JPH08190869A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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- JPH08190869A JPH08190869A JP7094849A JP9484995A JPH08190869A JP H08190869 A JPH08190869 A JP H08190869A JP 7094849 A JP7094849 A JP 7094849A JP 9484995 A JP9484995 A JP 9484995A JP H08190869 A JPH08190869 A JP H08190869A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラズマディスプレイパネルにおいて、見か
け上の解像度を確保し、輝度を向上させるとともに、ビ
ット数低下を防ぐ。 【構成】 第nラインは緑色画素21、25と赤色画素
22および補助放電画素26とにより構成し、第(n+
1)ラインは緑色画素24と青色画素23および補助放
電画素とにより構成し、第(n+1)ラインの緑色画素
24の水平位置は第nラインの各緑色画素21、25の
水平位置の概略中心に位置するよう構成したプラズマデ
ィスプレイパネル、および前記各青色および各赤色画素
の面積が前記各緑色画素の面積より大であることを特徴
とするプラズマディスプレイパネル。
け上の解像度を確保し、輝度を向上させるとともに、ビ
ット数低下を防ぐ。 【構成】 第nラインは緑色画素21、25と赤色画素
22および補助放電画素26とにより構成し、第(n+
1)ラインは緑色画素24と青色画素23および補助放
電画素とにより構成し、第(n+1)ラインの緑色画素
24の水平位置は第nラインの各緑色画素21、25の
水平位置の概略中心に位置するよう構成したプラズマデ
ィスプレイパネル、および前記各青色および各赤色画素
の面積が前記各緑色画素の面積より大であることを特徴
とするプラズマディスプレイパネル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
パネルに関し、特にテレビジョン信号の表示に適した画
素構成方法手段を提供するものである。
パネルに関し、特にテレビジョン信号の表示に適した画
素構成方法手段を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマディスプレイパネルにお
いては、例えば「日経エレクトロニクス」1993年1
1月8日号(No.594)第215頁〜第224頁に
示すいわゆるDC型プラズマディスプレイパネルが知ら
れている。このDC型プラズマディスプレイは電極間静
電容量が比較的小さいため駆動方法の制約が少なく赤、
緑、青各色256階調が容易に実現できる。また表示用
画素とは異なる専用の補助放電セルを別途設けているの
で、原理的にコントラスト比を200:1以上と高く確
保できるため、テレビジョン画像の高品質な表示に特に
適したパネルとされている。
いては、例えば「日経エレクトロニクス」1993年1
1月8日号(No.594)第215頁〜第224頁に
示すいわゆるDC型プラズマディスプレイパネルが知ら
れている。このDC型プラズマディスプレイは電極間静
電容量が比較的小さいため駆動方法の制約が少なく赤、
緑、青各色256階調が容易に実現できる。また表示用
画素とは異なる専用の補助放電セルを別途設けているの
で、原理的にコントラスト比を200:1以上と高く確
保できるため、テレビジョン画像の高品質な表示に特に
適したパネルとされている。
【0003】図7(a)はこの従来のDC型プラズマデ
ィスプレイパネルの構成例であり、第nラインは緑色画
素と赤色画素および補助放電セルとにより構成され、第
(n+1)ラインは緑色画素と青色画素および補助放電
セルとにより構成されている。図7(a)に示されるよ
うに、表示画素の左または右に補助放電セルがあるため
に、表示画素における放電が安定かつ高速に行われる。
また図7(a)より分かるように、緑色画素については
第nラインおよび第(n+1)ラインで位置をずらせて
配置している。これは輝度信号の約6割を占める緑色信
号の水平および垂直方向の見かけ上の画素数を確保し
て、テレビジョン信号のような自然画像表示の際の解像
度低下を極力抑えようとすることを目的としているため
である。
ィスプレイパネルの構成例であり、第nラインは緑色画
素と赤色画素および補助放電セルとにより構成され、第
(n+1)ラインは緑色画素と青色画素および補助放電
セルとにより構成されている。図7(a)に示されるよ
うに、表示画素の左または右に補助放電セルがあるため
に、表示画素における放電が安定かつ高速に行われる。
また図7(a)より分かるように、緑色画素については
第nラインおよび第(n+1)ラインで位置をずらせて
配置している。これは輝度信号の約6割を占める緑色信
号の水平および垂直方向の見かけ上の画素数を確保し
て、テレビジョン信号のような自然画像表示の際の解像
度低下を極力抑えようとすることを目的としているため
である。
【0004】なお、これら表示画素および補助放電セル
を構成する隔壁は厚膜印刷工法等を用いて形成される
が、均一な隔壁を形成し易くするため、隔壁の壁の厚さ
はすべて同一としている。
を構成する隔壁は厚膜印刷工法等を用いて形成される
が、均一な隔壁を形成し易くするため、隔壁の壁の厚さ
はすべて同一としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DCプラズマディスプレイパネルでは、図7(b)で示
されるように第nラインと第(n+1)ライン上にある
緑色画素の中心距離がaの場合、およびbの場合の2通
りとなって、等間隔とはならないため、標本化周期が一
様とならず見かけ上の水平解像度が十分得られない、と
いう欠点を有していた。
DCプラズマディスプレイパネルでは、図7(b)で示
されるように第nラインと第(n+1)ライン上にある
