JPH08166359A - ごみ処理施設における処理不適物検査システム - Google Patents

ごみ処理施設における処理不適物検査システム

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JPH08166359A
JPH08166359A JP6311681A JP31168194A JPH08166359A JP H08166359 A JPH08166359 A JP H08166359A JP 6311681 A JP6311681 A JP 6311681A JP 31168194 A JP31168194 A JP 31168194A JP H08166359 A JPH08166359 A JP H08166359A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみを処理炉へ搬送するごみ搬送系で金属物
等の処理不適物の選別,排除等を行う作業者の危険,作
業負担を軽減すると共に、処理炉の円滑な稼働を確保
し、また、ごみ処理ライン初段階での処理不適物検査
(粗い検査)としての効率を高める。 【構成】 ごみ収集車1が乗入れ可能でかつ外部へX線
が漏洩しない構造の検査室3と、この検査室に乗入れた
際のごみ収集車の位置を規制する位置規制手段21,2
2と、前記検査室内においてごみ収集車のごみ収納部全
体にわたってX線を照射してそのごみ収納部全体のX線
透視像を得、それをモニタ16aで表示するごみ収集車
X線検査手段7,8,9a,9b,10a,10b,1
1〜15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ごみ処理施設に運搬さ
れたごみ中の不燃物、主として金属物等の処理不適物が
処理炉へのごみ搬送系に供給されることを防止するた
め、ごみ中の処理不適物を検出する検査システムに係
り、特にX線を用いてごみ収集車ごとに検査が可能のご
み処理施設における処理不適物検査システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】今日、発生するごみは、自家処理を除い
て殆ど市町村で収集されている。収集は、ごみの種類に
よってごみ収集車又は一般トラックを用いて行われてい
る。例えば、燃えるごみ(紙、木製品、綿、衣類等)、
生ごみ(食品かす等)及び資源ごみ(プラスチック、ガ
ラスビン、金属屑等)はごみ収集車により、粗大ごみ
(家電製品、家具等で大きなもの等)は一般トラックに
より収集されている。
【0003】収集されたごみは、市町村のごみ処理施設
に送られ、処理炉(焼却炉,破砕炉等)で、焼却又は破
砕処理される。焼却処理においては、ごみ中に混入した
不燃物、特に金属からなる物、例えば鉄製のガスボンベ
等は爆発の危険がある。特に、焼却炉として流動床炉を
用いている場合においては、それが溶融されずに炉底の
循環流動砂出口を塞いで炉の運転を停止させたり、故障
を招来させることにもなる。また、処理前の取外し排除
を逃れた粗大ごみ中のモータや大形磁器も、焼却炉の円
滑な稼働を妨げる。
【0004】そこで従来は、上記ガスボンベ、モータ等
の金属物や大形磁器等の不燃物又はこれらの不燃物を含
むもの(これを処理不適物という)を、処理施設内のご
み搬送系において作業者が目視により選別,排除してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来は、
爆発の危険があったり、処理施設の炉の円滑な稼働を妨
害する処理不適物の選別,排除等を作業者が目視により
行っていたが、これでは効率が低く、また見落しも生じ
やすく、作業者の危険,作業負担が大きい等の問題があ
り、従来から、この点についての改善が要望されてい
た。
【0006】本発明は、上記の要望に鑑みてなされたも
ので、金属物等の処理不適物を処理炉へ搬送するごみ搬
送系に供給される前の段階(ごみ処理ライン初段階直
前)で検出してそれがごみ搬送系に供給されるのを防止
し、ごみ搬送系における処理不適物の選別,排除等を行
う作業者の危険,作業負担を軽減すると共に、処理炉の
円滑な稼働を確保し、しかも、ごみ処理ライン初段階の
検査(粗い検査)として高効率が図れ、かつ、検査結果
に基づいてごみ収集上の種々の管理に便宜を図り得るご
み処理施設における処理不適物検査システムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ごみ収集車
が乗入れ可能でかつ外部へX線が漏洩しない構造の検査
室と、この検査室に乗入れた際のごみ収集車の位置を規
制する位置規制手段と、前記検査室内においてごみ収集
車のごみ収納部全体にわたってX線を照射してそのごみ
収納部全体のX線透視像を得、それをモニタ表示するご
み収集車X線検査手段を設けることにより達成される。
【0008】
【作用】ごみ収集車X線検査手段は、ごみを処理炉に搬
送するごみ搬送系の前段(ごみ処理ライン初段階直前)
に位置する検査室内において、ごみ収集車のごみ収納部
全体にわたってX線を照射し、そのごみ収納部全体のX
線透視像を得てモニタ表示する。したがって作業者は、
モニタ表示された画像により処理不適物が発見可能であ
る。すなわち作業者は、ごみ搬送系中において直接、目
視により処理不適物の選別,排除等を行う必要はなく、
作業者の危険,作業負担が軽減されると共に、処理炉の
円滑な稼働が確保される。
【0009】また、前記のようにごみ収集車X線検査手
段は、ごみ収集車のごみ収納部全体のX線透視像を得
る、すなわち1回の検査で1台のごみ収集車を丸ごと検
査する。したがって、ごみ処理ライン初段階直前の検査
(粗い検査)として高効率が図れることになる。また、
前記ごみ収集車X線検査手段に、データ書込,読取可能
の携帯可能メモリへのデータ書込手段を設けることによ
り、処理不適物が発見されたか否かの検査結果データを
携帯可能メモリに書込可能になり、検査結果に基づくご
み収集上の種々の管理に便宜を図り得る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるごみ処理施設における処理
不適物検査システムの一実施例を検査室の入口側から示
す図、図2は図1の一部切断左側面図、図3は図1の要
部を示す上面図である。
【0011】これら各図において、1はX線検査される
ごみ収集車、2a,2bはごみ収集車1のごみ押込み回
転板、20はごみ収集車1のごみ収納部、19aはごみ
収納部20の底面、19bはごみ収納部20の天井面、
25はごみ収納部20の前端部上方近くに支持板26に
より位置決め配置された画像合わせ用鉛マークである。
この画像合わせ用鉛マーク25は後述ディジタル・サブ
トラクションや画像表示の際の画像合わせの基準マーク
として用いられる。矢印Aはごみ押込み回転板2aの往
復動を、矢印Bはごみ押込み回転板2bの回転を、各々
示しており、これらごみ押込み回転板2a,2bは、相
互に衝突することのないようにタイミングがとられて駆
動し、ごみ収集車1後部より投入されたごみをごみ収納
部20内に押し込むものである。
【0012】3は検査室、4は検査室3の入口電動シャ
ッタ、5は同じく出口電動シャッタである。検査室3
は、ごみ収集車1が乗入れ可能で、シャッタ4,5を閉
めた状態でいずれの箇所からも外部へX線が漏洩しない
構造となっている。
【0013】6は操作室、15は操作室6内のX線検査
制御器、16aは制御器15上に設けられたX線画像モ
ニタ、16bはX線画像モニタ16a上に設けられた監
視用テレビモニタである。17は検査室3及び操作室6
間に設けられた鉛ガラス透明窓である。
【0014】7は天井走行用レール、8はX線発生器、
9a,9bはラインセンサ、10a,10bはラインセ
ンサ支持枠、11は移動枠、12はX線発生器支持枠、
13はX線発生器回転支持部、14は旋回支持部、18
はX線放射口部(コリメータ、シャッタ、鉄キャリブレ
イション用各種フィルタ挿入機構等が配置されてい
る)、22は電動退避可能な位置決め用車止め、23は
監視用テレビカメラで、これらは検査室3内に設けられ
ている。21はごみ収集車高さ制限用ゲート、27はご
み収集車高さ制限オーバ警報用リミットスイッチ、28
