JPH08173433A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH08173433A JPH08173433A JP6320479A JP32047994A JPH08173433A JP H08173433 A JPH08173433 A JP H08173433A JP 6320479 A JP6320479 A JP 6320479A JP 32047994 A JP32047994 A JP 32047994A JP H08173433 A JPH08173433 A JP H08173433A
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- JP
- Japan
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- probe
- tomographic image
- living body
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- Pending
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生体内部の組織の平面画像を正確に得ること
が可能な超音波診断装置の提供にある。 【構成】 超音波診断装置は、複数の微小振動子が配列
されるプローブ11と、プローブ11をC方向に案内す
るガイド軸17と、プローブ11の位置情報を検出する
ためのマグネット27及びセンサプローブ28からなる
位置検出手段と、プローブ11の微小振動子を介して超
音波信号を送受波する送受波回路と、微小振動子が受波
する反射エコー信号に基づいて断層画像データを生成す
る断層画像処理部と、断層画像データと位置情報に基づ
いて生体内部の組織の平面画像を生成する平面画像処理
部とを備えている。
が可能な超音波診断装置の提供にある。 【構成】 超音波診断装置は、複数の微小振動子が配列
されるプローブ11と、プローブ11をC方向に案内す
るガイド軸17と、プローブ11の位置情報を検出する
ためのマグネット27及びセンサプローブ28からなる
位置検出手段と、プローブ11の微小振動子を介して超
音波信号を送受波する送受波回路と、微小振動子が受波
する反射エコー信号に基づいて断層画像データを生成す
る断層画像処理部と、断層画像データと位置情報に基づ
いて生体内部の組織の平面画像を生成する平面画像処理
部とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置、特
に、複数の微小振動子により超音波ビームを送受波し、
受信した反射エコー信号に基づいて断層画像処理を行う
超音波診断装置に関する。
に、複数の微小振動子により超音波ビームを送受波し、
受信した反射エコー信号に基づいて断層画像処理を行う
超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医用分野において、生体内部の断層像や
血流動態等を観察するために超音波診断装置が用いられ
ている。この超音波診断装置は、一般に、超音波を送受
信する多数の微小振動子を備えるプローブと、微小振動
子を選択的に駆動し生体内に超音波ビームを送波すると
ともに、生体からの反射エコー信号を受波する送受波回
路と、反射エコー信号から生体の画像データを生成する
画像処理部と、画像データを表示するCRT等のモニタ
とを備えている。
血流動態等を観察するために超音波診断装置が用いられ
ている。この超音波診断装置は、一般に、超音波を送受
信する多数の微小振動子を備えるプローブと、微小振動
子を選択的に駆動し生体内に超音波ビームを送波すると
ともに、生体からの反射エコー信号を受波する送受波回
路と、反射エコー信号から生体の画像データを生成する
画像処理部と、画像データを表示するCRT等のモニタ
とを備えている。
【0003】たとえば、リニア型超音波診断装置におい
ては、プローブ内の微小振動子を順次駆動しながら診断
領域を走査し、これによって得られた反射エコー信号か
ら診断領域の生体画像データを得る。この生体画像デー
タをテレビジョン信号に変換し、CRTモニタ等にテレ
ビジョン走査方式で表示するようにしている。プローブ
に配置されている微小振動子は、多数個の細い短冊状で
なり、並列に配列されている。したがって、プローブの
微小振動子を順次駆動して得られる生体画像データは、
