JPH08192072A - イオン交換樹脂計量装置 - Google Patents
イオン交換樹脂計量装置Info
- Publication number
- JPH08192072A JPH08192072A JP7005655A JP565595A JPH08192072A JP H08192072 A JPH08192072 A JP H08192072A JP 7005655 A JP7005655 A JP 7005655A JP 565595 A JP565595 A JP 565595A JP H08192072 A JPH08192072 A JP H08192072A
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- Japan
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- resin
- column
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- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カチオン交換樹脂とアニオン交換樹脂との混
合樹脂を自動的に分離して各イオン交換樹脂量を計測す
る。 【構成】 混合樹脂４を充填する計測カラム１と、カラ
ム１の上部に開口した水供給管５及び排出管６と、カラ
ム１下部に開口した両樹脂の中間の比重を有する分離液
導入管７と、樹脂界面位置を検出するセンサ１０とを備
えるイオン交換樹脂計量装置。 【効果】 分離液により混合樹脂４を比重差で分離し、
カラム上部の水供給管５から流入させた水流により上層
のアニオン交換樹脂を排出管６から排出する。排出後、
センサ１０で樹脂界面を測定してカチオン交換樹脂量を
求める。全混合樹脂量からカチオン交換樹脂量を差し引
いてアニオン交換樹脂量を求める。分離、計測に要する
時間、手間、費用を大幅に低減する。誤計量を防止して
正確な測定を行う。
合樹脂を自動的に分離して各イオン交換樹脂量を計測す
る。 【構成】 混合樹脂４を充填する計測カラム１と、カラ
ム１の上部に開口した水供給管５及び排出管６と、カラ
ム１下部に開口した両樹脂の中間の比重を有する分離液
導入管７と、樹脂界面位置を検出するセンサ１０とを備
えるイオン交換樹脂計量装置。 【効果】 分離液により混合樹脂４を比重差で分離し、
カラム上部の水供給管５から流入させた水流により上層
のアニオン交換樹脂を排出管６から排出する。排出後、
センサ１０で樹脂界面を測定してカチオン交換樹脂量を
求める。全混合樹脂量からカチオン交換樹脂量を差し引
いてアニオン交換樹脂量を求める。分離、計測に要する
時間、手間、費用を大幅に低減する。誤計量を防止して
正確な測定を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はイオン交換樹脂計量装置
に係り、特に、混合樹脂をカチオン交換樹脂とアニオン
交換樹脂とに分離し、各イオン交換樹脂量を計測するた
めの装置に関する。
に係り、特に、混合樹脂をカチオン交換樹脂とアニオン
交換樹脂とに分離し、各イオン交換樹脂量を計測するた
めの装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】発電プラントの復水脱塩装置等では、カ
チオン交換樹脂とアニオン交換樹脂とを混合した混床式
イオン交換樹脂塔を使用している。このような混床式イ
オン交換樹脂塔内の樹脂の状態を評価するためには、脱
塩に使用しているイオン交換樹脂を少量サンプリング
し、分析や性能試験を行う。混合されたイオン交換樹脂
の評価を行う場合、評価に使用した混合樹脂のアニオン
交換樹脂量とカチオン交換樹脂量を個々に測定する必要
がある。
チオン交換樹脂とアニオン交換樹脂とを混合した混床式
イオン交換樹脂塔を使用している。このような混床式イ
オン交換樹脂塔内の樹脂の状態を評価するためには、脱
塩に使用しているイオン交換樹脂を少量サンプリング
し、分析や性能試験を行う。混合されたイオン交換樹脂
の評価を行う場合、評価に使用した混合樹脂のアニオン
交換樹脂量とカチオン交換樹脂量を個々に測定する必要
がある。
【０００３】従来、混合樹脂を自動的に各イオン交換樹
脂に分離して計量する装置は提案されておらず、混合樹
脂の分離及び計測はすべて手動操作にて実施されてい
る。
脂に分離して計量する装置は提案されておらず、混合樹
脂の分離及び計測はすべて手動操作にて実施されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来にお
