JPH08169827A - 抗ウレアプラズマ属菌剤 - Google Patents

抗ウレアプラズマ属菌剤

Info

Publication number
JPH08169827A
JPH08169827A JP31360094A JP31360094A JPH08169827A JP H08169827 A JPH08169827 A JP H08169827A JP 31360094 A JP31360094 A JP 31360094A JP 31360094 A JP31360094 A JP 31360094A JP H08169827 A JPH08169827 A JP H08169827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
ureaplasma
compound
benzimidazole
substituent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31360094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3905563B2 (ja
Inventor
Kumiko Osada
久美子 長田
Toshihide Tamura
俊秀 田村
Hiroshi Sato
宏 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP31360094A priority Critical patent/JP3905563B2/ja
Publication of JPH08169827A publication Critical patent/JPH08169827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3905563B2 publication Critical patent/JP3905563B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】抗ウレアプラズマ属菌剤を提供する。 【構成】分子中に(2−ピリジル)メチルチオ構造を有
するベンツイミダゾール化合物を含有してなる抗ウレア
プラズマ属菌剤。 【効果】本発明の抗ウレアプラズマ属菌剤は、保存時に
安定であり、しかも低毒性で、ウレアプラズマ属菌に対
して優れた生育抑制作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗ウレアプラズマ属菌
剤に関する。本発明の抗ウレアプラズマ属菌剤は、ウレ
アプラズマ属菌の生育を阻害し、ウレアプラズマ属菌に
起因する疾病、例えば非淋菌性尿道炎、慢性前立腺炎等
の治療や予防に用いられる。
【0002】
【従来の技術】ウレアプラズマ(Ureaplasma)属菌の一
種である、ウレアプラズマ・ウレアリティクム(Uleapl
asma urealyticum)は、非淋菌性尿道炎、慢性前立腺炎
等の原因菌と推定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ウレアプラズマ属菌の
生育を有効に阻害すれば、例えば非淋菌性尿道炎、慢性
前立腺炎等の原因菌と推定されているウレアプラズマ・
ウレアリティクムを除去するため、これらの疾病の治療
に用いることができる。しかしながら、ウレアプラズマ
属菌の増殖を選択的かつ有効に阻害する化合物はいまだ
知られていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明者らはウレアプラズマ属菌の生育を有効に阻害す
る化合物を鋭意研究したところ、2−〔2−〔3−メチ
ル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジ
ル〕メチルスルフィニル〕ベンツイミダゾール(ランソ
プラゾール)および4−メチル−3−(2,2,2−トリ
フルオロエトキシ)−5−ピリド〔1’,2’:4,
5〕〔1,2,4〕チアジアノ〔2,3−〕ベンツイミ
ダゾール−13−イウム・テトラフルオロボレートが、
ウレアプラズマ属菌の生育を阻害する活性を有すること
を見いだし、これらの知見に基づき研究を重ねた結果、
本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、(1)
分子中に(2−ピリジル)メチルチオ構造を有するベン
ツイミダゾール化合物を含有してなる抗ウレアプラズマ
属菌剤、(2)ウレアプラズマ属菌がウレアプラズマ・
ウレアリティクムである上記(1)記載の抗ウレアプラ
ズマ属菌剤、(3)分子中に(2−ピリジル)メチルチ
オ構造を有するベンツイミダゾール化合物が一般式
【化3】 (式中、A環は置換されていてもよく、R1およびR3
同一または異なって水素、アルキル基またはアルコキシ
基を、R2は置換基を有していてもよい炭化水素基をそ
れぞれ示す)で表される化合物である上記(1)記載の
抗ウレアプラズマ属菌剤、(4)A環が置換基を有する
化合物である上記(3)記載の抗ウレアプラズマ属菌
剤、(5)A環の置換基が水酸基である化合物である上
記(4)記載の抗ウレアプラズマ属菌剤、(6)化合物
が5−ヒドロキシ−2−〔2−〔3−メチル−4−
(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジル〕メチル
スルフィニル〕ベンツイミダゾールである上記(1)記
載の抗ウレアプラズマ属菌剤、および(7)分子中に
(2−ピリジル)メチルチオ構造を有するベンツイミダ
ゾール化合物が一般式
【化4】 (式中、A'環は置換されていてもよく、R1'およびR
3'は同一または異なって水素、アルキル基またはアルコ
キシ基を、R2'は置換基を有していてもよい炭化水素基
を、X-はアニオンをそれぞれ示す)で表される化合物
である請求項1記載の抗ウレアプラズマ属菌剤を提供す
るものである。
【0005】本発明で用いられる分子中に(2−ピリジ
ル)メチルチオ構造を有するベンツイミダゾール化合物
には、その塩も含まれるものとする。上記ベンツイミダ
ゾール化合物中のメチルチオ構造としては、例えば−S
(O)n− (nは、0ないし2の整数を示す)があげられ
る。上記のベンツイミダゾール化合物としては、例えば
2−〔(2−ピリジル)メチルスルフィニル〕ベンツイ
ミダゾール誘導体および5−ピリド〔1’,2’:4,
5〕〔1,2,4〕チアジアノ〔2,3−〕ベンツイミ
ダゾール−13−イウム誘導体等が挙げられ、例えば特
開昭61−50978号,同62−277322号,同
63−301816号,同59−181277号,同5
4−141783号,同52−62275号,同61−
115080号,同62−258320号,同62−2
58316号,同64−79177号,同57−534
06号の各公報,特開平5−59043号公報,特開昭
58−135881号公報,ヨーロッパ特許第1662
87号,同519365号の各公開公報,特開昭61−
7281号,同62−277392号の各公報等に記載
の化合物が挙げられ、さらに各公報記載の方法に準じた
方法により製造される化合物も本発明に用いられる。
【0006】さらに具体的には、例えば、一般式(I)
【化5】 (式中、A環は置換されていてもよく、R1およびR3
同一または異なって水素、アルキル基またはアルコキシ
基を、R2は置換基を有していてもよい炭化水素基をそ
れぞれ示す)で表される化合物またはその塩、および一
般式(I')
【化6】 (式中、A'環は置換されていてもよく、R1'およびR
3'は同一または異なって水素、アルキル基またはアルコ
キシ基を、R2'は置換基を有していてもよい炭化水素基
を、X-はアニオンそれぞれ示す)で表される化合物ま
たはその塩等が挙げられる。上記一般式(I)及び
(I')において、A環またはA'環が置換されている場
合の置換基としては、例えば水酸基,ハロゲン原子,置
換されていてもよいアルキル基,置換されていてもよい
シクロアルキル基,置換されていてもよいアルケニル基
および置換されていてもよいアルコキシ基等が挙げられ
る。このうち好ましくは水酸基および置換されていても
よいアルコキシ基である。特に好ましくは、水酸基であ
る。次に上記各置換基について説明する。ハロゲン原子
としては、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素等が挙げら
れる。この中でフッ素、塩素が好ましい。さらにフッ素
が特に好ましい。置換されていてもよいアルキル基にお
けるアルキル基としては、例えば炭素数1〜10の直鎖
または分枝状のアルキル基が挙げられる。該アルキル基
の具体例としては、例えばメチル,エチル,n−プロピル,
イソプロピル,n−ブチル,イ ソブチル,sec−ブチル,ter
t−ブチル,n−ペンチル,イソペンチル,ネオペンチル,ヘ
キシル,ヘプチル,オクチル,ノニル,デシルなどが挙げら
れる。この中で炭素数1〜6の直鎖または分枝状のアル
キル基が好ましい。さらに炭素数1〜3の直鎖または分
枝状のアルキル基が特に好ましい。該アルキル基におけ
る置換基としては、例えばハロゲン,ニトロ,アミノ基
(アシル基,アルキル基等を1〜2個置換基として有して
いてもよい。),シアノ基,ヒドロキシ基,カルボキシ基,
アミジノ基,グアニジノ基,カルバモイル基などが挙げら
れる。
【0007】置換されていれもよいシクロアルキル基に
おけるシクロアルキル基としては、例えば炭素数3〜7
のシクルアルキル基が挙げられる。該シクロアルキル基
の具体例としては、シクロプロピル,シクロブチル,シク
ロペンチル,シクロヘキシル,シクロヘプチルなどが挙げ
られる。該シクロアルキル基における置換基としては、
例えばハロゲン,ニトロ,アミノ基(アルキル基,アシル基
等を1〜2個置換基として有していてもよい。),シアノ
基,ヒドロキシ基,カルボキシ基,アミジノ基,グアニジノ
基,カルバモイル基などが 挙げられる。置換されていて
もよいアルケニル基におけるアルケニル基としては、例
えば炭素数2〜16の直鎖状あるいは分枝状アルケニル
基がよい。該アルケニル基の具体例としては、例えばア
リル (allyl),ビニル,クロチル,2−ペンテン−1−イ
ル,3−ペンテン−1−イル,2−ヘキセン−1−イル,
3−ヘキセン−1−イル,2−メチル−2−プロペン−
1−イル,3−メチル−2−ブテン−1−イル等が挙げ
られる。この中で炭素数2〜6の直鎖状あるいは分枝状
のアルケニル基が好ましい。さらに炭素数2〜4の直鎖
状あるいは分枝状のアルケニル基が好ましい。該アルケ
ニル基における置換基としては、例えばハロゲン,ニト
ロ,アミノ基(アルキル基,アシル基等を1〜2個置換基
として有していてもよい。),シアノ基,アミジノ基,グア
ニジノ基などの基が挙げられる。 上記アルケニル基は二
重結合に関する異性体(E,Z体)を包含する。置換され
ていてもよいアルコキシ基におけるアルコキシ基として
は、 例えば炭素数1〜10のアルコキシ基が挙げられ
る。該アルコキシ基の具体例としては、例えばメトキ
シ,エトキシ,n−プロポキシ,イソプロポキシ,n−ブトキ
シ,イソブトキシ,sec−ブトキシ,tert−ブトキシ,n−ペ
ントキシ,イソペントキシ,ネオペントキシ,ヘキシルオ
キシ,ヘプチルオキシ,ノニルオキシ,シクロブトキシ,シ
クロペントキシ,シクロヘキシルオキシ等が挙げられ
る。この中で炭素数1〜6のアルコキシ基が好ましい。
さらに炭素数1〜3のアルコキシ基が特に好ましい。該
アルコシキ基における置換基としては、例えばハロゲ
ン,ニトロ,アミノ基(アルキル基,アシル基等を1〜2個
置換基として有していてもよい。),アミジノ基,グアニ
ジノ基などの基が挙げられる。
【0008】上記アルキル基、シクロアルキル基、アル
ケニル基およびアルコキシ基上の置換基のハロゲンとし
ては、例えば塩素,臭素,フッ素,ヨウ素が挙げられる。
上記アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基およ
びアルコキシ基上の置換基であるアルキルアミノ基にお
けるアルキル基としては、例えば炭素数1〜6の直鎖状
あるいは分枝状のアルキル基が好ましい。その具体例と
しては、例えばメチル,エチル,n−プロピル,イソプロピ
ル,n−ブチル,イソブチル,tert−ブチル,sec−ブチル,n
−ペンチル,イソペンチル,n−ヘキシル,イソヘキシルな
どが挙げられる。その中で炭素数1〜4の直鎖状あるい
は分枝状のアルキル基が特に好ましい。上記アルキル
基、シクロアルキル基、アルケニル基およびアルコキシ
基上の置換基であるアシルアミノ基におけるアシル基と
しては、 例えば有機カルボン酸から誘導されるアシル基
が挙げられる。この中で炭素数1〜6のアルカノイル基
が好ましい。その具体例としては、例えばホルミル,ア
セチル,プロピオニル,ブチリル,イソブチリル,バレリ
ル,イソバレリル,ピバロイル,ヘキサノイルなどが挙げ
られる。その中で炭素数1〜4のアルカノイル基が特に
好ましい。上記アルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基およびアルコキシ基上の置換基の数は1〜6、好
ましくは1〜3である。置換されたアルキル基の具体例
としては、 例えばトリフルオロメチル,トリフルオロエ
チル,ジフルオロメチル,トリクロロメチル,ヒドロキシ
メチル,1−ヒドロキシエチル,2−ヒドロキシエチル,
メトキシエチル,エトキシエチル,1−メトキシエチル,
2−メトキシエチル,2,2−ジメトキシエチル,2,2−
ジエトキシエチル,2−ジエチルホスホリルエチルなど
が挙げられ る。これらの中で、ジフルオロメチル,トリ
フルオロメチル,ヒドロキシメチルが好ましい。さらに
トリフルオロメチルが特に好ましい。
【0009】置換されたシクロアルキル基の具体例とし
ては、例えば2−アミノシクロプロパン−1−イル,4
−ヒドロキシシクロペンタン−1 −イル,2,2−ジフ
ルオロシクロペンタン−1−イルなどが挙げられる。置
換されたアルケニル基の具体例としては、例えば2,2
−ジクロロビニル,3−ヒドロキシ2−プロペン−1−
イル,2−メトキシビニルなどが挙げられる。置換され
たアルコキシ基の具体例としては、例えばトリフルオロ
メトキシ,2,2,2−トリフルオロエトキシ,ジフルオロ
メトキシ, 2−メトキシエトキシ,4−クロロベンジル
オキシ,2−(3,4−ジメトキシフェニル)エトキシなど
が挙げられる。これらの中でジフルオロメトキシが特に
好ま しい。置換されたA環上の置換基の数は1〜4が
好ましく、さらに1〜2が特に好ましい。置換基のベン
ゼン環上の位置としては、4位および5位が挙げられ、
そのうち5位が好ましい(ベンゼン環上の位置の番号は
一般式(I)、(I')に記載)。A環またはA’環の
好ましい例としては、水酸基または置換されていてもよ
いアルコキシ基で置換されていてもよいA環もしくは
A’環である。水酸基で置換されたA環が特に好まし
い。R1、R3、R1'またはR3'で表わされるアルキル基
としては、例えば炭素数1〜10の直鎖または分枝状の
アルキル基が挙げられる。該アルキル基の具体例として
は、例えばメチル,エチル,n−プロピル,イソプロピ
ル,n−ブチル,イソブチル,sec−ブチル,tert−ブチ
ル,n−ペンチル,イソペンチル,ネオペンチル,ヘキ
シル,ヘプチル,オクチル,ノニル,デシルなどが挙げ
られる。この中で炭素数1〜6の直鎖または分枝状のア
ルキル基が好ましい。さらに炭素数1〜3の直鎖または
分枝状のアルキル基が特に好ましい。
【0010】R1、R3、R1'またはR3'で表わされるア
ルコキシ基としては、例えば炭素数1〜10のアルコキ
シ基が挙げられる。該アルコキシ基の具体例としては、
例えばメトキシ,エトキシ,n−プロポキシ,イソプロ
ポキシ,n−ブトキシ,イソブトキシ,sec−ブトキシ,
tert−ブトキシ,n−ペントキシ,イソペントキシ,ネ
オペントキシ,ヘキシルオキシ,ヘプチルオキシ,ノニ
ルオキシ,シクロブトキシ,シクロペントキシ,シクロ
ヘキシルオキシ等が挙げられる。この中で炭素数1〜6
のアルコキシ基が好ましい。さらに炭素数1〜3のアル
コキシ基が特に好ましい。R3またはR3'としては、水
素、アルキル基またはアルコキシ基が好ましく、さらに
水素またはC1-6アルキル基が好ましい。特に好ましく
は水素である。R2またはR2'で示される置換基を有し
ていてもよい炭化水素基の炭化水素基としては、例えば
直鎖または分枝状の炭素数1〜6のアルキル基(例、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、sec−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキ
シルなど)、炭素数2〜6のアルケニル基(例、ビニ
ル、アリル、2−ブテニル、メチルアリル、3−ブテニ
ル、2−ペンテニル、4−ペンテニル、5−ヘキセニル
など)、炭素数2〜6のアルキニル基(例、エチニル、
プロパルギル、2−ブチン−1−イル、3−ブチン−2
−イル、1−ペンチン−3−イル、3−ペンチン−1−
イル、4−ペンチン−2−イル、3−ヘキシン−1−イ
ルなど)、炭素数3〜6のシクロアルキル基(例、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘ
キシルなど)、炭素数3〜6のシクロアルケニル基
(例、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキ
セニル、シクロヘキサジエニルなど)、炭素数7〜13
のアラルキル基(例、ベンジル、1−フェネチル、2−
フェネチルなど)、炭素数6〜10のアリール基(例、
フェニル、ナフチルなど)が挙げられる。このうち、直
鎖または分枝状の炭素数1〜6のアルキル基が好まし
く、直鎖または分枝状の炭素数1〜3のアルキル基が特
に好ましい。
【0011】置換基を有する炭化水素基における置換基
としては、例えばC6-10アリール基(例、フェニル、ナ
フチルなど)、アミノ、C1-6アルキルアミノ基(例、
メチルアミノ、 エチルアミノ、イソプロピルアミノな
ど)、ジC1-6アルキルアミノ基(例、ジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノなど)、アジド、ニトロ、ハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ヒドロキシ
ル、C1-4アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシな
ど)、C6-10アリールオキシ基(例、フェノキシ、ナフ
チルオキシなど)、C1-6アルキルチオ基(例、メチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオなど)、C6-10アリー
ルチオ基(例、フェニルチオ、ナフチルチオなど)、シ
アノ、カルバモイル基、カルボキシル基、C1-4アルコ
キシカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニルなど)、C7-11アリールオキシカルボニル基
(例、フェノキシカルボニル、1−ナフチルオキシカル
ボニル、2−ナフチルオキシカルボニルなど)、カルボ
キシ−C1-4アルコキシ基(例、カルボキシメトキシ、
2−カルボキシエトキシなど)、C1-6アルカノイル基
(例、ホルミル、アセチル、プロピオニル、イソプロピ
オニル、ブチリル、ペンタノイル、ヘキサノイルな
ど)、C7-11アロイル基(例、ベンゾイル、1−ナフト
イル、2−ナフトイルなど)、C6-10アリールスルホニ
ル基(例、ベンゼンスルホニル、1−ナフチルスルホニ
ル、2−ナフチルスルホニルなど)、C1-6アルキルス
ルフィニル基(例、メチルスルフィニル、エチルスルフ
ィニルなど)、C6-10アリールスルフィニル基(例、ベ
ンゼンスルフィニル、1−ナフチルスルフィニル、2−
ナフチルスルフィニルなど)、C1-6アルキルスルホニ
ル基(例、メチルスルホニル、エチルスルホニルな
ど)、ヘテロ原子(例、窒素、酸素、硫黄など)を1〜
4個含む5または6員複素環基(例、2−フリル、2−
チエニル、4−チアゾリル、4−イミダゾリル、4−ピ
リジル、1,3,4−チアジアゾール−2−イル、1−メ
チル−5−テトラゾリルなど)、ヘテロ原子(例、窒
素、酸素、硫黄など)を1〜4個含む5または6員複素
環カルボニル基(例、2−フロイル、2−テノイル、ニ
コチニル、イソニコチニルなど)、ヘテロ原子(例、窒
素、酸素、硫黄など)を1〜4個含む5または6員複素
環チオ基(例、4−ピリジルチオ、2−ピリミジルチ
オ、1,3,4−チアジアゾール−2−イルチオ、1−メ
チル−5−テトラゾリルチオなど)などが挙げられ、さ
らに複素環チオ基はベンゼン環が縮合して2環性縮合環
チオ基(例、2−ベンゾチアゾリルチオ、8−キノリル
チオなど)を形成していてもよい。また、R4がそれぞ
れジ置換のカルバモイル基、チオカルバモイル基、また
はスルファモイル基を示す場合、カルバモイル基、チオ
カルバモイル基、またはスルファモイル基の窒素原子と
ともに含窒素異項環(例、ピロリジン−1−イル、ピペ
リジノ、モルフォリノ、ピペラジン−1−イル、4−メ
チルピペラジン−1−イル、4−フェニルピペラジン−
1−イルなど)を形成していてもよい。この中でハロゲ
ン、水酸基、C1-4アルコキシ基が好ましい。該置換基
の数は1〜5であり、好ましくは1〜3である。R2
たはR2'としては、1)ハロゲン、2)ヒドロキシルま
たは3)C1-4アルコキシ基で置換されていてもよいC
1-6アルキル基が好ましい。さらに好ましくは、(1)
ハロゲンまたは(2)C1-4アルコキシ基で置換されて
いてもよいC1-4アルキル基である。
【0012】X-で示されるアニオンとしては、例えば
ハロゲンイオン(例、ヨ ードイオン、ブロムイオン、
クロルイオンなど)、硫黄イオン、リン酸イオン、硝酸
イオン、過塩素酸イオン、テトラフルオロボレートイオ
ン、メタンスルフェートイオン、p−トリルスルフェー
