JPH08178541A - スイング焼成炉 - Google Patents
スイング焼成炉Info
- Publication number
- JPH08178541A JPH08178541A JP31643894A JP31643894A JPH08178541A JP H08178541 A JPH08178541 A JP H08178541A JP 31643894 A JP31643894 A JP 31643894A JP 31643894 A JP31643894 A JP 31643894A JP H08178541 A JPH08178541 A JP H08178541A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zone
- swing
- furnace
- section
- cooling zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 粉状、粒状、棒状の比較的小さい形状のセラ
ミック材等を効率よく焼成する。 【構成】 予熱ゾーン2、加熱ゾーン3及び冷却ゾーン
4を各設けた筒状の炉体1を、前記予熱ゾーン2を上側
に、そして前記冷却ゾーン4を下側にして傾斜させて構
成し、前記炉体1には炉体1をスイングさせるスイング
ローラ14を設け、前記予熱ゾーン2側には処理材投入
部5と排気部6を設け、前記冷却ゾーン4側には被熱物
排出部7と空気導入部8を設け、前記加熱ゾーン3には
燃料供給部を設けた、スイング焼成炉。
ミック材等を効率よく焼成する。 【構成】 予熱ゾーン2、加熱ゾーン3及び冷却ゾーン
4を各設けた筒状の炉体1を、前記予熱ゾーン2を上側
に、そして前記冷却ゾーン4を下側にして傾斜させて構
成し、前記炉体1には炉体1をスイングさせるスイング
ローラ14を設け、前記予熱ゾーン2側には処理材投入
部5と排気部6を設け、前記冷却ゾーン4側には被熱物
排出部7と空気導入部8を設け、前記加熱ゾーン3には
燃料供給部を設けた、スイング焼成炉。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイング焼成炉に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来技術】粉状、粒状、棒状の比較的小さい形状のセ
ラミック材等を焼成する場合、これまでいくつかの方法
が取られていたが、それぞれに問題があった。 バッチ式焼成炉 材料を籠やパレットに充填し、箱型の焼成炉にセットし
た後、加熱を行うものである。 連続式焼成炉 材料を詰めたパレットをコンベア等で炉内に搬送するも
のや、台車に乗せて搬送するトンネルキルンの様なタイ
プがある。 ロータリーキルン 図1に示すように、耐火材を張った円筒を水平よりやや
傾けながら回転させ、この片方から材料を供給し炉内で
加熱された後、反対側より排出される。
ラミック材等を焼成する場合、これまでいくつかの方法
が取られていたが、それぞれに問題があった。 バッチ式焼成炉 材料を籠やパレットに充填し、箱型の焼成炉にセットし
た後、加熱を行うものである。 連続式焼成炉 材料を詰めたパレットをコンベア等で炉内に搬送するも
のや、台車に乗せて搬送するトンネルキルンの様なタイ
プがある。 ロータリーキルン 図1に示すように、耐火材を張った円筒を水平よりやや
傾けながら回転させ、この片方から材料を供給し炉内で
加熱された後、反対側より排出される。
【0003】
【解決すべき課題】 前記したバッチ式焼成炉は、最もポピュラーな方法で
あるが、炉体の稼働率の低さから生産性が悪く、熱効率
も低い。均一な加熱も難しい事から製品の品質も劣る。 前記した連続式焼成炉は、連続式であるため、生産性
は高いが設備全体が大掛かりとなる上、パレットやコン
ベア、台車などの材料以外の加熱冷却工程が多く、一般
的に熱効率は低く、また、均一加熱が難しい。 前記したロータリーキルンは、大量生産と比較的均質
な処理ができるが、回転する構造であることから、断熱
が不十分で予熱空気の利用が困難であり、そのため熱効
率が悪い。また全体が駆動するために温度測定や制御、
バーナ配置の自由な設定が困難となる。また壊れやすい
例えば、焼却灰や廃棄物を固化させた固形物等の処理に
は機械的衝撃のため不向きである。
あるが、炉体の稼働率の低さから生産性が悪く、熱効率
も低い。均一な加熱も難しい事から製品の品質も劣る。 前記した連続式焼成炉は、連続式であるため、生産性
は高いが設備全体が大掛かりとなる上、パレットやコン
ベア、台車などの材料以外の加熱冷却工程が多く、一般