緑色画素の中心距離がaの場合、およびbの場合の2通
りとなって、等間隔とはならないため、標本化周期が一
様とならず見かけ上の水平解像度が十分得られない、と
いう欠点を有していた。
【0006】また緑色、赤色、および青色の各表示画素
がそれぞれ同一面積であり、赤色または青色にくらべて
緑色の画素の数が全画面で2倍あるため、単純に赤色、
緑色、青色を同一レベルで駆動すると全体として緑がか
った画像になり色バランスが崩れるという欠点を有して
いた。
がそれぞれ同一面積であり、赤色または青色にくらべて
緑色の画素の数が全画面で2倍あるため、単純に赤色、
緑色、青色を同一レベルで駆動すると全体として緑がか
った画像になり色バランスが崩れるという欠点を有して
いた。
【0007】またそのために、緑色の映像信号の信号レ
ベルをほぼ1/2として色バランスをとると、輝度が低
下するほか、ディジタル的に階調表示を行うことが一般
的であるプラズマディスプレイでは、信号レベルを1/
2に低下すると実質的にその信号の階調表示能力が1ビ
ット低下するという課題を有していた。
ベルをほぼ1/2として色バランスをとると、輝度が低
下するほか、ディジタル的に階調表示を行うことが一般
的であるプラズマディスプレイでは、信号レベルを1/
2に低下すると実質的にその信号の階調表示能力が1ビ
ット低下するという課題を有していた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、輝
度を確保しつつ、水平解像度の低下を抑えたプラズマデ
ィスプレイパネルを提供するものである。
度を確保しつつ、水平解像度の低下を抑えたプラズマデ
ィスプレイパネルを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、2枚の基板間
に設けられた隔壁によって構成された空間における気体
放電により発生させた紫外線を蛍光体に照射させて情報
表示を行う画像表示装置において、第nラインは緑色画
素と赤色画素が配置され、第(n+1)ラインは緑色画
素と青色画素が配置され、前記第(n+1)ライン上の
緑色画素は前記第nライン上の各緑色画素の位置の概略
中心の水平位置と同じ位置に位置するよう構成されたこ
とを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
に設けられた隔壁によって構成された空間における気体
放電により発生させた紫外線を蛍光体に照射させて情報
表示を行う画像表示装置において、第nラインは緑色画
素と赤色画素が配置され、第(n+1)ラインは緑色画
素と青色画素が配置され、前記第(n+1)ライン上の
緑色画素は前記第nライン上の各緑色画素の位置の概略
中心の水平位置と同じ位置に位置するよう構成されたこ
とを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
【0010】また本発明は、前記各青色画素または前記
各赤色画素の面積が前記各緑色画素の面積より大である
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
各赤色画素の面積が前記各緑色画素の面積より大である
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
【0011】また本発明は、画面各列の第nラインの緑
色画素と第(n+1)ラインの青色画素は共通の直線状
アノード電極により駆動するよう構成し、画面各列の第
nラインの赤色画素と第(n+1)ラインの緑色画素は
共通の直線状アノード電極により駆動するよう構成した
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
色画素と第(n+1)ラインの青色画素は共通の直線状
アノード電極により駆動するよう構成し、画面各列の第
nラインの赤色画素と第(n+1)ラインの緑色画素は
共通の直線状アノード電極により駆動するよう構成した
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
【0012】また本発明は、各ラインが直線状の放電空
間を含む補助放電画素を備えたことを特徴とするプラズ
マディスプレイパネルである。
間を含む補助放電画素を備えたことを特徴とするプラズ
マディスプレイパネルである。
【0013】また本発明は、2枚の基板間に設けられた
隔壁によって構成される空間で気体放電により発生させ
た紫外線を蛍光体に照射させて情報表示を行う画像表示
装置において、第nラインは緑色画素と赤色画素が配置
され、第(n+1)ラインは緑色画素と青色画素が配置
され、前記緑色画素、前記赤色画素および前記青色画素
は、個々の画素毎に放電用アノード電極と前記放電用ア
ノード電極に直列に接続した直列抵抗素子とを備え、前
記直列抵抗素子の抵抗値が前記緑色画素、前記赤色画素
または前記青色画素間のいずれか少なくとも2画素間で
異なる値としたことを特徴とするプラズマディスプレイ
パネルである。
隔壁によって構成される空間で気体放電により発生させ
た紫外線を蛍光体に照射させて情報表示を行う画像表示
装置において、第nラインは緑色画素と赤色画素が配置
され、第(n+1)ラインは緑色画素と青色画素が配置
され、前記緑色画素、前記赤色画素および前記青色画素
は、個々の画素毎に放電用アノード電極と前記放電用ア
ノード電極に直列に接続した直列抵抗素子とを備え、前
記直列抵抗素子の抵抗値が前記緑色画素、前記赤色画素
または前記青色画素間のいずれか少なくとも2画素間で
異なる値としたことを特徴とするプラズマディスプレイ
パネルである。
【0014】また本発明は、画面各列の第nラインの緑
色画素と第(n+1)ラインの青色画素は共通の直線状
アノード電極を介して駆動するよう構成し、画面各列の
第nラインの赤色画素と第(n+1)ラインの緑色画素
は共通の直線状アノード電極を介して駆動するよう構成
したことを特徴とするプラズマディスプレイパネルであ
る。
色画素と第(n+1)ラインの青色画素は共通の直線状
アノード電極を介して駆動するよう構成し、画面各列の