トイオン、ベンゼンスルフェートイオン、水 酸イオ
ン、有機酸のカルボキシレートイオン(例、オキザレー
トイオン、マレエートイオン、フマレートイオン、サク
シネートイオン、シトレートイオン、ラクテートイオ
ン、トリフルオロアセテートイオン、ラクトビオネート
イオン、アセテートイオン、プロピオネートイオン、タ
ータレートイオン、エチルサクシネートイオンなど)な
どが挙げられる。本発明で用いられる分子中に(2−ピ
リジル)メチルチオ構造を有するベンツイミダゾール化
合物は抗潰瘍性を有することもある。上記ベンツイミダ
ゾール化合物の具体例として、2−〔2−〔3−メチル
−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジル〕
メチルスルフィニル〕ベンツイミダゾール(ランソプラ
ゾール)、2−〔(2−ピリジル)メチルスルフィニ
ル〕ベンツイミダゾール(チモプラゾール)、2−〔2
−(3,5−ジメチル−4−メトキシピリジル)メチル
スルフィニル〕−5−メトキシ−1H−ベンツイミダゾ
ール(オメプラゾール)、2−〔2−〔4−(3−メト
キシプロポキシ)−3−メチルピリジル〕メチルスルフ
ィニル〕−1H−ベンツイミダゾールナトリウム塩、2
−〔2−(3,4−ジメトキシピリジル)メチルスルフ
ィニル〕−5−ジフルオロメトキシ−1H−ベンツイミ
ダゾール(パントプラゾール)、2−〔2−〔3−メチ
ル−4−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)
ピリジル〕メチルチオ〕ベンツイミダゾール、5−ヒド
ロキシ−2−〔2−〔3−メチル−4−(2,2,2−ト
リフルオロエトキシ)ピリジル〕メチルスルフィニル〕
ベンツイミダゾール(以下、化合物1と略す)、4−メ
チル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5
−ピリド〔1’,2’:4,5〕〔1,2,4〕チアジアノ
〔2,3−〕ベンツイミダゾール−13−イウム・テ
トラフルオロボレート(以下、化合物2と略す)等が挙
げられる。本発明で用いられる分子中に(2−ピリジ
ル)メチルチオ構造を有するベンツイミダゾール化合物
は、例えば特開昭61−50978号,同62−277
322号,同63−301816号,同59−1812
77号,同54−141783号,同52−62275
号,同61−115080号,同62−258320
号,同62−258316号,同64−79177号,
同57−53406号の各公報,特開平5−59043
号公報,特開昭58−135881号公報,ヨーロッパ
特許第166287号,同519365号の各公開公
報,特開昭61−7281号,同62−277392号
の各公報等に記載の方法およびそれらに準じた方法によ
り製造される。本発明で用いられるベンツイミダゾール
化合物の塩は、好ましくは生理学的に受容される塩とし
て用いられる。生理学的に受容される塩としては、無機
塩基との塩、有機塩基との塩、塩基性アミノ酸との塩な
どが用いられる。用いられる無機塩基としては、例えば
アルカリ金属(例、ナトリウム、カリウムなど)、アル
カリ土類金属(例、カルシウム、マグネシウムなど)な
どが、有機塩基としては、例えばトリメチルアミン、ト
リエチルアミン、ピリジン、ピコリン、N,N−ジベン
ジルエチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、ジシ
クロヘキシルアミンなどが、塩基性アミノ酸としては例
えばアルギニン、リジンなどが挙げられる。これらの塩
は、自体公知の方法、例えば特開昭64−79177号
公報及び特開昭59−167587号公報等に記載の方
法またはそれに準じた方法により製造される。
【0013】本発明の抗ウレアプラズマ属菌剤は、低毒
性であり安全に用いられる。本発明の抗ウレアプラズマ
属菌剤を温血哺乳動物(例、マウス,イヌ,ウシ,ウ
マ,サル,ヒト等)に投与し、例えばウレアプラズマ・
ウレアリティクム(Uleaplasma urealyticum)の生育を
阻害し、非淋菌性尿道炎、慢性前立腺炎等の予防や治療
に用いることができる。本発明の抗ウレアプラズマ属菌
剤の投与量は、本発明で用いられる上記のベンツイミダ
ゾール化合物またはその塩の有効量であればよい。例え
ば成人(体重50kg)1人にベンツイミダゾール化合
物として約0.5mg〜3g/日、好ましくは、約5mg〜
1.5g/日、特に好ましくは、約5mg〜1g/日であ
る。本発明の抗ウレアプラズマ属菌剤は、種々の剤形を
取り得る。該剤形としては、経口投与製剤(例、カプセ
ル剤,錠剤,顆粒剤,散剤等)、非経口投与製剤(例、
注射剤等)などが挙げられる。たとえば経口投与製剤に
するには、自体公知の方法に従い、上記のベンツイミダ
ゾール化合物またはその塩を、たとえば賦形剤(例、乳
糖,白糖,デンプンなど)、崩壊剤(例、デンプン,炭
酸カルシウムなど)、結合剤(例、デンプン,アラビア
ゴム,カルボキシメチルセルロース,ポリビニルピロリ
ドン,ヒドロキシプロピルセルロースなど)または滑沢
剤(例、タルク,ステアリン酸マクネシウム,ポリエチ
レングリコール6000など)などを添加して圧縮成形
し、次いで必要により味のマスキング、腸溶性あるいは
持続性の目的のため自体公知の方法でコーティングする
ことにより経口投与製剤とすることができる。そのコー
ティング剤としては、例えば一般のフィルム形成コーテ
ィング剤(例、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
