JPH08181521A - 薄層からなるパッチアンテナ - Google Patents

薄層からなるパッチアンテナ

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JPH08181521A
JPH08181521A JP7221286A JP22128695A JPH08181521A JP H08181521 A JPH08181521 A JP H08181521A JP 7221286 A JP7221286 A JP 7221286A JP 22128695 A JP22128695 A JP 22128695A JP H08181521 A JPH08181521 A JP H08181521A
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ground plane
thin layer
patch antenna
dielectric
patch
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JP7221286A
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Stephen R Day
ローランド デイ スティーブン
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Pilkington Group Ltd
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Pilkington PLC
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/045Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with particular feeding means
    • H01Q9/0457Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with particular feeding means electromagnetically coupled to the feed line

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッチアンテナとアース間誘電体特性が車両
用風防ガラスに依存せず、車両用風防ガラス内面配置で
環境保護される高品質円偏波放射を提供する給電システ
ムの提供が課題である。 【解決手段】 1面上にパッチ放射体を備える誘電体層
と、1面上に伝送ライン回路を備える誘電体層との間に
挾まれた十字形状開口を有するアース平面要素を備え
る。伝送ライン回路は開口の溝間の各セクタの上に横た
わる直線導体を備え、直線導体は対向セクタ上の各々が
同一タイプで隣接セクタ上の各々が異種タイプにされて
1本の給電ラインとスタブ突起とを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパッチアンテナ組立
品に係り、特に、車両用のガラス張りパネル上で使用す
るのに適する組立品に関する。
【0002】
【従来の技術】開口結合パッチアンテナは、マイクロ波
信号のような高周波信号の送受信の用途に対して知られ
ている。これらのアンテナは、特に移動衛星通信用に適
していて、自動車内の通信システムに適用可能である。
このようなパッチアンテナの1実施例は米国特許第5,
043,738に示される。我々のEP出願93307
667.1も又自動車で使用する開口結合パッチアンテ
ナを示している。そのケースでは自動車のガラスがパッ
チアンテナとアース平面との間の誘電体として示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パッチアンテナが車両
用のガラス張りパネルの外表面上に用意される時には、
環境からの保護に関連した問題が起こり得る。更に、使
用ガラスの厚みに関係するパッチアンテナとアース平面
との間の誘電体特性を満足するものにしようとする時に
も問題が起こり得る。更には、もしアンテナ誘電体が積
層ガラスであり、プラスチック中間層がパッチアンテナ
とアース平面との間に含まれれば、そこから更なる損失
が起こり得る。アンテナが高品質の円偏波放射を伝送す
る能力を有し、それにより、車両のどの方向での移動要
