JPH0818008A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH0818008A
JPH0818008A JP14660694A JP14660694A JPH0818008A JP H0818008 A JPH0818008 A JP H0818008A JP 14660694 A JP14660694 A JP 14660694A JP 14660694 A JP14660694 A JP 14660694A JP H0818008 A JPH0818008 A JP H0818008A
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JP
Japan
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functional block
clock
clock signal
supply
interrupt
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JP14660694A
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Inventor
Kenji Hasegawa
健次 長谷川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄な電力消費の少ない半導体集積回路を得
る。 【構成】 複数の機能ブロック4〜11が存在する半導
体集積回路1において、主クロック端子2は、クロック
制御回路12に入力され、クロック制御レジスタ13
は、クロック制御回路12をコントロールする。クロッ
ク制御回路12から内部分岐クロックが出力され、各機
能ブロック4〜11に供給される。 【効果】 使用されていない機能ブロックによって無駄
に電力が消費されることがなくなって低消費電力化が可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の機能ブロック
を有した半導体集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の半導体集積回路装置であ
る。図において、1は複数の機能ブロックを内蔵した半
導体集積回路装置、2は半導体集積回路装置1にクロッ
ク信号を供給する主クロック端子である。3は半導体集
積回路装置1の内部の各機能ブロックにクロック信号を
供給する内部クロック信号線である。4は前記複数の機
能ブロックの一つであるタイマ機能を有した第1機能ブ
ロックである。5もタイマ機能を有した第2機能ブロッ
クである。6はIO制御を行うIOコントローラとして
の機能を有した第3機能ブロックである。7はCRTを
制御するCRTコントローラとしての機能を有した第4
機能ブロックである。8はUART(Universal Asynch
ronous Receiver and Transmitter )としての機能を有
した第5機能ブロックである。9はDMAコントローラ
としての機能を有した第6機能ブロックである。10は
割り込み用コントローラとしての機能を有した第7機能
ブロックである。11はフレキシブルディスクコントロ
ーラとしての機能を有した第8機能ブロックである。
【0003】従来の半導体集積回路装置は以上のように
内部の論理部分が第1機能ブロック4と第2機能ブロッ
ク5と第3機能ブロック6と第4機能ブロック7と第5
機能ブロック8と第6機能ブロック9と第7機能ブロッ
ク10と第8機能ブロック11から構成されている。こ
の半導体集積回路装置1では、主クロック端子2から供
給されたクロック信号は、内部クロック信号線3を通り
前記各機能ブロックに供給されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置は以上のように構成されているので、使用されてい
ない機能ブロックがあっても、主クロック端子2から全
ての機能ブロック4〜11へクロック信号が常時供給さ
れるため、内部クロック信号線3に接続されている使用
されていない機能ブロックのクロック信号供給系におい
てクロック信号の供給に伴う電力が無駄に消費される問
題点があった。
【0005】請求項1の発明は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、使用されない機能ブロ
ック信号にクロック信号が供給されることによる無駄な
消費電力を抑制できる半導体集積回路装置を得ることを
目的とする。
【0006】請求項2の発明は、使用されない機能ブロ
ックにクロック信号が供給されることによる無駄な消費
電力を、時間的に制御する半導体集積回路装置を得るこ
とを目的とする。
【0007】請求項3の発明は、使用されない機能ブロ
ックにクロック信号が供給されることによる無駄な消費
電力を外部から制御し抑制できる半導体集積回路装置を
得ることを目的とする。
【0008】請求項4の発明は、使用されない機能ブロ
ックにクロック信号が供給されることによる無駄な消費
電力を外部から制御し抑制できる半導体集積回路装置を
得ることを目的とする。
