色光源プリントヘッド 30b 緑色光源プリントヘッド 30c 青色光源プリントヘッド 40 プリントヘッド制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/46 G03B 27/32 G B41J 3/21 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LED光源を用いた記録素子及び真空蛍光
    管光源を用いた記録素子を備えた露光手段を備え、 前記LED光源を用いた記録素子及び前記真空蛍光管光
    源を用いた記録素子が異なる色毎に画像データに基づい
    てハロゲン化銀カラー感光材料を露光し、画像記録を行
    なうことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記露光手段が、前記LED光源を用いた
    記録素子を1列又は複数列アレイ状に配列したLEDア
    レイと、前記真空蛍光管光源を用いた記録素子を1列又
    は複数列アレイ状に配列した真空蛍光管アレイを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記露光手段又は前記ハロゲン化銀カラー
    感光材料を、前記LEDアレイ及び前記真空蛍光管アレ
    イの記録素子の配列方向とは垂直方向に相対的に搬送す
    る搬送手段を有することを特徴とする請求項2記載の画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】前記LED光源を用いた記録素子が赤色露
    光を行なうことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
    の画像記録装置。
  5. 【請求項5】前記真空蛍光管光源を用いた記録素子が緑
    色露光及び青色露光を行なうことを特徴とする請求項4
    記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】前記露光手段が黄色フィルタと青色フィル
    タを備え、 前記ハロゲン化銀カラー感光材料が、緑色感光層の分光
    感度のピークが赤色感光層の分光感度のピークの2倍以
    上である感光材料であり、 前記真空蛍光管アレイ及び黄色フィルタにより緑色露光
    を行い、 前記真空蛍光管アレイ及び青色フィルタにより青色露光
    を行なうことを特徴とする請求項5記載の画像記録装
    置。
JP21760295A 1994-11-16 1995-08-25 画像記録装置 Pending JPH08192536A (ja)

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JP21760295A JPH08192536A (ja) 1994-11-16 1995-08-25 画像記録装置

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JP6-281904 1994-11-16
JP28190494 1994-11-16
JP21760295A JPH08192536A (ja) 1994-11-16 1995-08-25 画像記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10258547A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Konica Corp 画像記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10258547A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Konica Corp 画像記録装置

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