JPH0818206A - 隔壁型発泡フラクサー槽 - Google Patents
隔壁型発泡フラクサー槽Info
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- JPH0818206A JPH0818206A JP16616694A JP16616694A JPH0818206A JP H0818206 A JPH0818206 A JP H0818206A JP 16616694 A JP16616694 A JP 16616694A JP 16616694 A JP16616694 A JP 16616694A JP H0818206 A JPH0818206 A JP H0818206A
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- flux
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- printed wiring
- tank
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3489—Composition of fluxes; Methods of application thereof; Other methods of activating the contact surfaces
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷配線板の両側耳部や搬送爪にフラックス
が付着するのを構造的に防止し、フラックスや希釈剤の
無駄な消費を削減する。 【構成】 槽内フラックスを複数の発泡管により槽上面
開口に発泡させ、両端耳部をコンベア搬送爪で把持され
搬送される印刷配線板の下面にフラックスを塗布するフ
ラクサー槽において、槽内を一対の移動式隔壁板で印刷
配線板の幅寸法に相応して区画してフラックス発泡領域
を設定し、槽上面開口の残りを蓋体で遮蔽し、移動式隔
壁板の上端を印刷配線板の耳部内側に当接させ、印刷配
線板のコンベア搬送爪領域をフラックス発泡領域から遮
蔽する。
が付着するのを構造的に防止し、フラックスや希釈剤の
無駄な消費を削減する。 【構成】 槽内フラックスを複数の発泡管により槽上面
開口に発泡させ、両端耳部をコンベア搬送爪で把持され
搬送される印刷配線板の下面にフラックスを塗布するフ
ラクサー槽において、槽内を一対の移動式隔壁板で印刷
配線板の幅寸法に相応して区画してフラックス発泡領域
を設定し、槽上面開口の残りを蓋体で遮蔽し、移動式隔
壁板の上端を印刷配線板の耳部内側に当接させ、印刷配
線板のコンベア搬送爪領域をフラックス発泡領域から遮
蔽する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子部品を実装する
際に使用する隔壁型発泡フラクサー槽に関する。
際に使用する隔壁型発泡フラクサー槽に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、電子部品の実装には自動化装置が
使用される。例えば、コンベアに多数の搬送爪を設け、
電子部品を搭載した印刷配線板の両側耳部を搬送爪で把
持し、1次自動半田付装置、リードカッター装置及び2
次自動半田付装置に搬送して自動的に1次半田付け、リ
ードカット、2次半田付けを行うようにした自動化装置
が知られている。
使用される。例えば、コンベアに多数の搬送爪を設け、
電子部品を搭載した印刷配線板の両側耳部を搬送爪で把
持し、1次自動半田付装置、リードカッター装置及び2
次自動半田付装置に搬送して自動的に1次半田付け、リ
ードカット、2次半田付けを行うようにした自動化装置
が知られている。
【0003】上述の自動半田付装置においては、フラク
サー槽を上昇させるか、印刷配線板を下降させてフラク
サー槽上面開口と印刷配線板とを相互に接近させ、フラ
ックサー槽内のフラックスを発泡させて印刷配線板にフ
ラックスを塗布した後、予熱して半田付けを行う方式が
一般的に採用されている。
サー槽を上昇させるか、印刷配線板を下降させてフラク
サー槽上面開口と印刷配線板とを相互に接近させ、フラ
ックサー槽内のフラックスを発泡させて印刷配線板にフ
ラックスを塗布した後、予熱して半田付けを行う方式が
一般的に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のフラッ
クサー槽では、幅寸法の異なる印刷配線板にも対応でき
るように、搬送爪で把持した印刷配線板を単に槽上面開
口に接近させているので、印刷配線板の両側耳部や搬送
爪にもフラックスが付着し、これがプリヒータに滴下し
て火災の発生が懸念され、半田槽に持ち込まれて半田不
良を招来し、さらにはリードカッターの切れ味を低下さ
せるという問題があった。
クサー槽では、幅寸法の異なる印刷配線板にも対応でき
るように、搬送爪で把持した印刷配線板を単に槽上面開
口に接近させているので、印刷配線板の両側耳部や搬送
爪にもフラックスが付着し、これがプリヒータに滴下し
て火災の発生が懸念され、半田槽に持ち込まれて半田不
良を招来し、さらにはリードカッターの切れ味を低下さ
せるという問題があった。
【0005】これに対し、搬送爪に付着したフラックス
を洗浄する対策もとられているが、洗浄機構をコンベア
ライン途中に設ける必要があって装置が複雑となるばか
りでなく、そのメインテナンスも煩雑であった。また、
洗浄液にフロン、トリクレン、IPA等を使用している
ので、オゾン層の破壊等、環境上も大きな問題となって
いた。
を洗浄する対策もとられているが、洗浄機構をコンベア
ライン途中に設ける必要があって装置が複雑となるばか
りでなく、そのメインテナンスも煩雑であった。また、
洗浄液にフロン、トリクレン、IPA等を使用している
ので、オゾン層の破壊等、環境上も大きな問題となって
いた。
【0006】また、印刷配線板下方のフラックスのみを
発泡させると、フラックスの塗布にバラツキが生じるの
で、槽内フラックスの全てを発泡させる必要があり、フ
ラックスや希釈剤が蒸発して無駄な消費が多く、又比較
的大きな容量のエアーコンプレッサーが必要になるとい
う問題もあった。
発泡させると、フラックスの塗布にバラツキが生じるの
で、槽内フラックスの全てを発泡させる必要があり、フ
ラックスや希釈剤が蒸発して無駄な消費が多く、又比較
的大きな容量のエアーコンプレッサーが必要になるとい
う問題もあった。
【0007】この発明は、かかる問題点に鑑み、印刷配
線板の両側耳部や搬送爪にフラックスが付着するのを構
造的に確実に防止でき、しかもフラックスや希釈剤の消
費量及びエアーエネルギーを削減できるようにしたフラ
クサー槽を提供することを課題とする。
線板の両側耳部や搬送爪にフラックスが付着するのを構
造的に確実に防止でき、しかもフラックスや希釈剤の消
費量及びエアーエネルギーを削減できるようにしたフラ
クサー槽を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本件発明者は上述の課題
を解決すべく鋭意研究し試作を繰り返した結果、槽内に
隔壁を設けて槽内発泡領域を区画し、又隔壁を印刷配線
板の裏面と当接させてフラックスの付着を阻止すればよ
いことを着目し、本発明を完成した。
を解決すべく鋭意研究し試作を繰り返した結果、槽内に
隔壁を設けて槽内発泡領域を区画し、又隔壁を印刷配線
板の裏面と当接させてフラックスの付着を阻止すればよ
いことを着目し、本発明を完成した。
【0009】即ち、本発明に係る隔壁型発泡フラクサー
槽は、印刷配線板の幅方向両端耳部を両側からコンベア
搬送爪で把持し搬送する搬送路におけるフラックス塗布
位置に配置され、槽内に収納したフラックスを印刷配線
板の搬送方向と直交する幅方向に間隔をおいて並列され
た複数の発泡管により槽上面開口に発泡させ、上記コン
ベア搬送爪で把持された印刷配線板の下面にフラックス
を塗布するフラクサー槽において、上記発泡管の長手方
向に沿って槽内に互いに対向して起立設置され、上記槽
上面開口を上記コンベア搬送爪で把持される印刷配線板
の幅寸法に相応して幅方向に区画し、フラックス発泡領
域を設定する一対の移動式隔壁板と、該一対の移動式隔
壁板で区画された上記槽上面開口の残りを遮蔽する蓋体
とを備え、上記一対の移動式隔壁板は、その上端が搬送
