JPH08171572A - データベース検索システム - Google Patents

データベース検索システム

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JPH08171572A
JPH08171572A JP6314670A JP31467094A JPH08171572A JP H08171572 A JPH08171572 A JP H08171572A JP 6314670 A JP6314670 A JP 6314670A JP 31467094 A JP31467094 A JP 31467094A JP H08171572 A JPH08171572 A JP H08171572A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あいまいな検索キーが入力された場合でも、
利用者の所望するデータを効率よく短時間で検索できる
データベース検索システムを提供する。 【構成】 利用者1から入力された検索条件に基づい
て、検索式21が検索式生成手段20により生成され、
この検索式21に基づいてデータベース40が検索され
る。この検索結果からデータ抽出手段100により特徴
が抽出され、新たな検索条件に対する質問が質問生成手
段110により生成されて、利用者1に対して提示され
る。その質問に対する回答として得られた新たな検索条
件に基づいて繰り返し検索が実施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース検索シス
テムに関し、特に利用者に対して質問を行うことにより
適切な検索キーの決定、検索キーへの重みの設定を行う
データベース検索システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データベース検索システムとし
て、検索キーに完全に合致するデータが存在しない場
合、あらかじめ設定した検索条件管理テーブル(固定)
を利用して検索キーを再決定するもの(例えば、特開平
2−200048号公報など)、検索結果を利用者が検
索意図に適合しているかの判定を行い、適合情報とされ
た情報にのみ記述されている検索キーに重みづけを行っ
て、再検索を実行するもの(例えば、特開平2−245
971号公報など)、およびキーワードの付与されたデ
ータベースの検索に際し、全キーワード間の相関関係を
テーブルとして保持し、ニューラルネットワークを利用
して検索を実行するもの(例えば、特開平−22406
8号公報など)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来のデータベース検索システムでは、第1のデータ
ベース検索システムによれば、あらかじめ固定された検
索条件管理テーブルを利用するため、柔軟な検索キーの
設定ができず、利用者があいまいな検索条件しか想着で
きない場合には、データベースの検索を実行することが
できないという問題点があった。また、第2のデータベ
ース検索システムによれば、検索結果に対して利用者が
適合性を判定しなければならず、検索キーがあいまいで
大量の検索結果が提示された場合には、利用者の負担が
増大するばかりでなく迅速な検索ができないという問題
点があった。
【0004】さらに、第3のデータベース検索システム
によれば、検索結果に対する再検索について考慮されて
おらず、また検索結果からの新たな検索キーの獲得がで
きないため、広範囲にわたる対象から検索することが不
可能となるという問題点があった。本発明はこのような
課題を解決するためのものであり、あいまいな検索キー
に対して最適な重みを設定し、利用者の所望するデータ
の検索を短時間で可能にするデータベース検索システム
を提供することを目的としている。
【0005】また、すべての検索結果に対して適合性判
定を毎回する必要をなくし、質問に回答するだけで大量
の検索結果を絞り込むことを可能にするデータベース検
索システムを提供することを目的としている。さらに、
再検索を容易にし、データベースに付加されている検索
キーについて熟知していない利用者でも検索熟練者と同
等に広がりを持った検索を可能にするデータベース検索
システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるデータベース検索システムは、
データベース内の各データに付加されているキーワード
の出現頻度とキーワード間の同時出現性とを語彙ネット
ワークで表現したデータモデルと、このデータモデルを
参照して検索条件内の各検索キーに対する重みを決定す
る重み決定手段と、検索条件に基づいてデータベースを
検索し、得られた個々の検索結果に対する得点を重みに