プローブが配置される位置において微小振動子の配列方
向に生体を横切る断層画像データとなる。このような、
プローブを微小振動子の配列方向と直交する方向に案内
するガイドを設けた場合には、プローブの各移動位置に
おいて生体の断層画像データを得ることができ、これを
表示装置に連続的に表示することが可能となる。
ては、プローブ内の微小振動子を順次駆動しながら診断
領域を走査し、これによって得られた反射エコー信号か
ら診断領域の生体画像データを得る。この生体画像デー
タをテレビジョン信号に変換し、CRTモニタ等にテレ
ビジョン走査方式で表示するようにしている。プローブ
に配置されている微小振動子は、多数個の細い短冊状で
なり、並列に配列されている。したがって、プローブの
微小振動子を順次駆動して得られる生体画像データは、
プローブが配置される位置において微小振動子の配列方
向に生体を横切る断層画像データとなる。このような、
プローブを微小振動子の配列方向と直交する方向に案内
するガイドを設けた場合には、プローブの各移動位置に
おいて生体の断層画像データを得ることができ、これを
表示装置に連続的に表示することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プローブがガイドに案
内されて移動可能である超音波診断装置においては、プ
ローブの各位置における断層画像データを利用して生体
内部の組織を平面的な画像に変換することが考えられ
る。この場合、プローブを任意の位置に移動して、各位
置における微小振動子からの反射エコー信号に基づいて
断層画像データを求める。各断層画像データに基づい
て、走査線上の濃淡データを求める。それぞれの位置間
における濃淡データを補間演算で求めれば、生体内部の
組織の平面画像を得ることが可能となる。
内されて移動可能である超音波診断装置においては、プ
ローブの各位置における断層画像データを利用して生体
内部の組織を平面的な画像に変換することが考えられ
る。この場合、プローブを任意の位置に移動して、各位
置における微小振動子からの反射エコー信号に基づいて
断層画像データを求める。各断層画像データに基づい
て、走査線上の濃淡データを求める。それぞれの位置間
における濃淡データを補間演算で求めれば、生体内部の
組織の平面画像を得ることが可能となる。
【0005】しかしながら、従来の装置ではプローブの
位置を正確に検出する手段を備えていない。このため得
られる画像データが不正確となり、たとえば、プローブ
移動方向に実際の組織と異なる長さになる等の不具合が
ある。本発明の目的は、生体内部の組織の平面画像を正
確に得ることが可能な超音波診断装置の提供にある。
位置を正確に検出する手段を備えていない。このため得
られる画像データが不正確となり、たとえば、プローブ
移動方向に実際の組織と異なる長さになる等の不具合が
ある。本発明の目的は、生体内部の組織の平面画像を正
確に得ることが可能な超音波診断装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波診断
装置は、プローブと、送受波回路と、プローブ案内手段
と、位置検出手段と、断層画像処理部と、平面画像処理
部とを備えている。プローブは複数の微小振動子が第1
の方向に配列されている。送受波回路と微小振動子に駆
動パルスを与えて生体内に超音波ビームを送波するとと
もに、生体からの反射エコー信号を微小振動子を介して
受波する。プローブ案内手段は、第1の方向と直交する
第2の方向にプローブを案内する。位置検出手段は、プ
ローブの第2の方向に沿う位置情報を検出する。断層画
像処理部は微小振動子が受波する反射エコー信号に基づ
いて、プローブの第2の方向に沿う位置における生体内
の断層画像データを生成する。平面画像処理部は断層画
像データと位置情報に基づいて生体内部の組織の平面画
像を生成する。
装置は、プローブと、送受波回路と、プローブ案内手段
と、位置検出手段と、断層画像処理部と、平面画像処理
部とを備えている。プローブは複数の微小振動子が第1
の方向に配列されている。送受波回路と微小振動子に駆
動パルスを与えて生体内に超音波ビームを送波するとと
もに、生体からの反射エコー信号を微小振動子を介して
受波する。プローブ案内手段は、第1の方向と直交する
第2の方向にプローブを案内する。位置検出手段は、プ
ローブの第2の方向に沿う位置情報を検出する。断層画
像処理部は微小振動子が受波する反射エコー信号に基づ
いて、プローブの第2の方向に沿う位置における生体内