される印刷配線板の把持された耳部内側に当接して該耳
部を把持する上記コンベア搬送爪領域を上記フラックス
発泡領域から遮蔽するように構成したことを特徴とす
る。
槽は、印刷配線板の幅方向両端耳部を両側からコンベア
搬送爪で把持し搬送する搬送路におけるフラックス塗布
位置に配置され、槽内に収納したフラックスを印刷配線
板の搬送方向と直交する幅方向に間隔をおいて並列され
た複数の発泡管により槽上面開口に発泡させ、上記コン
ベア搬送爪で把持された印刷配線板の下面にフラックス
を塗布するフラクサー槽において、上記発泡管の長手方
向に沿って槽内に互いに対向して起立設置され、上記槽
上面開口を上記コンベア搬送爪で把持される印刷配線板
の幅寸法に相応して幅方向に区画し、フラックス発泡領
域を設定する一対の移動式隔壁板と、該一対の移動式隔
壁板で区画された上記槽上面開口の残りを遮蔽する蓋体
とを備え、上記一対の移動式隔壁板は、その上端が搬送
される印刷配線板の把持された耳部内側に当接して該耳
部を把持する上記コンベア搬送爪領域を上記フラックス
発泡領域から遮蔽するように構成したことを特徴とす
る。
【0010】本発明はフラクサー槽自体が昇降するタイ
プ、印刷配線板が昇降するタイプのいずれの場合にも適
用できる。移動式隔壁板は印刷配線板の耳部内方裏面に
当接して耳部や搬送爪にフラックスが付着するのが重要
な機能であるので、移動式隔壁板の印刷配線板の耳部内
方裏面に当接する上端部にはシール層を形成するのがよ
い。即ち、隔壁板はステンレス、その他の材質のままで
もよいが、上方基板との接触面にテフロン又はゴム状の
シール層を形成すると、発泡したフラックスが印刷配線
板の耳部側に洩れるのを確実に防止できるとともに、印
刷配線板の当り面を傷つけることがない。シール層には
テフロンやSiゴムのコーティング層、ゴム被覆層等を
採用できる。
プ、印刷配線板が昇降するタイプのいずれの場合にも適
用できる。移動式隔壁板は印刷配線板の耳部内方裏面に
当接して耳部や搬送爪にフラックスが付着するのが重要
な機能であるので、移動式隔壁板の印刷配線板の耳部内
方裏面に当接する上端部にはシール層を形成するのがよ
い。即ち、隔壁板はステンレス、その他の材質のままで
もよいが、上方基板との接触面にテフロン又はゴム状の
シール層を形成すると、発泡したフラックスが印刷配線
板の耳部側に洩れるのを確実に防止できるとともに、印
刷配線板の当り面を傷つけることがない。シール層には
テフロンやSiゴムのコーティング層、ゴム被覆層等を
採用できる。
【0011】電子部品の製造工場等には既に多数のフラ
クサー槽が設置されているが、かかるフラックサー槽に
も本発明を適用できることが望ましいが、一対の移動式
隔壁板は槽内幅方向位置を変更可能であるので、両隔壁
板を印刷配線板の幅方向の寸法に応じた間隔に設定する
ようにすると既設のフラクサー槽にも適用できる。
クサー槽が設置されているが、かかるフラックサー槽に
も本発明を適用できることが望ましいが、一対の移動式
隔壁板は槽内幅方向位置を変更可能であるので、両隔壁
板を印刷配線板の幅方向の寸法に応じた間隔に設定する
ようにすると既設のフラクサー槽にも適用できる。
【0012】通常、自動半田付装置ではコンベアの一方
は幅方向位置を固定され、他方が幅方向に移動されて印
刷配線板の幅寸法に対応させるようになっている。そこ
で、槽周壁のうち、少なくとも幅方向位置を固定される
コンベア下方の側壁、即ち幅方向の一方の側壁を印刷配
線板の耳部内方裏面と当接しうる高さに形成し、幅方向
に移動されるコンベア側の耳部内方裏面は移動式隔壁板
で支持することもできる。
は幅方向位置を固定され、他方が幅方向に移動されて印
刷配線板の幅寸法に対応させるようになっている。そこ
で、槽周壁のうち、少なくとも幅方向位置を固定される
コンベア下方の側壁、即ち幅方向の一方の側壁を印刷配
線板の耳部内方裏面と当接しうる高さに形成し、幅方向
に移動されるコンベア側の耳部内方裏面は移動式隔壁板
で支持することもできる。
【0013】移動式隔壁板の形状は発泡領域を区画で
き、印刷配線板の耳部内側裏面と当接可能であれば特に
限定されない。例えば、移動式隔壁板の長手方向に延び