第nラインの赤色画素と第(n+1)ラインの緑色画素
は共通の直線状アノード電極を介して駆動するよう構成
したことを特徴とするプラズマディスプレイパネルであ
る。
【0015】
【作用】本発明の構成では、奇数ライン(または偶数ラ
イン)の緑色画素の水平位置は偶数ライン(または奇数
ライン)の緑色画素間の概略中心の水平位置になるよう
構成しているため、水平方向の緑色画素ピッチは、緑色
画素と赤色画素の組または緑色画素と青色画素の組のピ
ッチのほぼ1/2となり、従来のようなピッチの不均一
が解消され、標本化周期が一様となって見かけ上の解像
度の低下が防止できる。
イン)の緑色画素の水平位置は偶数ライン(または奇数
ライン)の緑色画素間の概略中心の水平位置になるよう
構成しているため、水平方向の緑色画素ピッチは、緑色
画素と赤色画素の組または緑色画素と青色画素の組のピ
ッチのほぼ1/2となり、従来のようなピッチの不均一
が解消され、標本化周期が一様となって見かけ上の解像
度の低下が防止できる。
【0016】また本発明の構成では、青色画素または赤
色画素の面積を緑色画素の面積より大としているため、
緑色画素は赤色画素または青色画素に比べて画素数が2
倍であるにも関わらず、これを補って色バランスを調整
することが容易となる。また赤色画素または青色画素の
発光量が増大するため、緑色の映像信号の信号レベルを
ほとんど下げる必要がなくなり、ディジタル信号処理に
おけるビット数低下による階調性の低下を防ぐことがで
きる。
色画素の面積を緑色画素の面積より大としているため、
緑色画素は赤色画素または青色画素に比べて画素数が2
倍であるにも関わらず、これを補って色バランスを調整
することが容易となる。また赤色画素または青色画素の
発光量が増大するため、緑色の映像信号の信号レベルを
ほとんど下げる必要がなくなり、ディジタル信号処理に
おけるビット数低下による階調性の低下を防ぐことがで
きる。
【0017】また本発明の構成では、画面各列の第nラ
インの緑色画素と第(n+1)ラインの青色画素は共通
の直線状アノード電極により駆動するよう構成し、画面
各列の第nラインの赤色画素と第(n+1)ラインの緑
色画素は共通の直線状アノード電極により駆動するよう
構成しているので、アノード電極は単純な直線パターン
とすることができ、製造が容易であり、かつ電極の静電
容量やインダクタンスを増大させることがないので、効
率よいパネルの駆動を実現することができる。
インの緑色画素と第(n+1)ラインの青色画素は共通
の直線状アノード電極により駆動するよう構成し、画面
各列の第nラインの赤色画素と第(n+1)ラインの緑
色画素は共通の直線状アノード電極により駆動するよう
構成しているので、アノード電極は単純な直線パターン
とすることができ、製造が容易であり、かつ電極の静電
容量やインダクタンスを増大させることがないので、効
率よいパネルの駆動を実現することができる。
【0018】また本発明は、前記した表示画素構造であ
りながら、補助放電画素については直線状の放電空間を
含むことを特徴としているので、補助放電画素が単純な
直線上空間となり、パネル上方で開始させた補助放電を
スムーズにパネル下方に伝搬させることができ、表示画
素に対する種火放電としての補助放電画素を安定に行う
ことができる。
りながら、補助放電画素については直線状の放電空間を
含むことを特徴としているので、補助放電画素が単純な
直線上空間となり、パネル上方で開始させた補助放電を
スムーズにパネル下方に伝搬させることができ、表示画
素に対する種火放電としての補助放電画素を安定に行う
ことができる。
【0019】また本発明は、前記緑色画素、前記赤色画
素および前記青色画素のそれぞれの画素は、個々の画素
毎に放電電流を制限する直列抵抗素子をそれぞれ備え、
かつ前記直列抵抗素子の抵抗値が前記緑色画素、前記赤
色画素または前記青色画素間のいずれか少なくとも2画
素間で異なる値としているので、紫外線照射による蛍光
体の発光効率が各色間で異なるような場合においても、
この抵抗値を各色間で制御して各色間の発光量を整合さ
せ、色バランスを整えることが可能となる。これによっ
て各色間のレベル差を吸収することができ、信号処理が
簡素化できるほか、特に限られたビット幅でディジタル
信号処理を行う場合には各色間のレベル差を補正するこ
とに伴う演算誤差の発生を回避することができる。
素および前記青色画素のそれぞれの画素は、個々の画素
毎に放電電流を制限する直列抵抗素子をそれぞれ備え、
かつ前記直列抵抗素子の抵抗値が前記緑色画素、前記赤
色画素または前記青色画素間のいずれか少なくとも2画
素間で異なる値としているので、紫外線照射による蛍光
体の発光効率が各色間で異なるような場合においても、
この抵抗値を各色間で制御して各色間の発光量を整合さ
せ、色バランスを整えることが可能となる。これによっ
て各色間のレベル差を吸収することができ、信号処理が
簡素化できるほか、特に限られたビット幅でディジタル
信号処理を行う場合には各色間のレベル差を補正するこ
とに伴う演算誤差の発生を回避することができる。
【0020】また本発明は、前記したように青色画素ま
たは赤色画素の面積を緑色画素の面積より大とし、また
これと併せて前記したように、緑色画素、前記赤色画素
および前記青色画素のそれぞれの個々の画素に直列に設
けた直列抵抗素子の抵抗値を、緑色画素、赤色画素また
は青色画素間のいずれか少なくとも2画素間で異なる値
とできるので、発光画素における単位面積あたりの放電
電流密度をほぼ等しい値に制御でき、赤、緑、青の3色
間の色バランスを調整する目的で青色画素または赤色画
素の放電電流値を緑色画素の放電電流値より大きくした
場合においても各画素での放電に伴う経時変化を各色間
でそろえることができ、良好な表示性能を長期間にわた
って確保できるという効果をも併せて実現できる。
たは赤色画素の面積を緑色画素の面積より大とし、また
これと併せて前記したように、緑色画素、前記赤色画素
および前記青色画素のそれぞれの個々の画素に直列に設
けた直列抵抗素子の抵抗値を、緑色画素、赤色画素また