【0009】請求項5の発明は、使用されない機能ブロ
ックにクロック信号が供給されることによる無駄な消費
電力を割込み制御により抑制できる半導体集積回路装置
を得ることを目的とする。
【0010】請求項6の発明は、使用されない機能ブロ
ックにクロック信号が供給されることによる無駄な消費
電力を時間的に制御し、また使用されない機能ブロック
による無駄な消費電力を割込み制御により抑制できる半
導体集積回路装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体集積回路装置は、機能ブロックへのクロック信号の
供給を制御するための機能ブロック選択データを格納す
るクロック制御レジスタと、該クロック制御レジスタに
格納された機能ブロック選択データを基に前記機能ブロ
ックへの前記クロック信号の供給を制御するクロック制
御回路とを備えたものである。
【0012】請求項2の発明に係る半導体集積回路装置
は、機能ブロックへのクロック信号の供給を制御するク
ロック制御回路をタイマにより制御する構成を備えたも
のである。
【0013】請求項3の発明に係る半導体集積回路装置
は、機能ブロックへのクロック信号の供給を制御するク
ロック制御回路を、外部から送られてくる受信データに
より制御する非同期式汎用直列伝送回路を備えたもので
ある。
【0014】請求項4の発明に係る半導体集積回路装置
は、外部から送られてくるデータとあらかじめ設定され
たデータとを比較手段が比較した結果、一致する場合に
限りクロック制御回路を制御する非同期式汎用直列伝送
回路を備えたものである。
【0015】請求項5の発明に係る半導体集積回路装置
は、外部から入力される割込み信号を受け付ける割込み
処理部と、該割込み処理部が割込み信号を受け付けたと
きの機能ブロックへのクロック信号の供給についての制
御を行うための割込み用機能ブロック選択データを格納
する割込み用クロック制御レジスタとを有し、クロック
制御回路は前記割込み処理部が割込み信号を受け付けた
ときには前記割込み用クロック制御レジスタに格納され
た割込み用機能ブロック選択データを基に前記機能ブロ
ックへのクロック信号の供給を制御する構成を備えたも
のである。
【0016】請求項6の発明に係る半導体集積回路装置
は、外部から入力される割込み信号を受け付ける割込み
処理部と、割込みがあったときに機能ブロックへのクロ
ック信号の供給を制御するための割込み用機能ブロック
選択データを格納する割込み用クロック制御レジスタ
と、クロック制御回路を制御するタイマと、該タイマの
出力とクロック制御レジスタに格納された機能ブロック
選択データとを基に前記機能ブロックへのクロック信号
の供給を制御し、あるいは割り込みがあったときには割
込み用クロック制御レジスタに格納された割込み用機能
ブロック選択データを基に前記機能ブロックへのクロッ
ク信号の供給を制御するクロック制御回路とを備えたも
のである。
【0017】
【作用】請求項1における半導体集積回路装置は、クロ
ック制御レジスタに格納された機能ブロック選択データ
により機能ブロックへのクロック信号の供給を制御し、
使用されずクロック信号を供給する必要のない機能ブロ
ックに対しては、前記機能ブロック選択データを基にク
ロック信号の供給を停止し、使用していない機能ブロッ
クにクロック信号が供給されることで無駄に消費される
電力を抑制するように作用する。
【0018】請求項2における半導体集積回路装置のタ
イマは、クロック制御レジスタに格納された機能ブロッ
ク選択データを基に行われる機能ブロックへのクロック
信号の供給の制御を設定された時間で制御し、使用され
ない機能ブロックにクロック信号が供給されることによ
る無駄な消費電力の抑制を前記設定された時間を基に行
うことを可能にする。
【0019】請求項3における半導体集積回路装置は、
機能ブロックへのクロック信号の供給の制御を外部から
送られてくる受信データにより制御することで、使用さ
れない機能ブロックにクロック信号が供給されることに
よる無駄な消費電力を外部から制御し抑制することを可
能にする。
【0020】請求項4の発明における半導体集積回路装
置は、外部から送られてくる受信データがあらかじめ設
定されたデータと一致する場合に限り機能ブロックへの
クロック信号の供給の制御を行うことで、使用されない
機能ブロックにクロック信号が供給されることによる無
駄な消費電力を外部から制御し抑制することを可能にす
る。
【0021】請求項5における半導体集積回路装置のク
ロック制御回路は、割込み信号が受け付けられると割込
み用機能ブロック選択データを基に機能ブロックへのク
ロック信号の供給を制御し、使用されない機能ブロック
にクロック信号が供給されることによる無駄な消費電力
を割込み制御により抑制するように作用する。
【0022】請求項6における半導体集積回路装置は、
機能ブロック選択データを基に行う機能ブロックへのク
ロック信号の供給の制御を時間的に制御し、また割込み
信号が受け付けられると割込み用機能ブロック選択デー
タを基に前記機能ブロックへのクロック信号の供給を制
御し、使用されない機能ブロックにクロック信号が供給
されることによる無駄な消費電力を、時間的にあるいは
割り込みにより制御することを可能にする。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、請求項1の発明の一実施例を図につい
て説明する。図1は、本実施例の半導体集積回路装置の
構成を示すブロック図である。図1において図7と同一
または相当の部分については同一の符号を付し説明を省
略する。図において12は各機能ブロック4〜11への
クロック信号の供給を制御するクロック制御回路であ
る。13はクロック制御回路12が各機能ブロック4〜
11へのクロック信号の供給を制御するための制御デー
タが書き込まれるクロック制御レジスタである。14は
各機能ブロック4〜11へクロック信号を供給する内部
分岐クロック信号線である。
【0024】図2は、クロック制御レジスタ13に書き
込まれ設定された制御データを示す説明図である。図2
の(a)は、全ての機能ブロック4〜11にクロック信
号を供給する制御データ「11111111」が書き込
まれ設定されているクロック制御レジスタ13の状態を
示している。同図(b)は、第1機能ブロック4と第3
機能ブロック6と第5機能ブロック8と第7機能ブロッ
ク10にクロック信号を供給する制御データ「1010
1010」が書き込まれ設定されているクロック制御レ
ジスタ13の状態を示している。同図(c)は全ての機
能ブロック4〜11にクロック信号を供給しない制御デ
ータ「00000000」が書き込まれ設定されている
クロック制御レジスタ13の状態を示している。
【0025】クロック制御レジスタ13の制御データは
最上位のビットが第1機能ブロック4の制御データビッ
トに対応し、以下順番に下位に進んで第2機能ブロック
5の制御データビット、第3機能ブロック6の制御デー
タビット、・・・最下位のビットが第8機能ブロック1
1の制御データビットに対応している。
【0026】次に、動作について説明する。この半導体
集積回路装置1の各機能ブロック4〜11へのクロック
信号の供給は、主クロック端子(外部端子)2からクロ
ック制御回路12を介して内部分岐クロック信号線14
により夫々供給されている。また、クロック制御回路1
2は、クロック制御レジスタ13に書き込まれ設定され
ている制御データの値により各機能ブロックへのクロッ
ク信号の供給を制御する。
【0027】例えば、図2の(a)に示す制御データが
クロック制御レジスタ13に設定されると、全機能ブロ
ック4〜11にクロック信号が供給される。また、同図
(b)に示す制御データがクロック制御レジスタ13に
設定されると、第1機能ブロック4と第3機能ブロック
6と第5機能ブロック8と第7機能ブロック10にクロ
ック信号が供給される一方、第2機能ブロック5と第4
機能ブロック7と第6機能ブロック9と第8機能ブロッ
ク11へのクロック信号の供給は停止される。また、同
図(c)に示す制御データがクロック制御レジスタ13
に設定されたときには、全機能ブロックへのクロック信
号の供給は停止される。
【0028】従って本実施例では、使用する機能ブロッ
クと使用しない機能ブロックに対応した制御データ(使
用する機能ブロックに対応する制御データビットを
‘1’、使用しない機能ブロックに対応する制御データ
ビットを‘0’として構成された制御データ)をクロッ
ク制御レジスタ13に設定することで、使用しない機能
ブロックへ供給されるクロック信号を停止することがで
き、使用しない機能ブロックへクロック信号が供給され
ることにより消費される無駄な電力を抑制することがで
きる。
【0029】実施例2.以下、請求項2の発明の一実施
例を図について説明する。図3は、本実施例の半導体集
積回路装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て図1と同一または相当の部分については同一の符号を
付し説明を省略する。図において18はクロック制御回
路12に内蔵されているタイマである。
【0030】次に動作について説明する。クロック制御
回路12による機能ブロック4〜11へのクロック信号
の供給の制御は、前記実施例1の動作と同じである。ク
ロック制御回路12に内蔵されたタイマ18は、クロッ
ク制御レジスタ13に書き込まれた制御データに従って
クロック制御回路12が各機能ブロックへのクロック信
号の供給の制御を実行する時点を規定するものであり、
クロック制御回路12による各機能ブロックへのクロッ
ク信号の供給の制御はタイマ18に設定された時間が経
過したとき開始され、あるいはタイマ18に設定された
時間が経過する間、実行される。
【0031】例えば、クロック制御レジスタ13に第3
機能ブロック6と第4機能ブロック7とにクロック信号
を供給しないような制御データを設定した場合には、第
3機能ブロック6と第4機能ブロック7の内蔵レジスタ
の内容を、第3機能ブロック6と第4機能ブロック7に
供給されているクロック信号がタイマ18に設定された
時間が経過して停止するまでに第3機能ブロック6と第
4機能ブロック7の内蔵レジスタの内容を外部メモリに
退避させ、第3機能ブロック6と第4機能ブロック7の
内蔵レジスタの内容の破壊を防ぐことが可能となる。
【0032】実施例3.以下、請求項3および請求項4
の発明の一実施例を図について説明する。図4は、本実
施例の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図であ
る。図4において図1と同一または相当の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。図において19は
クロック制御回路12に内蔵されているUART(非同
期式汎用直列伝送回路)である。19aはUART19
に設けられたコンペア手段(比較手段)であり、受信デ
ータとあらかじめ設定されているデータとを比較する。
20はUART19のデータ受信端子である。
【0033】次ぎに動作について説明する。クロック制
御レジスタ13に書き込まれた制御データの値に応じて
クロック制御回路12が各機能ブロック4〜11へのク
ロック信号の供給を制御する動作を開始するのは、デー
タ受信端子20にUART19のコンペア手段19aに
設定したデータと同じデータが送られてきたときであ
る。
【0034】このような機能が有効に利用できるものと
して携帯電話などがある。携帯電話においては電話の受
信待機中には、第5機能ブロック8から第8機能ブロッ
ク11までの機能は使用せず、また受信時には全機能ブ
ロックを使用することになるが、このような場合、全機
能ブロックにクロック信号が供給されるような制御デー
タをクロック制御レジスタ13に設定し、電話受信デー
タの最初に挿入された、UART19のコンペア手段1
9aに設定したデータと同じデータが受信されたときに
クロック制御レジスタ13に設定した前記制御データの
内容が実行されるようにして、全機能ブロックにクロッ
ク信号を供給し、回線を接続して通話を行うことかでき
る。
【0035】また、クロック制御レジスタ13に第5機
能ブロック8から第8機能ブロック11までクロック信
号の供給を停止する制御データを設定し、通話終了時の
受信データの最後でUART19のコンペア手段19a
に設定したデータと同じデータが受信されたときに、ク
ロック制御レジスタ13に設定した前記制御データの内
容が実行され、第5機能ブロック8から第8機能ブロッ
ク11までのクロック信号の供給を停止し、第1機能ブ
ロック4から第4機能ブロック7まではクロック信号を
供給し、再度受信待機に移行する。
【0036】従って本実施例では、外部から送られてき
たデータを基にUART19により、クロック制御回路
12による各機能ブロックへのクロック信号の供給ある
いはクロック信号の供給の停止を制御することが可能と
なる。
【0037】実施例4.以下、請求項5および請求項6
の発明の一実施例を図について説明する。図5は、本実
施例の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図であ
る。図5において図1および図3と同一または相当の部
分については同一の符号を付し説明を省略する。図にお
いて21はCRTである。22は第4機能ブロック7と
CRT21を接続しているCRT制御線である。23は
キーボードである。24はキーボード23と第7機能ブ
ロック10との間を接続するキーボード割り込み制御線
であり、キーボード23からキー入力された割込み信号
が出力される。25は第7機能ブロック10からクロッ
ク制御回路12への割込み信号が出力されるクロック制
御回路割込み制御線である。26はクロック制御回路1
2による各機能ブロックへのクロック信号の供給を制御
するための制御データが書き込まれる第1クロック制御
レジスタである。27は割込みが受け付けられたときに
クロック制御回路12による各機能ブロックへのクロッ
ク信号の供給を制御する制御データが書き込まれる第2
クロック制御レジスタである。28は割り込みを受け付
ける割込み処理部である。
【0038】図6は、図5に示す第1クロック制御レジ
スタ26と第2クロック制御レジスタ27に書き込まれ
設定された制御データを示す説明図である。同図(a)
は、第4機能ブロック7のみにクロック信号を供給しな
い制御データ「11101111」が第1クロック制御
レジスタ26に設定された状態を示している。同図
(b)は、すべての機能ブロックにクロック信号を供給
するときの設定データが第2クロック制御レジスタ27
に書き込まれ設定された状態を示している。
【0039】次に動作について説明する。半導体集積回
路装置1の各機能ブロックへのクロック信号の供給は、
主クロック端子2からクロック制御回路12を介して各
機能ブロックへ接続された内部分岐クロック信号線14
により行われている。クロック制御回路12は、第1ク
ロック制御レジスタ26あるいは第2クロック制御レジ
スタ27に書き込んだ制御データの値により、各機能ブ
ロックへのクロック信号の供給を制御する。
【0040】例えば、携帯用パソコンなどにおいてタイ
マ18に設定された時間、キーボード23から第7機能
ブロック10を介して割込み処理部28へ割込み信号が
入力されない場合には、タイマ18に設定された時間が
経過し、あるいはタイマ18に設定された時間が経過す
るまでの間、第1クロック制御レジスタ26に設定され
た制御データの設定内容を実行することにより、第4機
