JPH08182305A - スイッチ駆動回路 - Google Patents

スイッチ駆動回路

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JPH08182305A
JPH08182305A JP32347994A JP32347994A JPH08182305A JP H08182305 A JPH08182305 A JP H08182305A JP 32347994 A JP32347994 A JP 32347994A JP 32347994 A JP32347994 A JP 32347994A JP H08182305 A JPH08182305 A JP H08182305A
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JP
Japan
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switching element
power supply
capacitance
main switching
parallel
Prior art date
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Application number
JP32347994A
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English (en)
Inventor
Masahito Onishi
雅人 大西
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロスを低減可能であると共に、システム全体
の効率向上が可能なスイッチ駆動回路を提供する。 【構成】 第1の電源Ea,スイッチング素子Saの直
列回路を、抵抗R1 を介してQ0 のゲートに直列接続
し、第2の電源Eb,スイッチング素子Sbの直列回路
を、抵抗R1 を介して主スイッチング素子Q0 のゲート
に直列接続すると共に、スイッチング素子Saとスイッ
チング素子Sbとを交互にオンオフすることによりゲ−
ト容量Cgを充放電して、主スイッチング素子Q0 をオ
ンオフする。 【効果】 ゲートロスを大幅に低減可能で、システム全
体の効率を向上可能なスイッチ駆動回路を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOSFETなどの電
圧駆動型スイッチング素子のスイッチ駆動回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチ駆動回路の回路図を図1
7に、動作波形図を図18に示す。
【0003】本従来例は、電源Eaの出力端にトランジ
スタQ1 ,Q2 の直列回路を並列接続し、抵抗R1 を介
して電圧駆動型の主スイッチング素子(以下、MOSF
ETと呼ぶ。)(Q0 )のゲ−ト・ソ−ス間にトランジ
スタQ2 を並列接続して構成されると共に、トランジス
タQ1 ,Q2 でMOSFET(Q0 )を駆動するもので
ある。ここで、トランジスタQ1 ,Q2 は、それぞれ信
号Sig1,Sig2をベ−スに供給することにより交
互にオンオフするものである。
【0004】次に、図18を参照して動作を簡単に説明
する。時刻t0 で信号Sig1 が高レベル(Hレベル)
となると、トランジスタQ1がオンして抵抗R1 を介し
てMOSFET(Q0 )のゲート容量Cgを充電するこ
とにより、ゲート電圧Vgを上昇してMOSFET(Q
0 )をオンする。時刻t1 でゲ−ト容量Cgの充電はほ
ぼ完了し、MOSFET(Q0 )はオンを維持する。時
刻t2 で信号Sig1 が低レベル(Lレベル)となると
共に、時刻t3で信号Sig2がHレベルとなることに
より、トランジスタQ2 がオンし、抵抗R1 を介してM
OSFET(Q0 )のゲート容量Cgに充電された電荷
が放電し、ゲート容量Cgの両端電圧Vgが低下してM
OSFET(Q0 )がオフする。時刻t4 でゲート容量
Cgの放電がほぼ完了し、時刻t5 で信号Sig2がL
レベルとなり、時刻t6 で再び信号Sig1がHレベル
となる。以上の様な動作を繰り返す。
【0005】ここで、MOSFET(Q0 )のゲート駆
動の際のロスW0 を検討する。MOSFET(Q0 )が
オンする状態では、トランジスタQ1 がオンすることに
より、電源EaからトランジスタQ1 ,抵抗R1 (トラ
ンジスタQ1 のオン抵抗等を含む)を介してゲ−ト容量
Cgを充電する充電回路が形成され、且つゲ−ト容量C
gの初期値がゼロであるからロスW1 は、 W1 =0.5×Cg×(Ea)2 ・・・・・・・・・・・・・・・(1) となり、ゲ−ト容量Cgにも0.5×Cg×(Ea)2
の電荷が蓄えられる。
【0006】またMOSFET(Q0 )がオフする状態
では、トランジスタQ2 がオンすることにより、トラン
ジスタQ2 ,抵抗R1 (トランジスタQ2 のオン抵抗等
を含む)を介してゲ−ト容量Cgをゼロまで放電する放
電回路が形成され、且つゲ−ト容量Cgの初期値がEa
であるからロスW2 は、 W2 =0.5×Cg×(Ea)2 ・・・・・・・・・・・・・・・(2) となる。ゆえに、1サイクルにおけるロスW0 は、 W0 =W1 +W2 =2×0.5×Cg×(Ea)2 =Cg×(Ea)2 ・・・・・・・・・・・・・(3) となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例にお
いては、大きな電力を制御するMOSFET等のゲ−ト
容量Cgの値は大きく、また、動作周波数を高くした
り、電源電圧値Eaを高くしたりすることによりロスが
大きくなってしまうので、システム全体の効率を低下し
てしまう、という問題点が生じた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ロスを低減可能であると
共に、システム全体の効率向上が可能なスイッチ駆動回
路を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1から請求項4及
び請求項15記載の発明によれば、主スイッチング素子
をオンさせる電圧印加を行なう第1の電源と、主スイッ
チング素子をオフさせる電圧印加を行なう第2の電源と
を備えるスイッチ駆動回路に於いて、主スイッチング素
子のオフ時に主スイッチング素子の制御端子間の電荷を
蓄積するエネルギー蓄積手段を設けると共に、エネルギ
−蓄積手段を、制御端子間に並列接続されたキャパシタ
ンス素子、制御端子に直列接続されたインダクタンス素
子、第2の電源のいずれかにすることを特徴とする。
【0010】請求項5、請求項6記載の発明によれば、