的に熱効率は低く、また、均一加熱が難しい。 前記したロータリーキルンは、大量生産と比較的均質
な処理ができるが、回転する構造であることから、断熱
が不十分で予熱空気の利用が困難であり、そのため熱効
率が悪い。また全体が駆動するために温度測定や制御、
バーナ配置の自由な設定が困難となる。また壊れやすい
例えば、焼却灰や廃棄物を固化させた固形物等の処理に
は機械的衝撃のため不向きである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は前記した課題を解決す
るために、予熱ゾーン、加熱ゾーン及び冷却ゾーンを各
設けた筒状の炉体を、前記予熱ゾーンを上側に、そして
前記冷却ゾーンを下側にして傾斜させて構成し、前記炉
体には炉体をスイングさせるスイングローラを設け、前
記予熱ゾーン側には処理材投入部と排気部を設け、前記
冷却ゾーン側には被熱物排出部と空気導入部を設け、前
記加熱ゾーンには燃料供給部を設けたことを特徴とする
スイング焼成炉を提供するものである。
るために、予熱ゾーン、加熱ゾーン及び冷却ゾーンを各
設けた筒状の炉体を、前記予熱ゾーンを上側に、そして
前記冷却ゾーンを下側にして傾斜させて構成し、前記炉
体には炉体をスイングさせるスイングローラを設け、前
記予熱ゾーン側には処理材投入部と排気部を設け、前記
冷却ゾーン側には被熱物排出部と空気導入部を設け、前
記加熱ゾーンには燃料供給部を設けたことを特徴とする
スイング焼成炉を提供するものである。
【0005】また、本発明は、前記した課題を解決する
ために、前記炉体内には炉内径よりも短かく構成したガ
イド板をジグザグ状に取着けたことを特徴とするスイン
グ焼成炉を提供するものである。
ために、前記炉体内には炉内径よりも短かく構成したガ
イド板をジグザグ状に取着けたことを特徴とするスイン
グ焼成炉を提供するものである。
【0006】また、本発明は、前記した課題を解決する
ために、主空気導入部を冷却ゾーンの炉体底部に設け、
必要に応じて補助空気導入部をその上部に設けたことを
特徴とするスイング焼成炉を提供するものである。
ために、主空気導入部を冷却ゾーンの炉体底部に設け、
必要に応じて補助空気導入部をその上部に設けたことを
特徴とするスイング焼成炉を提供するものである。
【0007】また、本発明は、前記加熱ゾーンの上部及
び底部に単独又は複数個の燃料供給部を設けたことを特
徴とするスイング焼成炉を提供するものである。
び底部に単独又は複数個の燃料供給部を設けたことを特
徴とするスイング焼成炉を提供するものである。
【0008】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガイド板を炉壁に対して直角に設けたことを特徴と
するスイング焼成炉を提供するものである。
に、ガイド板を炉壁に対して直角に設けたことを特徴と
するスイング焼成炉を提供するものである。
【0009】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、前記ガイド板を炉壁に対して被熱物排出部側に側斜
させたことを特徴とするスイング焼成炉を提供するもの
である。
に、前記ガイド板を炉壁に対して被熱物排出部側に側斜
させたことを特徴とするスイング焼成炉を提供するもの
である。
【0010】
【作用】先ず、炉体がスイングローラによってスイング
している状態に於いて、被処理物が処理物投入部から投
入される。被処理物は、図示の通り、ガイド板によって
案内されながら予熱ゾーン、加熱ゾーン及び冷却ゾーン
を経て処理され排出部から被処理物排出部から出され
る。他方、主燃焼用空気は、冷却ゾーンの空気導入部の
エアジャケット及びマルチノズルを介して炉内に入ると
同時に必要に応じて適宜の補助空気が上部から炉内に供
給される。被処理物はこれら空気によって冷却されて排
出されるが、これら空気は加熱ゾーンに至り、その加熱
ゾーンに於いて、一方向又は多方向から導入されてくる
燃料と混合して燃焼する。被処理物は、その際に、加熱
処理され、前記冷却ゾーンへとスイング運動により移動
する。加熱に使われた燃焼ガスは、予熱ゾーンに至り、
処理物を予熱して排気部から排気される。
している状態に於いて、被処理物が処理物投入部から投
入される。被処理物は、図示の通り、ガイド板によって
案内されながら予熱ゾーン、加熱ゾーン及び冷却ゾーン
を経て処理され排出部から被処理物排出部から出され
る。他方、主燃焼用空気は、冷却ゾーンの空気導入部の
エアジャケット及びマルチノズルを介して炉内に入ると
同時に必要に応じて適宜の補助空気が上部から炉内に供
給される。被処理物はこれら空気によって冷却されて排
出されるが、これら空気は加熱ゾーンに至り、その加熱
ゾーンに於いて、一方向又は多方向から導入されてくる
燃料と混合して燃焼する。被処理物は、その際に、加熱
処理され、前記冷却ゾーンへとスイング運動により移動
する。加熱に使われた燃焼ガスは、予熱ゾーンに至り、
処理物を予熱して排気部から排気される。
【0011】
【実施例】符号1は筒状の炉体を示す。筒状であれば、
断面形状が角筒でよいし、また単なる円筒状でもよい。
符号2,3及び4は、炉体1内に夫々設けた予熱ゾーン
2、加熱ゾーン3並びに冷却ゾーン4である。この炉体
1を、予熱ゾーン2を上側にし、冷却ゾーン4を下側に
して傾斜させて構成し、予熱ゾーン2側には処理物投入
部5と排気部6を設け、冷却ゾーン4側には処理物排出
部7と主空気導入部8を設ける。炉体1はスイングロー
ラ14によって所望角度スイングさせる。また、前記炉
体1内の下部長手方向には炉内径よりも短かいガイド板
9をジグザグ状に配置する。また、冷却ゾーン4の底部
には主空気導入部8を設け、上部には補助空気導入部1
5を設ける。また、加熱ゾーン3の底部及び上部には複
数個の燃料供給部16を設ける。また,前記ガイド板9
は、炉壁17に対して直角に構成してもよいし、被処理
物10が炉体1のスイングと共に移動しやすいように冷
却ゾーン4側に傾斜させて構成してもよい。
断面形状が角筒でよいし、また単なる円筒状でもよい。
符号2,3及び4は、炉体1内に夫々設けた予熱ゾーン
2、加熱ゾーン3並びに冷却ゾーン4である。この炉体
1を、予熱ゾーン2を上側にし、冷却ゾーン4を下側に
して傾斜させて構成し、予熱ゾーン2側には処理物投入
部5と排気部6を設け、冷却ゾーン4側には処理物排出
部7と主空気導入部8を設ける。炉体1はスイングロー
ラ14によって所望角度スイングさせる。また、前記炉
体1内の下部長手方向には炉内径よりも短かいガイド板
9をジグザグ状に配置する。また、冷却ゾーン4の底部
には主空気導入部8を設け、上部には補助空気導入部1
5を設ける。また、加熱ゾーン3の底部及び上部には複
数個の燃料供給部16を設ける。また,前記ガイド板9
は、炉壁17に対して直角に構成してもよいし、被処理
物10が炉体1のスイングと共に移動しやすいように冷
却ゾーン4側に傾斜させて構成してもよい。
【0012】先ず、炉体1がスイングローラ14によっ
てスイングしている状態に於いて、被処理物10が被処
理物投入部5から投入される。被処理物10は、図示の
通り、ガイド板9によって攪拌案内されながら予熱ゾー
ン2、加熱ゾーン3及び冷却ゾーン4を経て加熱処理さ
れ被処理物排出部7から排出される。他方、主燃焼用空
気は、冷却ゾーン4の主空気導入部8のエアジャケット
11及びマルチノズル12を介して炉内13に入ると同
時に必要に応じて適宜の補助空気が補助空気導入部15
から上部から炉内13に供給される。被処理物10はこ
れら空気によって冷却されて排出されるが、これら空気
は加熱ゾーン3に至り、その加熱ゾーン3に於いて、多
方向の燃料供給部16から導入されてくる燃料と混合し
て燃焼する。被処理物10は、かかる際加熱処理され、
前記冷却ゾーン4へとスイング運動により移動する。加
熱に使用された燃焼ガスは、予熱ゾーン2に至り、被処
理物10を予熱して排気部6から排気される。 以上の
加熱処理に際して、ガイド板9は、被処理物10の攪拌
を良好に行なうので効果的な加熱処理を実行することが
できる。ガイド板9を下側に傾斜させると、被処理物1
0の移動をより速くすることができる。また、冷却ゾー
ン4に於いては、主空気と必要に応じて適宜の補助空気
が多方向から供給しているので、冷却効果を一層向上さ
せることができると共に、加熱ゾーン3に於いても、多
方向からの燃料供給によって局部加熱のない温度分布良
好な燃焼とスイング運動とガイド板9による攪拌効果と
相乗して均一な加熱を実行することができる。
てスイングしている状態に於いて、被処理物10が被処
理物投入部5から投入される。被処理物10は、図示の
通り、ガイド板9によって攪拌案内されながら予熱ゾー
ン2、加熱ゾーン3及び冷却ゾーン4を経て加熱処理さ
れ被処理物排出部7から排出される。他方、主燃焼用空
気は、冷却ゾーン4の主空気導入部8のエアジャケット
11及びマルチノズル12を介して炉内13に入ると同
時に必要に応じて適宜の補助空気が補助空気導入部15
から上部から炉内13に供給される。被処理物10はこ
れら空気によって冷却されて排出されるが、これら空気
は加熱ゾーン3に至り、その加熱ゾーン3に於いて、多
方向の燃料供給部16から導入されてくる燃料と混合し
て燃焼する。被処理物10は、かかる際加熱処理され、
前記冷却ゾーン4へとスイング運動により移動する。加
熱に使用された燃焼ガスは、予熱ゾーン2に至り、被処
理物10を予熱して排気部6から排気される。 以上の
加熱処理に際して、ガイド板9は、被処理物10の攪拌
を良好に行なうので効果的な加熱処理を実行することが
できる。ガイド板9を下側に傾斜させると、被処理物1
0の移動をより速くすることができる。また、冷却ゾー
ン4に於いては、主空気と必要に応じて適宜の補助空気
が多方向から供給しているので、冷却効果を一層向上さ
せることができると共に、加熱ゾーン3に於いても、多
方向からの燃料供給によって局部加熱のない温度分布良
好な燃焼とスイング運動とガイド板9による攪拌効果と
相乗して均一な加熱を実行することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次の諸
効果がある。冷却工程での材料の持つ熱を燃焼空気の
予熱に利用できるため、熱効率が高い。被処理物の予
熱ができ、排気ガスによる熱ロスが少なく、熱効率の向
上に繋がる。余分な搬送物品が全くなく、効率的な処
理ができる。適度なスイングとガイド等によりある程
度攪拌されながら移動するため、均一な処理ができる。
炉体の傾斜やスイング角度、スピードによって処理
量、即ち搬送量を自由に変えることができる。ある幅
のスイングでありロータリーキルンほど大きな材料の動
きがなく、強度の小さい材料の焼成にも、例えば、焼却
灰や廃棄物を固化させたもの等にも利用できる。スイ
ング運動のため、従来のロータリーキルンと異なり僅か
に駆動するだけなので、各種の計測器が設置でき温度コ
ントロール等が容易である。スイング運動のため、従
来のロータリーキルンと異り、燃料ノズル等は自由な位
置に何か所でもセットできる。このため、2段燃焼など
のNOX の低減対策が容易となる。スイング運動のた
め、従来のロータリーキルンと異り、材料により必要と
なる酸化や還元といった雰囲気のコントロールのための
燃料や空気の吹き込み位置が自由に選べ、かつ温度パタ
ーンも自由に作り出せる。■加熱ゾーンは断熱構造を必
要とするが、予熱ゾーン及び冷却ゾーンは金属材料で構
成することができる。
効果がある。冷却工程での材料の持つ熱を燃焼空気の
予熱に利用できるため、熱効率が高い。被処理物の予
熱ができ、排気ガスによる熱ロスが少なく、熱効率の向
上に繋がる。余分な搬送物品が全くなく、効率的な処
理ができる。適度なスイングとガイド等によりある程
度攪拌されながら移動するため、均一な処理ができる。
炉体の傾斜やスイング角度、スピードによって処理
量、即ち搬送量を自由に変えることができる。ある幅
のスイングでありロータリーキルンほど大きな材料の動
きがなく、強度の小さい材料の焼成にも、例えば、焼却
灰や廃棄物を固化させたもの等にも利用できる。スイ
ング運動のため、従来のロータリーキルンと異なり僅か
に駆動するだけなので、各種の計測器が設置でき温度コ
ントロール等が容易である。スイング運動のため、従
来のロータリーキルンと異り、燃料ノズル等は自由な位
置に何か所でもセットできる。このため、2段燃焼など
のNOX の低減対策が容易となる。スイング運動のた
め、従来のロータリーキルンと異り、材料により必要と
なる酸化や還元といった雰囲気のコントロールのための
燃料や空気の吹き込み位置が自由に選べ、かつ温度パタ
ーンも自由に作り出せる。■加熱ゾーンは断熱構造を必
要とするが、予熱ゾーン及び冷却ゾーンは金属材料で構
成することができる。
【図1】従来のロータリーキルンを示す説明図である。
【図2】本発明の全体的説明図である。
【図3】ガイド板平面的説明図である。
【図4】ガイド板の他の例の平面的説明図である。
【図5】加熱ゾーンの一例を示す断面的説明図である。
【図6】冷却ゾーンの一例を示す断面的説明図である。
1 炉体 2 予熱ゾーン 3 加熱ゾーン 4 冷却ゾーン 5 被処理物投入部 6 排気部 7 被処理物排出部 8 主空気導入部 9 ガイド板 10 被処理物 11 エアジャケット 12 マルチノズル 13 炉内 14 スイングローラ 15 補助空気導入部 16 燃料供給部 17 炉壁
Claims (6)
- 【請求項1】 予熱ゾーン、加熱ゾーン及び冷却ゾーン
を各設けた筒状の炉体を、前記予熱ゾーンを上側に、そ
して前記冷却ゾーンを下側にして傾斜させて構成し、前
記炉体には炉体をスイングさせるスイングローラを設
け、前記予熱ゾーン側には処理材投入部と排気部を設
け、前記冷却ゾーン側には被熱物排出部と空気導入部を
設け、前記加熱ゾーンには燃料供給部を設けたことを特
徴とするスイング焼成炉。 - 【請求項2】 炉体内には炉内径よりも短かく構成した
ガイド板をジグザク状に配置した請求項1記載のスイン
グ焼成炉。 - 【請求項3】 主空気導入部を冷却ゾーンの炉体底部に
設け、必要に応じて補助空気導入部をその上部に設けた
請求項1記載のスイング焼成炉。 - 【請求項4】 加熱ゾーンの上部及び底部に単独又は複
数個の燃料供給部を設けた請求項1記載のスイング焼成
炉。 - 【請求項5】 ガイド板を炉壁に対して直角に設けた請
求項1記載のスイング焼成炉。 - 【請求項6】 ガイド板を炉壁に対して被熱物排出部側
に側斜させた請求項1記載のスイング焼成炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31643894A JPH08178541A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | スイング焼成炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31643894A JPH08178541A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | スイング焼成炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08178541A true JPH08178541A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18077093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31643894A Pending JPH08178541A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | スイング焼成炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08178541A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001014276A1 (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-01 | Svedala Industries, Inc. | Method for forming lightweight aggregate from flyash and sewage sludge |
JP2012013257A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Tdk Corp | 焼成炉 |
WO2017088751A1 (zh) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 姜良政 | 分段式摆动回转炉 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31643894A patent/JPH08178541A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001014276A1 (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-01 | Svedala Industries, Inc. | Method for forming lightweight aggregate from flyash and sewage sludge |
JP2012013257A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Tdk Corp | 焼成炉 |
WO2017088751A1 (zh) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 姜良政 | 分段式摆动回转炉 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040709 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041006 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |