JPH08185710A - 音声を発する燭台 - Google Patents

音声を発する燭台

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JPH08185710A
JPH08185710A JP34110394A JP34110394A JPH08185710A JP H08185710 A JPH08185710 A JP H08185710A JP 34110394 A JP34110394 A JP 34110394A JP 34110394 A JP34110394 A JP 34110394A JP H08185710 A JPH08185710 A JP H08185710A
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JP
Japan
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candle
pedestal
candlestick
sound
magnetic sensor
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JP34110394A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nojo
勉 野条
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 広く市販されている蝋燭を用いて、燭台にセ
ットした蝋燭に点火すると直ちに音が出るようにする。 【構成】 蝋燭15を立てる燭台20と、複数本の支柱
30と支柱30の外側に着脱及び回転可能に設けられた
ほや40と、支柱30又は台座に設けられ、蝋燭15の
炎を感知する光センサー50と、光センサー50の感知
出力に基づいて、所定のメッセージやメロディー等音声
を出力する音波出力手段70とを具備している。又、ほ
やの回転に基づき、磁気センサーによる感知出力に基づ
いて、所定の音声を出力する音波出力手段とを具備して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蝋燭の炎により、使用場
所の雰囲気に応じた音声を発する燭台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来主にクリスマス商品として、蝋燭に
火を灯すことにより、メロディーを奏でる燭台が幾つか
ある。まず円柱状の蝋燭を立てる台座と、この台座に着
脱可能に載置するほやと、蝋燭に埋め込まれた熱センサ
ーと、台座に内蔵された音波出力手段から成るものであ
る。
【0003】上記の考案は、点火された蝋燭の燃焼によ
り、蝋燭が一定温度に達すると、熱センサーが感知し、
音波出力手段に導通され、予め設定されたメロディーが
スピーカーを通じて流れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の燭
台では次のような問題点があった。蝋燭に点火後温度が
上昇し、熱センサーが感知しメロディーが流れるまでに
は時間を要しずれが生じる。更に熱センサー及びリード
線が埋め込まれた特殊な蝋燭でないと使用できず、しか
もその蝋燭が使い捨てとなるので高価につく。他に、単
に光センサーと音波出力手段を具備した簡単な構成のも
のがあるが、この考案はほやを設けていない為、蝋燭の
炎に限らず、室内の明かりにも感知するため要を成すも
のではない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、広く市販されている通常の蝋燭を用いるとともに、
燭台にセットした蝋燭が着火すると、直ぐに任意のメロ
ディーや所定のメッセージ等の音声が流れる新規な燭台
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る燭台(以
下第1発明燭台という)は蝋燭を立てる台座と、基端が
台座に固定され、先端が一つの突起部で連結された複数
の脚を有する支柱と、筒状に形成され前記突起部に着脱
及び回転可能に被せられたほやと、任意の支柱又は台座
に設けられ蝋燭の炎を検知する光センサーと、台座に内
蔵され光センサーの感知出力に基づいて、所定のメッセ
ージやメロディー等の音声を出力する音波出力手段とを
具備したことを特徴としている。
【0007】請求項2に係る燭台(以下第2発明燭台と
いう)は蝋燭を立てる台座と、基端が台座に固定され、
先端が一つの突起部で連結された複数の脚を有する支柱
と、筒状に形成され、前記突起部に着脱及び回転可能に
被せられたほやと、任意の支柱又は台座にそれぞれ設け
られ、蝋燭の炎を感知する光センサー及びほやの回転を
感知する磁気センサーと、台座に内蔵され光センサー及
び磁気センサーの感知出力に基づいて所定の音声を出力
する音波出力手段とを具備したことを特徴としている。
又請求項3に係る燭台(以下第3発明燭台という)は蝋
燭を立てる台座と、筒状に形成され、この台座に着脱可
能に設けられたほやと、ほやの内面に取付又は埋込まれ
蝋燭の炎を感知する光センサーと、台座に内蔵され前記
光センサーの感知出力に基づいて所定の音声を出力する
音波出力手段とを具備したことを特徴としている。
【0008】又第1及び第2発明燭台はほやがその上面
に設けられ、前記支柱の突起部に嵌まり込む回転軸と、
この回転軸に基端が固定され先端がほや外周面に設けた
枠体に連結された複数個の羽根とを有する羽根車を具備
しているものを含んでいる。
【0009】更に第1、第2及び第3発明燭台のほやは
周面に模様が施されているもの、着色されているもの、
