JPH08191861A - 生理用ショーツ - Google Patents
生理用ショーツInfo
- Publication number
- JPH08191861A JPH08191861A JP7006677A JP667795A JPH08191861A JP H08191861 A JPH08191861 A JP H08191861A JP 7006677 A JP7006677 A JP 7006677A JP 667795 A JP667795 A JP 667795A JP H08191861 A JPH08191861 A JP H08191861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof sheet
- crotch piece
- crotch
- piece
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 股間部からヒップにかけてその周辺の体形に
よくフィットするようにした生理用ショーツを提供する
ことである。 【構成】 前身頃10と、後身頃20と、股間片30よ
り成り、股間部に防水シート40が当てられたショーツ
において、防水シート40は、二片の対称的に裁断され
たピースを縫合して双曲線状のふくらみを持つように形
成され、中心の縫合線に沿って防水テープ44が貼り付
けられていることを特徴とする。前記防水シート40の
ふくらみは、股間部からヒップにかけての人体の形状に
よくフィットするため、生理用パッドがずれたり移動す
ることがない。
よくフィットするようにした生理用ショーツを提供する
ことである。 【構成】 前身頃10と、後身頃20と、股間片30よ
り成り、股間部に防水シート40が当てられたショーツ
において、防水シート40は、二片の対称的に裁断され
たピースを縫合して双曲線状のふくらみを持つように形
成され、中心の縫合線に沿って防水テープ44が貼り付
けられていることを特徴とする。前記防水シート40の
ふくらみは、股間部からヒップにかけての人体の形状に
よくフィットするため、生理用パッドがずれたり移動す
ることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生理用ショーツに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、ショーツは、一般に
前身頃1と後身頃2を股間片3の両端で接続し、側縁部
1a、1bと2a、2bで前身頃と後身頃を縫合して形
成されている。
前身頃1と後身頃2を股間片3の両端で接続し、側縁部
1a、1bと2a、2bで前身頃と後身頃を縫合して形
成されている。
【0003】特に、生理用ショーツには、股間片3の内
面に、防水性のあるシートを縫合したり貼り付けたりし
ている。
面に、防水性のあるシートを縫合したり貼り付けたりし
ている。
【0004】
【発明の課題】しかしながら、上記股間片は、平坦な布
で形成され、その上に一枚の防水シートを重ね合せてあ
るため、人体の股間部からヒップにかけての形状によく
フィットせず空隙が生じて、当てがった生理用パッドが
ずれ動く欠点がある。
で形成され、その上に一枚の防水シートを重ね合せてあ
るため、人体の股間部からヒップにかけての形状によく
フィットせず空隙が生じて、当てがった生理用パッドが
ずれ動く欠点がある。
【0005】そこで、この発明の課題は、股間部からヒ
ップにかけての体形によくフィットするようにした生理
用ショーツを提供することである。
ップにかけての体形によくフィットするようにした生理
用ショーツを提供することである。
【0006】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この発
明は、生理用ショーツの股間片及びその内面に固着する
防水シートを一対の対称的形状を有するピースによって
形成したのである。即ち、それぞれの外側縁をほぼく字
形に内側に弯曲させ、中心縫合線をほぼし字形に弯曲さ
せ、中心縫合線で接合して、股間片を形成し、防水シー
トには、中心縫合線に沿って防水テープを貼り付けたの
である。
明は、生理用ショーツの股間片及びその内面に固着する
防水シートを一対の対称的形状を有するピースによって
形成したのである。即ち、それぞれの外側縁をほぼく字
形に内側に弯曲させ、中心縫合線をほぼし字形に弯曲さ
せ、中心縫合線で接合して、股間片を形成し、防水シー
トには、中心縫合線に沿って防水テープを貼り付けたの
である。
【0007】
【作用】上述のように、一対の股間片の中心縫合線がほ
ぼし字形になっているため、中心縫合線で接合すると、
股間部からヒップにかけてほぼ山形の双曲線状の膨らみ
を持った股間片と防水シートが形成される。この股間片
と防水シートの形状は人体の股間部からヒップにかけて
の形状によくフィットするため、生理用パッドがずれ動
くことがない。
ぼし字形になっているため、中心縫合線で接合すると、
股間部からヒップにかけてほぼ山形の双曲線状の膨らみ
を持った股間片と防水シートが形成される。この股間片
と防水シートの形状は人体の股間部からヒップにかけて
の形状によくフィットするため、生理用パッドがずれ動
くことがない。
【0008】また、防水シートには、中心縫合線に沿っ
て防水テープを貼り付けてあるので、遺漏が生じない。
て防水テープを貼り付けてあるので、遺漏が生じない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1乃至図7に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0010】図1に示すように、生理用ショーツは、前
