JPH08192076A - 電気集塵器の電撃防止装置 - Google Patents

電気集塵器の電撃防止装置

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JPH08192076A
JPH08192076A JP30659894A JP30659894A JPH08192076A JP H08192076 A JPH08192076 A JP H08192076A JP 30659894 A JP30659894 A JP 30659894A JP 30659894 A JP30659894 A JP 30659894A JP H08192076 A JPH08192076 A JP H08192076A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】電気集塵器の電撃防止装置を開示する。電気集
塵器の本体ケーシング10内に、複数の集塵エレメントE
を挿脱方向A に並べて収容する。下方姿勢にあるアース
ブラケット60の給電側接触子64及び横バーは、収容状態
の集塵エレメントE の受電側接触子E20 及びアーススイ
ッチE30 を各々押圧している。扉4Aを開放すると、これ
に連動してアースブラケット60が上方姿勢になる。これ
により、アースブラケット60が集塵エレメントE の挿脱
時移動経路から退避し、受電側接触子E20 及びアースス
イッチE30 への押圧が解除され、電撃防止が達成され
る。 【効果】集塵エレメントを挿脱のためにスライドさせて
もアースブラケットが抵抗にならない。小さな力で集塵
エレメントを円滑に挿脱できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電電着式の電気集塵
器に適用される電撃防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気中に浮遊する塵埃を帯電させた後、
静電電着により集塵する静電方式の電気集塵器は、集塵
エレメントをエレメント収容部から取り出して洗浄又は
交換しなければならない関係上、殆どの場合出し入れ可
能な構造となっている。一般に、エレメント収容部内に
は、高電圧を印加する給電側接触子が設けられると共
に、集塵エレメントには上記給電側接触子と接触して高
圧印加を受ける受電側接触子が設けられている。通常、
上記の給電側接触子と受電側接触子は、集塵エレメント
の挿脱方向と直交する方向に対向されている。また、上
記給電側及び受電側接触子の互いの電気的接触を確保す
るために、一方が他方を所定の押圧力で弾性的に押圧す
るようにされている。
【0003】高電圧が印加された状態で集塵エレメント
を挿脱すると、電撃を受けるおそれがあるので、これを
防止するべく、集塵エレメントの挿脱に先立って電源を
解除するようにした電撃防止装置があった。ところが、
電源を解除した状態で集塵エレメントを取り出す際に、
集塵エレメントの残留電荷によって電撃を受けるおそれ
があった。そこで、集塵エレメントの陽極と陰極とを短
絡させるためのアーススイッチを設けた電撃防止装置が
ある。
【0004】例えば、エレメント収容部への挿脱方向と
直交する方向に伸縮自在なアーススイッチを設けたもの
がある。このアーススイッチは、伸長状態で内部を短絡
させ、収縮状態では短絡を解除して集塵エレメントへの
高圧印加を可能とするものであり、ばねによって伸長側
へ付勢されている。この種のアーススイッチを有する集
塵エレメントがエレメント収容部内へ導入される際に
は、エレメント収容部内の天面から連続して延びる傾斜
面によって、上記付勢手段に抗してアーススイッチが収
縮され、このアーススイッチの収縮状態で、集塵エレメ
ントは、エレメント収容部内をスライド移動され、所定
位置にセットされるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の電撃防止装
置においては、集塵エレメントをエレメント収容部から
着脱する際に、エレメント収容部の給電側接触子が集塵
エレメントの受電側接触子に対して押圧された状態で、
集塵エレメントをスライドさせるので、スライドさせる
のに大きな力(例えば3Kg)が必要であった。
【0006】同様に、後者の電撃防止装置においても、
アーススイッチが収縮状態のままで、集塵エレメントを
スライドさせるので、スライドさせるのに大きな力が必
要であった。また、何れの電撃防止装置においても、複
数の(例えば5個の)集塵エレメントを連結した状態
で、一括してエレメント収容部から挿脱するようにした
場合には、非常に大きな力(例えば15Kg)が必要と
なるという問題があった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みててなされたもの
