JPH08191058A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPH08191058A
JPH08191058A JP7003030A JP303095A JPH08191058A JP H08191058 A JPH08191058 A JP H08191058A JP 7003030 A JP7003030 A JP 7003030A JP 303095 A JP303095 A JP 303095A JP H08191058 A JPH08191058 A JP H08191058A
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Japan
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cover
light
light receiving
plasma
electrode
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JP7003030A
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Keiji Shinohara
啓二 篠原
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プラズマを発生さるための電極に
装着したカバーの削れ量を簡単な光学的手段により測定
することで、カバーの交換時期の適性化を図り、カバー
交換によるプラズマ処理装置のダウンタイムを低減す
る。 【構成】 プラズマを発生させるための上部電極12の表
面を保護するカバー14を装着したプラズマ処理装置1 で
あって、受光する側をカバー14側に向けた状態で受光器
(受光素子)17を少なくともカバー14の表面よりも上部
電極12側に設け、この受光素子17からの信号に基づいて
受光量の変化を測定するとともに受光量が所定光量を超
えたか否かを判断する信号処理器18を受光素子17に接続
して設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向電極型のエッチン
グ装置やアッシング装置のようなプラズマ処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ドライエッチング装置のようなプラズマ
処理装置では、処理室内でステンレスのような構成材料
がプラズマに直接さらされないように、構成材料にはエ
ッチングされても悪影響がでない材料からなるカバーが
装着されている。例えば、平行平板型のプラズマエッチ
ング装置では、処理室の内部に上部電極と下部電極とが
対向した状態に設けられている。例えばプラズマ発生器
によりRF電力が上部電極に印加される構造のもので
は、プラズマ処理の際のスパッタリング作用によって上
部電極が消耗する。そこで上部電極には、その表面を保
護するために炭素製のカバーが装着されている。このカ
バーは、装着初期の厚さの70%程度が削られた時点で
新品のものに交換されていた。
【0003】そして上記カバーの削れ量を接触式で測定
する装置を備えたプラズマエッチング装置が特開平5−
109662号公報に開示されている。図3に示すよう
に、このプラズマエッチング装置101は、処理室11
1内に平行平板型の上部電極112と下部電極113を
備えたもので、処理室111の底部と下部電極113と
を貫通するメジャーピン114が処理室111の外部に
設けたモータ115の駆動によって昇降し、メジャーピ
ン114の先端が上部電極112の表面に接することに
よって、メジャーピン114に設けたセンサー116が
上部電極112の表面の削れ量および電極間距離を測定
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上部電
極に炭素製のカバーが装着されたプラズマエッチング装
置では、放電を行うことによって、上部電極の表面に装
着したカバーが徐々に消耗する。そして上部電極が露出
して、上部電極を形成する材料自体がスパッタリングに
よって削られることになる。このように電極が削られる
と、プラズマ処理には不必要な電極材料が被加工物であ
る例えば半導体装置に侵入して、半導体装置の品質を劣
化させるという問題を引き起こす。
【0005】そこでこの問題を解決するために、予めカ
バーの消耗速度を調査しておき、電極がエッチングされ