皿蝋燭であって光センサーは台座の周縁に設けられてい
るものを含んでいる。更にその上第2発明の燭台は磁気
センサーはホール素子磁気センサーであって、ほや内周
面に前記磁気センサーに対向して設けた磁性体によって
ほやの回転を検知するようにしたものを含んでいる。
【0010】
【作用】第1発明燭台においては、蝋燭の炎より発生し
た光は、光センサーで受光感知され感知信号が音波出力
手段に入力され、音波出力手段を介して所定の音が台座
から外部に伝わる。ほやは着色により外来光を遮るので
光センサーは誤感知しない。蝋燭の燃焼によって温めら
れたほや内の空気はほや内を上昇し、ほやを回転させな
がらほや外に流出する。
【0011】第2発明燭台においては、第1発明燭台の
作用に更にほやの回転は磁気センサーによって感知さ
れ、感知信号に基づいて前記と同様に音波出力手段に入
力され、同一の音が台座から外部に伝わる。
【0012】第3発明燭台において、光センサーで受光
感知した感知信号により、第1、第2発明燭台と同様に
所定の音が台座から外部に伝わる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明燭台を説明する。
図1は第1発明燭台の一部切欠断側面図、図2は図1の
平面図、図3は第2発明燭台の一部切欠断側面図、図4
は第3発明燭台の一部切欠け断面図、図5は図4の平面
図である。
【0014】第1発明燭台10は蝋燭15を立てる台座
20と、支柱30と、ほや40と、光センサー50と、
音波出力手段70とを含んでいる。蝋燭15は、円柱状
に形成され、一般に広く使用されているものである。
【0015】支柱30は3本又は4本の脚31を有して
おり、脚31の基端は台座20に固定されており、その
先端は、一つの突起部32で一体に連結されている。前
記突起部32は先端が尖った円錐状に形成されている。
【0016】又ほやはガラス又は耐熱プラスチック製の
筒体で、上、下面が開口している。そして上面には、前
記突起部32に嵌まり込む凹部41Aが形成された回転
軸41と、ほや40の上端外周面に設けた枠体42と複
数枚の羽根43とのよって形成された羽根車44を有し
ている。
【0017】又ほや40の外周面には例えばガラス製の
場合にはステンドガラス等の模様、クリスタルガラス、
カットガラス等又プラスチック製の場合には、これらに
準ずるプラスチック成形模様が施されている。更に外来
光を遮断するためほや全面、又はその一部が着色されて
いる。
【0018】光センサー50は蝋燭15の着火、燃焼を
感知するもので、公知のCDS、フォトトランジスタ、
シリコン太陽電池等で構成され、任意の脚31に蝋燭1
5と対向して取り付けられている。又は台座20上面の
周縁近傍に立設した図外の支持柱に取り付けられてい
る。図中51は光センサー50のリード線で、音波出力
手段70(後記)に電気的に接続されている。
【0019】音波出力手段70は前記光センサー50の
検知出力に基づいて所定の音、例えば音楽やスピーチ等
の音声を出力するもので、台座20に内蔵されている。
前記音波出力手段70は図外の電池又は電源と音波出力
装置71と、これをON、OFFさせる電源スイッチ7
2からなっている。
【0020】前記音波出力装置71は、電源スイッチ7
2のON状態において、光センサー50の検知信号に基
づいて作動するマイクロテーププレーヤー又は電動式オ
ルゴール、増幅器、スピーカー等を含んでいる。そして
予め録音された雰囲気に似合う心地よい音楽とか、テー
ブルスピーチや読経等を伝えるように構成されている。
【0021】次に第1発明燭台10の動作を使用方法と
共に説明する。先ずほや40を上方に持ち上げ支柱30
より外し、蝋燭15を台座20に取り付け、マッチ等で
着火する。そしてほや40を支柱30に載置し、ほや4
0の回転軸41の凹部41A突起部32に回転する。
【0022】光センサー50は、蝋燭15の発光を感知
し、その感知出力が音波出力手段70に入力される。音
波出力装置71が動作して音を外方に拡散させる。
【0023】一方、蝋燭15の燃焼によりほや40内に
図1矢印に示すように上昇気流が発生し、ほや40の上
面開口部より室内に流出する。前記上昇気流によって羽
根車44が回転軸41即ち突起部32を軸心として緩や
かに回転する。
【0024】ほや40の回転によってほやの周面に形成
された模様が、蝋燭15の光及び外来光によって照射さ
れる。これによって浮かび上がる模様と、音波出力手段
70から伝わる音楽やメッセージと相まって、素晴らし
い雰囲気が醸し出される。
【0025】蝋燭15が燃え尽きると、当然光センサー
50は蝋燭15の光を感知せず音波出力手段70から音
が出ない。又暫くしてほや40内の上昇気流が無くな
り、ほや40の回転が停止する。
【0026】次に第2発明燭台11を説明する。第2発
明燭台11は、第1発明燭台10と同じ構成であり、こ
れに磁気センサー60を付加したものである。磁気セン
サー60は、ほや40の回転を感知するもので、公知の
ホール素子61と、ホール素子61にバイアス磁界を与
える永久磁石62とから成っている。
【0027】前記ホール素子61は、各脚31に蝋燭1
5と対向して設けられている。永久磁石62はフィルム
状に形成され、ほや40の内周面にホール素子61に対
向して貼着されている。永久磁石62は所定間隔をもっ
て複数個が配列され、磁極が交互にN、Sとなるように
配置される。
【0028】ホール素子61の検知出力は図外のリード
線を介して前記光センサー50に準じ音波出力手段70
に入力される。そして磁極N又はSによるバイアス磁界
によって変化するホール電圧を音波出力手段70によっ
て検知し、ほや40の回転が検出するように構成されて
