JPH08175336A - ワイパ制御装置 - Google Patents

ワイパ制御装置

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Publication number
JPH08175336A
JPH08175336A JP6338066A JP33806694A JPH08175336A JP H08175336 A JPH08175336 A JP H08175336A JP 6338066 A JP6338066 A JP 6338066A JP 33806694 A JP33806694 A JP 33806694A JP H08175336 A JPH08175336 A JP H08175336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
wiper
wiping
mode
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6338066A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Yamada
裕子 山田
Kazuhiko Maruta
一彦 丸田
Wataru Mochizuki
亘 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6338066A priority Critical patent/JPH08175336A/ja
Publication of JPH08175336A publication Critical patent/JPH08175336A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパの払拭動作中においてステアリング操
作中のさらなる視界を確保する。 【構成】 左右の操舵角センサ4・5から入力されるス
テアリング操舵角パルスのサンプリングを行い、単位時
間当たりのステアリング操作量Δθを算出して、ステア
リング操作量Δθと第1及び第2の閾値N1・N2との
各比較を行い、各比較結果に応じて間欠・低速・高速の
各モードにてワイパ払拭動作を行わせ、このルーチンを
繰り返す。 【効果】 ワイパの払拭動作中にステアリング操作を行
った場合に、ワイパの払拭動作モードを払拭量のより多
いモードへと切替えて、ワイパ作動中にステアリング操
作を行った場合の視界を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイパを駆動するモー
タを少なくとも2以上の異なる払拭速度モードを切替え
て制御することによりワイパの払拭動作を行うようにし
たワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車走行中において雨天走行時には、
ワイパ装置を作動させて運転者の視界内でワイパブレー
ドを払拭動作させて、運転者の視界を確保している。
【0003】ところで、昨今フロントガラスに付着した
雨滴量に応じてワイパブレードの払拭速度を可変にする
ために、運転者がワイパを高速・低速・間欠の3段階モ
ードをスイッチ操作により選択できる間欠ワイパ装置が
ある。
【0004】しかしながら、スイッチ操作によりワイパ
の払拭速度や間隔が固定されてしまうため、例えばカー
ブを曲がる時や走行中に危険回避のためのステアリング
操作時にも同じ払拭状態であり、間欠モードの選択時に
あっては次の払拭動作によりフロントガラスの雨滴が払
拭されるまでの間にステアリング操作を行う場合が生じ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、ワイパ払拭動作中
においてステアリング操作中のさらなる視界を確保し得
るワイパ制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、ワイパを払拭動作させるワイパモータと、
前記ワイパモータを2以上の払拭動作モードに切替える
ための切替スイッチと、前記切替スイッチの操作により
選択された払拭動作モードで前記ワイパモータを駆動す
るための制御回路とを有するワイパ制御装置において、
前記制御回路が、ステアリングの操作に応じて操舵角信
号を出力する操舵角センサと、前記操舵角センサの出力
信号から前記ステアリングの操作量を検出する検出手段
と、前記検出手段の出力が増大したら前記ワイパの払拭
動作を払拭量の多い払拭動作モードに切替える切替手段
とを有することを特徴とするワイパ制御装置を提供する
ことにより達成される。
【0007】
【作用】このように、運転者のステアリング操舵角の検
出量の増大に基づいてワイパの払拭動作モードを払拭量
の多いモードに切替えることにより、ワイパ作動中にス
テアリング操作を行った場合にワイパの作動を払拭量の
多いモードに変化させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された自動車用ワイ
パ制御装置を示す要部回路図である。図1に於いて、自
動車の前面ウィンドガラスに付着した雨滴を除去するべ
く図示されないワイパブレードをリンク機構を介して往
復運動による払拭動作させるためのモータ1の電源端子
が、図示されないバッテリの正端子と接続されている。
【0010】モータ1には低速回転用の低速端子LOと
高速回転用の高速端子HIとが設けられており、低速端
子LOにはリレーRY1の常時閉接点が、高速端子HI
にはリレーRY2の常時開接点がそれぞれ接続されてい
る。低速端子LOは、上記リレーRY1の開閉接点を介
してリレーRY3の2位置選択接点のコモン端子に接続
されており、リレーRY1が非励磁状態の場合にはリレ
ーRY3の励磁時に選択される端子を介して接地される
ようになっている。また、高速端子HIは、上記リレー
RY2が励磁状態の場合に接地されるようになってい
る。
【0011】上記各リレーRY1・RY2の各コイル
は、ワイパブレードを高速払拭運動させる際に選択する
マニュアルスイッチ2の高速スイッチSW1と接続され
ており、高速スイッチSW1を閉じることにより両者共
に励磁される。また、リレーRY3のコイルは、ワイパ
ブレードを低速払拭運動させる際に選択するマニュアル
スイッチ2の低速スイッチSW2と接続されており、低
速スイッチSW2を閉じると励磁される。
【0012】なお、モータ1にはワイパブレードを所定
の停止位置で停止させるためのオートストップスイッチ
SW3が設けられている。オートストップスイッチSW
3は、モータ1と連動して切替わり、その停止位置では
電源端子側と接続され、停止位置以外では接地端子側に
切替わるようになっている。従って、ワイパ動作を止め
るべく高速スイッチSW1及び低速スイッチSW2を開
くと、停止位置以外ではオートストップスイッチSW3
が接地されており、リレーRY3及びリレーRY1の各
接点を介して低速端子LOが接地されるため低速動作す
る。停止位置になるとオートストップスイッチSW3が
電源端子に接続されるため、モータ1の電源端子と低速
