JPH08180148A - Pcカード及びその使用方法 - Google Patents

Pcカード及びその使用方法

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JPH08180148A
JPH08180148A JP6321958A JP32195894A JPH08180148A JP H08180148 A JPH08180148 A JP H08180148A JP 6321958 A JP6321958 A JP 6321958A JP 32195894 A JP32195894 A JP 32195894A JP H08180148 A JPH08180148 A JP H08180148A
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card
cards
end connector
slot
connector
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JP6321958A
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Sunao Matsumoto
直 松本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置の1スロットに複数接続でき、
その状態で各々の機能を使用できるPCカード及びその
有効な使用方法を提供する。 【構成】 PCカード40〜42は、同カードを情報処
理装置に着脱可能に接続するための先端コネクタ2と、
他のカードの先端コネクタ2を着脱可能に接続するため
の後端コネクタ3を有する。また先端コネクタ2に対し
PCカードの内部回路を接続するか、或いは後端コネク
タ3を接続するように接続を切り換えるスイッチ機構3
5a〜35cを有する。PCカードの後端コネクタ3に
他のカードの先端コネクタ2を接続して複数のPCカー
ドを数珠つなぎに接続し、情報処理装置の1スロットに
先頭のカードの先端コネクタ2を接続することにより、
1スロットに複数のPCカードを接続できる。スイッチ
機構で接続を切り換えて所望のカードの機能を使用でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン(パーソナル
コンピュータ)やPDA(Personal DigitalAssistan
t)等の情報処理装置に着脱可能に接続して所定の機能
を提供することが可能なPCカード及びその使用方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のPCカードとして、例えばパソコ
ンのデータを電話回線を用いて転送するためのデータ変
換装置としてのモデムカードがあり、これを電話回線と
接続することによりデータ通信を可能にしている。ま
た、PCカードにおいてマイクロフォンとスピーカある
いは他の音響機器を接続され、パソコンに対する音声の
入力またはパソコンからの音声の出力を行なう音声入出
力カードも存在している。さらにカメラやスチルビデオ
を接続され、動画あるいは静止画の画像をパソコンに入
力する画像入力カードもある。
【0003】従来、上述したような各種のPCカードを
複数接続するため、複数のスロットを有したパソコンが
存在している。そして、このようなパソコンで複数のス
ロットに複数のPCカードを接続することにより、複数
のカードの機能を組み合わせて利用することを可能にし
ている。例えば、パソコン本体に3つのスロットが存在
する場合、上記のモデムカード、音声入出力カード、画
像入力カードを接続することによってパソコンをテレビ
電話機として利用することも可能である。つまり複数の
カードを組み合わせて利用することにより、1枚のカー
ド以上の様々な利用方法が可能となる。
【0004】ところで、パソコン本体のスロット数より
多数のPCカードを接続したい場合、従来では、異なる
PCカードを使用する度にPCカードを抜き差しする
か、もしくは1つのスロットと複数のPCカードとの接
続を可能にする増設スロット接続用PCカードを用いて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、パソコン本体に複数のPCカードを接続
してそれらの機能を組み合わせ、例えばテレビ電話や他
のものとして利用する場合、パソコン本体側のスロット
の数によって同時に接続可能なPCカードの数が決まっ
てしまい、PCカードの利用方法、拡張性が限定されて
しまう。
【0006】また、異なるPCカードを利用する度に差
し替える必要があり操作性が悪い、時間がかかる、とい
った欠点があった。
【0007】また、PDL(携帯端末)等で今後大いに
利用が進むと考えられるPCMCIA(Personal Compu
ter Memory Card International Association)規格に
適合したPCカードを装着する場合、3種類のタイプが
規格として定まっており、カードの規格によってスロッ
トに装着できるカードの枚数が異なる。つまりタイプ3
のカードの場合、タイプ1のスロット2つ分占有してし
まい、装着できるカードの枚数がスロット数より少なく
なってしまう。その結果、接続するカード、つまり機能
をスロットの数分さえ使用不可能で利用方法が限定され
る場合があるといった欠点があった。
【0008】また、増設スロット接続用PCカードを用
いる場合、PCカードの特徴である小型、軽量、携帯性
