JPH08166150A - 氷蓄熱装置 - Google Patents

氷蓄熱装置

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JPH08166150A
JPH08166150A JP30790094A JP30790094A JPH08166150A JP H08166150 A JPH08166150 A JP H08166150A JP 30790094 A JP30790094 A JP 30790094A JP 30790094 A JP30790094 A JP 30790094A JP H08166150 A JPH08166150 A JP H08166150A
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supercooled
pump
cooler
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JP30790094A
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Shigeto Yamada
繁人 山田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過冷却解除装置が不要な氷蓄熱装置を得るこ
とを目的とする。 【構成】 第1の水冷却器31と第2の水冷却器33と
に送水管路4、及び分流器30等を介して等量の冷却水
が送水され、第1の吐出口32から過冷却水が水平方向
に放出され、第2の吐出口34から過冷却水が垂直下方
向へ放出される。第1の水冷却器31と第2の水冷却器
33とは、放出された過冷却水が直角状に交差するよう
に設けられており、これらの過冷却水はこの交差した時
の衝撃で過冷却状態が解除されて氷が生成され、蓄熱水
槽1内に蓄積される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、過冷却解除装置が不
要な氷蓄熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は例えば実開平1−136832
号公報に示された従来の氷蓄熱装置の構成を示すもので
ある。図において、1は蓄熱水槽、2は水冷却器、3は
蓄熱水槽1内の冷却水を水冷却器2へ送出するポンプ、
4は送水管路、5は水冷却器2の冷却管、6は冷凍サイ
クルの圧縮機、7は凝縮機、8は減圧装置、9は水冷却
器2の吐出口、10は過冷却水の吐出流、13は過冷却
解除板11およびはね返り防止装置12からなる過冷却
解除装置、14は蓄熱水槽1の冷却水を利用して熱交換
を行い、熱交換されて温度上昇した冷却水を再び蓄熱水
槽1に戻す熱交換器、15は冷却水を管路16を通して
送出するポンプである。
【0003】次に、動作について説明する。まず、ポン
プ3により、送水管路4を経て水冷却器2へ蓄熱水槽1
内の水または水溶液を送出する。これにより、これらの
液体が圧縮機6、凝縮器7、減圧装置8および水冷却器
2よりなる冷凍機によって冷却され、液体のまま、融点
以下の温度の過冷却水となる。この過冷却水は、吐出口
9より吐出され、吐出流10となって過冷却解除板11
に衝突して過冷却状態が解除され、スラリー状の氷(氷
晶)となって析出する。このようにして生成されたスラ
リー状の氷は蓄熱水槽1内に保有蓄積される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の氷蓄熱装置は以
上のように構成されているので、過冷却状態から解除さ
れた氷晶の一部が過冷却解除板に付着して成長し、過冷
却解除装置の全体が次第に氷結していき、ついには吐出
口にまで氷が成長して、連続製氷ができなくなり、除氷
作業を要するなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、過冷却解除装置が不要な氷蓄熱
装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る氷
蓄熱装置は、第2の水冷却器を第1の水冷却器よりも上
方の位置で保持し、第1の水冷却器から放出された過冷
却水と第2の水冷却器から放出された過冷却水とを蓄熱
水槽上で交差衝突させ、上記過冷却水の過冷却状態を解
除させるようにしたものである。
【0007】請求項2の発明に係る氷蓄熱装置は、蓄熱
水槽に対して垂直状態に保持された第2の水冷却器を第
1の水冷却器よりも上方に位置させるとともに、分流器
により送水管路内の水を第1の水冷却器と第2の水冷却
器とに分流させ、第1の水冷却器から放出された過冷却
水と第2の水冷却器から放出された過冷却水とを蓄熱水
