JPH08189889A - 測光用セル - Google Patents
測光用セルInfo
- Publication number
- JPH08189889A JPH08189889A JP6278586A JP27858694A JPH08189889A JP H08189889 A JPH08189889 A JP H08189889A JP 6278586 A JP6278586 A JP 6278586A JP 27858694 A JP27858694 A JP 27858694A JP H08189889 A JPH08189889 A JP H08189889A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- photometric
- barrier
- liquid
- photometric cell
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Measuring Cells (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動分析装置の測光セル兼攪拌装置を提案す
る。 【構成】 測光セルは左・右に分離された障壁を有し，
その底，下部は液が流通可能なクリヤランス部とし，そ
の寸法を限度内とすることにより，液が少量の場合でも
空気圧による混合，攪拌を効率化し，測光ビームを上部
に移動して障壁部を通過させることによりセルのコーナ
ー部から生ずる液の乱反射をさけた。
る。 【構成】 測光セルは左・右に分離された障壁を有し，
その底，下部は液が流通可能なクリヤランス部とし，そ
の寸法を限度内とすることにより，液が少量の場合でも
空気圧による混合，攪拌を効率化し，測光ビームを上部
に移動して障壁部を通過させることによりセルのコーナ
ー部から生ずる液の乱反射をさけた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は生化学分析や免疫学的分
析を行う自動分析装置の反応容器として用いる測光セル
に関するもので，血清と試薬などの反応を効果的に行
い，攪拌装置及び測光用セルとして利用するものであ
る。
析を行う自動分析装置の反応容器として用いる測光セル
に関するもので，血清と試薬などの反応を効果的に行
い，攪拌装置及び測光用セルとして利用するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来，この測光セルは先に実開平５−９
３５４０号に開示したものがあるが，測光ビームを障壁
の底部クリヤランス部分を通過させる方式であり，反応
液量が少量の場合には不向きであった。
３５４０号に開示したものがあるが，測光ビームを障壁
の底部クリヤランス部分を通過させる方式であり，反応
液量が少量の場合には不向きであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】先願の実開平５−９３
５４０号に係る測光セルは，自動分析装置の測光セルの
中央部に底部に左・右に液体を連通できる障壁を設けた
測光セルであり，クリヤランスの部分に測光ビームを通
すため，クリヤランスが大きくなり，測光セルに注入す
る血清，試薬などからなる反応液の液量の少ない場合は
攪拌効果が上らず，測光の際，セルコーナー部による乱
反射の現象も見られたので，これらの効果をあげる自動
分析装置用の測光セルとして，分注，反応液の攪拌，比
色，反応液の排出，洗浄の一連の操作ができるものを提
供する。
５４０号に係る測光セルは，自動分析装置の測光セルの
中央部に底部に左・右に液体を連通できる障壁を設けた
測光セルであり，クリヤランスの部分に測光ビームを通
すため，クリヤランスが大きくなり，測光セルに注入す
る血清，試薬などからなる反応液の液量の少ない場合は
攪拌効果が上らず，測光の際，セルコーナー部による乱
反射の現象も見られたので，これらの効果をあげる自動
分析装置用の測光セルとして，分注，反応液の攪拌，比
色，反応液の排出，洗浄の一連の操作ができるものを提
供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に用いられるセル
は，セルの長手方向の中央部に左・右を分離し，底部は
左・右両方に液体が連通できる障壁を設けてある。上記
液体の左・右に流通できる底部のクリヤランスは反応液
量が少い場合に攪拌効果をあげ，測光時の微液量や測光
セルのコーナー部の構造から生ずる光の乱反射をさける
ために６mm以下，好ましくは２mm以下と限定した。この
ため測光は上部に移し，ビームを左・右両壁と中央部の
障壁を通過させる方式がよいことが判明した。この測定
セルは血清と試薬を分注後，空気圧の変動によって少量
の反応液を接触なしに空気攪拌でき，多種類の試薬を用