〔TC−5,信越化学工業(株)〕,エチルセルロー
ス,ヒドロキシメチルセルロース,ヒドロキシプロピル
セルロース,ポリオキシエチレングリコール等)、ツイ
ーン80、ブルロニックF68、腸溶性コーティング剤
(例、セルロースアセテートフタレート,ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースフタレート,ヒドロキシメチル
セルロースアセテートサクシネート,ヒドロキシプロピ
ルメチルセロースアセテートサクシメート,メチルメタ
クリレート・メタクリル酸共重合体〔オイドラギット
(ローム社製、ドイツ)〕、メチルアクリレート・メタ
クリル酸共重合体等)、色素(例、酸化チタン、ベンガ
ラ、タルク)などが用いられる。腸溶性コーティングを
行う場合、活性成分を含む中心核と腸溶皮膜との間に、
自体公知の方法に従い、上記フィルム形成コーティング
剤で一層又は二層以上の中間層を設けることも有効であ
る。好ましくは、例えば特公平3−38247号公報記
載の方法またはそれに準じた方法により経口投与製剤と
することができる。また、上記ベンツイミダゾール化合
物またはその塩を注射剤として非経口的に投与するする
ことも有効である。その場合ベンツイミダゾール化合物
またはその塩の濃度は、約0.1〜20mg/ml、好まし
くは約2〜10mg/mlである。ベンツイミダゾール系
化合物またはその塩の注射剤は、好ましくは、例えば特
開平3−173817記載の方法またはそれに準じた方
法により製造することができる。
【0014】
【実施例】次に本発明を、実施例を挙げてより具体的に
説明するが、これらにより本発明の範囲が限定されるも
のではない。 実施例1 ノンパレル(ショ糖75重量部をコーンスターチ25重
量部で自体公知の方法でコーティングした糖核、20〜
28メッシュ)1650gをCF装置(CF−360,
フロイント社製,日本)に入れ、ローター回転数を25
0rpmとし、室温でヒドロキシプロピルセルロース
(2%(w/v))1050mlを30ml/minで
噴霧しながらあらかじめ混和して得られた下記組成の散
布剤を、60g/minで散布コーティングし、40
℃,16時間真空乾燥し、丸篩を用いて14〜32メッ
シュの球形有核顆粒を得た。 〔散布剤〕 ランソプラゾール 450g 炭酸マクネシウム 336g グラニウ糖 897g コーンスターチ 546g L−HPC 600g ───────────────────────────────── (ヒドロキシプロポキシル基置換度: 10.0〜13.0%(w/w),平均粒子径30μm以下) 得られた顆粒3800gを流動層コーティング機(大河
原社製,日本)に入れ、送風65℃,品温40℃にコン
トロールし、下記組成物の腸溶性フィルム液を50ml
/minで噴霧して腸溶性コーティングを行い、腸溶性
有核顆粒を得た。該顆粒にタルクおよび軽室無水ケイ酸
を混合し、カプセル充填機(パークデービス社製,米
国)を用いて1号硬カプセルに充填しカプセル剤を製造
した。 〔腸溶性フィルム液〕 オイドラギットL30D−55 2018g(固形分650g) タルク 182g ポリエチレングリコール 60g 酸化チタン 60g ツイーン80 27g 水 4230ml ─────────────────────────────────
【0015】 〔1カプセル中の組成〕 腸溶性顆粒 368.8mg ランソプラゾール 30.0mg 炭酸マクネシウム 22.4mg ノンパレル 110.0mg グラニウ糖 59.8mg コーンスターチ 36.4mg L−HPC 40.0mg ヒドロキシプロピルセルロース 1.4mg オイドラギットL30D−55 44.6mg タルク 13.4mg ポリエチレングリコール6000 4.4mg 酸化チタン 4.4mg ツイーン80 2.0mg タルク 0.6mg 軽質無水ケイ酸 0.6mg 1号硬カプセル 79.0mg ─────────────────────────────── 計 449.0mg 成人男子1日あたり、該カプセル剤1カプセルを毎食後
服用する。
【0016】実施例2 下記組成のうち、化合物1、沈降炭酸カルシウム、コー
ンスターチ、乳糖およびヒドロキシプロピルセルロース
を混合し、それに水を加え練合をおこなったのち40
℃,16時間真空乾燥し、乳鉢で粉砕し、16メッシュ
の篩を通し顆粒とした。これにステアリン酸マグネシウ
ムを加え、ロータリー式打錠機(菊水製作所製)で1錠
当り200mgの錠剤を製造した。 1錠中の組成 化合物1 30mg 沈降炭酸カルシウム 50mg コーンスターチ 40mg 乳糖 73.4mg ヒドロキシプロピルセルロース 6mg ステアリン酸マグネシウム 0.6mg 水 (0.05ml) ────────────────────────────── 計 200.0mg
【0017】実施例3 下記組成割合の物質をよく混合したのち、水を加えて練
合し、押出し造粒機(菊水製作所製,スクリーン径1.
0mmφ)で造粒し、ただちにマルメライザー(富士パ
ウダル社製,1000rpm)で球型顆粒としたのち4
0℃,16時間真空乾燥し、丸篩で篩過し12〜42メ
ッシュの顆粒を得た。顆粒200mg中の組成 化合物1 30mg 重質炭酸マグネシウム 20mg コーンスターチ 80mg 微結晶セルロース 20mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 10mg ヒドロキシプロピルセルロース 10mg プルロニックF68 4mg 乳糖 26mg 水 (0.1ml) ─────────────────────────────── 計 200mg