がよい、といった利点が失われてしまう。また増設スロ
ット接続用PCカードを別に購入・用意しなければなら
ないといった欠点があった。
【0009】そこで本発明の課題は、ノートパソコンや
PDA等の情報処理装置のPCカード接続用の1つのス
ロットに対して複数接続でき、その状態で各々の機能を
使用できるPCカード及びその有効な使用方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、情報処理装置に着脱可能に接続し
て所定の機能を提供することが可能なPCカードにおい
て、第1の構成として、PCカードの先端に設けられ、
PCカードを情報処理装置に着脱可能に接続するための
先端コネクタと、PCカードの後端に設けられ、他のP
Cカードの前記先端コネクタを着脱可能に接続するため
の後端コネクタと、前記先端コネクタに対しPCカード
の内部回路を接続するか、或いは前記後端コネクタを接
続するように接続を切り換える切り換え手段と、を有す
る構成を採用した。
【0011】また、この第1の構成のPCカードの使用
方法として、PCカードを情報処理装置に接続した状態
でPCカードの機能を使用しないときは前記切り換え手
段を介して前記先端コネクタに対し前記後端コネクタを
接続しておく使用方法を採用した。
【0012】また、PCカードの第2の構成として、P
Cカードの先端に設けられ、PCカードを情報処理装置
に着脱可能に接続するための先端コネクタと、PCカー
ドの後端に設けられ、他のPCカードの前記先端コネク
タを着脱可能に接続するための後端コネクタと、前記先
端コネクタに対しPCカードの内部回路と前記後端コネ
クタを並列に接続するか、或いは前記後端コネクタのみ
を接続するように接続を切り換える切り換え手段と、を
有する構成を採用した。
【0013】また、この第2の構成のPCカードの使用
方法として、PCカードを情報処理装置に接続した状態
でPCカードの機能を使用しないときは前記切り換え手
段を介して前記先端コネクタに対し前記後端コネクタの
みを接続しておく使用方法を採用した。
【0014】
【作用】上記PCカードの第1の構成によれば、PCカ
ードの後端コネクタに他のPCカードの先端コネクタを
接続して複数のPCカードを数珠つなぎに連結、接続
し、情報処理装置の1スロットに先頭のPCカードの先
端コネクタを接続することにより、情報処理装置の1ス
ロットに複数のPCカードを接続できる。そして、この
状態で各カードの切り換え手段による接続の切り換えに
よって、機能を使用したい1枚のカードの内部回路を先
端コネクタに接続し、他のカードは先端コネクタに後端
コネクタを接続することにより、使用したいカードの内
部回路のみがスロットに接続され、その機能を使用でき
る。
【0015】また、この第1の構成のPCカードを情報
処理装置に接続した状態でPCカードの機能を使用しな
いときは切り換え手段を介して先端コネクタに対し後端
コネクタを接続しておくこと、つまり先端コネクタと内
部回路との接続を遮断しておくことにより、使用しない
カードの誤動作を防止できる。
【0016】また、PCカードの第2の構成によれば、
第1の構成と同様にして情報処理装置の1スロットに複
数のカードを接続できる。そして、この状態で、各カー
ドの切り換え手段による接続の切り換えによって、機能
を使用したい1枚のカードの先端コネクタに対し内部回
路と後端コネクタを並列に接続させ、他のカードでは先
端コネクタに後端コネクタのみを接続することにより、
使用したいカードの内部回路のみがスロットに接続さ
れ、その機能を使用できる。
【0017】また、この第2の構成のPCカードを情報
処理装置の1スロットに複数枚接続した状態で機能を使
用しないカードでは切り換え手段を介して先端コネクタ
に対し後端コネクタのみを接続しておくこと、つまり先
端コネクタと内部回路との接続を遮断しておくことによ
り、複数のカードの内部回路が1スロットに並列に接続
されることがなく、それによる誤動作を防止できる。
【0018】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0019】[第1実施例]図1(a)は本発明の第1
実施例によるPCカードの外観を示し、(b)は従来の
PCカードの外観を示している。いずれのカードもPC
MCIA規格のTYPE−IIに準拠するタイプのもの
とする。
【0020】図1(b)の従来のPCカード1′では、
先端にパソコン等のホスト装置の本体に接続するための
先端コネクタ2′が設けられているだけであるのに対
し、図1(a)の実施例のPCカードでは、先端に、ホ
スト装置本体に着脱可能に接続するための先端コネクタ
2が設けられているとともに、後端に、他のPCカード
を着脱可能に接続するための後端コネクタ3が設けられ
ている。後端コネクタ3は、不図示のホスト装置のPC
カード接続用スロット内に設けられるPCカード接続用
コネクタに対応するものである。
【0021】この後端コネクタ3に他のPCカード1の
先端コネクタ2を連結、接続して、図2に示すように2
枚のPCカード1を数珠つなぎに連結し接続することが
でき、さらに、この状態で前側のPCカード1をパソコ
ン本体10のスロット11に差し込んで、その先端コネ
クタ2をスロット11内の不図示のPCカード接続用コ
ネクタに連結することにより、パソコン本体10の1つ
のスロット11に2枚のPCカードを連結し接続するこ
とができる。勿論、3枚以上のPCカードを連結し接続
することもできる。