いては、混合樹脂の分離及び樹脂量の計測は手動で行わ
れているため、分離、計測のために多くの時間と手間と
費用が必要とされる上に、人手による誤計量の可能性も
あるという欠点があった。
いては、混合樹脂の分離及び樹脂量の計測は手動で行わ
れているため、分離、計測のために多くの時間と手間と
費用が必要とされる上に、人手による誤計量の可能性も
あるという欠点があった。
【０００５】本発明は上記従来の問題点を解決し、混合
樹脂を自動的にカチオン交換樹脂とアニオン交換樹脂と
に分離すると共に、各樹脂量を計量することができ、混
合樹脂の分離、計測に要する時間、手間、費用を低減す
ると共に、誤計量を防止して正確な計測を行えるイオン
交換樹脂計量装置を提供することを目的とする。
樹脂を自動的にカチオン交換樹脂とアニオン交換樹脂と
に分離すると共に、各樹脂量を計量することができ、混
合樹脂の分離、計測に要する時間、手間、費用を低減す
ると共に、誤計量を防止して正確な計測を行えるイオン
交換樹脂計量装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のイオン交換樹脂
計量装置は、計量されるカチオン交換樹脂とアニオン交
換樹脂との混合樹脂を充填する計測カラムと、該カラム
の上部に開口した水供給管及び排出管と、該カラム下部
に開口した、アニオン交換樹脂の比重とアニオン交換樹
脂の比重との中間の比重を有する分離液の導入管と、該
カラム内における樹脂の堆積高さを検出するセンサとを
備えてなることを特徴とする。
計量装置は、計量されるカチオン交換樹脂とアニオン交
換樹脂との混合樹脂を充填する計測カラムと、該カラム
の上部に開口した水供給管及び排出管と、該カラム下部
に開口した、アニオン交換樹脂の比重とアニオン交換樹
脂の比重との中間の比重を有する分離液の導入管と、該
カラム内における樹脂の堆積高さを検出するセンサとを
備えてなることを特徴とする。
【０００７】
【作用】分離液導入管からカラム下部に導入した分離液
により、計測カラム内の混合樹脂のカチオン交換樹脂と
アニオン交換樹脂とを比重差で分離する。即ち、比重の
小さい方の樹脂（通常はアニオン交換樹脂）を該分離液
の上昇水流に随伴させて該カラム内を上昇させる。カラ
ム内の上部にあっては、水供給管から排出管に向かう水
流が形成されており、この水流により、分離液と共に上
昇したアニオン交換樹脂を排出管へ排出する。
により、計測カラム内の混合樹脂のカチオン交換樹脂と
アニオン交換樹脂とを比重差で分離する。即ち、比重の
小さい方の樹脂（通常はアニオン交換樹脂）を該分離液
の上昇水流に随伴させて該カラム内を上昇させる。カラ
ム内の上部にあっては、水供給管から排出管に向かう水
流が形成されており、この水流により、分離液と共に上
昇したアニオン交換樹脂を排出管へ排出する。
【０００８】アニオン交換樹脂を排出後、カラム内に残
存するカチオン交換樹脂の堆積高さを測定することによ
りカチオン交換樹脂量を求めることができる。全混合樹
脂量からこのカチオン交換樹脂量を差し引くことにより
アニオン交換樹脂量を求めることができる。
存するカチオン交換樹脂の堆積高さを測定することによ
りカチオン交換樹脂量を求めることができる。全混合樹
脂量からこのカチオン交換樹脂量を差し引くことにより
アニオン交換樹脂量を求めることができる。
【０００９】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【００１０】図１は本発明のイオン交換樹脂計量装置の
一実施例を示す系統図である。
一実施例を示す系統図である。
【００１１】本実施例においては、断面積が既知の計測
カラム１がカラム軸心方向を上下方向にして設置されて
いる。この計測カラム１内に、上部の樹脂導入管３より
被計測混合樹脂が供給され、支持板２上に充填される。
カラム１がカラム軸心方向を上下方向にして設置されて
いる。この計測カラム１内に、上部の樹脂導入管３より
被計測混合樹脂が供給され、支持板２上に充填される。
【００１２】計測カラム１の上部には、水供給管５及び
排出管６が接続されている。本実施例では、管５，６は
カラム１の直径方向に対峙して設けられている。カラム
１の底部には、分離液、即ち、被計測混合樹脂のアニオ
ン交換樹脂の比重とカチオン交換樹脂の比重との中間の
比重を有する液の導入管７が接続されている。
排出管６が接続されている。本実施例では、管５，６は
カラム１の直径方向に対峙して設けられている。カラム
１の底部には、分離液、即ち、被計測混合樹脂のアニオ
ン交換樹脂の比重とカチオン交換樹脂の比重との中間の
比重を有する液の導入管７が接続されている。
