JPH08188966A - 吸血害虫忌避および撥水布帛の製造方法 - Google Patents

吸血害虫忌避および撥水布帛の製造方法

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JPH08188966A
JPH08188966A JP33768294A JP33768294A JPH08188966A JP H08188966 A JPH08188966 A JP H08188966A JP 33768294 A JP33768294 A JP 33768294A JP 33768294 A JP33768294 A JP 33768294A JP H08188966 A JPH08188966 A JP H08188966A
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repellent
water
cloth
blood
resin
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JP33768294A
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English (en)
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Tomiyoshi Suyama
富義 陶山
Masafumi Tsuruoka
理文 鶴岡
Mitsuru Yokota
充 横田
Kiyoko Watanabe
季代子 渡辺
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Daiwa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Daiwa Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テント、農作業用衣類およびパンティストッ
キングに用いられる布帛に処理された吸血害虫忌避剤
に、耐水および耐洗濯性に優れた耐久性を付与する方法
を提供する。 【構成】 テント、農作業用衣類およびパンティストッ
キングに用いられる合成樹脂を主体とする布帛を、N,
N−ジエチル−m−トルアミドを用いた吸血害虫忌避剤
と高分子撥水剤の1種または2種以上、あるはさらに樹
脂類の1種または2種以上により処理する吸血害虫忌避
および撥水布帛の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィッシング、キャン
プなど屋外で用いるテントおよび農作業用衣類およびパ
ンティストッキングなどに使用する合成繊維布帛を、
蚊、ヌカカ、ブユなどの吸血害虫忌避剤と撥水剤、ある
いはさらに樹脂類で処理して吸血害虫忌避および撥水布
帛を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人体の皮膚より刺咬によって吸血する
蚊、ヌカカ、ブユなどの吸血害虫に対する忌避剤として
用いられている薬剤は、ジメチルフタレート、ジブチル
フタレートなどフタール酸の低級ジアルキルエステルを
皮膚に塗布するものであった。その他の薬剤としては、
蚊取り線香のような殺虫剤的な燻蒸剤が用いられてい
た。しかし、塗布用忌避剤に関しては、忌避効果が短い
ことや、皮膚に塗布することによる違和感が欠点とされ
ていた。近年、N,N−ジエチル−m−トルアミドが害
虫に対する殺虫または忌避剤として研究され実用化され
るようになった公知の薬剤である。しかし、この薬剤を
忌避剤として布帛に処理し、その耐久性に対する処理方
法も発表されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蚊によって媒介される
疾病は、世界的にも非常に多く、その分布の広さのため
罹病患者数も多い。また、この疾病によって死に至る罹
病患者も少なくない。例えば、蚊によって媒介されるマ
ラリア、黄熱、デング熱、日本脳炎、フィラリア病など
は、医薬の発達した今日においてもなお熱帯、亜熱帯な
ど温帯地方では現在でも重視される恐ろしい伝染病とさ
れている。
【0004】日本における吸血害虫として一般的に知ら
れているものは、人をはじめ家畜、ペットなどを吸血す
る蚊、ヌカカ、ブユなどがあげられる。しかし、最近、
都会地における建築物が気密性に優れた構造になったこ
と、あるいは下水道の普及整備、環境の改善などによ
り、これら吸血害虫も著しく減少し、都心部では蚊帳の
必要性も少なくなったほどである。しかし、都会地にお
いても、公園など池や樹木のあるところや農村隣接地な
どでは、未だにその被害は減少していない。これら吸血
害虫による被害は、刺咬による伝染性病原菌の媒介、不
快感、皮膚炎、昆虫アレルギー、不眠症など広範囲にわ
たっている。
