JPH08166822A - ユーザ追尾型移動ロボット装置及びセンシング方法 - Google Patents

ユーザ追尾型移動ロボット装置及びセンシング方法

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JPH08166822A
JPH08166822A JP6308554A JP30855494A JPH08166822A JP H08166822 A JPH08166822 A JP H08166822A JP 6308554 A JP6308554 A JP 6308554A JP 30855494 A JP30855494 A JP 30855494A JP H08166822 A JPH08166822 A JP H08166822A
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JP6308554A
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Akira Hiraiwa
明 平岩
Kazuhiko Shinosawa
一彦 篠沢
Noboru Sonehara
曽根原  登
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Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザ追尾のセンシング及び障害物回避のセ
ンシングを単一のセンシング技術にて実行できるユーザ
追尾型移動ロボット装置及びセンシング方法を提供す
る。 【構成】 追尾用受光センサ3と、探知用赤外線発光素
子4及び探知用受光センサ5の対と、を移動ロボット1
の所要高さを違えて分離して、追尾用受光センサ3と探
知用受光センサ5との検出視野領域θt とθb とを相互
重複干渉しないように空間的に上下離間設定したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動するユーザの後
を、障害物を回避しながら追尾して荷物等の搬送を行う
ユーザ追尾型移動ロボット装置、及び同装置のセンシン
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のユーザ追尾型移動ロボット装置と
しては、例えば、超音波発信器を着帯したユーザからの
シグナルを検知し、一定の距離を開けて追従する超音波
誘導式無人搬送車「ロポータ」がある(ロボット工学ハ
ンドブックP703〜P704、日本ロボット学会編1
990年発行)。この種の移動ロボット装置では、移動
するユーザの位置を認識するためのセンシングに超音波
発信器及び超音波センサを用い、さらに床面上の障害物
を回避するためのセンシングにフォトセンサを用いて、
異質な投射センシング信号の媒介により相互干渉を防止
し、追尾と回避のあい矛盾するロボット行動の制御の両
立をはかっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例のユ
ーザ追尾型移動ロボット装置によれば、前記したように
ユーザを追尾するセンシングに超音波センサを用いると
ともに、障害物のセンシングにフォトセンサを用いてい
るので、移動ロボットの行動制御に異なる信号処理回路
を必要としていた。したがって、異なる信号処理回路の
存在が移動ロボット装置の小型化においてボトルネック
となり、さらに移動ロボット装置の回路設計を複雑化さ
せ、結果的に生産効率を悪くさせ、製造コストを割高に
させているという問題がある。
【0004】ここにおいて本発明の解決すべき主要な目
的は、次の通りである。本発明の第1の目的は、ユーザ
追尾のセンシング及び障害物回避のセンシングを単一の
センシング技術にて実行できるユーザ追尾型移動ロボッ
ト装置及びセンシング方法を提供せんとするものであ
る。
【0005】本発明の第2の目的は、ユーザ追尾のセン
シング及び障害物回避のセンシング相互の重複干渉を回
避するユーザ追尾型移動ロボット装置及びセンシング方
法を提供せんとするものである。
【0006】本発明の第3の目的は、装置の小型化、回
路設計の簡素化、生産効率の向上及び製造コストの低減
化を図ることができるユーザ追尾型移動ロボット装置及
びセンシング方法を提供せんとするものである。
【0007】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の記載から自ずと明らかとなろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本発
明が次に列挙する新規な特徴的構成手段及び手法を採用
することにより前記目的を達成する。すなわち、本発明
装置の第1の特徴は、ユーザ及び障害物の位置を認識し
て当該障害物を回避しながら、ユーザの後を追尾して移