【0018】実施例4 化合物1(3g)を注射用蒸留水に分散し、1N−水酸
化ナトリウム9mlに溶解した。この溶液に注射用蒸留
水100ml,マンニトール6gおよびN−メチルグル
カミン 1gを添加し溶した。全量が200mlになる
ように注射用蒸留水を加えた後、常法により除菌濾過し
た。得られた濾液を2mlずつ17cm3 容量バイアル
に分注した後、凍結乾燥した。このバイアル入りの凍結
乾燥粉末を、用時1N−塩酸0.72mlおよびポリエ
チレングリコール400 (3g)を全量が10mlに
なるように注射用蒸留水に溶解し、注射液を調製する。
【0019】実験例1 ウレアプラズマ属菌の増殖阻害活性の測定 試験方法 ウレアプラズマ・ウレアリティクム T−960株をH
I培地(Heart Infusion broth (Difco 社製,米)に5
%馬血清、20mM尿素、0.002%フェノールレッ
ド、102 単位/mlポタジウムペニシリンGおよび21
mM 2−〔モルフォリノール〕エタン−スルフォン酸
緩衝液(pH6.0)を含む)に植菌し、37℃、好気的
条件下、15時間培養した。増殖した菌をHI培地で1
00倍に希釈した。種々の濃度の被験化合物を含んだH
I培地を、96穴の培養用マイクロプレートに180μ
l/穴 になるように加えた後、上記の菌を含有した希
釈液を20μl/穴 になるようそれぞれ植菌し、37
℃、好気的条件下に15〜20時間培養した。その培養
液をHI培地で102から1010倍まで希釈し、前記と
同条件下培養し、菌の生育阻害を培地の色の変化から判
定した(菌の増殖に伴い、培地はオレンジ色から赤色に
変化する)。被験化合物無添加の培地の赤色を呈する最
高希釈倍数を100%とし、これに対し各被験化合物の
添加濃度における赤色を呈する最高希釈倍数より%阻害
を算出し、各被験化合物濃度に対してプロットした。こ
のプロットより、50%阻害を与える試料濃度を求め、
50%阻害濃度(IC50)とした。 試験結果 上記試験方法で測定した、オメプラゾール、ランソプラ
ゾール、化合物1及び化合物2のウレアプラズマ・ウレ
アリティクムに対するIC50は、それぞれ、14μM、
35μM、35μM及び15μMであった。
【0020】
【発明の効果】本発明の抗ウレアプラズマ属菌剤は、保
存時に安定であり、しかも低毒性で、ウレアプラズマ属
菌に対して優れた生育抑制作用を有する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子中に(2−ピリジル)メチルチオ構造
    を有するベンツイミダゾール化合物を含有してなる抗ウ
    レアプラズマ属菌剤。
  2. 【請求項2】ウレアプラズマ属菌がウレアプラズマ・ウ
    レアリティクムである請求項1記載の抗ウレアプラズマ
    属菌剤。
  3. 【請求項3】分子中に(2−ピリジル)メチルチオ構造
    を有するベンツイミダゾール化合物が一般式 【化1】 (式中、A環は置換されていてもよく、R1およびR3
    同一または異なって水素、アルキル基またはアルコキシ
    基を、R2は置換基を有していてもよい炭化水素基をそ
    れぞれ示す)で表される化合物またはその塩である請求
    項1記載の抗ウレアプラズマ属菌剤。
  4. 【請求項4】A環が置換基を有する化合物である請求項
    3記載の抗ウレアプラズマ属菌剤。
  5. 【請求項5】A環の置換基が水酸基である化合物である
    請求項4記載の抗ウレアプラズマ属菌剤。
  6. 【請求項6】化合物が5−ヒドロキシ−2−〔2−〔3
    −メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピ
    リジル〕メチルスルフィニル〕ベンツイミダゾールであ
    る請求項1記載の抗ウレアプラズマ属菌剤。
  7. 【請求項7】分子中に(2−ピリジル)メチルチオ構造
    を有するベンツイミダゾール化合物が一般式 【化2】 (式中、A'環は置換されていてもよく、R1'およびR
    3'は同一または異なって水素、アルキル基またはアルコ
    キシ基を、R2'は置換基を有していてもよい炭化水素基
    を、X-はアニオンをそれぞれ示す)で表される化合物
    である請求項1記載の抗ウレアプラズマ属菌剤。
JP31360094A 1994-12-16 1994-12-16 抗ウレアプラズマ属菌剤 Expired - Fee Related JP3905563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31360094A JP3905563B2 (ja) 1994-12-16 1994-12-16 抗ウレアプラズマ属菌剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31360094A JP3905563B2 (ja) 1994-12-16 1994-12-16 抗ウレアプラズマ属菌剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08169827A true JPH08169827A (ja) 1996-07-02
JP3905563B2 JP3905563B2 (ja) 2007-04-18

Family

ID=18043271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31360094A Expired - Fee Related JP3905563B2 (ja) 1994-12-16 1994-12-16 抗ウレアプラズマ属菌剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3905563B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104547752A (zh) * 2015-01-14 2015-04-29 梁黎明 一种治疗下焦湿热的中药组合物
CN104840683A (zh) * 2015-05-27 2015-08-19 济南方宇文化传媒有限公司 一种治疗产后尿道炎的复方制剂及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104547752A (zh) * 2015-01-14 2015-04-29 梁黎明 一种治疗下焦湿热的中药组合物
CN104840683A (zh) * 2015-05-27 2015-08-19 济南方宇文化传媒有限公司 一种治疗产后尿道炎的复方制剂及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3905563B2 (ja) 2007-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1302891C (en) Pharmaceutical formulations of acid labile substances for oral use
US5948773A (en) Formulation comprising antibacterial substance and antiulcer substance
EP0277741B1 (en) Spherical granules having core and their production
JP4293750B2 (ja) ベンズイミダゾール誘導体を含む経口投与製剤及びその製造方法
AU751609B2 (en) Oral pharmaceutical preparation comprising an antiulcer activity compound, and process for its production
JP2694361B2 (ja) 抗菌剤
CA2118195A1 (en) Pharmaceutical composition
KR20080005575A (ko) 안정화 조성물
BR112018001859B1 (pt) Comprimido, e, método para produzir um comprimido
EP1018340A1 (en) Inclusion aminoacid salts compounds of benzimidazole derivatives with cyclodextrins, their preparation and pharmaceutical formulations containing them
JP2813809B2 (ja) 有核顆粒製剤およびその製造法
JP3905563B2 (ja) 抗ウレアプラズマ属菌剤
JP5291614B2 (ja) 結晶ロイコトリエンb4
JP3859742B2 (ja) 肝疾患治療剤
JP2798588B2 (ja) 抗菌剤
JPH07126189A (ja) 抗潰瘍併用療法用製剤
JPH0725767A (ja) ウレアーゼ阻害剤
JPH05194224A (ja) 安定化された抗潰瘍剤含有製剤
WO2016107605A1 (zh) 药物组合物及其制备方法
US20110207779A1 (en) Process for the preparation of esomeprazole magnesium
JPH07157440A (ja) 医薬用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 19950731

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 19950811

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 19951013

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 19961118

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 19981009

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 19990917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20011129

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20020322

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20020311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100119

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees