JPH08182241A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH08182241A JPH08182241A JP31738094A JP31738094A JPH08182241A JP H08182241 A JPH08182241 A JP H08182241A JP 31738094 A JP31738094 A JP 31738094A JP 31738094 A JP31738094 A JP 31738094A JP H08182241 A JPH08182241 A JP H08182241A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bush
- rotary shaft
- hole
- flange
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動機に関し、防水性を向上した電動機を提
供することを目的とする。 【構成】 中心に回転軸２を貫通する貫通孔４ｂを有
し、固定子１に取付けたブラケット４の内側に、筒状の
ブッシュの支持部４ｃを突出し、外側に環状リブ４ａを
突出し、前記貫通孔に対応する大径の筒部５ｃとその一
端から回転軸２の外周に突出する筒状の小径の筒部５ａ
と、その端部に外方に拡開するフランジ５ｂを形成した
ブッシュ５を設け、前記貫通孔に前記ブッシュの大径の
筒部を嵌合し、前記大径の筒部に軸受３を保持し、前記
環状リブの内側、前記フランジの外周に沿って内側に前
記小径の筒部まで突出する縁部６ａを有する椀状の防水
カバー６を設け、前記回転軸に挿通し取付けてなること
を特徴とする。
供することを目的とする。 【構成】 中心に回転軸２を貫通する貫通孔４ｂを有
し、固定子１に取付けたブラケット４の内側に、筒状の
ブッシュの支持部４ｃを突出し、外側に環状リブ４ａを
突出し、前記貫通孔に対応する大径の筒部５ｃとその一
端から回転軸２の外周に突出する筒状の小径の筒部５ａ
と、その端部に外方に拡開するフランジ５ｂを形成した
ブッシュ５を設け、前記貫通孔に前記ブッシュの大径の
筒部を嵌合し、前記大径の筒部に軸受３を保持し、前記
環状リブの内側、前記フランジの外周に沿って内側に前
記小径の筒部まで突出する縁部６ａを有する椀状の防水
カバー６を設け、前記回転軸に挿通し取付けてなること
を特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機に係り、詳しく
は軸受の防水構造に関する。
は軸受の防水構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図４に示すように、固定子１に取
りつけたブラケット４の内側に、軸受３を保持するブッ
シュ５の支持部４ｃを突出し、中心部に貫通孔４ｂを形
成して前記ブッシュを嵌合し、外側から環状リブ４ａと
その内側に第二環状リブ４ｘを突出し、前記環状リブの
内側に回転軸２に取付られた防水カバー６を配設してい
た。この場合、軸を垂直方向にすると、前記環状リブと
防水カバーの間の間隙８を伝い流入した水が第二環状リ
ブ４ｘとの間に溜まり、軸受に浸水し錆を生じたり、軸
受を通して電動機内部に流入し絶縁不良を発生したりす
る問題が生じている。
りつけたブラケット４の内側に、軸受３を保持するブッ
シュ５の支持部４ｃを突出し、中心部に貫通孔４ｂを形
成して前記ブッシュを嵌合し、外側から環状リブ４ａと
その内側に第二環状リブ４ｘを突出し、前記環状リブの
内側に回転軸２に取付られた防水カバー６を配設してい
た。この場合、軸を垂直方向にすると、前記環状リブと
防水カバーの間の間隙８を伝い流入した水が第二環状リ
ブ４ｘとの間に溜まり、軸受に浸水し錆を生じたり、軸
受を通して電動機内部に流入し絶縁不良を発生したりす
る問題が生じている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、電動機の軸を垂直及び水
平方向にした状態でも、軸受の防水性を向上した電動機
を提供することを目的とする。
問題点に鑑みなされたもので、電動機の軸を垂直及び水
平方向にした状態でも、軸受の防水性を向上した電動機
を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、中心に回転軸を貫通する貫通孔を有し、固定子に取
りつけたブラケットの内側に、筒状のブッシュの支持部