身頃10と、後身頃20と、股間片30より成る。
身頃10と、後身頃20と、股間片30より成る。
【0011】前記前身頃10は、両側の縫合部11a、
11bを有し、大腿部周囲の裾部を形成する内側に弯曲
したヘム12a、12bが設けられ、先端部13は股間
片30の一端と対応している。
11bを有し、大腿部周囲の裾部を形成する内側に弯曲
したヘム12a、12bが設けられ、先端部13は股間
片30の一端と対応している。
【0012】前記後身頃20は、その側部に、前身頃1
0の縫合部11a、11bに対応する縫合部21a、2
1bが設けられ、大腿部周囲の裾部を形成する外側に弯
曲したヘム22a、22bが設けられており、その先端
部23は股間片30の他端に接続される。
0の縫合部11a、11bに対応する縫合部21a、2
1bが設けられ、大腿部周囲の裾部を形成する外側に弯
曲したヘム22a、22bが設けられており、その先端
部23は股間片30の他端に接続される。
【0013】前記股間片30は、一対の対称形ピース3
1a、31bより成る。このピース31a、31bの外
側縁32a、32bは、ほぼく字形に内側に弯曲してお
り、中心縫合線33a、33bは、ほぼし字形の弯曲線
を画いて、下端部付近では外側に突出している。
1a、31bより成る。このピース31a、31bの外
側縁32a、32bは、ほぼく字形に内側に弯曲してお
り、中心縫合線33a、33bは、ほぼし字形の弯曲線
を画いて、下端部付近では外側に突出している。
【0014】次に、図2、図3、図4、図5を参照し
て、防水シートについて説明する。
て、防水シートについて説明する。
【0015】図示のように、防水シート40は、一対の
対称形をしたピース41a、41bより成り、それぞれ
のピースは、前記股間片30のピース31a、31bと
ほぼ同形をなし、サイズが全周にわたって3〜4mm程
度小さくしてある。
対称形をしたピース41a、41bより成り、それぞれ
のピースは、前記股間片30のピース31a、31bと
ほぼ同形をなし、サイズが全周にわたって3〜4mm程
度小さくしてある。
【0016】上記ピース41a、41bは、布地に防水
加工を施したもの、例えばウレタン樹脂をコートしたナ
イロンやトリコットの織布から成る。そして、縫合線4
3aと43bを突き合せて縫合すると、図3のような一
体の防水シート40が出来上るが、縫合線43a、43
bの部分では遺漏が生じるので、縫合線43a、43b
に沿って、ウレタンなどの合成樹脂防水テープ44を接
着する。接着方法は、接着剤を用いてもよいが、ヒート
シールが好ましい。
加工を施したもの、例えばウレタン樹脂をコートしたナ
イロンやトリコットの織布から成る。そして、縫合線4
3aと43bを突き合せて縫合すると、図3のような一
体の防水シート40が出来上るが、縫合線43a、43
bの部分では遺漏が生じるので、縫合線43a、43b
に沿って、ウレタンなどの合成樹脂防水テープ44を接
着する。接着方法は、接着剤を用いてもよいが、ヒート
シールが好ましい。
【0017】上記のようにして形成した防水シート40
は、図4及び図5に示すように、長さ方向の中心縫合線
に沿って窪んだ弯曲形をなし、かつ一端部46から中央
にかけて横断面が山形の双曲線を画いている。
は、図4及び図5に示すように、長さ方向の中心縫合線
に沿って窪んだ弯曲形をなし、かつ一端部46から中央
にかけて横断面が山形の双曲線を画いている。
【0018】次に、生理用ショーツの形成順序を説明す
る。まず、図1の股間片30のピース31a、31bを
中心縫合線33a、33bで縫い合せ、一体の股間片を
形成する。これによって、股間片30は、前記防水シー
ト40とほぼ同様の膨みを持った立体的形状となる。こ
の股間片30の内面に前記防水シート40の両端部4
5、46を縫い付けて固着する。
る。まず、図1の股間片30のピース31a、31bを
中心縫合線33a、33bで縫い合せ、一体の股間片を
形成する。これによって、股間片30は、前記防水シー
ト40とほぼ同様の膨みを持った立体的形状となる。こ
の股間片30の内面に前記防水シート40の両端部4
5、46を縫い付けて固着する。
【0019】そして、防水シート40と一体となった股
間片30の一端と、前身頃10の先端部13を縫い合せ
て接続し、股間片30の他端と後身頃20の先端部23
を縫い合せた後、前身頃10の縫合部11a、11bと
後身頃の縫合部21a、21bをそれぞれ縫い合せる。
これでほぼ生理用ショーツが出来上るが、図6及び図7
に示すように、着用口周辺に伸縮性のあるバンド14を
取り付けたり、大腿部裾口のヘム12b、22bに飾り
縁15やゴム紐を取り付けておくことができる。また、
後身頃20の中心に沿って、ギャザ25を形成しながら
ゴム紐26を縫い付けておいてもよい。
間片30の一端と、前身頃10の先端部13を縫い合せ
て接続し、股間片30の他端と後身頃20の先端部23
を縫い合せた後、前身頃10の縫合部11a、11bと
後身頃の縫合部21a、21bをそれぞれ縫い合せる。
これでほぼ生理用ショーツが出来上るが、図6及び図7
に示すように、着用口周辺に伸縮性のあるバンド14を
取り付けたり、大腿部裾口のヘム12b、22bに飾り
縁15やゴム紐を取り付けておくことができる。また、
後身頃20の中心に沿って、ギャザ25を形成しながら
ゴム紐26を縫い付けておいてもよい。
【0020】
【効果】この発明によれば、以上のように、生理用ショ
ーツの防水シートを二片に裁断して、股間からヒップに