は青色画素間のいずれか少なくとも2画素間で異なる値
とできるので、発光画素における単位面積あたりの放電
電流密度をほぼ等しい値に制御でき、赤、緑、青の3色
間の色バランスを調整する目的で青色画素または赤色画
素の放電電流値を緑色画素の放電電流値より大きくした
場合においても各画素での放電に伴う経時変化を各色間
でそろえることができ、良好な表示性能を長期間にわた
って確保できるという効果をも併せて実現できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0022】(実施例1)図1(a)は本発明の第1の
実施例におけるDCプラズマディスプレイの画素構成を
示すもので、1は隔壁、21〜25は表示画素でこのう
ち21、24、25は緑色画素であり、22は赤色画
素、23は青色画素である。3は補助アノード電極をそ
れぞれ表す。第nラインでは緑色画素21と赤色画素2
2が交互に配列しており、第(n+1)ラインでは青色
画素23と緑色画素24が交互に配列している。緑色画
素21、24、25の各画素はそれぞれ面積が等しい
が、赤色画素22の面積および青色画素23の面積は緑
色画素21、24、25の面積よりそれぞれ大きい。こ
のように、緑色画素21と緑色画素25との水平方向の
ピッチは図1(b)の距離cに示すように均一である。
実施例におけるDCプラズマディスプレイの画素構成を
示すもので、1は隔壁、21〜25は表示画素でこのう
ち21、24、25は緑色画素であり、22は赤色画
素、23は青色画素である。3は補助アノード電極をそ
れぞれ表す。第nラインでは緑色画素21と赤色画素2
2が交互に配列しており、第(n+1)ラインでは青色
画素23と緑色画素24が交互に配列している。緑色画
素21、24、25の各画素はそれぞれ面積が等しい
が、赤色画素22の面積および青色画素23の面積は緑
色画素21、24、25の面積よりそれぞれ大きい。こ
のように、緑色画素21と緑色画素25との水平方向の
ピッチは図1(b)の距離cに示すように均一である。
【0023】図2は図1に示すA−A’での断面図を表
すもので、図3は図1に示すB−B’での断面図を表す
ものである。これらの図から分かるように、画面各列の
第nラインの緑色画素と第(n+1)ラインの青色画素
は共通の直線状アノード電極により駆動するよう構成
し、画面各列の第nラインの赤色画素と第(n+1)ラ
インの緑色画素は共通の直線状アノード電極により駆動
するよう構成している。
すもので、図3は図1に示すB−B’での断面図を表す
ものである。これらの図から分かるように、画面各列の
第nラインの緑色画素と第(n+1)ラインの青色画素
は共通の直線状アノード電極により駆動するよう構成
し、画面各列の第nラインの赤色画素と第(n+1)ラ
インの緑色画素は共通の直線状アノード電極により駆動
するよう構成している。
【0024】また図1および図2から明かなように、本
実施例における補助放電空間5は、補助アノード電極3
およびカソード電極4に囲まれた直線状の放電空間で構
成されている。
実施例における補助放電空間5は、補助アノード電極3
およびカソード電極4に囲まれた直線状の放電空間で構
成されている。
【0025】以上のように構成された本実施例のプラズ
マディスプレイパネルにおいては、緑色画素21と緑色
画素25との水平方向のピッチは図1(b)に示すよう
に距離cのように均一であり、従来見られたような緑色
画素間のピッチの不均一が解消され、見かけ上の解像度
が効果的に確保される。
マディスプレイパネルにおいては、緑色画素21と緑色
画素25との水平方向のピッチは図1(b)に示すよう
に距離cのように均一であり、従来見られたような緑色
画素間のピッチの不均一が解消され、見かけ上の解像度
が効果的に確保される。
【0026】また赤色画素22の面積および青色画素2
3の面積は緑色画素21、24、25の面積よりそれぞ
れ大きいため発光量を増加することができ、緑色画素は
赤色画素または青色画素に比べて画素数が2倍であるに
も関わらず、これを補って色バランスを調整することが
容易となる。また赤色画素または青色画素の発光量が増
大するため、緑色の映像信号の信号レベルをほとんど下
げる必要がなくなり、ディジタル信号処理におけるビッ
ト数低下による階調性の低下を防ぐことができるという
効果を併せ持つものである。
3の面積は緑色画素21、24、25の面積よりそれぞ
れ大きいため発光量を増加することができ、緑色画素は
赤色画素または青色画素に比べて画素数が2倍であるに
も関わらず、これを補って色バランスを調整することが
容易となる。また赤色画素または青色画素の発光量が増
大するため、緑色の映像信号の信号レベルをほとんど下
げる必要がなくなり、ディジタル信号処理におけるビッ
ト数低下による階調性の低下を防ぐことができるという
効果を併せ持つものである。
【0027】また本実施例によれば、表示画素のアノー
ド電極は単純な直線パターンとすることができるので、
製造が容易であり、かつ電極の静電容量やインダクタン
スを増大させることがないので、効率よいパネルの駆動
を実現することができる。
ド電極は単純な直線パターンとすることができるので、
製造が容易であり、かつ電極の静電容量やインダクタン
スを増大させることがないので、効率よいパネルの駆動
を実現することができる。
【0028】また本実施例によれば、補助放電空間26
は、直線状の補助アノード電極3および直線状のカソー
ド電極4に囲まれた直線状の放電空間で構成されている
ので、パネル上方で開始させた補助放電を、カソード方
向の走査に伴ってスムーズにパネル下方に移行すること
ができ、表示画素に対する種火放電を安定に発生させる
ことができる。 (実施例2)図4は本発明の第2の実施例におけるDC
プラズマディスプレイパネルの画素構成を示す図であ
り、同図A−A’およびB−B’における断面をそれぞ
れ図5および図6に示す。本実施例において、図1の場
合と異なるのは、図5および図6に示すように、各表示
画素のアノード電極と各画素の放電との間に直列に抵抗
素子が挿入されており、これらの抵抗素子は表示色によ