る上端に、内方屈曲され発泡するフラックスを上方内方
に案内するフランジ部と、その端部から立ち上がり上記
印刷配線板下面に当接する支持部とを形成し、印刷配線
板の耳部及び搬送爪をフラックスから遮蔽するようにす
ると、移動式隔壁板外方側の領域でフラックスが発泡さ
れてもフラックスが搬送爪や印刷配線板耳部裏面に付着
することを防止できる。
き、印刷配線板の耳部内側裏面と当接可能であれば特に
限定されない。例えば、移動式隔壁板の長手方向に延び
る上端に、内方屈曲され発泡するフラックスを上方内方
に案内するフランジ部と、その端部から立ち上がり上記
印刷配線板下面に当接する支持部とを形成し、印刷配線
板の耳部及び搬送爪をフラックスから遮蔽するようにす
ると、移動式隔壁板外方側の領域でフラックスが発泡さ
れてもフラックスが搬送爪や印刷配線板耳部裏面に付着
することを防止できる。
【0014】移動式隔壁板外方のフラックスは印刷配線
板への塗布には直接関与しない。そこで、移動式隔壁板
外方の発泡管を停止させ、移動式隔壁板外方の槽上面開
口を蓋で封鎖すると、フラックスや希釈剤の無駄な消費
を削減できる。また、エアー量もフラックス発泡分だけ
でよく、コンプレッサー容量も少なくて電気代も節約で
きる。
板への塗布には直接関与しない。そこで、移動式隔壁板
外方の発泡管を停止させ、移動式隔壁板外方の槽上面開
口を蓋で封鎖すると、フラックスや希釈剤の無駄な消費
を削減できる。また、エアー量もフラックス発泡分だけ
でよく、コンプレッサー容量も少なくて電気代も節約で
きる。
【0015】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、移動式隔壁板
によって槽内の発泡領域を区画し、移動式隔壁板の上端
を印刷配線板の耳部内側裏面と当接させるようにしたの
で、フラッスクが印刷配線板の耳部及び搬送爪に付着す
ることはない。
によって槽内の発泡領域を区画し、移動式隔壁板の上端
を印刷配線板の耳部内側裏面と当接させるようにしたの
で、フラッスクが印刷配線板の耳部及び搬送爪に付着す
ることはない。
【0016】従って、フラクサー槽のフラックスがプリ
ヒータや半田槽に持ち込まれることはなく、プリヒータ
での火災の減少が期待でき、又半田不良やリードカッタ
ーの切れ味低下を確実に防止できる。また、製造不良を
減少させることができるので、大幅なコストダウンを実
現できる。
ヒータや半田槽に持ち込まれることはなく、プリヒータ
での火災の減少が期待でき、又半田不良やリードカッタ
ーの切れ味低下を確実に防止できる。また、製造不良を
減少させることができるので、大幅なコストダウンを実
現できる。
【0017】また、フラックスの付着が防止できる結
果、フラックスの洗浄機構は不要となり、装置の全体的
な構成を簡単化でき、メインテナンスも簡単になる。さ
らに、フロン、トリクレン、IPA等の洗浄液を使用す
る必要がなくなり、環境上の問題にも対処できる。
果、フラックスの洗浄機構は不要となり、装置の全体的
な構成を簡単化でき、メインテナンスも簡単になる。さ
らに、フロン、トリクレン、IPA等の洗浄液を使用す
る必要がなくなり、環境上の問題にも対処できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1及び図2は本発明の一実施例による隔壁型発泡
フラクサー槽を示す。図において、フラクサー槽1は直
方体形状をなし、上面は開放され、該フラクサー槽1内
には前後の仕切板10が幅方向に延びて取付けられ、内
部にフラックスFが貯留されている。
る。図1及び図2は本発明の一実施例による隔壁型発泡
フラクサー槽を示す。図において、フラクサー槽1は直
方体形状をなし、上面は開放され、該フラクサー槽1内
には前後の仕切板10が幅方向に延びて取付けられ、内
部にフラックスFが貯留されている。
【0019】フラクサー槽1内には5本の発泡管2が幅
方向に所定の間隔をあけて並べられ、各発泡管2はブラ
ケット11によってフラクサー槽1に取付けられ、又発
泡管2の先端からは細管20が引き出されてフラクサー
槽1の前面壁に固定され、エアー源である外部コンプレ