求にも対応し得る全地球的な位置決めシステムの運用改
善を可能にすることが望まれるところである。上記のE
P出願93307667.1においては、高品質の円偏
波を得るため、アンテナに対する2本の給電ラインがそ
の交点で絶縁されなければならない配置にされている。
【0004】本発明の1つの目的は、改善されたアンテ
ナの提供であり、それに対して幾つかの実施例が高品質
円偏波放射を得るための改善された給電システムを提示
している。
【0005】本発明の更なる1つの目的は、パッチアン
テナとアース平面との間の誘電体特性が、車両用のガラ
ス張りパネルに使われるガラスに依存することなく、高
品質な特性を提供するよう注意深く制御され得るような
実施の形態を提供することにある。
【0006】本発明の更なる1つの目的は、パッチアン
テナが車両用のガラス張りパネルの内表面配置にされて
保護可能にされた実施形態を提供することにある。
【0007】本発明の更なる1つの目的は、アンテナが
車両用のガラス張りパネル完成後にそのガラス張りパネ
ルの内表面に取付けられ得る組立品の形に形成出来る実
施形態を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は薄層から成るパ
ッチアンテナを提供し、このパッチアンテナは、反対を
向く第1と第2の面を有するアース平面要素と、該アー
ス平面要素の第1面に隣接する第1誘電体平坦要素と、
該アース平面要素から遠い側の該第1誘電体要素面の上
のパッチ放射体と、該アース平面要素の第2面に隣接す
る第2誘電体平坦要素と、回路が該アース平面要素から
遠い側の該第2誘電体要素面の上に配置されてなるアン
テナに給電するための伝送ライン回路とを備え、前記ア
ース平面要素は前記パッチ放射体への前記伝送ライン回
路と結合するための2つの交さ溝で形成される十字形状
開口を有してなり、前記伝送ライン回路はそれぞれ該十
字形状開口の溝間のそれぞれのセクタの上に存在して該
十字形状開口の中心の上に存在する接合点で端と端とを
結合される少なくとも3つの直線導体を備えてなり、該
直線導体の各々は給電ラインを形成する第1のタイプ或
いはスタブ突起の下に横たわるセクタの中のアース平面
と前記接合との間にインピーダンスを提供するためのス
タブ突起を形成する第2のタイプのいづれかであり、対
向セクタの上に存在する導体同志は同一タイプであるが
隣接セクタの上に存在する導体同志は異なるタイプに構
成される。
【0009】1つの実施例においては、2つの給電ライ
ンが端と端とを接続して前記アース平面の対向セクタの
上に存在するように備えられる。
【0010】単一のスタブ突起が前記アース平面の対向
セクタの間の前記アース平面の1セクタの上に存在する
ように備えられ得る。
【0011】代替案としては、2つのスタブ突起が前記
アース平面の対向セクタの間の前記アース平面のそれぞ
れのセクタの上に存在するように備えられる。
【0012】他の実施例では2つのスタブ突起と共に単
一給電ラインが備えられる。
【0013】前記直線導体が相互に直交配置されるのが
望ましい。
【0014】各スタブがアンテナ波長の1/4波長の突
起長さを有し得る。
【0015】前記十字形状開口は相互に直角に配置され
た2つの直線溝を備え、前記直線導体は前記伝送ライン
回路の各アームが1対の直線溝間の中央に存在するよう
前記十字形状開口に対して対称配置にされることが望ま
しい。
【0016】前記パッチは車両のガラス張りパネルの1
部を形成するガラスシートに固定される。
【0017】前記第2誘電体要素がプリント回路板を備
えてなることが望ましい。
【0018】前記第1誘電体要素が多孔性の圧縮可能な
層を備えてなることが望ましい。
【0019】前記第1誘電体要素が多孔性の海面状プラ
スチックの層を備えてなることが望ましい。
【0020】本発明は又、反対を向く第1と第2の面を
有するアース平面要素と、該アース平面要素の第1面に
隣接する第1誘電体平坦要素と、該アース平面要素から
遠い側の該第1誘電体要素面の上のパッチ放射体と、該
アース平面要素の第2面に隣接する第2誘電体平坦要素
と、回路が該アース平面要素から遠い側の該第2誘電体
要素面の上に配置されてなるアンテナに給電するための
伝送ライン回路とを備え、前記アース平面要素は前記パ
ッチ放射体への前記伝送ライン回路と結合するための2
つの交さ溝で形成される十字形状開口を有してなり、前
記伝送ライン回路は該十字形状開口の上に存在する相互
間接合を有する少なくとも2つの直線導体を備えてな