ない状態の時に新しいカバーに交換する方法がとられて
いる。しかしながら、直接カバーの減少量を評価する方
法ではないため、カバーの寿命以前に余裕を見込んでカ
バーを取り替える必要がある。そのため、カバーの寿命
より短いサイクルでカバーの交換作業を行うことになる
ので、装置のダウンタイム(停止時間)が増えて稼働時
間が少なくなる。
【0006】またメジャーピンを備えたプラズマエッチ
ング装置では、メジャーピンを処理室の外部から駆動し
て昇降させるため、処理室の真空をシールする材料との
摩擦による摩耗があり、その磨耗によって塵埃が発生す
る。そのため、処理室内の清浄性が損なわれる。またメ
ジャーピンを昇降させるため、装置の構造が複雑にな
る。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、上部電極の削れ量を非接触に測定して、測
定による塵埃の発生を無くし、装置構成の簡単化を図る
プラズマ処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたプラズマ処理装置である。すなわ
ち、プラズマを発生させるための電極の少なくとも表面
にこの電極を保護するカバーを装着したプラズマ処理装
置であって、受光する側をカバー側に向けて少なくとも
前記カバーの表面よりも電極側に受光器を設け、この受
光器からの信号に基づいて受光量の変化を測定し、受光
量が所定光量を超えたか否かを判断する信号処理器を受
光器に接続したものである。
【0009】上記受光器は、電極の一部分に溝を形成
し、受光する側をカバー側に向けてその溝に設置され
る。または、上記カバーの一部分を他の部分よりも薄く
形成し、この薄く形成した領域におけるカバーの表面よ
りも上記電極側に、受光する側をカバー側に向けて上記
受光器を設置したものである。上記受光器は、受光素
子、または受光する側を上記カバー側に向けた透光性材
料からなる光路素子を接続した受光素子とからなるもの
である。そしてその光路素子は光ファイバーからなるも
のである。
【0010】
【作用】上記プラズマ処理装置では、プラズマを発生さ
せるための電極表面に装着したカバー側に受光する側を
向けて、少なくともカバーの表面よりも電極側に受光器
を設けたことから、プラズマ処理領域から発生する光
(以下プラズマ発光と記す)を透過するような半透明の
カバーの場合には、受光器はカバーを透過してくるプラ
ズマ発光を感知する。そしてプラズマ処理が進行するに
したがいカバーが消耗して薄くなるため、カバーを透過
するプラズマ発光の光量が多くなり、受光器が感知する
光量も多くなる。そして信号処理器では、受光器が感知
した光量を信号(電流または電圧)の変化としてとらえ
るので、受光器が所定光量をこえる光量を感知したか否
かが判断される。したがって、受光量の変化からカバー
の残りの厚さがわかり、そのことから、カバーの交換時
期が把握される。またプラズマ処理を進めるにしたがい
カバーを透過する光量が増加するので、カバーが消耗し
ていく状態も測定される。
【0011】一方、プラズマ発光を透過しないカバーの
場合には、カバーが消耗して無くなると同時に受光器は
プラズマ発光を感知する。そして信号処理器において所
定光量を0の近傍とすれば、受光器がプラズマ発光を感
知した時点で信号処理器は所定光量を超えたと判断す
る。したがって、所定光量を超えたと判断したときがカ
バーの交換時期になる。
【0012】上記受光器は、電極の一部分に溝を形成
し、受光する側をカバー側に向けてその溝に設置したも
のでは、プラズマ処理を行った場合に、受光器を設置し
た部分のカバーが消耗すると、カバーを透過してくるプ
ラズマ発光を感知する量が多くなるので、半透明なカバ
ーの場合には電極表面にカバーを極薄く残した状態で、
不透明なカバーの場合には電極表面からカバーが無くな
った直後の状態で、カバーの交換時期がわかる。
【0013】上記カバーの一部分を他の部分よりも薄く
形成し、受光する側をカバー側に向けた状態で、薄く形
成した領域におけるカバーの表面よりも上記電極側に上
記受光器を設置したものでは、プラズマ処理を行った場
合に、受光器を設置した部分のカバーが他の部分よりも
早く消耗して受光器が露出する。そのため、カバーがプ
ラズマ発光を透過しないような材料からなる場合でも、
電極表面にカバーを薄くした量とほぼ同等の厚さのカバ
ーを残した状態でカバーの消耗による交換時期が知らさ
れる。
【0014】上記受光器が受光素子からなることから、