槽上で交差衝突させ、過冷却水の過冷却状態を解除させ
るようにしたものである。
【0008】請求項3の発明に係る氷蓄熱装置は、第2
の水冷却器を第1の水冷却器よりも上方に位置させると
ともに、蓄熱水槽に対して鋭角状態に保持するようにし
たものである。
【0009】請求項4の発明に係る氷蓄熱装置は、蓄熱
水槽に対して垂直状態に保持された第2の水冷却器を第
1の水冷却器よりも上方に位置させるとともに、第2の
ポンプにより第2の水冷却器に対して水を供給し、第1
の水冷却器から放出された過冷却水と第2の水冷却器か
ら放出された過冷却水とを蓄熱水槽上で交差衝突させ、
過冷却水の過冷却状態を解除するようにしたものであ
る。
【0010】請求項5の発明に係る氷蓄熱装置は、第2
の水冷却器を第1の水冷却器よりも上方に位置させると
ともに、蓄熱水槽に対して鋭角状態に保持させるように
したものである。
【0011】請求項6の発明に係る氷蓄熱装置は、第2
のポンプを第1のポンプの水圧よりも高圧に設定したも
のである。
【0012】請求項7の発明に係る氷蓄熱装置は、第2
のポンプを第1のポンプの水圧よりも低圧に設定したも
のである。
【0013】請求項8の発明に係る氷蓄熱装置は、第2
のポンプを第1のポンプの水圧よりも高圧に設定したも
のである。
【0014】請求項9の発明に係る氷蓄熱装置は、第2
のポンプを第1のポンプの水圧よりも低圧に設定したも
のである。
【0015】請求項10の発明に係る氷蓄熱装置は、第
2のポンプを第1のポンプの水量よりも多量に送水する
ように設定したものである。
【0016】請求項11の発明に係る氷蓄熱装置は、第
2のポンプを第1のポンプの水量よりも少量に送水する
ように設定したものである。
【0017】請求項12の発明に係る氷蓄熱装置は、第
2のポンプを第1のポンプの水量よりも多量に送水する
ように設定したものである。
【0018】請求項13の発明に係る氷蓄熱装置は、第
2のポンプを第1のポンプの水量よりも少量に送水する
ように設定したものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明における氷蓄熱装置は、第1の
水冷却器よりも上方の位置で保持された第2の水冷却器
を設けたことにより、第1の水冷却器から放出された過
冷却水と第2の水冷却器から放出された過冷却水とを蓄
熱水槽上で交差衝突させることができるようになる。
【0020】請求項2の発明における氷蓄熱装置は、第
1の水冷却器よりも上方に位置するとともに、蓄熱水槽
に対して垂直状態に保持された第2の水冷却器と、送水
管路内の水を第1の水冷却器と第2の水冷却器とに分流
する分流器とを設けたことにより、第1の水冷却器から
放出された過冷却水と第2の水冷却器から放出された過
冷却水とを蓄熱水槽上で交差衝突させることができるよ
うになる。
【0021】請求項3の発明における氷蓄熱装置は、第
1の水冷却器よりも上方に位置するとともに、蓄熱水槽
に対して鋭角状態に保持される第2の水冷却器を設けた
ことにより、第1の水冷却器から放出された過冷却水と
第2の水冷却器から放出された過冷却水とを蓄熱水槽上
で交差衝突させることができるようになる。
【0022】請求項4の発明における氷蓄熱装置は、第
1の水冷却器よりも上方に位置するとともに、蓄熱水槽
に対して垂直状態に保持された第2の水冷却器と、この
第2の水冷却器に対して水を供給する第2のポンプとを
設けたことにより、第1の水冷却器から放出された過冷
却水と第2の水冷却器から放出された過冷却水とを蓄熱
水槽上で交差衝突させることができるようになる。
【0023】請求項5の発明における氷蓄熱装置は、第
1の水冷却器よりも上方に位置するとともに、蓄熱水槽
に対して鋭角状態に保持される第2の水冷却器を設けた
ことにより、第1の水冷却器から放出された過冷却水と
第2の水冷却器から放出された過冷却水とを蓄熱水槽上
で交差衝突させることができるようになる。
【0024】請求項6の発明における氷蓄熱装置は、第
1のポンプの水圧よりも高圧に設定した第2のポンプを
設けたことにより、水平方向の第1の過冷却水よりも垂
直方向の第2の過冷却水の水圧を高くすることができる
ようになる。
【0025】請求項7の発明における氷蓄熱装置は、第
1のポンプの水圧よりも低圧に設定した第2のポンプを
設けたことにより、水平方向の第1の過冷却水よりも垂
直方向の第2の過冷却水の水圧を低くすることができる
ようになる。
【0026】請求項8の発明における氷蓄熱装置は、第
1のポンプの水圧よりも高圧に設定した第2のポンプを
設けたことにより、水平方向の第1の過冷却水よりも傾
斜した第2の過冷却水の水圧を高くすることができるよ
うになる。
【0027】請求項9の発明における氷蓄熱装置は、第
