JPH0817320A - 回路遮断器の延長ハンドル - Google Patents

回路遮断器の延長ハンドル

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JPH0817320A
JPH0817320A JP16895494A JP16895494A JPH0817320A JP H0817320 A JPH0817320 A JP H0817320A JP 16895494 A JP16895494 A JP 16895494A JP 16895494 A JP16895494 A JP 16895494A JP H0817320 A JPH0817320 A JP H0817320A
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handle
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extension
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circuit breaker
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JP16895494A
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Tatsunori Takahashi
龍典 高橋
Akihiko Kobanawa
明比古 小塙
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路遮断器本体の操作ハンドルに対する着脱を
簡単にする 【構成】延長ハンドル3を操作ハンドル2に被嵌するた
めの嵌合穴7の壁面に不連続平面7a〜7fを形成し、
それらの角部P,Qを操作ハンドル2に圧接して固定を
図る。これにより、延長ハンドル3を操作ハンドル2に
嵌め込むだけで装着でき、かつ角部P,Qの弾性変形に
より操作ハンドル2が嵌合穴7にしっくりと嵌合して延
長ハンドル3が確実に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器や漏電
遮断器などの回路遮断器において、操作ハンドルの操作
力を低減するために、その端部に装着される延長ハンド
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】上記延長ハンドルとして、従来、図6又
は図7に示すものが知られている。図6においては、回
路遮断器本体1から突出する操作ハンドル2の端部に嵌
合穴を介して延長ハンドル3を被嵌し、これらを貫通す
るボルト4とナット5とで締め付けている。これに対し
て、図7においては、延長ハンドル3の嵌合穴の内面に
ゴム系のクッション材6を接着し、操作ハンドル2の端
部に被嵌した延長ハンドル3をクッション材6の弾性圧
縮により固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ボルトとナ
ットとで延長ハンドルを締め付ける構造のものは、ハン
ドル操作の度にボルトの挿入や締付を行わなくてはなら
ず、またその際には工具を必要とするために面倒である
という問題があった。また、クッション材により固定す
る構造のものは、クッション材の接着作業に手間が掛か
る上、クッション材の耐久性が悪いという問題があっ
た。そこで、この発明は、着脱が容易で製作も簡単な回
路遮断器の延長ハンドルを提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、延長ハンド
ルを嵌合穴を介して操作ハンドルに被嵌するとともに、
前記嵌合穴の壁面に形成した複数の不連続平面の角部を
前記操作ハンドルに弾性的に圧接して固定を図る構成と
して、上記目的を達成するものとする。また、この発明
は、延長ハンドルを延長ハンドル側の雌ねじを操作ハン
ドル側の雄ねじに螺合させて装着するとともに、前記螺
合の終端で操作ハンドルに対する向きが整合するように
する構成として、上記目的を達成するものとする。
【0005】
【作用】延長ハンドルの嵌合穴の壁面に複数の不連続平
面を形成し、その角部を操作ハンドルに弾性的に圧接し
て固定を図る構成によれば、延長ハンドルを操作ハンド
ルに単に嵌め込むだけで装着できるとともに、嵌合穴の
不連続平面は通常はモールド樹脂からなる延長ハンドル
の成形時に同時に形成できるので製作が容易であり、ま
た耐久性も大きい。また、延長ハンドル側の雌ねじと操
作ハンドル側の雄ねじとを螺合させ、かつその螺合の終
端で延長ハンドルの向きが操作ハンドルと整合するよう
にする構成も装着が容易で耐久性が大きく、かつねじ面
も同時成形可能なので製作が容易である。
【0006】
【実施例】図1及び図2は延長ハンドルの嵌合穴に不連
続平面を形成したこの発明の実施例を示すもので、図1
の(A)は延長ハンドルの平面図、(B)はそのB−B
線に沿う断面図、(C)は同じくC−C線に沿う要部断
面図、図2(A)〜(C)は図1の延長ハンドルを回路
遮断器の操作ハンドルに装着する過程を段階的に示す断
面図である。まず、図1において、頭部に球形の把持部
が形成された延長ハンドル3の操作ハンドル2との結合
端部には、前後左右にテーパ面を持つ操作ハンドル2の
四角柱状の端部に合わせて嵌合穴7が設けられている
が、その前後壁面(図1の左右壁面)には(B)及び
(C)に示すような不連続平面が前後対称に形成されて
いる。
【0007】すなわち、図1の(B)に示す嵌合穴7の
左右中心部には、入口から奥に向かって、延長ハンドル
3の中心線に対して傾斜した平面7a、平行な平面7
b、傾斜した平面7c及び平行な平面7dが順次形成さ
れている。また、(C)に示す嵌合穴7の左右端部に
は、同じく傾斜した平面7e及び平行な平面7fが形成
されている。ここで、図1(B)に示すように、傾斜平
面7aと7eとは同一面内にあり、また平行平面7fは
平行平面7bと7dとの間にある。なお、嵌合穴7の左
右壁面は操作ハンドル2の左右側面に沿う単なるテーパ
面となっている。
【0008】このような延長ハンドル3を嵌合穴7を介
して操作ハンドル2の端部に被嵌す場合、嵌合穴7内に
進入した操作ハンドル2は、まず図2の(A)に示すよ
うに前後のテーパ面が傾斜平面7eと平行平面7fとの
間の角部Pに接触する。そこで、延長ハンドル3を押し
込むと操作ハンドル2は角部Pを弾性圧縮しながら奥に
進入し、(B)に示すように今度は傾斜平面7cと平行
平面7dとの間の角部Qに接触する。そして、延長ハン
ドル3を更に押し込むと操作ハンドル2は角部Qを弾性
圧縮しながら奥に進入し、(C)に示すように嵌合穴7
の奥壁に突き当たる。この状態で、操作ハンドル2は嵌
合穴7にしっくりと嵌合し、延長ハンドル3は確りと保
持される。この延長ハンドル3は若干の力を加えて引き
抜くことにより容易に取り外せる。
【0009】このような構成によれば、延長ハンドル3
は単に嵌め込むだけで、不連続平面の角部P,Qの弾性
圧縮により操作ハンドル2に圧接されて確実に保持さ
れ、また鈍角の角部P,Qは僅かに変形するだけなので
容易には磨滅、損傷せず、耐久性は十分である。更に、
嵌合穴7の壁面形状は延長ハンドル3の成形時に形成さ
れるので製作も容易である。
【0010】図3〜図5は延長ハンドル側の雌ねじと操
作ハンドル側の雄ねじとを螺合させるこの発明の実施例
を示すもので、図3の(A)は延長ハンドルの結合端部
の縦断面図、(B)はその底面図、図4の(A)は操作
ハンドルの側面図、(B)はその上面図、図5は延長ハ
ンドルを操作ハンドルに装着した状態の結合端部の縦断
面図である。これらの図において、延長ハンドル3の結
合端部には四角柱状の操作ハンドル2の端部を逃げる円
形凹部8が設けられ、その奥に雌ねじ9が形成されてい
る。一方、操作ハンドル2の端部には、雌ねじ9と螺合
する雄ねじ10が一体形成されている。そこで、延長ハ
ンドル3の装着時には、延長ハンドル3を図5に矢印で
示す時計方向に回転させながらこれらのねじを図示の通
り螺合させる。また、その状態から逆向きに回転させれ
ば容易に取り外せる。ここで、雄ねじ10が雌ねじ9の
奥壁に突き当たる螺合の終端で、延長ハンドル3の向き
が操作ハンドル2に整合するようにねじの長さが設定さ
れている。
【0011】このような構成によれば、延長ハンドル3
は単にねじ込むだけで装着可能であり、かつねじ込み作
業の終端で操作ハンドル2に対する向きも自然に整合す
る。また、雌ねじ9及び雄ねじ10は容易には磨滅、損
傷せず、耐久性は十分であり、かつ延長ハンドル3及び
操作ハンドル2の成形時に同時形成されるので製作も容
易である。
【0012】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明の延長ハンド
ルは着脱が簡単であるとともに、製作容易かつ耐久性十
分であり、従来構成のごとく着脱に工具を要したり、耐
久性の乏しいゴムクッションを接着する面倒がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し、(A)は延長ハンド
ルの平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図、
(C)は同じくC−C線に沿う断面図である。
【図2】(A)〜(C)はそれぞれ図1の延長ハンドル
を回路遮断器の操作ハンドルに装着する過程を段階的に
示す断面図である。
【図3】この発明の異なる実施例を示し、(A)は延長
ハンドルの結合端部の縦断面図、(B)はその底面図で
ある。
【図4】図3の延長ハンドルが装着される操作ハンドル
を示し、(A)は側面図、(B)はその上面図である。
【図5】図3の延長ハンドルを図4の操作ハンドルに装
着した状態の要部縦断面図である。
【図6】従来例を示す延長ハンドルの装着状態の縦断面
図である。
【図7】異なる従来例を示す延長ハンドルの装着状態の
縦断面図である。
【符号の説明】
2 操作ハンドル 3 延長ハンドル 7 嵌合穴 P 角部 Q 角部 9 雌ねじ 10 雄ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作ハンドルの操作力を低減するために、
    その端部に装着される回路遮断器の延長ハンドルにおい
    て、 嵌合穴を介して操作ハンドルに被嵌するとともに、前記
    嵌合穴の壁面に形成した複数の不連続平面の角部を前記
    操作ハンドルに弾性的に圧接して固定を図ったことを特
    徴とする回路遮断器の延長ハンドル。
  2. 【請求項2】操作ハンドルの操作力を低減するために、
    その端部に装着される回路遮断器の延長ハンドルにおい
    て、 延長ハンドル側の雌ねじを操作ハンドル側の雄ねじに螺
    合させて装着するとともに、前記螺合の終端で操作ハン
    ドルに対する向きが整合するようにしたことを特徴とす
    る回路遮断器の延長ハンドル。
JP16895494A 1994-06-28 1994-06-28 回路遮断器の延長ハンドル Expired - Fee Related JP3216758B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013110855A1 (en) * 2012-01-23 2013-08-01 Abb Oy Lever for disconnector, and disconnector
CN109087834A (zh) * 2017-06-13 2018-12-25 三菱电机株式会社 电路断路器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013110855A1 (en) * 2012-01-23 2013-08-01 Abb Oy Lever for disconnector, and disconnector
CN109087834A (zh) * 2017-06-13 2018-12-25 三菱电机株式会社 电路断路器
CN109087834B (zh) * 2017-06-13 2022-02-18 三菱电机株式会社 电路断路器

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