JPH08185354A - メモリ管理装置 - Google Patents

メモリ管理装置

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JPH08185354A
JPH08185354A JP32700894A JP32700894A JPH08185354A JP H08185354 A JPH08185354 A JP H08185354A JP 32700894 A JP32700894 A JP 32700894A JP 32700894 A JP32700894 A JP 32700894A JP H08185354 A JPH08185354 A JP H08185354A
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memory
program
ram
volatile memory
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JP32700894A
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Tomofumi Nakayama
智文 中山
Yoshihiko Suzuki
嘉彦 鈴木
Masabumi Kamei
正文 亀井
Hisatsugu Tawara
久嗣 田原
Isamu Sato
勇 佐藤
Shiyoukiyou Kou
松強 黄
Hirohiko Tashiro
浩彦 田代
Noriyoshi Osozawa
憲良 遅沢
Akio Ito
秋生 伊藤
Akinobu Nishikata
彰信 西方
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フラッシュROMの内容を書き換えるための特
別なメモリが不要で、しかも、書換中でもフラッシュR
OMの内容にアクセスする。 【構成】アドレスセレクタ104は、チップセレクト信
号112,113を、フラッシュROM105,RAM
106に対してそれぞれ出力する。CPU103がアド
レスを出力すると、それは一旦アドレスセレクタ104
に入力され、チップセレクト信号と、アドレスバスとか
ら出力され、所望のロケーションにアクセスする。フラ
ッシュROM105を書き換える場合、その内容を一旦
RAM105に転送する。その後、アドレスセレクタ1
04を制御して、アドレスをデコードして得られるチッ
プセレクト信号112と113とを入れ変え、RAM1
05をあたかもフラッシュROMであるかのように割り
付ける。その後、フラッシュROMの書換えを行う。こ
うすることで、フラッシュROM105に格納されたデ
ータやプログラムを、その書換中であってもアクセスす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンボードで書換可能
な不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ等)を用い
て機器の制御を行なっている装置に関するものであり、
特に不揮発性メモリの内容を変更するメモリ管理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オンボードで書き換え可能な不揮
発性メモリ(以下、単に不揮発性メモリと呼ぶ)を用い
た機器では、不揮発性メモリの内容変更を次の方法で行
なっていた。
【0003】(1)外部機器から不揮発性メモリ内容を
変更するデータを受け取る為のプログラムを、書き換え
られる可能性のある不揮発性メモリ以外のメモリに搭載
する。そしてそのメモリに格納されたデータを受け取る
ためのプログラムを実行して外部からのデータを受け取
り不揮発性メモリの内容を変更する。
【0004】(2)外部機器から不揮発性メモリ内容を
変更するデータを受け取る為のプログラムを不揮発性メ
モリに搭載している。次にデータを受け取る為のプログ
ラムを不揮発性メモリではないメモリに転送してからそ
のプログラムを実行して外部からのデータを受け取り不
揮発性メモリの内容を変更する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例(1)で
は、データを受け取る為のプログラムを搭載する専用の
メモリ、例えばROMが必要であり、コストアップとな
る。さらには、電子回路の規模が増大している現在、そ
のROMによってさかれる基板上のスペースも問題とな
る。
【0006】従来例(2)では、データを受け取る為の
プログラムを不揮発性メモリ上に格納しており、書換が
必要な時に別のメモリに転送してから転送されたこの受
け取りプログラムを実行して不揮発性メモリの変更デー
タを受け取り不揮発性メモリの内容変更を行なってい
る。しかし、この様な構成にするとCPUの割り込み機
能を使用する事ができなくなるという問題がある。それ
というのは、CPUの割り込みアドレスには通常不揮発
性メモリを割り付けている為、不揮発性メモリを書換へ
中には不揮発性メモリをアクセスする事はできないため
である。この事により、割り込み処理を利用した受け取
りプログラムを作成する事ができないと云う問題点があ
る。例えば、制御機器のエラー検出用として割り込みを
使用している場合、不揮発性メモリ内容変更中はエラー
を検出できない事となる。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、回路規模の増大を抑えた上、割り込みアドレスが割
り付けられた不揮発性メモリの書き換え中であっても、
割り込み処理を通常通り実行できるメモリ管理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のメモリ管理装置は次のような構成からなる。
すなわち、外部機器からの不揮発性メモリ内容を変更す
るデータを受け取る為のプログラムを不揮発性メモリ内
のメモリに搭載し、変更データを受け取る前にデータを
受け取る為のプログラムを不揮発性メモリ外のメモリに
転送する。メモリのアドレスを切り替え制御する手段を
設け、転送後アドレス切り替え以後そのアドレスでデー
タの変更を行ない不揮発性メモリのデータを更新する。
【0009】また、書き換え可能な不揮発性メモリを有
するメモリ管理装置であって、前記不揮発性メモリを含
む複数の独立した管理単位を有する記憶手段と、プログ
ラムを含む前記不揮発性メモリの内容を他の所定の管理
単位に複写する複写手段と、前記管理単位ごとにアドレ
スの割り付けを変更する変更手段と、前記所定の管理単
位に複写されたプログラムを実行する実行手段とを備え
る。
【0010】さらに、所定のプログラムを格納する書換
え可能な不揮発性メモリと、読出し及び書込みが可能な
RAMとを含む記憶手段と、該記憶手段により記憶され
るプログラムを実行する実行手段と、前記不揮発性メモ
リの内容を前記RAMに転送する手段と、前記不揮発性
メモリに割りあてられたアドレスと前記RAMに割りあ
てられたアドレスとを交換する交換手段と、を備え、前
記実行手段は、前記交換手段により交換されたアドレス
を用いて、前記RAMに転送されプログラムを実行す
る。
【0011】
【作用】上記構成により、プログラムを含む前記不揮発
性メモリの内容を他の所定の管理単位に複写し、前記管
理単位ごとにアドレスの割り付けを変更して、前記所定
の管理単位に複写されたプログラムを実行する。
【0012】
【実施例】
[実施例1]図1に本実施例のメモリ管理システムを搭
載した装置のブロック図を示す。
【0013】図において、101は電源であり、電子回
路ボード102に電源を供給している。103は機器の
制御を行なっているCPUである。104はアドレスを
制御するアドレスセレクタである。109はCPUから
のアドレスバスであり、アドレスセレクタ104に接続
される。110はアドレスセレクタ104の出力であり
アドレスを出力している。111はCPU103のデー
タバスである。105は不揮発性メモリであり本実施例
ではフラッシュROMである。106はRAMである。
107は外部との通信を行なったり負荷を駆動する為の
I/Oである。108は機器の異常を検出する為の異常
検出部であり、CPU103の割り込み端子に接続され
ている。112,113,114はフラッシュROM1
05,RAM106,I/O107各々に接続されてい
るチップセレクト(CS)信号である。116はボード
102に接続されるホストコンピュータであり、フラッ
シュROM105の変更データを送ってくる。115は
電源の入力にあるメインスイッチ(SW)であり、I/
O107の出力信号と接続しており、異常検知部108
からの信号をCPU103が検出すると、フラッシュR
OM105に格納された割り込み処理プログラムを実行
してメインSW115をOFFする構成となっている。
【0014】図2に、異常検出部108により異常が検
出された際の割り込み処理のフローチャートを示す。ま
ず、割り込みを検出すると、ステップS201にて割り
込みアドレスの10(H)に制御が移る。後述するよう
に、アドレス10(H)は、通常時にはフラッシュRO
M105に割り当てられている。次に、ステップS20
2にてI/O107を介してメインSW115をOFF
し、ステップS203にて元の処理にリターンする。
【0015】図3に、各メモリ及びI/Oに対するアド
レスの割りつけと、アドレス入力に対してアドレスセレ
クタ104より出力されるチップセレクト信号112,
113,114の値を示す。
【0016】図3(a)に示したように、フラッシュR
OM105とRAM106とは、通常時とフラッシュR
OMの内容の変更時(単に変更時と呼ぶ)でアドレスの
割り当てが変えられる。通常時には、フラッシュROM
に対しては0〜0FFFFHが、RAMに対しては10
000H〜1FFFFHがアドレスとして割り当てら
れ、フラッシュROM内容変更時には、フラッシュRO
Mに対しては10000H〜1FFFFHが、RAMに
対しては0〜0FFFFHがアドレスとして割り当てら
れる。I/O空間は、通常時/変更時を問わず2000
H〜2FFFFHとなっている。
【0017】また、図3(b)には、図3(a)に示し
たメモリ割り付けを実現するための、フラッシュROM
105,RAM106,I/O107それぞれに対する
チップセレクト信号112,113,114の値を示し
ている。すなわち、CPU103から出力されるアドレ
スの値が0〜0FFFFHの場合には、通常時であれば
CS112を“1”としてその他を“0”とし、フラッ
シュ変更時にはCS113を“1”としてその他を
“0”とする。また、CPU103からのアドレスが1
0000H〜1FFFFHの場合には、通常時であれば
CS113を“1”としてその他を“0”とし、フラッ
シュ変更時にはCS112を“1”としてその他を
“0”とする。CPU103からのアドレスが2000
0H〜2FFFFHの場合には、CS114を“1”と
してその他を“0”とする。
【0018】このようにチップセレクト信号を制御する
ことで、図3(a)のメモリ割り付けを実現できる。
【0019】図3に示したメモリ割り付けを実現するた
めに、アドレスセレクタ104を、図5に示したそのブ
ロック図を参照して説明する。
【0020】図において、111はCPU103のデー
タバスである。レジスタ502には所定のアドレスが割
り付けられており、アドレスデコーダ502でデコード
された信号508及び書き込み信号509により書込み
可能となる(書込み信号509は負論理)。109はC
PU103のアドレスバスである。アドレスバス109
はアドレスデコーダ部502に接続されており、アドレ
スデコーダ502からはアドレスをデコードした信号5
06,507,114,508が出力される。信号50
6は入力アドレスが0000(H)〜0FFFF(H)
の場合に“1”となり、信号507入力はアドレスが1
0000(H)〜1FFFF(H)の場合に“1”とな
る。信号506はセレクタ回路503のAポートとセレ
クタ504のBポートに入力される。信号507はセレ
クタ回路503のBポートとセレクタ504のAポート
に入力される。
【0021】信号508は、レジスタ501を示す所定
のアドレスが入力された場合に“1”となる信号であ
り、CPUの書き込み信号509との論理積をとられて
レジスタ50の書き込みアドレスを決めている。レジス
タ501の出力505はセレクタ503,504の選択
信号に接続されている。選択信号505として例えばレ
ジスタ501の最下ビットを出力すれば、CPU103
がレジスタ501を指定して最下ビットが1のデータ、
例えば“1”を書込んだ場合に選択信号505は1とな
り、最下ビットが0のデータ、例えば“0”を書込んだ
場合には選択信号505は0となる。こうすることで、
セレクタ503,504は、選択信号505の値に応じ
て、それぞれ信号506,505の対または信号50
5,506の対をCS信号112,113として出力す
る。
【0022】例えば、セレクタ503,504は選択信
号505が“1”の場合にポートAを、“0”の場合に
ポートBを出力するとする。レジスタ501に書込んだ
値が“1”であればポートAが出力されるため、セレク
タ503からは信号506が、セレクタ504からは信
号507が出力される。一方、レジスタ501に“0”
を書込んでおけば、セレクタ503からは信号507
が、セレクタ504からは信号506が出力される。前
述したように、信号506はアドレスが0〜0FFFF
Hで“1”となり、信号507はアドレスが10000
H〜1FFFFHで“1”となるため、通常時にはレジ
スタ501に“1”を書込んでおき、フラッシュROM
の内容の変更時にはレジスタ501に“0”を書込んで
おけば、図3(b)に示したCS信号出力を実現でき
る。
【0023】また、アドレス信号の下位16ビット(A
15〜A0)をアドレスセレクタ104からのアドレスバ
ス110としてフラッシュROM105,RAM10
6,I/O107のアドレス入力に供給すれば、図3
(a)に示すアドレス割り当てを実現できる。
【0024】図4にフラッシュROMの変更時のCPU
103による処理手順のフローチャートを示す。なお、
通常時には、レジスタ501は“1”であり、通常のア
ドレス割り当てとなっている。
【0025】まず、ステップS402にてCPU103
が書換を要求する場合、ステップS404へと進む。要
求していない場合にはステップS403へと進み、通常
処理をステップS403で行なってからステップS40
2へと戻る。
【0026】一方、ステップS404では、フラッシュ
ROM105内に格納されている、フラッシュROMを
書き換えるための書換プログラムをRAM106に転送
する。転送を終了すると、ステップS405にてアドレ
スセレクタ104によるアドレスの設定を行なう。メモ
リの割り付けとしては、図3(a)に示される「変更時
アドレス割り当て」となる。図5の説明に即していえ
ば、レジスタ501を指定してデータ“0”を書き込む
ことで、図3(b)の変更時メモリ割り当てとなる。こ
のようにアドレス空間を再設定した為に、フラッシュR
OM105に格納されていた割り込みプログラムはRA
Mに複写されるが、フラッシュROM105とRAM1
06とのアドレス割り付けをいれ変えたために、割り込
みアドレスはRAM106上に形成される事となる。
【0027】次に、ステップS406でホストコンピュ
ータ116から変更データを受け取り、フラッシュRO
M105のデータを変更する。ステップS407で書込
みが終了したかをチェックし、終了していない場合ステ
ップS406へと戻る。終了した場合はステップS40
8へと進み、アドレスセレクタ104を元に戻す。すな
わち、レジスタ501に再び“1”を書込み、ステップ
S401へと戻る。
【0028】以上のようにメモリのアドレス割り付けを
管理することで、実施例のメモリ管理装置は、フラッシ
ュROMを書き換えるためのプログラムを格納するメモ
リを特別に用意する必要が無い。また、フラッシュRO
Mに格納されたプログラムのアドレスを変えずにRAM
にコピーして実行することができるため、フラッシュR
OMの書換中であってもフラッシュROMに格納され割
り込み処理等のプログラムを実行できる。これにより、
異常処理等、緊急性の高い処理や、データの取込等、リ
アルタイム性の高い処理を停止させること無く実行でき
る。
【0029】[実施例2]図6に実施例2のブロック図
を示して説明する。本実施例の装置は、実施例1で説明
した機能に加えて、RAMの所定領域を、書き込み禁止
領域として設定することができるというものである。
【0030】図において、101は電源であり、102
のボードに電源を供給している。103は機器の制御を
行なっているCPUである。604はアドレスを制御す
るアドレスセレクタである。109はCPUからのアド
レスバスであり、604に接続される。110はアドレ
スセレクタ604の出力であり、アドレスを出力してい
る。111はCPU103のデータバスである。105
は不揮発性メモリであり本実施例ではフラッシュROM
である。106はRAMである。107は外部との通信
を行なったり負荷を駆動する為のI/Oである。108
は機器の異常を検出する為の異常検出部であり、CPU
103の割り込み端子に接続されている。112,11
3,114はフラッシュROM,RAM,I/O各々に
接続されているチップセレクト信号である。116は実
施例1の機器に接続されるホストコンピュータであり、
フラッシュROM105の変更データを送ってくる。1
15は電源の入力にあるメインSWであり、I/Oの出
力信号と接続しており、異常検知部108からの信号を
CPUが検出するとメインSW115をOFFする構成
となっている。509はCPUの書き込み信号であり、
アドレスセレクタ604に入力される。602はアドレ
スセレクタ604からのRAM106に対する書き込み
制御信号である。
【0031】図7にアドレスセレクタ604のブロック
図を示し説明する。実施例1と同じ参照番号の部分の説
明は省略する。
【0032】701はウィンドコンパレータであり、C
PUより上下限アドレスをデータバスを介して設定でき
る構成と成っている。ウインドウコンパレータ701
は、入力されたアドレスが設定された上下限の間にあれ
ば“0”となり、そうでなければ“1”となる。ウイン
ドウコンパレータ701からの出力は、書き込み信号5
09とゲート702により論理積がとられ、RAM10
6に対する書き込み信号602となる。動作としては、
設定された上下限の間にある値のアドレスが入ってきた
場合、ウインドウコンパレータ701の出力はLOW
(“0”)にセットされる。この出力と、書き込み信号
509の反転信号との論理積をNANDゲート702か
ら書き込み信号602としてRAM106に出力する。
このようにすることで、ウインドウコンパレータ701
の出力がLOW(“0”)セット中には、書き込み信号
602はすべてHI(“1”)となって出力される。つ
まり、ウインドウコンパレータ701にセットされたア
ドレス範囲内については、RAM106の書き込み信号
602はHIとなり、RAM106のデータは書き換え
られない。一方、アドレスがウインドウコンパレータ7
01にセットされた範囲の外である場合には、コンパレ
ータ701の出力は“1”となり、ゲート702の出力
は書き込み信号509の値そのままとなり、書き込むこ
とができる。
【0033】本実施例では、ウインドウコンパレータ7
01でセットされるアドレスは、RAM106内での相
対アドレスであれば良い。すなわち、RAM106に対
してどのアドレスが割りあてられているかに関らず、0
〜0FFFFHの範囲で所望の値を指定すればよい。
【0034】上記構成の装置を制御する手順を図8のフ
ローチャートで説明する。図8は、図4に於けるステッ
プS405のアドレス設定時に、RAMの上下限アドレ
スを設定するステップS801を追加するだけである。
ここで注意する事は、ステップS801では、RAM1
06のすべての空間に対して設定するのではなく、書込
みを禁止したい領域、例えばプログラムの格納された領
域を設定するということである。
【0035】以上のように構成することで、実施例1に
記載した効果を得ることができることに加えて、本実施
例の装置は、フラッシュROM105からRAM106
に転送したデータに対して、所望の領域を書き込み禁止
領域として設定できるため、割り込み処理プログラム
等、本来ROMに固定されているべきデータを、不本意
なデータ書込みによる破壊から保護することができる。
【0036】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
メモリ管理装置は、書換可能な不揮発性メモリのデータ
を変更しているための特別なメモリを必要としない。ま
た、書き換え可能な不揮発性メモリの内容を変更してい
る場合にも割り込み処理が可能である。そのため、異常
処理などが遅滞なく処理され、機器の信頼性を向上する
ことができる。さらには、割り込み処理によってデータ
の更新処理など、リアルタイム処理が停止しないため、
データの取りこぼしと云った事が無くなる。
【0038】さらに、データ書換のプログラムをRAM
に展開し実行する系では、データ更新中RAMに対して
所望の領域を書き込み禁止にできるため、より信頼性を
向上することができる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の装置のブロック図である。
【図2】異常処理のフローチャートである。
【図3】メモリの割り付けおよびチップセレクト信号の
割り付けを示す図である。
【図4】実施例1のフラッシュROM変更時のフローチ
ャートである。
【図5】実施例1のアドレスセレクタのブロック図であ
る。
【図6】実施例2の装置のブロック図である。
【図7】実施例2のアドレスセレクタのブロック図であ
る。
【図8】実施例2のフラッシュROM変更時のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
101 電源 102 ボード 103 CPU 104 アドレスセレクタ 105 フラッシュROM 106 RAM 107 I/O
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田原 久嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 勇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 黄 松強 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田代 浩彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 遅沢 憲良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊藤 秋生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西方 彰信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え可能な不揮発性メモリを有する
    メモリ管理装置であって、 前記不揮発性メモリを含む複数の独立した管理単位を有
    する記憶手段と、 プログラムを含む前記不揮発性メモリの内容を他の所定
    の管理単位に複写する複写手段と、 前記管理単位ごとにアドレスの割り付けを変更する変更
    手段と、 前記所定の管理単位に複写されたプログラムを実行する
    実行手段と、を備えることを特徴とするメモリ管理装
    置。
  2. 【請求項2】 外部装置からデータを受信する受信手段
    を更に備え、前記実行手段により実行されるプログラム
    は、受信したデータを前記不揮発性メモリに書き込むこ
    とを特徴とする請求項1に記載のメモリ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記実行手段は、前記所定の管理単位に
    複写された割り込み処理プログラムを実行することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のメモリ管理装置。
  4. 【請求項4】 前記実行手段により実行されるプログラ
    ムは、前記受信したデータの不揮発性メモリへの書込み
    を終了した場合に、前記変更手段により前記管理単語と
    のアドレスの割り付けを元に戻すことを特徴とする請求
    項2に記載のメモリ管理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の管理単位において、所望の記
    憶領域を書き込み禁しにする手段を更に備えることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のメモリ管理
    装置。
  6. 【請求項6】 所定のプログラムを格納する書換え可能
    な不揮発性メモリと、読出し及び書込みが可能なRAM
    とを含む記憶手段と、 該記憶手段により記憶されるプログラムを実行する実行
    手段と、 前記不揮発性メモリの内容を前記RAMに転送する手段
    と、 前記不揮発性メモリに割りあてられたアドレスと前記R
    AMに割りあてられたアドレスとを交換する交換手段
    と、を備え、前記実行手段は、前記交換手段により交換
    されたアドレスを用いて、前記RAMに転送されプログ
    ラムを実行することを特徴とするメモリ管理装置。
JP32700894A 1994-12-28 1994-12-28 メモリ管理装置 Pending JPH08185354A (ja)

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JP32700894A JPH08185354A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 メモリ管理装置

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JP32700894A JPH08185354A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 メモリ管理装置

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JP (1) JPH08185354A (ja)

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