はごみ収集車高さ制限オーバ警報ブザーである。
【0015】ここで、X線発生器8は、ごみ収集車1の
ごみ収納部20の底面19aから天井面19bまでの全
断面領域をカバーするX線照射角θをもつ扇状のX線を
放射するものである。ラインセンサ9a,9bは、X線
発生器8から放射されたX線が、ごみ収集車1のごみ収
納部20を構成する容器鉄板及び収集されたごみを透過
して減弱し、ラインセンサ9a,9bの受光部に入射さ
れるよう、ごみ収集車1のごみ収納部20を挟んでX線
発生器8と対向する位置に設けられている。またライン
センサ9a,9bは、その受光部にX線が入射されるこ
とにより受光部の蛍光紙を発光させ、ピクセル毎に配列
されたフォトダイオードで電気信号に変換し出力するも
のである。ラインセンサ9a,9bは、ここではフォト
ダイオードを直線状に縦横合計約1000個L字形に並
べてなるものである。
【0016】天井走行用レール7及び図示しない駆動源
は、ごみ収集車1のごみ収納部20の前後方向の一方か
ら他方に、ここでは前方から後方に向かってX線発生器
8を移動させ、そのごみ収納部20全体わたってX線を
照射させるX線スキャン手段を構成する。ラインセンサ
9a,9bは、前述したようにX線発生器8にごみ収納
部20を挟んで対向する位置に設けられているが、X線
発生器8とは一体化され、ごみ収納部20へのX線照射
中継続してごみ収納部20の透過X線を検出する。実際
には、画像合わせ用鉛マーク25をもX線が照射される
位置からX線スキャンが開始される。
【0017】移動枠11は、ラインセンサ支持枠10b
及びX線発生器支持枠12相互間に介在し、図1中にお
いて、ラインセンサ支持枠10bの左右動及びX線発生
器支持枠12の上下動を自在にし、X線発生器8の上
下,左右方向の位置調整を可能としている。
【0018】X線発生器回転支持部13は、X線発生器
8のX線放射口部18の向き、換言すればX線照射方向
を図1中の矢印αに示すように調整可能とするものであ
る。旋回支持部14は、X線発生器8、ラインセンサ9
a,9b、枠10a,10b,11,12、X線発生器
回転支持部13(X線発生器8・ラインセンサ9a,9
b系)を図3中の矢印β1又はβ2に示すように旋回さ
せてごみ収納部20に対するX線の透過方向を調整可能
とするものである。
【0019】操作室6内のX線検査制御器15は、ライ
ンセンサ9a,9bからの信号に基づいてごみ収納部2
0全体のX線透視像を得、それをモニタ16aに表示さ
せる後述画像処理装置(画像処理手段)を備えている。
【0020】図4は、本発明システム中のごみ収集車X
線検査手段の構成例の要部を示すブロック図である。こ
の図4において、41はX線発生器8・ラインセンサ9
a,9b系を移動させる移動装置(X線スキャン手
段)、42は検査手段各部の制御装置、43は画像処理
装置、44は画像処理装置43のコントローラ、45は
光ディスク等の外部記憶装置、46はIDカード47の
データ読取書込器、48はごみ貯留ホッパ入口ドア開閉
装置、49はIDカード47のデータ読取器である。そ
の他は図1〜図3と同様である。
【0021】次に、上述本発明システムによるごみ収集
車1の検査(ごみ収納部20内のごみ中の処理不適物の
検出)手順について述べる。
【0022】ごみ収集を終えてごみ処理施設に入場し、
車体ごと重量計測されたごみ収集車1は、検査室3に入
るが、検査室入口手前には、ごみ収集車高さ制限用ゲー
ト21があり、このゲート21を越える高さのごみ収集
車1及び一般トラック(図示せず)の検査室3への乗入
れを排除する。ここでは、ゲート21を越える高さのご
み収集車等が同ゲート21をくぐろうとしたとき、リミ
ットスイッチ27がごみ収集車1上部に接触しONして
ブザー28が鳴り、検査室3への乗入れ禁止をごみ収集
車1の運転者に報知する。ゲート21は、検査室3に乗
入れた際のごみ収集車1の左右方向位置を規制する位置
規制手段としても機能する。
【0023】ゲート21の高さを越えない正規のごみ収
集車1は、ゲート21を通過して検査室3内に入り、検
査室3に乗入れた際のごみ収集車1の前後方向の位置を
