JPH08172677A - 車両用多重伝送装置 - Google Patents

車両用多重伝送装置

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JPH08172677A
JPH08172677A JP6335072A JP33507294A JPH08172677A JP H08172677 A JPH08172677 A JP H08172677A JP 6335072 A JP6335072 A JP 6335072A JP 33507294 A JP33507294 A JP 33507294A JP H08172677 A JPH08172677 A JP H08172677A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スイッチが接続されたノ−ドが故障したとき
に、スイッチに対応した補器に対するバックアップ制御
を安価な構成で得る。 【構成】右ドア5に、パワ−ウインド用スイッチ51と
パワ−ウインド開閉モータ52とが接続されたノ−ドN
D32が設けられる。高速用多重伝送路11と低速用多
重伝送路12との間での相互通信を行うためのゲ−トウ
ェイノ−ドND42が設けられる。上記ノ−ドND32
は、低速用多重伝送路12を介して、左ドア6に設けた
左パワ−ウインド用スイッチ53が接続されたノ−ドN
D33に接続されている。ゲ−トウェイノ−ドND42
とモータ52とが、駆動信号線71を介して直接接続さ
れている。ノ−ドND32が故障したとき、左スイッチ
53の操作に応じて、ゲ−トウェイノ−ドND42がモ
ータ52の駆動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用多重伝送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、多数のスイ
ッチ(センサを含む)や補器(負荷となるアクチュエ−
タ)を有し、その配線が膨大な量(長さ)になる。この
ため、車両の適宜の部位にスイッチあるいは補器が接続
される複数のノードを配設して、このノードを多重伝送
路で互いに接続した多重伝送方式によってスイッチと補
器を接続することが考えられ、一部の車両においては既
に実用化されている。
【0003】多重伝送路には、それぞれ通信ICを有す
る複数のノ−ドが接続されるが、この複数のノ−ドの中
には、CPUをさらに有して、スイッチや他のノ−ドか
らの信号を受けて、補器に対する制御信号を演算処理に
よって得るようにしたものもある。
【0004】多重伝送に際しては、例えばエンジンの燃
料噴射量制御や点火時期制御、ABS制御、自動変速機
の変速制御等、通信を高速で行うことが要求される場合
と、ランプの点灯制御やエアコン制御等、通信を低速で
もっておこなって十分な場合とがある。高速通信系を構
成するのは高価なものとなるため、通信速度の要求に合
わせて、車両の多重通信系を、高速通信系と低速通信系
との2つの異なる通信系でもって構成することが提案さ
れている(特開平4−113952号公報参照)。そし
て、高速通信系と低速通信系との間での通信を可能にす
るために、ゲ−トウェイノ−ドを用いることも上記公報
に提案されている。
【0005】ところで、あるスイッチが故障すると、こ
の故障したスイッチに関連した補器が正常に作動しなく
なり、車両の機能低下となってしまう。このため、特開
平5−262189号公報には、故障したスイッチの機
能を別のスイッチによって代替することが提案されてい
る。
【0006】スイッチの故障と同様に、あるノ−ドが故
障すると、この故障したノ−ドに関連した補器が正常に
作動しなくなり、車両の機能低下となってしまう。この
ような事態を防止するため、前記特開平4−11395
2号公報には、ノ−ドに対してその故障発生時に作動さ
れるバックアップ制御部を装備することが提案されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノ−ド
にバックアップ制御部を別途設けることは大きなコスト
アップとなり好ましくない。とりわけ、ノ−ドの数が多
くなると、バックアップ制御部の数がノ−ドの数に比例
して増加するので、全体として極めて大きなコストアッ
プとなってしまう。特に、スイッチや補器が接続された
ノ−ドの多くは、極力最小限の機能を有するように安価
