JPH08178635A - 背板材の形状寸法測定方法 - Google Patents

背板材の形状寸法測定方法

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Publication number
JPH08178635A
JPH08178635A JP6340874A JP34087494A JPH08178635A JP H08178635 A JPH08178635 A JP H08178635A JP 6340874 A JP6340874 A JP 6340874A JP 34087494 A JP34087494 A JP 34087494A JP H08178635 A JPH08178635 A JP H08178635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back plate
plate material
camera
outside plank
mark
Prior art date
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Pending
Application number
JP6340874A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Shigemasa
英明 重政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C K S CHIYUUKI KK
Original Assignee
C K S CHIYUUKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by C K S CHIYUUKI KK filed Critical C K S CHIYUUKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原木丸太を製材する際に生ずる背板材の形状
寸法を簡便且つ適確に測定し、これを小割り製材する際
の効果的な板取りを可能とすることを目的とする。 【構成】 背板材の丸み部分上方にレーザーマーク投光
器により直線状の光マークを投射し、これをレーザーマ
ーク投光器と一定角度関係に配置したカメラで撮影する
ことによりその形状寸法を認識することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原木丸太を製材する際に
生ずる背板材の形状寸法を簡便且つ適確に測定するため
のものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原木丸太を製材する際に生ずる背
板材の形状寸法を測定する器具は無く、専ら人が目視し
て判断して凡そ同一形状や寸法のものを各グループに仕
分けしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】背板材は製材歩留まり
を高めるために更に小割り製材することが行われるので
あり、従来の作業者による目視による判別では作業性が
悪く、又無駄の無い適確な小板材が得られるものとなら
ない。本発明は斯有る現状に鑑み、背板材の形状寸法を
簡便且つ適確に測定し、各背板材から無駄の無い小割り
製材を可能とするための測定方法を提供せんとするもの
である。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明の特徴は、背板材
の丸み部分上方にレーザーマーク投光器により直線状の
光マークを投射し、これをレーザーマーク投光器と一定
角度関係に配置したカメラで撮影することによりその形
状寸法を認識して測定するのであり、具体的には背板材
を搬送手段で移送すると共に、該移送経路上に一定角度
関係となしたレーザーマーク投光器とカメラ及び上記搬
送手段と同調して回転するようになしたパルス発生手段
を設け、一方パルス発生手段の背板材の移動と同期した
パルス出力をコントローラーに入力し、他方背板材が一
定距離移送される毎にカメラで光マークを撮影し、画像
処理装置によって幅及び厚さ寸法を測定したデーターを
コンピューターに入力して背板材の長さ方向に於ける連
続した断面寸法を認識して測定するようになさしめる。
【0005】
【作用】背板材の丸み部分上方にレーザーマーク投光器
により直線状の光マークを投射し、これをレーザーマー
ク投光器と一定角度関係に配置したカメラで撮影する。
該画像は背板材の形状に沿った円弧状のもので、その幅
は背板材の幅に相当するのであり、一方高さHは背板材
の厚さに相当し、これらの寸法値はレーザーマーク投光
器とカメラの相対角度αから三角関数で求められる。
【0006】
【実施例】図1は原木丸太1を製材する際に背板材2が
発生する状態を示す断面説明図であり、図2a、b、
c、dは背板材2の各種例を示す斜視図である。
【0007】図3は上記背板材2の一例に於ける形状寸
法を測定する原理を説明する説明図であって、3は背板
材2の丸み部分上方に配置したレーザーマーク投光器、
4は該丸み部分上に形成された直線状の光マークであ
る。尚、5は上記レーザーマーク投光器3に対し一定角
度αで配置したカメラである。
【0008】図4Aは上記図3で示した斜視図を背板材