基づいて算出するデータベース検索手段とを備え、得ら
れた検索結果を重み順に表示出力するようにしたもので
ある。
【0007】また、検索された各データに付加されてい
るキーワードに基づいてデータモデルを参照することに
より、検索結果におけるキーワードの分布傾向をその特
徴として抽出するデータ特徴抽出手段と、抽出した特徴
をもとに新たな検索条件を得るための質問を生成する質
問生成手段とを備え、生成された質問を利用者に対して
提示するようにしたものである。さらに、提示した質問
に対する利用者からの回答を新たな検索条件として、重
み決定手段により各検索キーに重みを設定し、データベ
ース検索手段によりデータベースを再検索するようにし
たものである。
【0008】
【作用】したがって、重み決定手段によりデータモデル
が参照されて、利用者により入力された検索条件内の個
々の検索キーに対して重みが設定され、データベース検
索手段により検索条件に基づいてデータベースが検索さ
れ、各検索結果に対する得点が重みに基づいて算出さ
れ、その得点順に検索結果が表示出力される。また、デ
ータ特徴抽出手段により、検索結果におけるキーワード
の分布傾向がその特徴として抽出され、抽出した特徴に
基づいて質問生成手段により質問が生成されて利用者に
提示される。さらに、質問に対する利用者からの回答を
新たな検索条件として、重み決定手段により各検索キー
に重みが設定され、データベース検索手段によりデータ
ベースが再検索され表示出力される。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例である誘導型のデータベ
ース検索システムを示す機能ブロック図である。同図に
おいて、10は検索条件およびシステムからの質問への
回答を入力する利用者入力手段、20は利用者1からの
入力より検索式21を生成する検索式生成手段、30は
生成された検索式21をもとにデータベースの検索を行
うデータベース検索手段、40はデータが蓄積されたデ
ータベース、50はデータベース40の検索結果31を
一時的に保管する検索結果テンポラリファイル、60は
生成された質問、検索結果131を表示するデータ表示
手段である。
【0010】80はデータベース40のキーワードの出
現頻度と同時出現頻度を表現した語彙ネットワークであ
るデータモデル、70はデータベース40からデータモ
デル80を生成するデータモデル生成手段、90はデー
タモデル80をもとに入力された検索キーの重みを決定
する重み決定手段、100は検索結果132の特徴を抽
出するデータ特徴抽出手段、110は抽出された特徴か
ら質問を生成する質問生成手段、120は利用者1の検
索結果51に対する要求情報を記録する利用者要求情
報、130は検索結果51を検証して次の動作を決定す
る検索結果検証手段である。
【0011】図2は、本実施例が対象とするデータベー
ス40の構成例を示す説明図である。特に書籍データベ
ースを例として、そのデータベース40内に蓄積されて
いる1つのデータを示しており、実際のデータ本体と、
検索に利用する(検索時に参照する)キーワードから構
成されている。さらに、キーワードは複数の属性名と属
性値の組から構成され、データの内容を表現するキーと
なる単語が属性値として記述される。なお、各属性名は
同一データベースにおいて統一されている。
【0012】図3は、データモデル80の構成例を示す
説明図である。データモデル80はデータベース40内
のキーワードで構成されたノード群とノード間のリンク
で構成される語彙ネットワークである。同図において、
H(例えば、H=9)はキーワードとデータベース40
における出現頻度であり、各ノードに保持される。ま
た、S(例えば、S=24)は、キーワードが同一デー
タに同時に出現した場合の同時出現回数であり、この場
合ノード間にリンクが張られ、同時出現回数がそのリン
クの頻度として同時に保持される。リンクは隣接する属
性間に張られるだけでなく、同時に出現していればすべ
ての属性間、例えば題名−分野間に張られる。
【0013】次に、図1〜3を参照して、本発明の動作
を説明する。まず、利用者入力手段10は、利用者1か
らの入力を受け付け、利用者1から検索条件が指示入力
される。これに応じて、利用者入力手段10から検索式
生成手段20および重み決定手段90に対して、それぞ
れ検索条件11,12が渡される。重み決定手段90
は、データモデル80(図3参照)を検索して、利用者
1が入力した検索条件12に対して重みを付加する。
【0014】検索条件11,12は、 (著者=篠原涼子 AND 所属=日本電気) OR
分野=DB のように、複数の検索キー(例えば、著者=篠原涼子)
と各検索キーの関係を示す演算子(例えば、AND)と
から構成されている。重み決定手段90は、検索条件1
2内に検索キーが複数指定されている場合には、検索キ
ー固有の重みと、検索キー相互の相互関係重みとを算出
する。
【0015】ここで、固有の重みの算出方法について説
明する。まず、検索キーのデータモデル80における存
在有無をサーチし、存在しなければその検索キーの固有
情報量を1とする。一方、検索キーが存在した場合に
は、その検索キーの出現頻度αと、その属性名における
検索キーの種類数β、その属性名における検索キーの延
べ総数α’、および全キーワードの種類数β’を求め
る。
【0016】固有情報量の算出方法として様々な式が考
えられるが、一例として以下の式を固有情報量の算出式
として示す。 固有情報量=α/α’+β/β’ このように算出された固有情報量を検索キーの重みとす
る。また、検索条件12の検索キー間にAND(論理
積)の関係がある場合の相互関係重みは、以下の方法で
算出する。まず、検索キー相互関係のデータモデル80
における存在有無をサーチし、存在しなければ相互情報
量は変化しない。
【0017】一方、検索キー相互関係が存在した場合、
その検索キー相互関係の出現頻度γすなわち図3におけ
るAND指定された検索キー間のS値、全相互関係の総
数γ’すなわち図3におけるS値の合計、それらの属性
名間における検索キー相互関係の種類数δ、および全相
互関係の種類数δ’を求める。相互情報量の算出方法と
して様々な方法が考えられるが、一例として以下の式を
固有情報量としの算出式として示す。 相互情報量=γ/γ’+δ/δ’
【0018】さらに、3個以上の検索キーが指定された
場合には、そのうちすべての2つの検索キーの組み合わ
せについて算出して、そのなかで最大のものを相互情報
量として採用し、その相互情報量を検索キー相互の重み
とする。なお、検索キー間にOR(論理和)の関係があ
る場合、検索式相互の重みは算出しない。以上のような
方法により算出された重みは、重みデータ91として重
み決定手段90から検索式生成手段20に伝えられる。
【0019】重みデータ91は、 著者=篠原涼子、重み=1.5 所属=日本電気、重み=1.3 著者=篠原涼子 AND 所属=日本電気、重み=1.
8 分野=DB、重み=2.0 のような構成となっており、検索条件12の各検索キー
固有の重みと検索キー相互の重みで構成される。
【0020】次に、検索式生成手段20は、利用者入力
手段10から検索条件11を受け取るとともに、重み決
定手段90から重みデータ91を受け取って、検索式2
1を生成する。検索式21は、データベース検索手段3
0に依存した形式であり、例えば、 (著者=篠原涼子 AND 所属=日本電気) *(1.5+1.3+1.8)+分野=DB*2.0 のように、検索条件11に重みデータ91を折り込んだ
形の検索式21が生成される。
【0021】続いて、データベース検索手段30は、検
索式生成手段20で生成された検索式21に基づいてデ
ータベース40内のデータを検索するとともに、その検
索式21から得点を算出し、これら検索データと得点と
を検索結果31として検索結果テンポラリファイル50
へ記録する。得点の算出方法は、まず、検索式21の検
索キーとデータベース40のキーワードが一致したとき
にその検索キー固有の重みを得点とする。ただし検索キ
ーがAND演算子で結合されているときは、結合されて
いるすべての検索キーがデータベース40のキーワード
と一致した時に検索キーの重みの合計と検索キー相互間
の重みを得点とする。
【0022】このように、データベース40内のキーワ
ードで構成されたノード群とノード間のリンクにより構
成される語彙ネットワークからなるデータモデル80
と、各キーワードおよびリンクの出現回数から検索条件
12の重みを決定する重み決定手段90とを設けて、入
力された検索条件12に対する重みを含む検索式21を
生成し、検索結果に対する得点をその重みにより算出す
るようにしたので、検索結果を得点順に表示出力するこ
とにより、利用者があいまいな検索条件しか想着できな
い場合でも、検索条件に対する適合度合いの順に検索結
果を得ることができ、所望するデータの検索を効率よく
短時間で行うことが可能となる。
【0023】図4は、検索結果テンポラリファイル50
の構成例を示す説明図である。検索結果テンポラリファ
イル50は、検索結果データとそれらの得点とから構成
される。なお検索結果31、および後述する検索結果5
1、検索結果131、検索結果132の構成についても
これと同一である。
【0024】続いて、データ特徴抽出手段100は、検
索結果検証手段130から検索結果テンポラリファイル
50内の検索結果51を検索結果132として受け取