規制するための電動退避可能な車止め22の位置まで進
み、そこで停車する。当該ごみ収集車1の運転者は、運
転席から降りて検査室3外に出る。その後、検査室3の
入口,出口の電動シャッタ4,5が閉じる。
【0024】運転者は、検査室3に隣接する操作室6内
のオペレータにIDカード47を渡す。このIDカード
47は、予め当該ごみ処理施設に所属する旨を登録した
ICメモリカードあるいは磁気カード等のデータ保存,
書込が可能な携帯用メモリからなり、それには、当該ご
み収集車1が所属するごみ処理施設における登録番号、
当該ごみ収集車1の自動車登録番号、当該ごみ収集車1
の所属する業者名等、特定のごみ処理施設に所属する
旨、及びごみ収集車1の管理上必要とする一般的なデー
タが書き込まれている。
【0025】また、このIDカード47には、ごみ収集
車1の車種を表わすデータ、換言すれば、ごみ収集車1
の車種別に予め取得しておいた空荷状態(ごみ収納部2
0にごみが全く入っていない状態)でのごみ収納部20
全体のX線透視像(マスク像)、又はごみ収集車1の車
種別に予め取得しておいたごみ収納部20の構成物質及
びそのX線透過経路上の合計厚みに応じたX線の減弱値
に相当する一様濃度の画像の呼出しデータが書き込まれ
ている。
【0026】ここで、ごみ収集車1の車種別とは、ごみ
収集車1のごみ収納部20のX線検査特性に係わる仕
様、すなわちごみ収納部20の材質、その材質のX線透
過経路上の合計厚み、ごみ収納部20の大きさ等、ごみ
収納部20を透過するX線の減弱値やX線透視像として
得たときの画像サイズの別をいうもので、ごみ収納部2
0が同材質,同構造である場合には、通常、その大きさ
の違いが車種別といい得る。
【0027】次に、オペレータは、操作室6内から鉛ガ
ラス透明窓17を通して、また適宜箇所に取り付けられ
た監視用テレビカメラ23をリモートコントロール操作
しモニタ16bを見て、検査室3内を観察しながら制御
器15を操作し、図示しない駆動源により、X線発生器
8・ラインセンサ9a,9b系及び旋回支持部14を天
井レール7に沿って矢印a1方向に移動させ、ごみ収納
部20の前端部対応箇所にX線発生器8・ラインセンサ
9a,9b系が達した時に停止させる。この位置がX線
スキャン開始位置である。なお、画像処理において画像
合わせを行う場合には、画像合わせ用鉛マーク25にも
X線が照射される位置からX線スキャンが開始される。
【0028】X線スキャンは、上記X線スキャン開始位
置にてX線ON(X線照射開始)し、かつ、X線発生器
8・ラインセンサ9a,9b系を矢印a2方向、すなわ
ちごみ収集車1の車体に沿ってごみ収納部20の後端方
向に定速移動させることにより開始される。X線スキャ
ンが開始すると、ラインセンサ9a,9bの各ピクセル
から信号が出力されるが、この信号は、ごみ収納部20
のX線透過位置に対応して変化するもので、この各ピク
セルからの信号を画像処理装置43で処理することによ
り二次元のX線透視像が得られてゆく。
【0029】X線発生器8・ラインセンサ9a,9b系
は、図2中のごみ押込み回転板2aの左端位置、すなわ
ちごみ収納部20の後端部まで移動して停止するもの
で、これによりごみ収納部20全体にわたる二次元のX
線透視像が得られる。
【0030】オペレータは、この間、モニタ16aに表
示されたごみ収納部20のX線透視像を観察している
が、そのモニタ画像中にガスボンベ等、処理不適物らし
きものが発見された場合には、その部位を限定して画像
拡大し再度観察する。また、処理不適物らしきものが発
見された位置まで前記X線発生器8・ラインセンサ9
a,9b系を戻しかつX線発生器8を図1中の矢印c又
はb方向に移動させて、あるいは旋回支持部14を駆動
し図3に示すようにX線発生器8・ラインセンサ9a,
9b系の矢印β1又はβ2方向への旋回を行って、X線
の透過方向を変え、再度X線スキャンしてその部分のX
線透視像を得、モニタ16aに表示して処理不適物らし
きもののX線透視像を異なる向きで再度観察する。モニ
タ表示されたごみ中に処理不適物の存在が一見して明白