であり、集塵エレメントの出し入れに大きな力を必要と
せず集塵エレメントの出し入れが容易に行なえる電気集
塵器の電撃防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、 (1) 請求項1に係る電気集塵器の電撃防止装置は、複
数の集塵エレメントが本体ケーシングのエレメント収容
部に所定の挿脱口を通してスライド挿入されてスライド
方向に並べて保持されると共に、各電気集塵エレメント
が外部からの押圧を受け且つ押圧解除によって電撃防止
を達成する被押圧部をそれぞれ有する電気集塵器におい
て、上記エレメント収容部の内部に設けられ、上記スラ
イド方向に沿う長尺の棒体、この棒体に設けられ、上記
各集塵エレメントの被押圧部を一括して押圧可能な押圧
部、及びこの棒体を、上記押圧部によって上記被押圧部
を押圧する第1の姿勢と、エレメント収容部内での集塵
エレメントの挿脱時移動経路から退避して上記被押圧部
への押圧を解除することにより電撃防止を達成する第2
の姿勢とに姿勢変化自在に支持する支持機構を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0009】上記構成によれば、エレメント収容部内へ
の集塵エレメントの挿脱時に、棒体を、集塵エレメント
の挿脱時移動経路から退避させた第2の姿勢することに
より、被押圧部への押圧が解除されて、電撃防止が達成
される。また、上記第2の姿勢にある棒体が、挿脱のた
めに移動する集塵エレメントと干渉しない結果、集塵エ
レメントの挿脱に対して被押圧部が与える抵抗を無くす
ことができる。このため、集塵エレメントを円滑に挿脱
することができる。
【0010】一方、集塵エレメントをエレメント収容部
に収容した後、棒体を第1の姿勢に変位させて押圧部に
よって被押圧部を一括して押圧することにより、被押圧
部を電撃防止に関して非作用状態とする。 (2) 請求項2に係る電気集塵器の電撃防止装置は、請
求項1記載の電気集塵器の電撃防止装置において、上記
押圧部は、高圧印加のための給電側接触子を含み、上記
被押圧部は、上記給電側接触子から高圧印加を受ける受
電側接触子を含むことを特徴とするものである。
【0011】上記構成によれば、棒体を第2の姿勢に変
位させることにより、給電側及び受電側の接触子間の押
圧を解除し、電源供給の遮断によって電撃防止を達成す
る。また、両接触子間の押圧が解除された状態で集塵エ
レメントを挿脱できるので、集塵エレメントを円滑に挿
脱することができる。さらに、棒体と別に給電側接触子
を設ける場合と比較して、接点の減少により接続抵抗を
小さくすることができる。 (3) 請求項3に係る電気集塵器の電撃防止装置は、請
求項1又は2記載の電気集塵器の電撃防止装置におい
て、上記被押圧部は、集塵エレメントの内部の残留電荷
を除去するアーススイッチを含むことを特徴とするもの
である。
【0012】上記構成によれば、上記棒体の押圧部によ
るアーススイッチの押圧が解除された状態で、集塵エレ
メントを挿脱できるので、集塵エレメントを円滑に挿脱
することができる。 (4) 請求項4に係る電気集塵器の電撃防止装置は、請
求項1ないし3の何れかに記載の電気集塵器の電撃防止
装置において、上記棒体を第2の姿勢へ駆動するばね部
材を設けたことを特徴とするものである。
【0013】上記構成によれば、ばね部材を用いた非常
に簡単な構造にて棒体を駆動できる。 (5) 請求項5に係る電気集塵器の電撃防止装置は、請
求項1ないし4の何れかに記載の電気集塵器の電撃防止
装置において、上記挿脱口を開閉する扉、及び上記扉の
開放動作及び閉じ動作にそれぞれ連動して上記棒体を第
2及び第1の姿勢へ変位させる連動機構をさらに備えた
ことを特徴とするものである。
【0014】上記構成によれば、扉の開閉により棒体が
姿勢変化されるので、動作が確実である。特に、集塵エ
レメントのメンテナンス時に必ず実行される扉の開閉動
作に連動して、アーススイッチを駆動するようにしたの
で、アーススイッチを確実に駆動できる。 (6) 請求項6に係る電気集塵器の電撃防止装置は、請
求項5記載の電気集塵器の電撃防止装置において、上記
挿脱口及び扉は、上記エレメント収容部の所定方向側端
部と反所定方向側端部にそれぞれ設けられており、上記
連動機構は、各扉に対応して一対が設けられていること
を特徴とするものである。
【0015】上記構成によれば、エレメント収容部の双
方向に集塵エレメントの挿脱動作を行なえるようにし
た、いわゆる両開きタイプのものにおいて、何れの方向
から集塵エレメントを挿脱したとしても、挿脱側の扉の
開閉に連動して、アーススイッチを駆動できる。 (7) 請求項7に係る電気集塵器の電撃防止装置は、請
求項5又は6記載の電気集塵器の電撃防止装置におい
て、上記エレメント収容部は複数併設されており、上記