能ブロック7へのクロック信号の供給を停止し、CRT
21への制御を止める。
【0041】次に、キーボード23から第7機能ブロッ
ク10を介して割り込み信号が入力されると、第2クロ
ック制御レジスタ27に設定された制御データの内容に
従って各機能ブロックへのクロック信号の供給を制御す
る。この場合、制御データは「11111111」であ
るから第4機能ブロック7および全ての機能ブロックに
クロック信号が供給され、CRT21への制御を開始す
る。
【0042】このように本実施例によれば、タイマ18
の出力とキーボード23からキー入力された割込み信号
とに応じて、各機能ブロックへのクロック信号の供給
を、第1クロック制御レジスタ26に設定された制御デ
ータの内容に従ったものから第2クロック制御レジスタ
27に設定された制御データの内容に従ったものに切り
替えることができ、各機能ブロックへのクロック信号の
供給の制御に柔軟性を付与することが可能となる。
【0043】なお、以上説明した実施例では、タイマ1
8と割込み処理部28とをクロック制御回路12に設け
るように構成したが、タイマ18を設けることなく割込
み処理部28のみを設け、割込み処理部28において受
け付けた割り込みの内容に応じて第1クロック制御レジ
スタ26あるいは第2クロック制御レジスタ27の制御
データの内容に応じた各機能ブロックへのクロック信号
の供給の制御が行われるように構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、機能ブロック選択データを格納するクロック制御レ
ジスタと、該クロック制御レジスタに格納された機能ブ
ロック選択データを基に各機能ブロックへのクロック信
号の供給を制御するクロック制御回路とを備えるように
構成したので、使用されない機能ブロックにクロック信
号が供給されることによる無駄な消費電力を抑制できる
半導体集積回路装置が得られる効果がある。
【0045】請求項2の発明によれば、各機能ブロック
へのクロック信号の供給を制御する前記クロック制御回
路をタイマにより時間的に制御するように構成したの
で、使用されない機能ブロックにクロック信号が供給さ
れることによる無駄な消費電力を、時間的に制御できる
半導体集積回路装置が得られる効果がある。
【0046】請求項3の発明によれば、各機能ブロック
へのクロック信号の供給を制御するクロック制御回路
を、外部から送られてくる受信データにより制御する非
同期式汎用直列伝送回路を備えるように構成したので、
使用されない機能ブロックにクロック信号が供給される
ことによる無駄な消費電力を外部から制御し抑制できる
半導体集積回路装置が得られる効果がある。
【0047】請求項4の発明によれば、外部から送られ
てくるデータとあらかじめ設定されたデータとを比較手
段において比較した結果が、一致する場合に限りクロッ
ク制御回路を制御する非同期式汎用直列伝送回路を備え
るように構成したので、使用されない機能ブロックにク
ロック信号が供給されることによる無駄な消費電力を外
部から制御し抑制できる半導体集積回路装置が得られる
効果がある。
【0048】請求項5の発明によれば、割込み処理部が
割込み信号を受け付けたときに、割込み用クロック制御
レジスタに格納された割込み用機能ブロック選択データ
により機能ブロックへのクロック信号の供給を制御する
クロック制御回路を備えるように構成したので、使用さ
れない機能ブロックにクロック信号が供給されることに
よる無駄な消費電力を割込み制御により抑制できる半導
体集積回路装置が得られる効果がある。
【0049】請求項6の発明によれば、タイマの出力と
クロック制御レジスタに格納された機能ブロック選択デ
ータとを基に各機能ブロックへのクロック信号の供給を
制御し、あるいは割込み処理部が割込み信号を受け付け
たときには割込み用クロック制御レジスタに格納された
割込み用機能ブロック選択データを基に前記各機能ブロ
ックへのクロック信号の供給を制御するクロック制御回
路を備えるように構成したので、使用されない機能ブロ
ックにクロック信号が供給されることによる無駄な消費
電力を時間的に制御し、また使用されない機能ブロック
による無駄な消費電力を抑制できる半導体集積回路装置
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明の一実施例による半導体集積
回路装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 請求項1の発明の一実施例による半導体集積
回路装置のクロック制御レジスタに書き込まれ設定され
た制御データを示す説明図である。
【図3】 請求項2の発明の一実施例による半導体集積
回路装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 請求項3と請求項4の発明の一実施例による
半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 請求項5と請求項6の発明の一実施例による
半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 請求項5と請求項6の発明の一実施例による