第1の電源と複数の電力供給用キャパシタンス素子とを
並列接続して、複数の電力供給用キャパシタンス素子を
充電し、その後に少なくとも複数の電力供給用キャパシ
タンス素子を直列接続したものを、主スイッチング素子
の制御端子間に並列接続して主スイッチング素子をオン
させると共に、少なくとも複数の電力供給用キャパシタ
ンス素子を並列接続したものを、主スイッチング素子の
制御端子間に並列接続して主スイッチング素子をオフさ
せることを特徴とする。
【0011】請求項7から請求項10記載の発明によれ
ば、第2の電源はキャパシタンス素子で、エネルギー蓄
積手段はインダクタンス素子であると共に、主スイッチ
ング素子のオフ時に、主スイッチング素子の制御端子間
の電荷をインダクタンス素子に蓄えた後で第2の電源及
び第3の電源に供給する、また、主スイッチング素子の
オン時に、少なくとも第2の電源から主スイッチング素
子に電荷を供給した後に第1の電源から電荷供給すると
共に、第3の電源は、例えばスイッチドキャパシタ回路
の様な電力変換回路であることを特徴とする。
【0012】請求項11記載の発明によれば、第1の電
源と並列接続して、複数の電力供給用キャパシタンス素
子を直列接続したものを充電し、その後に少なくとも複
数の電力供給用キャパシタンス素子を直列接続したもの
を、主スイッチング素子の制御端子間に並列接続して主
スイッチング素子をオンさせると共に、複数の電力供給
用キャパシタンス素子を並列接続したものを、主スイッ
チング素子の制御端子間に並列接続して主スイッチング
素子をオフさせることを特徴とする。
【0013】請求項12、請求項13記載の発明によれ
ば、複数の電力供給用キャパシタンス素子の充放電経路
に、主スイッチング素子のオン状態とオフ状態とが切り
換わる過渡状態に、インダクタンス値が小さくなる電流
ピ−ク抑制インダクタンス素子を設けたことを特徴とす
る。
【0014】請求項14記載の発明によれば、外部電源
に直列接続された第1のスイッチング素子がオンするこ
とにより、第1のインダクタンス素子と主スイッチング
素子の制御端子間の容量成分とを共振動作させ、第1の
インダクタンス素子に流れる電流が零になると、第1の
スイッチング素子をオフすることにより、容量成分を充
電して主スイッチング素子をオンすることと、容量成分
の電荷を外部電源に帰還しながら放電して主スイッチン
グ素子をオフし、且つ主スイッチング素子のオフ後に第
2のスイッチング素子をオンして容量成分の残留電荷を
放電することとを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1の電源を主
スイッチング素子の制御端子に印加すると、主スイッチ
ング素子の制御端子間の容量成分が充電されて主スイッ
チング素子がオンする。第2の電源を主スイッチング素
子の制御端子に印加すると、主スイッチング素子の制御
端子間の容量成分の電荷が放出されて主スイッチング素
子がオフすると共に、放出された電荷がエネルギ−蓄積
手段に蓄積される。
【0016】請求項2記載の発明によれば、第2の電源
を主スイッチング素子の制御端子に印加すると、主スイ
ッチング素子の制御端子間の容量成分の電荷が放出され
て主スイッチング素子がオフすると共に、放出された電
荷がキャパシタンス素子に蓄積される。
【0017】請求項3記載の発明によれば、第2の電源
を主スイッチング素子の制御端子に印加すると、主スイ
ッチング素子の制御端子間の容量成分の電荷が放出され
て主スイッチング素子がオフすると共に、放出された電
荷がインダクタンス素子に蓄積される。
【0018】請求項4記載の発明によれば、第2の電源
を主スイッチング素子の制御端子に印加すると、主スイ
ッチング素子の制御端子間の容量成分の電荷が放出され
て主スイッチング素子がオフすると共に、放出された電
荷が第2の電源に帰還され、蓄積される。
【0019】請求項5記載の発明によれば、第1の電源
と複数の電力供給用キャパシタンス素子とを互いに並列
接続することにより、複数の電力供給用キャパシタンス
素子の各々を略第1の電源電圧まで充電し、その後に第
1の電源と複数の電力供給用キャパシタンス素子とを直
列接続したものを、主スイッチング素子の制御端子に印
加して、主スイッチング素子をオンする。
【0020】複数の電力供給用キャパシタンス素子の各
々を並列接続したものを、主スイッチング素子の制御端
子に印加すると、主スイッチング素子の制御端子間の容
量成分の電荷が、複数の電力供給用キャパシタンス素子
の各々に放出されて主スイッチング素子がオフすると共
に、放出された電荷が複数の電力供給用キャパシタンス
素子の各々に蓄積される。
【0021】請求項6記載の発明によれば、第1の電源
と複数の電力供給用キャパシタンス素子とを互いに並列
接続することにより、複数の電力供給用キャパシタンス
素子の各々を略第1の電源電圧まで充電し、その後に少
なくとも複数の電力供給用キャパシタンス素子とを直列
接続したものを、主スイッチング素子の制御端子に印加
して、主スイッチング素子をオンする。
【0022】複数の電力供給用キャパシタンス素子の各
々を並列接続したものを、主スイッチング素子の制御端
子に印加すると、主スイッチング素子の制御端子間の容
量成分の電荷が、複数の電力供給用キャパシタンス素子
の各々に放出されて主スイッチング素子がオフすると共
に、放出された電荷が複数の電力供給用キャパシタンス
素子の各々に蓄積される。
【0023】請求項7記載の発明によれば、キャパシタ
ンス素子を主スイッチング素子の制御端子の両端に接続
すると、主スイッチング素子の制御端子間の容量成分の
電荷が放出されて主スイッチング素子がオフすると共
に、放出された電荷がインダクタンス素子に蓄積された
後にキャパシタンス素子に供給される。キャパシタンス
素子に蓄積された電荷を、主スイッチング素子の制御端
子間の容量成分に供給した後で、第1の電源を主スイッ
チング素子の制御端子に印加することにより、主スイッ
チィング素子をオンする。
【0024】請求項8記載の発明によれば、第2の電源
を主スイッチング素子の制御端子に印加すると、主スイ
ッチング素子の制御端子間の容量成分の電荷が放出され
て主スイッチング素子がオフすると共に、放出された電
荷がエネルギ−蓄積手段に蓄積された後に第3の電源に
帰還され、蓄積される。
【0025】請求項9記載の発明によれば、第2の電源
を主スイッチング素子の制御端子に印加すると、主スイ
ッチング素子の制御端子間の容量成分の電荷が放出され
て主スイッチング素子がオフすると共に、放出された電
荷がエネルギ−蓄積手段に蓄積された後に電力変換回路
に帰還されて蓄積された後に、電力変換される。
【0026】請求項10記載の発明によれば、第2の電
源を主スイッチング素子の制御端子に印加すると、主ス
イッチング素子の制御端子間の容量成分の電荷が放出さ