設置面積が少なくてすむ。または受光する側をカバー側
に向けた透光性材料の光路素子として例えば光ファイバ
ーを接続した受光素子とからなることから、電極に印加
される電力による電気的ノイズの影響をほとんど受けな
いで、光量が測定される。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例を図1の概略構成図によ
って説明する。この図では、一例として平行平板型エッ
チング装置で特に反応性イオンエッチング装置(RIE
装置)に適用したものを、一部分を断面によって示す。
【0016】図1に示すように、プラズマ処理装置1で
は、処理室11の内部には上部電極12と下部電極13
とが対向する状態に設置されている。上部電極12の少
なくとも表面には、プラズマ処理からこの上部電極12
を保護するための、例えばフッ素樹脂,アルマイト,石
英またはアモルファスカーボンからなるカバー14が装
着されている。ここでは例えば厚さが5mm程度の半透
明なフッ素樹脂を用いている。このカバー14によっ
て、プラズマ処理中に上部電極12がスパッタリングさ
れるのを防止する。また上記下部電極13には高周波を
印加するプラズマ発生器15が接続されている。
【0017】上記上部電極12の上記カバー14側には
受光素子を設置する溝16が形成されている。この溝1
6には受光器(以下受光素子と記す)17がその受光側
を上記カバー14側に向けて例えば埋め込まれた状態に
設置されている。この受光素子17には例えばフォトダ
イオードを用いる。したがって、受光素子17では受光
した光量に対応して電流(電圧)が発生する。
【0018】上記受光素子17には上記処理室11の外
部に設けた信号処理器18が接続されている。この信号
処理器18は、上記受光素子17が感知したプラズマ発
光を信号(電流量または電圧)として測定して、その値
が所定の値を超えたか否かを判断するものである。した
がって、予め、信号量とカバー14の厚さと対応させて
おくことによってカバー14の厚さが把握される。
【0019】上記プラズマ処理装置1では、カバー14
側に受光する側を向けて、少なくともカバー14の表面
よりも上部電極12側に受光素子17を設けたことか
ら、プラズマ発光を透過するような半透明のカバー14
の場合には、受光素子17はカバー14を透過してくる
プラズマ発光を感知する。そしてプラズマ処理が進行す
るにしたがいカバー14が消耗して薄くなるため、受光
素子17はカバー14を透過するプラズマ発光の光量が
多くなるのを感知する。そして信号処理器18では、受
光素子17が感知した光量が信号(電流または電圧)の
変化として求められるので、受光素子17が所定光量を
こえる光量を感知したか否かが判断される。したがっ
て、受光量の変化からカバー14の残りの厚さがわか
り、そのことから、カバー14の交換時期が把握され
る。なおこの所定受光量は予め調べておいて設定してお
く。例えば、カバー14の厚さが1mm程度になったと
きの受光量を所定受光量に設定しておけば、プラズマ処
理を進めていく過程でカバー14の厚さが1mmになっ
たときが把握できる。そしてその時がカバー14の交換
時期になる。またプラズマ処理を進めるにしたがいカバ
ーが薄くなり、それにともないカバー14を透過する光
量が増加するので、カバー14が消耗していく状態も検
出できる。
【0020】一方、プラズマ発光を透過しないカバー1
4の場合には、カバー14が消耗して無くなると同時に
受光素子17はプラズマ発光を感知する。そして信号処
理器18において所定光量を0の近傍とすれば、受光素
子17がプラズマ発光を感知した時点で信号処理器18
は所定光量を超えたと判断する。したがって、所定光量
を超えたと判断したときがカバー14の交換時期にな
る。
【0021】また、カバー14が非常に透光性が高い
(例えば90%以上の透過率を有する)材料からなるも
のでは、カバー14の消耗を判定することは難しくな
る。この場合には、特定の波長を検出できるように受光
素子17の受光面にバンドパスフィルター(図示省略)
を設けて、カバー14におけるプラズマ発光の透過率が
低い波長領域(例えば紫外線領域)で受光量を感知すれ
ばよい。
【0022】このように、カバー14が完全に消耗する
前にカバー14の消耗を検出することが可能になる。そ
のため、カバー14の交換時期をタイムリーに把握すこ
とが可能になる。
【0023】次に本発明の第2実施例を図2に概略構成
図によっ説明する。図では、アノードカップルタイプの
プラズマエッチング装置に適用したものを、一部分を断
面によって示す。
【0024】図2に示すように、プラズマ処理装置2で
は、処理室31の内部には上部電極32と下部電極33
とが対向する状態に設置されている。上部電極32の少
なくとも表面には、例えばアモルファスカーボン,石
英,フッ素樹脂またはアルマイトからなるカバー34が
装着されている。ここでは、アモルファスカーボンのも
のを用いた。このカバー34によって、プラズマ処理中
に上部電極32がスパッタリングされるのを防止する。
また上部電極32には高周波が印加するプラズマ発生器
35が接続されている。
【0025】上記カバー34の上記上部電極32側には
受光素子を設置する溝36が形成されている。この溝3
6の深さはカバー34の削れ速度により適宜設定し、例
えば1mm程度に設定する。したがって、その溝36を
設けた領域におけるカバー34の厚さは他の部分よりも
薄くなる。上記溝36には受光器37となる光路素子で
ある光ファイバー38の受光端側が配置され、この光フ
ァイバー38は処理室31の外部に導出されている。そ
してその光ファイバー38の発光端側には受光素子39
が接続されている。この受光素子39には例えばフォト
ダイオードを用いる。したがって、この受光素子39で
は、受光した光量に対応して電流(電圧)が発生する。
【0026】上記受光素子39には信号処理器40が接
続されている。この信号処理器40は、上記受光素子3
9が感知したプラズマ発光を信号(電流量または電圧)
として測定して、その値が所定の値を超えたか否かを判
断するものである。したがって、予め、信号量とカバー
14の厚さと対応させておくことによってカバー14の
厚さが把握される。
【0027】上記プラズマ処理装置2では、カバー34
側に受光する側を向けて溝36に光ファイバー38を設
けたことから、プラズマ発光を透過しない不透明のカバ
ー34の場合には、プラズマ処理を開始した時点ではプ
ラズマ発光がカバー34に遮られているので光ファイバ
ー37にプラズマ発光は入射しない。したがって、受光
素子39はプラズマ発光を感知しない。そしてプラズマ
処理を繰り返し行うと、やがてカバー34は消耗して薄
くなる。そして光ファイバー37の受光側を設置してあ
る部分のカバー34に溝36を設けてあるので、その部
分のカバー34の膜厚は他の部分よりも薄くなってい
る。そのため、カバー34の全面が削れて上部電極32
が完全に露出する前に、上記溝36を設けた部分が開口
して、光ファイバー37によってプラズマ発光が感知さ
れる。
【0028】一方、プラズマ発光を透過する半透明なカ
バー34の場合には、受光素子39はカバー34および
光ファイバー38を透過してくるプラズマ発光に感知す
る。そしてプラズマ処理が進行するにしたがいカバー3
4が消耗して薄くなるため、受光素子39はカバー34
を透過するプラズマ発光の光量が多くなるのを感知す
る。そして信号処理器40では、受光素子39が感知し
た光量が信号量の変化として求められるので、受光素子
39が所定光量をこえる光量を感知したか否かが判断さ
れる。したがって、受光量の変化からカバー34の残り
の厚さがわかり、そのことから、カバー34の交換時期
が把握される。またプラズマ処理を進めるにしたがいカ
バー34を透過する光量が増加するので、カバー34が
消耗していく状態も検出される。
【0029】また、カバー34が非常に透光性が高い
(例えば90%以上の透過率を有する)材料からなるも
のでは、カバー34の消耗を判定することは難しくな
る。この場合には、特定の波長を検出できるように、受
光素子39の受光面または光ファイバー38の受光面に
バンドパスフィルター(図示省略)を設けて、カバー3
4におけるプラズマ発光の透過率が低い波長領域(例え
ば紫外線領域)での測定を行えばよい。
【0030】このように、カバー34が完全に消耗する
前にカバー34の消耗を検出することが可能になる。そ
のため、カバー34の交換時期をタイムリーに把握すこ
とが可能になる。
【0031】また、上部電極32から発光を光ファイバ
ー37を用いて処理室31の外部に取り出せることか
ら、プラズマ発生器35から供給される高周波の影響を
しゃ断することが可能になる。このため、電気的ノイズ
の影響をほとんど受けないで、プラズマ発光の光量が測
定される。また、カバー34を薄くする領域は、プラズ
マ発光が透過する程度の面積があれば十分であるため、
プラズマ処理に悪影響を及ぼすことはない。
【0032】プラズマ発光を受光する部分に、上記第1