り、前記第1誘電体平坦要素は多孔性の圧縮可能な層を
備えてなる、薄層からなるパッチアンテナを提供する。
【0021】前記スタブは、隣接する十字形状開口溝に
整列するじょうご形張出し縁を有する外方向にじょうご
形に張出した形状を持ち得る。
【0022】前記の薄層からなるパッチアンテナと、例
えば風防ガラス或いは窓のような車両用ガラス張りパネ
ルの内表面に対して面と面とを向き合わせて前記圧縮可
能な層を固着するための手段とを備え、該圧縮可能な層
の圧縮の可能性が平坦ではない前記内表面に該圧縮可能
な層を適合させて面と面とが向き合った状態を許容して
なる、車両用ガラス張りパネル内表面取付用の薄層から
なるパッチアンテナの組立品を本発明は包含する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明のアンテナ能力を理解して
もらうために、交さ開口14を伴ったパッチアース平面
と、交さ開口で定義される空間の1四分区間の中にそれ
ぞれに供給されてアンテナ中心にまで至る4つの給電ラ
インとから成る一般的な4ポート装置の特性を説明す
る。
【0024】アンテナには対称の2直交軸を有する交さ
開口より上の位置で中心に置かれる円形又は正方形のよ
うな対称の2直交軸を有する共振パッチを使用する。図
1は交さ開口、即ち十字形状開口の上にある4つの給電
ライン6,7,8,9を示し、ネットワークに対する等
価回路が図2に示される。示された2つのインピーダン
スZは、2つの直交直線偏波モードのアンテナ放射イン
ピーダンスである。これらの直線モードは交さ開口のア
ームとして同一方向に配置される。
【0025】この等価回路は、4つの給電ラインが出く
わすノードを持たない。アース平面は全てが同一ポテン
シャルにある訳ではなく、アース平面の誘起電流は、給
電ライン2又は給電ライン4の位置を経由することなく
給電ライン1の下から給電ライン3の下へ直接流れるこ
とは出来ない。例えば給電ライン1の下から給電ライン
2の下へ流れるアース平面内電流は、給電ライン3の下
の位置と給電ライン4の下の位置との間のアース平面内
に誘導電位を生じさせる。
【0026】この等価回路を使って2つの特別に有用な
アンテナ給電ラインを提供し得ることが判明した。これ
らの給電ラインは、反対側にある四分区間からの2つの
給電ラインを有し、他の2つのポテンシャル給電ライン
位置はインピーダンス要素で占められる。これらは2重
直線偏波アンテナと2重円偏波アンテナとである。2重
直線給電ラインのケースにおいては要求される2つのイ
ンピーダンスが短絡回路と開路とであり、2重円給電ラ
インのケースにおいては要求されるインピーダンスはj
Zと−jZとである。特に円給電ラインのケースにおい
てはZが主として実数の抵抗性インピーダンスであり、
その結果jZ及び−jZが主として誘導性及び容量性イ
ンピーダンスであることを保証するのが好都合である。
【0027】開口結合の利点は、材料を貫通する接続の
必要がないことである。インピーダンスはそれ故一般に
スタブと呼ばれる、直線又はじょうご形張り出し開路の
送信ラインを用いて形成し得る。これらのインピーダン
スはスタブと共に抵抗性構成部品、容量性構成部品、誘
導性構成部品の直並列配置を用いて、或いは繰出し孔ト
ラック基板を介してアース平面上を走るオーム接触を用
いるかして選択的に形成し得るであろう。
【0028】給電トラック及びスタブトラックがZに等
しい伝送ラインインピーダンスを有するように配置さ
れ、スタブがじょうご形張出しタイプでない場合には、
直線偏波ケースに対してスタブ長さは理想的にはnλ/
2とλ/4+mλ/2であり、円偏波ケースに対してス
タブ長さは理想的にはλ/8+nλ/2と3λ/8+m
λ/2である。ここにλは伝送ラインにおける波長であ
り、mとnとは正の整数である。直線給電ラインのケー
スに対しては、1つのスタブ長をゼロにすることが可能
である。慣用ラインの端効果においては、特に開口の近
くにおける有限長アース平面へのスタブの近接によって
生ずる摂動が、スタブライン長の細かな調整を必要なら
しめるかも知れない。
【0029】円給電法はjZスタブと−jZスタブとが
パッチの下の電流の視点から見ると直列に見え得ると云
う潜在的な問題を抱えている。直列の総インピーダンス
はゼロになり、これがパッチ−開口相互作用に影響を及
ぼす。偏波の円形性、給電ラインの分離性及び偏波の直
交性のレベルを受容れ可能なところに保持しつつこれら