に判別できた場合は、上記の再度観察を要しない。前記
画像拡大は画像処理装置43により行われる。
【0031】ここで、ごみ収集車1は各ごみ処理施設に
おいて各々登録されている場合が殆どであり、常時、そ
のごみ処理施設にごみを搬入しているごみ収集車1は特
定されている。そのようなごみ収集車1の場合、前記I
Dカード47により、ごみ収集車1の車種別の前記マス
ク像(空荷状態でのごみ収納部20全体のX線透視像)
を呼び出し、画像処理装置43によりディジタル・サブ
トラクションを行えば処理不適物のより正確な判別が可
能となる。
【0032】以下に、ディジタル・サブトラクションを
用いた処理不適物の判別について述べる。まず、ごみ収
集車1の車種別のマスク像を上述したと同様のX線スキ
ャンにより予め得ておき、それを各々外部記憶装置45
に格納しておく。格納されている前記マスク像を呼び出
すための呼出しデータはごみ収集車1毎に付属する前記
IDカード47に書き込まれる。
【0033】ごみ収集を終えて検査室3に入ったごみ収
集車1は、前述したようにX線スキャンされ、そのごみ
収納部20全体のX線透視像が得られるが、この際、当
該ごみ収集車1の車種に対応する前記マスク像が外部記
憶装置45から読み出され、現在検査されたごみ収集車
1のごみ収納部20全体のX線透視像と重ね合わせて共
通部分を引算(ディジタル・サブトラクション)して差
分像を得、モニタ16aに表示する。この差分像はごみ
収納部20内のごみだけの画像であり、処理不適物の判
別が容易,正確に行える。
【0034】ごみ収集車1のごみ収納部20は、通常、
厚さ2〜5mmの鉄板を容器状に形成してなり、それに
補強用の骨組み等があるので、ごみ収納部20の単なる
X線透視像ではガスボンベ等、処理不適物の画像が充分
なコントラスト像として得られない場合が少なくなく、
前記マスク像との間でディジタル・サブトラクションを
行った後の画像(差分像)による処理不適物の判別は有
効である。
【0035】なお、ごみ収集車1の車種別に予め取得し
ておいたごみ収納部20の構成物質及びそのX線透過経
路上の合計厚みに応じた透過X線の減弱値に相当する一
様濃度の画像を前記マスク像に代えて使用し、その一様
濃度画像と、現在検査されたごみ収集車1のごみ収納部
20全体のX線透視像との間でサブトラクションを行
い、それらの差分像をモニタ表示するようにしてもよ
い。
【0036】この方法では、ごみ収納部20の構成物質
によるキャリブレイション(ごみ収納部20は通常は鉄
製であるので鉄キャリブレイション)を行ったと同様の
効果が得られるもので、これによれば、前記マスク像を
用いる方法に比べてシステム構成や検査手順が簡易化さ
れる。また、前記マスク像を用いる方法のように、ごみ
収納部20の補強用骨組みまで完全に消去できるもので
はないが、空気キャリブレイションに比べて格段にコン
トラストの良好なごみのX線透視像が得られる。
【0037】検査されるごみ収集車1のごみ収納部20
の構成物質からなる板体によるキャリブレイション(通
常、鉄キャリブレイション)は、オペレータが手動で行
ってもよい。すなわちオペレータは、これから検査され
るごみ収集車1のごみ収納部20の構成物質からなる板
体、ここでは鉄板であって、そのX線透過経路上の合計
厚み(ごみ収納部20はX線発生器8及びラインセンサ
9a,9b間にあるので、ごみ収納部20の各壁面が均
一な厚みで形成されているとすると、一壁面厚みの2倍
の厚み)をもつものを検査室3にごみ収集車1が入いる
前にX線発生器8のX線放射口部18に挿入し、ごみ収
集車1がない状態でX線検査する。次に、前記鉄板を前
記X線放射口部18から除去し、ごみ収集車1が検査室
3に入った状態でX線検査(実際の検査)を行う。
【0038】画像処理装置43は、鉄板をX線放射口部
18に挿入した状態でX線照射して得た透過X線信号レ
ベルを、鉄板をX線放射口部18から除去した状態で実
際の検査を行って得た透過X線信号レベルから引算した
信号にて画像処理を行う。これにより、鉄キャリブレイ
ションが実行され、高ゲイン,高コントラストのごみの
X線透視像が得られる。