実施例では受光素子17を用い、上記第2実施例では光
ファイバー38を用いたことから、受光素子17,光フ
ァイバー38の設置面積は非常に小さくなる。
【0033】また上記第1,第2実施例では、受光器1
7,37を1か所に設置したが、複数か所に設置するこ
とも可能である。また、設置位置も限定はされないが、
カバー14,34が最も早く削れる領域に設置すること
が望ましい。また上記第1実施例の受光器17を第2実
施例のように光ファイバーと受光素子とで構成しても差
し支えはない。さらに第2実施例と同様に、カバーに溝
を形成して、またはカバーと上部電極とに溝を形成し
て、カバー側に受光側を向けた状態でその溝に受光器を
設置してもよい。また第2実施例においては、第1実施
例のように上部電極34側に溝を形成して、受光側をカ
バー34側に向けてその溝に光ファイバー38の受光端
を設置してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
プラズマを発生させるための電極表面に装着したカバー
側に受光する側を向けて少なくともカバーの表面よりも
電極側に受光器を設けたので、半透明のカバーではカバ
ーの消耗量に対応してプラズマ発光の受光量が変化する
のを受光器で感知することができる。そのため、カバー
の交換時期となる所定受光量を設定することによって、
カバーの交換時期をタイムリーに把握することが可能に
なる。またカバーがプラズマ発光に対して不透明な材料
で形成されている場合には、受光器はその受光面側のカ
バーが無くなった時点でプラズマ発光を感知することが
できる。そのため、カバーの交換時期となる所定受光量
をプラズマ発光を感知した時点に設定することによっ
て、カバーの交換時期をタイムリーに把握することが可
能になる。したがって、カバーの交換回数を低減するこ
とが可能になるため、カバー交換によるプラズマ処理装
置のダウンタイムを最小限にすることができる。その結
果、プラズマ処理装置の生産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施例の概略構成図である。
【図3】従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
1,2 プラズマ処理装置 12,32 上部電極 14,34 カバー 16,36 溝 17 受光器(受光素子) 18,40 信号処理器 37 受光器 38 光ファイバー 39 受光素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマを発生させるための電極の少な
    くとも表面に該電極を保護するカバーを装着したプラズ
    マ処理装置において、 受光する側を前記カバー側に向けて少なくとも前記カバ
    ーの表面よりも前記電極側に設けた受光器と、 前記受光器からの信号に基づいて受光量の変化を測定
    し、該受光量が所定光量を超えたか否かを判断するもの
    で該受光器に接続した信号処理器とを設けたことを特徴
    とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラズマ処理装置におい
    て、 前記電極の一部分に溝を形成し、受光する側を前記カバ
    ー側に向けて該溝に前記受光器を設けたことを特徴とす
    るプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプラズマ処理装置におい
    て、 前記カバーの一部分を他の部分よりも薄く形成し、該薄
    く形成した領域における該カバーの表面よりも前記電極
    側に、受光する側を該カバー側に向けて前記受光器を設
    置したことを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2または請求項3記載
    のプラズマ処理装置において、 前記受光器は、受光素子、または受光する側を前記カバ
    ー側に向けた透光性材料からなる光路素子を接続した受
    光素子とからなることを特徴とするプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプラズマ処理装置におい
    て、 前記光路素子は光ファイバーからなることを特徴とする
    プラズマ処理装置。
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