れて主スイッチング素子がオフすると共に、放出された
電荷がエネルギ−蓄積手段に蓄積された後にスイッチド
キャパシタ回路に帰還されて蓄積された後に、電力変換
される。
【0027】請求項11記載の発明によれば、第1の電
源と複数の電力供給用キャパシタンス素子を直列接続し
たものとを並列接続することにより、複数の電力供給用
キャパシタンス素子を直列接続したものを略第1の電源
電圧まで充電し、その後に少なくとも複数の電力供給用
キャパシタンス素子を直列接続したものを、主スイッチ
ング素子の制御端子に印加して、主スイッチング素子を
オンする。
【0028】複数の電力供給用キャパシタンス素子の各
々を並列接続したものを、主スイッチング素子の制御端
子に印加すると、主スイッチング素子の制御端子間の容
量成分の電荷が、複数の電力供給用キャパシタンス素子
の各々に放出されて主スイッチング素子がオフすると共
に、放出された電荷が複数の電力供給用キャパシタンス
素子の各々に蓄積される。
【0029】請求項12記載の発明によれば、電流ピ−
ク抑制インダクタンス素子に流れる電力供給用キャパシ
タンスの充放電電流が増加していき、やがてピーク値を
向かえ、減少してゼロとなった時に、電力供給用キャパ
シタンスの充電と放電とを切り換える。この場合の充放
電電流は共振的に滑らかになる。
【0030】請求項13記載の発明によれば、主スイッ
チング素子のオン状態とオフ状態とが切り換わる過渡状
態のときに、電流ピ−ク抑制インダクタンス素子のイン
ダクタンス値を小さくして、主スイッチング素子の制御
端子間の容量成分を流れる電流の立ち上がりの傾斜、及
び立ち下がりの傾斜を急にする。
【0031】請求項14記載の発明によれば、第1のス
イッチング素子がオンすると、第1のインダクタンス素
子と主スイチング素子の制御端子間の容量成分とが共振
動作する。そして、外部電源より第1のインダクタンス
素子に流れる電流が零になったときに、第1のスイッチ
ング素子をオフすると、主スイチング素子の制御端子間
の容量成分が充電されて、主スイッチング素子がオンす
る。
【0032】また、第1のスイッチング素子がオンする
と、主スイチング素子の制御端子間の容量成分の電荷
が、第1のインダクタンス素子を介して外部電源に帰還
しながら放電して主スイッチング素子をオフする。そし
て、主スイッチング素子がオフした後に第2のスイッチ
ング素子をオンすると、主スイチング素子の制御端子間
の容量成分の残留電荷が、第2のスイッチング素子を介
して放電される。
【0033】請求項15記載の発明によれば、同一基板
上に設けられたスイッチ駆動回路の相互間で電荷の移動
が行われる。
【0034】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1実施例に係る回路図を図1に
示す。
【0035】本回路は、第1の電源Ea,スイッチング
素子Saの直列回路を、抵抗R1 を介してMOSFET
(Q0 )のゲートに直列接続し、第2の電源Eb,スイ
ッチング素子Sbの直列回路を、抵抗R1 を介してMO
SFET(Q0 )のゲートに直列接続すると共に、スイ
ッチング素子Saとスイッチング素子Sbとを交互にオ
ンオフすることによりゲ−ト容量Cgを充放電するもの
である。つまり、スイッチング素子Saがオンすると抵
抗R1 を介してゲ−ト容量Cgが充電されるので、MO
SFET(Q0 )がオンする。スイッチング素子Sbが
オンすると抵抗R1 を介してゲ−ト容量Cgに充電され
た電荷が抵抗R1 を介して放出されて、MOSFET
(Q0 )がオフする。
【0036】ここで、ゲート駆動の際のロスW3 を検討
する。MOSFET(Q0 )のオフ時はゲ−ト容量Cg
の電圧がEbであり、MOSFET(Q0 )がオフから
オンに移行するとゲ−ト容量Cgの電圧はEaとなるか
らロスW4 は、 W4 =0.5×Cg×(Ea−Eb)2 ・・・・・・・・・・・・(4) となる。
【0037】また、オン時にゲ−ト容量Cgの電圧がE
aであり、MOSFET(Q0 )がオンからオフに移行
するとゲ−ト容量Cgの電圧はEbとなるからロスW2
は、 W5 =0.5×Cg×(Ea−Eb)2 ・・・・・・・・・・・・(5) となる。ゆえに、1サイクルにおけるロスW3 は、 W3 =W4 +W5 =2×0.5×Cg×(Ea−Eb)2 =Cg×(Ea−Eb)2 ・・・・・・・・・・・・(6) となる。従来例のロスW0 と比較すると、その比率X
(=W3 /W0 )は、 X=W3 /W0 =Cg×(Ea−Eb)2 /Cg×(Ea)2 =(Ea−Eb)2 /(Ea)2 ・・・・・・・・(7) となる。ここでMOSFET(Q0 )のオンオフのスレ
ッショルド電圧Vthを、EaとEbとの中間に設定す
る必要がある。例えば、 Eb= 0.5×Ea ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8) とすると、式(7)より比率Xは、 X=(Ea−Eb)2 /(Ea)2 =(Ea−0.5×Ea)2 /(Ea)2 =(0.5×Ea)2 /(Ea)2 =0.25 ・・・・・・・・(9) となり、ロスW3 をロスW0 の0.25倍とすることが
可能となる。
【0038】この様に構成したことにより、ゲートロス
を大幅に低減でき、システム全体の効率を向上できる。
【0039】(実施例2)本発明に係る第2実施例の回
路図を図2に、動作波形図を図3に示す。
【0040】本回路は電力供給用キャパシタンス素子C
1 ,C2 (以下、キャパシタンス素子C1 ,C2 と呼
ぶ。)とスイッチング素子S1 〜S6 とからなると共
に、スイッチング素子S1 〜S6 を切り換えることによ
りキャパシタンス素子C1 ,C2を互いに直列もしくは
並列接続する直列・並列切換え回路を、電源Eの両端に
並列接続し、MOSFET(Q0 )のゲート容量Cgの
充放電を行なうものである。ここで、キャパシタンス素
子C1 ,C2 ,ゲ−ト容量Cgの両端電圧をそれぞれV
C1,VC2,Vgとする。
【0041】次に、図3を用いて簡単に動作を説明す
る。時刻t0 でスイッチング素子S1 がオンする。この
とき、スイッチング素子S 2 ,S3 はオン、スイッチン
グ素子S4 ,S5 ,S6 はオフしているので、キャパシ
タンス素子C1 ,C2 が電源Eに並列接続されてそれぞ
れ電源電圧値Eまで充電される。
【0042】時刻t1 でスイッチング素子S1 ,S2
3 がオフして時刻t2 でスイッチング素子S4 ,S5
がオンすると、キャパシタンス素子C1 とキャパシタン
ス素子C2 とが直列接続され、抵抗R1 を介してゲ−ト
容量Cgをキャパシタンス素子C1 とキャパシタンス素
子C2 との略総電圧(=2×E弱)まで充電する。この