の断層画像データを生成する。平面画像処理部は断層画
像データと位置情報に基づいて生体内部の組織の平面画
像を生成する。
【0007】
【作用】本発明に係る超音波診断装置は、プローブに配
列されている複数の微小振動子を介して生体内に超音波
ビームを送波し、生体からの反射エコー信号を受波す
る。この反射エコー信号に基づいてプローブの現在位置
における生体内の断層画像データを生成する。平面画像
処理部では、この断層画像データに基づいてプローブの
第2の方向に沿う位置における濃淡データを作成し、位
置検出手段の検出する位置情報に基づいて実際に走査を
行った断層画像データの間に補間を行う画像データを演
算して、生体内部の組織の平面画像を生成する。
列されている複数の微小振動子を介して生体内に超音波
ビームを送波し、生体からの反射エコー信号を受波す
る。この反射エコー信号に基づいてプローブの現在位置
における生体内の断層画像データを生成する。平面画像
処理部では、この断層画像データに基づいてプローブの
第2の方向に沿う位置における濃淡データを作成し、位
置検出手段の検出する位置情報に基づいて実際に走査を
行った断層画像データの間に補間を行う画像データを演
算して、生体内部の組織の平面画像を生成する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例による超音波診断装
置の概略構成を示すブロック図である。プローブ1は、
複数の微小振動子から構成されている。プローブ1は、
送受波回路2に接続されている。送受波回路2は、プロ
ーブ1の各微小振動子に焦点に応じて遅延したパルス信
号を与える送波回路やプローブ1で受波した信号を焦点
に応じて遅延させ移相を合わせて加算する受波回路等を
含んでいる。送受波回路2の出力信号は、断層画像処理
部3に入力されている。断層画像処理部3は、検波機能
等を含み、送受波回路2からの反射エコー信号に基づい
て生体内の断層画像データを生成する。プローブ1は、
ガイド部材により微小振動子の配列方向と直交する方向
に移動可能となっており、移動方向の絶対位置を検出す
るための位置検出センサ8が設けられている。この位置
検出センサ8の検出信号は断層画像処理部3に入力され
る。断層画像処理部3は、ディジタルスキャンコンバー
タ(DSC)4及び記憶部9に接続されている。断層画
像処理部3では、濃淡データを生成するピッチが設定さ
れている。断層画像処理部3では、生体内の断層画像デ
ータを生成して順次リアルタイムでDSC4に入力する
とともに、位置検出センサ8からの位置情報に基づい
て、設定されたピッチ毎にそのときの断層画像データを
フリーズし、記憶部9に出力する。
置の概略構成を示すブロック図である。プローブ1は、
複数の微小振動子から構成されている。プローブ1は、
送受波回路2に接続されている。送受波回路2は、プロ
ーブ1の各微小振動子に焦点に応じて遅延したパルス信
号を与える送波回路やプローブ1で受波した信号を焦点
に応じて遅延させ移相を合わせて加算する受波回路等を
含んでいる。送受波回路2の出力信号は、断層画像処理
部3に入力されている。断層画像処理部3は、検波機能
等を含み、送受波回路2からの反射エコー信号に基づい
て生体内の断層画像データを生成する。プローブ1は、
ガイド部材により微小振動子の配列方向と直交する方向
に移動可能となっており、移動方向の絶対位置を検出す
るための位置検出センサ8が設けられている。この位置
検出センサ8の検出信号は断層画像処理部3に入力され
る。断層画像処理部3は、ディジタルスキャンコンバー
タ(DSC)4及び記憶部9に接続されている。断層画
像処理部3では、濃淡データを生成するピッチが設定さ
れている。断層画像処理部3では、生体内の断層画像デ
ータを生成して順次リアルタイムでDSC4に入力する
とともに、位置検出センサ8からの位置情報に基づい
て、設定されたピッチ毎にそのときの断層画像データを
フリーズし、記憶部9に出力する。
【0009】DSC4は主にフレームメモリで構成され
ており、少なくとも1フレーム分の画像データを格納す
ることが可能となっている。DSC4は読出処理部5に
接続されている。読出処理部5では、DSC4内のフレ
ームメモリに格納された画像データをTV信号に同期し
て読み出し出力する。読出処理部5にはD/A変換部6
が接続されている。このD/A変換部6はCRTモニタ
等で構成される表示装置7に接続されており、各画像デ
ータをこの表示装置7に出力し表示する。