【００１３】この管７の途中には、被計測混合樹脂充填
時の水を排出するための水抜き配管８が接続されてい
る。カラム１の下部には、カラム１内に残ったイオン交
換樹脂の排出配管９が接続されている。
時の水を排出するための水抜き配管８が接続されてい
る。カラム１の下部には、カラム１内に残ったイオン交
換樹脂の排出配管９が接続されている。
【００１４】計測カラム１の側方には、樹脂界面（イオ
ン交換樹脂の充填層の上面）を検出するセンサ１０が、
上下方向に移動可能に設けられている。このセンサ１０
は、投光部と受光部とを備え、樹脂による反射光量又は
遮光量で樹脂界面を検知するものであり、ロータリエン
コーダを備えるモータ１１Ａ，１１Ｂにより上下動され
る。本実施例では、該モータ１１Ａ，１１Ｂの回転量に
より、樹脂界面を検出したセンサ１０の基準高さからの
移動量を求め、この移動量から樹脂界面の高さを求める
ように構成されている。
ン交換樹脂の充填層の上面）を検出するセンサ１０が、
上下方向に移動可能に設けられている。このセンサ１０
は、投光部と受光部とを備え、樹脂による反射光量又は
遮光量で樹脂界面を検知するものであり、ロータリエン
コーダを備えるモータ１１Ａ，１１Ｂにより上下動され
る。本実施例では、該モータ１１Ａ，１１Ｂの回転量に
より、樹脂界面を検出したセンサ１０の基準高さからの
移動量を求め、この移動量から樹脂界面の高さを求める
ように構成されている。
【００１５】１２は排出管６内の樹脂の流通の有無を検
出するセンサ（フロースイッチ等の樹脂移送検出計）で
ある。
出するセンサ（フロースイッチ等の樹脂移送検出計）で
ある。
【００１６】Ｖ1 ，Ｖ2 ，Ｖ3 ，Ｖ4 ，Ｖ5 ，Ｖ6 は、
各々、配管５，６，７，３，８，９に設けられた電動バ
ルブである。
各々、配管５，６，７，３，８，９に設けられた電動バ
ルブである。
【００１７】以下にこのイオン交換樹脂計量装置により
アニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との混合樹脂の自
動分離計測を行う手順について説明する。
アニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との混合樹脂の自
動分離計測を行う手順について説明する。
【００１８】 まず、バルブＶ4 ，Ｖ5 を開、バルブ
Ｖ1 ，Ｖ2 ，Ｖ3 ，Ｖ6 を閉として、樹脂導入管３よ
り、被計測混合樹脂を水で移送して計測カラム１内の支
持板２上に充填する。移送に用いた水は、カラム１下部
の水抜き配管８より排出される。
Ｖ1 ，Ｖ2 ，Ｖ3 ，Ｖ6 を閉として、樹脂導入管３よ
り、被計測混合樹脂を水で移送して計測カラム１内の支
持板２上に充填する。移送に用いた水は、カラム１下部
の水抜き配管８より排出される。
【００１９】計測カラム１に充填した被計測混合樹脂量
は、予め測定した所定量とするか、或いは、充填後、樹
脂面検出センサ１０で検出するなどして、その量を求め
ておく。
は、予め測定した所定量とするか、或いは、充填後、樹
脂面検出センサ１０で検出するなどして、その量を求め
ておく。
【００２０】 被計測混合樹脂充填後、バルブＶ4 ，
Ｖ5 を閉じ、バルブＶ1 ，Ｖ2 を開けて、水供給管５よ
り計測カラム１内へ純水を流入させ、排出管６から排出
する。これにより、該計測カラム１の上部には、該管５
から管６に向かう水流が形成される。
Ｖ5 を閉じ、バルブＶ1 ，Ｖ2 を開けて、水供給管５よ
り計測カラム１内へ純水を流入させ、排出管６から排出
する。これにより、該計測カラム１の上部には、該管５
から管６に向かう水流が形成される。
【００２１】 次に、バルブＶ3 を開けて計測カラム
１の底部から分離液導入管７を経て分離液を導入する。
この分離液は、被計測混合樹脂中のアニオン交換樹脂の
比重とカチオン交換樹脂の比重との中間の比重を有する
ものであり、通常の場合、１２重量％以上の濃度のＮａ
ＯＨ，ＮａＣｌ等の水溶液が用いられる。
１の底部から分離液導入管７を経て分離液を導入する。
この分離液は、被計測混合樹脂中のアニオン交換樹脂の
比重とカチオン交換樹脂の比重との中間の比重を有する
ものであり、通常の場合、１２重量％以上の濃度のＮａ
ＯＨ，ＮａＣｌ等の水溶液が用いられる。
【００２２】計測カラム１内を上昇する分離液に随伴さ
れて、比重の小さいアニオン交換樹脂が上昇し、比重の
大きいカチオン交換樹脂は計測カラム１の下部に残る。
なお、この際、カチオン交換樹脂までが上昇しないよう
に分離液の流入速度を小さくする。
れて、比重の小さいアニオン交換樹脂が上昇し、比重の
大きいカチオン交換樹脂は計測カラム１の下部に残る。
なお、この際、カチオン交換樹脂までが上昇しないよう
に分離液の流入速度を小さくする。
【００２３】計測カラム１内を上昇したアニオン交換樹
脂は、計測カラム１上部に形成された管５から管６に向
かう水流にのって、排出管６より排出される。
脂は、計測カラム１上部に形成された管５から管６に向
かう水流にのって、排出管６より排出される。
【００２４】このアニオン交換樹脂の排出は、排出管６
に設けられたセンサ１２によって検出される。このセン
サ１２によるアニオン交換樹脂の流出が一定時間以上検
知されなくなったときを、計測カラム１からのアニオン
交換樹脂全量の流出が終了した時点と判断する。
に設けられたセンサ１２によって検出される。このセン
サ１２によるアニオン交換樹脂の流出が一定時間以上検
知されなくなったときを、計測カラム１からのアニオン
交換樹脂全量の流出が終了した時点と判断する。
【００２５】 計測カラム１からのアニオン交換樹脂
全量の流出が終了したら、すべてのバルブＶ1 〜Ｖ6 を
閉じた状態とする。計測カラム１内に残ったカチオン交
換樹脂が沈静した後、カチオン交換樹脂界面をセンサ１
０で測定する。
全量の流出が終了したら、すべてのバルブＶ1 〜Ｖ6 を
閉じた状態とする。計測カラム１内に残ったカチオン交
換樹脂が沈静した後、カチオン交換樹脂界面をセンサ１
０で測定する。
【００２６】 カチオン交換樹脂界面の高さと、予め
求められている計測カラム１の断面積とから、カチオン
交換樹脂量を算出する。また、被計測混合樹脂量からこ
のカチオン交換樹脂量を差し引いてアニオン交換樹脂量
を算出する。
求められている計測カラム１の断面積とから、カチオン
交換樹脂量を算出する。また、被計測混合樹脂量からこ
のカチオン交換樹脂量を差し引いてアニオン交換樹脂量
を算出する。
【００２７】上記一連の操作により、少量の混合樹脂の
分離及び各イオン交換樹脂量の計測を行うことができ
る。
分離及び各イオン交換樹脂量の計測を行うことができ
る。
【００２８】本発明において、樹脂界面の検出センサ
は、図示の如く、センサが上下動して界面を検出するも
のでも良く、樹脂界面が位置する可能性のある範囲に、
鉛直方向に複数個のセンサを設置しておき、各センサの
検出結果から樹脂界面を求めるものであっても良い。ま
た、このセンサは、投光部と受光部とを有し、樹脂によ
る反射光量又は遮光量により界面を検出するものの他、
色を判別して樹脂界面を検知する色判別センサであって
も良い。
は、図示の如く、センサが上下動して界面を検出するも
のでも良く、樹脂界面が位置する可能性のある範囲に、
鉛直方向に複数個のセンサを設置しておき、各センサの
検出結果から樹脂界面を求めるものであっても良い。ま
た、このセンサは、投光部と受光部とを有し、樹脂によ
る反射光量又は遮光量により界面を検出するものの他、
色を判別して樹脂界面を検知する色判別センサであって
も良い。
【００２９】また、センサ１２の樹脂移送検出計につい
ても、配管内の樹脂の有無を判断して、樹脂の流れが続
いているか、途切れたかを見分けるものであれば良く、
任意の手段が使用できる。
ても、配管内の樹脂の有無を判断して、樹脂の流れが続
いているか、途切れたかを見分けるものであれば良く、
任意の手段が使用できる。
【００３０】なお、計測カラム１には、センサ１０によ
り光を外部から照射する場合はその少なくとも一部が透
明（透光性）のカラムを用いるが、カラム内にセンサを
設ける場合にはカラムは透明でなくても良い。
り光を外部から照射する場合はその少なくとも一部が透
明（透光性）のカラムを用いるが、カラム内にセンサを
設ける場合にはカラムは透明でなくても良い。
【００３１】このような本発明のイオン交換樹脂計量装
置による計測は、各電動バルブの開閉とセンサによる検
出及び検出結果に基きイオン交換樹脂量を算出する演算
を自動制御する制御装置を設けることにより、人手を要
することなく容易に自動操作により行うことができる。
置による計測は、各電動バルブの開閉とセンサによる検
出及び検出結果に基きイオン交換樹脂量を算出する演算
を自動制御する制御装置を設けることにより、人手を要
することなく容易に自動操作により行うことができる。
【００３２】なお、本発明においては、計測カラムの上
部に水の導入及び排出部が設けられるため、カラム容量
を小さいものとすることができる。
部に水の導入及び排出部が設けられるため、カラム容量
を小さいものとすることができる。
【００３３】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のイオン交換