動するユーザ追尾型移動ロボット装置において、ユーザ
の体に装着され、追尾用赤外線を投光する追尾用赤外線
源と、前記移動ロボットに設けられ、当該追尾用赤外線
源から投光された追尾用赤外線を受光して追認信号を出
力する追尾用受光センサと、前記移動ロボットに設けら
れ、当該移動ロボット周辺に探知用赤外線を投光する探
知用赤外線発光素子と、前記移動ロボットに当該探知用
赤外線発光素子と共に対設され、当該探知用赤外線発光
素子にて投光された探知用赤外線の反射光を受光して、
探出信号を出力する探知用受光センサと、前記追尾用受
光センサの追認信号に基づいてユーザの位置を認識する
手段、及び前記探知用受光センサの探出信号に基づいて
障害物の位置を認識する手段を備えた制御系と、を有
し、前記追尾用受光センサと、前記探知用赤外線発光素
子及び前記探知用受光センサの対と、を移動ロボットに
所要高さを違えて配置してなるユーザ追尾型移動ロボッ
ト装置にある。
【0009】本発明装置の第2の特徴は、前記本発明装
置の第1の特徴における前記追尾用赤外線源を、ユーザ
の腰に締めるベルトに装着してなるユーザ追尾型移動ロ
ボット装置にある。
【0010】本発明装置の第3の特徴は、前記本発明装
置の第1の特徴における前記追尾用赤外線源を、ユーザ
が被る帽子に装着してなるユーザ追尾型移動ロボット装
置にある。
【0011】本発明装置の第4の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2又は第3の特徴における前記追尾用受光
センサを複数設け、移動ロボットの外周面周方向に所定
間隔で配列してなるユーザ追尾型移動ロボット装置にあ
る。
【0012】本発明装置の第5の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記追尾
用受光センサ及び前記探知用受光センサの移動ロボット
への取り付け高さを任意に調整する手段を備えてなるユ
ーザ追尾型移動ロボット装置にある。
【0013】本発明装置の第6の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記探知用赤外線発光素子及び前記探知用受光センサを、
一対にして複数設け、移動ロボットの外周面周方向に所
定間隔に配列してなるユーザ追尾型移動ロボット装置に
ある。
【0014】本発明装置の第7の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける前記制御系が、前記追尾用受光センサ及び前記探知
用受光センサの追認及び探出信号を一つの信号処理回路
にて時分割処理し、ユーザの位置及び障害物の位置を認
識する手段を備えてなるユーザ追尾型移動ロボット装置
にある。
【0015】本発明装置の第8の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における前記移動ロボットが、病院における医療具運
搬用の車、倉庫における荷物のピッキング車、空港にお
けるスーツケース搬送用のカート、又はショッピングに
おける買い物用のカートとして機能する物入れ用収納部
を備えてなるユーザ追尾型移動ロボット装置にある。
【0016】本発明装置の第9の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記移動ロボットが、前記制御系にて
移動方向を自在に制御されて駆動する脚輪を備えてなる
ユーザ追尾型移動ロボット装置にある。
【0017】本発明方法の特徴は、ユーザ及び障害物の
位置を認識して当該障害物を回避しながら、ユーザの後
を追尾するユーザ追尾型移動ロボット装置のセンシング
に当たり、ユーザの体に装着された追尾用赤外線源から
投光する追尾用赤外線を受光し、かつ前記移動ロボット
に設けられた追尾用受光センサと、当該移動ロボットに
設けられた探知用赤外線発光素子から、当該移動ロボッ
ト周辺に投光する探知用赤外線の反射光を受光し、かつ
当該移動ロボットに当該探知用赤外線発光素子と共に設
けられた探知用受光センサと、のそれぞれ受光視野が相
互に重複干渉しないようにして、ユーザと障害物の位置
を認識するようにセンシングを実行してなるユーザ追尾
型移動ロボット装置のセンシング方法にある。
【0018】
【作用】本発明は、前記のような手段及び手法を講じて
いるので、以下の作用をなす。すなわち、本発明装置の
第1の特徴では、追尾用受光センサと探知用受光センサ
とを移動ロボットに所要高さを違えて配置しているの
で、ユーザ追尾のセンシング及び障害物回避のセンシン
グに同質の赤外線信号を用いても、センシング信号の相
互干渉が起こらず、誤動作がなく、安全に駆動させるこ
とができる。
【0019】本発明装置の第2の特徴ではベルトに、ま
た、本発明装置の第3の特徴では帽子に、それぞれ追尾
用赤外線源が装着されているので、ユーザが腰にベルト
