JPH0817507A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH0817507A JPH0817507A JP14991694A JP14991694A JPH0817507A JP H0817507 A JPH0817507 A JP H0817507A JP 14991694 A JP14991694 A JP 14991694A JP 14991694 A JP14991694 A JP 14991694A JP H0817507 A JPH0817507 A JP H0817507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- locking piece
- hole
- connector
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り付け部材の貫通孔に容易に取り付けるこ
とができるとともに、貫通孔に確実に抜け止め固定する
ことができるコネクタを提供する。 【構成】 ハウジング１０にハウジング３０を嵌合させ
ると、係止片６０の半径方向内側にハウジング３０に設
けられている対向部３６が対向することとなって、係止
片６０が半径方向内側に大きく変位しない。これによ
り、ハウジング１０にハウジング３０を嵌合させた状態
においてはハウジング１０が取り付け部材１の貫通孔２
から抜け出ることが無いから、係止片６０を半径方向内
側に撓みやすくしてハウジング１０の貫通孔２への取り
付けを容易としながら、確実に固定する。又、係止片６
０の変形によって、ハウジング３０を装着するときに係
止片６０と対向部３６とが当接する構成により、ハウジ
ング３０を取り付けるときにハウジング１０の取り付け
状態を知ることのできるコネクタ１００。
とができるとともに、貫通孔に確実に抜け止め固定する
ことができるコネクタを提供する。 【構成】 ハウジング１０にハウジング３０を嵌合させ
ると、係止片６０の半径方向内側にハウジング３０に設
けられている対向部３６が対向することとなって、係止
片６０が半径方向内側に大きく変位しない。これによ
り、ハウジング１０にハウジング３０を嵌合させた状態
においてはハウジング１０が取り付け部材１の貫通孔２
から抜け出ることが無いから、係止片６０を半径方向内
側に撓みやすくしてハウジング１０の貫通孔２への取り
付けを容易としながら、確実に固定する。又、係止片６
０の変形によって、ハウジング３０を装着するときに係
止片６０と対向部３６とが当接する構成により、ハウジ
ング３０を取り付けるときにハウジング１０の取り付け
状態を知ることのできるコネクタ１００。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気配線を互いに接続
するコネクタに関し、より詳しくは、液体が満たされた
ケースに貫設された貫通孔に取り付けられ、このケース
の内側に配設された電気配線とケースの外側に配設され
た電気配線とを液密に接続するコネクタに関する。
するコネクタに関し、より詳しくは、液体が満たされた
ケースに貫設された貫通孔に取り付けられ、このケース
の内側に配設された電気配線とケースの外側に配設され
た電気配線とを液密に接続するコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば自動車の自動変速機においては、
変速機ケースの内側に配設されて変速装置を制御するソ
レノイドバルブや各種のセンサー等の電気配線を、変速
機ケースに貫設された貫通孔に取り付けられるコネクタ
を介して変速機ケースの外部に配設されている制御ユニ
ット等の配線に接続するようにされている。ところが、
変速機ケースの内側には変速装置を潤滑するオイルが満
たされているので、前記コネクタは変速機ケース内のオ
イルが外部に漏れ出すことが無いようにしながら、変速
機ケースの内側と外側とにそれぞれ配設された配線を互
いに接続することができる構造のものでなければならな
い。
変速機ケースの内側に配設されて変速装置を制御するソ
レノイドバルブや各種のセンサー等の電気配線を、変速
機ケースに貫設された貫通孔に取り付けられるコネクタ
を介して変速機ケースの外部に配設されている制御ユニ
ット等の配線に接続するようにされている。ところが、
変速機ケースの内側には変速装置を潤滑するオイルが満
たされているので、前記コネクタは変速機ケース内のオ
イルが外部に漏れ出すことが無いようにしながら、変速
機ケースの内側と外側とにそれぞれ配設された配線を互
いに接続することができる構造のものでなければならな
い。
【０００３】そこで、従来、図４に示すようなコネクタ
９０が用いられている。 このコネクタ９０は、変速機
ケース１の内側に設けられた図示されない電気機器から
延びる配線５１が接続されている雄端子５２を収納する
とともに、変速機ケース１に貫設されている貫通孔２に
嵌合して変速機ケース１に固定されている雌ハウジング
１０と、この雌ハウジング１０と嵌合して変速機ケース
１の外側に設けられた図示されない制御ユニット等の配
線５５が接続された雌端子５４を前記雄端子５２に係合
させる雄ハウジング３０とを備えている。
９０が用いられている。 このコネクタ９０は、変速機
ケース１の内側に設けられた図示されない電気機器から
延びる配線５１が接続されている雄端子５２を収納する
とともに、変速機ケース１に貫設されている貫通孔２に
嵌合して変速機ケース１に固定されている雌ハウジング
１０と、この雌ハウジング１０と嵌合して変速機ケース
１の外側に設けられた図示されない制御ユニット等の配
線５５が接続された雌端子５４を前記雄端子５２に係合
させる雄ハウジング３０とを備えている。
【０００４】前記雌ハウジング１０は樹脂材料から一体
に射出成形されたもので、筒状に成形されて前記貫通孔
２に嵌合する嵌合部１１の外周面には円周方向に延びる
溝１３が凹設され、かつこの溝１３内にはオーリング７
１が取り付けられている。また、嵌合部１１の端部には
変速機ケース１の内壁面４に当接するフランジ１２が一
体に延設されている。さらに、嵌合部１１のフランジ１
２とは反対側の端部からは、この雌ハウジング１０を貫
通孔２に抜け止め固定する係止片２０が軸線方向に延び
るように一体に延設されている。
に射出成形されたもので、筒状に成形されて前記貫通孔
２に嵌合する嵌合部１１の外周面には円周方向に延びる
溝１３が凹設され、かつこの溝１３内にはオーリング７
１が取り付けられている。また、嵌合部１１の端部には
変速機ケース１の内壁面４に当接するフランジ１２が一
体に延設されている。さらに、嵌合部１１のフランジ１
２とは反対側の端部からは、この雌ハウジング１０を貫
通孔２に抜け止め固定する係止片２０が軸線方向に延び
るように一体に延設されている。
【０００５】係止片２０は図４に示すように、嵌合部１
１から貫通孔２の内周面に対して平行に、かつ軸線方向
に延びる帯板状の支持部２１と、この支持部２１の先端
に設けられた三角形状の断面を有する係止部とを有して
いる。そして、係止部の縦壁面２２は変速機ケース１の
外壁面３に当接し、もって変速機ケース１と貫通孔２の
軸線方向に係合するようにされている。また、係止部の
傾斜面２３は、この係止片２０が貫通孔２内に挿入され
る際に、貫通孔２の角部に当接してこの係止片２０を半
径方向内側に撓ませるようにされている。
１から貫通孔２の内周面に対して平行に、かつ軸線方向
に延びる帯板状の支持部２１と、この支持部２１の先端
に設けられた三角形状の断面を有する係止部とを有して
いる。そして、係止部の縦壁面２２は変速機ケース１の
外壁面３に当接し、もって変速機ケース１と貫通孔２の
軸線方向に係合するようにされている。また、係止部の
傾斜面２３は、この係止片２０が貫通孔２内に挿入され
る際に、貫通孔２の角部に当接してこの係止片２０を半
径方向内側に撓ませるようにされている。
【０００６】これにより、この雌ハウジング１０の嵌合
部１１を変速機ケース１の内側から貫通孔２に嵌合させ
ると、フランジ１２が変速機ケース１の内壁面４に当接
するとともに係止片２０の縦壁面２２が変速機ケース１
の外壁面３に当接し、もってこの雌ハウジング１０は軸
線方向に変位しないように固定される。そして、オーリ
ング７１が溝１３の貫通孔２の内周面にそれぞれ密着し
て、変速機ケース１の内側に満たされているオイル５が
この雌ハウジング１０と貫通孔２の内周面との間から外
部に漏れ出さないようにされている。
部１１を変速機ケース１の内側から貫通孔２に嵌合させ
ると、フランジ１２が変速機ケース１の内壁面４に当接
するとともに係止片２０の縦壁面２２が変速機ケース１
の外壁面３に当接し、もってこの雌ハウジング１０は軸
線方向に変位しないように固定される。そして、オーリ
ング７１が溝１３の貫通孔２の内周面にそれぞれ密着し
て、変速機ケース１の内側に満たされているオイル５が
この雌ハウジング１０と貫通孔２の内周面との間から外
部に漏れ出さないようにされている。
【０００７】雌ハウジング１０の端子収納室１６には、
変速機ケース１の内側に配設された図示されない制御機
器等から延びる配線５１が接続された雄端子５２が収納
されている。そして、端子収納室１６の内壁面と配線５
１および雄端子５２との隙間を塞ぐように充填材１７が
充填され、もって変速機ケース１の内側に満たされてい
るオイル５が端子収納室１６を介して外部に漏れ出ない
ようにされている。
変速機ケース１の内側に配設された図示されない制御機
器等から延びる配線５１が接続された雄端子５２が収納
されている。そして、端子収納室１６の内壁面と配線５
１および雄端子５２との隙間を塞ぐように充填材１７が
充填され、もって変速機ケース１の内側に満たされてい
るオイル５が端子収納室１６を介して外部に漏れ出ない
ようにされている。
【０００８】雄ハウジング３０は、雌ハウジング１０の
嵌合部１１から一体に延設された筒状の雌ハウジング嵌
合部１４に軸線方向に摺動自在に嵌合するようにされて
いる。そして、その係止部３４が雌ハウジング嵌合部１
４に設けられている係止爪１５と係合すると、この雄ハ
ウジング３０が雌ハウジング１０に対して軸線方向に変
位しないように固定されるとともに、その端子収納室３
２に収納されている複数の雌端子５４が雄端子５２と係
合するようにされている。
嵌合部１１から一体に延設された筒状の雌ハウジング嵌
合部１４に軸線方向に摺動自在に嵌合するようにされて
いる。そして、その係止部３４が雌ハウジング嵌合部１
４に設けられている係止爪１５と係合すると、この雄ハ
ウジング３０が雌ハウジング１０に対して軸線方向に変
位しないように固定されるとともに、その端子収納室３
２に収納されている複数の雌端子５４が雄端子５２と係
合するようにされている。
【０００９】また、雄ハウジング３０の端子収納室３２
内に挿通されている配線５５には、端子収納室３２の内
壁面に密着するゴム栓５６が外嵌されており、もって雄
ハウジング３０の内側を介して変速機ケース１の内側の
オイル５が外部に漏れ出さないようにされている。
内に挿通されている配線５５には、端子収納室３２の内
壁面に密着するゴム栓５６が外嵌されており、もって雄
ハウジング３０の内側を介して変速機ケース１の内側の
オイル５が外部に漏れ出さないようにされている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のコネクタ９０においては、変速機ケース１の内部に
満たされているオイル５が外部に漏れ出さないようにす
るために、雌ハウジング１０を変速機ケース１の貫通孔
２に確実に固定しなければならない。そこで、この雌ハ
ウジング１０を変速機ケース１に抜け止め固定する係止
片２０の支持部２１の剛性を高めることにより係止片２
０が半径方向内側に容易に撓まないようにするととも
に、変速機ケース１の外壁面３に当接する係止片２０の
縦壁２２の半径方向の寸法を大きく取ることが望まし
い。
来のコネクタ９０においては、変速機ケース１の内部に
満たされているオイル５が外部に漏れ出さないようにす
るために、雌ハウジング１０を変速機ケース１の貫通孔
２に確実に固定しなければならない。そこで、この雌ハ
ウジング１０を変速機ケース１に抜け止め固定する係止
片２０の支持部２１の剛性を高めることにより係止片２
０が半径方向内側に容易に撓まないようにするととも
に、変速機ケース１の外壁面３に当接する係止片２０の
縦壁２２の半径方向の寸法を大きく取ることが望まし
い。
【００１１】しかしながら、このように係止片２０の形
状を変形すると、雌ハウジング１０を貫通孔２に挿通す
る際に係止片２０が貫通孔２と強く干渉することなっ
て、雌ハウジング１０を貫通孔２に取り付ける作業を容
易に行うことができなくなる。そこで、係止片２０の支
持部２１の剛性を低下させて係止片２０が半径方向内側
に容易に撓むようにし、かつ係止片２０の縦壁２２の半
径方向の寸法を小さくすると、今度は雌ハウジング１０
を貫通孔２に抜け止め固定する力が低下してしまう。
状を変形すると、雌ハウジング１０を貫通孔２に挿通す
る際に係止片２０が貫通孔２と強く干渉することなっ
て、雌ハウジング１０を貫通孔２に取り付ける作業を容
易に行うことができなくなる。そこで、係止片２０の支
持部２１の剛性を低下させて係止片２０が半径方向内側
に容易に撓むようにし、かつ係止片２０の縦壁２２の半
径方向の寸法を小さくすると、今度は雌ハウジング１０
を貫通孔２に抜け止め固定する力が低下してしまう。
【００１２】すなわち、上述のような可撓性を有する係
止片２０によって雌ハウジング１０を貫通孔２に抜け止
め固定する方法にあっては、雌ハウジング１０が貫通孔
２から容易に抜け出さないようするための抜け止め力の
向上と、雌ハウジング１０を貫通孔２に容易に取り付け
ることができるようにする雌ハウジング１０の貫通孔２
への挿入力の低減とは相反するものとなっている。
止片２０によって雌ハウジング１０を貫通孔２に抜け止
め固定する方法にあっては、雌ハウジング１０が貫通孔
２から容易に抜け出さないようするための抜け止め力の
向上と、雌ハウジング１０を貫通孔２に容易に取り付け
ることができるようにする雌ハウジング１０の貫通孔２
への挿入力の低減とは相反するものとなっている。
【００１３】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、取り付け部材の貫
通孔に容易に取り付けることができるとともに、貫通孔
に確実に抜け止め固定することができるコネクタを提供
することにある。
であって、その目的とするところは、取り付け部材の貫
通孔に容易に取り付けることができるとともに、貫通孔
に確実に抜け止め固定することができるコネクタを提供
することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
互いに嵌合してそれぞれの内部に収納した端子同士を接
続する第１のハウジングおよび第２のハウジングを備え
たコネクタにおいて、前記第１のハウジングの外周側に
設けた係止片が取り付け部材の貫通孔の側縁部に引っ掛
かるように係合固定した状態で、前記第１のハウジング
に前記第２のハウジングを嵌合したときに、前記第２の
ハウジングの外周面の対向部が前記係止片の貫通孔内方
への変形を阻止する位置に設けられていることによっ
て、前記対向部により前記係止片の貫通孔からの外れを
阻止するように構成されたことを特徴とするコネクタに
よって達成することができる。本発明の同様の目的は、
互いに嵌合してそれぞれの内部に収納した端子同士を接
続する第１のハウジングおよび第２のハウジングを備え
たコネクタにおいて、前記第１のハウジングの外周側に
設けた係止片が取り付け部材の貫通孔の内縁に対して貫
通孔内方から当接するような挿入不完全位置にて係合し
た状態で、前記第１のハウジングに前記第２のハウジン
グを嵌合すべく挿入したときに、前記第２のハウジング
の外周面の対向部が前記係止片の先端部分に当接する高
さに構成されていることによって、前記対向部と前記係
止片の先端部分との当接により前記第２のハウジングの
嵌合が阻止されて、前記係止片の貫通孔への不完全係合
を検出するように構成されたことを特徴とするコネクタ
によって達成することができる。また、前記第２のハウ
ジングは前記第１のハウジングと完全に嵌合したとき
に、前記係止片よりも前記貫通孔の半径内側でかつ前記
先端部の位置に対して少なくとも先端面がハウジング嵌
合方向の内側に位置するとともに、前記対向部は前記係
止片の前記側縁部に対する貫通孔半径方向の掛かりしろ
よりも小さい隙間を開けて前記係止片と対向するように
構成されたコネクタによっても上記目的を達成すること
ができる。
互いに嵌合してそれぞれの内部に収納した端子同士を接
続する第１のハウジングおよび第２のハウジングを備え
たコネクタにおいて、前記第１のハウジングの外周側に
設けた係止片が取り付け部材の貫通孔の側縁部に引っ掛
かるように係合固定した状態で、前記第１のハウジング
に前記第２のハウジングを嵌合したときに、前記第２の
ハウジングの外周面の対向部が前記係止片の貫通孔内方
への変形を阻止する位置に設けられていることによっ
て、前記対向部により前記係止片の貫通孔からの外れを
阻止するように構成されたことを特徴とするコネクタに
よって達成することができる。本発明の同様の目的は、
互いに嵌合してそれぞれの内部に収納した端子同士を接
続する第１のハウジングおよび第２のハウジングを備え
たコネクタにおいて、前記第１のハウジングの外周側に
設けた係止片が取り付け部材の貫通孔の内縁に対して貫
通孔内方から当接するような挿入不完全位置にて係合し
た状態で、前記第１のハウジングに前記第２のハウジン
グを嵌合すべく挿入したときに、前記第２のハウジング
の外周面の対向部が前記係止片の先端部分に当接する高
さに構成されていることによって、前記対向部と前記係
止片の先端部分との当接により前記第２のハウジングの
嵌合が阻止されて、前記係止片の貫通孔への不完全係合
を検出するように構成されたことを特徴とするコネクタ
によって達成することができる。また、前記第２のハウ
ジングは前記第１のハウジングと完全に嵌合したとき
に、前記係止片よりも前記貫通孔の半径内側でかつ前記
先端部の位置に対して少なくとも先端面がハウジング嵌
合方向の内側に位置するとともに、前記対向部は前記係
止片の前記側縁部に対する貫通孔半径方向の掛かりしろ
よりも小さい隙間を開けて前記係止片と対向するように
構成されたコネクタによっても上記目的を達成すること
ができる。
【００１５】
【作用】本発明のコネクタにおいては、係止片が半径方
向内側に変位すると係止片は第２のハウジングに設けら
れた対向部に当接する。このとき、係止片と対向部との
隙間が係止片の取り付け部材に対する半径方向の掛かり
しろよりも小さくされているので、係止片が対向部に当
接した状態においても係止片は取り付け部材と係合して
いる。これにより、本発明のコネクタにおいては、第１
のハウジングに第２のハウジングを嵌合させた状態にお
いては、第１のハウジングが貫通孔から抜け出ることが
無い。したがって、係止片を半径方向内側に変位し易く
して第１のハウジングの貫通孔への取り付けを容易にし
ながら、第１のハウジング、すなわちコネクタの取り付
け部材への固定を確実なものとすることができる。ま
た、第１のハウジングが貫通孔に対して不完全な係合に
あるときには、係止片は内側に変形した状態にある。こ
の状態において、前記第２のハウジングを嵌合しようと
した場合、第２のハウジングの対向部が内側に変形した
係止片に邪魔されて該第２のハウジングの挿入を阻止す
る。
向内側に変位すると係止片は第２のハウジングに設けら
れた対向部に当接する。このとき、係止片と対向部との
隙間が係止片の取り付け部材に対する半径方向の掛かり
しろよりも小さくされているので、係止片が対向部に当
接した状態においても係止片は取り付け部材と係合して
いる。これにより、本発明のコネクタにおいては、第１
のハウジングに第２のハウジングを嵌合させた状態にお
いては、第１のハウジングが貫通孔から抜け出ることが
無い。したがって、係止片を半径方向内側に変位し易く
して第１のハウジングの貫通孔への取り付けを容易にし
ながら、第１のハウジング、すなわちコネクタの取り付
け部材への固定を確実なものとすることができる。ま
た、第１のハウジングが貫通孔に対して不完全な係合に
あるときには、係止片は内側に変形した状態にある。こ
の状態において、前記第２のハウジングを嵌合しようと
した場合、第２のハウジングの対向部が内側に変形した
係止片に邪魔されて該第２のハウジングの挿入を阻止す
る。
【００１６】
【実施例】本発明にかかるコネクタの１実施例を、以下
に図面に基づいて詳細に説明する。ここで、図１は本発
明に係る１実施例のコネクタを取り付け部材に取り付け
た状態を示す全体縦断面図、図２は図１に示すコネクタ
の係止片を拡大して示す断面図、図３は図１に示すコネ
クタの係止片の作動を説明する断面図である。なお、図
１に示すように、本実施例のコネクタ１００は、その雌
ハウジング１０に一体に設けられている係止片６０の形
状が従来のコネクタ９０の係止片２０と異なったものと
されている点、および雄ハウジング３０の嵌合部３３に
係止片６０に対向する対向部３６を設けた点以外の部分
の構成は従来のコネクタ９０と同一である。したがっ
て、その特徴となる部分のみを以下に詳細に説明するも
のとする。また、従来例と同一の部分には同一の符号を
用いて説明を簡略化する。
に図面に基づいて詳細に説明する。ここで、図１は本発
明に係る１実施例のコネクタを取り付け部材に取り付け
た状態を示す全体縦断面図、図２は図１に示すコネクタ
の係止片を拡大して示す断面図、図３は図１に示すコネ
クタの係止片の作動を説明する断面図である。なお、図
１に示すように、本実施例のコネクタ１００は、その雌
ハウジング１０に一体に設けられている係止片６０の形
状が従来のコネクタ９０の係止片２０と異なったものと
されている点、および雄ハウジング３０の嵌合部３３に
係止片６０に対向する対向部３６を設けた点以外の部分
の構成は従来のコネクタ９０と同一である。したがっ
て、その特徴となる部分のみを以下に詳細に説明するも
のとする。また、従来例と同一の部分には同一の符号を
用いて説明を簡略化する。
【００１７】図１に示すように、本実施例のコネクタ１
００の雌ハウジング１０に設けられている係止片６０
は、従来のコネクタ９０の係止片２０を貫通孔２の軸線
方向に延設して、その先端面６４が雄ハウジング３０の
フード部３３の先端面３７よりも取り付け部材としての
変速機ケース１の外壁面３から離れた位置に位置するよ
うにされている。これにより、雄ハウジング３０のフー
ド部３３の外壁面３側の端部が、係止片６０の先端部の
半径方向内側に位置するようにされている。
００の雌ハウジング１０に設けられている係止片６０
は、従来のコネクタ９０の係止片２０を貫通孔２の軸線
方向に延設して、その先端面６４が雄ハウジング３０の
フード部３３の先端面３７よりも取り付け部材としての
変速機ケース１の外壁面３から離れた位置に位置するよ
うにされている。これにより、雄ハウジング３０のフー
ド部３３の外壁面３側の端部が、係止片６０の先端部の
半径方向内側に位置するようにされている。
【００１８】また、図１に示すように、雄ハウジング３
０のフード部３３の係止片６０と半径方向に対向する位
置には、半径方向外側に延びる肉盛りが設けられ、もっ
て係止片６０と対向する対向部３６とされている。そし
て、この対向部３６の外周面３８と係止片６０の内周面
６５との隙間寸法Ａの値は、係止片６０の取り付け部材
としての変速機ケース１に対する半径方向の掛かりし
ろ、すなわち、係止片６０の縦壁面は貫通孔２の周りの
側縁部６２と当接している部分の貫通孔半径方向の寸法
Ｂの値よりも小さくされている。
０のフード部３３の係止片６０と半径方向に対向する位
置には、半径方向外側に延びる肉盛りが設けられ、もっ
て係止片６０と対向する対向部３６とされている。そし
て、この対向部３６の外周面３８と係止片６０の内周面
６５との隙間寸法Ａの値は、係止片６０の取り付け部材
としての変速機ケース１に対する半径方向の掛かりし
ろ、すなわち、係止片６０の縦壁面は貫通孔２の周りの
側縁部６２と当接している部分の貫通孔半径方向の寸法
Ｂの値よりも小さくされている。
【００１９】これにより、図２に示すように、何らかの
理由により係止片６０が半径方向内側に撓んでその内周
面６５が対向部３６の外周面３８に当接した状態におい
ても、係止片６０の縦壁６２の一部が変速機ケース１の
外壁面３に当接している。したがって、第１のハウジン
グとしての雌ハウジング１０に第２のハウジングとして
の雄ハウジング３０を嵌合させた状態においては、係止
片６０の変速機ケース１の外壁面３に対する係合が外れ
ることが無いから、雌ハウジング１０を変速機ケース１
に対して確実に抜け止め固定することができる。
理由により係止片６０が半径方向内側に撓んでその内周
面６５が対向部３６の外周面３８に当接した状態におい
ても、係止片６０の縦壁６２の一部が変速機ケース１の
外壁面３に当接している。したがって、第１のハウジン
グとしての雌ハウジング１０に第２のハウジングとして
の雄ハウジング３０を嵌合させた状態においては、係止
片６０の変速機ケース１の外壁面３に対する係合が外れ
ることが無いから、雌ハウジング１０を変速機ケース１
に対して確実に抜け止め固定することができる。
【００２０】そして、係止片６０が半径方向内側に撓み
易いか否かに係わらず、雌ハウジング１０に雄ハウジン
グ３０が嵌合している限り、係止片６０の変速機ケース
１に対する係合は外れることが無い。これにより、係止
片６０の支持部６１の剛性を低下させて係止片６０が半
径方向内側に撓みやすくすることによって、雌ハウジン
グ１０の貫通孔２への取り付けを容易なものとすること
ができる。また、本実施例においては係止片６０が軸線
方向に延設されてその傾斜面６３の傾斜角度が、従来の
係止片２０の傾斜面２３のそれよりも緩いものとされて
いるから、雌ハウジング１０を貫通孔２に嵌合させる際
に係止片６０をより一層容易に半径方向内側に撓ませる
ことができることとなって、雌ハウジング１０の貫通孔
２に対する取り付けを容易なものとしている。
易いか否かに係わらず、雌ハウジング１０に雄ハウジン
グ３０が嵌合している限り、係止片６０の変速機ケース
１に対する係合は外れることが無い。これにより、係止
片６０の支持部６１の剛性を低下させて係止片６０が半
径方向内側に撓みやすくすることによって、雌ハウジン
グ１０の貫通孔２への取り付けを容易なものとすること
ができる。また、本実施例においては係止片６０が軸線
方向に延設されてその傾斜面６３の傾斜角度が、従来の
係止片２０の傾斜面２３のそれよりも緩いものとされて
いるから、雌ハウジング１０を貫通孔２に嵌合させる際
に係止片６０をより一層容易に半径方向内側に撓ませる
ことができることとなって、雌ハウジング１０の貫通孔
２に対する取り付けを容易なものとしている。
【００２１】また、本実施例においては係止片６０が軸
線方向に延設されているので、図３に示すように、雌ハ
ウジング１０の貫通孔２への取り付けが不完全で係止片
６０の縦壁面が貫通孔２の側縁部６２（外壁面３）に係
合していない状態（係止片が貫通孔の内縁２ａに係合し
た状態）において雌ハウジング１０に雄ハウジング３０
を嵌合させようとすると、雄ハウジング３０の先端面３
７が係止片６０の先端面６４に当接する。これにより、
雄ハウジング３０の係止部３４を雌ハウジング１０の係
止爪１５に係止することができないから、雌ハウジング
１０に雄ハウジング３０を嵌合させようとする作業者
は、雌ハウジング１０が貫通孔２に完全に取り付けられ
ていないことを認識することができる。
線方向に延設されているので、図３に示すように、雌ハ
ウジング１０の貫通孔２への取り付けが不完全で係止片
６０の縦壁面が貫通孔２の側縁部６２（外壁面３）に係
合していない状態（係止片が貫通孔の内縁２ａに係合し
た状態）において雌ハウジング１０に雄ハウジング３０
を嵌合させようとすると、雄ハウジング３０の先端面３
７が係止片６０の先端面６４に当接する。これにより、
雄ハウジング３０の係止部３４を雌ハウジング１０の係
止爪１５に係止することができないから、雌ハウジング
１０に雄ハウジング３０を嵌合させようとする作業者
は、雌ハウジング１０が貫通孔２に完全に取り付けられ
ていないことを認識することができる。
【００２２】なお、本実施例のコネクタ１００において
は、従来例のコネクタ９０と同様にその係止片６０を雌
ハウジング１０に一体に成形しているが、これにとらわ
れる必要は無く、係止片６０と雌ハウジング１０とを別
体としても良いことはもちろんである。また、係止片を
取り付け部材側に設けることとしても良い。
は、従来例のコネクタ９０と同様にその係止片６０を雌
ハウジング１０に一体に成形しているが、これにとらわ
れる必要は無く、係止片６０と雌ハウジング１０とを別
体としても良いことはもちろんである。また、係止片を
取り付け部材側に設けることとしても良い。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコネクタは
上記のように構成したので、雌ハウジングに雄ハウジン
グを嵌合させた状態においては、係止片が半径方向に大
きく変位して取り付け部材との嵌合が外れることが無
い。したがって係止片が半径方向に容易に撓むようにし
て雌ハウジングの取り付け部材の貫通孔への取り付けを
容易にしておきながら、雌ハウジングを取り付け部材の
貫通孔に確実に抜け止め固定することができる。これに
より、取り付け部材の貫通孔に容易に取り付けることが
できるとともに、貫通孔に確実に係止させて抜け止め固
定することができるコネクタを提供することができる。
また、第１のハウジングが貫通孔に対して不完全な係合
にあるときには、係止片は内側に変形した状態であり、
この状態で第２のハウジングを嵌合すると、第２のハウ
ジングの対向部が内側に変形した係止片に邪魔されて該
第２のハウジングの挿入が阻止されるので、第１のハウ
ジングが貫通孔に完全に取り付けられていないことを認
識できる検出機能として利用することができる。
上記のように構成したので、雌ハウジングに雄ハウジン
グを嵌合させた状態においては、係止片が半径方向に大
きく変位して取り付け部材との嵌合が外れることが無
い。したがって係止片が半径方向に容易に撓むようにし
て雌ハウジングの取り付け部材の貫通孔への取り付けを
容易にしておきながら、雌ハウジングを取り付け部材の
貫通孔に確実に抜け止め固定することができる。これに
より、取り付け部材の貫通孔に容易に取り付けることが
できるとともに、貫通孔に確実に係止させて抜け止め固
定することができるコネクタを提供することができる。
また、第１のハウジングが貫通孔に対して不完全な係合
にあるときには、係止片は内側に変形した状態であり、
この状態で第２のハウジングを嵌合すると、第２のハウ
ジングの対向部が内側に変形した係止片に邪魔されて該
第２のハウジングの挿入が阻止されるので、第１のハウ
ジングが貫通孔に完全に取り付けられていないことを認
識できる検出機能として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る１実施例のコネクタを取り付け部
材に取り付けた状態を示す全体縦断面図である。
材に取り付けた状態を示す全体縦断面図である。
【図２】図１に示すコネクタの係止片を拡大して示す断
面図である。
面図である。
【図３】図１に示すコネクタの係止片の作動を説明する
断面図である。
断面図である。
【図４】従来のコネクタの取り付け状態を示す全体縦断
面図である。
面図である。
１ 取り付け部材 ２ 貫通孔 ３ 外壁面 ４ 内壁面 １０ 雌ハウジング ３０ 雄ハウジング ３６ 対向部 ３７ 先端面 ３８ 外周面 ６０ 係止片 ６１ 支持部 ６３ 傾斜面 ６４ 先端部 ６５ 内周面 １００ コネクタ
Claims (3)
- 【請求項１】 互いに嵌合してそれぞれの内部に収納し
た端子同士を接続する第１のハウジングおよび第２のハ
ウジングを備えたコネクタにおいて、 前記第１のハウジングの外周側に設けた係止片が取り付
け部材の貫通孔の側縁部に引っ掛かるように係合固定し
た状態で、前記第１のハウジングに前記第２のハウジン
グを嵌合したときに、前記第２のハウジングの外周面の
対向部が前記係止片の貫通孔内方への変形を阻止する位
置に設けられていることによって、前記対向部により前
記係止片の貫通孔からの外れを阻止するように構成され
たことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項２】 互いに嵌合してそれぞれの内部に収納し
た端子同士を接続する第１のハウジングおよび第２のハ
ウジングを備えたコネクタにおいて、 前記第１のハウジングの外周側に設けた係止片が取り付
け部材の貫通孔の内縁に対して貫通孔内方から当接する
ような挿入不完全位置にて係合した状態で、前記第１の
ハウジングに前記第２のハウジングを嵌合すべく挿入し
たときに、前記第２のハウジングの外周面の対向部が前
記係止片の先端部分に当接する高さに構成されているこ
とによって、前記対向部と前記係止片の先端部分との当
接により前記第２のハウジングの嵌合が阻止されて、前
記係止片の貫通孔への不完全係合を検出するように構成
されたことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項３】前記第２のハウジングは前記第１のハウジ
ングと完全に嵌合したときに、前記係止片よりも前記貫
通孔の半径内側でかつ前記先端部の位置に対して少なく
とも先端面がハウジング嵌合方向の内側に位置するとと
もに、前記対向部は前記係止片の前記側縁部に対する貫
通孔半径方向の掛かりしろよりも小さい隙間を開けて前
記係止片と対向するように構成されたことを特徴とする
請求項１又は２に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14991694A JPH0817507A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14991694A JPH0817507A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0817507A true JPH0817507A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15485400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14991694A Pending JPH0817507A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817507A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006189110A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Honda Motor Co Ltd | 電磁式摩擦係合装置 |
| DE102008005494B4 (de) * | 2007-01-22 | 2012-02-02 | Souriau | Steckverbindung mit einer Abdichtbarriere und Herstellungsverfahren einer derartigen Steckverbindung |
| CN104025386A (zh) * | 2011-12-19 | 2014-09-03 | 罗伯特·博世有限公司 | 电的插接连接器及与其相关的具有壳体的系统 |
| JP2018163835A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | 矢崎総業株式会社 | 防水部品 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14991694A patent/JPH0817507A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006189110A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Honda Motor Co Ltd | 電磁式摩擦係合装置 |
| DE102008005494B4 (de) * | 2007-01-22 | 2012-02-02 | Souriau | Steckverbindung mit einer Abdichtbarriere und Herstellungsverfahren einer derartigen Steckverbindung |
| CN104025386A (zh) * | 2011-12-19 | 2014-09-03 | 罗伯特·博世有限公司 | 电的插接连接器及与其相关的具有壳体的系统 |
| JP2015505141A (ja) * | 2011-12-19 | 2015-02-16 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングＲｏｂｅｒｔ Ｂｏｓｃｈ Ｇｍｂｈ | 電気的な差込みコネクタおよび、該差込みコネクタに関連するハウジングを備えたアセンブリ |
| US10044122B2 (en) | 2011-12-19 | 2018-08-07 | Robert Bosch Gmbh | Electrical plug-type connector and an associated arrangement comprising a housing |
| JP2018163835A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | 矢崎総業株式会社 | 防水部品 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0677894B1 (en) | Sealing device and method for producing a waterproof connector | |
| US9385516B2 (en) | Connector | |
| US5551892A (en) | Water-proof connector and dummy plug for water-proof connector | |
| US8328572B2 (en) | Connector | |
| US6814581B2 (en) | Connector for towing vehicle and method of manufacturing same | |
| US5451717A (en) | Wire seal arrangement for waterproof electrical connectors | |
| US6257922B1 (en) | Connector | |
| WO2017208779A1 (ja) | シールドコネクタ | |
| JP2916572B2 (ja) | 防水コネクタのパッキン固定方法及びその構造 | |
| US20070059967A1 (en) | Connector, a mating connector and a connector device | |
| KR20170106484A (ko) | 삽입 포지셔닝 수단을 갖는 플러그 커넥터 | |
| US20030188882A1 (en) | Electric junction box | |
| US6287136B1 (en) | Electrical connector set | |
| US5545061A (en) | Panel lock connector | |
| JP3412560B2 (ja) | コネクタ | |
| WO2008129366A1 (en) | Sealable squib connector system | |
| JPH0817507A (ja) | コネクタ | |
| US5533909A (en) | Screw clamp type connector with terminal protecting plate | |
| US5655928A (en) | Incomplete engagement detecting structure in a connector | |
| EP0715374B1 (en) | Separable connector for an automotive transmission | |
| JP3367463B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
| US20020001980A1 (en) | Electric plug system | |
| US7077701B2 (en) | Sealed electrical connector | |
| JP3798265B2 (ja) | 機器用シールドコネクタ装置 | |
| JPH10172642A (ja) | 電気プラグコネクタ |