り、データモデル80を利用して検索結果データの特
徴、すなわちキーワードの分布傾向を抽出する。まず、
検索結果132に存在するすべてのキーワード固有情報
量を前述の方法で算出し、各属性名ごとに固有情報量の
大きい順にソーティングする。そして固有情報量の高い
キーワードから順に、あらかじめ設定された特徴しきい
値の数だけ特徴101として採用し、採用された特徴1
01は質問生成手段110に渡される。
【0025】図5は、抽出された検索結果の特徴101
の構成例を示す説明図であり、それぞれ属性名および属
性値の組とそれらの情報量とから構成される。これに応
じて、質問生成手段110は、データ特徴手段100か
ら検索結果の特徴101を受け取って利用者1への質問
111を生成し、この質問111をデータ表示手段60
へ渡す。
【0026】なお、質問111は、検査結果の特徴10
1に基づいて、例えば次のように生成される。 題名に(1)放送法、(2)スポーツを含めますか? 掲載誌に(1)NHK技報を含めますか? 作者に(1)山田太郎を含めますか? 掲載年に(1)1992を含めますか? データ表示手段60は、利用者1から結果表示要求があ
った場合、または検索結果51が利用者1が設定した検
索数しきい値以下であった場合に、検索結果テンポラリ
ファイル50の内容を利用者1に提示し、さらに、質問
生成手段110からの質問111を受け取り利用者1に
提示する。
【0027】このように、データモデル80を利用する
ことにより検索結果内のキーワードに対して固有情報量
を算出するデータ特徴抽出手段100を設けて、算出さ
れた固有情報量の高いいくつかのキーワードを検索結果
の特徴とし、この特徴に基づいて、質問生成手段110
により質問を生成して利用者1に提示し回答するように
したので、この質問に対して回答することにより検索結
果に対する適合性の判定が行われるものとなり、検索キ
ーがあいまいで大量の検索結果が提示された場合でも、
利用者の負担を低減して迅速な検索を実施することがで
きる。
【0028】なお、利用者要求情報120には、利用者
入力手段10により、利用者1が入力した検索目標件数
と検索結果の表示要求の有無を次のように記録してお
く。 検索結果表示要求:なし 目標検索件数 :10件 検索結果検証手段130は、利用者要求情報120に利
用者1が入力した検索目標件数と検索結果表示要求を確
認して、検索結果テンポラリファイル50の内容をデー
タ表示手段60またはデータ特徴抽出手段100へ渡
す。
【0029】なお、検索結果テンポラリファイル50に
記録されている検索結果51が検索目標件数以下の場
合、または検索結果51が検索結果目標件数より大き
く、かつ利用者1からの検索結果表示要求がある場合に
は、検索結果検証手段130からデータ表示手段60に
検索結果131が渡され、それ以外の場合にはデータ特
徴抽出手段100に検索結果132が渡される。したが
って、利用者1は、提示された質問に回答することによ
り新たな検索キーを入力し、以後、検索結果51が目標
検索件数以下となるまで、生成された質問に対する回答
として利用者1により入力された検索キーに基づいてデ
ータベース40を検索し、その結果に基づいて新たな質
問が生成されるという一連の動作が繰り返し実施され
る。
【0030】このように、提示された質問に対する利用
者1の回答とデータモデル80とを利用して、検索式生
成手段20により新たな検索式21を生成し、この検索
式21により再検索を実行するようにしたので、利用者
の回答を考慮した再検索を容易に実施することができ、
利用者がデータベースに付加されている検索キーについ
て熟知していない場合でも、検索熟練者と同等に広がり
を持った検索を実施することが可能となる。
【0031】図6は、本発明による一実施例である誘導
型のデータベース検索システムの検索処理を示すフロー
チャートであり、以下、図6を参照して前述したデータ
ベース検索システムの全体的な動作について説明する。
まず、利用者1から利用者入力手段10により検索条件
11が入力され(ステップ1001)、利用者入力手段
10からその検索条件11,12が重み決定手段90と
検索式生成手段20へ渡される。
【0032】重み決定手段90は、データモデル80
(図3参照)と利用者入力手段10からの検索条件12
を利用して重みを決定し(ステップ1002)、検索式
生成手段20へ重みデータ91を渡す。次に、検索式生
成手段20は、利用者入力手段10からの検索条件11
と、重み決定手段90からの重みデータ91を利用して
検索式21を生成し(ステップ1003)、データベー
ス検索手段30へ渡す。
【0033】データベース検索手段30は、この検索式
21に合致するデータをデータベース40から検索して