扉は複数のエレメント収容部の同側の挿脱口を一括して
開閉するものからなり、上記連動機構は、上記扉の閉じ
動作に連動して、全エレンメント収容部の棒体を一括し
て変位させるものからなることを特徴とするものであ
る。
【0016】上記構成によれば、複数のエレメント収容
部の同側の挿脱口を一括開閉可能な扉を開閉すると、こ
れに連動して、全エレメント収容部の棒体が一括して変
位される。 (8) 請求項8に係る電気集塵器の電撃防止装置は、請
求項1ないし7の何れかに記載の電気集塵器の電撃防止
装置において、上記支持機構は、第1の姿勢にある棒体
を被押圧部側へ進退自在に支持しており、且つこの第1
の姿勢にある棒体を被押圧部側へ付勢する付勢手段が設
けられていることを特徴とするものである。
【0017】上記構成によれば、押圧部によって被押圧
部を一括して押圧した棒体が、被押圧部側へ進退自在で
且つ被押圧部側へ付勢されているので、棒体は、被押圧
部を弾性的に押圧することができ、その結果、組立て誤
差等に起因した集塵エレメントの高さ変動を許容するこ
とができる。 (9) 請求項9に係る電気集塵器の電撃防止装置は、請
求項8記載の電気集塵器の電撃防止装置において、上記
付勢手段は上記棒体を駆動するばね部材により兼用され
ていることを特徴とするものである。
【0018】上記構成によれば、構造を簡素化すること
ができる。 (10) 請求項10に係る電気集塵器の電撃防止装置は、
請求項1ないし8記載の何れかに記載の電気集塵器の電
撃防止装置において、上記棒体は、絶縁体からなること
を特徴とするものである。上記構成によれば、絶縁シー
ルを不要にでき、製造コストを安価にできる。 (11) 請求項11に係る電気集塵器の電撃防止装置は、
請求項1ないし10の何れかに記載の電気集塵器の電撃
防止装置において、上記支持機構は、棒体を含んで平行
リンク機構を構成していることを特徴とする。
【0019】上記構成によれば、棒体は、第1及び第2
の姿勢への変位に伴って、集塵エレメントの挿脱方向に
も変位することになる。したがって、棒体を挿脱方向へ
変位させれば、棒体を第1及び第2の姿勢に変位させる
ことができ、簡単な構造で棒体の姿勢変化のための力の
負荷方向を変換することができる。特に、棒体の姿勢変
化を扉に連動させる場合に、簡単な連動機構を採用する
ことができ、構造を簡素化できる。
【0020】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図3は本発明の一実施例に係る電撃防止装置を
含む電気集塵器の要部構成を示している。同図を参照し
て、本体ケーシング10に形成された上下3段のエレメ
ント収容部21〜23には、それぞれ、複数の集塵エレ
メントEがスライド自在に並べて収容されるようになっ
ている。各エレメント収容部21〜23の同側に開口さ
れる挿脱口31A〜33A(又は31B〜33B)は、
1枚の扉4A(又は4B)によってそれぞれ一括して開
閉されるようになっている。
【0021】図4を参照して、集塵エレメントEは、互
いに連設されて集塵部E2を構成する一対の電極ユニッ
ト、一対の側板E5,E6によって挟み込んでビス止め
し、さらに、両側板E5,E6の上部に金属製のカバー
E7を嵌め合わせて、ビス止めすることにより一体的な
アセンブリとして構成されている。また、樹脂製の側板
E5,E6の上部同士の間には、複数のイオン化線E8
が張設されている。カバーE7は、複数箇所において、
矩形状の通気口Sを開口させた状態に直角状にに切り起
こされている。これら切り起こされた部分が、イオン化
線E8に対向する対向接地極板E9を構成している。そ
して、これらイオン化線E8と対向極板E9とにより、
通気流中の塵埃を帯電させるイオン化部E10が構成さ
れている。
【0022】一対の電極ユニットE3,E4は、交互に
積層された多数の陽極板E14及び集塵極板E15を、
樹脂製の枠体E16によって支持してなる。カバー7
は、長方形形状の天板部E17とその四辺を取り囲む周
側壁E18とからなり、天板部E17には、上述した通
気口Sが複数開口されている。カバー7の略全面には、
通気口Sからの異物の侵入を防止するフェンスE19が
ビス止めされている。
【0023】イオン化線E8には、例えば5KVの高電
圧が印加されて対向接地極板E9との間に静電電場が形
成されるようになっている。また、陽極板E14には、
例えば2KVの高電圧がそれぞれ印加され、集塵極板E
15との間に静電電場が形成されるようになっている。
集塵エレメントEは、その一の面E1に沿い且つ通気流
方向PHと直交する、挿脱方向Aに沿って、エレメント
収容部21〜23へ挿脱されるようになっている。集塵
エレメントEの上記一の面E1には、上記挿脱方向Aに
沿って所定間隔を隔てて一対の被押圧部としてのアース
スイッチE30が配置されている。これらアーススイッ