とき、キャパシタンス素子C1 ,C2 の両端電圧VC1
C2は若干減少する。時刻t3 でスイッチング素子
4 ,S5 がオフして時刻t4 でスイッチング素子
2 ,S3 がオンすると、キャパシタンス素子C1 とキ
ャパシタンス素子C2 とが並列接続され、時刻t5 でス
イッチング素子S6 がオンすると、キャパシタンス素子
1 とキャパシタンス素子C2 とからなる並列回路にさ
らにゲ−ト容量Cgが並列接続されるので、ゲ−ト容量
Cgの両端電圧Vgは低下する。このとき、キャパシタ
ンス素子C1 ,C2 の両端電圧VC1,VC2は若干上昇す
る。時刻t 6 でスイッチング素子S6 がオフし、時刻t
7 で時刻t0 と同様にキャパシタンス素子C1 ,C2
電源Eから充電される。以上の動作を繰り返す。
【0043】ここで、ゲ−ト容量Cgを放電する場合、
先ずキャパシタンス素子C1 とキャパシタンス素子C2
とを接続することによって、例えばゲ−ト容量Cgとキ
ャパシタンス素子C1 とを先に接続してからゲ−ト容量
Cgとキャパシタンス素子C 2 とを接続する場合と比べ
て、放電先の容量が大きくなりキャパシタンス素子C 1
+キャパシタンス素子C2 ,C1 ,C2 の電圧上昇が少
なくなるので、キャパシタンス素子C1 ,C2 として耐
電圧の低いものを使用することができる。
【0044】(実施例3)本発明に係る第3実施例の回
路図を図4に示す。
【0045】図2に示した第2実施例と異なる点は、用
いるキャパシタンス素子の数をキャパシタンス素子C1
〜C7 の7つにして、キャパシタンス素子C1 〜C7
互いに直並列接続することにより、スレッショルド電圧
Vthよりもより高く、且つMOSFET(Q0 )がオ
ンする時の電圧VHを、ゲ−ト容量Cgに印加すると共
に、スレッショルド電圧Vthよりもより低く、且つM
OSFET(Q0 )がオフする時の電圧VLで、ゲ−ト
容量Cgの電荷を帰還させようとすることである。
【0046】図4(a)に示す様に例えば、スレッショ
ルド電圧Vthを3Vとし、MOSFET(Q0 )がオ
ンする時の電圧VHをスレッショルド電圧Vthよりも
電圧αだけ高い電圧(=7V)とし、MOSFET(Q
0 )がオフする時の電圧VLをスレッショルド電圧Vt
hよりも電圧βだけ低い電圧(=1V)とする。そし
て、キャパシタンス素子C1 〜C7 の1個当りの電圧を
電圧VL付近に設定すれば、キャパシタンス素子の個数
は、電圧VHを電圧VLで割った値の整数倍となるよう
に設定すれば良く、この場合は、 7/1= 7個 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(10) となる。よって、電源Eからキャパシタンス素子C1
7 の各々を充電するときには図4(b)に示す様に、
電源Eとキャパシタンス素子C1 〜C7 の各々とを並列
接続し、ゲ−ト容量Cgを充電するときには図4(c)
に示す様に、キャパシタンス素子C1 〜C7 を直列接続
したものをゲ−ト容量Cgに並列接続する。ゲ−ト容量
Cgの両端電圧Vgを低下するときには図4(d)に示
す様に、ゲ−ト容量Cgとキャパシタンス素子C1 〜C
7 の各々とを並列接続する。
【0047】上記の動作によるロスW6 は、 W6 =(VH−VL)2 /VH2 =(7−1)2 /72 = 36/49≒0.73倍 ・・・・・(11) となる。
【0048】上記第2及び第3実施例に示した様に構成
したことにより、2つの電圧を2つ以上のキャパシタン
ス素子の直並列接続の組みかえで得ることができる。ま
た、上記第2及び第3実施例では、先ず電源Eにキャパ
シタンス素子C1 〜C7 をそれぞれ並列接続し、ゲ−ト
容量Cgをキャパシタンス素子C1 〜C7 の略総電圧
(=7×E弱)まで充電したが、先ず電源Eにキャパシ
タンス素子C1 〜C7 の直列回路を並列接続し、ゲ−ト
容量Cgをキャパシタンス素子C1 〜C7 の略総電圧
(=E弱)まで充電してもよい。
【0049】更に、本実施例に於いては、キャパシタン
ス素子の個数を7つにしたが、2つ以上であればいくつ
でもよい。
【0050】(実施例4)本発明に係る第4実施例の回
路図を図5に示す。
【0051】図2に示した第2実施例と異なる点は、ス
イッチング素子S1 とスイッチング素子S3 との間に電
流ピ−ク抑制インダクタンス素子L1 (以下、インダク
タンス素子L1 と呼ぶ。)を直列接続し、ゲ−ト容量C
gと直列に電流ピ−ク抑制インダクタンス素子L2 (以
下、インダクタンス素子L2 と呼ぶ。)を接続したこと
であり、その他の第2実施例と同一構成には同一符号を
付すことにより説明を省略する。
【0052】スイッチング素子S1 〜S6 の動作は図3
に示したものとほぼ同様となる。なお、スイッチング素
子S1 ,S5 ,S6 がオンして各インダクタンス素子L
1 ,L2 の電流が増加し、やがてピーク値を向かえ、減
少してゼロとなった時点でスイッチング素子S1
5 ,S6 をオフする。この様に動作することにより、
インダクタンス素子L1 ,L2 がない場合にはピークの
高い微分波形の電流となっていたものが、インダクタン
ス素子L1 ,L2 の挿入によって共振的な滑らかな電流
とすることができ、さらにロスを低減できる。
【0053】(実施例5)本発明に係る第5実施例の回
路図を図6に示す。
【0054】本回路は、キャパシタンス素子C1 とスイ
ッチング素子S1 ,S2 ,S7 ,S 8 とからなると共
に、スイッチング素子S1 ,S2 ,S7 ,S8 を切り換
えることによりキャパシタンス素子C1 を電源Eに対し
て直列もしくは並列接続する直列・並列切換え回路を、
電源Eの両端に並列接続し、MOSFET(Q0 )のゲ
ート容量Cgの充放電を行なうものである。
【0055】ゲ−ト容量Cgの充電時には、スイッチン
グ素子S1 ,S2 をオフ、スイッチング素子S7 ,S8
をオンし、電源Eとキャパシタンス素子C1 とを直列接
続することにより、電源電圧Eをキャパシタンス素子C
1 の両端電圧に重畳する。ゲ−ト容量Cgの放電時に
は、スイッチング素子S1 ,S2 ,S8 をオン、スイッ
チング素子S7 をオフし、電源E,キャパシタンス素子
1 ,ゲ−ト容量Cgを互いに並列接続する。
【0056】この様に構成したことにより、電源電圧E
の重畳ができるので、キャパシタンスの個数及びスイッ
チング素子の個数の削減ができる。なお、キャパシタン
ス素子は複数個用いてもよい。
【0057】また、上記第2から第5実施例に於いて
は、ゲ−ト容量Cgの電荷の一部を複数のキャパシタン
ス素子に帰還して再度活用し、電源Eからは動作によっ
て失われた電荷のみを供給することによって、ゲートロ
スを大幅に低減でき、システム全体の効率を向上でき
る。
【0058】(実施例6)本発明に係る第6実施例の回