得点を算出し(ステップ1004)、その検索結果31
(図4参照)を検索結果テンポラリファイル50へ書き
出す(ステップ1005)。なお、データベース40が
更新あるいは新規に組み込まれた場合には、データモデ
ル生成手段70によりデータモデル80が更新/生成さ
れる。一方、検索結果検証手段130は、検索結果テン
ポラリファイル50の変更を監視しており、変更の検出
に応じて検索結果テンポラリファイル50から検索結果
51を読み込む。
【0034】ここで、検索結果51の内容件数が目標件
数より大きい場合(ステップ1006:NO)には、予
め利用者1により設定され利用者要求情報120に記録
されている検索結果表示要求を参照し、検索結果表示要
求が「あり」に設定されている場合(ステップ100
8:あり)には、検索結果131をデータ表示手段60
へ渡す。データ表示手段60は、その検索結果132を
得点順に利用者1に提示する(ステップ1009)。提
示後、または検索結果表示要求が「なし」に設定されて
いる場合(ステップ1008:なし)、データ特徴抽出
手段100へ検索結果データ132を渡す。
【0035】検索結果データを受け取ったデータ特徴抽
出手段100は、データの特徴抽出(ステップ101
0)を実行し、抽出された特徴101(図5参照)が質
問生成手段110へ渡す。特徴101を受け取った質問
生成手段110は、その特徴101から質問111を生
成し(ステップ1011)、データ表示手段60を介し
て利用者1に提示する(ステップ1012)。
【0036】これにより、利用者1から提示された質問
111に対する回答として、利用者入力手段10を介し
て新たな検索キーが入力され(ステップ1013)、ス
テップ1002へ移行するものとなり、一連の処理が繰
り返し実施される。また、検索結果51の内容件数が利
用者要求情報120に記録されている目標検索件数以下
であった場合(ステップ1006:YES)には、検索
結果検証手段130からデータ表示手段60へ検索結果
131が渡されて、データ表示手段60により検索結果
131が表示され(ステップ1007)、処理が終了す
る。
【0037】このように、利用者1から入力された検索
キーに基づいて検索式21を生成する検索式生成手段2
0と、この検索式21に基づく検索結果から新たな検索
キーに対する質問を生成する質問生成手段110を設け
て、利用者1に対して検索結果に応じた質問を提示し、
その質問に対する回答として得られた新たな検索キーに
基づいて繰り返し検索を実施するようにしたので、従来
の固定された検索条件管理テーブルを利用した場合と比
較して、より柔軟な検索キーを設定することが可能とな
り、利用者があいまいな検索条件しか想着できない場合
でも、データベースの検索を実行することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、データ
ベース内の各データに付加されているキーワードの出現
頻度とキーワード間の同時出現性とを語彙ネットワーク
で表現したデータモデルを設けて、このデータモデルを
参照することにより検索条件内の各検索キーに対する重
みを設定し、検索条件に基づく検索により得られた個々
の検索結果に対する得点を重みに基づいて算出し、検索
結果をその重み順に表示出力するようにしたので、利用
者があいまいな検索条件しか想着できない場合でも、検
索条件に対する適合度合いの順に検索結果を得ることが
でき、所望するデータ検索を効率よく短時間で行うこと
が可能となる。
【0039】また、検索された各データに付加されてい
るキーワードに基づいてデータモデルを参照することに
より、検索結果におけるキーワードの分布傾向をその特
徴として抽出するデータ特徴抽出手段と、抽出した特徴
をもとに新たな検索条件を得るための質問を生成する質
問生成手段とを備え、生成された質問を利用者に対して
提示するようにしたので、利用者がこの質問に対して回
答することにより検索結果に対する適合性の判定が行わ
れるものとなり、検索キーがあいまいで大量の検索結果
が提示された場合でも、利用者の負担を低減して迅速な
検索を実施することができる。
【0040】さらに、提示した質問に対する利用者から
の回答を新たな検索条件として、重み決定手段により各
検索キーに重みを設定し、データベース検索手段により
データベースを再検索するようにしたので、利用者の回
答を考慮した再検索を容易に実施することができ、利用
者がデータベースに付加されている検索キーについて熟
知していない場合でも、検索熟練者と同等に広がりを持
った検索を実施することが可能となり、大量の検索結果
が得られた場合にも、対話的な絞り込みが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるデータベース検索シ