【0022】こうして複数枚連結して接続した状態で、
後述のスイッチ機構を介して複数枚のPCカード1の内
の1枚のカードの内部回路のみが選択されてパソコン本
体10に接続される。
【0023】なお、パソコン本体10にスロット11が
複数設けられており、使用するPCカード1の数がスロ
ットの数より多くなければ、複数枚のPCカード1どう
しを連結せずに、それぞれスロット11に直接接続して
よいことは勿論である。
【0024】次に、PCカード1の内部構造の詳細を図
3,図4により説明する。図3,図4はそれぞれPCカ
ード1の側断面図と一部破断斜視図である。
【0025】図3,図4において、61は上カバー、6
2は下カバー、63はPCカードを構成する各部品を支
持するフレーム、64は内部プリント基板、65は絶縁
フィルム、66は絶縁フィルムの下面に形成された配
線、69は先端コネクタ2に設けられたコネクタピン、
70は後端コネクタ3に設けられたコネクタピンであ
る。
【0026】先端コネクタ2はフレーム63によって保
持されており、不図示のパソコン本体側コネクタと着脱
可能に接続できるとともに、他のPCカード1の後端コ
ネクタ3とも着脱可能に接続できる形式になっている。
PCMCIAの規格に準拠している場合、先端コネクタ
2の正面は68カ所凹状にくぼんでおり、それぞれの内
部にコネクタピン69が設けられ、一直線状に配設され
ている。先端コネクタ2の後面から突出したコネクタピ
ン69の後端部は、内部プリント基板64の先端部上面
に固着されており、内部プリント基板64先端部上面に
設けられた後述する接続の切り換えを行なうための不図
示のスイッチ機構に接続されており、このスイッチ機構
を介して、内部プリント基板64上に設けられたIC7
1等の電子部品と不図示の配線パターンからなる内部回
路に接続される。
【0027】また、後端コネクタ3もフレーム63によ
って保持されており、他のPCカード1の先端コネクタ
2と接続可能な形式になっている。PCMCIAの規格
に準拠している場合、後端コネクタ3には先端コネクタ
2の68箇所の凹部のコネクタピン69に対応して68
箇所にコネクタピン70が突出して設けられており、そ
れによって他のPCカード1の先端コネクタ2と接続可
能になっている。
【0028】コネクタピン70のそれぞれの内方端部
は、絶縁フィルム65下面にプリントされている68本
の配線66のそれぞれの後端に1対1で接続されてい
る。絶縁フィルム65は内部プリント基板64と下カバ
ー62の間を通り、その先端部は内部プリント基板64
の先端部下面に固着されており、配線66のそれぞれは
先述の不図示のスイッチ機構に接続され、このスイッチ
機構を介して先端コネクタ2のコネクタピン69のそれ
ぞれに1対1で接続される。
【0029】こうして、先端コネクタ2と後端コネクタ
3の対応するコネクタピン69,70どうしがスイッチ
機構と絶縁フィルム65の配線66を介して1対1に接
続される。
【0030】なお、配線66は、絶縁フィルム65の内
部プリント基板64と対向する図中上面と反対側の下面
に設けられており、絶縁フィルム65により内部プリン
ト基板64上の回路と絶縁される。絶縁フィルム65、
配線66の位置は図示の位置に限らないことは勿論であ
る。
【0031】このような構造により、2枚のPCカード
1を数珠つなぎに連結、接続して前側のPCカード1を
パソコン本体10のスロット11に接続した場合、後ろ
側のPCカード1の内部プリント基板64上の内部回路
は、後ろ側のPCカード1の後述のスイッチ機構、先端
コネクタ2,前側のPCカード1の後端コネクタ3,絶
縁フィルム65の配線66,スイッチ機構,先端コネク
タ2を介してパソコン本体10に接続可能となり、前側
のカードと後ろ側のカードのそれぞれのスイッチ機構の
切り換えにより接続される。
【0032】次に、前述したモデムカード、画像入力カ
ード、音声入出力カードをそれぞれ上述のPCカード1
として後端に他のPCカードを接続できるように構成
し、この3枚のPCカードをパソコンに接続してパソコ
ンをテレビ電話として使用できるようにした実施例を図
5〜図8により説明する。
【0033】図5は、画像入力カード40,音声入出力
カード41,モデムカード42をパソコン本体10のス
ロット11に接続した状態の外観を示している。
【0034】スロット11は、その中に不図示のPCカ
ード接続用コネクタが2つ設けられた2口のスロット
で、PCMCIAの規格のTYPE−IIに準拠するP
Cカードを2枚接続可能な仕様であり、その深さによ
り、スロット11に差し込まれてスロット内のコネクタ
に接続して装着されたPCカードの後端部がスロット1
1の開口からパソコン本体10の外側に突出するように
なっている。これはPCカードの後端部に接続される各
種入出力機器がパソコン本体10の外側に位置し操作で
き、図5のような構成を可能なようにするためである。
【0035】図5において、画像入力カード40と音声
入出力カード41がスロット11に差し込まれてパソコ
ン本体10に装着され、音声入出力カード41の後端コ
ネクタ3にモデムカード42が連結されている。これ
は、画像入力カード40と音声入出力カード41の機能
は同時に使用する必要があるが、モデムカード42の機
能はカード40,41と同時でなくてもよく、スロット
数が足りないので、画像入力カード40,音声入出力カ
ード41とモデムカード42の機能を交互に使用するた
めである。
【0036】画像入力カード40の後端コネクタ3の外