を締めたり帽子を頭に被ったりする行為だけで、センシ
ングに必要不可欠の追尾用赤外線源をユーザの適所に取
り付けることができる。
【0020】本発明装置の第4の特徴では、複数の追尾
用受光センサを移動ロボットの外周面周方向に所要間隔
にて配列させているので、ユーザに装着された追尾用赤
外線源から投光される追尾用赤外線の水平方向の受光範
囲が全方位に亙り広くなり、移動ロボットはユーザの後
を見失うことなく正確に追尾することができる。
【0021】本発明装置の第5の特徴では、追尾用受光
センサ及び探知用受光センサの移動ロボットへの取り付
け高さを任意に調整する手段を備えているので、現場の
障害物の高さに対応させることができ、汎用性を高める
ことができる。ここで、各受光センサの移動ロボットへ
の取り付け高さを任意に調整する手段としては、受光セ
ンサを取り付けた移動ロボット自体を高さ方向に収縮可
能にする方策、受光センサ付きの棒を高さ方向に収縮可
能にして移動ロボットに取り付ける方策、設置箇所の移
動が容易なユニットを使用して受光センサを取り付ける
方策等を挙げることができる。
【0022】本発明装置の第6の特徴では、探知用赤外
線発光素子及び探知用受光センサを、一対にして移動ロ
ボットの外周面周方向に所要間隔で配列しているので、
障害物を監視する水平方向の範囲が全方位に亙り広くな
り、より移動ロボットの安全走行が可能となる。
【0023】本発明装置の第7の特徴では、制御系が追
尾用受光センサ及び探知用受光センサの各赤外線信号を
一つの信号処理回路にて処理するので、より装置の小型
化、回路設計の簡素化が可能となる。
【0024】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明をその装置
例及びセンシング方法例に基づいて、より詳細に説明す
る。
【0025】(装置例1)図1は本装置例に係るユーザ
追尾型移動ロボット装置Aの構成を示している。ユーザ
追尾型移動ロボット装置Aは、図1に示すように、移動
ロボット1と、ユーザ用ベルト2とからなる。
【0026】移動ロボット1は、筐体が円筒形になって
おり、追尾用受光センサ3、探知用赤外線発光素子4、
探知用受光センサ5、脚輪6、7を備えている。なお、
本装置例では、移動ロボット1の筐体を円筒形にした
が、本発明装置の移動ロボットの筐体をかかる形状に限
定するものではなく、直方体等のボックス形にしても良
い。
【0027】追尾用受光センサ3は、ユーザ追尾用赤外
線受光センサにて構成され、ユーザMの腰の高さに対応
する移動ロボット1の外周面周方向全域に亙り所要間隔
に6つ、図2に示すように、等間隔に配列されている。
ここで図2は図1中の切断線I−Iに沿った拡大断面図
を示している。
【0028】探知用赤外線発光素子4及び探知用受光セ
ンサ5は、一対で障害物検知用センシング装置が構成さ
れ、ユーザMの膝下の高さに対応する移動ロボット1の
外周面周方向全域に亙り所要間隔に6組、図3に示すよ
うに、等間隔に配列されている。ここで図3は図1中の
切断線II−IIに沿った拡大断面図を示している。
【0029】本装置例では、追尾用受光センサ3が受光
する追尾用赤外線と探知用受光センサ5が受光する探知
用赤外線との干渉を防止するために、追尾用受光センサ
3と、探知用赤外線発光素子4及び探知用受光センサ5
の対と、を移動ロボット1の高さ方向に所要間隔分離さ
せて配置するとともに、追尾用受光センサ3と探知用受
光センサ5との検出視野領域θt 、θb を重なり合わな
いよう空間的にそれぞれ上下離間設定した。
【0030】脚輪6、7は、移動ロボット1の筐体の下
面に4つ設けられ、そのうちユーザMに向けて前後の2
つがキャスタ脚輪6、サイド方向の2つが駆動脚輪7で
ある。駆動脚輪7は、図を省略した移動ロボット1の制
御系の出力駆動信号にて移動方向を自在に制御され、移
動ロボット1の駆動機構を構成している。
【0031】移動ロボット1の制御系には、装置の小型
化、回路設計の簡素化という見地から、追尾用受光セン
サ3及び探知用受光センサ5の各赤外線信号を時分割処
理する信号処理回路(図を省略)が設けられている。な
お、本装置例では一つの信号処理回路を設ける構成にし
たが、信号処理の速度を高めたり、誤動作の防止の見地
から信号処理回路を複数設ける構成にしても良い。
【0032】ユーザ用ベルト2にはユーザMの腰の背面
側に当たる位置に追尾用赤外線源ユニット8が装着さ
れ、この追尾用赤外線源ユニット8には移動ロボット1
の追尾用受光センサ3に向けて追尾用赤外線を投光する
追尾用赤外線発光源9が設けられている。
【0033】(方法例1)次に、上述した装置例1のユ
ーザ追尾型移動ロボット装置Aを用いた本発明のセンシ
ング方法の方法例について説明する。ユーザMは、本装
置Aを使用するに当たり、先ず、ユーザ用ベルト2の追
尾用赤外線源ユニット8、及び移動ロボット1の各電源