【0005】蚊は、地球上の熱帯地方から温暖地の至る
ところに発生し、その種類も非常に多い。しかし、一つ
の種類の蚊が宿す病原菌は、大体において一種類である
とされている。これらの蚊が繁殖のために産卵する場所
は、水源のあるところに限られている。この水源地は至
るところに存在するので、蚊の発生を未然に防ぐことは
至難なわざと云わざるを得ない。
【0006】蚊の種類としては、アカイエカ、コガタア
カイエカ、ヒトスジシマカ、ヤマトヤブカ、トウゴウヤ
ブカ、キンイロヤブカなどが一般によく知られている。
蚊の発生を阻止するためには、まず、蚊の幼虫であるボ
ウフラが発生する水源をなくすることである。蚊は池、
沼、田や湿地帯をはじめ、雨の降るたびにできる水たま
りにも産卵し、ボウフラが発生するので、これを完全に
阻止することは容易ではない。蚊は完全変態の昆虫であ
って、卵からボウフラとなり、再び蚊になって産卵する
までの期間が約20日間と非常に短いことにも起因して
いる。
【0007】ブユは、人畜に対して一度に多数が襲いか
かり、主として下肢部分より吸血する。また、ゴルフ場
あるいは観光地においても被害が大きく、夕方には川端
に立っていられないほどである。吸血されると発赤、丘
診ぐらいであるが、刺咬または掻き傷より入る雑菌の感
染を受けてひどくなることもある。
【0008】ブユの発生は、わが国でも多いが、都会地
の人にはあまり知られていない。しかし、農村では未だ
に、その対策に苦慮している。ブユが人に対して、特に
攻撃的な種類はアオツキトゲブユ、ヒメアシマダラブ
ユ、ニッポンヤマブユ、オオブユなどで渓流、小川、灌
漑用水路、水田などに多く発生する。
【0009】本発明は、合成樹脂を主体とする布帛に対
する吸血害虫の忌避および撥水に関する処理方法である
が、その処理方法は、従来の忌避剤のように燻煙法や直
接人体に塗布するものではなく、合成樹脂を主体とする
布帛に、直接耐久性に優れた忌避剤を処理する方法であ
って、人に蚊をはじめとするヌカカ、ブユなどの吸血害
虫が近ずけないようにする忌避剤で人体を保護するもの
である。しかし、布帛の表面に処理するために、忌避剤
が有する効果の持続性、例えば、雨水や洗濯に対して短
期間に効力が消失することに問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、合成樹脂
を主体とする布帛をN,N−ジエチル−m−トルアミド
を含有する薬剤およびこれを包接し徐放性としたものと
同時に、高分子撥水剤の1種または2種以上の併用、あ
るいはさらに樹脂類の1種または2種以上を添加して処
理することにより、撥水性と共に忌避剤の耐水または耐
洗濯性に優れた耐久性も付与できることを発見し、本発
明を完成するに至った。
【0011】布帛の撥水加工に使用される撥水剤とし
て、従来から比較的簡単なワックスエマルジョン型が用
いられている。これは主原料にパラフィンワックスを使
用し、これにギ酸アルミニウム、脂肪酸金属塩またアク
リル樹脂の併用や、高級脂肪酸の金属塩としてステアリ
ン酸アルミニウム塩などによる撥水剤が用いられてい
る。最近は、耐水性、耐摩擦性等に優れた撥水剤の開発
により、その成分も大きく変わり、シリコーン系、フッ
素系、ジルコニウム系などによる撥水剤が広く応用され
るようになった。
【0012】以上のほか樹脂コーティング加工による防
水、撥水剤の樹脂として、アクリル樹脂、クロロスルフ
ォン化ポリエチレンによるものや尿素、エチレン尿素、
グリオキザール系樹脂、高級脂肪酸ケテンダイマーによ
る加工も用いられている。これらの撥水剤を用いる対象
繊維としては、木綿をはじめ絹、羊毛、麻などの天然繊
維からアセテート、ナイロン、ポリエステル、テトロン
などの合成繊維、あるいはこれらの混紡による繊維製品
類に至るまで広く応用されている。
【0013】本発明に用いる樹脂類は、本来ならば忌避
剤と撥水剤の併用で、本発明の主眼とする忌避剤の耐久
性向上に一応の目的は達せられるが、樹脂の添加によっ
てさらに改良できるものである。撥水剤を使用せず、単
に忌避剤と樹脂類による忌避剤の耐久性改良法は従来か
ら検討されている方法であるが、この方法では耐久性向
上として不満足な点が指摘される。それは樹脂類の水と
の親和性があるため、忌避剤の耐水溶性、耐洗濯が充分
ではなかった。
【0014】樹脂類は、ポリウレタン樹脂、シリコーン
樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、エチレン尿素樹脂、ア
ルキルカーバメート樹脂、ケトン樹脂、アセタール樹
脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニール樹脂、ポリエチレン樹
脂、アクリルアミド樹脂など多くの樹脂類が応用され
る。しかし、この中でポリウレタン樹脂、シリコーン樹
脂、メラミン樹脂が比較的効果の改良に寄与するところ
が大きい。
【0015】本発明は、N,N−ジエチル−m−トルア
ミドを含有する忌避剤に高分子撥水剤と樹脂類を配合し
た薬剤によって布帛を処理する。この高分子撥水剤は造
膜性を有する化合物で、これを使用することで吸血害虫
忌避剤を被覆し、水洗または洗濯などに対する耐久性が
付与されるものである。また、被覆に使用した撥水剤に
よって撥水性も有する吸血害虫忌避性布帛の製造が可能
になった。この忌避剤を処理した忌避性布帛による衣類
を着用、あるいは屋外テントとして使用することによっ
て、蚊を中心とするヌカカ、ブユなどの吸血害虫を寄せ
つけず、これらの吸血害虫から人体を防護することがで
きる。
【0016】合成繊維を主体とする布帛に処理する吸血
害虫忌避剤は、N,N−ジエチル−m−トルアミドを非
イオン界面活性剤によりエマルジョン化して使用する。
対象とする布帛は、フィッシング、キャンプ場などにお
ける野外用テント、農作業用衣類あるいはパンティスト
ッキングであり、これらに蚊、ヌカカ、ブユなどの吸血
害虫に対し撥水性と共に、忌避剤に優れた耐久性を付与
する。
【0017】本発明に使用する忌避剤と高分子撥水剤の
配合比は10:90〜90:10の範囲で、好ましくは
40:60〜60:40である。この配合された混合物
に対して1〜20%の樹脂類を添加することにより、薬
剤の水および洗濯に対する耐久性がさらに向上する。
【0018】本発明は、合成繊維を主体とする布帛に
蚊、ブユ、ヌカカなどの吸血害虫に対する忌避剤として
N,N−ジエチル−m−トルアミドの処理と同時に、造
膜性を有する高分子撥水剤の1種または2種以上の配合
からなる薬剤で併用すること、またはこの処理剤に、さ
らに樹脂類を添加した薬剤で処理することにより、撥水
性と共に吸血害虫忌避剤に耐久性を付与する布帛の処理
方法で、対象繊維は合成繊維を主体とする屋外用テン
ト、農作業用衣類およびパンティストッキングに用いる
布帛である。
【0019】
【実施例】以下、実施例によって詳細説明する。但し、
本発明は、これら実施例に限定されるものではない。ま
た、本実施例に使用する吸血害虫忌避剤、徐放性吸血害
虫忌避剤、高分子撥水剤および樹脂類は下記のとおりで
ある。なお、実施例に示す%は全て重量%である。 (1)吸血害虫忌避剤処方No.1 N,N−ジエチル−m−トルアミド40.0gを54.
0gのエタノールに溶解した後、乳化剤としてノニオン
LP−20R(日本油脂(株)製品)3.6gおよびノ
ニオンOP−85R(日本油脂(株)製品)2.5gを
加えて吸血害虫忌避剤とするもので、水に注加してエマ
ルジョンとして使用する。
【0020】(2)吸血害虫忌避剤処方No.2 水208gにメチルスチレンマレイン酸共重合物45g
を加え、これに乳化剤としてノニオンLP−20R(日
本油脂(株)製品)3.6gおよびノニオンOP−85
R(日本油脂(株)製品)2.5gを加え、よく攪拌す
る。この乳化液にN,N−ジエチル−m−トルアミド9
0gを加えた後、高速攪拌する。この液を60℃に保
ち、攪拌しながらメラミン・ホルムアルデヒド縮合物4
5gを添加した。この懸濁液を吸血害虫忌避剤とする。
【0021】(3)高分子撥水剤 (A)ジルコペール(第一希元素化学工業(株)ジルコ
ニウム系商品名) (B)ポロンMF−16(信越化学工業(株)シリコー
ン系商品名) (C)パラガード803(大原パラジウム化学(株)フ
ッ素系商品名) (4)樹脂類 (I)スミテックスレジンM−3(住友化学工業(株)
メラミン系商品名) (II)ニユーコートTS−908(新中村化学工業
(株)アクリル系商品名) (III )エラストロンBAP(第一工業製薬(株)ウレ
タン系商品名)
【0022】(実施例1)表1に示した忌避剤処方N
o.1およびNo.2による吸血害虫忌避剤と高分子撥
水剤の配合によって得られた処理液、およびこの液にさ
らに樹脂を添加した処理液それぞれに、テトロンタフタ
布を5分間浸漬した後、マングルで絞り率70%に絞っ
た後、乾燥機を用いて70℃で乾燥した。乾燥後150
℃で1分間熱処理を行なった。この処理布の未洗濯、3
回洗濯、5回洗濯処理を行なった。これらの処理布のヒ
トスジシマカに対する忌避試験結果を表2に、また、処
理布を流水中で24および72時間浸漬処理した処理布
の忌避試験結果を表3に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】(実施例2)吸血害虫処理剤No.1に示
す忌避剤10%とジルコペールRP(第一希元素化学工
業(株)ジルコニウム系撥水剤、商品名)12%を水に
溶解した処理液、およびこの混合液にさらに樹脂として
ボンコートAF−616(大日本インキ化学工業(株)
アクリル樹脂系樹脂、商品名)を3%溶解した処理液そ
れぞれに、ナイロン製パンティストッキングを5分間浸
漬した後、遠心脱水機で絞り率50%に絞り、乾燥機で
60℃にて乾燥した後、130℃で1分間熱処理した。
それぞれの処理布の未洗濯、洗濯3回、洗濯5回処理ナ