かけて双曲線状のふくらみが出来るように突き合せ部を
し字形に外側に弯曲させ、その突き合せ接合部に沿って
防水テープを貼り付け、さらに股間片も防水シートとほ
ぼ同様のふくらみが生じるように二片から形成したの
で、人体の股間部からヒップにかけてよくフィットし生
理用パッドの移動を防止することができる。また、防水
性が完全となって遺漏を防止することができる。
ーツの防水シートを二片に裁断して、股間からヒップに
かけて双曲線状のふくらみが出来るように突き合せ部を
し字形に外側に弯曲させ、その突き合せ接合部に沿って
防水テープを貼り付け、さらに股間片も防水シートとほ
ぼ同様のふくらみが生じるように二片から形成したの
で、人体の股間部からヒップにかけてよくフィットし生
理用パッドの移動を防止することができる。また、防水
性が完全となって遺漏を防止することができる。
【図1】この発明の生理用ショーツを形成するため裁断
された布地の一例を示す平面図
された布地の一例を示す平面図
【図2】同上のショーツに取り付ける防水シートを形成
するための裁断例を示す平面図
するための裁断例を示す平面図
【図3】防水シートの平面図
【図4】防水シートの斜視図
【図5】防水シートの正面図
【図6】生理用ショーツの斜視図
【図7】生理用ショーツの背面図
【図8】従来のショーツの裁断例を示す平面図
1 前身頃 1a、1b 側縁部 2 後身頃 2a、2b 側縁部 3 股間片 10 前身頃 11a、11b 両側縫合部 12a、12b ヘム 13 先端部 14 バンド 15 飾り縁 20 後身頃 21a、21b 両側縫合部 22a、22b ヘム 23 先端部 25 ギャザ 26 ゴム紐 30 股間片 31a、31b ピース 32a、32b 外側縁 33a、33b 中心縫合線 40 防水シート 41a、41b ピース 42a、42b 外側縁 43a、43b 中心縫合線 44 防水テープ 45、46 端部
Claims (1)
- 【請求項1】 前身頃と後身頃と股間片より成り、前身
頃と後身頃をそれらの両側縫合部で接続し、かつそれぞ
れの先端部を股間片の両端部で接続し、前記股間片の内
面に防水シートを固着したショーツにおいて、前記股間
片は、対称的な形状を有する一対のピースより成り、そ
れぞれのピースは、ほぼく字形に内側に弯曲した外側縁
と、ほぼし字形に弯曲した中心縫合線を有し、この中心
縫合線で縫合して股間片が形成され、前記防水シート
は、前記股間片とほぼ同形の一対のピースより成り、か
つ中心縫合線に沿って防水テープが貼り付けられている
ことを特徴とする生理用ショーツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7006677A JPH08191861A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 生理用ショーツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7006677A JPH08191861A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 生理用ショーツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08191861A true JPH08191861A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11645002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7006677A Pending JPH08191861A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 生理用ショーツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08191861A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1166738A2 (en) * | 2000-06-19 | 2002-01-02 | Uni-Charm Corporation | Sanitary panty |
CN112402110A (zh) * | 2019-08-22 | 2021-02-26 | 王群 | 可弹性贴合股沟的卫生巾 |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP7006677A patent/JPH08191861A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1166738A2 (en) * | 2000-06-19 | 2002-01-02 | Uni-Charm Corporation | Sanitary panty |
EP1166738A3 (en) * | 2000-06-19 | 2004-01-02 | Uni-Charm Corporation | Sanitary panty |
US6986762B2 (en) | 2000-06-19 | 2006-01-17 | Uni-Charm Corporation | Sanitary panty |
CN112402110A (zh) * | 2019-08-22 | 2021-02-26 | 王群 | 可弹性贴合股沟的卫生巾 |
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