路図を図7に、動作波形図を図8に示す。
【0059】本回路は、スイッチング素子S1 ,S2
インダクタンス素子L1 ,抵抗R1から構成されると共
に、電源Eからスイッチング素子S1 ,インダクタンス
素子L1 ,抵抗R1 を介してゲ−ト容量Cgに電荷を供
給するものである。
【0060】次に、図8を用いて動作を説明する。時刻
0 でスイッチング素子S1 がオンすると、Eよりイン
ダクタンス素子L 1 を介してゲ−ト容量Cgとの共振に
よって電流Igが流れ、ゲ−ト容量Cgの両端電圧Vg
が上昇していく。時刻t1 でゲ−ト容量Cgの両端電圧
Vgがスレッショルド電圧Vthを越えて、MOSFE
T(Q0 )がオンする。時刻t2 で電流Igがゼロとな
るので、この時にスイッチング素子S1 をオフする。ま
た、ゲ−ト容量Cgの両端電圧Vgは最大値となる。時
刻t3 で再びスイッチング素子S1 がオンすると、今度
はゲ−ト容量Cgから抵抗R1 ,インダクタンス素子L
1 を介して電源E側に電流が流れて、ゲ−ト容量Cgの
両端電圧Vgは減少していき、時刻t4 で電流Igがゼ
ロとなるので、スイッチング素子S1 をオフする。しか
し、回路内のロス(例えば抵抗R1 )によって共振が弱
まるので、ゲ−ト容量Cgの両端電圧Vgはゼロとはな
らず若干の電圧を持っている。時刻t5でスイッチング
素子S2 がオンすることにより、ゲ−ト容量Cgに残っ
た電圧を抵抗R1 で消費させてゲ−ト容量Cgの両端電
圧Vgをゼロにする。時刻t6 でスイッチング素子S2
をオフにする。ここで、抵抗R1 が小さいほど動作によ
って失われる電荷は少なくなる。
【0061】本実施例に於いては、ゲ−ト容量Cgの電
荷の一部を複数のキャパシタンス素子に帰還して再度活
用し、ゲ−ト容量Cgの残留電荷のみをスイッチング素
子S 2 の動作でロスとするので、電源Eからは動作によ
って失われた電荷のみを供給することとなり、ゲートロ
スを大幅に低減でき、システム全体の効率を向上でき
る。
【0062】(実施例7)本発明に係る第7実施例の回
路図を図9に、動作波形図を図10に示す。
【0063】本回路は、スイッチング素子S1 ,S2
9 ,インダクタンス素子L2 ,キャパシタンス素子C
0 ,D1 ,抵抗R1 から構成されると共に、ゲ−ト容量
Cgからの帰還電荷を一旦インダクタンス素子L2 に蓄
え、さらにキャパシタンス素子C0 に蓄えて再利用する
ものである。
【0064】次に、図10を参照して動作を簡単に説明
する。なお、定常的に動作している途中のサイクルであ
るとする。
【0065】時刻t0 でスイッチング素子S2 がオンす
ると、キャパシタンス素子C0 がインダクタンス素子L
2 ,抵抗R1 を介してMOSFET(Q0 )のゲート容
量Cgに並列接続される。ここで、キャパシタンス素子
0 がゲ−ト容量Cgに対して十分大きいとすると、イ
ンダクタンス素子L2 とゲ−ト容量Cgとの共振によっ
てキャパシタンス素子C0 の電荷の一部がゲ−ト容量C
gに移動する。ゲ−ト容量Cgが充電されることによ
り、ゲ−ト容量Cgの両端電圧Vgが上昇してスレッシ
ョルド電圧Vthに達すると、MOSFET(Q0 )が
オンする。時刻t 1 までに電流Igがゼロとなるとスイ
ッチング素子S2 をオフする。時刻t1 でスイッチング
素子S1 をオンすることにより、抵抗R1 を介してさら
にゲ−ト容量Cgが充電され、ゲ−ト容量Cgの両端電
圧Vgが上昇し、時刻t2 で最大値となる。時刻t3
スイッチング素子S1 をオフ、時刻t4 でスイッチング
素子S9 をオンすると、ゲ−ト容量Cgの電荷はインダ
クタンス素子L2 との共振によりインダクタンス素子L
2 の磁気エネルギーに移り変わっていく。時刻t5 でイ
ンダクタンス素子L2 に流れる電流IL が最大となると
共に、ゲ−ト容量Cgの両端電圧Vgがゼロとなり、時
刻t5 までにMOSFET(Q0 )はオフする。また、
時刻t5 でスイッチング素子S9 がオフすると、ダイオ
−ドD1 を介してインダクタンス素子L2 に蓄えられて
いたエネルギーがキャパシタンス素子C 0 に充電されて
いく。時刻t6 でダイオ−ドD1 の順方向の電流ID
ゼロとなり、ダイオ−ドD1 がオフするのでインダクタ
ンス素子L2 に電流IL が流れなくなる。
【0066】以上の様に動作することにより、ゲ−ト容
量Cgの電荷のほぼ全部がキャパシタンス素子C0 に移
る。
【0067】(実施例8)本発明に係る第8実施例の回
路図を図11に示す。
【0068】図9に示した第7実施例と異なる点は、ス
イッチング素子S1 とスイッチング素子S2 との間にイ
ンダクタンス素子L1 を直列接続したことであり、その
他の第7実施例と同一構成には同一符号を付すことによ
り説明を省略する。なお、スイッチング素子S1
2 ,S9 の動作は図10に示したものとほぼ同様とな
る。
【0069】また、スイッチング素子S1 のオフのタイ
ミングは、インダクタンス素子L1,L2 に流れる電流
が増加し、ピークを向かえて減少してゼロとなった時と
する。この様に動作することにより、インダクタンス素
子L1 .L2 がない場合にピークの高い微分波形の電流
となっていたものが、インダクタンス素子L1 .L2
挿入によって共振的な滑らかな電流とすることができ、
さらにロスを低減できるものである。
【0070】上記第7及び第8本実施例に於いては、イ
ンダクタンス素子L2 を介して共振的にゲ−ト容量Cg
の両端電圧Vg、電流Igを変化させ、一旦磁気エネル
ギーに変換してからゲ−ト容量Cgの電荷のほぼ全部を
電源Eに帰還して再度活用し、電流ピークをインダクタ
ンス素子L1 ,L2 で抑制し、抵抗R1 でのロスを低減
することによって、電源Eからは動作によって失われた
電荷のみを供給することとなり、ゲートロスを大幅に低
減でき、システム全体の効率を向上できる。
【0071】(実施例9)本発明に係る第9実施例の回
路図を図12に、動作波形図を図13に示す。
【0072】本回路は、第7実施例に示した図9の回路
を、トランジスタ等を用いて具体回路にしたものであ
り、スイッチング素子S9 をトランジスタQ12,ダイオ
−ドD 13で構成し、スイッチング素子S2 をトランジス
タQ11で構成する。
【0073】次に、図13を参照して動作を簡単に説明
する。なお、定常的に動作している途中のサイクルであ
るとする。
【0074】時刻t0 で信号Sig3がHレベルとなる
と、信号Sig3はNOTゲ−トIC2 ,IC3 で反転
され、NOTゲ−トIC2 ,IC3 の出力電圧Vd,V
eはLレベルとなる。NOTゲ−トIC3 の出力電圧V
eは、キャパシタンス素子C 12,抵抗R3 ,ダイオ−ド
12,抵抗R4 を介してダイオ−ドD12の順方向電圧降
下より小さいマイナス電圧Vfとなり、トランジスタQ