【0039】オペレータは、検査完了後、その検査結果
を当該ごみ収集車1に付属のIDカード47に書き込
む。例えば、処理不適物が発見されなかったときには
「OK」を表わすデータを、発見されたときには「N
O」を表わすデータを、IDカード47に書き込む。こ
のIDカード47に書き込まれた検査結果データは、ご
み搬送系の初段階(ごみ処理ライン初段階)にあるごみ
貯留ホッパ入口ドア(図示せず)の開閉キーとなる。な
お、検査結果のIDカード47への書込は、ごみ収集車
X線検査手段に備わるデータ読取書込器46により行わ
れる。検査結果は、ごみ収集車1の運転者にも音声や文
字表示、あるいはランプの点,消灯等で報知されるよう
にしてもよい。
【0040】検査が終わると車止め22がごみ収集車1
の走行路から退避し、検査室3出口の電動シャッタ5が
開く。運転者は、検査結果データが書き込まれたIDカ
ード47の返却を受けた後、検査を終えたごみ収集車1
を運転し検査室3を出て前記ごみ貯留ホッパ入口に移動
し、ごみ貯留ホッパ入口ドアの近傍に設置されたデータ
読取器49に前記IDカード47を挿入する。
【0041】データ読取器49は、検査結果データを読
み取り、それが「OK」を表わすデータであればごみ貯
留ホッパ入口ドア開閉装置48を駆動し前記ごみ貯留ホ
ッパ入口ドアを開ける。この場合、ごみ収集車1はごみ
貯留ホッパ入口ドアを通ってごみ貯留ホッパ(図示せ
ず)にごみ投入することができる。
【0042】データ読取器49が読み取った検査結果デ
ータが「NO」を表わすデータのときは、ごみ貯留ホッ
パ入口ドア開閉装置48は駆動しないのでごみ貯留ホッ
パ入口ドアは開かず、ごみ貯留ホッパへのごみ投入(ご
み搬送系へのごみ供給)を禁止する。この場合、ごみ収
集車1はごみ貯留ホッパ入口ドア手前等に設置された処
理不適物除去ピット(図示せず)にごみを下ろす。
【0043】この処理不適物除去ピット内での処理不適
物の選別,排除等は作業者が目視により行うが、これを
全てのごみ収集車1が運搬してきたごみについて行う従
来方法に比べて作業者の危険,作業負担は激減し、処理
炉の円滑な稼働の確保も充分なものとなる。なお、処理
不適物除去後のごみは、前記ごみ貯留ホッパに落とさ
れ、ごみ搬送系へ供給される。
【0044】なお上述実施例では、ディジタル・サブト
ラクションを用いた処理不適物の判別におけるマスク
像,一様濃度画像をごみ収集車1の車種別に取得した
が、これをごみ収集車別に取得してもよく、この方が各
ごみ収集車1につき正確なディジタル・サブトラクショ
ンを行うことができ、より一層、精度の高い処理不適物
判別が可能となる。その一方で、マスク像,一様濃度画
像の記録枚数が多くなるため、外部記憶装置45の記憶
容量が大きい場合に好適である。
【0045】また、ごみ処理施設においては、ごみ収集
を終えてごみ処理施設に入場したごみ収集車1は、前述
したように通常その重量が計測されるが、これをX線検
査と同一場所で同時に可能とすべく、検査室3床面に車
重計を設置してもよい。
【0046】また上述実施例では、X線スキャンを、ご
み収集車1を停止させた状態でX線発生器8・ラインセ
ンサ9a,9b系をごみ収納部20の前端側から後端側
に向けて移動させることによって行ったが、その逆の方
向で行ってもよく、更には、ごみ収納部20の上端(又
は下端)側から下端(又は上端)側に向けて移動させる
ことによって行ってもよい。また、X線発生器8・ライ
ンセンサ9a,9b系を停止させた状態でごみ収集車移
動手段、例えばごみ収集車1を載置移動可能のごみ収集
車移動用台車(図示せず)でごみ収集車1を移動させる
ことによって行ってもよい。
【0047】更に、検査室3に乗入れた際のごみ収集車
1の位置を規制する位置規制手段も、上述実施例におけ
るごみ収集車高さ制限用ゲート21や電動退避可能な位
置決め用車止め22のみに限定されることはない。例え
ば、ごみ収集車1の左右方向位置を規制する位置規制手
段として、図1中の符号24で示す縁石(左右方向位置
規制用縁石)を用いてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、金