の好ましからざるパッチ−開口相互作用を減らすため
に、完全なjZ及び−jZから少しだけ異なっているス
タブの使用の可能なことが判明した。円給電法はそれ
故、円偏波がパッチアンテナから要求される場合におい
て、給電回路領域の見地からの効果を有している。
【0030】近似的に実数の50ΩのZを有するパッチ
アンテナの実施例が給電技術の図解に使用される。この
アンテナはパッチとアース平面との間のアンテナ誘電体
として低密度プラスチック或いは海面状ゴム材料を使用
し得る。この材料はマイクロ波損失が低いこと、及びい
くらか曲がるかも知れないガラスアンテナ最上層と給電
構成要素を支える平坦な回路ボードとの間の形状差に適
合する能力を有ことの故に選択される。パッチと開口と
は中心を整列され、両者共対称2直交軸を有する。
【0031】図3の薄層からなるパッチアンテナは3層
の導体層を有する。導電性アース平面層11は放射パッ
チ12の方を向く下側面を有し、使用においては適切な
誘電体層がアース平面11とパッチ12との間に介在す
る。伝送ライン給電回路はアース平面要素11の上側表
面と隔てられている更なる導電層を形成し、使用上にお
いては第2の誘電体層によってアース平面要素から隔離
される。アース平面要素11は、直角に交さして給電回
路13とパッチ12との間の結合を提供する配置の2本
の直線溝15及び16から成る中央の十字形状開口14
を有する。この場合において、給電回路13は接合19
を形成するよう第2直線導体18と整列して端と端とを
繋ぐ配置に第1直線導体17を備える。単一スタブ突起
20が直線導体17及び18の線に直角に接合19から
延びる。スタブ突起20は図3においては短かい直線導
体として形成されているけれども、これは図4の実施例
に示す如く直線導体17及び18から離れる外方向にじ
ょうご形に張り出しても差支えない。積層組立品使用に
おいて、接合19は交さ開口14の中心の上方で中央に
来る配置にされ、直線導体17及び18は十字形状開口
14に対して対称に配置され、直線導体17及び18の
各々は交さ開口14の直線溝15及び16の間に形成さ
れる対向セクタの中点に重なっている。スタブ突起20
は直線導体17及び18によって覆われる対向セクタの
間に存在する別のセクタの上方中央に存在する。外方向
にじょうご形に張出したスタブ20の場合には、じょう
ご形張出し縁23及び24が直線溝15及び16の隣接
縁に平行に存在するよう配置される。
【0032】図4及び図5は車両用のガラス張りパネル
上に搭載された時の図3同様の薄層からなるパッチアン
テナを示す。ガラス張りパネルはプラスチック中間層2
7によって隔てられるガラス層25及び26を有する積
層風防ガラスからなる。ガラスパネル26は車両の風防
ガラスの内表面を形成し、薄層からなるパッチアンテナ
組立品30はこの内面に対面するように固定される。図
1で使った参照番号と同様の参照番号が同様部品には付
けてある。パッチ12はガラスシート26の内面に対向
する位置に接近して存在するが、アース平面11からは
第1誘電体平面要素を形成する多孔性の海面状プラスチ
ック層32によって隔離されている。海面状プラスチッ
ク層32は空気孔で満たされ、空気が低誘電体損失を有
するが故に特に効果的な誘電体層を形成する。海面状プ
ラスチック層32は要求運転特性を付与するために必要
なだけ厚く作成することが可能である。更には海面状プ
ラスチック層は圧縮可能であり、平面構造からの偏差を
吸収するための海面状プラスチック層の変形によってア
ンテナ組立品は曲がったガラスシート26に密着し得る
ような変形が可能である。アース平面11はパッチ12
から離れた位置で海面状プラスチック層32に固定され
る。伝送給電ライン17及び18は第2誘電体層を形成
するプリント回路板層33の上に形成される。プリント
回路板33はアース平面要素11に対向する位置に固定
される。図4及び図5の中に示すように、給電回路13
は、図3を引用して前に記載したのと同様、アース平面
11の中に形成される十字形状開口14の上方中央に対
称的に配置される。この実施例においては、パッチ要素
12は内側ガラスシート26の表面上の導電層として形
成され得る。パッチ12は以下に記載される様に図7に
示すタイプの部品市場組立品部品として形成され得る。
この場合、パッチ12は海面状プラスチック層32、ア
ース平面11及びプリント回路板33と共に車両用ガラ
ス張りパネル作成後にガラスパネル26の上に適切な接
着剤或いはその他で固定するユニットの一部を形成す