をオンにし、腰にユーザ用ベルト2を着帯する。
【0034】これらのセットが完了した後に、ユーザM
が歩行移動すると、追尾用赤外線源ユニット8の追尾用
赤外線発光源9から投光される追尾用赤外線を追尾用受
光センサ3が受光して移動ロボット1が移動するユーザ
Mの追尾を開始する。このとき、ユーザMの位置を認識
するセンシングを行うため、移動ロボット1の制御系で
は、追尾用受光センサ3から出力される追認信号を信号
処理回路にて処理し、移動するユーザMと移動ロボット
1との距離Lを維持するように駆動脚輪7の駆動源に駆
動信号を送出する。
【0035】移動するユーザMを追尾する際、探知用赤
外線発光素子4では障害物Oの位置を認識するセンシン
グを行うため、移動ロボット周辺に探知用赤外線を投光
し続ける。そして、移動ロボット1の走行経路中に障害
物Oが存在すると、その障害物Oにて反射された探知用
赤外線が探知用受光センサ5に受光される。このとき、
移動ロボット1の制御系では、探知用受光センサ5から
出力される探出信号を信号処理回路にて処理し、障害物
Oの位置を認識して、その障害物Oを回避するように駆
動脚輪7の駆動源に駆動信号を送出する。
【0036】以上説明したように、ユーザの追尾及び障
害物の回避において、本方法例のユーザ追尾型移動ロボ
ット装置のセンシング方法を採用すれば、赤外線センサ
を用いた単一の技術だけでセンシングを実行でき、装置
の小型化、回路設計の簡素化、装置の生産効率の向上及
び製造コストの低減化を図ることができる。
【0037】(装置例2)図4は本装置例に係るユーザ
追尾型移動ロボット装置Bの構成を示している。なお、
前記した装置例1と同様に機能する箇所には同じ符号を
用いた。本装置例が装置例1と異なるのは、ユーザ用ベ
ルト2の代わりに追尾用赤外線源ユニット8を装着した
帽子10を用いている点、移動ロボット1における追尾
用受光センサ3、探知用赤外線発光素子4及び探知用受
光センサ5の取り付け高さが装置例1よりも高い点であ
る。
【0038】追尾用受光センサ3は、環体11の外周面
等間隔に6つ配列されており、環体11自体は、移動ロ
ボット1の頭部の中央から突出して高さ方向に収縮調整
する棒12の先端に取り付けられている。探知用赤外線
発光素子4及び探知用受光センサ5は、一対で障害物検
知用センシング装置が構成され、ユーザMの膝上の高さ
に対応する移動ロボット1の外周面周方向に等間隔で6
組、配列されている。そして、装置例1と同様に、追尾
用受光センサ3と探知用受光センサ5との検出視野領域
θt 、θb は相互に重複干渉しないように高さを違えて
空間的にそれぞれ離間設定されている。
【0039】本装置例によれば、探知用赤外線発光素子
4及び探知用受光センサ5が、装置例1の場合よりも高
い位置に配置されるので、装置例1では検出されにく
い、背が高い障害物の検出が可能となる。また、さまざ
まな現場に適応した汎用性のあるユーザ追尾型移動ロボ
ット装置を提供することができる。
【0040】なお、本装置例では、追尾用受光センサ3
の移動ロボット1への取り付け高さを任意に調整するた
め、追尾用受光センサ3が付いた棒12を高さ方向に収
縮させる構成を採用したが、本発明をこれに限定するも
のではなく、例えば、移動ロボット1自体を高さ方向に
収縮可能にしたり、設置位置の移動が容易なユニットを
使用して受光センサ等の取り付け高さを調整可能にして
も良い。
【0041】以上説明したユーザ追尾型移動ロボット装
置の応用例としては、適当な物入れ用収納部を設けて、
病院における医療具運搬用の車、倉庫における荷物のピ
ッキング車、空港におけるスーツケース搬送用のカー
ト、又はショッピングにおける買い物用のカート等とし
て機能させることが考えられる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の装置及セン
シング方法によれば、追尾用受光センサと探知用受光セ
ンサとを移動ロボットの高さ方向に所要間隔分離させて
配置しているので、ユーザ追尾のセンシング及び障害物
回避のセンシングを単一のセンシング技術にて実行でき
るという効果を奏する。特に、本発明では、ユーザの追
尾及び障害物回避のセンシング信号が同じ信号処理回路
にて共用処理できるので、装置の小型化、回路設計の簡
素化、装置の生産効率の向上及び製造コストの低減化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置例1におけるユーザ追尾型移動ロ
ボット装置Aの構成を示した側面図である。
【図2】図1中の切断線I−Iに沿った拡大断面図であ
る。
【図3】図1中の切断線II−IIに沿った拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の装置例2におけるユーザ追尾型移動ロ
ボット装置Bの構成を示した側面図である。