ステムの機能ブロック図である。
【図2】 データベースの構成例を示す説明図である。
【図3】 データモデルの構成例を示す説明図である。
【図4】 検索結果テンポラリファイルの構成例を示す
説明図である。
【図5】 特徴データの構成例を示す説明図である。
【図6】 本発明のデータベース検索処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…利用者、10…利用者入力手段、11,12…検索
条件、20…検索式生成手段、21…検索式、30…デ
ータベース検索手段、31,51,131,132…検
索結果、40…データベース、50…検索結果テンポラ
リファイル、60…データ表示手段、70…データモデ
ル生成手段、80…データモデル、90…重み決定手
段、91…重みデータ、100…データ特徴抽出手段、
101…特徴、110…質問生成手段、111…質問、
120…利用者要求情報、130…検索結果検証手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者により入力された検索条件に基づ
    いてデータベースを検索し、得られたデータを検索結果
    として表示出力するデータベース検索システムにおい
    て、 データベース内の各データに付加されているキーワード
    の出現頻度とキーワード間の同時出現性とを語彙ネット
    ワークで表現したデータモデルと、 このデータモデルを参照して検索条件内の各検索キーに
    対する重みを決定する重み決定手段と、 検索条件に基づいてデータベースを検索し、得られた個
    々の検索結果に対する得点を前記重みに基づいて算出す
    るデータベース検索手段とを備え、 得られた検索結果を重み順に表示出力するようにしたこ
    とを特徴とするデータベース検索システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータベース検索システ
    ムにおいて、 検索された各データに付加されているキーワードに基づ
    いてデータモデルを参照することにより、検索結果にお
    けるキーワードの分布傾向をその特徴として抽出するデ
    ータ特徴抽出手段と、 抽出した特徴をもとに新たな検索条件を得るための質問
    を生成する質問生成手段とを備え、 生成された質問を利用者に対して提示するようにしたこ
    とを特徴とするデータベース検索システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータベース検索システ
    ムにおいて、 提示した質問に対する利用者からの回答を新たな検索条
    件として、重み決定手段により各検索キーに重みを設定
    し、データベース検索手段によりデータベースを再検索
    するようにしたことを特徴とするデータベース検索シス
    テム。
JP6314670A 1994-12-19 1994-12-19 データベース検索システム Expired - Fee Related JP2699896B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10105571A (ja) * 1996-10-02 1998-04-24 Hitachi Ltd 検索システム
JPH10198689A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Minolta Co Ltd 情報処理装置及び記録媒体
JP2000215204A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Nec Corp 顧客対応事例検索システム
JP2000227922A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報検索装置、方法及びその方法を実行するプログラムを記録した記録媒体
JP2003123193A (ja) * 2001-10-17 2003-04-25 Yazaki Corp 登録車両一覧表示方法及び登録車両選択装置
JP2006113683A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Patolis Corp 文献検索支援装置、その方法、文献検索装置、それらのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体

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