側には接続コード6を介してカメラ5が接続されてい
る。接続コード6は画像信号,クロック,同期信号等を
伝達する為のもので、その外装は、手動でカメラ5の向
きを自由に変更でき、かつカメラ5の向きを固定できる
ような部材で形成されている。音声入出力カード41の
後端コネクタ3の外側にはマイクロフォン4が接続され
ている。また、音声入出力カード41にはスピーカ9
(図6参照)も接続される。また、モデムカード42の
後端コネクタ3の外側にはアダプタ8を介して電話回線
7が接続される。
【0037】次に、図6は、画像入力カード40,音声
入出力カード41,モデムカード42の内部構成を示し
ている。
【0038】図6において、各カード40〜42にはホ
ストインタフェース22a〜22cが設けられており、
これにより不図示のパソコン側のPCバスを介してパソ
コンとの間でコマンド、ステータス、データの信号のや
り取りが行なわれる。
【0039】そして各カード40〜42には、それぞれ
の使用時の内部回路とパソコンとの接続を切り換える手
段として、スイッチ機構35a〜35cがホストインタ
フェース22a〜22cの前段に設けられている。スイ
ッチ機構35a〜35cはパソコンからの制御信号によ
り作動され、先端コネクタ2に対しホストインタフェー
ス22a〜22c以下のカードの内部回路を接続する
か、或いは配線66を接続し、配線66を介して後端コ
ネクタ3を接続するように接続を電気的に切り換える切
り換え手段である。
【0040】なお、以下ではスイッチ機構35a〜35
cの切り換えにより先端コネクタ2と内部回路が接続さ
れることをスイッチ機構のオンといい、先端コネクタ2
と後端コネクタ3が接続されることをオフという。音声
入力カード41とモデムカード42が数珠つなぎに連結
されてパソコンの1つのスロットに接続されていても、
スイッチ機構35b,35cの一方をオンし、他方をオ
フすることにより、両カード41,42のいずれか一方
のみを選択してその内部回路をパソコンに接続すること
ができる。すなわち、1つのスロットに複数のPCカー
ドが接続されていても、その内の1枚のみを選択してそ
の内部回路をパソコンに接続し、そのPCカードを正常
に機能させることができる。
【0041】次に、各カード40〜42のホストインタ
フェース22a〜22cより後段の構成を説明する。
【0042】画像入力カード40の構成において、23
aは制御部であり、ホストインタフェース22aを介し
てホストのパソコンからのコマンドを受け、タイミング
ジェネレータ24の制御および画像バッファ25からの
画像データの読み出しを行なう。
【0043】タイミングジェネレータ24は、カメラ5
の画像を読み取るイメージセンサ36と信号処理/メモ
リ部28に対して、同期信号、クロック信号を供給し、
リセット、蓄積時間制御、センサ36から信号処理/メ
モリ部28への電荷転送、信号処理指示等を行ない、こ
れによりイメージセンサ36と信号処理/メモリ部28
が駆動される。
【0044】駆動されたイメージセンサ36は、不図示
のレンズを介してセンサ面に結像された画像の光を光電
変換し、光の強度に応じて電荷を蓄積し、その信号を信
号処理/メモリ部28に出力する。
【0045】信号処理/メモリ部28は、センサ36の
出力信号を記憶し、ゲイン、knee特性制御を行なっ
てセンサ36の出力信号を処理し、アナログの画像信号
としてA/D変換部29に出力する。
【0046】A/D変換部29は入力された画像信号を
A/D変換し、そのA/D変換後のディジタルの画像デ
ータが画像バッファ25に書き込まれる。そして制御部
23aの制御によって画像バッファ25から画像データ
が読み出され、ホストインタフェース22を介してパソ
コンに転送される。
【0047】次に、音声入出力カード41の構成におい
て、23bは制御部であり、ホストインタフェース22
bを介してホストからのコマンドを受け、音声信号の圧
縮/伸長を行なうCODEC(デジタル符号・復号器)
30の動作制御、オーディオバッファ26のリード/ラ
イト制御を行なう。
【0048】音声入力を行なう場合、マイクロフォン4
からのアナログの音声信号がA/D変換部32でディジ
タル信号に変換され、そのディジタルの音声データがC
ODEC30により圧縮されてオーディオバッファ26
に書き込まれる。そして制御部23bの制御によりオー
ディオバッファ26から圧縮された音声データが読み出
され、ホストインタフェース22bを介してホストへ転
送される。
【0049】また、音声出力を行なう場合、ホストから
の圧縮された音声データをホストインタフェース22が
受信し、そのデータはオーディオバッファ26に書き込
まれる。そしてオーディオバッファ26から圧縮された
音声データがCODEC30に送られて伸長され、さら
にD/A変換部31でアナログの音声信号に変換されて
スピーカ9に出力される。
【0050】次に、モデムカード42の構成において、
23cは制御部で、ホストインタフェース22cを介し
てホストからのコマンドを受け、変復調器33とNCU
(ネットワーク・コントロール・ユニット)34の動作
制御を行う。変復調器33は、送信時にはパソコン本体
内のデジタル信号を電話回線網に対応するためアナログ
信号に変換しNCU34に出力し、受信時にはNCU3
4から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換す
る。NCU34は、送信時には変復調器33で変換され
たアナログ信号を電話回線7に送り出し、受信時には電