いる。その他燭台11の動作は前記に準ずるのでその説
明を省略する。第2発明燭台11によると、燭台13が
燃え尽きてもはや内の上昇気流が発生しなくなるまでの
間は、音波出力手段が動作する。従って消灯しても暫く
快い雰囲気の余韻が残ることになる。又光センサー回路
に故障が生じても音が出るので都合が良い。
【0029】次に第3発明燭台12を説明する。前記燭
台12はほや15が前記ほや40と構成が相違し、磁気
センサー60を具備していない他は燭台11に準ずるも
のである。ほや45は円筒状に形成され、台座20に載
置されており、回転しない。
【0030】ほや45は内面又は外周面のいずれか又は
両面にガラス製の場合には、ステンドガラス、カットガ
ラス、クリスタルガラス等のように模様が描かれてい
る。プラスチック製では前記に準ずる模様が成形されて
いる。そして光センサー50はほや45の内面に設けら
れるが、成形時にリード線51と共に埋め込むようにし
ても良い。
【0031】燭台12の動作は前記と同様であるが、本
燭台12によるとほや45が回転しないので、多少重く
なっても良く、重量に制限されず自在に重厚な模様を創
作できる。従って聴覚と視覚を通じての美観を起こさせ
るので、商品価値が高くなるという効果がある。
【0032】尚、前記第1〜第3発明燭台10、11、
12はいずれも円柱状蝋燭を用いるものとしたが、これ
に限らず皿蝋燭であっても良い。ここに言う皿蝋燭は円
柱の高さが直径に比して小さく所謂皿状に形成されたも
のをいう。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
は、蝋燭を立てる台座と基端が台座に固定され先端が一
つの突起部で連結された複数を有する支柱と、筒状に形
成され前記突起部に着脱及び回転可能に被せられたほや
と、任意の支柱又は台座に設けられ蝋燭の炎を感知する
光センサーと、台座に内蔵され光センサーの感知出力に
基づいて所定の音声を出力する音波出力手段とを具備し
た事を特徴としている。
【0034】よって一般に広く市販されている蝋燭を使
用することができるので、経済的であり又蝋燭を点火す
ると直ちに発生する音声、ほやの模様とによって、手軽
に眼と耳で雰囲気を楽しむことができるので、小パーテ
ィー等に利用すると大変喜ばれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明燭台の一部切欠断側面図、
【図2】図1の平面図
【図3】第2発明燭台の一部切欠断側面図、
【図4】第3発明燭台の一部切欠け断面図、
【図5】図4の平面図である。
【符号の説明】
10、11、12 燭台 15 蝋燭 20 台座 30 支柱 32 突起部 40 ほや 41 回転軸 43 羽根 44 羽根車 50 光センサー 60 磁気センサー 70 音波出力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝋燭を立てる台座と、基盤が台座に固定
    され先端が一つの突起部で連結された複数の脚を有する
    支柱と、筒状に形成され前期突起部に着脱及び回転可能
    に被せられたほやと、任意の支柱又は台座に設けられ、
    蝋燭の炎を感知する光センサー及びほやの回転を感知す
    る磁気センサーと、台座に内蔵され光センサー及び磁気
    センサーの感知出力に基づいて所定の音声を出力する音
    波出力手段とを具備したことを特徴とする音声を発する
    燭台。
  2. 【請求項2】 蝋燭を立てる台座と、筒状に形成されこ
    の台座に着脱可能に設けられたほやと、ほやの内面に取
    付又は埋め込まれ、蝋燭の炎を感知する光センサーと、
    台座に内蔵され前記光センサーの感知出力に基づいて、
    所定の音声を出力する音波出力手段とを具備したことを
    特徴とする音声を発する燭台。
  3. 【請求項3】 請求項1のほやは、その上面に設けられ
    前記支柱の突起部に嵌まり込む回転軸と、この回転軸に
    基端が固定され、先端がほや外周面に設けた枠体に連結
    された複数個の羽根とを有する羽根車を具備している請
    求項1記載の音声を発する燭台。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の磁気センサーは、ホール
    素子磁気センサーであって、ほや内周面に前記磁気セン
    サーに対向して設けた磁気体によって、ほやの回転を感
    知するようにしている請求項1記載の音声を発する燭
    台。
JP34110394A 1994-12-28 1994-12-28 音声を発する燭台 Pending JPH08185710A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2348483A (en) * 1999-03-01 2000-10-04 Tang Jung Chuang Candleholder set with musical function
JP2013062255A (ja) * 2007-12-05 2013-04-04 Konica Minolta Holdings Inc 発光装置

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GB2348483A (en) * 1999-03-01 2000-10-04 Tang Jung Chuang Candleholder set with musical function
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