ており、少なくとも1フレーム分の画像データを格納す
ることが可能となっている。DSC4は読出処理部5に
接続されている。読出処理部5では、DSC4内のフレ
ームメモリに格納された画像データをTV信号に同期し
て読み出し出力する。読出処理部5にはD/A変換部6
が接続されている。このD/A変換部6はCRTモニタ
等で構成される表示装置7に接続されており、各画像デ
ータをこの表示装置7に出力し表示する。
【0010】記憶部9は、たとえば、ハードディスクド
ライブ等の大容量メモリで構成されており、断層画像処
理部3からの設定ピッチ毎の断層画像データ及びその位
置情報を記憶する。記憶部9は平面画像処理部10に接
続されている。平面画像処理部10は記憶部9に格納さ
れている断層画像データとその位置情報に基づいてプロ
ーブ1の走査線上の濃淡データを求める。このとき、各
断層画像データの深さ方向の範囲を設定し、この設定範
囲における濃淡データが演算される。各断層画像データ
の間では、濃淡データが不連続となるが、位置情報に基
づいて補間演算を行い、連続した濃淡データを得る。平
面画像処理部10で生成された濃淡データはDSC4の
フレームメモリに格納される。DSC4に格納された濃
淡データは、生体内部における組織の平面画像として読
出処理部5に読み出され、表示装置7に表示される。
ライブ等の大容量メモリで構成されており、断層画像処
理部3からの設定ピッチ毎の断層画像データ及びその位
置情報を記憶する。記憶部9は平面画像処理部10に接
続されている。平面画像処理部10は記憶部9に格納さ
れている断層画像データとその位置情報に基づいてプロ
ーブ1の走査線上の濃淡データを求める。このとき、各
断層画像データの深さ方向の範囲を設定し、この設定範
囲における濃淡データが演算される。各断層画像データ
の間では、濃淡データが不連続となるが、位置情報に基
づいて補間演算を行い、連続した濃淡データを得る。平
面画像処理部10で生成された濃淡データはDSC4の
フレームメモリに格納される。DSC4に格納された濃
淡データは、生体内部における組織の平面画像として読
出処理部5に読み出され、表示装置7に表示される。
【0011】図2〜図4は、それぞれ本発明の一実施例
の要部を示す一部破断平面図、一部破断正面図、一部破
断側面図である。プローブ11は、図4矢印A方向に配
列された複数の微小振動子を内部に備えている。微小振
動子に対する駆動パルス及び受信した反射エコー信号の
送受波は、送受波回路2(図1参照)に接続された接続
コード12によって行われる。
の要部を示す一部破断平面図、一部破断正面図、一部破
断側面図である。プローブ11は、図4矢印A方向に配
列された複数の微小振動子を内部に備えている。微小振
動子に対する駆動パルス及び受信した反射エコー信号の
送受波は、送受波回路2(図1参照)に接続された接続
コード12によって行われる。
【0012】プローブ11は揺動基台13に取り付けら
れている。揺動基台13は、移動基台14に取り付けら
れた軸15が挿通される軸受部16を有しており、移動
基台14と相対的に上下(図4矢印B方向)に揺動可能
となっている。移動基台14は、ガイド軸17,17が
挿通される軸受部18,18を有している。ガイド軸1
7,17は、プローブ11の微小振動子の配列方向に直
交する方向(図2矢印C方向)に延設されており、ケー
シング19の内部に懸架されている。
れている。揺動基台13は、移動基台14に取り付けら
れた軸15が挿通される軸受部16を有しており、移動
基台14と相対的に上下(図4矢印B方向)に揺動可能
となっている。移動基台14は、ガイド軸17,17が
挿通される軸受部18,18を有している。ガイド軸1
7,17は、プローブ11の微小振動子の配列方向に直
交する方向(図2矢印C方向)に延設されており、ケー
シング19の内部に懸架されている。
【0013】移動基台14には、さらにモータ20及び
クラッチ21が取り付けられている。モータ20とクラ
ッチ21はそれぞれ回転軸方向が直交するように配置さ
れており、かさ歯車22,23を介して駆動力が伝達さ
れるように構成されている。クラッチ21の他端側に
は、ピニオンギア24が取り付けられている。ケーシン
グ19内部には、ガイド軸17,17と平行なラック2
5が取り付けられており、ピニオンギア24と噛合して
いる。
クラッチ21が取り付けられている。モータ20とクラ
ッチ21はそれぞれ回転軸方向が直交するように配置さ
れており、かさ歯車22,23を介して駆動力が伝達さ
れるように構成されている。クラッチ21の他端側に
は、ピニオンギア24が取り付けられている。ケーシン
グ19内部には、ガイド軸17,17と平行なラック2
5が取り付けられており、ピニオンギア24と噛合して
いる。
【0014】移動基台14にはブラケット26を介して
リング状のマグネット27が取り付けられている。ケー
シング19の内部には、ガイド軸17,17と平行に位
置検出用のセンサプローブ28が取り付けられている。
センサプローブ28は、チューブ形状の磁性体で構成さ
れており、マグネット27の中央に挿通されている。セ
ンサプローブ28は、マグネット27によって生じる磁
気歪みを検出することにより、マグネット27の位置を
検出する。移動基台14には、さらに把手29が設けら
れている。
リング状のマグネット27が取り付けられている。ケー
シング19の内部には、ガイド軸17,17と平行に位
置検出用のセンサプローブ28が取り付けられている。
センサプローブ28は、チューブ形状の磁性体で構成さ
れており、マグネット27の中央に挿通されている。セ
ンサプローブ28は、マグネット27によって生じる磁
気歪みを検出することにより、マグネット27の位置を
検出する。移動基台14には、さらに把手29が設けら
れている。
【0015】この実施例では、プローブ11が生体に接
触する位置に配置される。微小振動子による生体への超
音波信号の送受波を行いながら、モータ20を駆動す
る。モータ20の駆動に伴い、クラッチ21を介して回
転するピニオンギア24がラック25上を移動する。し
たがって、移動基台14はガイド軸17,17に案内さ
れて矢印C方向に移動することとなる。揺動基台13が
上下方向に揺動可能であり、生体形状に凹凸がある場合
もこれを吸収して移動可能となっている。
触する位置に配置される。微小振動子による生体への超
音波信号の送受波を行いながら、モータ20を駆動す
る。モータ20の駆動に伴い、クラッチ21を介して回
転するピニオンギア24がラック25上を移動する。し
たがって、移動基台14はガイド軸17,17に案内さ
れて矢印C方向に移動することとなる。揺動基台13が
上下方向に揺動可能であり、生体形状に凹凸がある場合
もこれを吸収して移動可能となっている。
【0016】断層画像処理部3にはプローブ11の微小
振動子を介して送受波回路2からの反射エコー信号が入
力されるとともに、センサプローブ28からマグネット
27の位置に基づくプローブ11の位置情報が入力され
ている。断層画像処理部3では、センサプローブ28か
らの位置情報に基づいて、設定されたピッチ毎にフリー
ズした断層画像データ及びその位置情報を記憶部9に格
納する。
振動子を介して送受波回路2からの反射エコー信号が入
力されるとともに、センサプローブ28からマグネット
27の位置に基づくプローブ11の位置情報が入力され
ている。断層画像処理部3では、センサプローブ28か
らの位置情報に基づいて、設定されたピッチ毎にフリー
ズした断層画像データ及びその位置情報を記憶部9に格
納する。
【0017】平面画像処理部10では、記憶部9に格納
されている断層画像データとその位置情報に基づいて、
設定範囲の深さにおける濃淡データを生成する。さら
に、各断層画像データの間における濃淡データを、補間
演算によって求め、生体内部の組織の平面画像が生成さ
れる。読出処理部5では、設定される各モードに応じ
て、リアルタイム断層画像のみ、組織の平面図のみ、両
方を組み合わせた画像を適宜選択して読み出し、表示装
置7に表示する。
されている断層画像データとその位置情報に基づいて、
設定範囲の深さにおける濃淡データを生成する。さら
に、各断層画像データの間における濃淡データを、補間
演算によって求め、生体内部の組織の平面画像が生成さ
れる。読出処理部5では、設定される各モードに応じ
て、リアルタイム断層画像のみ、組織の平面図のみ、両
方を組み合わせた画像を適宜選択して読み出し、表示装
置7に表示する。
【0018】なお、本実施例では、クラッチ21を解除
すれば把手29を操作して手動でプローブ11を移動さ
せることも可能となっており、各種検査に対応可能とな
っている。この場合、断層画像処理部3が、センサプロ
ーブ28の位置情報に基づいて、一定ピッチで断層画像
データを記憶部9に格納しており、プローブ11の移動
速度にばらつきがあっても、正確な画像データを得るこ
とができる。
すれば把手29を操作して手動でプローブ11を移動さ
せることも可能となっており、各種検査に対応可能とな
っている。この場合、断層画像処理部3が、センサプロ
ーブ28の位置情報に基づいて、一定ピッチで断層画像
データを記憶部9に格納しており、プローブ11の移動
速度にばらつきがあっても、正確な画像データを得るこ
とができる。
【0019】〔他の実施例〕センサプローブ28とマグ
ネット27の構成に代えて、光学センサ(たとえばリニ
アスケール)等を利用し、プローブ11の移動位置を検
出する構成とすることができる。また、モータ20によ
るプローブ11の移動を一定速度とし、断層画像処理部
3がフリーズ画像を記憶部9に格納する設定ピッチを、
時間で設定することもできる。
ネット27の構成に代えて、光学センサ(たとえばリニ
アスケール)等を利用し、プローブ11の移動位置を検
出する構成とすることができる。また、モータ20によ
るプローブ11の移動を一定速度とし、断層画像処理部
3がフリーズ画像を記憶部9に格納する設定ピッチを、
時間で設定することもできる。
【0020】さらに、モータ20をステッピングモータ
とし、モータ20に与えるパルス数によってプローブ1
1の移動位置を検出する構成とすることも可能である。
本発明は、医療診断分野のみに限定されるものではな
く、非破壊検査の分野にも広く応用できる。
とし、モータ20に与えるパルス数によってプローブ1
1の移動位置を検出する構成とすることも可能である。
本発明は、医療診断分野のみに限定されるものではな
く、非破壊検査の分野にも広く応用できる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る超音波診断装置では、プロ
ーブの移動方向に沿う位置を位置検出手段により検出
し、断層画像データと位置情報に基づいて生体内部の組
織の平面画像を生成しているため、正確に近似された画
像を得ることができ、画像のばらつきを軽減することが
できる。
ーブの移動方向に沿う位置を位置検出手段により検出
し、断層画像データと位置情報に基づいて生体内部の組
織の平面画像を生成しているため、正確に近似された画
像を得ることができ、画像のばらつきを軽減することが
できる。
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック
図。
図。
【図2】その要部を示す一部破断平面図。
【図3】その要部を示す一部破断正面図。
【図4】その要部を示す一部破断側面図。
1,11 プローブ 2 送受波回路 3 断層画像処理部 4 DSC 5 読出処理部 6 D/A変換部 7 表示装置 8 位置検出センサ 9 記憶部 10 平面画像処理部 17 ガイド軸 20 モータ 21 クラッチ 22,23 かさ歯車 24 ピニオンギア 25 ラック 27 マグネット 28 センサプローブ
Claims (1)
- 【請求項1】複数の微小振動子が第1の方向に配列され
るプローブと、 前記微小振動子に駆動パルスを与えて生体内に超音波ビ
ームを送波するとともに、前記生体からの反射エコー信
号を前記微小振動子を介して受波する送受波回路と、 前記プローブを前記第1の方向と直交する第2の方向に
案内するプローブ案内手段と、 前記プローブの第2の方向に沿う位置情報を検出する位
置検出手段と、 前記微小振動子が受波する反射エコー信号に基づいて、
前記プローブの第2の方向に沿う位置における前記生体
内の断層画像データを生成する断層画像処理部と、 前記断層画像データと前記位置情報に基づいて、生体内
部の組織の平面画像を生成する平面画像処理部と、を備
える超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6320479A JPH08173433A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6320479A JPH08173433A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08173433A true JPH08173433A (ja) | 1996-07-09 |
Family
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1994
- 1994-12-22 JP JP6320479A patent/JPH08173433A/ja active Pending
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