話回線7から送られてきたアナログ信号を受信し変復調
器33に入力する。
【0051】このような構成で、画像入力カード40に
より画像入力を行ない、音声入出力カード41により音
声入出力を行ない、モデムカード42により画像信号な
いし音声信号の通信を行なうことができ、この機能をパ
ソコンに付加してパソコンをテレビ電話として利用する
ことができる。
【0052】次に、図7は上記の各PCカードを用いる
パソコンの構成を示している。
【0053】図7において、101は情報処理の主体と
なるCPUであり、このCPU101に対しバス104
を介して以下の構成が接続されている。すなわち、ワー
キングエリア等に用いられるRAM102、制御プログ
ラムや文字フォント等のデータが格納されたROM10
3、キーボード201の入力の制御を行なうキーボード
コントローラ105、液晶ディスプレイなどの表示装置
202の制御を行なう表示コントローラ106、外部メ
モリとしてのディスク装置(フロッピーディスク装置な
いしハードディスク装置)203を制御するディスクコ
ントローラ107、プリンタ204を制御するプリンタ
コントローラ108、及び、上記の画像入力カード4
0,音声入出力カード41,モデムカード42などのP
Cカードとのインタフェースを行なう2つのPCカード
インタフェース部109,110が接続されている。
【0054】CPU101はバス104に接続された上
記の構成を制御し、ROM103に格納された制御プロ
グラム、ないしディスク装置203からRAM102に
ロードされた制御プログラムを実行する。そして、キー
ボード201からの入力に応じてディスク装置203か
らアプリケーションプログラムをRAM102にロード
し、実行する。そして、図5のようにスロット11に画
像入力カード40,音声入出力カード41とモデムカー
ド42が接続され、各カード40〜42がPCカードイ
ンタフェース部109,110に接続された状態で、C
PU101がテレビ電話用のアプリケーションプログラ
ムを実行し、画像入力カード40,音声入出力カード4
1とモデムカード42を交互に使用し、画像の入力、音
声の入出力と、画像と音声データの通信を交互に行なっ
てテレビ電話の機能を果たすことができる。
【0055】ここで、画像,音声の入出力と通信を交互
に行なう場合、CPU101はスロット11に接続され
た3枚のカード40〜42の内でその時点で必要とする
機能のカードを捜して使用する。その場合のCPU10
1の処理動作を図8のフローチャートにより説明する。
なお、図8のフローチャートは、通信を行なうためモデ
ムカード42を使用する場合の処理を示している。
【0056】なお、この場合の前提として、図8の処理
の開始時点で各カードのスイッチ機構35a〜35cは
全てオフになっているものとする。この場合に限らず、
各カードを使用しないときはそのスイッチ機構はオフに
しておく。また、以下の説明で2枚のPCカードを別々
に接続できるスロット11の2口のそれぞれを第1スロ
ットと第2スロットと呼ぶ。第1スロットと第2スロッ
トにはそれぞれPCカード接続用コネクタが設けられ、
第1スロットのコネクタは第1のPCカードインタフェ
ース部109に接続され、第2スロットのコネクタは第
2のPCカードインタフェース部110に接続されてい
るものとする。また第1と第2のスロットにPCカード
が接続されていることは、予め接続時の時点で電気的に
検出されているものとする。
【0057】図8の処理では、メモリないしレジスタに
記憶するスロットの序数(PCカードインタフェース部
109,110の序数)nを1とする(ステップS
1)。
【0058】次に、序数nの示すPCカードインタフェ
ース部109,110のいずれか一方を介してスイッチ
機構をオンさせる制御信号を第1スロットまたは第2ス
ロットに送る(ステップS2)。これにより、例えば、
最初はnは1で第1スロットにオンの制御信号が送ら
れ、第1スロットに1枚のカードが接続されている場合
はそのカード、複数のカードが数珠つなぎに接続されて
いる場合は先頭のカードのスイッチ機構がオンされ、そ
のカードの内部回路がパソコンに接続される。ただし、
この場合、複数のカードの内で先頭のカードのスイッチ
機構のみがオンされ、後続のカードのスイッチ機構はオ
ンされないように、スイッチ機構は上記制御信号を受け
てからオンに切り換わる間に制御信号を後端コネクタ3
側に伝達しないように構成される。
【0059】次に、PCカードにおいてPCMCIAの
規格により定められているカードの属性情報、つまりカ
ードの種類、機能を示す情報が書き込まれている制御部
(23a〜23cのいずれか)のメモリから前記属性情
報を読み出すための制御信号を序数nのスロットに送
り、そのスロットに接続され、スイッチ機構がオンにな
っているカードの内部回路のメモリから前記属性情報を
読み出す(ステップS3)。
【0060】次に、属性情報を読み出すことができたか
否か判定し(ステップS4)、属性情報を読み出すこと
ができなかった場合、ステップS5〜S9の処理を行な
う。
【0061】ステップS5では、今回の属性情報の読み
出しが、第nスロットからの1回目の読み出しであった
か否か判定し、1回目であった場合、予めカードが接続
されていることが検出されているのに読み出しができな
いのであるから、エラー処理を行なう(ステップS
9)。
【0062】また、複数回目の読み出しであった場合、
nが1か2か判定し(ステップS6)、nが2の場合
は、2つのスロットに接続された全カードの読み出しが
既に終了した場合であり、それでも目的のカードが見つ
からないということであるので、エラー処理を行なう
(ステップS9)。
【0063】また、nが1の場合、つまり第1スロット
に接続された複数の全カードからの属性情報の読み出し
が既に終了している場合、第1スロットにスイッチ機構
をオフさせる制御信号を送り(ステップS7)、さらに
nの値に+1し(ステップS8)、ステップS2に戻
り、S2以下の処理を繰り返す。
【0064】一方、ステップS4の読み出しで、属性情
報を読み出すことができた場合は、その属性情報によ
り、読み出したカードがモデムカードか否か判定し(ス
テップS10)、モデムカードでなかった場合は、第n
スロットにスイッチ機構をオフさせる制御信号を送って
そのカードのスイッチ機構をオフし(ステップS1
6)、ステップS2に戻り、S2以下の処理を繰り返
す。
【0065】また、モデムカードであった場合は、その
カードを動作させ、画像データないし音声データの通信
を行なわせる(ステップS11)。
【0066】そして通信動作を行なわせることと並行し
て、モデムカード以外のカードの機能を使用する命令が
入力されたか否かと、通信動作が終了したか否かを判定
し(ステップS12,S13)、前記命令の入力か通信
動作の終了によりモデムカードの動作を停止させ(ステ
ップS14)、第nスロットにスイッチ機構をオフさせ
る制御信号を送ってモデムカードのスイッチ機構をオフ
し(ステップS15)、処理を終了する。
【0067】また、画像入力カード40と音声入出力カ
ード41の機能を使用する場合は、同様にして両カード
40,41を捜して動作させる。
【0068】なお、例えば第1スロットに音声入出力カ
ード41,モデムカード42が数珠つなぎに連結されて
いる場合、図8の処理において、まずステップS1の次
のS2で第1スロットにスイッチ機構をオンさせる制御
信号が出力されて音声入出力カード41のスイッチ機構
35bがオンされる。このとき、その制御信号によって
後続のモデムカード42のスイッチ機構35cもオンさ
れないように、前述のように、いずれのカードのスイッ
チ機構も上記制御信号を受けてからオンに切り換わる間
に制御信号を後端コネクタ3側に伝達しないように構成
される。
【0069】そして、ステップS3〜S4,S10と処
理が進んでステップS16で第1スロットにスイッチ機
構をオフさせる制御信号が出力されて音声入出力カード
41のスイッチ機構35bがオフされるが、次に再度行
なわれるステップS2において、第1スロットにスイッ
チ機構をオンさせる制御信号が出力された場合、音声入
出力カード41のスイッチ機構35bはオンせず、これ
に連結されたモデムカード42のスイッチ機構35cが
オンする必要がある。こうするため、例えば、いずれの
カードのスイッチ機構もオフ後の所定時間内はオンの制
御信号を受けてもオンされないものとし、前記の所定時
間は、ステップS2〜S10,S16の処理の繰り返し
により例えばモデムカードという目的のカードを見つけ
るのに最大限かかる時間より少し長い時間とする。
【0070】このようにして、1スロットに数珠つなぎ
に複数連結されたPCカードのスイッチ機構をパソコン
からの制御信号によって先頭のカードから順次、オン,
オフさせることができる。複数のカードを用いてテレビ
電話などとして機能する場合に限らず、例えばPCカー
ドがスロットに接続されたことを検出してそのカードの
種類を確認する場合、あるいは接続されたカードの種類
を周期的に確認するような場合も、同様に各カードのス
イッチ機構を順次オン,オフさせて、順次各カードの種
類を確認することができる。
【0071】以上のように本実施例によれば、パソコン
の2口のスロットに3枚のPCカード40〜42を接続
して用いてパソコンをテレビ電話として利用することが
できる。すなわち、複数枚のPCカードどうしを数珠つ
なぎに連結してパソコンの1スロットに接続してスロッ
ト数より多数のPCカードを接続して各カードの機能を
使用でき、スロット数によりPCカードの利用方法、拡
張性が限定されてしまうことがない。
【0072】また、パソコンにスロット数より多数のP
Cカードを接続したままの状態で上述のスイッチ機構を
介してパソコンとPCカードの内部回路の接続を切り換
え、所望のカードを選択してその機能を使用でき、PC
カードを差し替える必要がなく、その手間を省くことが
できる。また、従来のように増設スロット接続用PCカ
ードを購入する必要がなく、費用がかからないととも
に、携帯性も向上する。
【0073】また、PCカードをパソコンに接続した状
態で、そのPCカードの機能を使用しないときはスイッ
チ機構をオフにしておくこと、つまり先端コネクタと内
部回路の接続を遮断しておくことにより、使用しないカ
ードの誤動作を防止できる。また、パソコンが各PCカ
ードのスイッチ機構のオン,オフを間違い無く認識して
間違い無くPCカードを制御することができる。
【0074】[第2実施例]次に、図9,図10は、本
発明の第2実施例のPCカードを説明するものである。
【0075】本実施例のPCカードでは、第1実施例の
スイッチ機構35a〜35cを設けておらず、その代わ
りに図9に示すようにカード後端部の後端コネクタ3の
近傍に切り換えスイッチ67が設けられている。
【0076】また、図10に示すように、先端コネクタ
6の内側に突出したコネクタピン69の後部は下方に向
かって傾斜するように撓まされており、その後部の中間