イロンパンティストッキングのヒトスジシマカに対する
忌避試験を行なった。その結果を表4に示す。また、そ
れぞれ流水中で24時間処理した後のナイロンパンティ
ストッキングおよび未処理ナイロンパンティストッキン
グの蚊に対する試験結果を表5に示す。
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】防虫剤処理布の蚊に対する忌避試験方法 約30×30×30cmの大きさの蚊飼育用ケージに供
試蚊としてヒトスジシマカ30匹を放ち、25±2℃、
湿度70〜80%の条件下で、モニターの腕に筒状にし
て一端を閉じた試験布を装着して、ケージの腕差し込み
口より中に挿入し、2分間暴露した。この間、腕に装着
した試験布に止まった蚊の数を計数した。計数した静止
数から数1により静止数を算出した。また、未加工布で
の蚊の静止数との差により、忌避率を数2により算出し
た。
【0030】忌避剤加工布の流水試験方法 約3050の試験布の一端に錘を付け、水の入った5リ
ットルのビーカーに入れ完全に水没させる。このビーカ
ーに10分間に約10リットルの水が入るように、水道
の蛇口を調節して一定時間保ち、流水試験を行なう。試
験終了後、試験布は室内で乾燥した後、試験に使用す
る。洗濯試験方法JIS L0217−103の洗濯試
験方法に準じて行なった。
【0031】加工布の忌避剤の分析方法 試験布を約10g正確に秤量し、円筒濾紙No.84
(東洋濾紙株式会社)を用いて、ソックスレー抽出器に
てメタノールで約2時間抽出した。抽出後溶剤は100
mlのメスフラスコに入れ、メタノールで正確に100
mlとし、ガスクロマトグラフで分析を行なった。ガス
クロマトグラフは、1mg/100mlの有効成分を含
む液を0.04ml注入した時、それぞれconc値が
1.0000になるよう設定し定量した。この結果を表
6に示す
【0032】
【表6】
【0033】分析に使用した器具と条件 装 置 GC−9A型ガスクロマトグラフィ((株)
島津製作所) 検出器 水素炎イオン型検出器 分離管 Column G−100((財)化学品検
査協会) length :20m film thickness:0.5μm I.D. :1.2m 分離管温度 初温 180℃ 4分後、1分間 10℃
260℃ 5分後一定温度 気化室温度 280℃ キャリアー流速 毎分 20ml 水素流速 毎分 30〜50mlの一定量 空気流速 毎分 0.5〜0.7mlの一定量
【0034】
【数1】
【0035】
【数2】
【0036】撥水性試験 本発明処理布および比較例処理布ならびに原布の流水2
4時間処理および洗濯3回後における撥水性の試験を行
なった。試験結果を表6に示す。 撥水試験方法:JIS L 1004 5,23,2A
(スプレー法)
【0037】
【表7】
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、フィッシング、キャン
プなど屋外で用いるテントおよび農作業用衣類およびパ
ンティストッキングなどに使用する布帛に、撥水性と共
に忌避剤の耐水または耐洗濯性に優れた耐久性を付与す
ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テント、農作業用衣類およびパンティス
    トッキングに用いられる合成樹脂を主体とする布帛を、
    N,N−ジエチル−m−トルアミドを用いた吸血害虫忌
    避剤と高分子撥水剤の1種あるいは2種以上により処理
    することを特徴とする吸血害虫忌避および撥水布帛の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 テント、農作業用衣類およびパンティス
    トッキングに用いられる合成樹脂を主体とする布帛を、
    N,N−ジエチル−m−トルアミドを用いた吸血害虫忌
    避剤と高分子撥水剤の1種あるいは2種以上および樹脂
    類の1種あるいは2種以上により処理することを特徴と
    する吸血害虫忌避および撥水布帛の製造方法。
JP33768294A 1994-12-28 1994-12-28 吸血害虫忌避および撥水布帛の製造方法 Pending JPH08188966A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998018998A1 (en) * 1996-10-29 1998-05-07 Senecal Rene E Water-repellant insecticide for tent fabric
US9226489B2 (en) 2011-03-18 2016-01-05 Ecolab Usa Inc. Heat system for killing pests

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