属物等の処理不適物を処理炉へ搬送するごみ搬送系に供
給される前の段階(ごみ処理ライン初段階直前)で検出
してそれがごみ搬送系に供給されるのを防止し、ごみ搬
送系における処理不適物の選別,排除等を行う作業者の
危険,作業負担を軽減すると共に、処理炉の円滑な稼働
を確保し、しかも、ごみ処理ライン初段階の検査(粗い
検査)として高効率が図れるという効果がある。
【0049】また、ごみ収集車X線検査手段に、データ
書込,読取可能の携帯可能メモリへのデータ書込手段を
設けることにより、処理不適物が発見されたか否かの検
査結果データを携帯可能メモリに書込可能になり、検査
結果に基づくごみ収集上の種々の管理、例えば各ごみ収
集車のごみ収集ルートや地域が特定されている場合にお
いて、処理不適物が多々発見されるごみ収集ルートや地
域の解明、各ごみ収集ルートや地域別の処理不適物の発
見頻度の把握等に便宜を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの一実施例を検査室の入口側か
ら示す図である。
【図2】図1の一部切断左側面図である。
【図3】図1の要部を示す上面図である。
【図4】本発明システム中のごみ収集車X線検査手段の
構成例の要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ごみ収集車 2a,2b ごみ押込み回転板 3 検査室 4 入口電動シャッタ 5 出口電動シャッタ 6 操作室 7 天井走行用レール 8 X線発生器 9a,9b ラインセンサ 10a,10b ラインセンサ支持枠 11 移動枠 12 X線発生器支持枠 13 X線発生器回転支持部 14 旋回支持部 15 X線検査制御器 16a X線画像モニタ 16b 監視用テレビモニタ 17 鉛ガラス透明窓 18 X線放射口部 19a ごみ収納部の底面 19b ごみ収納部の天井面 20 ごみ収集車のごみ収納部 21 ごみ収集車高さ制限用ゲート 22 電動退避可能な位置決め用車止め 23 監視用テレビカメラ 24 左右方向位置規制用縁石 25 画像合わせ用鉛マーク 26 支持板 27 ごみ収集車高さ制限オーバ警報用リミットスイ
ッチ 28 ごみ収集車高さ制限オーバ警報ブザー 41 移動装置(X線スキャン手段) 42 検査手段各部の制御装置 43 画像処理装置 44 画像処理装置のコントローラ 45 外部記憶装置 46 IDカードのデータ読取書込器 47 IDカード 48 ごみ貯留ホッパ入口ドア開閉装置 49 IDカードのデータ読取器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ収集車が乗入れ可能でかつ外部へX
    線が漏洩しない構造の検査室と、この検査室に乗入れた
    際のごみ収集車の位置を規制する位置規制手段と、前記
    検査室内においてごみ収集車のごみ収納部全体にわたっ
    てX線を照射してそのごみ収納部全体のX線透視像を
    得、それをモニタ表示するごみ収集車X線検査手段とを
    具備することを特徴とするごみ処理施設における処理不
    適物検査システム。
  2. 【請求項2】 前記ごみ収集車X線検査手段は、X線を
    照射するX線源と、このX線源又は前記検査室に乗入れ
    たごみ収集車を移動させ、ごみ収集車のごみ収納部全体
    わたってX線を照射させるX線スキャン手段と、前記X
    線源に前記ごみ収納部を挟んで対向する位置に設けられ
    前記ごみ収納部へのX線照射中継続して前記ごみ収納部
    の透過X線を検出するX線センサと、このX線センサか
    らの信号に基づいて前記ごみ収納部全体のX線透視像を
    得、それをモニタ表示させる画像処理手段とを具備して
    なる請求項1に記載のごみ処理施設における処理不適物
    検査システム。
  3. 【請求項3】 X線スキャン手段は、X線源及びX線セ
    ンサをごみ収集車のごみ収納部の前後又は上下方向の一
    方から他方に向かって移動させるX線源・X線センサ移