12はオフしている。また、NOTゲ−トIC2 の出力電
圧Vdにより、抵抗R6 ,ダイオ−ドD14を介してトラ
ンジスタQ11はオンする。トランジスタQ11がオン,ト
ランジスタQ12がオフすることにより、キャパシタンス
素子C0 がトランジスタQ11,ダイオ−ドD17,抵抗R
1 ,ダイオ−ドD13,インダクタンス素子L2 を介して
ゲート容量Cgに接続される。ここで、キャパシタンス
素子C0 がゲ−ト容量Cgに対して十分大きいとする
と、インダクタンス素子L2 とゲ−ト容量Cgとによる
共振によって、キャパシタンス素子C0 の電荷の一部が
ゲ−ト容量Cgに移動し、ゲ−ト容量Cgが充電される
ことによりゲ−ト容量Cgの両端電圧Vgは上昇してい
く。時刻t1 までに電流Igがゼロとなると、ダイオ−
ドD17がオフすることによって、インダクタンス素子L
2 を介するキャパシタンス素子C0 の放電が停止する。
【0075】また、時刻t0 で信号Sig3がHレベル
となると、抵抗R5 ,ダイオ−ドD 16,キャパシタンス
素子C13,NOTゲ−トIC1 から構成される遅延回路
1により、キャパシタンス素子C13の両端電圧が徐々に
上昇し、時刻t1 でNOTゲ−トIC1 のスレッショル
ド電圧を越えると、NOTゲ−トIC1 の出力電圧Va
がHレベルとなる。そして、電圧Vaからダイオ−ドD
15,抵抗R1 を介してさらにゲ−ト容量Cgが充電さ
れ、ゲ−ト容量Cgの両端電圧Vgが上昇し、時刻t2
で最大値となる。時刻t3 で信号Sig3がLレベルと
なると、ダイオ−ドD16がオンすることによりキャパシ
タンス素子C13が瞬時に放電するので、キャパシタンス
素子C13の両端電圧が低下し、NOTゲ−トIC1 のス
レッショルド電圧を下回ると、NOTゲ−トIC1 の出
力電圧VaがLレベルとなる。また、信号Sig3はN
OTゲ−トIC2 ,IC3 で反転され、NOTゲ−トI
2,IC3 の出力電圧Vd,VeはHレベルとなる。
出力電圧Vdによりダイオ−ドD14はオフするので、ト
ランジスタQ11はオフすると共に、NOTゲ−トIC 3
の出力電圧Veは、キャパシタンス素子C12,抵抗
3 ,R4 によりプラス電圧Vfとなり、トランジスタ
12はオンする。トランジスタQ12がオンすることによ
り、ゲ−ト容量Cgの電荷はインダクタンス素子L2
の共振によりインダクタンス素子L2 の磁気エネルギー
に移り変わっていく。
【0076】時刻t4 までに、キャパシタンス素子
12,抵抗R3 ,R4 を介してキャパシタンス素子C12
が徐々に充電されることにより電圧Vfが次第に低下す
る。時刻t4 で電流IL、Igが最大となり、ゲ−ト容
量Cgの両端電圧Vgがゼロとなると共に、トランジス
タQ12がオフする。トランジスタQ12がオフすることに
より、インダクタンス素子L2 に蓄えられていたエネル
ギーが、ダイオ−ドD1 を介してキャパシタンス素子C
0 に充電される。やがて、ダイオ−ドD1 の順方向の電
流がゼロとなり、ダイオ−ドD1 がオフすることによっ
てインダクタンス素子L2 に電流が流れなくなると、ゲ
−ト容量Cgの電荷のほぼ全部がキャパシタンス素子C
0 に移ったことになる。
【0077】(実施例10)本発明に係る第10実施例
の回路図を図14に示す。
【0078】図7に示した第6実施例と異なる点は、イ
ンダクタンス素子L1 の代りに、インダクタンス素子L
11とインダクタンス素子L12,スイッチング素子S12
らなる並列回路との直列回路2a(以下、インダクダン
ス回路2aと呼ぶ。)を設けて、電源Eからインダクダ
ンス回路2a,スイッチング素子S1 ,抵抗R1 を介し
てゲ−ト容量Cgに電荷を供給するものであり、その他
の第6実施例と同一構成には同一符号を付すことにより
説明を省略する。
【0079】次に、動作を簡単に説明する。ゲ−ト容量
Cgを充電する場合、スイッチング素子S1 ,S12をオ
ンすると、ゲ−ト容量Cgはインダクタンス素子L11
抵抗R1 を介して充電され、ゲ−ト容量Cgの両端電圧
Vgが上昇し、MOSFET(Q0 )のスレッショルド
電圧を越えると、MOSFET(Q0 )がスイチング動
作を行ってオンしようとする。MOSFET(Q0 )の
スイッチング動作がほぼ終わり、MOSFET(Q0
が完全にオンするまではスイッチング素子S12はオン
し、その後はスイッチング素子S12をオフしてインダク
タンス素子L11,L12を直列接続する。
【0080】また、ゲ−ト容量Cgを放電する場合、ス
イッチング素子S1 をオン、スイッチング素子S12をオ
フすると、ゲ−ト容量Cgはインダクタンス素子L11
抵抗R1 を介して放電するので、ゲ−ト容量Cgの両端
電圧Vgが下降し、MOSFET(Q0 )のスレッショ
ルド電圧を下回るまではスイッチング素子S12はオフす
る。ゲ−ト容量Cgの両端電圧VgがMOSFET(Q
0 )のスレッショルド電圧を下回ると、MOSFET
(Q0 )がスイチング動作を行ってオフしようとする。
MOSFET(Q0 )のスイッチング動作がほぼ終わ
り、MOSFET(Q0 )が完全にオフするまではスイ
ッチング素子S12はオンする。
【0081】この様に動作することにより、例えばイン
ダクタンス素子L11とインダクタンス素子L12との総イ
ンダクタ値を、図7に示したインダクタンス素子L1
略等しくなる様にすれば、全体の電荷移動動作を大きく
変えることなく、インダクタンス素子L11のみとインダ
クタンス素子L11,L12の直列接続とでは電流Igの波
形の傾斜を変えることができる。つまり、インダクタン
ス素子L11だけの場合は、電流Igはより急な傾斜とす
ることができるので、MOSFET(Q0 )のスイッチ
ングロスを低減できる。
【0082】(実施例11)本発明に係る第11実施例
の回路図を図15に示す。
【0083】図14に示した第10実施例と異なる点
は、インダクタンス回路2a及びスイッチング素子S1
の代わりに、スイッチング素子S1 ,インダクタンス素
子L11の直列回路及びスイッチング素子S13,インダク
タンス素子L12の直列回路からなる並列回路と、電源
E,スイッチング素子S13からなる直列回路の両端に並
列接続されると共に、インダクタンス素子L12の電流を
還流させるダイオ−ドD20とからなるインダクタンス回
路2bを設けて、電源Eからインダクダンス回路2b,
抵抗R1 を介してゲ−ト容量Cgに電荷を供給するもの
であり、その他の第10実施例と同一構成には同一符号
を付すことにより説明を省略する。
【0084】ゲ−ト容量Cgを充電する場合、スイッチ
ング素子S1 ,S13をオンすると、ゲ−ト容量Cgはイ
ンダクタンス素子L11及びインダクタンス素子L12,抵
抗R 1 を介して充電されるので、ゲ−ト容量Cgの両端
電圧Vgが上昇し、MOSFET(Q0 )のスレッショ
ルド電圧を越えると、MOSFET(Q0 )がスイッチ
ング動作を行ってオンしようとする。MOSFET(Q
0 )のスイッチング動作がほぼ終わり、MOSFET
(Q0 )が完全にオンするまではスイッチング素子S13
はオンし、その後はスイッチング素子S13をオフして、
若干のダイオ−ドD20を還流するインダクタンス素子L
12の電流が流れるが、インダクタンス素子L11のみをゲ
−ト容量Cgに接続する。
【0085】また、ゲ−ト容量Cgを放電する場合、ス
イッチング素子S1 をオン,スイッチング素子S13をオ
フすると、ゲ−ト容量Cgはインダクタンス素子L11
抵抗R1 を介して放電するので、ゲ−ト容量Cgの両端
電圧Vgが下降し、MOSFET(Q0 )のスレッショ
ルド電圧を下回るまではスイッチング素子S13がオフす
る。ゲ−ト容量Cgの両端電圧VgがMOSFET(Q
0 )のスレッショルド電圧を下回ると、MOSFET
(Q0 )がスイッチング動作を行ってオフしようとす
る。MOSFET(Q0 )のスイッチング動作がほぼ終
わり、MOSFET(Q0 )が完全にオフするまではス
イッチング素子S13はオンし、インダクタンス素子
11,L12を流れる電流がゼロになればスイッチング素
子S1 ,S13をオフする。
【0086】この様に動作することにより、例えばイン
ダクタンス素子L11とインダクタンス素子L12との総イ
ンダクタ値を、図7に示したインダクタンス素子L1
略等しくなる様にすれば、全体の電荷移動動作を大きく
変えることなく、インダクタンス素子L11のみとインダ
クタンス素子L11,L12の並列接続とでは電流Igの波
形の傾斜を変えることができる。つまり、インダクタン
ス素子L11,L12の並列接続の場合は、電流Igはより
急な傾斜とすることができるので、MOSFET
(Q0 )のスイッチングロスを低減でき、またゲ−ト容
量Cgの残留電荷のみをスイッチング素子S2 の動作で
ロスとすることができる。
【0087】上記第7から第11本実施例に於いては、
インダクタンス素子L1 ,L2 ,L 11,L12を介して共
振的にゲ−ト容量Cgの両端電圧Vg、電流Igを変化
させ、一旦磁気エネルギーに変換してからゲ−ト容量C
gの電荷のほぼ全部を電源Eもしくは信号Sig3に帰
還して再度活用し、電流ピークをインダクタンス素子L
1 ,L2 ,L11,L12で減少し、抵抗R1 でのロスを低
減することによって、電源Eもしくは信号Sig3から
は動作によって失われた電荷のみを供給することとな
り、ゲートロスを大幅に低減でき、システム全体の効率
を向上できる。
【0088】(実施例12)本発明に係る第12実施例
のブロック構成図を図16に示す。
【0089】本ブロック構成図は、電源EY と、電源E
Y とMOSFET(Q0 )の制御端子との間に接続され
たスイッチドキャパシタ回路S.C.と、第3の電源E
X とから構成されると共に、ゲ−ト容量Cgから電源E
Y へ帰還していたエネルギ−を、もしくは中間的なイン
ダクタ及びキャパシタに帰還して再利用していたエネル
ギーを、他の電源EX 及び他の負荷に供給しようとする
ものである。
【0090】つまり、電源EY に帰還していたエネルギ
−を、もしくは中間的なインダクタ及びキャパシタに帰
還して再利用していたエネルギーを、例えばスイッチド
キャパシタ回路S. C. で電源EX へ供給しやすく、且
つ電源EX よりも若干高い電圧に変換すれば、異なる電
源への供給が可能となる。
【0091】なお、電源EX と電源EY とを互いに入れ
換えて、ゲ−ト容量Cgから電源E X へエネルギ−を帰
還する様にしてもよく、この様に構成したことにより、
ゲートロスを大幅に低減することが可能となり、システ
ム全体の効率を向上ができる。
【0092】また、上記全ての実施例に於いては、1個
の主スイッチング素子Q0 について述べてきたが、主ス
イッチング素子及びその駆動回路を複数設けて、それぞ
れの主スイッチング素子及びその駆動回路に本発明によ
る構成及び動作を適用し、それぞれの主スイッチング素
子及びその駆動回路を同一の基板上に構成して、各々の
主スイッチング素子及びその駆動回路間で相互に電荷の
移動を行なってもよい。
【0093】
【発明の効果】請求項1から請求項4及び請求項15記
載の発明によれば、ゲートロスを大幅に低減可能で、シ
ステム全体の効率を向上可能なスイッチ駆動回路を提供
できる。
【0094】請求項5、請求項6記載の発明によれば、
2つの電圧を2つ以上のキャパシタンス素子の直並列接
続の組みかえで得ることが可能で、耐電圧の低いキャパ
シタンス素子を使用することが可能であると共に、ゲー
トロスを大幅に低減可能で、システム全体の効率を向上
可能なスイッチ駆動回路を提供できる。
【0095】請求項7から請求項11記載の発明によれ
ば、電源からは動作によって失われた電荷のみを供給す
ることが可能であると共に、ゲートロスを大幅に低減可
能で、システム全体の効率を向上可能なスイッチ駆動回
路を提供できる。
【0096】請求項12、請求項13記載の発明によれ
ば、充放電電流のピ−クを抑えることが可能であると共
に、ゲートロスを大幅に低減可能で、システム全体の効
率を向上可能なスイッチ駆動回路を提供できる。
【0097】請求項14記載の発明によれば、電源から
は動作によって失われた電荷のみを供給することが可能
であると共に、ゲートロスを大幅に低減可能で、システ
ム全体の効率を向上可能なスイッチ駆動回路を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の回路図を示す。
【図2】本発明に係る第2実施例の回路図を示す。
【図3】上記実施例に係る動作波形図を示す。
【図4】本発明に係る第3実施例の回路図を示す。
【図5】本発明に係る第4実施例の回路図を示す。
【図6】本発明に係る第5実施例の回路図を示す。
【図7】本発明に係る第6実施例の回路図を示す。
【図8】上記実施例に係る動作波形図を示す。
【図9】本発明に係る第7実施例の回路図を示す。
【図10】上記実施例に係る動作波形図を示す。
【図11】本発明に係る第8実施例の回路図を示す。
【図12】本発明に係る第9実施例の回路図を示す。
【図13】上記実施例に係る動作波形図を示す。
【図14】本発明に係る第10実施例の回路図を示す。
【図15】本発明に係る第11実施例の回路図を示す。
【図16】本発明に係る第11実施例のブロック構成図
を示す。
【図17】本発明に係る従来例の回路図を示す。
【図18】上記従来例に係る動作波形図を示す。
【符号の説明】
C キャパシタンス素子 E 電源 I 電流 L インダクタンス素子 Q スイッチング素子 S.C. スイッチドキャパシタ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主スイッチング素子をオンさせる電圧印
