JPH08186930A - コージェネレーションシステム - Google Patents

コージェネレーションシステム

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Publication number
JPH08186930A
JPH08186930A JP6340591A JP34059194A JPH08186930A JP H08186930 A JPH08186930 A JP H08186930A JP 6340591 A JP6340591 A JP 6340591A JP 34059194 A JP34059194 A JP 34059194A JP H08186930 A JPH08186930 A JP H08186930A
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JP
Japan
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power
power generation
fuel
load
generation device
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Pending
Application number
JP6340591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuichi Yokoyama
篤一 横山
Tomohide Machida
智英 町田
Masayuki Gondaira
正幸 權平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP6340591A priority Critical patent/JPH08186930A/ja
Publication of JPH08186930A publication Critical patent/JPH08186930A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】エネルギーを有効的に利用する。 【構成】電力負荷11<燃料使用発電装置9の最小発電
量かつ電力負荷≦太陽光発電装置1の発電電力量の時、
太陽光発電電力を電力負荷に供給し、その余剰電力を商
用電源5に逆潮流し、電力負荷<燃料使用発電装置の最
小発電量かつ太陽光発電電力量<電力負荷<燃料使用発
電装置の最小発電量の時、太陽光発電電力と商用電源電
力を電力負荷に供給し、電力負荷≧燃料使用発電装置の
最小発電量、かつ熱負荷13<燃料使用発電装置からの
回収排熱量になる時、太陽光発電電力と商用電源からの
電力を電力負荷に供給し、電力負荷≧燃料使用発電装置
の最小発電量、かつ熱負荷13≧燃料使用発電装置から
の回収排熱量になる時、燃料使用発電装置による電力を
電力負荷に供給し、太陽光発電電力はすべて商用電源に
逆潮流し、燃料使用発電装置から回収した排熱はすべて
熱負荷に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コージェネレーション
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆるコージェネレーションシステム
は、エネルギー需要家毎に発電設備を設置して、電力エ
ネルギーと熱エネルギーを取り出すもので、近年その省
エネルギー性等が注目されている。省エネルギー性に注
目したコージェネレーションシステムの運転方法、また
コージェネレーションシステム自体として特開平06−
86463号公報に開示されている技術があり、図14
に示すように、商用電力と太陽光発電を含む自家発電と
を組み合わせているものがある。それによると、発電所
から受電設備107で受けた電力と少なくとも燃料受入
装置109で受け入れた燃料によって発電するとともに
温熱を発生する系内発電装置105で発電した電力を系
統連系して電力消費設備101に供給するとともに、系
内発電装置105で発生した温熱を温熱消費設備103
に供給するエネルギー供給システムにおいて、電力消費
設備101及び温熱消費設備103等で要求されるエネ
ルギー需要量に対して式y=a×L+b×M+c×N