2の長さ方向で見た正面図であり、同Bは背板材2の丸
み部分上方に投光された直線状の光マーク4をカメラで
撮影したブラウン管上の画像4’を示した説明図であっ
て、背板材2の丸み形状に沿った円弧状の曲線が得られ
る。この際、該円弧状の曲線は背板材2の丸み部分の変
化に伴い様々の形状に変化するものとなる。
【0009】今、レーザーマーク投光器3とカメラ5と
の相対角度αを45°とすれば、tan45゜=S/T
=1であって、ブラウン管の画面上に於ける当該縮尺倍
率でM間寸法を計数することにより、実際の高さ寸法S
を算出(読取る)することが出来る。
【0010】上記は背板材2の高さS(肉厚)について
であるが、幅寸法Lは画像上に表示される上記円弧状曲
線の左右端縁m、n間の寸法Wを同様縮尺倍率で計数す
ることにより、算出することが出来る。
【0011】図5は各種背板材2の形状寸法を上記方法
で連続的に測定する概略図であって、Aは正面図、Bは
平面図である。図面で6は水平方向へ移送させるための
搬送手段であって、6aはフレーム、6bはローラであ
り図示しない駆動手段で背板材2を矢印方向へ移送する
ようになされる。尚、7は上記ローラ6bの回動と同調
して回転するように設けたパルスエンコーダーである。
【0012】従って、パルス発生手段7は背板材2の移
送と同期したパルス出力をコントローラーに入力するの
であり、一方背板材2が一定距離移送する毎にカメラ5
で光マーク4を撮影し、画像処理装置8によって幅及び
厚さ寸法を測定したデータをコンピュータ9に入力して
背板材2の連続した断面寸法のデータを得ることが出来
る。図6は上記測定システムのフローシートである。本
発明に於てレーザーマーク投光器4とカメラ5との関係
位置は交替させても何ら差支え無く、本発明実施の範囲
内のものである。
【0013】
【発明の効果】一般の製材作業に供用される原木丸太は
不定形であり、そこで発生する背板材も又千差万別であ
って、これを製材する時には高度の技術と多くの手間を
要し自動化が出来ず生産性と歩留まりの低下を余儀なく
されていたが、上記の如くなして実施される本発明によ
れは、背板材上に投射されたレーザーマーク光をカメラ
で撮影し、その形状寸法を自動的に認識することが出来
るため上記製材に於ける小割り工程を自動化して、容易
に正確な木取り操作を可能にして生産性と歩留まり向上
に寄与すること大ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】原木丸太を製材する際に背板材が発生する状態
を示す断面説明図である。
【図2】背板材の各種例を示す斜視図である。
【図3】背板材の形状寸法を測定する原理を説明する説
明図である。
【図4】Aは図3で示した斜視図を背板材の長さ方向で
見た正面図であり、Bは背板材の丸み部分上方に投光さ
れた直線状の光マークをカメラで撮影したブラウン管上
の画像説明図である。
【図5】背板材の形状寸法を連続的に測定する装置の概
略図であって、Aは正面図、Bは平面図である。
【図6】測定システムのフローシート図である。
【符号の説明】
1 原木丸太 2 背板材 3 レーザーマーク投光器 4 光マーク 4’ 画像 5 カメラ 6 搬送手段 6a フレーム 6b ローラ 7 パルス発生手段 8 画像処理装置 9 コンピューター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板材の丸み部分上方にレーザーマーク
    投光器により直線状の光マークを投射し、これをレーザ
    ーマーク投光器と一定角度関係に配置したカメラで撮影
    することによりその形状寸法を認識することを特徴とす
    る背板材の形状寸法測定方法。
  2. 【請求項2】 背板材を搬送手段で移送すると共に、該
    移送経路上に一定角度関係となしたレーザーマーク投光
    器とカメラ及び上記搬送手段と同調して回転するように
    なしたパルス発生手段を設け、一方パルス発生手段の背
    板材の移動と同期したパルス出力をコントローラーに入
    力し、他方背板材が一定距離移送される毎にカメラで光
    マークを撮影し、画像処理装置によって幅及び厚さ寸法
    を測定したデーターをコンピューターに入力して背板材
    の長さ方向に於ける連続した断面寸法を認識することを
    特徴とする背板材の形状寸法側定方法。
JP6340874A 1994-12-21 1994-12-21 背板材の形状寸法測定方法 Pending JPH08178635A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110260817A (zh) * 2019-06-27 2019-09-20 复旦大学 基于虚拟标志点的复杂曲面偏折测量自定位方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110260817A (zh) * 2019-06-27 2019-09-20 复旦大学 基于虚拟标志点的复杂曲面偏折测量自定位方法
CN110260817B (zh) * 2019-06-27 2020-11-20 复旦大学 基于虚拟标志点的复杂曲面偏折测量自定位方法

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