いる場合のクロスコンタミネーションがなく，一連の操
作を順次，分注攪拌から比色，排液，洗浄へと移行でき
る特色がある。
は，セルの長手方向の中央部に左・右を分離し，底部は
左・右両方に液体が連通できる障壁を設けてある。上記
液体の左・右に流通できる底部のクリヤランスは反応液
量が少い場合に攪拌効果をあげ，測光時の微液量や測光
セルのコーナー部の構造から生ずる光の乱反射をさける
ために６mm以下，好ましくは２mm以下と限定した。この
ため測光は上部に移し，ビームを左・右両壁と中央部の
障壁を通過させる方式がよいことが判明した。この測定
セルは血清と試薬を分注後，空気圧の変動によって少量
の反応液を接触なしに空気攪拌でき，多種類の試薬を用
いる場合のクロスコンタミネーションがなく，一連の操
作を順次，分注攪拌から比色，排液，洗浄へと移行でき
る特色がある。
【０００５】
【作用】本発明に係る測光セルは，セルを左・右に分離
した障壁により区分され，液体は障壁の底部に寸法を限
定したクリヤランスを通し，反応液の液量を限度以下に
おさえ，セルのコーナー部の構造から生ずる乱反射の現
象をおさえるべく，測光ビームを上方に移し，左・右両
壁と障壁の部分を通過する機構とし，左・右の分離セル
の空気圧損差によって順次攪拌できる測光セルを提供し
た。
した障壁により区分され，液体は障壁の底部に寸法を限
定したクリヤランスを通し，反応液の液量を限度以下に
おさえ，セルのコーナー部の構造から生ずる乱反射の現
象をおさえるべく，測光ビームを上方に移し，左・右両
壁と障壁の部分を通過する機構とし，左・右の分離セル
の空気圧損差によって順次攪拌できる測光セルを提供し
た。
【０００６】
【実施例】従来の実開平５−９３５４０号に開示した測
光セルは図２に示したように，左・右の両壁１，２の長
手方向の中央部に左・右に連通できる障壁３を有し，光
ビーム４は障壁３の下部のクリヤランス部５を光源６か
ら受光素子７に向けて通過する方式で，反応液８は吐
出，吸引空気は取はずし可能なキャップ９から空気孔１
０を通してセル内に送入され，混合攪拌ができる。本発
明に係る測光用セルは図１に示したように左・右の両壁
の長手方向の中央部に左・右に連通できる障壁３を有
し，光ビーム４は光源６より受光素子７に向けて通過さ
せ，その際，セルの底部のコーナー１１によって生ずる
光の乱反射をさけるべく，障壁３の下部のクリヤランス
部５より上方の障壁３と両壁１，２を横切る部分を通過
させたものである。本測定セルは反応液８の少量の場合
にも攪拌効果をあげるべくクリヤランス部５の寸法を６
mm以下，好ましくは２mm以下とした。攪拌は空気攪拌と
し，上述のごとく取はずし可能なキャップから空気孔１
０を通して，セル内に吐出，吸引空気を送入し，ポンプ
（図示せず）の作動を併って反応液８の混合，攪拌が液
の上下を併い行われる。
光セルは図２に示したように，左・右の両壁１，２の長
手方向の中央部に左・右に連通できる障壁３を有し，光
ビーム４は障壁３の下部のクリヤランス部５を光源６か
ら受光素子７に向けて通過する方式で，反応液８は吐
出，吸引空気は取はずし可能なキャップ９から空気孔１
０を通してセル内に送入され，混合攪拌ができる。本発
明に係る測光用セルは図１に示したように左・右の両壁
の長手方向の中央部に左・右に連通できる障壁３を有
し，光ビーム４は光源６より受光素子７に向けて通過さ
せ，その際，セルの底部のコーナー１１によって生ずる
光の乱反射をさけるべく，障壁３の下部のクリヤランス
部５より上方の障壁３と両壁１，２を横切る部分を通過
させたものである。本測定セルは反応液８の少量の場合
にも攪拌効果をあげるべくクリヤランス部５の寸法を６
mm以下，好ましくは２mm以下とした。攪拌は空気攪拌と
し，上述のごとく取はずし可能なキャップから空気孔１
０を通して，セル内に吐出，吸引空気を送入し，ポンプ
（図示せず）の作動を併って反応液８の混合，攪拌が液
の上下を併い行われる。
【０００７】本測光用セル１３は図３の自動分析装置に
使用され，反応テーブル１２に測定用セル１３として順
次使用される。測定セル１３はサンプラー１４より，サ
ンプルピペット１５で検体を分注し，１次試薬テーブル
１６，２次試薬テーブル１７で夫々の試薬ピペットでセ
ル１３に分注し，攪拌，混合後，検出器１８で測定セル
１３中の反応液を定量し，洗浄ユニット１９で洗浄す
る。この際，測定セル１２中の反応液を一定空気差圧以
上でセル１３から排出し，挿入口１０より洗浄水を注入
して，セル内を洗浄し，一定差圧で洗浄水を排出する。
この制御手段は中央演算処理装置２０を用い，制御手段
１０１，記憶手段１０２，入力手段１０３，表示手段１
０４，警報手段１０５から成るデータ処理装置で処理さ
れる。
使用され，反応テーブル１２に測定用セル１３として順
次使用される。測定セル１３はサンプラー１４より，サ
ンプルピペット１５で検体を分注し，１次試薬テーブル
１６，２次試薬テーブル１７で夫々の試薬ピペットでセ
ル１３に分注し，攪拌，混合後，検出器１８で測定セル
１３中の反応液を定量し，洗浄ユニット１９で洗浄す
る。この際，測定セル１２中の反応液を一定空気差圧以
上でセル１３から排出し，挿入口１０より洗浄水を注入
して，セル内を洗浄し，一定差圧で洗浄水を排出する。
この制御手段は中央演算処理装置２０を用い，制御手段
１０１，記憶手段１０２，入力手段１０３，表示手段１
０４，警報手段１０５から成るデータ処理装置で処理さ
れる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は自動分析装置に用いる測光用セ
ルにおいてセルの長手方向の中央部の障壁の底部に左・
右に液体を連通できるクリヤランスを限定寸法とするこ
とにより空気による非接触攪拌効果をあげ，反応液量を
減少させ，測光ビームをクリヤランス上部の障壁部と両
壁を通過せしめて，セルコーナー部構造から来る乱反射
をさけた。
ルにおいてセルの長手方向の中央部の障壁の底部に左・
右に液体を連通できるクリヤランスを限定寸法とするこ
とにより空気による非接触攪拌効果をあげ，反応液量を
減少させ，測光ビームをクリヤランス上部の障壁部と両
壁を通過せしめて，セルコーナー部構造から来る乱反射
をさけた。
【図１】本発明に係る測光用セルを示す図である。
【図２】従来法の測光用セルを示す図である。
【図３】本発明の操作を実施する自動分析装置の概要図
である。
である。
１ セル壁 ２ セル壁 ３ 障壁 ４ 光ビーム ５ クリヤランス部 ６ 光源 ７ 受光素子 ８ 反応液 ９ キヤップ １０ 空気孔 １３ 測光用セル
Claims (2)
- 【請求項１】 自動分析装置に用いる測光セルにおい
て，測定セルの長手方向の中央部に底部に左・右に液体
を連通できる障壁を設け，障壁の底下部のクリヤランス
を限度以下とし，左・右の両壁と障壁を通して測光する
ことを特徴とする測光用セル。 - 【請求項２】 請求項１の測光用セルを用いて，セル上
頂部の一方に空気吐出・吸引孔を設け，空気圧の変動に
よりセル内部の液体を攪拌することを特徴とする測光用
セル。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278586A JPH08189889A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 測光用セル |
| PCT/JP1995/002046 WO1996012968A1 (fr) | 1994-10-19 | 1995-10-05 | Analyseur automatique |
| EP95933626A EP0787990A4 (en) | 1994-10-19 | 1995-10-05 | AUTOMATIC ANALYZER |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278586A JPH08189889A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 測光用セル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189889A true JPH08189889A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=17599332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6278586A Pending JPH08189889A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 測光用セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08189889A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6773672B2 (en) | 2000-08-31 | 2004-08-10 | Hitachi, Ltd. | Automatic analysis apparatus |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP6278586A patent/JPH08189889A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6773672B2 (en) | 2000-08-31 | 2004-08-10 | Hitachi, Ltd. | Automatic analysis apparatus |
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