ッサーからの細管が接続できるようになっている。
方向に所定の間隔をあけて並べられ、各発泡管2はブラ
ケット11によってフラクサー槽1に取付けられ、又発
泡管2の先端からは細管20が引き出されてフラクサー
槽1の前面壁に固定され、エアー源である外部コンプレ
ッサーからの細管が接続できるようになっている。
【0020】フラクサー槽1内には一対の隔壁板3が印
刷配線板8の幅寸法に対応した間隔をあけて配設されて
槽内発泡領域が区画されている。この隔壁板3では設置
プレート上に隔壁プレートが垂直方向に立てて固定さ
れ、隔壁プレートの上部は略逆L字状をなすように横方
向内方に曲成され、該曲成部分(フランジ部)30の先
端は上方に折り曲げられ、印刷配線板8の耳部80及び
搬送爪7がフラックスFから遮蔽されるようになってい
る。
刷配線板8の幅寸法に対応した間隔をあけて配設されて
槽内発泡領域が区画されている。この隔壁板3では設置
プレート上に隔壁プレートが垂直方向に立てて固定さ
れ、隔壁プレートの上部は略逆L字状をなすように横方
向内方に曲成され、該曲成部分(フランジ部)30の先
端は上方に折り曲げられ、印刷配線板8の耳部80及び
搬送爪7がフラックスFから遮蔽されるようになってい
る。
【0021】この折り曲げ部分(支持部)31は搬送爪
7より内方の印刷配線板8の耳部80裏面と当接しうる
高さに設定されるとともに、テフロンコーティングが施
されてシール性が付与され、又隔壁板3自体は槽内での
幅方向位置を適宜変更できるようになっている。
7より内方の印刷配線板8の耳部80裏面と当接しうる
高さに設定されるとともに、テフロンコーティングが施
されてシール性が付与され、又隔壁板3自体は槽内での
幅方向位置を適宜変更できるようになっている。
【0022】フラクサー槽1の上面開口には隔壁板3両
外方にて略逆L字状をなす蓋4、5が設けられ、該蓋
4、5は発泡が停止された領域の槽上面開口を封鎖する
ようになっている。
外方にて略逆L字状をなす蓋4、5が設けられ、該蓋
4、5は発泡が停止された領域の槽上面開口を封鎖する
ようになっている。
【0023】ここで、図3を用いて半田付けの自動化装
置の概略を説明すると、コンベアラインに沿って1次自
動半田付装置、リードカッター装置及び2次自動半田付
装置がレイアウトされ、コンベアには印刷配線板の耳部
を把持する多数の搬送爪が取付けられている。1次自動
半田付装置内にはフラクサー槽、プリヒータ、静止型半
田装置が搬送方向にレイアウトされ、2次自動半田付装
置ではフラクサー槽、プリヒータ、噴流型半田装置が搬
送方向にレイアウトされている。
置の概略を説明すると、コンベアラインに沿って1次自
動半田付装置、リードカッター装置及び2次自動半田付
装置がレイアウトされ、コンベアには印刷配線板の耳部
を把持する多数の搬送爪が取付けられている。1次自動
半田付装置内にはフラクサー槽、プリヒータ、静止型半
田装置が搬送方向にレイアウトされ、2次自動半田付装
置ではフラクサー槽、プリヒータ、噴流型半田装置が搬
送方向にレイアウトされている。
【0024】電子部品が搭載された印刷配線板がコンベ
ア搬送爪によって把持され、1次自動半田付装置に搬送
されると、フラクサー槽がエアーシリンダ等によって上
昇されるとともに、槽内フラックスが発泡され、印刷配
線板の裏面にフラックスが塗布された後、プリヒータで
予熱され、静止型半田装置で半田付けが行われる。1次
自動半田付装置を出た印刷配線板はリードカッター装置
に送られてリード線が切断され、2次自動半田付装置に
搬送される。2次自動半田付装置では1次自動半田付装
置と同様の作業が行われるが、半田付けが噴流方式が行
われる。
ア搬送爪によって把持され、1次自動半田付装置に搬送
されると、フラクサー槽がエアーシリンダ等によって上
昇されるとともに、槽内フラックスが発泡され、印刷配
線板の裏面にフラックスが塗布された後、プリヒータで
予熱され、静止型半田装置で半田付けが行われる。1次
自動半田付装置を出た印刷配線板はリードカッター装置
に送られてリード線が切断され、2次自動半田付装置に
搬送される。2次自動半田付装置では1次自動半田付装
置と同様の作業が行われるが、半田付けが噴流方式が行