端子LOとの間が短絡されるため、モータ1が発電制動
にて停止する。
【0013】制御回路3の制御部CPUには5つの入力
端子I1・I2・I3・I4・I5と2つの出力端子O
1・O2とが設けられている。入力端子I1にはオート
ストップスイッチSW3のコモン端子が接続されてお
り、入力端子I2・I3には間欠・低速制御を行わせる
ための切替スイッチSW4が接続されている。また、出
力端子O1にはトランジスタTr1のベースが、出力端
子O2にはトランジスタTr2のベースがそれぞれ接続
されており、トランジスタTr1がオン状態になるとリ
レーRY3のコイルが励磁され、トランジスタTr2が
オン状態になるとリレーRY2のコイルが励磁されるよ
うになっている。
【0014】制御部CPUの入力端子I4には右操舵角
センサ4が接続されており、入力端子I5には左操舵角
センサ5が接続されている。これら操舵角センサ4・5
は、ステアリングホイール6を左右に操作した際にそれ
ぞれの操舵角を両者間で半周期ずらした回転パルスにて
発生するようになっている。従って、どちらのパルスが
先に発生したかで左右の方向を検出可能である。このよ
うにして、制御部CPUにより、ステアリングの操作量
を検出する検出手段と、モードを切替える切替手段とが
構成されている。
【0015】次に、本ワイパ制御装置の作動要領を図2
のフローチャートを参照して以下に示す。まず、間欠制
御を行わせるべく切替スイッチSW4を入力端子I2側
に閉じると、制御部CPUが図2に示される間欠動作モ
ードに入る。
【0016】ステップST1で、操舵角センサ4・5か
ら入力されるステアリング操舵角パルスのサンプリング
を行い、ステップST2で、単位時間(図3に示される
サンプリング時間Ts)当たりのステアリング操作量
(操舵角パルス数)Δθを算出する(図3参照)。本実
施例では左右の回転方向を知ることができ、左右小刻み
に操作された場合を除き、いずれか一方にのみ続けて操
作されたパルス数を検出して、上記ステアリング操作量
Δθを算出している。次にステップST3では、ステア
リング操作量Δθと第1の閾値N1との比較を行い、ス
テアリング操作量Δθが第1の閾値N1以下の場合には
ステップST4に進み、それ以外の場合にはステップS
T5に進む。
【0017】ステップST4では、間欠動作モードにて
ワイパ払拭動作を行わせるべく、トランジスタTr1の
みを駆動し、かつオートストップスイッチSW3からの
停止位置信号の入力の度にトランジスタTr1を所定時
間停止させるように制御する。そして、所定時間(例え
ばサンプリング時間Ts)経過後にステップST1に戻
る。
【0018】ステップST5に進んだ場合には、そのス
テップST5においてステアリング操作量Δθが第2の
閾値N2以下であるか否かを判別し、ステアリング操作
量Δθが第1の閾値N1より大きく第2の閾値N2以下
の場合にはステップST6に進み、それ以外の場合には
ステップST7に進む。ステップST6では、低速動作
モードにてワイパ払拭動作を行わせるべくトランジスタ
Tr1のみを駆動する。そして、上記と同様に所定時間
経過後にステップST1に戻る。
【0019】ステップST7に進んだ場合には、そのス
テップST7では、高速動作モードにてワイパ払拭動作
を行わせるべくトランジスタTr2のみを駆動する。そ
して、上記と同様に所定時間経過後にステップST1に
戻る。
【0020】このようにして間欠制御を行うことから、
ワイパの間欠動作モード中にステアリング操作を行う
と、ワイパが払拭量の多い低速動作モードあるいは高速
動作モードに切替わるため、ステアリング中のさらなる
視界を確保することができる。
【0021】また、ワイパの低速動作モード中にステア
リング操作量が大きく変化した時には、低速動作モード
から高速動作モードへと切替えることも可能であり、こ
の場合には、低速動作モードであることをCPUが認識
するべく、切替スイッチSW4を入力端子I3側に切替
えば良い。
【0022】
【発明の効果】このように本発明によれば、ワイパの払
拭動作中に運転者のステアリング操作が行われると、ワ
イパの払拭動作モードを払拭量のより多いモードへと切
替えるので、ワイパ作動中のさらなる視界を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された自動車用ワイパ制御装置を
示す要部回路図。
【図2】本装置の制御を示すフローチャート。
【図3】操舵角パルス量に対するワイパ動作モードの選
定を示す図。
【符号の説明】
1 モータ 2 マニュアルスイッチ 3 制御回路 4・5 操舵角センサ 6 ステアリングホイール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパを払拭動作させるワイパモータ
    と、前記ワイパモータを2以上の払拭動作モードに切替
    えるための切替スイッチと、前記切替スイッチの操作に
    より選択された払拭動作モードで前記ワイパモータを駆
    動するための制御回路とを有するワイパ制御装置におい
    て、 前記制御回路が、ステアリングの操作に応じて操舵角信
    号を出力する操舵角センサと、前記操舵角センサの出力
    信号から前記ステアリングの操作量を検出する検出手段
    と、前記検出手段の出力が増大したら前記ワイパの払拭
    動作を払拭量の多い払拭動作モードに切替える切替手段
    とを有することを特徴とするワイパ制御装置。
JP6338066A 1994-12-27 1994-12-27 ワイパ制御装置 Pending JPH08175336A (ja)

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JP6338066A JPH08175336A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 ワイパ制御装置

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JP6338066A JPH08175336A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 ワイパ制御装置

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JPH08175336A true JPH08175336A (ja) 1996-07-09

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ID=18314594

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6338066A Pending JPH08175336A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 ワイパ制御装置

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