部が内部プリント基板64の先端の下面に弾性的に圧接
している。内部プリント基板64の先端の下面にはピン
69のそれぞれを基板64上の内部回路に接続するため
の68個の接点68が形成されており、これにコネクタ
ピン69のそれぞれが弾性的に圧接することにより、コ
ネクタピン69が内部回路に接続される。
【0077】また、コネクタピン69のそれぞれの後端
は内部プリント基板64から離間しており、その後端上
面に対し絶縁フィルム65の下面に形成された68本の
配線66が固着され、接続されている。
【0078】さらに、内部プリント基板64は矢印Bで
示すように前後方向にスライド可能に設けられており、
図9の切り換えスイッチ67のツマミ67aを手動で矢
印Aで示すように左右方向にスライドさせると不図示の
カム機構を介して連動し、前後にスライドするようにな
っている。
【0079】本実施例のPCカードの上記部分以外の構
成は第1実施例のカードと同様とする。
【0080】このような構成のもとに、切り換えスイッ
チ67のツマミ67aの手動操作によって内部プリント
基板64を前進させることにより、図10に示すように
後端に配線66が接続されたコネクタピン69の中間部
に対し内部プリント基板64の接点68が弾性的に圧接
し、先端コネクタ2に対し基板64上の内部回路が接続
されるとともに、配線66を介して後端コネクタ3が接
続される。すなわち、先端コネクタ2に対し内部回路と
後端コネクタ3が並列に接続される。
【0081】また、ツマミ67aの操作で内部プリント
基板64を図10の位置から後退させることにより、接
点68が絶縁フィルム65上に移動し、接点68とコネ
クタピン69の間に絶縁フィルム65が挟まり、カード
の内部回路と先端コネクタ2間の接続が遮断され、後端
コネクタ3のみが先端コネクタ2に接続される状態とな
る。
【0082】このような本実施例のPCカード1どうし
を複数枚数珠つなぎに連結してパソコンの1スロットに
接続した場合、機能を使用したい1枚のカードだけ内部
プリント基板64を前進させ、他のカードは内部プリン
ト基板64を後退させれば、使用したいカードの内部回
路だけをパソコンに接続することができる。
【0083】このように第1実施例の場合と同様に、複
数のPCカードをパソコンの1スロットに接続し、その
内の所望の1枚を選択して内部回路をパソコンに接続す
ることができる。
【0084】本実施例の構造では、内部回路の接続の切
り換えを高速に頻繁に行なうことはできないので、接続
の切り換えを頻繁に行なわないようなカードに本実施例
の構造を適用すればよい。本実施例の構造は第1実施例
に比べて簡単で安価であるという利点がある。
【0085】ただし、本実施例の場合、複数枚のカード
を連結してパソコンの1スロットに接続した場合、ツマ
ミ67aの操作を誤り、各カードの内部プリント基板6
4をいずれも前進させた状態にしてしまうと、複数のカ
ードの内部回路がパソコンの1スロットに並列に接続さ
れ、誤動作してしまう。従って、必ず、機能を使用する
1枚の内部プリント基板64だけ前進させて先端コネク
タ2に内部回路を接続し、機能を使用しないカードは基
板64を後退させて先端コネクタ3に後端コネクタ2の
みを接続し内部回路を接続しないように注意しなければ
ならない。
【0086】これに対し第1実施例では、複数枚のカー
ドを連結してパソコンの1スロットに接続した場合、1
枚のカードのスイッチ機構をオンすれば、それより後の
カードではスイッチ機構がオンしていても前のカードの
先端コネクタと後端コネクタ間の接続が遮断されている
ので、必ず1枚のカードの内部回路のみが1スロットに
接続され、複数のカードの内部回路が1スロットに並列
に接続されることはない。したがって、その並列接続に
よる誤動作は未然に防止できる。ただし、第1実施例の
場合、他の原因による誤動作を防止するためと、パソコ
ンが各PCカードのスイッチ機構のオン,オフを間違い
無く認識して間違い無くPCカードを制御するため、必
ず、機能を使用していないカードのスイッチ機構をオフ
しておく。
【0087】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、情報処理装置に着脱可能に接続して所定の機
能を提供することが可能なPCカードにおいて、PCカ
ードの先端に設けられ、PCカードを情報処理装置に着
脱可能に接続するための先端コネクタと、PCカードの
後端に設けられ、他のPCカードの前記先端コネクタを
着脱可能に接続するための後端コネクタと、前記先端コ
ネクタに対しPCカードの内部回路を接続するか、或い
は前記後端コネクタを接続するように接続を切り換える
切り換え手段、或いは前記先端コネクタに対しPCカー
ドの内部回路と前記後端コネクタを並列に接続するか、
或いは前記後端コネクタのみを接続するように接続を切
り換える切り換え手段を有する構成を採用したので、複
数枚のPCカードどうしを接続して情報処理装置の1ス
ロットに接続することができ、この状態で機能を使用し
たいカードの内部回路のみを情報処理装置に接続してそ
の機能を使用することができる。
【0088】すなわち、情報処理装置のスロットに、そ
のスロット数より多数のPCカードを接続し、その状態
で接続したカードの内で所望のカードの機能を使用でき
る。情報処理装置のスロット数によりPCカードの利用
方法、拡張性が限定されることがない。また、異なる機
能のカードを使用したいときにカードを差し替える必要
がなく、その手間を省くことができる。