と、外側に環状リブを形成し、前記支持部に対応する大
径の筒部と、その一端から回転軸の外周に突出する小径
の筒部と、その端部に外方に拡開する筒状のフランジを
形成したブッシュを設け、前記貫通孔に前記ブッシュの
大径の筒部を嵌合し、前記大径の筒部に前記回転軸を軸
支する軸受を保持し、前記環状リブの内側に、前記ブッ
シュのフランジの外周に沿って内側に小径の筒部まで突
出する縁部を有する椀状の防水カバー設け、前記回転軸
に挿通し取付けてなることを特徴とする。また、前記防
水カバーの縁部の先端に、前記ブッシュの小径の筒部の
外周とほぼ同じ貫通孔を有するフランジを形成してなる
ことを特徴とする。そして、前記ブッシュと前記防水カ
バーの間に水切板を設け、前記回転軸に挿通し取付けて
なることを特徴とする。更に、前記水切板の断面形状を
略台形としてなることを特徴とする。
に、中心に回転軸を貫通する貫通孔を有し、固定子に取
りつけたブラケットの内側に、筒状のブッシュの支持部
と、外側に環状リブを形成し、前記支持部に対応する大
径の筒部と、その一端から回転軸の外周に突出する小径
の筒部と、その端部に外方に拡開する筒状のフランジを
形成したブッシュを設け、前記貫通孔に前記ブッシュの
大径の筒部を嵌合し、前記大径の筒部に前記回転軸を軸
支する軸受を保持し、前記環状リブの内側に、前記ブッ
シュのフランジの外周に沿って内側に小径の筒部まで突
出する縁部を有する椀状の防水カバー設け、前記回転軸
に挿通し取付けてなることを特徴とする。また、前記防
水カバーの縁部の先端に、前記ブッシュの小径の筒部の
外周とほぼ同じ貫通孔を有するフランジを形成してなる
ことを特徴とする。そして、前記ブッシュと前記防水カ
バーの間に水切板を設け、前記回転軸に挿通し取付けて
なることを特徴とする。更に、前記水切板の断面形状を
略台形としてなることを特徴とする。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、中心に回転軸を貫通する
貫通孔を有し、固定子に取りつけたブラケットの内側
に、筒状のブッシュの支持部と、外側に環状リブを形成
し、前記支持部に対応する大径の筒部と、その一端から
回転軸の外周に突出する小径の筒部と、その端部に外方
に拡開する筒状のフランジを形成したブッシュを設け、
前記貫通孔に前記ブッシュの大径の筒部を嵌合し、前記
大径の筒部に前記回転軸を軸支する軸受を保持し、前記
環状リブの内側に、前記ブッシュのフランジの外周に沿
って内側に小径の筒部まで突出する縁部を有する椀状の
防水カバー設け、前記回転軸に挿通し取付け、また、前
記防水カバーの縁部の先端に、前記ブッシュの小径の筒
部の外周とほぼ同じ貫通孔を有するフランジを形成し、
そして、前記ブッシュと前記防水カバーの間に水切板を
設け、前記回転軸に挿通し取付け、更に、前記水切板の
断面形状を略台形としてなるので、軸受の防水性を向上
することができる。
貫通孔を有し、固定子に取りつけたブラケットの内側
に、筒状のブッシュの支持部と、外側に環状リブを形成
し、前記支持部に対応する大径の筒部と、その一端から
回転軸の外周に突出する小径の筒部と、その端部に外方
に拡開する筒状のフランジを形成したブッシュを設け、
前記貫通孔に前記ブッシュの大径の筒部を嵌合し、前記
大径の筒部に前記回転軸を軸支する軸受を保持し、前記
環状リブの内側に、前記ブッシュのフランジの外周に沿
って内側に小径の筒部まで突出する縁部を有する椀状の
防水カバー設け、前記回転軸に挿通し取付け、また、前
記防水カバーの縁部の先端に、前記ブッシュの小径の筒
部の外周とほぼ同じ貫通孔を有するフランジを形成し、
そして、前記ブッシュと前記防水カバーの間に水切板を
設け、前記回転軸に挿通し取付け、更に、前記水切板の
断面形状を略台形としてなるので、軸受の防水性を向上
することができる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図１は、本発明による固定子の一側の要部断面図、
図３は、図１におけるＡＡ’断面図である。中心に回転
軸２を貫通する貫通孔４ｂを有し、固定子１に取りつけ
たブラケット４の内側に、筒状のブッシュの支持部４ｃ
と、外側に環状リブ４ａを形成している。そして、前記
支持部に対応する大径の筒部５ｃとその一端から回転軸
２の外周に突出する小径の筒部５ａと、その端部に外方
に拡開する筒状のフランジ５ｂを形成したブッシュ５を
設けている。ここで、前記貫通孔に前記ブッシュの大径
の筒部を嵌合し、前記大径の筒部に前記回転軸を軸支す
る軸受３を保持している。更に、前記環状リブの内側
に、前記ブッシュのフランジの外周に沿って内側に小径
の筒部まで突出する縁部６ａを有する椀状の防水カバー
６を設け、前記回転軸に挿通し取付けている。また、図
２に示すように、前記防水カバーの縁部の先端に、前記
ブッシュの小径の筒部の外周とほぼ同じ貫通孔を有する
フランジ６ｂを形成している。更に、前記ブッシュと前
記防水カバーの間に水切板７を設け、前記回転軸に挿通
し取付けている。そして、前記水切板の断面形状を略台
形としてなるように形成した。上記の構成により、前記
環状リブと防水カバーの間の間隙を伝って浸入した水
は、軸受に向かわず前記間隙８から排水される。
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図１は、本発明による固定子の一側の要部断面図、
図３は、図１におけるＡＡ’断面図である。中心に回転
軸２を貫通する貫通孔４ｂを有し、固定子１に取りつけ
たブラケット４の内側に、筒状のブッシュの支持部４ｃ
と、外側に環状リブ４ａを形成している。そして、前記
支持部に対応する大径の筒部５ｃとその一端から回転軸
２の外周に突出する小径の筒部５ａと、その端部に外方
に拡開する筒状のフランジ５ｂを形成したブッシュ５を
設けている。ここで、前記貫通孔に前記ブッシュの大径
の筒部を嵌合し、前記大径の筒部に前記回転軸を軸支す
る軸受３を保持している。更に、前記環状リブの内側
に、前記ブッシュのフランジの外周に沿って内側に小径
の筒部まで突出する縁部６ａを有する椀状の防水カバー
６を設け、前記回転軸に挿通し取付けている。また、図
２に示すように、前記防水カバーの縁部の先端に、前記
ブッシュの小径の筒部の外周とほぼ同じ貫通孔を有する
フランジ６ｂを形成している。更に、前記ブッシュと前
記防水カバーの間に水切板７を設け、前記回転軸に挿通
し取付けている。そして、前記水切板の断面形状を略台
形としてなるように形成した。上記の構成により、前記
環状リブと防水カバーの間の間隙を伝って浸入した水
は、軸受に向かわず前記間隙８から排水される。
【０００７】
【発明の効果】以上のように本発明においては、中心に
回転軸を貫通する貫通孔を有し、固定子に取りつけたブ
ラケットの内側に、筒状のブッシュの支持部と、外側に
環状リブを形成し、前記支持部に対応する大径の筒部
と、その一端から回転軸の外周に突出する小径の筒部
と、その端部に外方に拡開する筒状のフランジを形成し
たブッシュを設け、前記貫通孔に前記ブッシュの大径の
筒部を嵌合し、前記大径の筒部に前記回転軸を軸支する
軸受を保持し、前記環状リブの内側に、前記ブッシュの
フランジの外周に沿って内側に小径の筒部まで突出する
縁部を有する椀状の防水カバー設け、前記回転軸に挿通
し取付け、また、前記防水カバーの縁部の先端に、前記
ブッシュの小径の筒部の外周とほぼ同じ貫通孔を有する
フランジを形成し、そして、前記ブッシュと前記防水カ
バーの間に水切板を設け、前記回転軸に挿通し取付け、
更に、前記水切板の断面形状を略台形としてなるように
構成した。この結果、電動機の防水性を向上し、信頼性
を向上した電動機を提供することができる。
回転軸を貫通する貫通孔を有し、固定子に取りつけたブ
ラケットの内側に、筒状のブッシュの支持部と、外側に
環状リブを形成し、前記支持部に対応する大径の筒部
と、その一端から回転軸の外周に突出する小径の筒部
と、その端部に外方に拡開する筒状のフランジを形成し
たブッシュを設け、前記貫通孔に前記ブッシュの大径の
筒部を嵌合し、前記大径の筒部に前記回転軸を軸支する
軸受を保持し、前記環状リブの内側に、前記ブッシュの
フランジの外周に沿って内側に小径の筒部まで突出する
縁部を有する椀状の防水カバー設け、前記回転軸に挿通
し取付け、また、前記防水カバーの縁部の先端に、前記
ブッシュの小径の筒部の外周とほぼ同じ貫通孔を有する
フランジを形成し、そして、前記ブッシュと前記防水カ
バーの間に水切板を設け、前記回転軸に挿通し取付け、
更に、前記水切板の断面形状を略台形としてなるように
構成した。この結果、電動機の防水性を向上し、信頼性
を向上した電動機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による電動機の第一の実施例を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図２】図１におけるＡＡ’断面を示す要部断面図であ
る。
る。
【図３】本発明による電動機の第二の実施例を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図４】従来の電動機を示す軸水平時の要部断面図であ
る。
る。
１ 固定子 ２ 回転軸 ３ 軸受 ４ ブラケット ４ａ 環状リブ ４ｂ 貫通孔 ４ｃ ブッシュ支持部 ５ ブッシュ ５ａ 小径の筒部 ５ｂ フランジ ５ｃ 大径の筒部 ６ 防水カバー ６ａ 縁部 ６ｂ フランジ ７ 水切板 ８ 間隙
Claims (4)
- 【請求項１】 中心に回転軸を貫通する貫通孔を有し、
固定子に取りつけたブラケットの内側に、筒状のブッシ
ュの支持部と、外側に環状リブを形成し、前記支持部に
対応する大径の筒部と、その一端から回転軸の外周に突
出する小径の筒部と、その端部に外方に拡開する筒状の
フランジを形成したブッシュを設け、前記貫通孔に前記
ブッシュの大径の筒部を嵌合し、前記大径の筒部に前記
回転軸を軸支する軸受を保持し、前記環状リブの内側
に、前記ブッシュのフランジの外周に沿って内側に小径
の筒部まで突出する縁部を有する椀状の防水カバー設
け、前記回転軸に挿通し取付けてなることを特徴とする
電動機。 - 【請求項２】 前記防水カバーの縁部の先端に、前記ブ
ッシュの小径の筒部の外周とほぼ同じ貫通孔を有するフ
ランジを形成してなることを特徴とする請求項１記載の
電動機。 - 【請求項３】 前記ブッシュと前記防水カバーの間に水
切板を設け、前記回転軸に挿通し取付けてなることを特
徴とする請求項１記載の電動機。 - 【請求項４】 前記水切板の断面形状を略台形としてな
ることを特徴とする請求項１記載の電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31738094A JPH08182241A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31738094A JPH08182241A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182241A true JPH08182241A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18087609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31738094A Pending JPH08182241A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08182241A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127635A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Ntn Corp | 等速自在継手 |
| CN105553166A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-05-04 | 苏州朗高电机有限公司 | 一种客车主驱动电机防泥浆水机构 |
| CN105720725A (zh) * | 2016-04-20 | 2016-06-29 | 苏州朗高电机有限公司 | 一种客车主驱动电机防溅水装置 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31738094A patent/JPH08182241A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127635A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Ntn Corp | 等速自在継手 |
| CN105553166A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-05-04 | 苏州朗高电机有限公司 | 一种客车主驱动电机防泥浆水机构 |
| CN105720725A (zh) * | 2016-04-20 | 2016-06-29 | 苏州朗高电机有限公司 | 一种客车主驱动电机防溅水装置 |
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