    加を行なう第1の電源と、前記主スイッチング素子をオ
    フさせる電圧印加を行なう第2の電源とを備えるスイッ
    チ駆動回路に於いて、 前記主スイッチング素子のオフ時に前記主スイッチング
    素子の制御端子間の電荷を蓄積するエネルギー蓄積手段
    を備えたことを特徴とするスイッチ駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記エネルギ−蓄積手段は、前記制御端
    子間に並列接続されたキャパシタンス素子であることを
    特徴とする請求項1記載のスイッチ駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記エネルギ−蓄積手段は、前記制御端
    子に直列接続されたインダクタンス素子であることを特
    徴とする請求項1記載のスイッチ駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記エネルギ−蓄積手段は、前記第2の
    電源であると共に、前記電荷を、前記第2の電源に帰還
    することを特徴とする請求項1記載のスイッチ駆動回
    路。
  5. 【請求項5】 複数の電力供給用キャパシタンス素子を
    設け、前記第1の電源と前記複数の電力供給用キャパシ
    タンス素子とを並列接続して、前記複数の電力供給用キ
    ャパシタンス素子を充電し、その後に前記第1の電源と
    前記複数の電力供給用キャパシタンス素子とを直列接続
    したものを、前記主スイッチング素子の制御端子間に並
    列接続して前記主スイッチング素子をオンさせると共
    に、 少なくとも前記複数の電力供給用キャパシタンス素子を
    並列接続したものを、前記主スイッチング素子の制御端
    子間に並列接続して前記主スイッチング素子をオフさせ
    ることを特徴とする、請求項1記載のスイッチ駆動回
    路。
  6. 【請求項6】 複数の電力供給用キャパシタンス素子を
    設け、前記第1の電源と前記複数の電力供給用キャパシ
    タンス素子とを並列接続して、前記複数の電力供給用キ
    ャパシタンス素子を充電し、その後に少なくとも前記複
    数の電力供給用キャパシタンス素子を直列接続したもの
    を、前記主スイッチング素子の制御端子間に並列接続し
    て前記主スイッチング素子をオンさせると共に、 前記複数の電力供給用キャパシタンス素子を並列接続し
    たものを、前記主スイッチング素子の制御端子間に並列
    接続して前記主スイッチング素子をオフさせることを特
    徴とする、請求項1記載のスイッチ駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記第2の電源はキャパシタンス素子
    で、前記エネルギー蓄積手段はインダクタンス素子であ
    ると共に、 前記主スイッチング素子のオフ時に、前記主スイッチン
    グ素子の制御端子間の電荷を前記インダクタンス素子に
    蓄えた後で前記第2の電源に供給し、前記主スイッチン
    グ素子のオン時に、少なくとも第2の電源から前記主ス
    イッチング素子に電荷を供給した後に第1の電源から電
    荷供給することを特徴とする請求項1記載のスイッチ駆
    動回路。
  8. 【請求項8】 前記エネルギ−蓄積手段からの電荷供給
    を帰還される第3の電源を設けたことを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載のスイッチ駆動回
    路。
  9. 【請求項9】 前記第3の電源は、電力変換を行う電力
    変換回路であることを特徴とする請求項8記載のスイッ
    チ駆動回路。
  10. 【請求項10】 前記電力変換回路は、スイッチドキャ
    パシタ回路であることを特徴とする請求項9記載のスイ
    ッチ駆動回路。
  11. 【請求項11】 前記複数の電力供給用キャパシタンス
    素子を直列接続したものを、前記第1の電源と並列接続
    して、前記複数の電力供給用キャパシタンス素子を充電
    し、その後に少なくとも前記複数の電力供給用キャパシ
    タンス素子を直列接続したものを、前記主スイッチング
    素子の制御端子間に並列接続して前記主スイッチング素
    子をオンさせると共に、 前記複数の電力供給用キャパシタンス素子を並列接続し
    たものを、前記主スイッチング素子の制御端子間に並列
    接続して前記主スイッチング素子をオフさせることを特
    徴とする請求項1記載のスイッチ駆動回路。
  12. 【請求項12】 前記複数の電力供給用キャパシタンス
    素子の充放電経路に、電流ピ−ク抑制インダクタンス素
    子を設けたことを特徴とする請求項5から請求項7のい
    ずれかに記載のスイッチ駆動回路。
  13. 【請求項13】 前記電流ピ−ク抑制インダクタンス素
    子は、前記主スイッチング素子のオン状態とオフ状態と
    が切り換わる過渡状態のときに、インダクタンス値が小
    さくなるものであることを特徴とする請求項12記載の
    スイッチ駆動回路。
  14. 【請求項14】 制御端子間に容量成分を有する前記主
    スイッチング素子を、外部電源より電圧供給されて駆動
    するスイッチ駆動回路であって、 前記外部電源に直列接続された、第1のスイッチング素
    子及び第1のインダクタンス素子からなる直列回路と、
    前記主スイッチング素子の制御端子間に並列接続された
    第2のスイッチング素子とを備え、 前記第1のスイッチング素子がオンすることにより、前
    記第1のインダクタンス素子と前記容量成分とを共振動
    作させ、前記第1のインダクタンス素子に流れる電流が
    零になると、前記第1のスイッチング素子をオフするこ
    とにより、前記容量成分を充電して前記主スイッチング
    素子をオンすることと、 前記容量成分の電荷を前記外部電源に帰還しながら放電
    して前記主スイッチング素子をオフし、且つ前記主スイ
    ッチング素子のオフ後に前記第2のスイッチング素子を
    オンして前記容量成分の残留電荷を放電することとを特
    徴とするスイッチ駆動回路。
  15. 【請求項15】 複数の前記スイッチ駆動回路を同一基
    板上に設けると共に、複数の前記スイッチ駆動回路の相
    互間で電荷移動を行うことを特徴とする請求項1から請
    求項14のいずれかに記載のスイッチ駆動回路。
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