樹脂計量装置によれば、少量のアニオン交換樹脂とカチ
オン交換樹脂との混合樹脂を自動的に分離して各イオン
交換樹脂量を計測することができるため、復水脱塩装置
に用いる混合樹脂等の評価等に際して、混合樹脂の分
離、計測に要する時間、手間、費用を大幅に低減すると
共に、誤計量を防止して正確な測定を行うことができ
る。
樹脂計量装置によれば、少量のアニオン交換樹脂とカチ
オン交換樹脂との混合樹脂を自動的に分離して各イオン
交換樹脂量を計測することができるため、復水脱塩装置
に用いる混合樹脂等の評価等に際して、混合樹脂の分
離、計測に要する時間、手間、費用を大幅に低減すると
共に、誤計量を防止して正確な測定を行うことができ
る。
【００３４】本発明のイオン交換樹脂計量装置は、イオ
ン交換樹脂のイオン組成分析等の自動化手段として工業
的に極めて有用である。
ン交換樹脂のイオン組成分析等の自動化手段として工業
的に極めて有用である。
【図１】本発明のイオン交換樹脂計量装置の一実施例を
示す系統図である。
示す系統図である。
１ 計測カラム ２ 支持板 ４ 混合樹脂 ５ 水供給管 ６ 排出管 ７ 分離液導入管 １０，１２ センサ
Claims (1)
- 【請求項１】 計量されるカチオン交換樹脂とアニオン
交換樹脂との混合樹脂を充填する計測カラムと、 該カラムの上部に開口した水供給管及び排出管と、 該カラム下部に開口した、アニオン交換樹脂の比重とア
ニオン交換樹脂の比重との中間の比重を有する分離液の
導入管と、 該カラム内における樹脂の堆積高さを検出するセンサと
を備えてなることを特徴とするイオン交換樹脂計量装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7005655A JPH08192072A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | イオン交換樹脂計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7005655A JPH08192072A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | イオン交換樹脂計量装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08192072A true JPH08192072A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11617145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7005655A Pending JPH08192072A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | イオン交換樹脂計量装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08192072A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008105130A1 (ja) | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Ajinomoto Co., Inc. | イオン交換樹脂塔の液面制御方法、その液面制御システム及び界面レベルセンサ |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP7005655A patent/JPH08192072A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008105130A1 (ja) | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Ajinomoto Co., Inc. | イオン交換樹脂塔の液面制御方法、その液面制御システム及び界面レベルセンサ |
| JP5370926B2 (ja) * | 2007-02-28 | 2013-12-18 | 味の素株式会社 | イオン交換樹脂塔の液面制御方法、その液面制御システム及び界面レベルセンサ |
| KR101370211B1 (ko) * | 2007-02-28 | 2014-03-05 | 아지노모토 가부시키가이샤 | 이온 교환 수지탑의 액면 제어 방법, 그의 액면 제어 시스템 및 계면 레벨 센서 |
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