る。
【0033】給電システム13が図6により詳細に示さ
れる。
【0034】直線導体17及び18の各々は単一の50
Ω給電ラインである。50Ωの電源給電ライン35は2
本の100Ω経路に分割される。コネクタ36は、給電
ライン35より、接合19から遠い側の直線導体17の
端点に至る。そのインピーダンスは給電ライン35の近
くで100Ωに、直線導体17のライン付近で50Ωに
整合する。他のコネクタ37は薄い部分38と厚い部分
39とから成る。厚い部分39は部分36と同じ幅を有
し、接合19から遠い側の直線導体18の端点に接続さ
れる。コネクタ37はコネクタ36と同様な機能を演ず
る。薄い部分38は、直線導体18に対する給電におい
て直線導体17の給電に対する1/4波長遅延ラインを
形成するように配置されている。この方法で2本の伝送
ライン17及び18は直角位相に合わされた信号を供給
され、この信号は今度は直交直線偏波に結合する。スタ
ブ突起20は、交さ開口14の上方中心に配置される接
合19と直線溝15及び16の間でスタブの占めるアー
ス平面の四分区分との間の短絡回路に等価であることは
理解されるであろう。信号が直線導体17に供給される
時、スタブ突起20内の電圧が、図6の中に16で示す
直線溝を横切る差電圧をアース平面内に誘起し、これに
よって図6の中に16で示す直線溝の周りの電流が発生
する。給電が直線導体17には供給されずに直線導体1
8に供給される時、スタブ突起20の中の電圧が15で
示す直線溝を横切る電位差をアース平面の中に誘起する
点を除いては同様な状況が発生する。それ故、2つの直
線導体17及び18がお互に直角位相の位相でエネルギ
ーを供給される時、アース平面内の誘起電流は相互に直
角であり、それによって伝送信号の高品質の円偏波を生
ずることになる。
【0035】図7に示す配置では、薄層からなるパッチ
アンテナは放射パッチ12、海面状プラスチック層3
2、アース平面11、給電ライン13を伴なうプリント
回路板33をハウジング41の中に搭載してなる部品市
場組立品40として形成される。この組立品40は車両
用風防ガラスとは別のユニットとして作られ、ハウジン
グ41はガラス層26の平面と境を接する配列にされ、
ガラス層26に近接する放射パッチ12によりガラス層
に固定される。
【0036】上記実施例において、放射パッチ12とア
ース平面11との間の層の誘電体特性は、高品質円偏波
の送受信の低損失性を達成できるように、望みの厚みと
誘電体特性とを有する海面状層の選択によって注意深く
制御され得る事が認識できるであろう。この海面状層の
大きな空気容積が1に近い好適な規定値に決められた誘
電率を生み出し低損失をもたらし得る。このシステムは
特に全地球的位置決めシステムに適している約1.5G
Hzで動作するような配置にされ得る。形状の小さな変
化を吸収する海面状層の能力がプリント回路板に緊張を
与えることなくガラス内の小さな曲がりを吸収する力を
このユニットに与えている。海面状層は車両用ガラス張
りパネルに用いられる普通のガラスシートよりも厚く作
り得るので、この方法により裕度変動に対する鋭敏さを
より小さくさせることによりアンテナのバンド幅を増大
させることが可能である。
【0037】海面状プラスチック層32に対して使用さ
れ得る幾つかの材料の例を挙げると、PTFE、ネオプ
レーン、EPDM、カルポニトリル、或いはポリエチレ
ンがある。
【0038】図8には図3の実施例と全般的に似てはい
るけれども、2つの給電ライン17及び18に加えて2
つのスタブ突起51及び52を備える代替的な実施例を
示す。2つのスタブ突起は、2つの給電ライン17及び
18と同様に相互に整列していることが見て取れるであ
ろう。4つの直線導体全部が相互に直交していて2つの
スタブ突起51及び52がアース平面の対向セクタの上
に被さっており、同じ様に2つの給電ライン17及び1
8がアース平面の対向セクタの上に被さっている。この
実施例ではスタブ突起51はスタブ突起52より非常に
短かい。スタブ突起51は−jZのインピーダンスを提
供し、一方スタブ突起52は+jZのインピーダンスを
提供する。給電ライン17及び18は2重直交円偏波給
電を提供する。
【0039】円偏波のワンハンドのみが必要な場合には
図8の2つの給電ライン17及び18を使用する必要は
ない。この目的の実施例が図9に示されており、給電ラ
イン18が省略されたとは云え、全般的には、図8の実
施例に類似している。ここに、これは給電ライン17で
決定されるようなシングルハンドの円偏波を提供する。
【0040】本発明は前述の実施例に示された詳細部に
限定されるものではない。パッチアンテナは車両の天井
燈に固定され得る。図1及び図2の実施例は単一の十字
形状開口を示すが、他の十字形状が使用可能であり、特
に交さ中心周りに90°間隔で対称に横たわる4溝配置
を有するものが使用可能である。この要求に応える他の
設計が図10乃至13に示される。これらのケースの各
々において交さ中心から離れるにつれて溝幅を増大させ
るような外方向テーパ形状を各溝は持っているけれど
も、4つの直交軸各々の上に配置される溝は対称である
ことが見て採れるであろう。これらの変形十字形状開口
の上方に対称配置のT形状給電システムを用いれば、2
つの直線給電導体が交さ開口間の2つの対向セクタの中
点の上に対称に存在する場合、円偏波が尚効果的に達成
されることになる。
【0041】
【発明の効果】十字形状開口の溝間のセクタの上に存在
する直線導体を、対向セクタの上同士では同一のタイプ
とし、隣接セクタの上同士では異なるタイプにすること
により、高品質円偏波放射を得ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッチアンテナの説明図である。
【図2】図1のパッチアンテナの等価回路である。
【図3】本発明による薄層からなるパッチアンテナの中
の3つの導電層の分解図である。
【図4】本発明に従って車両用のガラス張りパネル上に
搭載された薄層からなるパッチアンテナの平面図であ
る。
【図5】図4の断面線5−5矢視図である。
【図6】図4の結合給電回路の平面図である。
【図7】車両用のガラス張りパネル取付用の部品市場製
品として示す本発明の変形実施例の断面図である。
【図8】本発明による2スタブ突起の実施例を示す平面
図である。
【図9】本発明によるシングルハンドの円偏波提供用の
実施例を示す平面図である。
【図10】十字形状開口の溝の変形形状の1つを示す図
面である。
【図11】十字形状開口の溝の変形形状の他の1つを示
す図面である。
【図12】十字形状開口の溝の変形形状の別の1つを示
す図面である。
【図13】十字形状開口の溝の変形形状の更に別の1つ
を示す図面である。
【符号の説明】
11 導電性アース平面層 12 放射パッチ 13 給電回路 14 十字形状開口 15 直線溝 16 直線溝 17 第1直線導体 18 第2直線導体 19 接合 20 単一スタブ突起 25 ガラス層 26 ガラス層 27 プラスチック中間層 30 薄層からなるパッチアンテナ組立品 32 多孔性の海面状プラスチック層 33 プリント回路板層 40 部品市場組立品 41 ハウジング 51 スタブ突起 52 スタブ突起

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反対を向く第1と第2の面を有するアー
    ス平面要素と、該アース平面要素の第1面に隣接する第
    1誘電体平坦要素と、該アース平面要素から遠い側の該
    第1誘電体要素面の上のパッチ放射体と、該アース平面
    要素の第2面に隣接する第2誘電体平坦要素と、回路が
    該アース平面要素から遠い側の該第2誘電体要素面の上
    に配置されてなるアンテナに給電するための伝送ライン
    回路とを備え、 前記アース平面要素は前記パッチ放射体への前記伝送ラ
    イン回路と結合するための2つの交さ溝で形成される十
    字形状開口を有してなり、前記伝送ライン回路はそれぞ
    れ該十字形状開口の溝間のそれぞれのセクタの上に存在
    して該十字形状開口の中心の上に存在する接合点で端と
    端とを結合される少なくとも3つの直線導体を備えてな
    り、該直線導体の各々は給電ラインを形成する第1のタ
    イプ或いはスタブ突起の下に横たわるセクタの中のアー
    ス平面と前記接合との間にインピーダンスを提供するた
    めのスタブ突起を形成する第2のタイプのいづれかであ
    り、対向セクタの上に存在する導体同志は同一タイプで
    あるが隣接セクタの上に存在する導体同志は異なるタイ
    プに構成されてなる、薄層からなるパッチアンテナ。
  2. 【請求項2】 2つの給電ラインが端と端とを接続して
    前記アース平面の対向セクタの上に存在するように備え
    られてなる、請求項1に記載した薄層からなるパッチア
    ンテナ。
  3. 【請求項3】 単一のスタブ突起が前記アース平面の対