って異なる値であり、 (抵抗素子41の抵抗値) > (抵抗素子42の抵抗値) (抵抗素子43の抵抗値) < (抵抗素子44の抵抗値) となるように構成されている。
は、直線状の補助アノード電極3および直線状のカソー
ド電極4に囲まれた直線状の放電空間で構成されている
ので、パネル上方で開始させた補助放電を、カソード方
向の走査に伴ってスムーズにパネル下方に移行すること
ができ、表示画素に対する種火放電を安定に発生させる
ことができる。 (実施例2)図4は本発明の第2の実施例におけるDC
プラズマディスプレイパネルの画素構成を示す図であ
り、同図A−A’およびB−B’における断面をそれぞ
れ図5および図6に示す。本実施例において、図1の場
合と異なるのは、図5および図6に示すように、各表示
画素のアノード電極と各画素の放電との間に直列に抵抗
素子が挿入されており、これらの抵抗素子は表示色によ
って異なる値であり、 (抵抗素子41の抵抗値) > (抵抗素子42の抵抗値) (抵抗素子43の抵抗値) < (抵抗素子44の抵抗値) となるように構成されている。
【0029】なお、文献「日経エレクトロニクス」19
93年11月8日号(No.594)第215頁〜第2
24頁に示す従来例においても、類似の直列抵抗素子が
備えられているが、この従来例においては各抵抗素子の
抵抗値はすべて同一値となるように形成されている点が
本発明の場合とは異なる。
93年11月8日号(No.594)第215頁〜第2
24頁に示す従来例においても、類似の直列抵抗素子が
備えられているが、この従来例においては各抵抗素子の
抵抗値はすべて同一値となるように形成されている点が
本発明の場合とは異なる。
【0030】以上のように構成された本実施例のプラズ
マディスプレイパネルにおいては、青色画素53または
赤色画素52の面積を緑色画素51、54、55の面積
より大とし、またこれと併せて緑色画素51、54に直
列に設けた抵抗素子31、34の抵抗値に比べて、赤色
画素52および青色画素53のそれぞれの個々の画素に
直列に設けた抵抗素子32、33の抵抗値を小さくして
いるので、発光画素における単位面積あたりの放電電流
密度をほぼ等しい値に制御でき、緑色画素51の面積と
赤色画素52の面積または緑色画素54の面積と青色画
素53の面積が異なる場合であっても放電条件を整合す
ることができ、緑色画素51と赤色画素52または緑色
画素54と青色画素53を同一の駆動電圧で安定に駆動
することが可能になる。
マディスプレイパネルにおいては、青色画素53または
赤色画素52の面積を緑色画素51、54、55の面積
より大とし、またこれと併せて緑色画素51、54に直
列に設けた抵抗素子31、34の抵抗値に比べて、赤色
画素52および青色画素53のそれぞれの個々の画素に
直列に設けた抵抗素子32、33の抵抗値を小さくして
いるので、発光画素における単位面積あたりの放電電流
密度をほぼ等しい値に制御でき、緑色画素51の面積と
赤色画素52の面積または緑色画素54の面積と青色画
素53の面積が異なる場合であっても放電条件を整合す
ることができ、緑色画素51と赤色画素52または緑色
画素54と青色画素53を同一の駆動電圧で安定に駆動
することが可能になる。
【0031】また本実施例によれば赤、緑、青の3色間
の色バランスを調整する目的で青色画素53または赤色
画素52の放電電流値を緑色画素の放電電流値より大き
くした場合においても、各画素での単位面積あたりの放
電電流密度を揃えることができ、各画素での放電に伴う
経時変化を各色間で同一とすることができ、良好な表示
性能を長期間にわたって確保できるという効果をも併せ
て実現できる。
の色バランスを調整する目的で青色画素53または赤色
画素52の放電電流値を緑色画素の放電電流値より大き
くした場合においても、各画素での単位面積あたりの放
電電流密度を揃えることができ、各画素での放電に伴う
経時変化を各色間で同一とすることができ、良好な表示
性能を長期間にわたって確保できるという効果をも併せ
て実現できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を奏することができる。
のような効果を奏することができる。
【0033】(1)奇数ラインの各緑色画素の水平位置
は偶数ラインの各緑色画素の水平位置の概略中心に位置
するよう構成しているので、水平方向の緑色画素ピッチ
は、緑色画素と赤色画素の組または緑色画素と青色画素
の組のピッチの1/2となり、従来のようなピッチの不
均一が解消され、標本化周期が一様となって、見かけ上
の解像度が確保できる。
は偶数ラインの各緑色画素の水平位置の概略中心に位置
するよう構成しているので、水平方向の緑色画素ピッチ
は、緑色画素と赤色画素の組または緑色画素と青色画素
の組のピッチの1/2となり、従来のようなピッチの不
均一が解消され、標本化周期が一様となって、見かけ上
の解像度が確保できる。
【0034】(2)青色画素または赤色画素の面積を緑
色画素の面積より大としているので、緑色画素は赤色画
素または青色画素に比べて画素数が2倍であるにも関わ
らず、これを補って色バランスを調整することが容易と
なる。また赤色または青色に対する発光量が増大するた
め、緑色の映像信号の信号レベルをほとんど下げる必要
がなくなり、ディジタル信号処理におけるビット数低下
による階調性の低下を防ぐことができるという効果を併
せ持つもつ。
色画素の面積より大としているので、緑色画素は赤色画
素または青色画素に比べて画素数が2倍であるにも関わ
らず、これを補って色バランスを調整することが容易と
なる。また赤色または青色に対する発光量が増大するた
め、緑色の映像信号の信号レベルをほとんど下げる必要
がなくなり、ディジタル信号処理におけるビット数低下
による階調性の低下を防ぐことができるという効果を併
せ持つもつ。
【0035】(3)表示画素を駆動するためのアノード
電極を単純な直線パターンとすることができ、電極形成
の容易性を保ち、かつ電極の静電容量やインダクタンス
を増大させることなく、効率よくパネルを駆動すること
ができる。