【符号の説明】
A、B…ユーザ追尾型移動ロボット装置 1…移動ロボット 2…ユーザ用ベルト 3…追尾用受光センサ 4…探知用赤外線発光素子 5…探知用受光センサ 6…キャスタ脚輪 7…駆動脚輪 8…追尾用赤外線源ユニット 9…追尾用赤外線発光源 10…帽子 11…環体 12…棒

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ及び障害物の位置を認識して当該障
    害物を回避しながら、ユーザの後を追尾して移動するユ
    ーザ追尾型移動ロボット装置において、 ユーザの体に装着され、追尾用赤外線を投光する追尾用
    赤外線源と、 前記移動ロボットに設けられ、当該追尾用赤外線源から
    投光された追尾用赤外線を受光して追認信号を出力する
    追尾用受光センサと、 前記移動ロボットに設けられ、当該移動ロボット周辺に
    探知用赤外線を投光する探知用赤外線発光素子と、 前記移動ロボットに当該探知用赤外線発光素子と共に対
    設され、当該探知用赤外線発光素子にて投光された探知
    用赤外線の反射光を受光して、探出信号を出力する探知
    用受光センサと、 前記追尾用受光センサの追認信号に基づいてユーザの位
    置を認識する手段、及び前記探知用受光センサの探出信
    号に基づいて障害物の位置を認識する手段を備えた制御
    系と、を有し、 前記追尾用受光センサと、前記探知用赤外線発光素子及
    び前記探知用受光センサの対と、を移動ロボットに所要
    高さを違えて配置したことを特徴とするユーザ追尾型移
    動ロボット装置。
  2. 【請求項2】前記追尾用赤外線源は、 ユーザの腰に締めるベルトに装着したことを特徴とす
    る、請求項1に記載のユーザ追尾型移動ロボット装置。
  3. 【請求項3】前記追尾用赤外線源は、 ユーザが被る帽子に装着したことを特徴とする、請求項
    1に記載のユーザ追尾型移動ロボット装置。
  4. 【請求項4】前記追尾用受光センサは、 複数設けられ、移動ロボットの外周面周方向に所定間隔
    で配列されたことを特徴とする、請求項1、2又は3に
    記載のユーザ追尾型移動ロボット装置。
  5. 【請求項5】前記追尾用受光センサ及び前記探知用受光
    センサの移動ロボットへの取り付け高さを任意に調整す
    る手段を備えたことを特徴とする、請求項1、2、3又
    は4に記載のユーザ追尾型移動ロボット装置。
  6. 【請求項6】前記探知用赤外線発光素子及び前記探知用
    受光センサは、 一対にして複数設けられ、移動ロボットの外周面周方向
    に所定間隔で配列されたことを特徴とする、請求項1、
    2、3、4又は5に記載のユーザ追尾型移動ロボット装
    置。
  7. 【請求項7】前記制御系は、 前記追尾用受光センサ及び前記探知用受光センサの追認
    及び探出信号を一つの信号処理回路にて時分割処理し、
    ユーザの位置及び障害物の位置を認識する手段を備えた
    ことを特徴とする、請求項1、2、3、4、5又は6に
    記載のユーザ追尾型移動ロボット装置。
  8. 【請求項8】前記移動ロボットは、 病院における医療具運搬用の車、倉庫における荷物のピ
    ッキング車、空港におけるスーツケース搬送用のカー
    ト、又はショッピングにおける買い物用のカートとして
    機能する物入れ用収納部を備えたことを特徴とする、請
    求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のユーザ追尾
    型移動ロボット装置。
  9. 【請求項9】前記移動ロボットは、 前記制御系にて移動方向を自在に制御されて駆動する脚
    輪を備えたことを特徴とする、請求項1、2、3、4、
    5、6、7又は8に記載のユーザ追尾型移動ロボット装
    置。
  10. 【請求項10】ユーザ及び障害物の位置を認識して当該
    障害物を回避しながら、ユーザの後を追尾するユーザ追
    尾型移動ロボット装置のセンシングに当たり、 ユーザの体に装着された追尾用赤外線源から投光する追
    尾用赤外線を受光し、かつ前記移動ロボットに設けられ
    た追尾用受光センサと、 当該移動ロボットに設けられた探知用赤外線発光素子か
    ら当該移動ロボット周辺に投光する探知用赤外線の反射
    光を受光し、かつ当該移動ロボットに当該探知用赤外線
    発光素子と共に設けられた探知用受光センサと、 のそれぞれ受光視野が相互に重複干渉しないようにし
    て、ユーザと障害物の位置を認識するようにセンシング
    を実行することを特徴とするユーザ追尾型移動ロボット
    装置のセンシング方法。
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