JPH0818974B2 - 薬用吸着質及びその製法 - Google Patents

薬用吸着質及びその製法

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JPH0818974B2 JP62070539A JP7053987A JPH0818974B2 JP H0818974 B2 JPH0818974 B2 JP H0818974B2 JP 62070539 A JP62070539 A JP 62070539A JP 7053987 A JP7053987 A JP 7053987A JP H0818974 B2 JPH0818974 B2 JP H0818974B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は固体状薬物および界面活性剤が吸収吸着され
ている複合珪酸マグネシウムアルミニウムを含有する薬
用吸着質に関する。
複合珪酸マグネシウムアルミニウムの使用は吸着質が
胃の低pH酸媒体に達した時生物利用性となる、液体、錠
剤及びそしやく可能な製剤中の苦味薬物成分を無味にす
る方法として文献に教示されて来た。
米国特許3,337,402号明細書は複合珪酸マグネシウム
アルミニウムに吸着されている7−クロロ−1−メチル
−5−フエニル−3H−1,4−ベンゾジアゼピン−2(1
H)−オンを使用する鎮静剤組成物を開示している。こ
れによると、まず低分子量モノヒドロキシ脂肪族アルコ
ール中又は水性アルコール混合物中に薬物を溶解し、次
に複合珪酸マグネシウムアルミニウムと混合すると、薬
に伴う苦味及び舌上の麻痺効果が低減又は排除されるこ
とを記載している。又、この吸着質を他の成分と混合し
てロゼンジ、錠剤、キヤンデイ、カプセル及び懸濁液を
形成させることができることを開示している。
米国特許第3,567,819号明細書は複合珪酸マグネシウ
ムに吸着されている塩酸フエニルプロパノールアミンを
使用する充血除去剤組成物を開示している。まずこの薬
物を溶液とし、次に複合珪酸マグネシウムアルミニウム
と混合して吸着質を形成させると塩酸フエニルプロパノ
ールアミンの不快な味は低下又は除かれる。
約35重量%までの薬用化合物を含有することのできる
良好な味の薬用吸着質(medicamentadsorbate)の製法
が思いがけなく発見された。
これは水和複合珪酸マグネシウムアルミニウムに薬物
の溶液および界面活性剤を吸収吸着(sorb)させて、乾
燥した時実質的に無味の薬物吸着質を形成させることに
よつて達成された。
特に複合珪酸マグネシウムアルミニウム吸収吸着剤
(sorbent)と混合された溶液から約1〜約35重量%の
固体状薬物及び約0.05〜約4重量%の界面活性剤を吸収
吸着させて、塊状物(mass)を形成させることによつて
実質的に無味の薬用吸着質が製造されることが見出され
た。この塊状物を乾燥して実質的に無味の吸着質を形成
させる。
本発明は理論的考察に限定されるものではないが、吸
収吸着物溶液中に界面活性剤を存在させることにより、
吸収吸着剤への吸収吸着物溶液の一層深いかつ完全な浸
透を容易にすると考えられる。界面活性剤は吸収吸着物
溶液の表面張力を低下させ、それによつてこの溶液が吸
収吸着剤を湿潤化しかつ滲透するように作用する。これ
は薬物と接触状態にある隙間のある吸収吸着剤表面積を
有効に増大させる。薬物及び界面活性剤溶液による吸収
吸着剤の表面積及び浸透の増大の結果、実質的に無味の
薬物吸着質が生成する。
固体状薬物及び界面活性剤は一つの溶液として、又は
別々の溶液として添加してよい。吸収吸着剤は薬物及び
界面活性剤の溶液にか又は薬物及び界面活性剤の個々の
溶液に添加してよい。吸着質の成分の添加の順序は絶対
的なものではない。しかし、得られる吸収吸着剤、溶
媒、薬物及び界面活性剤の塊状物が均一になるまで十分
混合されることが肝要である。この添加は注加、噴霧又
は当該技術において既知の関連技術を用いて行なつてよ
い。
複合珪酸マグネシウムアルミニウムに薬物−界面活性
剤溶液が吸収吸着することにより、消化管に送られ、次
いで胃液及び酵素によつて脱着される前に薬物が感覚受
容性の味にならないようになる。本発明の味のマスキン
グ吸収吸着効果は複合珪酸マグネシウムアルミニウムに
水性、有機又は混合溶媒から薬物を単に吸着させる時得
られる味のマスキングよりすぐれている。
本発明の実施に際しては、複合珪酸マグネシウムアル
ミニウムは標準の市販品である。複合珪酸マグネシウム
アルミニウムの典型的な平均化学分析値は便宜上酸化物
として示して、次のとおり表わすことができる: 本発明の好適な1実施態様においては、複合珪酸マグ
ネシウムアルミニウムは次の典型的化学分析値を有す
る: 本発明の複合珪酸マグネシウムアルミニウムは溶媒を
除く最終吸着質複合物の約65〜約98.95%の量で存在す
る。好適な実施態様においては、複合珪酸マグネシウム
アルミニウムは最終吸着質複合物の約70〜約90重量%、
最も好適には約75〜約85%の量で存在する。
複合珪酸マグネシウムアルミニウムの粒径は本発明の
吸着質を製造する際絶対的なものではないことがわかつ
た。必須なものではないが、複合珪酸マグネシウムアル
ミニウムの平均粒径は約10〜約150ミクロンの範囲であ
つてよい。このような製品は使用可能な生成物を製造す
るのに十分な量の薬物−界面活性剤溶液を吸収吸着する
のに適していることがわかつた。
溶媒が薬物および界面活性剤を溶解することができる
かぎり、任意の溶媒を本発明の吸着質を製造するのに使
用することができる。代表的な溶媒には、水;クロロホ
ルム、塩化メチレン、塩化エチレン等のようなポリハロ
ゲン化低級炭化水素;メタノール、エタノール、プロパ
ノール、イソプロパノール、ブタノール等のような低級
アルコールが包含され、中でも水が好適な溶媒である。
本発明中使用される固体状薬物は広く種々の薬物及び
それらの酸付加塩から選択することができる。薬物がそ
の薬用価値を保持し、かつ溶媒に可溶であるかぎり、中
性の化合物も有機及び無機塩も使用することができる。
酸塩の例には、塩酸塩、臭化水素酸塩、オルト燐酸塩、
安息香酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、ク
エン酸塩、サリチル酸塩、硫酸塩及び酢酸塩が包含され
る。
吸着質の重量を基にして、薬物又はその酸付加塩の重
量パーセントは好適には約1%〜約30%、最も好適には
約5%〜約25%であり、その量は許容される治療用用量
によつてきまる。
薬物は広い範囲の不快な味の治療剤及び治療剤の混合
物から選択することができる。これらに限定されるもの
ではないが次のものが包含される: (a) アセトアミノフエン、イブプロフエン、フエナ
セチン、並びにサリチルアミドのような鎮痛剤; (b) アミノフイリン、メタプロテレノール、エピネ
フリン、並びにテオフイリンのような抗喘息剤; (c) デキストロメトルフアン、臭化水素酸デキスト
ロメトルフアン、ノスカピン、クエン酸カルベタペンタ
ン、並びに塩酸クロフエジアノールのような鎮咳剤; (d) マレイン酸クロロフエニラミン、酒石酸フエニ
ンダミン、マレイン酸ピリラミン、コハク酸ドキシラミ
ン、クエン酸フエニルトロキサミン、塩酸ジフエンヒド
ラミン、プロメサジン、並びにトロプロリジンのような
抗ヒスタミン剤; (e) ジメンヒドリネート、並びにメクリジンのよう
な制吐剤; (f) 塩酸フエニルエフリン、塩酸フエニルプロパノ
ールアミン、塩酸プソイドエフエドリン、エフエドリン
のような充血除去剤; (g) 燐酸コデイン、硫酸コデイン及びモルフインの
ような種々のアルカロイド; (h) フエノールフタレイン、ダンスロン、パマブロ
ム及びビソカジルのような緩下剤; (i) ゲムフイブロジルのような抗コレステロール及
び抗脂質剤; (j) 塩酸フエニルプロパノールアミン、並びにカフ
エインのような食慾抑制剤; (k) ニコチンのような中枢神経系刺戟剤; (l) ガイフエネシンのような去痰剤; (m) イソキシカム、メクロフエナミン酸及びナプロ
キセンのような消炎剤;並びに (n) ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、塩酸
チアミン、リボフラビン、ヨウ化カリウム、塩化カリウ
ム、硫酸第二銅、並びに硫酸第一鉄のようなビタミン類
およびミネラル類を含む栄養補助剤。
薬物は単独又は上に特定された範囲内で組み合わせて
使用して吸着質を形成させることができる。
好適な実施態様においては薬物は去痰剤ガイフエネシ
ンである。
界面活性剤は界面活性物質であり、本明細書に使用さ
れる場合は、2つの部分;疏水性の部分、並びに水又は
その他の極性溶媒に化合物を十分可溶性又は分散性にす
る親水性の部分よりなる有機化合物である。疏水及び親
水性の部分が合して化合物を界面活性にし、従つて界面
活性剤溶液と固体吸収吸着剤のようなその他の相との界
面で濃縮することができるようにする。界面活性剤は溶
液を浸透させ、湿潤表面となるように機能する。
吸着質の重量を基にして界面活性剤の重量パーセント
は、好適には約0.05%〜約2.5%、又最も好適には約0.0
5%〜約0.5%であり、その量は用いられる界面活性剤に
よつて変動する。
界面活性剤は界面活性剤の群の任意のものから選択し
てよい。これらに限定するものではないが次のものがあ
げられる: (A) ポリ酸化エチレンのような非イオン系;これは
解離しないが、普通ポリヒドロキシ又はポリエトキシ構
造からその親水性部分を誘導する、 (B) ラウリル硫酸ナトリウム、並びに鎖状アルキル
硫酸のようなアニオン系;この場合分子の親水性部分は
負の電荷を有する、並びに (C) 塩化セチルピリジニウムのようなカチオン系;
この場合分子の親水性部分は正の電荷を有する。
界面活性剤は単独でか又は上に特定された範囲内で組
み合わせて使用することができる。
本発明の薬用吸着質は次の方法によつて製造される: 複合珪酸マグネシウムアルミニウム、薬物、界面活性
剤およびその薬物と界面活性剤を溶解するのに十分な量
の溶媒と混合して、吸着状態で該薬物および界面活性剤
を含有する塊状物を形成させる。
好適な1実施態様においては、本発明の薬用吸着質は
次の方法によつて製造される: (A) 溶媒に薬物及び表面活性剤を溶解して溶液を調
製し、 (B) その溶液を複合珪酸マグネシウムアルミニウム
と混合して均質な塊状物を形成させることによつて複合
珪酸マグネシウムアルミニウム内に薬物及び界面活性剤
を吸収吸着させ、そして (C) 薬用吸着質を回収する。
薬物及び界面活性剤の溶液を生成するために、薬物及
び界面活性剤を、それらが溶解されるまで溶媒を混合す
る。溶媒は加熱して溶解を助けてよい。好適には溶媒は
約65℃〜約99℃に加熱される。
薬物及び界面活性剤を溶解するのに用いられる溶媒の
量は吸着質を形成させるのに使用される特定の薬物及び
界面活性剤の溶解度によつて変る。薬用吸着質を基にし
て、溶液を生成するのに使用される溶媒の重量パーセン
トは、約10%〜約60%、好適には約15%〜約45%、そし
て最も好適には約20%〜約35%である。
好適な他の1実施態様においては、本発明の薬用吸着
質は次の方法によつて製造される: 複合珪酸マグネシウムアルミニウムを、薬物、界面活
性剤およびその薬物を溶解し、そしてその複合マグネシ
ウムアルミニウムを水和するのに十分な量の溶媒(溶媒
の少なくとも約50重量%の水分含量を有する)と混合し
て、該薬物と界面活性剤を吸着状態で含有する膨潤塊状
物を形成させ、そしてその薬用吸着質を回収する。
好ましい実施態様においては、本発明の薬用吸着質は
次の方法によつて製造される: (A) 複合珪酸マグネシウムアルミニウムを少なくと
も等重量の溶媒と混合して膨潤複合珪酸マグネシウムア
ルミニウムを形成させることによつてブレンドを調製
し、 (B) 溶媒に薬物及び界面活性剤を溶解することによ
つて溶液を調製し、 (C) ブレンドを溶液と混合して均質なコンシステン
シー及び全溶媒含量の少なくとも約50重量%の水分含量
を有する膨潤塊状物を形成させることによつて膨潤複合
珪酸マグネシウムアルミニウム内に薬物及び界面活性剤
を吸収吸着させ、そして (D) 薬用吸着質を回収する。
薬物溶液を生成するために、薬物を溶媒と溶解するま
で混合する。溶媒を加熱して溶解を助けてもよい。好適
には溶媒は約65℃〜約99℃に加熱される。
薬物を溶解するのに用いられる溶媒の量は吸着質を形
成させるのに使用されるその薬物の溶解度によつて変動
する。薬用吸着質を基にして、溶液を生成するのに使用
される溶媒の重量パーセントは、吸着質が膨潤水和複合
珪酸マグネシウムアルミニウムを用いて形成される時に
は、約10%〜約60%、好適には約15%〜45%、そして最
も好適には約20%〜約35%である。
この方法において複合珪酸マグネシウムアルミニウム
−溶媒ブレンドが使用される時には、複合珪酸マグネシ
ウムアルミニウム及び溶媒は珪酸塩が膨潤しかつ混合物
が均一になるまで混合される。溶媒は、加熱して均一な
膨潤ブレンドの生成を助けてよい。好適には溶媒は約35
℃〜約99℃に加熱される。
膨潤複合珪酸マグネシウムアルミニウム−溶媒ブレン
ドを製造するために用いられる溶媒の量は、きわめて大
きく変動してよいが、一般に複合珪酸マグネシウムアル
ミニウムの重量の約1〜約20倍、そして好適にはこの重
量の約5〜約10倍である。
他の好適な1実施態様においては、本発明の薬用吸着
質は次の方法によつて製造される: (A) 重量で複合珪酸マグネシウムアルミニウムの量
に少なくとも等しい量の溶媒に薬物及び界面活性剤を溶
解する(該溶媒は溶媒の少なくとも約50重量%の水分含
量を有する)ことによつて溶液を調製し、 (B) この溶液を複合珪酸マグネシウムアルミニウム
と混合して膨潤均質塊状物を形成させることによつて、
複合珪酸マグネシウムアルミニウム内に薬物及び界面活
性剤を吸収吸着させ、そして (C) 薬用吸着質を回収する。
上に記載した好適な操作が用いられる時には、複合珪
酸マグネシウムアルミニウムを水和膨潤させるのに十分
な溶媒に薬物を溶解する。用いられる溶媒の量は大きく
変動してよいが、一般に複合珪酸マグネシウムアルミニ
ウムの重量の約1〜約20倍、好適にはこの重量の約5〜
約10倍である。溶媒は溶媒の少なくとも約50重量%の水
分含量を有していなければならない。約50%より少ない
水分含量では複合珪酸マグネシウムアルミニウムを十分
水和膨潤されない。
上の方法は適当な不活性溶媒に薬物と界面活性剤を溶
解する工程を含む。次に得られた溶液を、複合珪酸マグ
ネシウムアルミニウム又は複合珪酸マグネシウムアルミ
ニウム溶媒ブレンド中に撹拌下約5〜約45分間吸収吸着
させる。得られた生成物はそのまま使用するか又は場合
により取り出し、かつ溶媒を除く薬用吸着質の重量の約
20%まで、好適には約2%〜約15%の所定の溶媒含量に
なるまで乾燥させてよい。
薬用吸着質は製造されると将来の使用のために保存す
るか又は常用の添加剤、即ち製薬上許容しうる担体と処
方して、特定の応用に適している種々のテクスチユアを
生じる薬用組成物を製造することができる。このような
組成物はロゼンジ、錠剤、タフイー、ヌガー、チユーイ
キヤンデイ、チユーインガム、懸濁液等の形態であつて
よい。製薬上許容しうる担体は広範囲の材料から調製す
ることができる。これらに限定されるものではないが、
これらの材料としては、希釈剤、結合剤及び接着剤、滑
剤、崩壊剤、着色剤、増量剤、付香剤、甘味剤及び特定
の薬用組成物を製造するための緩衝剤及び吸着剤のよう
な種々の材料があげられる。糖菓類及びチユーインガム
製品の製造はよく知られており、本発明の本質的な面を
構成するものではない。
本明細書に使用される場合の、用語「糖菓材料(conf
ectionery meterial)」は、砂糖、コーンシロツプ、そ
して無糖増量剤の場合には、ソルビトール及びマンニト
ールのような糖アルコール及びそれらの混合物のような
多種多様の材料から選択される増量剤を含有する製品を
意味する。糖菓材料はロゼンジ、錠剤、タフイー、ヌガ
ー、チユーイキヤンデイ等のようなものを代表的なもの
とする。一般に、増量剤は薬用糖菓製品の約5〜約99、
そして好適には20〜約95重量%よりなる。
ロゼンジは口の中に保持されることを目的とする付香
薬用製剤である。それらは種々の形態であつてよく、最
も普通のものは平たい、円形、八角形及び両凸の形態で
ある。ロゼンジのベースは一般に2種の形態、硬いボイ
ル型キヤンデイロゼンジ及び圧縮型錠剤ロゼンジであ
る。
硬いボイル型キヤンデイロゼンジは無定形又はガラス
状に保たれている砂糖その他の炭化水素の混合物から製
造される。この形態は一般に0.5〜約1.5%の水分を有す
る糖類の固形シロツプと考えることができる。このよう
な材料は普通約92%までのコーンシロツプ、約70%まで
の砂糖及び0.1%〜約5.0%の水を含有する。シロツプ成
分は一般にデキストロース含量の高いコーンシロツプか
ら製造されるが、他の材料を含んでいてもよい。付香
剤、甘味剤、酸味剤、着色剤等のようなその他の成分も
添加することができる。
ボイル型キヤンデイロゼンジは又、ソルビトール、マ
ンニトール、並びに水添コーンシロツプのような非醗酵
性糖類から製造することができる。キヤンデイロゼンジ
は約95%までのソルビトール、約9.5:0.5〜約7.5:2.5の
比のソルビトールとマンニトールとの混合物及びシロツ
プ成分の約55%までの水添コーンシロツプを含有するこ
とができる。
それに対して、圧縮型錠剤ロゼンジは粒状材料を含有
し、圧力下構造物に成形される。それらは一般に、95%
までの量の糖類及び結合剤及び滑剤のような典型的な錠
剤賦形剤、並びに香料、着色剤等を含有する。
ロゼンジはヌガー中に含有されるもののような軟い糖
菓材料からつくることができる。これらの材料は2種の
主成分、即ちコーンシロツプ等のような高沸点シロツ
プ、並びに一般にゼラチン、卵アルブミン、カゼインの
ようなミルクタンパク、並びに大豆タンパクような植物
タンパク等から製造される、比較的軽いテクスチユアの
フラツペを含有する。フラツペは一般に比較的軽く、例
えば、約0.5〜約0.7g/ccの範囲の密度であつてよい。
それに比べると、高沸点シロツプ、或いは「ボブシロ
ツプ」(bob syrup)は比較的粘稠であり、比較的高い
密度を有し、かなりな量の砂糖を含有することが多い。
常法では、最終ヌガー組成物は撹拌下フラツペに「ボブ
シロツプ」を添加して基本ヌガー混合物を形成させて製
造される。付香剤、油、追加の砂糖等のようなその他の
成分も、その後撹拌下に添加することができる。ヌガー
糖菓類の組成及び製造の一般論は、B.W.ミニフイーによ
る「CHOCOLATE,COCOA AND CONFECTIONERY」“Science a
nd Technology",第2版(1980)、第424〜425頁に見る
ことができ、これは参考文献として明細書に記載されて
いる。
本発明の医薬用懸濁液は医薬配合技術において長く確
立されている常法によつて製造することができる。懸濁
液は当該技術の懸濁液を処方する際用いられる常用の補
助材料を含有していてよい。本発明の懸濁液は次のもの
よりなるものである: (a) 安息香酸、ソルビン酸、メチルパラベン、プロ
ピルパラベン及びエチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)
のような保存剤。保存剤は一般に懸濁液の重量の約1%
まで、そして好適には約0.05〜約0.5%の量で存在す
る; (b) 懸濁液の重量の約1%まで、そして好適には約
0.05〜約0.5%の量のクエン酸−クエン酸ナトリウム、
燐酸−燐酸ナトリウム、並びに酢酸−酢酸ナトリウムの
ような緩衝剤; (c) 懸濁液の重量の約20%まで、そして好適には約
1%〜約15%の量のメチルセルロースのようなセルロー
ス類、アルギン酸及びその誘導体のようなカラゲナン
類、キサンタンゴム、ゼラチン、アカシア、並びにミク
ロ結晶性セルロースのような懸濁化剤又は増粘剤; (d) 懸濁剤の重量の約0.2%まで、そして好適には
約0.01〜約0.1%の量のジメチルポリシロキサンのよう
な消泡剤; (e) 甘味剤は、当該技術において周知の天然及び人
工の両甘味剤が包含される。
キシロース、リボース、グルコース、マンノース、ガ
ラクトース、フラクトース、デキストロース、シユクロ
ース、マルトース、部分水解デンプン又はコーンシロツ
プ固形物のようなモノサツカライド、ジカツカライド及
びポリサツカライド及びソルビトール、キシリトール、
マンニトール及びそれらの混合物のような糖アルコール
のような甘味剤を、懸濁液の重量の約10%〜約60%、そ
して好適には約20%〜約50%の量で用いることができ
る。サツカリン及びナトリウム又はカルシウムのような
サツカリン塩、サイクラメート塩類、アセスルフアーム
−K、アスパルテーム等のような水溶性人工甘味剤及び
それらの混合物を、懸濁液の重量の約0.001%〜約5%
の量で用いることができる; (f) 付香剤には、天然及び人工の両香料が包含さ
れ、個別に又混合して、ペパーミントのようなミント、
メントール、バニラ、合成バニラ、チヨコレート、合成
チヨコレート、シナモン、種々のフルーツ香料を、懸濁
液の重量の約0.5%〜約5%の量で用いることができ
る; (g) 本発明において有用な着色剤は顔料を含有し、
それらは組成物の重量の約6%までの量で配合すること
ができる。好適な着色剤、二酸化チタンは約1%までの
量で配合することができる。又、着色剤は食品、薬品及
び化粧品に用いるのに適当なものであり、FD&C染料等
として知られている他の染料を包含することができる。
このような染料は一般に懸濁液の重量の約0.25%まで、
そして好適には約0.05〜約0.2%の量で存在する; (h) メタ重亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸等の
ような脱色剤を懸濁液中に配合して経時による変色を防
止することができる。一般に、懸濁液の重量の約0.25%
まで、そして好適には0.05〜0.2%の量が使用される; (i) アルコール、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール等のような可溶化剤を使用して香料を可
溶化することができる。可溶化剤は一般に、懸濁液の重
量の約10%まで;好適には約2%〜約5%の量で存在す
る。
本発明の製薬用懸濁液は次のとおり製造することがで
きる: (A) 約40℃〜約95℃、好適には約40℃〜約70℃に加
熱した水と増粘剤を混合して、増粘剤が水溶性でない場
合には分散液、又増粘剤が水溶性である場合には溶液を
生成させ、 (B) 甘味剤を水と混合して溶液を生成し、 (C) 増粘剤−水混合物と薬用吸着質を混合して均一
な増粘剤−吸着質組成物を形成させ、 (D) 甘味剤溶液を増粘剤−吸着質組成物と合し、均
一になるまで混合し、 (E) 工程(D)の混合物と着色剤、香料、脱色剤、
可溶化剤、消泡剤、緩衝剤及び追加の水のような任意の
成分を混合して懸濁剤を形成させる。
懸濁液とその他の液体処方物に用いられる吸着質は、
その場で製造することができる。即ち、薬物及び吸着剤
を、懸濁液又は溶液混合物に別別に添加して最終生成物
を形成させる。次に吸着剤が溶液から薬物を吸収吸着し
て薬用吸着質を形成させる。
本発明の医薬用錠剤はそしやくしうる形態であつてよ
い。この形態は、簡便さと患者ののみやすさのために特
に有利である。使用可能な安定性及び品質、並びに良好
な味及び歯ざわりを得るために、いくつかの配慮、即ち
1錠あたりの活性物質の量、香り、圧縮性及び薬の感覚
受容性が重要である。
そしやくしうる薬物含有キヤンデイの製造は、軟かい
糖菓製品をつくるのに使用されるものと類似の操作によ
る。この操作は一般にボイル型砂糖−コーンシロツプブ
レンドの形成、それにフラツペ混合物を添加することを
含む。ボイル型砂糖−コーンシロツプ混合物は、重量部
で約90:10〜10:90の比でブレンドされた砂糖及びコーン
シロツプから製造することができる。このブレンドを約
121℃の温度に加熱して水を除去し、かつ溶融塊状物を
形成させる。フラツペは一般にゼラチン、卵アルブミ
ン、カゼインのようなミルクタンパク、並びに大豆タン
パクのような植物タンパクから製造され、それらをゼラ
チン溶液に添加し、周囲温度においてすみやかに混合し
て空気を含んだスポンジ様の塊状物を形成させる。次に
フラツペを溶融キヤンデイベースに添加し、65℃〜121
℃の温度で均質になるまで混合する。
次に混合物の温度が約65℃〜約135℃に低下すると薬
用吸着質を添加することができ、その際香料、並びに着
色剤のような追加の成分を添加する。この処方物を更に
冷却し、所望の寸法の小片を形成する。
舐剤(confectionary)のロゼンジ及びそしやくしう
る錠剤の形態の一般論については、H.A.リーベルマン外
著、Pharmaceutical Dosage Forms:Tablets第1巻、第2
89〜466頁に見出すことができ、これは参考文献として
本明細書に記載されている。
本明細書で使用される場合の用語「チユーインガム製
品」はチユーインガム処方物を含有する製品を意味す
る。一般に、チユーインガム処方物は薬用チユーインガ
ム製品の約5〜約99、好適には約20〜約95重量%よりな
る。
チユーインガム処方物に関しては、この処方物はガム
ベース及び甘味剤及び香料のような種種の添加剤を含有
する。様いられるガムベースは、使用されるベースの
型、所望のコンシステンシー及び最終製品をつくるのに
使用される他の成分のような種々の因子によつて変る。
一般に、最終チユーインガム組成物の約5〜約45重量%
の量がチユーインガム組成物に使用することができ、約
15〜約25重量%が好適な量である。ガムベースは当該技
術において周知の任意の水不溶性ガムベースであつてよ
い。ガムベースに適当な重合体の例は、天然及び合成の
両方のエラストマー類及びゴム類である。例えば、ガム
ベースに適している重合体にはこれらに限定するもので
はないが、チクル、ジエルトング、グツタペルカ及びク
ラウンガムのような植物由来の物質が包含される。ブタ
ジエン−スチレン共重合体、イソブチレン−イソプレン
共重合体、ポリエチレン、ポリイソブチリエン及びポリ
酢酸ビニルのような合成エラストマー及びそれらの混合
物が特に有用である。
ガムベース組成物はエラストマー成分を軟化する際助
けとなるのでエラストマー溶媒を含有していてよい。こ
のようなエラストマー溶媒はロジン類のメチル、グリセ
ロール又はペンタエリスリトールエステル、或いは水素
添加、二量化又は重合化ロジン類のような変性ロジン類
又はそれらの混合物よりなつていてよい。ここで使用す
るのに適しているエラストマー溶媒の例としては、部分
水添ウツドロジンのペンタエリスリトールエステル、ウ
ツドロジンのペンタエリスリトールエステル、ウツドロ
ジンのグリセロールエステル、部分二量化ロジンのグリ
セロールエステル、重合化ロジンのグリセロールエステ
ル、トール油ロジンのグリセロールエステル、ウツドロ
ジンのグリセロールエステル及び部分水添ロジンのメチ
ルエステル(α−ピネン及びβ−ピネンの重合体のよう
な);ポリテルペンを含むテルペン樹脂及びそれらの混
合物があげられる。溶媒はガムベースの重量の約10%〜
約75%、好適には約45%〜約75%の範囲の量で用いるこ
とができる。
ラノリン、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、
ステアリン酸カリウム、トリ酢酸グリセロール、グリセ
リン等のような可塑剤又は軟化剤、並びにポリウレタン
ワツクス、パラフインワツクス及びミクロ結晶性ワツク
スのような天然及び合成ワツクス、石油ワツクスのよう
な種々の慣用の成分も、ガムベースに配合して種種の所
望のテクスチユア及びコンシステンシーの特性を得るこ
とができる。これらの個々の追加の材料は、一般に最終
ガムベース組成物の重量の約30%までの量、好適には約
3%〜約20%の量で用いられる。
チユーインガム組成物は更に、付香剤、二酸化チタン
のような着色剤、レシチン及びモノステアリン酸グリセ
リルのような乳化剤のような追加の添加剤;水酸化アル
ミニウム、アルミナ、珪酸アルミニウム、炭酸カルシウ
ム、並びにタルクのような追加の充填剤及びそれらの組
合せを包含してよい。これらの充填剤は又、種々の量で
ガムベースに使用することができる。好適には、使用さ
れる時増量剤の量は最終チユーインガムの重量の約4%
〜約30%と変動してよい。
補助甘味剤が用いられる場合には、本発明は天然及び
人工の両方の甘味剤を含む、当該技術において周知の甘
味剤を包含するものである。従つて、追加の甘味剤は次
のものから選ぶことができる: A. キシロース、リボース、グルコース、マンノース、
ガラクトース、フラクトース、デキストロース、シユク
ロース、マルトース、部分水解デンプン、或いはコーン
シロツプ固形物のようなモノサツカライド、ジサツカラ
イド及びポリサツカライド及びソルビトール、キシリト
ール、マンニトール及びそれらの混合物のような糖アル
コールのような水溶性甘味剤。
B. 可塑性サツカリン塩、即ち、ナトリウム又はカルシ
ウムサツカリン塩、サイクラメート塩、アセスルフアー
ム−K等、並びにサツカリンの遊離酸形態のような水溶
性人工甘味剤。
C. L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエ
ステル及び米国特許第3,492,131号明細書に記載されて
いるもの等のようなジペプチドベース甘味剤。
一般に、甘味剤の量は特定のチユーインガムについて
選択される甘味剤の所望の量と共に変動する。この量
は、容易に溶出される甘味剤を使用する時0.001〜約90
重量%である。上記Aに記載されている水溶性甘味剤
は、好適には最終チユーインガム組成物の重量の約25%
〜約75%の量、そして最も好適には約50%〜約65%の量
で使用される。これに対して、B及びCに記載の人工甘
味剤は最終チユーインガム組成物の重量の約0.005%〜
約5.0%の量で、最も好適には約0.05%〜約2.5%の量で
使用される。これらの量は、普通香油から得られる香料
の水準とは無関係に、所望の水準の甘味を得るのに必要
である。水は乾燥甘味剤とは無関係に添加してよいが、
一般にコーンシロツプ又はコーンシロツプ混合物の一部
として添加される。
適当な付香剤としては、天然及び人工の両香料が包含
されるが、ペパーミントのようなミント、スペアミン
ト、メントール、合成バニラ、バニラ、合成チヨコレー
ト、チヨコレート、シナモン、種々の果実香料(個々及
び混合共)等である。付香剤は一般に個々の香料によつ
て量を変えて用いられ、例えば最終組成物の重量の約0.
5%〜約3%であつてよい。
本発明において有用な着色剤は組成物の重量の約6%
までの量で配合することができる顔料類を含有する。好
適な顔料、二酸化チタンは、約1重量%までの量で配合
することができる。又、着色剤は食品、薬品及び化粧品
に用いるのに適しており、かつFD&C染料として知られ
ている他の染料等を包含することができる。前記の範囲
の用途に対して使用可能な材料は好適には水溶性であ
る。その例としてはFD&C青色2号として知られている
インジゴ染料(これは5,5−インジゴチンジスルホン酸
である)を含む。同様に、FD&C緑色1号として知られ
ている染料はトリフエニルメタン染料よりなり、4−
〔4−N−エチル−p−スルホベンジルアミノ)ジフエ
ニルメチレン〕−〔1−(N−エチル−N−p−スルホ
ニウムベンジル)−2,5−シクロヘキサジエンイミンの
モノナトリウム塩である。すべてのFD&C及びD&C着
色剤及びそれらの対応する化学構造については、「The
Kirk−Othmer Encyclopedia of Chemical Technolog
y」、第3版、第6巻、第561〜595頁に見ることがで
き、参考文献として本明細書に記載されている。
使用することのできる適当な油及び脂肪としては、コ
コナツ油、パーム核油、牛脂、ラード等のような部分水
添植物又は動物脂が包含される。これらの成分は一般に
最終生成物の重量の約7.0%まで、好適には約3.5%まで
の量(食品に関して)で用いられる。
1個あたり活性物質の所要量が少なくなり、そして
(又は)味が悪くなくなるに従つて、使用可能な処方に
到達するのは、利用可能な処方の数が多くなるので容易
になると一般に考えられる。別法として、極度に味が悪
い、そして(又は)用量の多い薬品は薬用/そしやくし
うる錠剤に処方するのが困難である。本発明の薬用吸着
質はこれらの難点を克服するものである。
使用される吸着質の量は特定の薬物の用量によつて大
きく変動してよい。薬用量あたり約1.0〜約400mgの薬物
の量が、特定の薬物によつて使用可能である。使用され
る薬用吸着質の量は当然、所要の治療用用量及び基質上
に吸収吸着される薬物の量によつて変る。その例を下に
記載する。
臭化水素酸デキストロメトロフアンの常用量は1錠あ
たり10〜30mgである。例えば、キヤンデイベースへの吸
着質の配合は困難ではない。それは大部分の香料と配合
可能であり、広いpH範囲にわたつて安定である。薬用吸
着質として添加されると、デキストロメトルフアンHBr
はその苦味及び付香の困難さが避けられる。
塩酸フエニルプロパノールアミンの常用量は1錠あた
り約12.5〜25mgである。ガイフエネシンの常用量は1錠
あたり100〜400mgである。塩酸プソイドエフエドリンの
常用量は1錠あたり15〜60mgである。マレイン酸クロロ
フエニラミンの常用量範囲は2〜4mgであり、これによ
りキヤンデイベースへの配合が容易になる。当然、使用
される精確な量は特定の応用及び薬品によつて変る。こ
れらの化合物を用いて形成された吸着質は実質的に薬物
の後味が除かれているので、これらの処方物は付香する
のに困難性はない。
薬用吸着質は一般に最終組成物の重量の約1%〜約60
%の量で製薬上許容しうる担体と共に存在する。精確な
量は特定の薬物及び所要の用量によつてきまる。
本発明を次の実施例によつて更に説明する。実施例中
及び明細書及び特許請求の範囲を通してすべての部及び
百分率は別示しないかぎり、薬用吸着質の総重量によ
る。
例1〜5の複合珪酸マグネシウムアルミニウムは次の
典型的化学分析値を有する: 例 1 (本発明の実験1) この例は本発明の方法によるガイフエネシンの製法を
示す。
約85℃〜約95℃に保持された熱水1200gに複合珪酸マ
グネシウムアルミニウム1200gを混合する。均一な混合
物が生じるまで混合を約15分間継続する。
約85℃〜約95℃に保持された熱水2000gにガイフエネ
シン270g及びラウリル硫酸ナトリウム60gを混合して溶
液を形成させる。
均質な膨潤塊状物が得られるまでガイフエネシン:ラ
ウリル硫酸ナトリウム溶液を水:複合珪酸マグネシウム
アルミニウム混合物と混合する。この塊状物を次に約75
℃で16時間乾燥する。得られた乾燥塊状物を次に粉砕し
て約100ミクロンの粒径を有する自由流動性の粒状材料
を得る。
この生成物について感覚受容性評価試験を実施して苦
味の有無を決定する。本生成物は不快な苦味を示さない
か又はほんのわずかな苦味しか示さなかつた。この例の
吸着質は比較例2より相当低い苦味しか有さない。
例 2 (本発明以外の実験A) この例はガイフエネシンとの溶液中に界面活性剤が存
在しないことを除いて、例1の操作によつて製造される
ガイフエネシン吸着物を示す。
85℃〜約95℃に保持された熱水1200gに複合珪酸マグ
ネシウムアルミニウム1200gを混合する。均一な混合物
が生じるまで約15分間混合を継続する。
約85℃〜約95℃に保持された熱水2000gにガイフエネ
シン270gを混合して溶液を形成させる。
均質塊状物が得られるまで、ガイフエネシン溶液を
水:複合珪酸マグネシウムアルミニウム混合物と混合す
る。この塊状物を次に約75℃で約16時間乾燥する。次に
得られた乾燥塊状物を粉砕して約100ミクロンの粒径を
有する自由流動性の粒状材料を得る。
この生成物について感覚受容性評価試験を実施して苦
味の有無を決定した。本生成物は程々の水準の苦味を示
した。
例 3 (本発明の実験2) この例は本発明の方法によるガイフエネシン吸着質の
製法を示す。
85℃に保持された熱水1500gにガイフエネシン750g及
びラウリル硫酸ナトリウム60gを混合して溶液を生成す
る。次に得られた溶液を撹拌下複合珪酸マグネシウムア
ルミニウム3000gに添加する。均質な塊状物が得られる
まで混合を10分間継続する。次にこの塊状物を約75℃で
約16時間乾燥する。得られた乾燥塊状物を次に粉砕して
約100ミクロンの粒径を有する自由流動性の粒状材料を
得る。
この生成物について感覚受容性評価試験を実施して苦
味の有無を決定した。本生成物は不快な苦味を示さない
か、またはほんのわずかな苦味しか示さなかつた。この
例の吸着質は例4より相当低い苦味しか有さない。
例 4 (比較実験B、界面活性剤不含) この例はガイフエネシンとの溶液中に界面活性剤が存
在しないことを除いて、例3の操作によつて製造される
ガイフエネシン吸着質を示す。
85℃に保持された熱水1500gにガイフエネシン750gを
混合して溶液を生成する。次に得られた溶液を混合下複
合珪酸マグネシウムアルミニウム3000gに添加する。均
質な塊状物が得られるまで混合を10分間継続する。この
塊状物を次に約75℃で約16時間乾燥する。次に得られた
乾燥塊状物を粉砕して約100ミクロンの粒径を有する自
由流動性の粒状材料を得る。
この生成物について感覚受容性評価試験を実施して苦
味の有無を決定した。本生成物は程々の水準の苦味を示
した。
例 5 (本発明の実験4) この例はプソイドエフエドリンHClを用い本発明の方
法に従つて製造される吸着質を使用するかぜ/副鼻洞/
喘息錠剤処方物の製法を示す。
吸着質は次のとおり製造することができる: 約85℃〜約95℃に保持された熱水1200gに複合珪酸マ
グネシウムアルミニウム1200gを混合する。均一な混合
物が得られるまで混合を約15分間継続する。
約85℃〜約95℃に保持された熱水2000gにプソイドエ
フエドリンHCl120g及びラウリル硫酸ナトリウム60gを混
合して溶液を形成させる。
均質塊状物が得られるまでプソイドエフエドリンHCl:
ラウリル硫酸ナトリウム溶液を水:複合珪酸マグネシウ
ムアルミニウム混合物と混合する。この塊状物を次に約
75℃で約16時間乾燥する。次に得られた乾燥塊状物を粉
砕して約100ミクロンの粒径を有する自由流動性の粒状
材料を得る。
次の成分を以下の順序で混合する:No.成 分 Mg/錠 1.マレイン酸クロロフエニラミン 4.0 2.プソイドエフエドリンHCl−10%吸着質 600.0 (60.0mgの薬品/錠) 3.ミクロ結晶性セルロース 37.3 4.ラクトース 113.0 5.改質セルロースガム 2.2 6.ヒユームドシリカ 1.1 7.ステアリン酸 1.3 8.ステアリン酸マグネシウム 1.1 760.0 操 作 No.2、3及び4を40メツシユのふるいに通す。V−ブ
レンダー中で3分間混合する。No.1、5、6、7及び8
を40メツシユのふるいに通す。V−ブレンダー中の混合
物に添加し、15分間混合する。16/32インチの平面パン
チを使用して粉末を圧縮し、5〜7sc単位の硬度にす
る。
例 6 (本発明の実験5) この例は例1の方法によつて製造された、ガイフエネ
シンを用いて製造された吸着質を使用するそしやくしう
るせき止め錠剤処方物の製法を示す。
次の成分を以下の順序で混合する:No.成 分 Mg/錠 1.ガイフエネシン−18.4%吸着質 545.0 (100mgの薬品/錠) 2.キヤンデイベース 3630.5 3.フラツペ 130.0 4.結晶ソルビトール 123.0 5.植物脂肪(パーム核油) 265.0 6.砂 糖(顆粒状) 138.0 7.香 料 88.5 4920.0 操 作 132℃に加熱されたキヤンデイベースをケトル中で110
℃〜115℃の温度まで冷却する。次にこのベースにフラ
ツペ及びソルビトール結晶を混合して均一な塊状物を形
成させる。この塊状物が73℃〜80℃に冷却されるまで混
合を継続する。この均一な塊状物に混合下植物脂肪、着
色剤、並びに薬用吸着質を添加する。砂糖及び香料を混
合下に合し、前のブレンドに添加する。均質な塊状物が
得られるまで混合を継続する。生成物をケトルから取り
出し、冷却し、次に5gの小片の形状にする。この錠剤は
そしやくした時、ガイフエネシンの苦味による不快な薬
の後味を示さなかつた。
従つて、本発明はこれらに見られるように、同じ方法
を多くの方式で変えてよいことが明らかである。このよ
うな改変は本発明の精神及び範囲からの逸脱と見なされ
るべきではなく、このような改変はすべて、特定請求の
範囲内に包含されるものである。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体状薬物及び界面活性剤の溶液が吸収吸
    着されている複合珪酸マグネシウムアルミニウムよりな
    る薬用吸着質。
  2. 【請求項2】固体状薬物が約1〜約35重量%の量で存在
    し、複合珪酸マグネシウムアルミニウムが約65〜約98.9
    5%の量で存在し、かつ界面活性剤が約0.05〜約4%の
    量で存在する(すべての%は溶媒を除く薬用吸着質の重
    量%による)特許請求の範囲第1項記載の薬用吸着質。
  3. 【請求項3】溶媒を除く薬用吸着質の重量で約20%まで
    の溶媒含量よりなる特許請求の範囲第1項の薬用吸着
    質。
  4. 【請求項4】溶媒を除く薬用吸着質の重量で約2〜約15
    %の溶媒含量よりなる特許請求の範囲第3項の薬用吸着
    質。
  5. 【請求項5】界面活性剤がラウリル硫酸ナトリウム、プ
    ルロニックス及びそれらの混合物よりなる群から選択さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の薬用吸着質。
  6. 【請求項6】複合珪酸マグネシウムアルミニウムが次の
    典型的化学分析値を有する特許請求の範囲第1項記載の
    薬用吸着質。
  7. 【請求項7】複合珪酸マグネシウムアルミニウムが次の
    典型的化学分析値を有する特許請求の範囲第1項記載の
    薬用吸着質。
  8. 【請求項8】複合珪酸マグネシウムアルミニウムに、固
    体状薬物、界面活性剤並びにその固体状薬物及び界面活
    性剤を溶解するのに十分な量の溶媒を混合して、該薬物
    及び界面活性剤を吸着された状態で含有する塊状物を形
    成させ、そしてその薬用吸着質を回収することからなる
    薬用吸着質の製法。
  9. 【請求項9】溶媒が薬用吸着質の重量で約10〜約60%の
    量で存在する特許請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 【請求項10】固体状薬物が約1〜約35重量%の量で存
    在し、複合珪酸マグネシウムアルミニウムが約65〜約9
    8.95%の量で存在し、かつ界面活性剤が約0.05〜約4%
    の量で存在する(すべての%は溶媒を除く薬用吸着質の
    重量%による)特許請求の範囲第8項記載の方法。
  11. 【請求項11】溶媒を除く薬用吸着質の重量で約20%ま
    での最終溶媒含量になるまで塊状物を乾燥することから
    なる特許請求の範囲第8項記載の方法。
  12. 【請求項12】溶媒が複合珪酸マグネシウムアルミニウ
    ムの重量で約1〜約20倍の量で存在する特許請求の範囲
    第8項記載の方法。
  13. 【請求項13】製薬上許容しうる担体及び最終組成物の
    重量で約1%〜約60%の、固体状薬物及び界面活性剤が
    吸収吸着されている、複合珪酸マグネシウムアルミニウ
    ムを含有する薬用吸着質よりなる薬物含有組成物。
  14. 【請求項14】薬物含有組成物がロゼンジ、懸濁液、錠
    剤、タフィー、ヌガー、チューイキャンディ及びチュー
    インガムの形態のものから選択される特許請求の範囲第
    13項記載の薬物含有組成物。
  15. 【請求項15】次の成分よりなる薬物含有糖菓製品状の
    特許請求の範囲第13項記載の薬物含有組成物。 99%までの増量剤、 固体状薬物及び界面活性剤が吸収吸着されている複合珪
    酸マグネシウムアルミニウムからなる治療上有効量の薬
    用吸着質(該薬用吸着質は糖菓製品中混合されている) (すべての%は薬物含有糖菓製品の重量による)。
  16. 【請求項16】次の成分よりなる治療上有効量の薬物を
    含有する薬物含有チューインガム製品状の特許請求の範
    囲第13項記載の薬物含有組成物。 ガムベース並びに甘味剤よりなる、約99%までの量のチ
    ューインガム組成物、そして 固体状薬物及び界面活性剤の分散物が吸収吸着されてい
    る場合珪酸マグネシウムアルミニウムよりなる治療上有
    効量の薬用吸着質(該薬用吸着質はチューインガム組成
    物に混合されている) (すべての%は薬物含有チューインガム製品の重量によ
    る)。
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