電極を単純な直線パターンとすることができ、電極形成
の容易性を保ち、かつ電極の静電容量やインダクタンス
を増大させることなく、効率よくパネルを駆動すること
ができる。
【0036】(4)補助放電画素については、直線状の
放電空間で構成されているので、パネル上方で開始させ
た補助放電を、カソード方向の走査に伴ってスムーズに
パネル下方に伝搬することができ、表示画素に対する種
火放電を安定に発生させることができる。
放電空間で構成されているので、パネル上方で開始させ
た補助放電を、カソード方向の走査に伴ってスムーズに
パネル下方に伝搬することができ、表示画素に対する種
火放電を安定に発生させることができる。
【0037】(5)奇数ラインの各緑色画素の水平位置
は偶数ラインの各緑色画素の水平位置の概略中心に位置
するよう構成し、かつ個々の画素毎に放電用アノード電
極とこの放電用アノード電極に直列に接続した直列抵抗
素子とを備え、これら直列抵抗素子の抵抗値が緑色画素
と赤色画素間、または緑色画素と青色画素間のいずれか
少なくとも2色間で異なる値としているため、水平方向
の緑色画素ピッチは、緑色画素と赤色画素の組または緑
色画素と青色画素の組のピッチの1/2となり、従来の
ようなピッチの不均一を解消して標本化周期を一様とす
ることにより、見かけ上の解像度を確保するとともに、
紫外線照射による蛍光体の発光効率が各色間で異なるよ
うな場合においても、この抵抗値を各色毎に制御して各
色間の発光量を整合させ、色バランスを整えることが可
能となる。これによって各色間のレベル差を吸収するこ
とができ、信号処理が簡素化できるほか、特に限られた
ビット幅でディジタル信号処理を行う場合には各色間の
レベル差を補正することに伴う演算誤差の発生を回避す
ることができるという効果を併せ有している。
は偶数ラインの各緑色画素の水平位置の概略中心に位置
するよう構成し、かつ個々の画素毎に放電用アノード電
極とこの放電用アノード電極に直列に接続した直列抵抗
素子とを備え、これら直列抵抗素子の抵抗値が緑色画素
と赤色画素間、または緑色画素と青色画素間のいずれか
少なくとも2色間で異なる値としているため、水平方向
の緑色画素ピッチは、緑色画素と赤色画素の組または緑
色画素と青色画素の組のピッチの1/2となり、従来の
ようなピッチの不均一を解消して標本化周期を一様とす
ることにより、見かけ上の解像度を確保するとともに、
紫外線照射による蛍光体の発光効率が各色間で異なるよ
うな場合においても、この抵抗値を各色毎に制御して各
色間の発光量を整合させ、色バランスを整えることが可
能となる。これによって各色間のレベル差を吸収するこ
とができ、信号処理が簡素化できるほか、特に限られた
ビット幅でディジタル信号処理を行う場合には各色間の
レベル差を補正することに伴う演算誤差の発生を回避す
ることができるという効果を併せ有している。
【0038】(6)前記した構成に加えて青色画素また
は赤色画素の面積が緑色画素の面積より大であるとして
いるために、赤、緑、青の3色間の色バランスを調整す
る目的で青色画素または赤色画素の放電電流値を緑色画
素の放電電流値より大きくした場合においても各画素で
の単位面積あたりの放電電流密度はほぼ等しい値とする
ことができ、色バランスを整えることができるだけでな
く、緑色画素の面積と赤色画素または緑色画素と青色画
素の寸法が異なる場合であっても各画素間の放電条件を
整合することができ、緑色画素と赤色画素または緑色画
素と青色画素を同一の駆動電圧で安定に駆動することが
可能になる。
は赤色画素の面積が緑色画素の面積より大であるとして
いるために、赤、緑、青の3色間の色バランスを調整す
る目的で青色画素または赤色画素の放電電流値を緑色画
素の放電電流値より大きくした場合においても各画素で
の単位面積あたりの放電電流密度はほぼ等しい値とする
ことができ、色バランスを整えることができるだけでな
く、緑色画素の面積と赤色画素または緑色画素と青色画
素の寸法が異なる場合であっても各画素間の放電条件を
整合することができ、緑色画素と赤色画素または緑色画
素と青色画素を同一の駆動電圧で安定に駆動することが
可能になる。
【0039】また、赤、緑、青の3色間の色バランスを
調整する目的で青色画素または赤色画素の放電電流値を
緑色画素の放電電流値より大きくした場合においても、
各画素での単位面積あたりの放電電流密度を揃えること
ができ、各画素での放電に伴う経時変化を各色間で同一
とすることができ、良好な表示性能を長期間にわたって
確保できるという効果をも併せて実現できる。
調整する目的で青色画素または赤色画素の放電電流値を
緑色画素の放電電流値より大きくした場合においても、
各画素での単位面積あたりの放電電流密度を揃えること
ができ、各画素での放電に伴う経時変化を各色間で同一
とすることができ、良好な表示性能を長期間にわたって
確保できるという効果をも併せて実現できる。
【図1】(a)本発明の第1の実施例におけるプラズマ
ディスプレイパネルの平面図 (b)同プラズマディスプレイパネルの画素間の距離を
示す図
ディスプレイパネルの平面図 (b)同プラズマディスプレイパネルの画素間の距離を
示す図
【図2】同プラズマディスプレイパネルにおけるA−
A’での断面図
A’での断面図
【図3】同プラズマディスプレイパネルにおけるB−
B’での断面図
B’での断面図
【図4】(a)本発明の第2の実施例におけるプラズマ
ディスプレイパネルの平面図 (b)同プラズマディスプレイパネルの画素間の距離を
示す図
ディスプレイパネルの平面図 (b)同プラズマディスプレイパネルの画素間の距離を
示す図
【図5】同プラズマディスプレイパネルにおけるA−
A’での断面図
A’での断面図
【図6】同プラズマディスプレイパネルにおけるB−
B’での断面図
B’での断面図
【図7】従来のDC型プラズマディスプレイにおける画
素構成例を示す図
素構成例を示す図