半導体集積回路装置のクロック制御レジスタに書き込ま
れ設定された制御データを示す説明図である。
【図7】 従来の半導体集積回路装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
2 主クロック端子(外部端子)、4 第1機能ブロッ
ク、5 第2機能ブロック、6 第3機能ブロック、7
第4機能ブロック、8 第5機能ブロック、9 第6
機能ブロック、10 第7機能ブロック、11 第8機
能ブロック(機能ブロック)、12 クロック制御回
路、13 クロック制御レジスタ、18タイマ、19
UART(非同期式汎用直列伝送回路)、19a コン
ペア手段(比較手段)、28 割込み処理部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端子から供給されるクロック信号を
    基に機能する複数の機能ブロックを内蔵した半導体集積
    回路装置において、前記機能ブロックへのクロック信号
    の供給を制御するための機能ブロック選択データを格納
    するクロック制御レジスタと、該クロック制御レジスタ
    に格納された機能ブロック選択データを基に前記機能ブ
    ロックへの前記クロック信号の供給を制御するクロック
    制御回路とを備えたことを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 前記機能ブロックへのクロック信号の供
    給を制御する前記クロック制御回路をタイマにより時間
    的に制御することを特徴とする請求項1記載の半導体集
    積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記機能ブロックへのクロック信号の供
    給を制御するクロック制御回路を、外部から送られてく
    る受信データにより制御する非同期式汎用直列伝送回路
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路装置。
  4. 【請求項4】 前記非同期式汎用直列伝送回路は、外部
    から送られてくるデータとあらかじめ設定されたデータ
    とを比較手段において比較した結果が一致する場合に限
    りクロック制御回路を制御することを特徴とする請求項
    3記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 外部から入力される割込み信号を受け付
    ける割込み処理部と、該割込み処理部が割込み信号を受
    け付けたときに機能ブロックへのクロック信号の供給の
    制御を行うための割込み用機能ブロック選択データを格
    納する割込み用クロック制御レジスタとを備え、前記ク
    ロック制御回路はクロック制御レジスタに格納された機
    能ブロック選択データを基に前記機能ブロックへのクロ
    ック信号の供給を制御し、あるいは前記割込み処理部が
    割込み信号を受け付けたときには前記割込み用クロック
    制御レジスタに格納された割込み用機能ブロック選択デ
    ータを基に前記機能ブロックへのクロック信号の供給を
    制御することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路装置。
  6. 【請求項6】 前記クロック制御回路を時間的に制御す
    るタイマを備え、前記クロック制御回路は前記タイマの
    出力とクロック制御レジスタに格納された機能ブロック
    選択データとを基に機能ブロックへのクロック信号の供
    給を制御し、あるいは割込み処理部が割込み信号を受け
    付けたときには割込み用クロック制御レジスタに格納さ
    れた割込み用機能ブロック選択データを基に前記機能ブ
    ロックへのクロック信号の供給を制御することを特徴と
    する請求項5記載の半導体集積回路装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874098B2 (en) 2000-12-01 2005-03-29 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit
JP2005140759A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路及び半導体集積回路の故障検出方法

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US6874098B2 (en) 2000-12-01 2005-03-29 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit
JP2005140759A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路及び半導体集積回路の故障検出方法

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