【0089】また、情報処理装置の1スロットに複数の
PCカードを接続するために特別な部材を用いる必要が
なく、その費用がかからない。
【0090】さらに、本発明のPCカードを情報処理装
置に接続した状態でPCカードの機能を使用しないとき
は切り換え手段を介して先端コネクタに対し後端コネク
タのみを接続しておくこと、つまり先端コネクタと内部
回路の接続を遮断しておくことにより、PCカードの誤
動作を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のPCカードと従来のPC
カードの外観を示す斜視図である。
【図2】同実施例のPCカードを2枚連結してパソコン
のスロットに接続する様子を示す斜視図である。
【図3】同実施例のPCカードの内部構造を示す側断面
図である。
【図4】同実施例のPCカードの内部構造を示す一部破
断斜視図である。
【図5】テレビ電話機能を実現するため、画像入力カー
ド、音声入出力カード、モデムカードをパソコンのスロ
ットに接続した様子を示す斜視図である。
【図6】上記3種類のカードの内部構成を示すブロック
図である。
【図7】パソコンの構成を示すブロック図である。
【図8】モデムカードを使用する場合のパソコンの処理
のフローチャート図である。
【図9】第2実施例のPCカードの外観を示す斜視図で
ある。
【図10】第2実施例のPCカードの内部構造を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1 PCカード 2 先端コネクタ 3 後端コネクタ 4 マイクロフォン 5 カメラ 6 接続コード 7 電話回線 10 パソコン本体 11 スロット 22a〜22c ホストインタフェース 23a〜23c 制御部 35a〜35c スイッチ機構 40 画像入力カード 41 音声入出力カード 42 モデムカード 61 上カバー 62 下カバー 63 フレーム 64 内部プリント基板 65 絶縁フィルム 66 配線 67 切り換えスイッチ 68 接点 69,70 コネクタピン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置に着脱可能に接続して所定
    の機能を提供することが可能なPCカードにおいて、 PCカードの先端に設けられ、PCカードを情報処理装
    置に着脱可能に接続するための先端コネクタと、 PCカードの後端に設けられ、他のPCカードの前記先
    端コネクタを着脱可能に接続するための後端コネクタ
    と、 前記先端コネクタに対しPCカードの内部回路を接続す
    るか、或いは前記後端コネクタを接続するように接続を
    切り換える切り換え手段と、を有することを特徴とする
    PCカード。
  2. 【請求項2】 前記切り換え手段は情報処理装置からの
    制御信号に従って前記接続の切り換えを電気的に行なう
    ように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のP
    Cカード。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のPCカードを
    情報処理装置に接続して使用するPCカードの使用方法
    であって、PCカードを情報処理装置に接続した状態で
    PCカードの機能を使用しないときは前記切り換え手段
    を介して前記先端コネクタに対し前記後端コネクタを接
    続しておくことを特徴とするPCカードの使用方法。
  4. 【請求項4】 情報処理装置に着脱可能に接続して所定
    の機能を提供することが可能なPCカードにおいて、 PCカードの先端に設けられ、PCカードを情報処理装
    置に着脱可能に接続するための先端コネクタと、 PCカードの後端に設けられ、他のPCカードの前記先
    端コネクタを着脱可能に接続するための後端コネクタ
    と、 前記先端コネクタに対しPCカードの内部回路と前記後
    端コネクタを並列に接続するか、或いは前記後端コネク
    タのみを接続するように接続を切り換える切り換え手段
    と、を有することを特徴とするPCカード。
  5. 【請求項5】 前記切り換え手段は手動操作により機械
    的に前記接続の切り換えを行なうように構成されたこと
    を特徴とする請求項4に記載のPCカード。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のPCカードを
    情報処理装置に接続して使用するPCカードの使用方法
    であって、PCカードを情報処理装置に接続した状態で
    PCカードの機能を使用しないときは前記切り換え手段
    を介して前記先端コネクタに対し前記後端コネクタのみ
    を接続しておくことを特徴とするPCカードの使用方
    法。
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Cited By (4)

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US6408352B1 (en) 1999-01-21 2002-06-18 Japan Solderless Terminal Mfg. Co., Ltd Card connector adaptor with indicator
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