1 隔壁 3 補助アノード電極 4 カソード電極 5 補助放電空間 21、24、25 表示画素(緑色画素) 23 表示画素(青色画素) 26、56 補助放電画素 31 緑色画素用抵抗素子 32 赤色画素用抵抗素子 33 青緑画素用抵抗素子 34 緑色画素用抵抗素子 41、42、43、44 放電用アノード電極 51、54、55 表示画素(緑色画素) 52 表示画素(赤色画素)
Claims (8)
- 【請求項1】 2枚の基板間に設けられた隔壁によって
構成される空間で気体放電により発生させた紫外線を蛍
光体に照射させて情報表示を行うプラズマディスプレイ
パネルにおいて、第nラインは緑色画素と赤色画素が配
置され、第(n+1)ラインは緑色画素と青色画素が配
置され、前記第(n+1)ラインの緑色画素は前記第n
ラインの2つの緑色画素間の概略中心と同じ水平位置に
位置するよう構成したことを特徴とするプラズマディス
プレイパネル。 - 【請求項2】 青色画素または赤色画素の面積が緑色画
素の面積より大であることを特徴とする請求項1記載の
プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項3】 画面各列の第nラインの緑色画素と第
(n+1)ラインの青色画素は共通の直線状アノード電
極により駆動するよう構成し、画面各列の第nラインの
赤色画素と第(n+1)ラインの緑色画素は共通の直線
状アノード電極により駆動するよう構成したことを特徴
とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項4】 前記第nラインおよび第(n+1)ライ
ンの各ラインは直線状の放電空間を含む補助放電画素を
備えたことを特徴とする請求項1記載のプラズマディス
プレイパネル。 - 【請求項5】 2枚の基板間に設けられた隔壁によって
構成される空間で気体放電により発生させた紫外線を蛍
光体に照射させて情報表示を行うプラズマディスプレイ
パネルにおいて、第nラインは緑色画素と赤色画素が配
置され、第(n+1)ラインは緑色画素と青色画素が配
置され、前記緑色画素、前記赤色画素および前記青色画
素は、個々の画素毎に放電用アノード電極と前記放電用
アノード電極に直列に接続した直列抵抗素子とを備え、
前記直列抵抗素子の抵抗値が前記緑色画素、前記赤色画
素または前記青色画素間のいずれか少なくとも2画素間
で異なることを特徴とするプラズマディスプレイパネ
ル。 - 【請求項6】 前記第nラインは緑色画素と赤色画素お
よび補助放電画素との組により構成され、前記第(n+
1)ラインは緑色画素と青色画素および補助放電画素と
の組により構成され、前記第(n+1)ラインの緑色画
素は前記第nラインの緑色画素間の概略中心と同じ水平
位置に位置するよう構成したことを特徴とする請求項5
記載のプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項7】 青色画素または赤色画素の面積が緑色画
素の面積より大であることを特徴とする請求項5記載の
プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項8】 画面各列の第nラインの緑色画素と第
(n+1)ラインの青色画素は共通の直線状アノード電
極を介して駆動するよう構成し、画面各列の第nライン
の赤色画素と第(n+1)ラインの緑色画素は共通の直
線状アノード電極を介して駆動するよう構成したことを
特徴とする請求項5記載のプラズマディスプレイパネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094849A JPH08190869A (ja) | 1994-11-08 | 1995-04-20 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27366694 | 1994-11-08 | ||
JP6-273666 | 1994-11-08 | ||
JP7094849A JPH08190869A (ja) | 1994-11-08 | 1995-04-20 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08190869A true JPH08190869A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=26436090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094849A Pending JPH08190869A (ja) | 1994-11-08 | 1995-04-20 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08190869A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0939420A1 (en) * | 1998-02-27 | 1999-09-01 | Kyocera Corporation | Plasma display device |
EP0966017A2 (en) * | 1998-06-18 | 1999-12-22 | Fujitsu Limited | Gas discharge display device |
WO2000036626A1 (fr) * | 1998-12-11 | 2000-06-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Panneau d'affichage par plasma a courant alternatif |
US6577061B2 (en) | 1998-02-23 | 2003-06-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Surface discharge type plasma display panel with blue luminescent area substantially wider than red and green luminescent areas |