われる。
【0025】次に、本実施例の隔壁型発泡フラクサー槽
の作用について説明する。コンベア9の搬送爪7に印刷
配線板8の耳部80が把持され、1次自動半田付装置の
フラクサー槽1まで搬送され、フラクサー槽1が上昇す
ると、図2に示すように、隔壁板3の上端折り曲げ部分
31が印刷配線板8の耳部80内方裏面に当接され、そ
の状態で隔壁板3間の3本の発泡管2にエアーが供給さ
れてフラックスFが発泡され、これが印刷配線板8の裏
面に案内されて接触し、印刷配線板3の裏面にフラック
スFが塗布される。
の作用について説明する。コンベア9の搬送爪7に印刷
配線板8の耳部80が把持され、1次自動半田付装置の
フラクサー槽1まで搬送され、フラクサー槽1が上昇す
ると、図2に示すように、隔壁板3の上端折り曲げ部分
31が印刷配線板8の耳部80内方裏面に当接され、そ
の状態で隔壁板3間の3本の発泡管2にエアーが供給さ
れてフラックスFが発泡され、これが印刷配線板8の裏
面に案内されて接触し、印刷配線板3の裏面にフラック
スFが塗布される。
【0026】その際、隔壁板3の上端折り曲げ部分31
が耳部80内方裏面と密着されているので、搬送爪7及
び印刷配線板8の耳部80裏面にはフラックスFが付着
することはない。しかも、搬送爪7及び印刷配線板8の
耳部80裏面は隔壁板3の曲成部分30によって形状的
にフラックスから遮蔽されているので、何らかの原因で
外方からフラックスFが搬送爪7及び印刷配線板8の耳
部80に廻りこむこともなく、余分なフラックスFの付
着を確実に防止できる。
が耳部80内方裏面と密着されているので、搬送爪7及
び印刷配線板8の耳部80裏面にはフラックスFが付着
することはない。しかも、搬送爪7及び印刷配線板8の
耳部80裏面は隔壁板3の曲成部分30によって形状的
にフラックスから遮蔽されているので、何らかの原因で
外方からフラックスFが搬送爪7及び印刷配線板8の耳
部80に廻りこむこともなく、余分なフラックスFの付
着を確実に防止できる。
【0027】また、フラックスの塗布に関与しない発泡
管2についてはフラックスFや希釈液の無駄を消費を防
止すべく停止させておく。本件発明者の実験によれば、
フラックス及び希釈剤の消費量を従来の1/2以下にで
きることが確認された。
管2についてはフラックスFや希釈液の無駄を消費を防
止すべく停止させておく。本件発明者の実験によれば、
フラックス及び希釈剤の消費量を従来の1/2以下にで
きることが確認された。
【0028】2次自動半田付装置のフラクサー槽も上記
と同様の隔壁型発泡フラクサー槽とできるが、容易に理
解できるので、その所載な説明は省略する。
と同様の隔壁型発泡フラクサー槽とできるが、容易に理
解できるので、その所載な説明は省略する。
【図1】 本発明の一実施例による隔壁型発泡フラクサ
ー槽を示す概略斜視図である。
ー槽を示す概略斜視図である。
【図2】 上記隔壁型発泡フラクサー槽を示す要部断面
構成図である。
構成図である。
【図3】 半田付け自動化装置を示す構成図である。
1 フラクサー槽 2 発泡管 3 隔壁板 30 曲成部分(フランジ部) 31 上端折り曲げ部分(支持部) 4 蓋 5 蓋 7 搬送爪 8 印刷配
線板 80 耳部 F フラッ
クス
線板 80 耳部 F フラッ
クス
Claims (4)
- 【請求項1】 印刷配線板の幅方向両端耳部を両側から
コンベア搬送爪で把持し搬送する搬送路におけるフラッ
クス塗布位置に配置され、槽内に収納したフラックスを
印刷配線板の搬送方向と直交する幅方向に間隔をおいて
並列された複数の発泡管により槽上面開口に発泡させ、
上記コンベア搬送爪で把持された印刷配線板の下面にフ
ラックスを塗布するフラクサー槽において、 上記発泡管2・・・の長手方向に沿って槽内に互いに対
向して起立設置され、上記槽上面開口をコンベア搬送爪
7で把持される印刷配線板8の幅寸法に相応して幅方向
に区画し、フラックス発泡領域を設定する一対の移動式
隔壁板3、3と、該一対の移動式隔壁板3、3で区画さ
れた上記槽上面開口の残りを遮蔽する蓋体4、5とを備
え、 上記一対の移動式隔壁板3、3は、その上端が搬送され
る印刷配線板8の把持された耳部80内側に当接して該