    動手段であることを特徴とする請求項2に記載のごみ処
    理施設における処理不適物検査システム。
  4. 【請求項4】 所望時に所望位置にてごみ収納部へのX
    線照射方向を変え、異なる方向からのごみ収納部のX線
    透視像が得られるようX線源及びX線センサを一体的に
    旋回させるX線源・X線センサ旋回手段を具備すること
    を特徴とする請求項3に記載のごみ処理施設における処
    理不適物検査システム。
  5. 【請求項5】 X線スキャン手段は、検査室に乗入れら
    れたごみ収集車をその前後方向の一方から他方に向かっ
    て移動させるごみ収集車移動手段であることを特徴とす
    る請求項2に記載のごみ処理施設における処理不適物検
    査システム。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段は、ごみ収集車別に又
    はごみ収集車の車種別に予め取得しておいた空荷状態で
    のごみ収納部全体のX線透視像群の中から、現在検査さ
    れたごみ収集車の又はごみ収集車の車種の空荷状態での
    ごみ収納部全体のX線透視像を選択し、その選択された
    X線透視像と、現在検査されたごみ収集車のごみ収納部
    全体のX線透視像との間でサブトラクションを行い、そ
    れらの差分像をモニタ表示させる請求項2〜5に記載の
    ごみ処理施設における処理不適物検査システム。
  7. 【請求項7】 現在検査されたごみ収集車の又はごみ収
    集車の車種の空荷状態でのごみ収納部全体のX線透視像
    の前記画像処理手段による選択は、各ごみ収集車に付属
    の携帯可能メモリに予め書き込まれた当該ごみ収集車の
    車別データ又は車種データを読み取るデータ読取手段か
    らの読取データに基づいて行うことを特徴とする請求項
    6に記載のごみ処理施設における処理不適物検査システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記画像処理手段は、ごみ収集車別に又
    はごみ収集車の車種別に予め取得しておいたごみ収納部
    の構成物質及びそのX線透過経路上の合計厚みに応じた
    透過X線の減弱値に相当する一様濃度の画像を選択し、
    その一様濃度画像と、現在検査されたごみ収集車のごみ
    収納部全体のX線透視像との間でサブトラクションを行
    い、それらの差分像をモニタ表示させる請求項2〜5に
    記載のごみ処理施設における処理不適物検査システム。
  9. 【請求項9】 現在検査されたごみ収集車のごみ収納部
    の構成物質及びそのX線透過経路上の合計厚みに応じた
    透過X線の減弱値に相当する一様濃度の画像の前記画像
    処理手段による選択は、各ごみ収集車に付属の携帯可能
    メモリに予め書き込まれた当該ごみ収集車の車別データ
    又は当該ごみ収集車の車種データを読み取るデータ読取
    手段からの読取データに基づいて行うことを特徴とする
    請求項8に記載のごみ処理施設における処理不適物検査
    システム。
  10. 【請求項10】 前記画像処理手段は、モニタ表示され
    ている画像の任意部分の拡大表示が可能であることを特
    徴とする請求項2〜9のいずれかに記載のごみ処理施設
    における処理不適物検査システム。
  11. 【請求項11】 ごみ収集車X線検査手段は、データ書
    込,読取可能の携帯可能メモリへのデータ書込手段を備
    え、処理不適物が発見されたか否かの検査結果データを
    前記携帯可能メモリに書込可能であることを特徴とする
    請求項1〜10のいずれかに記載のごみ処理施設におけ
    る処理不適物検査システム。
  12. 【請求項12】 ごみ収集車は、所定位置に画像合わせ
    用鉛マークを備えてなる請求項1〜11のいずれかに記
    載のごみ処理施設における処理不適物検査システム。
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