なもの、つまりCPUを有しない構成や、CPUを有し
てもメモリの容量が小さいものとされる等、故障対応の
制御を行うには能力的に不十分な場合が多く、このよう
なものに対して別途バックアップ制御部を設けることは
全体としてかなりのコストアップとなってしまう。
【0008】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、安価な構成によって、故障したノ−ドに接
続された補器が好ましくない作動状態のままになってし
まうのを防止できるようにした車両用多重伝送装置を提
供することにある。
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、異なる2つの多重通信系の間での通信を行わせる
ためのゲ−トウェイノ−ドを備えた車両用多重伝送装置
において、前記多重通信系を構成するノ−ドとして、所
定の補器に対応した第1のスイッチまたはセンサが接続
される第1ノ−ドを備え、前記ゲ−トウェイノ−ドに入
力可能な第2のスイッチまたはセンサを備え、前記ゲ−
トウェイノ−ドに、前記第1ノ−ドが故障したときに、
前記第2のスイッチまたはセンサを前記補器に対する代
替スイッチまたは代替センサとして機能させるバックア
ップ制御部が構成されている、ような構成としてある。
上記構成を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲
における請求項2以下に記載のとおりである。
【0009】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、故
障したノ−ドに接続された第1のスイッチまたはセンサ
の代わりを、ゲ−トウェイノ−ドに入力可能な第2のス
イッチまたはセンサにより代替させるようにしたので、
ノ−ドの故障に起因する車両の機能低下つまり、故障し
たノ−ドに接続された第1のスイッチまたはセンサに対
応した補器が好ましくない状態のままとなってしまうの
を防止することができる。特に、ゲ−トウェイノ−ド
は、異なる通信系の間での相互通信を可能にするため
に、能力的に十分なもののつまりCPUやメモリとして
高機能かつ大容量のものとされていて、ノ−ドの故障時
におけるバックアップ制御をおこなうための余裕が十分
にあるので、この余裕を有効に利用してバックアップ制
御をおこなうので、安価に実施化し得る。
【0010】請求項2に記載したような構成とすること
により、スイッチ同士の間での代替をおこなうことがで
きる。しかも、補器はゲ−トウェイノ−ドから非多重線
を介して駆動されるので、つまり他のノ−ドを介するこ
となくゲ−トウェイノ−ドから補器の駆動を直接制御で
きるので、バックアップ制御時における補器の駆動を確
実に行うことができる。
【0011】請求項3に記載したような構成とすること
により、パワ−ウインドが好ましくない状態のまま、例
えば車両から離れる際にパワ−ウインドが開いたままと
なってしまうような事態を防止する上で好ましいものと
なる。
【0012】請求項4に記載したような構成とすること
により、パワ−ウインド開閉用スイッチは通常各ドア毎
に設けられていて複数有するので、代替スイッチを確実
に確保できるという点で、またびパワ−ウインド開閉用
の別のスイッチを代替スイッチとするということから、
どれが代替スイッチであるかの認識を容易にするという
点で好ましいものとなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。
【0014】図1において、1は車体で、左右方向に伸
びる仕切り壁2によって、車室3とその前方のエンジン
ル−ム4とが画成されている。また、5は右ドア、6は
左ドアであり、各ドアのウインドは、モータ等の補器
(アクチュエ−タ)によって開閉駆動されるパワ−ウイ
ンドとされている。
【0015】11および12は、それぞれ多重伝送路で
あり、11は高速通信系用、12は低速通信系用であ
る。高速通信系用の多重伝送路11には、高速専用のノ
−ドとして、ノ−ドND21、ND22が接続されてい
る。また、低速通信系用の多重伝送路12には、低速専
用のノ−ドND31〜ND33が接続されている。さら
に、両多重伝送路共通用のノ−ド、つまり両多重伝送路
間での通信を可能とするゲ−トウェイノ−ドとして、N
D41、ND42が設けられている。各ゲ−トウェイノ
−ド41、42は、仕切り壁2の左右端部に構成される
カウルボックス内に配設されている。なお、多重通信
は、既知のように、周波数制御方式、時分割方式等によ
り行うことができる。
【0016】前記高速専用とされたノ−ドND21は例
えばエンジン制御用とされ、ノ−ドND22は例えばA
BS制御用とされている。ノ−ドND21は、基本的
に、図示を略す他の高速専用ノ−ドに接続されたエンジ
ン負荷センサ(吸入空気量センサ)、エンジン回転数セ
ンサからの出力を受けて、燃料噴射量や点火時期を示す
制御信号を演算して、演算された制御信号を当該ノ−ド
ND21に接続された燃料噴射弁あるいはイグナイタに
出力する。ノ−ドND22は、図示を略す他の高速専用
ノ−ドから各車輪の回転速度信号が入力されて、ABS
制御のための制御信号を演算して、演算された信号を当
該ノ−ドND22に接続された増圧弁や減圧弁に出力す
る。
【0017】低速専用のノ−ドND31〜33のうち、
ND31は、インストルメントパネル内に配設されて、
ヘッドライト、ウインカランプ、ワイパ等の運転者によ
り操作されるスイッチが接続されて、このスイッチの操
作状態を、上記ヘッドライト、ウインカランプ、ワイパ
等の補器が接続された図示を略す他の低速専用ノ−ドへ
送信する。
【0018】低速専用のノ−ドND32には、右ドア5
および左ドア6の各パワ−ウインドを個々独立して開閉
させる指令スイッチとしての手元スイッチ51が接続さ
れると共に、右パワ−ウインド開閉用のモータ52が接
続されている。すなわち、スイッチ51は、右パワ−ウ
インド用スイッチ51aと左パワ−ウインド用スイッチ
51bとのコンビスイッチとされている。また、ノ−ド
ND33には、左ドア6のパワ−ウインドを開閉させる
指令スイッチとしての手元スイッチ53が接続されると
共に、左パワ−ウインド開閉駆動用のモータ54が接続
されている。
【0019】いま、右ドア5にあるスイッチ51のう
ち、左パワ−ウインド用スイッチ51bを開または閉操
作すると、その操作状態が、ノ−ドND32から多重伝
送路12を介してノ−ドND33へ送信され、このノ−
ドND33が、上記スイッチ51bの操作状態に応じて
モータ54を駆動する。右パワ−ウインド用スイッチ5
1aを操作すると、ノ−ドND32が右パワ−ウインド
用モータ52を、右用スイッチ51aの操作状態に応じ
て駆動する。さらに、左スイッチ53を操作すると、ノ
−ドND33が、スイッチ53の操作状態に応じて、左
パワ−ウインド用のモータ54を駆動する。
【0020】ここで、ゲ−トウェイノ−ドND41、N
D42は、高速用と低速用との通信系との間での相互通
信を可能とするものであり、このため、ゲ−トウェイノ
−ドND41とND42とはそれぞれ、高速用多重伝送
路11と低速用多重伝送路12との両方に接続されてい
るものである。車両用多重通信にあっては、基本的に、
車両の部位別にノ−ドを配設して、もっとも近いノ−ド
にスイッチ(センサ)あるいは補器が接続されるが、高
速通信系と低速通信系との間で相互に通信を行うほうが
有利な場合がある。すなわち、例えば、高速通信系を利
用したエンジン制御(ノ−ドND21)において、燃料
噴射量の補正制御となる吸気温度補正や、大気圧補正等
のための信号は、短時間のうちに急激には変動しない要
素なので、高速専用のノ−ドに限らず、吸気温度や大気
圧を検出するセンサに近い位置にある低速専用ノ−ドか
ら、ゲ−トウェイノ−ドND41あるいは42を介し
て、高速用となあるエンジン制御用のノ−ド21に入力
させることができる。
【0021】また、ABS制御を解除(禁止)するマニ
ュアルスイッチを低速用ノ−ドND31に接続して、こ
のマニュアルスイッチの操作状態を示す信号を、ノ−ド
ND31からゲ−トウェイノ−ドND41あるいはND
42を介して、ノ−ドND22へ送信することができ
る。勿論、高速通信系は、コストの点を除けば低速通信
系を全てカバ−できるので、本来低速通信系による通信
でも十分なスイッチ(センサ)や補器の接続関係を、一
部高速用多重伝送路を利用することができる。
【0022】ゲ−トウェイノ−ドND41、ND42の
内部構成を、送受信関係に着目してブロック図的に図2
に示してある。この図2において、61Bは低速通信用
のCPU、61Hは高速通信用のCPUである。低速用
CPU61Bは、送信バッファ62B、受信バッファ6
3Bの他、高速用CPU61Hとの間での相互通信を行
うために転送バッファ64B、65Bを有する。同様
に、高速用CPU61Hは、送信バッファ62H、受信
バッファ63Hの他、低速用CPU61Bとの間での相
互通信を行うために転送バッファ64H、65Hを有す
る。
【0023】高速用多重伝送路11からの信号は、高速
用CPU61Hの受信バッファ63Hに入力されると共
に、転送バッファ64H、64Bを介して、低速用CP
U61Bの受信バッファ63Bに入力される。同様に、
低速用多重伝送路12からの信号は、低速用CPU61
Bの受信バッファ63Bに入力されると共に、転送バッ
ファ65B、65Hを介して、高速用CPU61Hの受
信バッファ63Hに入力される。
【0024】次に、図3に示すフロ−チャ−トを参照し
つつ、右ドアに設けられたノ−ドND32が故障したと
きの対応つまりバックアップ制御について説明する。こ
のバックアップ制御に際しては、左パワ−ウインド用ス
イッチ53を、右パワ−ウインド用スイッチ51として
代替させるものであり、図2に示すゲ−トウェイノ−ド
ND41あるいはND42のいずれか一方がバックアッ
プ制御(スイッチの代替制御)を行う。ただし、実施例
では、右ドア5に近い位置にあるゲ−トウェイノ−ドN
D42がバックアップ制御を行うようにしてある。そし
て、このバックアップ制御のために、ゲ−トウェイノ−
ドND42に対して、右パワ−ウインド用モータ52が
非多重線71(多重伝送用ではない線で、モータ52の
駆動制御用となる線)を介して直接接続されている。勿
論、ゲ−トウェイノ−ドND42がモータ52に近い位
置にあるので、非多重線71は短いものとされる。
【0025】以上のことを前提として、図3のQ(ステ
ップ−以下同じ)1において、右ドア5に設けられたノ
−ドND32が異常つまり故障であるか否かが判別され
る。ノ−ドND32の故障の判別は、例えば、ノ−ドN
D32から所定のACK信号(受信確認信号)があるか
否かをみることにより、あるいはノ−ドND32が故障
診断機能を有する場合においてその故障コ−ドをみるこ
と等により行うことができる。
【0026】Q1の判別でNOのときは、バックアップ
制御が不用なときなので、そのままリタ−ンされる(ス
イッチとモータとの駆動対応関係が正常時のまま)。Q
1の判別でYESのときは、Q2においてバックアップ
制御の開始とされ、Q3において、左ドア用スイッチ5
3がON操作されているか否かが判別される。Q3の判
別でYESのときは、Q4において、右ドア5用のパワ
−ウインドモータ52を上記左ドア用スイッチ53のオ
ン操作に応じて(開または閉)駆動する。このモータ5
2への駆動信号は、スイッチ53の操作信号がノ−ドN
D33を介して入力されるゲ−トウェイノ−ドND42
から出力されるもので、当該ゲ−トウェイノ−ドND4
2からモータ52への駆動信号出力は非多重線71を利
用して行われる。
【0027】Q4の後あるいはQ3の判別でNOのとき
は、Q5において、左ドアスイッチ53がOFFである
か否かが判別される。このQ5の判別でYESのとき
は、Q6において、Q4で行っていた右パワ−ウインド
用モータ52の駆動を停止する。また、Q5の判別でN
Oのときは、Q6を経ることなくリタ−ンされる。
【0028】図4は、図3の変形例を示すものである。
この図4において、Q11において右ドアに設けたノ−
ドND32が異常であるか否かが判別される(図3のQ
1対応)。Q11の判別でYESのときは、Q12にお
いて、左スイッチ53がON操作されているか否かが判
別される。このQ12の判別でYESのときは、Q13
において、右パワ−ウインド用モータ52を、上記左ス
イッチ53のON操作8開または閉)に応じて駆動する
(図3のQ4対応)。
【0029】Q13の後、Q14において、左パワ−ウ
インドが全閉であるか否かが判別される。Q14の判別
は、例えば、左ドアのサッシ上縁部に設けた圧電素子等
の感式センサが左パワ−ウインドに押圧されてONにな
ったか否かにより、または左パワ−ウインドのレギュレ
−タに設けた位置センサが全閉位置を検出したか否かに
よって、さらには、左モータ54に設けたロ−タリエン
コ−ダの出力値が全閉に対応した値になったかをみる等
により行うことができる。
【0030】Q14の判別でNOのときは、Q15にお
いて、左パワ−ウインド用モータを駆動し(左パワ−ウ
インドを全閉位置に向けてさらに駆動し続ける)、Q1
4の判別でYESのときは、Q16において左パワ−ウ
インド用モータ54の駆動を停止する(左パワ−ウイン
ド用モータ54への過負荷防止)。Q12の判別でNO
のとき、あるいはQ15、Q16の後はそれぞれ、Q1
7において、左スイッチ53がOFFとなっているか否
かが判別される。このQ17の判別でYESのときは、
右パワ−ウインド用モータ52の駆動を停止させる。ま
た、Q17の判別でNOのときは、リタ−ンされる。
【0031】このように、図4に示す実施例では、バッ
クアップ制御時において、左スイッチ53が、左右のパ
ワ−ウインドの開閉指令用として兼用するが、故障した
ノ−ドND32に対応した右パワ−ウインド用モータ5
2の駆動を優先しつつ、左パワ−ウインドが全閉になっ
た後は当該左パワ−ウインド用モータ54の駆動を停止
して、当該モータ54に過負荷が加わるのを防止するよ
うになっている。
【0032】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のようにすることもできる。 (1)ノ−ドND32の故障が検出されたときは、ゲ−ト
ウェイノ−ドND42によって警報器を作動させるよう
にしてもよい。 (2)代替スイッチとしては、パワ−ウインド用スイッチ
に限らず、例えばドアミラ−の上下左右の傾斜角度を調
整するミラ−イッチ等適宜選択できる。 (3)代替関係とするのは、スイッチ同士の間に限らず、
センサ同士の間(例えば複数ある室温センサ等の間での
代替関係)とすることもできる。 (4)バックアップ制御は、パワ−ウインド装置に限ら
ず、ヘッドランプ、コ−ナリングランプ、ワイパ等、ス
イッチ操作により作動される適宜の補器に対するノ−ド
故障時に適応することができる。 (5)スイッチが接続されるノ−ドと当該スイッチに対応
した補器が接続されるノ−ドとが別の場合にも本発明を
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す系統図。
【図2】ゲ−トウェイノ−ドの送受信部分の構成をブロ
ック図的に示す図。
【図3】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図4】本発明の他の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
5:右ドア 6:左ドア 11:多重伝送路(高速用) 12:多重伝送路(低速用) 51:パワ−ウインド開閉スイッチ(第1スイッチ) 52:右パワ−ウインド用モータ(補器) 53:左パワ−ウインド用スイッチ(代替スイッチ) ND32:ノ−ド(第1ノ−ド) ND42:ゲ−トウェイノ−ド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる2つの多重通信系の間での通信を行
    わせるためのゲ−トウェイノ−ドを備えた車両用多重伝
    送装置において、 前記多重通信系を構成するノ−ドとして、所定の補器に
    対応した第1のスイッチまたはセンサが接続される第1
    ノ−ドを備え、 前記ゲ−トウェイノ−ドに入力可能な第2のスイッチま
    たはセンサを備え、 前記ゲ−トウェイノ−ドに、前記第1ノ−ドが故障した
    ときに、前記第2のスイッチまたはセンサを前記補器に
    対する代替スイッチまたは代替センサとして機能させる
    バックアップ制御部が構成されている、ことを特徴とす
    る車両用多重伝送装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1のスイッチまたはセンサが、スイッチとされ、 前記第2のスイッチまたはセンサが、スイッチとされ、 前記補器が、非多重線を介して前記ゲ−トウェイノ−ド
    に接続されているもの。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第1のスイッチが、パワ−ウインドの開閉スイッチ
    とされ、 前記補器が、パワ−ウインドとされているもの。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記第2のスイッチが、前記第1のスイッチに対応した
    パワ−ウインド以外のパワ−ウインドに対する開閉用ス
    イッチとされているもの。
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