耳部80を把持する上記コンベア搬送爪領域を上記フラ
ックス発泡領域から遮蔽するように構成したことを特徴
とする隔壁型発泡フラクサー槽。 - 【請求項2】 上記移動式隔壁板3、3がその長手方向
に延びる上端に、内方屈曲され発泡するフラックスを上
方内方に案内するフランジ部30、30と、その端部か
ら立ち上がり上記印刷配線板8下面に当接する支持部3
1、31とを有する請求項1記載の隔壁型発泡フラクサ
ー槽。 - 【請求項3】 上記複数の発泡管2、2・・・のうち、
上記蓋体4、5で遮蔽される領域にある発泡管が停止さ
れるようになっている請求項1記載の隔壁型発泡フラク
サー槽。 - 【請求項4】 上記移動式隔壁板3、3の印刷配線板8
の耳部80内側に当接する上端部にはシール層が形成さ
れている請求項1又は2記載の隔壁型発泡フラクサー
槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16616694A JPH0818206A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 隔壁型発泡フラクサー槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16616694A JPH0818206A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 隔壁型発泡フラクサー槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818206A true JPH0818206A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15826303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16616694A Pending JPH0818206A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 隔壁型発泡フラクサー槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818206A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002026007A1 (fr) * | 2000-09-25 | 2002-03-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Technique et dispositif d'application de fondant, procede et dispositif de soudage a la vague et plaquette de circuit electronique |
KR102014205B1 (ko) * | 2019-03-20 | 2019-08-26 | 백승완 | 플럭스 매니지먼트 시스템 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP16616694A patent/JPH0818206A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002026007A1 (fr) * | 2000-09-25 | 2002-03-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Technique et dispositif d'application de fondant, procede et dispositif de soudage a la vague et plaquette de circuit electronique |
KR102014205B1 (ko) * | 2019-03-20 | 2019-08-26 | 백승완 | 플럭스 매니지먼트 시스템 |
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