チE30は、後述するアースブラケット60の押圧部と
しての横バー63により押圧されて、非作動状態(短絡
を解除する状態)となる。
【0024】図5及び図6を参照して、各アーススイッ
チE30は、上記一の面E1から突出する方向に伸縮自
在に設けられ、且つ、また、後述する圧縮コイルばねE
17によって伸長方向へ付勢されている。各アーススイ
ッチE30は、半球状の樹脂からなる受圧用突起部E
31、この受圧用突起部E31の後部に配置された接
触子E32と、一端が各陽極板E14への印加用導電
板E41と接触し、且つ他端が上記接触子E32の背面
に接触した、導電性の圧縮コイルばねE33とを備えて
いる。上記印加用導電板E41は、一端が集塵エレメン
トEの一の面E1に露出する被押圧部としての受電側接
触子E20と接触している。この受電側接触子E20
は、後述するアースブラケット60の給電側接触子64
により押圧されて、電気的接触が確保される。E21は
陽極板E14を貫通した状態で各陽極板E14と電気的
に接続された電極棒であり、受電側接触子E20は、印
加用導電板E41及び電極棒E21を介して陽極板E1
4に通電する。
【0025】本アーススイッチE30は、伸長した状態
で陽極板E14を圧縮コイルばねE33及び接触子E3
2を介してアース用導通板E19に短絡させ(図5参
照)、また、収縮した状態で上記の短絡を解除する(図
6参照)。集塵エレメントEは、図3に示すように、ア
ーススイッチE30が配置された上記一の面E1を上向
きにして、上記エレメント収容部21〜23に挿脱され
る。
【0026】図3及び図7を参照して、本体ケーシング
10は、同じ矩形状をした天板部11、2枚の中板部
12及び底板部13と、これら天板部11、中板部1
2及び底板部13の対応する四隅部をそれぞれ連結した
柱14とを備えており、図において前後方向Bに沿って
通気流を流すものである。14Aは扉4A,4Bを後方
の柱14に回動自在に取り付けるための蝶番であり、1
4Bは前方の柱14に取り付けられる、扉4A,4Bの
閉じ状態を保持するためのフックである。
【0027】天板部11、2枚の中板部12、及び底板
部13によって、上記エレメント収容部21〜23が区
画されており、各エレメント収容部21〜23の左右方
向に集塵エレメントEの挿脱方向Aが設定されていると
共に、エレメント収容部21〜23の左右方向両端の開
口によって、それぞれ上記挿脱口31A〜33A,31
B〜33Bが形成されている。
【0028】各エレメント21〜23の左側の上下3段
の挿脱口31A〜33Aは、一枚の扉4Aによって一括
して開閉され、同様に右側の上下3段の挿脱口31B〜
33Bは、一枚の扉4Bによって一括して開閉されるよ
うなっている。各扉4A,4Bは、扉4A,4Bの閉じ
動作に連動して、後述するアースブラケットを押すため
の押圧突起4Cを有している。
【0029】中板部12は、下面の開放した箱状の外
枠121と、この外枠121の天板部の下面に固定さ
れた保持板122と、この保持板122の下方に保持
された下面板123とを備えている。下面板123は、
下面中央に上記挿脱方向に沿って延びる凹溝51を有し
ており、この凹溝51内に、集塵エレメントEのアース
スイッチE30を一括して駆動するための棒体としての
アースブラケット60が配置されている。また、下面板
123の下面には、上記凹溝51は挟んで平行に延び
る、各二対のフィルタガイド溝52,53が、チャンネ
ル材等により形成されている。各フィルタガイド52,
53には、金網等からなるフィルタF(図3参照)が配
置される。
【0030】上記外枠121の上面部には、上記フィル
タガイド52,53に対応して、一対のフィルタガイド
溝54,55が形成されている。下面板123の上面部
であって凹溝51の裏側の突出部分には、開口56が形
成れ、この開口56の対向する縁部に一対のステー57
a,57bが取り付けられている。各ステー57a,5
7bは上下に長い長孔58を有している。
【0031】天板部11の下部は中板部12の下部と同
様に構成されており、また、底板部13の上部は中板部
12の上部と同様に構成されている。アースブラケット
60は、縦バー61と上下の横バー62,63を有す
る、断面ヒ字形形状の長尺の絶縁体からなり、その両端
部は、支持機構Cを介して下板部13のステー57a,
57bに支持されている。
【0032】支持機構Cは、アースブラケット60を上
記ステー57a,57bによって吊り下げるための一対
のレバーC1,C2を備えている。各レバーC1,C2
と下板部123の所定部との間には、くの字形形状のね
じりばねC3が掛け渡されている。ねじりばねC3は、
一端が下板部123の所定部に形成した開口に引っ掛け
られ、他端はピン71に引っ掛けられている。
【0033】各レバーC1,C2の下端は、ピン71を
介してアースブラケット60の両端部にそれぞれ回動自
在に連結され、各レバーC1,C2の上端は、上記長孔
58に挿通されたピン72を介して上記ステー57a,
57bに回動自在に連結されている。これにより、各レ
バーC1,C2は、各ピン71,72の回りに回動自在
であると共に、各レバーC1,C2の上端は上下方向に
沿って移動自在となっている。そして、アースブラケッ
ト60、支持機構BのレバーC1,C2及び下面板12
3を含んで平行リンク機構が形成されている。
【0034】また、アースブラケット60の横バー62
には、断面Jの字状の給電側接触子64が、長手方向に
間隔をおいて複数取り付けられている。これらの給電側
接触子64は、アースブラケット60が下方位置にある
状態で、それぞれ集塵エレメントEの受電側接触子E2
0と接触して電源供給する。次いで、扉4A,4Bの開
閉動作に連動して、アースブラケット60の姿勢が変化
される様子について説明する。図10(a),図10
(b)及び図10(c)がそれぞれ図11,図2,図1
にそれぞれ対応する。
【0035】図1に示すように扉4A,4Bが閉じられ
た状態では、両扉4A,4Bの押圧突起4Cがアースブ
ラケット60の両端部と当接して、アースブラケット6
0の長手方向の中央がエレメント収容部21の長手方向
の中央と一致するように、アースブラケット60を保持
している。この状態でアースブラケット60は、第1の
姿勢としての下方姿勢に変位しており、各アーススイッ
チE30を押圧して非作動状態としていると共に、給電
側接触子64が集塵エレメントEの受電側接触子E20
と接触して高圧印加可能な状態としている。
【0036】アースブラケット60が下方姿勢にある状
態では、図10(b)に示すように、レバーC1(C
2)が直立状態にあり、ねじりばねC3の付勢力はレバ
ーC1(C2)を長手方向に沿って押し下げるように働
いている。一方、レバーC1(C2)は長孔58に沿っ
て上下方向に移動自在であるから、アースブラケット6
0は、その自重に加えてねじりばねC3の付勢力によっ
て横バー63を介してアーススイッチE30を弾性的に
押圧し、且つ給電側接触子64を介して受電側接触子E
20を弾性的に押圧することができ、これにより、集塵
エレメントEやエレメント収容部21〜23の製造時の
ばらつき等による高さ変動を許容することができる。
【0037】一方、図2又は図11に示すように、何れ
か一方の扉4A,4Bが開放されると、押圧突起4Cが
アースブラケット60の端部の押圧を解除するため、ア
ースブラケット60は、ねじりばねC3によって、開か
れた扉4A(又は4B)の側へ平行移動され、これに伴
って、第2の姿勢としての上方姿勢に変位し〔図10
(A)又は(c)〕、横バー63や給電側接触子64に
よる、各アーススイッチE30や受電側接触子E20へ
の押圧を解除すると共に集塵エレメントEの挿脱時の移
動経路から退避する。これにより、集塵エレメントEを
エレメント収容部213〜23に挿脱するときに、アー
スブラケット60が抵抗になることがない。両接触子6
4,E20の接触が解除れることによって、集塵エレメ
ントEへの電源供給が断たれ、また、押圧を解除された
各アーススイッチE30は、内部の陽極板E14と集塵
極板E15を短絡させ、残留電荷が除去される。
【0038】上記のように、扉4A(4B)の開閉動作
に連動して、アースブラケット60を変位させる連動機
構Dは、上記扉4A(4B)の閉じ動作に連動してアー
スブラケット60を下方姿勢に変位させる押圧突起4C
と、扉4A(4B)の開放動作に連動して、アースブラ
ケット60を上方姿勢に変位させるねじりばねC3とに
より構成されていることになる。
【0039】本実施例によれば、下記の作用効果を奏す
る。すなわち、 エレメント収容部21〜23への集塵エレメントE
の挿脱時に、アースブラケット60の横バー63や給電
側接触子64が、アーススイッチE30や受電側接触子
E20に与える抵抗を無くすことができるので、集塵エ
レメントEを円滑に挿脱することができる。 集塵エレメントEのメンテナンス時に必ず実行され
る扉4A又は4Bの開閉動作に連動して、高圧印加のた
めの接触子64,E20同士の接離やアーススイッチE
30の駆動を達成するようにしたので、高圧印加の解除
やアーススイッチE30の駆動等を確実に行なえる。そ
の結果、電撃防止を確実に達成できる。 いわゆる両開きタイプのものにおいて、何れの方向
から集塵エレメントEを挿脱したとしても、挿脱側の扉
4A(4B)の開閉に連動して、高圧印加の解除やアー
ススイッチE30の駆動等を達成できる。 複数のエレメント収容部21〜23の同側の挿脱口
31A〜33A(又は31B〜33B)を一括開閉可能
な一枚の扉4A(又は4B)を開閉すると、これに連動
して、全エレメント収容部21〜23のアースブラケッ
ト60を一括して変位でき、便利である。 ねじりばねC3用いた非常に簡単な構造にてアース
ブラケット60を上方姿勢に駆動できる。 アースブラケット60が、その横バー63や給電側
接触子64によってアーススイッチE30や受電側接触
子E20をそれぞれ弾性的に押圧することができるの
で、組立て誤差等による集塵エレメントEの高さ変動を
吸収することができると共に電気的接触を確実にするこ
とができる。しかも、弾性的な押圧力を発生させる手段
は、アースブラケット60を変位させる駆動用のねじり
ばねC3により兼用されるので、構造を簡素化すること
ができる。 アースブラケット60が高圧側への給電側接触子6
4を有するので、アースブラケット60と別に高圧側の
接触子を設ける場合と比較して、接点の減少により接続
抵抗を小さくすることができる。 アースブラケット60自体が絶縁物からなるので、
絶縁シールを不要にでき、製造コストを安価にできる。 アースブラケット60を支持する支持機構Cがアー
スブラケット60を含んだ平行リンク機構を構成してい
るので、アースブラケット60を挿脱方向Aへ押すこと
により、アースブラケット60を上方姿勢及び下方姿勢
に変位させることができ、簡単な構造でアースブラケッ
ト60の姿勢変化のための力の負荷方向を変換すること
ができる。特に、アースブラケット60の姿勢変化を扉
4A(4B)に連動させる場合に、適しており、構造を
簡素化できる。
【0040】なお、上記実施例では、アースブラケット
60を両方の扉4A,4Bに連動させたが、何れか一方
の扉4A(又は4B)のみに連動させるようにしても良
い。また、上記実施例では、下板部123に長孔58を
形成したが、この構造に代えて、図12(a)(b)に
示すように、レバーC1(C2)に長手方向に長い長孔
59Aを設け、これに下板部123に固定したピン59
Bを挿通させるようにしても良い。なお、図12
(a),(b)において、給電側接触子64及び受電側
接触子E20の図示は省略してある。
【0041】図13(a),(b)は、片開きの場合の
連動機構の例を示しており、(a)はアースブラケット
60が上方姿勢にある状態、(b)はアースブラケット
60が下方姿勢にある状態をそれぞれ示している。な
お、図13(a),(b)において、給電側接触子64
及び受電側接触子E20の図示は省略してある。本実施
例では、アースブラケット60を長手方向に押して上方
姿勢に付勢するための手段としてのばねC5と、アース
ブラケット60が下方姿勢にある状態で、アースブラケ
ット60を下方へ弾性的に付勢する手段としてのばねC
6とを設けたことである。この場合、ばねの機能が分担
されるので、ばねC5としては、ブラケット60を長手
方向にのみ付勢すれば良いことになり、十分な付勢力を
発揮させることができる。
【0042】図14は、両開きの場合の連動機構の他の
例を示している。同図を参照して、本実施例では、扉4
A(4B)を開放させると、扉4A(4B)に設けた係
合腕4Dがアースブラケット60の後部に形成した被係
合突起65に係合し、これにより、アースブラケット6
0が長手方向に引き出されて上方姿勢に変位される。本
実施例では、アースブラケット60を長手方向に付勢す
る手段を不要にすることができる。例えば、この連動機
構を図13のばね機能を分担したものに適用した場合、
ねじりばねC5を不要にすることができる。
【0043】本発明は上記各実施例に限定されるもので
はなく、例えば、本発明をアーススイッチを持たない集
塵エレメントを有する電気集塵器の電撃防止装置に適用
することもできる。また、エレメント収容部を一段のみ
としても良く、その他、本発明の要旨を変更しない範囲
で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0044】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、エレメン
ト収容部への集塵エレメントの挿脱時に、棒体の押圧部
が被押圧部に与える抵抗を無くすことができるので、小
さな力で集塵エレメントを円滑に挿脱することができ
る。請求項2に係る発明によれば、両接触子間の押圧が
解除された状態で集塵エレメントを挿脱できるので、集
塵エレメントを円滑に挿脱することができる。また、棒
体と別に給電側接触子を設ける場合と比較して、接点の
減少により接続抵抗を小さくすることができる。
【0045】請求項3に係る発明によれば、上記棒体の
押圧部によるアーススイッチの押圧が解除された状態
で、集塵エレメントを挿脱できるので、集塵エレメント
を円滑に挿脱することができる。請求項4に係る発明に
よれば、ばね部材を用いた非常に簡単な構造にて棒体を
駆動できる。
【0046】請求項5に係る発明によれば、集塵エレメ
ントのメンテナンス時に必ず実行される扉の開閉動作に
連動して、被押圧部を被作用状態にするようにしたの
で、被押圧部を確実に被作用状態にできる。請求項6に
係る発明によれば、エレメント収容部の双方向に集塵エ
レメントの挿脱動作を行なえるようにした、いわゆる両
開きタイプのものにおいて、何れの方向から集塵エレメ
ントを挿脱したとしても、挿脱側の扉の開閉に連動し
て、被押圧部を作用状態にできる。
【0047】請求項7に係る発明によれば、複数のエレ
メント収容部の同側の挿脱口を一括開閉可能な扉を開閉
すると、これに連動して、全エレメント収容部の棒体を
一括して変位できる。一の扉の開閉により、全被押圧部
を被作用状態にすることができるので、便利である。請
求項8に係る発明によれば、押圧部によって被押圧部を
一括して押圧した棒体を、付勢手段によって被押圧部に
弾性的に押圧することができるので、組立て誤差等に起
因した集塵エレメントの高さ変動を吸収することができ
ると共に電気的接触を確実にすることができる。
【0048】請求項9に係る発明によれば、上記付勢手
段が棒体を駆動するばね部材により兼用されるので、構
造を簡素化することができる。請求項10に係る発明に
よれば、棒体自体が絶縁物からなるので、絶縁シールを
不要にでき、製造コストを安価にできる。請求項11に
係る発明によれば、棒体を挿脱方向へ変位させることに
より、棒体を第1及び第2の姿勢に変位させることがで
き、簡単な構造で棒体の姿勢変化のための力の負荷方向
を変換することができる。特に、棒体の姿勢変化を扉に
連動させる場合に、簡単な連動機構を採用することがで
き、構造を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電撃防止装置を含む電
気集塵器の内部構成を示す概略側面図であり、両扉が閉
じられた状態を示している。
【図2】電気集塵器の内部構成を示す概略側面図であ
り、左側の扉が開放された状態を示している。
【図3】電気集塵器及び集塵エレメントの概略分解斜視
図である
【図4】集塵エレメントの内部構成を示す概略分解斜視
図である。
【図5】集塵エレメントの受電側接触子及びアーススイ
ッチの周辺部分を示す断面図であり、アーススイッチの
作用状態を示している。
【図6】集塵エレメントの受電側接触子アーススイッチ
の周辺部分を示す断面図であり、アーススイッチの非作
用状態を示している。
【図7】電気集塵器の本体ケーシングの概略分解斜視図
である。
【図8】本体ケーシングの中板部及びアースブラケット
の分解斜視図である。
【図9】アースブラケットの支持機構を示す部分断面側
面図である。
【図10】アースブラケット及び支持機構の概略側面図
であり、(a)及び(c)はアースブラケットが上方姿
勢にある状態を示し、(b)はアースブラケットが下方
姿勢にある状態を示している。
【図11】電気集塵器の内部構成を示す概略図であり、
右側の扉が開放された状態を示している。
【図12】他の実施例に係るアースブラケット及び支持
機構の概略側面図であり、(a)はアースブラケットが
下方姿勢にある状態を示し、(b)はアースブラケット
が上方姿勢にある状態を示している。
【図13】さらに他の実施例に係るアースブラケット及
び連動機構の概略図であり、(a)はアースブラケット
が下方姿勢にある状態を示し、(b)はアースブラケッ
トが上方姿勢にある状態を示している。
【図14】さらに他の実施例に係るアースブラケット及
び連動機構の概略平面図である。
【符号の説明】
E 集塵エレメント E20 受電側接触子(被押圧部) E30 アーススイッチ(被押圧部) 4A,4B 扉 4C 押圧突起(連動機構) 4D 係合腕(連動機構) 10 本体ケーシング 21〜23 エレメント収容部 31A〜33A 挿脱口 31B〜33B 挿脱口 60 アースブラケット(棒体) 63 横バー(押圧部) 64 給電側接触子(押圧部) C 支持機構 C1,C2 レバー C3 ねじりばね(ばね部材,連動機構) C5,C6 ばね D 連動機構

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の集塵エレメント(E) が本体ケーシン
    グ(10)のエレメント収容部(21 〜23) に所定の挿脱口(3
    1A〜33A,31B 〜33B)を通してスライド挿入されてスライ
    ド方向に並べて保持されると共に、各電気集塵エレメン
    ト(E) が外部からの押圧を受け且つ押圧解除によって電
    撃防止を達成する被押圧部(E20,E30) をそれぞれ有する
    電気集塵器において、 上記エレメント収容部(21 〜23) の内部に設けられ、上
    記スライド方向に沿う長尺の棒体(60)、 この棒体(60)に設けられ、上記各集塵エレメント(E) の
    被押圧部(E20,E30) を一括して押圧可能な押圧部(64,6
    3) 、及びこの棒体(60)を、上記押圧部(64,63) によっ
    て上記被押圧部(E20,E30) を押圧する第1の姿勢と、エ
    レメント収容部(21 〜23) 内での集塵エレメント(E) の
    挿脱時移動経路から退避して上記被押圧部(E20,E30) へ
    の押圧を解除することにより電撃防止を達成する第2の
    姿勢とに姿勢変化自在に支持する支持機構(C)を備えた
    ことを特徴とする電気集塵器の電撃防止装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電気集塵器の電撃防止装置
    において、上記押圧部は、高圧印加のための給電側接触
    子(64)を含み、上記被押圧部は、上記給電側接触子(64)
    から高圧印加を受ける受電側接触子(E20) を含むことを
    特徴とする電気集塵器の電撃防止装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の電気集塵器の電撃防
    止装置において、上記被押圧部は、集塵エレメント(E)
    の内部の残留電荷を除去するアーススイッチ(E30) を含
    むことを特徴とする電気集塵器の電撃防止装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載の電気集
    塵器の電撃防止装置において、 上記棒体(60)を第2の姿勢へ駆動するばね部材(C3)を設
    けたことを特徴とする電気集塵器の電撃防止装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4の何れかに記載の電気集
    塵器の電撃防止装置において、 上記挿脱口を開閉する扉(4A,4B) 、及び上記扉(4A,4B)
    の開放動作及び閉じ動作にそれぞれ連動して上記棒体(6
    0)を第2及び第1の姿勢へ変位させる連動機構(D)をさ
    らに備えたことを特徴とする電気集塵器の電撃防止装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の電気集塵器の電撃防止装置
    において、 上記挿脱口(31A〜33A,31B 〜33B)及び扉(4A,4B) は、上
    記エレメント収容部(21 〜23) の所定方向側端部と反所
    定方向側端部にそれぞれ設けられており、上記連動機構
    (D) は、各扉(4A,4B) に対応して一対が設けられている
    ことを特徴とする電気集塵器の電撃防止装置。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載の電気集塵器の電撃防
    止装置において、 上記エレメント収容部(21 〜23) は複数併設されてお
    り、 上記扉(4A,4B) は複数のエレメント収容部(21 〜23) の
    同側の挿脱口(31A 〜33A,31B 〜33B)を一括して開閉す
    るものからなり、 上記連動機構(D) は、上記扉の開閉動作に連動して、全
    エレンメント収容部(21 〜23) の棒体(60)を一括して変
    位させるものからなることを特徴とする電気集塵器の電
    撃防止装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7の何れかに記載の電気集
    塵器の電撃防止装置において、 上記支持機構(C) は、第1の姿勢にある棒体(60)を被押
    圧部(E20,E30) 側へ進退自在に支持しており、且つこの
    第1の姿勢にある棒体(60)を被押圧部(E20,E30) 側へ付
    勢する付勢手段(C3,C6) が設けられていることを特徴と
    する電気集塵器の電撃防止装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の電気集塵器の電撃防止装置
    において、上記付勢手段は上記棒体(60)を駆動するばね
    部材(C3)により兼用されていることを特徴とする電気集
    塵器の電撃防止装置。
  10. 【請求項10】請求項1ないし8記載の何れかに記載の
    電気集塵器の電撃防止装置において、 上記棒体(60)は、絶縁体からなることを特徴とする電気
    集塵器の電撃防止装置。
  11. 【請求項11】請求項1ないし10の何れかに記載の電
    気集塵器の電撃防止装置において、 上記支持機構(C) は、棒体(60)を含んで平行リンク機構
    を構成していることを特徴とする電気集塵器の電撃防止
    装置。
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