(a、b、cはすべてが同時に0にはならず、a≧0、
b≧0、c≧0の係数である)が最小となる系内発電装
置105の稼働量を稼働量演算手段で演算し、その稼働
量を満たすように制御手段で系内発電装置105を制御
し、エネルギー需要者の負担すべき価格(L)、一次エ
ネルギー消費量(M)及び環境汚染物質排出量(N)を
それぞれの面において最適な状態になるようにエネルギ
ーを供給し、かつ系内発電装置105の発電量が電力需
要量より多いときに系内発電装置105から発生する電
力の一部を逆潮流する手段を有し、かつ電力消費設備1
01に太陽電池を接続することによって受電設備107
に受け入れる電力量及び系内発電装置105で得るべき
電力量を可及的に減少できる、としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
エネルギー供給システムを一般家庭等の比較的小規模な
エネルギー需要家に適用することを考え、本発明の出願
日における電力供給の法律や制度を勘案した場合、系内
発電装置105としてエンジンやタービンなどの回転機
器を用い、かつ太陽光発電を接続する場合、逆潮流を考
えると、商用電力側の電力の買い取り価格が異なり、単
純に電力消費設備101に太陽電池を接続するだけで逆
潮流を行うことは現実的ではなく、また、小規模なエネ
ルギー需要家でいわゆる低圧における商用電力との連系
では、太陽電池や燃料電池の直流発電設備を逆変換装置
を用いて交流に変換した上で連系させることは認められ
ているものの、50kW以下の回転機器による交流発電
装置の連系については例えば(社)日本電気協会編「分
散型電源系統連系技術指針」(JEAG9701−19
93)のような系統連系の技術的な指針を示したものの
中には記載がなく、従来技術の連系の可否は不明確であ
るという問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、エネルギーの需要
者、供給者双方の見地から、エネルギーを有効利用する
ことができるコージェネレーションシステムを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第1の発明は、商用電源と、太陽光発電装置と、
燃料を使用する発電装置と、を有し、前記太陽光発電装
置と前記商用電源が系統連系されており、前記燃料を使
用する発電装置が前記太陽光発電装置と前記商用電源の
系統とは分離されており、前記燃料を使用する発電装置
の排熱回収により熱負荷を賄えるコージェネレーション
システムにおいて、エネルギー需要家の電力負荷<燃料
を使用する発電装置の最小発電量、かつエネルギー需要
家の電力負荷≦太陽光発電装置の発電電力量の場合、前
記太陽光発電装置で発電される電力を前記エネルギー需
要家の電力負荷に供給し、前記太陽光発電装置で発電さ
れる電力が余剰する場合、余剰電力を前記商用電源に逆
潮流し、太陽光発電装置の発電電力量<エネルギー需要
家の電力負荷<燃料を使用する発電装置の最小発電量の
場合、前記太陽光発電装置で発電される電力と前記商用
電源からの電力とを前記エネルギー需要家の電力負荷に
供給し、エネルギー需要家の電力負荷≧燃料を使用する
発電装置の最小発電量、かつ燃料を使用する発電装置の
発電電力をエネルギー需要家の電力負荷に供給するとし
たときにエネルギー需要家の熱負荷<燃料を使用する発
電装置からの回収排熱量になる場合、前記太陽光発電装
置で発電される電力と前記商用電源からの電力とを前記
エネルギー需要家の電力負荷に供給し、エネルギー需要
家の電力負荷≧燃料を使用する発電装置の最小発電量、
かつ燃料を使用する発電装置の発電電力をエネルギー需
要家の電力負荷に供給するとしたときにエネルギー需要
家の熱負荷≧燃料を使用する発電装置からの回収排熱量
になる場合、前記燃料を使用する発電装置を稼働し、前
記燃料を使用する発電装置で発電される電力を前記エネ
ルギー需要家の電力負荷に供給し、前記太陽光発電装置
で発電される電力はすべて前記商用電源に逆潮流し、前
記燃料を使用する発電装置から回収した排熱はすべて前
記エネルギー需要家の熱負荷に供給することを特徴とす
るコージェネレーションシステムである。
【0006】また第2の発明は、商用電源と、太陽光発
電装置と、燃料を使用する発電装置と、を有し、前記太
陽光発電装置と前記商用電源が系統連系されており、前
記燃料を使用する発電装置が前記太陽光発電装置と前記
商用電源の系統とは分離されており、前記燃料を使用す
る発電装置の排熱回収により熱負荷を賄えるコージェネ
レーションシステムにおいて、エネルギー需要家の電力
負荷<燃料を使用する発電装置の最小発電量、かつエネ
ルギー需要家の電力負荷≦太陽光発電装置の発電電力量
の場合、前記太陽光発電装置で発電される電力を前記エ
ネルギー需要家の電力負荷に供給し、前記太陽光発電装
置で発電される電力が余剰する場合、余剰電力を前記商
用電源に逆潮流し、太陽光発電装置の発電電力量<エネ
ルギー需要家の電力負荷<燃料を使用する発電装置の最
小発電量の場合、前記太陽光発電装置で発電される電力
と前記商用電源からの電力とを前記エネルギー需要家の
電力負荷に供給し、燃料を使用する発電装置の最小発電
量≦エネルギー需要家の電力負荷≦燃料を使用する発電
装置の最大発電量、かつ燃料を使用する発電装置の発電
電力をエネルギー需要家の電力負荷に供給するとしたと
きにエネルギー需要家の熱負荷<燃料を使用する発電装
置からの回収排熱量になる場合、前記太陽光発電装置で
発電される電力と前記商用電源からの電力とを前記エネ
ルギー需要家の電力負荷に供給し、燃料を使用する発電
装置の最小発電量≦エネルギー需要家の電力負荷≦燃料
を使用する発電装置の最大発電量、かつ燃料を使用する
発電装置の発電電力をエネルギー需要家の電力負荷に供
給するとしたときにエネルギー需要家の熱負荷≧燃料を
使用する発電装置からの回収排熱量になる場合、前記燃
料を使用する発電装置を稼働し、前記燃料を使用する発
電装置で発電される電力を前記エネルギー需要家の電力
負荷に供給し、前記太陽光発電装置で発電される電力は
すべて前記商用電源に逆潮流し、前記燃料を使用する発
電装置から回収した排熱はすべて前記エネルギー需要家
の熱負荷に供給し、エネルギー需要家の電力負荷>燃料
を使用する発電装置の最大発電量の場合、前記太陽光発
電装置で発電される電力と前記商用電源からの電力とを
前記エネルギー需要家の電力負荷に供給することを特徴
とするコージェネレーションシステムである。
【0007】
【作用】本発明は、商用電力と太陽光発電と燃料を使用
する発電装置の3種類の電力源を組み合わせて利用する
ことで、電力発生量が天候に左右されやすい太陽光発電
装置の欠点を補い、エネルギー需要家の電力負荷に見合
った電力エネルギーを最適な電力源から供給し、かつエ
ネルギー需要家の電力負荷の少ないときには太陽光発電
の余剰電力を商用側に逆潮流することで商用電力のピー
クカットに未利用エネルギーの利用で貢献することがで
き、また燃料を利用する発電装置が稼働する場合は発電
装置から発生する熱を回収して暖房や給湯に利用するこ
とが可能なためエネルギーの総合的な有効利用が可能と
なる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1〜図4は、本発明の第1の実施例に係
るコージェネレーションシステムの概略構成図である。
図1〜図4に示されるように、太陽光発電装置1はイン
バータ3に接続される。インバ−タ3には商用電源5と
端子17が接続される。分電盤7に接続されたスイッチ
15は、インバータ3側の端子17と燃料を使用する発
電装置9側の端子19を切り換える。分電盤7はエネル
ギー需要家の電力負荷11に接続される。燃料を使用す
る発電装置9が駆動された場合、その排熱が貯湯槽12
に蓄熱されたのち熱負荷13に供給される。
【0009】太陽光発電装置1は、光エネルギーを電気
エネルギーに変換する。インバータ3は太陽光発電装置
1で発生した直流電力を交流電力に変換する。商用電源
5は電力会社等から有償で供給される電力源である。分
電盤7はエネルギー需要家内の負荷へ電力を分岐して供
給するためのものである。燃料を使用する発電装置9は
ガスエンジン、ガスタービンの場合、都市ガス等の気体
燃料を燃焼させて回転力を得て、得られた回転力で直流
あるいは交流の発電機を回転させて電気エネルギー得る
ものである。ディーゼルエンジンでは燃料が軽油等の液
体燃料となる他はガスエンジンと同様である。貯湯槽1
2は燃料を使用する発電装置9から回収された排熱を蓄
熱し、エネルギー需要家の熱負荷13に供給するもので
ある。
【0010】次に本実施例の動作を説明する。図1に示
されるように、電力負荷11<燃料を使用する発電装置
9の最小発電量、かつ電力負荷11≦太陽光発電装置1
の発電電力量の場合、スイッチ15はインバータ3側の
端子17に接続され、燃料を使用する発電装置9はその
運転を停止する。
【0011】ここで燃料を使用する発電装置9の最小発
電量とは、燃料を使用する発電装置9の全負荷の発電量
の例えば部分負荷率25%の場合の発電量である。この
ようにして燃料を使用する発電装置9の最小発電量を条
件に入れるのは、燃料を使用する発電装置9の全負荷の
能力が5kW/hであった場合、燃料を使用する発電装
置9を例えば1kW/h等の低い負荷で駆動すると極め
て発電効率が悪くなるからである。
【0012】太陽光発電装置1によって発電された電力
はインバ−タ3で交流電力に変換され、交流電力は分電
盤7を介して電力負荷11に供給される。太陽光発電装
置1によって発電された電力が余剰する場合、余剰電力
は商用電源5に逆潮流される。 また図2に示されるよ
うに、太陽光発電装置1の発電電力量<電力負荷11<
燃料を使用する発電装置9の最小発電量の場合、スイッ
チ15はインバータ3側の端子17に接続され、燃料を
使用する発電装置9はその運転を停止する。太陽光発電
装置1によって発電された電力と商用電源5からの電力
は分電盤7を介して電力負荷11に供給される。
【0013】また図3に示されるように、電力負荷11
≧燃料を使用する発電装置9の最小発電量、かつ燃料を
使用する発電装置9の発電電力を電力負荷11に供給す
るとしたときに熱負荷13<燃料を使用する発電装置9
からの回収排熱量の場合、スイッチ15はインバータ3
側の端子17に接続され、燃料を使用する発電装置9は
その運転を停止する。太陽光発電装置1によって発電さ
れた電力と商用電源5からの電力は分電盤7を介して電
力負荷11に供給される。
【0014】また図4に示されるように、電力負荷11
≧燃料を使用する発電装置9の最小発電量、かつ燃料を
使用する発電装置9の発電電力を電力負荷11に供給す
るとしたときに熱負荷13≧燃料を使用する発電装置9
からの回収排熱量の場合、スイッチ15は燃料を使用す
る発電装置9側の端子19に接続され、燃料を使用する
発電装置9を運転する。燃料を使用する発電装置9によ
って発電された電力は分電盤7を介して電力負荷11に
供給され、太陽光発電装置1で発電された電力はすべて
商用電源5に逆潮流される。燃料を使用する発電装置9
から回収された排熱は貯湯槽12に蓄熱されたのちすべ
て熱負荷13に供給される。
【0015】このように本実施例によれば、太陽光発電
装置1の余剰電力を商用電源5に逆潮流することで、ま
た商用電源5からの電力供給は、燃料を使用する発電装
置9を使用しない場合、例えば電力負荷11が燃料を使
用する発電装置9の最小発電量より小さく、かつ太陽光
発電装置1の発電電力量より大きい場合や定期点検時な
どに限られるので電力会社の電力供給量の平準化やピー
クカットに貢献できる。また、余剰電力を商用電源5に
逆潮流する場合は、電力供給系統から燃料を使用する発
電装置9を切り離しているので、前述した「分散型電源
系統連系技術指針」に記載されているか否かに関わらず
系統連系、逆潮流が可能である。また、燃料を使用する
発電装置9の容量を適当に定めることで、太陽光発電装
置1の発電設備量を小さくでき、太陽光発電装置1の太
陽光パネル設置面積が減少することで設置の制約が少な
くなる利点も有する。更に、燃料を使用する発電装置9
の回収排熱はすべて熱負荷13で利用され、全体として
のエネルギーの利用効率を高めることができる。
【0016】また、図5に示されるように、燃料を使用
する発電装置9に熱交換器16を接続し、燃料を使用す
る発電装置9が稼働している際に燃料を使用する発電装
置9が発生する熱を、例えばガスエンジンであればガス
エンジン冷却水で回収して取り出し、熱交換器16を介
して市水と熱交換することによって温水を得ることがで
き、さらにエネルギーの有効利用がはかれる。
【0017】また、図6に示されるように、燃料を使用
する発電装置9に熱交換器16を介して排熱利用機器1
8を接続し、燃料を使用する発電装置9が稼働している
際は、燃料を使用する発電装置9で発生する熱を熱交換
器16を通して、排熱利用機器18、例えば床暖房に利
用したり、排熱投入型の吸収式冷凍機に利用することが
できる。
【0018】次に他の実施例について説明する。図7〜
11は他の実施例に係るコージェネレーションシステム
の概略構成図であり、このコージェネレーションシステ
ムは、太陽光発電装置21、インバータ23、商用電源
25、分電盤27、燃料を使用する発電装置29、電力
負荷31、貯湯槽32、熱負荷33、スイッチ35、端
子37、39を有する。各構成要素の機能は図1〜図4
で示すものとほぼ同様である。
【0019】図7に示されるように、電力負荷31<燃
料を使用する発電装置29の最小発電量、かつ電力負荷
31≦太陽光発電装置21の発電電力量の場合、スイッ
チ35はインバータ23側の端子37に接続され、燃料
を使用する発電装置29はその運転を停止する。
【0020】ここで燃料を使用する発電装置29の最小
発電量とは燃料を使用する発電装置29の全負荷の発電
量の例えば部分負荷率25%の場合の発電量である。こ
のように燃料を使用する発電装置29の最小発電量を条
件に入れるのは、燃料を使用する発電装置29の全負荷
の能力が5kW/hであった場合、燃料を使用する発電
装置29を例えば1kW/h等の低い負荷で駆動すると
極めて発電効率が悪くなるからである。
【0021】太陽光発電装置21によって発電された電
力はインバ−タ23で交流電力に変換され、交流電力は
分電盤27を介して電力負荷31に供給される。太陽光
発電装置21によって発電された電力が余剰する場合、
余剰電力は商用電源25に逆潮流される。
【0022】また図8に示されるように、太陽光発電装
置21の発電電力量<電力負荷31<燃料を使用する発
電装置29の最小発電量の場合、スイッチ35はインバ
ータ23側の端子37に接続され、燃料を使用する発電
装置29はその運転を停止する。太陽光発電装置21に
よって発電された電力と商用電源25からの電力は分電
盤27を介して電力負荷31に供給される。
【0023】また図9に示されるように、燃料を使用す
る発電装置29の最小発電量≦電力負荷31≦燃料を使
用する発電装置29の最大発電量、かつ燃料を使用する
発電装置29の発電電力を電力負荷31に供給するとし
たときに熱負荷33<燃料を使用する発電装置29のか
らの回収排熱量の場合、スイッチ35はインバータ23
側の端子37に接続され、燃料を使用する発電装置29
はその運転を停止する。太陽光発電装置21によって発
電された電力と商用電源25からの電力は分電盤27を
介して電力負荷31に供給される。 また図10に示さ
れるように、燃料を使用する発電装置29の最小発電量
≦電力負荷31≦燃料を使用する発電装置29の最大発
電量、かつ燃料を使用する発電装置29の発電電力を電
力負荷31に供給するとしたときに熱負荷33≧燃料を
使用する発電装置29のからの回収排熱量の場合、スイ
ッチ35は燃料を使用する発電装置29側の端子39に
接続され、燃料を使用する発電装置29を運転する。燃
料を使用する発電装置29によって発電された電力は分
電盤27を介して電力負荷31に供給され、太陽光発電
装置21で発電された電力はすべて商用電源25に逆潮
流される。燃料を使用する発電装置29から回収された
排熱は貯湯槽32に蓄熱されたのちすべて熱負荷33に
供給される。
【0024】また図11に示されるように、電力負荷3
1>燃料を使用する発電装置29の最大発電量の場合、
スイッチ35はインバータ23側の端子37に接続さ
れ、燃料を使用する発電装置29はその運転を停止す
る。太陽光発電装置21によって発電された電力と商用
電源25からの電力は分電盤27を介して電力負荷31
に供給される。 この実施例でも第1の実施例と同様の
効果が得られる。
【0025】また、図12に示されるように、燃料を使
用する発電装置29に熱交換器36を接続し、燃料を使
用する発電装置29が稼働している際に燃料を使用する
発電装置29が発生する熱を、例えばガスエンジンであ
ればガスエンジン冷却水で回収して取り出し、熱交換器
36を介して市水と熱交換することによって温水を得る
ことができ、さらにエネルギーの有効利用がはかれる。
【0026】また、図13に示されるように、燃料を使
用する発電装置29に熱交換器36を介して排熱利用機
器38を接続し、燃料を使用する発電装置29が稼働し
ている際は、燃料を使用する発電装置29で発生する熱
を熱交換器36を通して、排熱利用機器38、例えば床
暖房に利用したり、排熱投入型の吸収式冷凍機に利用す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、エネルギーの需要者、供給者双方の見地から、よ
りエネルギーを有効利用することができ、有効利用する
ことで一次エネルギーの消費を削減することができ、環
境保全、省エネルギーに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係るコージェネレー
ションシステムの概略構成図
【図2】 本発明の第1の実施例に係るコージェネレー
ションシステムの概略構成図
【図3】 本発明の第1の実施例に係るコージェネレー
ションシステムの概略構成図
【図4】 本発明の第1の実施例に係るコージェネレー
ションシステムの概略構成図
【図5】 本発明の他の実施例に係るコージェネレーシ
ョンシステムの概略構成図
【図6】 本発明の他の実施例に係るコージェネレーシ
ョンシステムの概略構成図
【図7】 本発明の他の実施例に係るコージェネレーシ
ョンシステムの概略構成図
【図8】 本発明の他の実施例に係るコージェネレーシ
ョンシステムの概略構成図
【図9】 本発明の他の実施例に係るコージェネレーシ
ョンシステムの概略構成図
【図10】 本発明の他の実施例に係るコージェネレー
ションシステムの概略構成図
【図11】 本発明の他の実施例に係るコージェネレー
ションシステムの概略構成図
【図12】 本発明の他の実施例に係るコージェネレー
ションシステムの概略構成図
【図13】 本発明の他の実施例に係るコージェネレー
ションシステムの概略構成図
【図14】 従来のコージェネレーションシステムの概
略構成図
【符号の説明】
1、21………太陽光発電装置 3、23………インバータ 5、25………商用電源 7、27………分電盤 9、29………燃料を使用する発電装置 11、31………電力負荷 12、32………貯湯槽 13、33………熱負荷 15、35………スイッチ 17、19、37、39………端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 7/35 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源と、太陽光発電装置と、燃料を
    使用する発電装置と、を有し、前記太陽光発電装置と前
    記商用電源が系統連系されており、前記燃料を使用する
    発電装置が前記太陽光発電装置と前記商用電源の系統と
    は分離されており、前記燃料を使用する発電装置の排熱
    回収により熱負荷を賄えるコージェネレーションシステ
    ムにおいて、 エネルギー需要家の電力負荷<燃料を使用する発電装置
    の最小発電量、かつエネルギー需要家の電力負荷≦太陽
    光発電装置の発電電力量の場合、 前記太陽光発電装置で発電される電力を前記エネルギー
    需要家の電力負荷に供給し、前記太陽光発電装置で発電
    される電力が余剰する場合、余剰電力を前記商用電源に
    逆潮流し、 太陽光発電装置の発電電力量<エネルギー需要家の電力
    負荷<燃料を使用する発電装置の最小発電量の場合、 前記太陽光発電装置で発電される電力と前記商用電源か
    らの電力とを前記エネルギー需要家の電力負荷に供給
    し、 エネルギー需要家の電力負荷≧燃料を使用する発電装置
    の最小発電量、かつ燃料を使用する発電装置の発電電力
    をエネルギー需要家の電力負荷に供給するとしたときに
    エネルギー需要家の熱負荷<燃料を使用する発電装置か
    らの回収排熱量になる場合、 前記太陽光発電装置で発電される電力と前記商用電源か
    らの電力とを前記エネルギー需要家の電力負荷に供給
    し、 エネルギー需要家の電力負荷≧燃料を使用する発電装置
    の最小発電量、かつ燃料を使用する発電装置の発電電力
    をエネルギー需要家の電力負荷に供給するとしたときに
    エネルギー需要家の熱負荷≧燃料を使用する発電装置か
    らの回収排熱量になる場合、 前記燃料を使用する発電装置を稼働し、前記燃料を使用
    する発電装置で発電される電力を前記エネルギー需要家
    の電力負荷に供給し、前記太陽光発電装置で発電される
    電力はすべて前記商用電源に逆潮流し、前記燃料を使用
    する発電装置から回収した排熱はすべて前記エネルギー
    需要家の熱負荷に供給することを特徴とするコージェネ
    レーションシステム。
  2. 【請求項2】 商用電源と、太陽光発電装置と、燃料を
    使用する発電装置と、を有し、前記太陽光発電装置と前
    記商用電源が系統連系されており、前記燃料を使用する
    発電装置が前記太陽光発電装置と前記商用電源の系統と
    は分離されており、前記燃料を使用する発電装置の排熱
    回収により熱負荷を賄えるコージェネレーションシステ
    ムにおいて、 エネルギー需要家の電力負荷<燃料を使用する発電装置
    の最小発電量、かつエネルギー需要家の電力負荷≦太陽
    光発電装置の発電電力量の場合、 前記太陽光発電装置で発電される電力を前記エネルギー
    需要家の電力負荷に供給し、前記太陽光発電装置で発電
    される電力が余剰する場合、余剰電力を前記商用電源に
    逆潮流し、 太陽光発電装置の発電電力量<エネルギー需要家の電力
    負荷<燃料を使用する発電装置の最小発電量の場合、 前記太陽光発電装置で発電される電力と前記商用電源か
    らの電力とを前記エネルギー需要家の電力負荷に供給
    し、 燃料を使用する発電装置の最小発電量≦エネルギー需要
    家の電力負荷≦燃料を使用する発電装置の最大発電量、
    かつ燃料を使用する発電装置の発電電力をエネルギー需
    要家の電力負荷に供給するとしたときにエネルギー需要
    家の熱負荷<燃料を使用する発電装置からの回収排熱量
    になる場合、 前記太陽光発電装置で発電される電力と前記商用電源か
    らの電力とを前記エネルギー需要家の電力負荷に供給
    し、 燃料を使用する発電装置の最小発電量≦エネルギー需要
    家の電力負荷≦燃料を使用する発電装置の最大発電量、
    かつ燃料を使用する発電装置の発電電力をエネルギー需
    要家の電力負荷に供給するとしたときにエネルギー需要
    家の熱負荷≧燃料を使用する発電装置からの回収排熱量
    になる場合、 前記燃料を使用する発電装置を稼働し、前記燃料を使用
    する発電装置で発電される電力を前記エネルギー需要家
    の電力負荷に供給し、前記太陽光発電装置で発電される
    電力はすべて前記商用電源に逆潮流し、前記燃料を使用
    する発電装置から回収した排熱はすべて前記エネルギー
    需要家の熱負荷に供給し、 エネルギー需要家の電力負荷>燃料を使用する発電装置
    の最大発電量の場合、前記太陽光発電装置で発電される
    電力と前記商用電源からの電力とを前記エネルギー需要
    家の電力負荷に供給することを特徴とするコージェネレ
    ーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記燃料を使用する発電装置はガスエン
    ジンを動力源とする発電装置であることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のコージェネレーションシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記燃料を使用する発電装置はガスター
    ビンを動力源とする発電装置であることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のコージェネレーションシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記燃料を使用する発電装置はディーゼ
    ルエンジンを動力源とする発電装置であることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のコージェネレーショ
    ンシステム。
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