    向セクタの間の前記アース平面の1セクタの上に存在す
    るように備えられてなる、請求項2に記載した薄層から
    なるパッチアンテナ。
  4. 【請求項4】 2つのスタブ突起が前記アース平面の対
    向セクタの間の前記アース平面のそれぞれのセクタの上
    に存在するように備えられてなる、請求項2に記載した
    薄層からなるパッチアンテナ。
  5. 【請求項5】 単一の給電ラインと2つのスタブ突起と
    が備えられてなる、請求項1に記載した薄層からなるパ
    ッチアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記直線導体が相互に直交配置されてな
    る、請求項1乃至5のいづれかに記載した薄層からなる
    パッチアンテナ。
  7. 【請求項7】 1以上のスタブがアンテナ波長の1/4
    波長の突起長さを有してなる、請求項1乃至6のいづれ
    かに記載した薄層からなるパッチアンテナ。
  8. 【請求項8】 前記十字形状開口は相互に直角に配置さ
    れた2つの直線溝を備え、前記直線導体は前記伝送ライ
    ン回路の各アームが1対の直線溝間の中央に存在するよ
    う前記十字形状開口に対して対称配置にされてなる、前
    記請求項のいづれかに記載した薄層からなるパッチアン
    テナ。
  9. 【請求項9】 前記パッチが車両のガラス張りパネルの
    1部を形成するガラスシートに固定されてなる、前記請
    求項のいづれかに記載した薄層からなるパッチアンテ
    ナ。
  10. 【請求項10】 前記第2誘電体要素がプリント回路板
    を備えてなる、前記請求項のいづれかに記載した薄層か
    らなるパッチアンテナ。
  11. 【請求項11】 前記第1誘電体要素が多孔性の圧縮可
    能な層を備えてなる、前記請求項のいづれかに記載した
    薄層からなるパッチアンテナ。
  12. 【請求項12】 前記第1誘電体要素が多孔性の海面状
    プラスチックの層を備えてなる、請求項11に記載した
    薄層からなるパッチアンテナ。
  13. 【請求項13】 反対を向く第1と第2の面を有するア
    ース平面要素と、該アース平面要素の第1面に隣接する
    第1誘電体平坦要素と、該アース平面要素から遠い側の
    該第1誘電体要素面の上のパッチ放射体と、該アース平
    面要素の第2面に隣接する第2誘電体平坦要素と、回路
    が該アース平面要素から遠い側の該第2誘電体要素面の
    上に配置されてなるアンテナに給電するための伝送ライ
    ン回路とを備え、 前記アース平面要素は前記パッチ放射体への前記伝送ラ
    イン回路と結合するための2つの交さ溝で形成される十
    字形状開口を有してなり、前記伝送ライン回路は該十字
    形状開口の上に存在する相互間接合を有する少なくとも
    2つの直線導体を備えてなり、前記第1誘電体平坦要素
    は多孔性の圧縮可能な層を備えてなる、薄層からなるパ
    ッチアンテナ。
  14. 【請求項14】 前記第1誘電体平坦要素が多孔性の海
    面状プラスチックの層を備えてなる、請求項13に記載
    した薄層からなるパッチアンテナ。
  15. 【請求項15】 前記第2誘電体平坦要素がプリント回
    路板を備えてなる、請求項13乃至14のいづれかに記
    載した薄層からなるパッチアンテナ。
  16. 【請求項16】 前記伝送ライン回路が端と端とを接続
    して整列する2つの直線導体と該直線導体の接合のとこ
    ろで該直線導体に対して直角に位置する少なくとも1つ
    のスタブ突起とを備えてなる、請求項13乃至15のい
    づれかに記載した薄層からなるパッチアンテナ。
  17. 【請求項17】 請求項13乃至16のいづれかに記載
    した薄層からなるパッチアンテナと、車両用ガラス張り
    パネルの内表面に対して面と面とを向き合わせて前記圧
    縮可能な層を固着するための手段とを備え、該圧縮可能
    な層の圧縮の可能性が平坦ではない前記内表面に該圧縮
    可能な層を適合させて面と面とが向き合った状態を許容
    してなる、車両用ガラス張りパネル内表面取付用の薄層
    からなるパッチアンテナの組立品。
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