US6642653B1 (en) | 1999-02-04 | 2003-11-04 | Nec Corporation | Plasma display apparatus with photo mask apertures |
US6882114B2 (en) | 1999-03-18 | 2005-04-19 | Fujitsu Limited | Plasma display panel |
KR100481323B1 (ko) * | 1997-07-25 | 2005-07-07 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마디스플레이패널의격벽구조 |
KR100581909B1 (ko) * | 2004-04-09 | 2006-05-22 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
US7071621B1 (en) | 1999-02-19 | 2006-07-04 | Fujitsu Limited | Color plasma display panel with pixels of three colors having adjustable light intensities |
KR100670245B1 (ko) * | 2004-12-09 | 2007-01-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
CN108681153A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-10-19 | 厦门天马微电子有限公司 | 一种显示装置及其驱动方法 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7094849A patent/JPH08190869A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100481323B1 (ko) * | 1997-07-25 | 2005-07-07 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마디스플레이패널의격벽구조 |
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US6498430B1 (en) | 1998-02-27 | 2002-12-24 | Kyocera Corporation | Plasma display device |
EP0966017A2 (en) * | 1998-06-18 | 1999-12-22 | Fujitsu Limited | Gas discharge display device |
EP0966017A3 (en) * | 1998-06-18 | 2000-01-19 | Fujitsu Limited | Gas discharge display device |
US7211952B2 (en) | 1998-06-18 | 2007-05-01 | Fujitsu Limited | Gas discharge display device with particular filter characteristics |
US6853125B1 (en) | 1998-06-18 | 2005-02-08 | Fujitsu Limited | Gas discharge display device with particular filter characteristics |
WO2000036626A1 (fr) * | 1998-12-11 | 2000-06-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Panneau d'affichage par plasma a courant alternatif |
KR100398827B1 (ko) * | 1998-12-11 | 2003-09-19 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 교류형 플라즈마 디스플레이 패널 |
US6577070B2 (en) | 1998-12-11 | 2003-06-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | AC type plasma display panel |
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CN1303633C (zh) * | 1998-12-11 | 2007-03-07 | 松下电器产业株式会社 | 交流型等离子体显示屏 |
US6642653B1 (en) | 1999-02-04 | 2003-11-04 | Nec Corporation | Plasma display apparatus with photo mask apertures |
US7071621B1 (en) | 1999-02-19 | 2006-07-04 | Fujitsu Limited | Color plasma display panel with pixels of three colors having adjustable light intensities |
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CN108681153A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-10-19 | 厦门天马微电子有限公司 | 一种显示装置及其驱动方法 |
CN108681153B (zh) * | 2018-07-27 | 2021-01-05 | 厦门天马微电子有限公司 | 一种显示装置及其驱动方法 |
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