1のポンプの水圧よりも低圧に設定した第2のポンプを
設けたことにより、水平方向の第1の過冷却水よりも傾
斜した第2の過冷却水の水圧を低くすることができるよ
うになる。
【0028】請求項10の発明における氷蓄熱装置は、
第1のポンプの水量よりも多量に送水する第2のポンプ
を設けたことにより、水平方向の第1の過冷却水よりも
垂直方向の第2の過冷却水の水量を多くすることができ
るようになる。
【0029】請求項11の発明における氷蓄熱装置は、
第1のポンプの水量よりも少量に送水する第2のポンプ
を設けたことにより、水平方向の第1の過冷却水よりも
垂直方向の第2の過冷却水の水量を少なくすることがで
きるようになる。
【0030】請求項12の発明における氷蓄熱装置は、
第1のポンプの水量よりも多量に送水する第2のポンプ
を設けたことにより、水平方向の第1の過冷却水よりも
傾斜した第2の過冷却水の水量を多くすることができる
ようになる。
【0031】請求項13の発明における氷蓄熱装置は、
第1のポンプの水量よりも少量に送水する第2のポンプ
を設けたことにより、水平方向の第1の過冷却水よりも
傾斜した第2の過冷却水の水量を少なくすることができ
るようになる。
【0032】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による氷蓄熱装置を示
す構成図であり、図において、従来のものと同一の符号
は同一または相当部分を示すので説明を省略する。30
は蓄熱水槽1と連通する送水管路4に設けられた分流
器、31は蓄熱水槽1の上方で水平方向に保持され、分
流器30の一方のポートから送水管路4aを介して供給
された過冷却水を水平方向に放出する第1の水冷却器、
33は蓄熱水槽1の上方で垂直方向に保持され、分流器
30の他方のポートから送水管路4bを介して供給され
た過冷却水を垂直下方向に放出する第2の水冷却器であ
る。
【0033】次に動作について説明する。第1の水冷却
器31と第2の水冷却器33とに送水管路4、分岐送水
管路4a、4bとポンプ3および分流器30を介して等
量の冷却水が送水され、従来と同様に機器の作動により
第1の吐出口32から過冷却水が水平方向に放出され、
第2の吐出口34から過冷却水が垂直下方向へ放出され
る。第1の水冷却器31と第2の水冷却器33とは、放
出された過冷却水が直角状に交差するように設けられて
おり、これらの過冷却水はこの交差、衝突した時の衝撃
で過冷却状態が解除されてスラリー状の氷が生成され、
蓄熱水槽1内に蓄積される。
【0034】以上の説明で明らかなように、この実施例
1によれば、放出された過冷却水が直角状に交差するよ
うに第1の水冷却器31と第2の水冷却器33とを設け
たため、氷が付着して不具合を生じる過冷却解除装置が
不要となり、氷の生成作業が連続してできるので作業効
率が向上するとともに、氷の生成能力が従来に較べて倍
増させることができる。
【0035】実施例2.図2はこの発明のその他の実施
例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図において、
従来および上記実施例のものと同一の符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。35は第1の水冷
却器31の上方に位置し前方下方向に傾斜して設けられ
た第2の水冷却器である。なお、その他の構成は上記実
施例1と同様である。蓄熱水槽1の上方に水平方向に保
持された第1の水冷却器31と第2の水冷却器35とに
送水管路4、4a、4bとポンプ3および分流器30を
介して等量の冷却水が送水され、第1の吐出口32から
過冷却水が水平方向に放出され、第2の吐出口36から
過冷却水が前方下方向に傾斜して放出される。これら過
冷却水は放出後に傾斜状で交差するように設けられてお
り、この交差衝突した時の衝撃で過冷却状態が解除され
てスラリー状の氷が生成されて蓄熱水槽1内に落下し蓄
積される。
【0036】したがって、この実施例2によれば、実施
例1の効果の他に過冷却水が同方向で傾斜状に交差する
ので、生成された氷の落下範囲が広くなり、平均して蓄
積される効果がある。
【0037】実施例3.図3はこの発明のその他の実施
例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図において、
従来および上記実施例のものと同一の符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。37は第1の水冷
却器31に第1のポンプ38を介して送水する第1の送
水管路、39は第2の水冷却器33に第2のポンプ40
によって送水する第2の送水管路である。蓄熱水槽1に
上方に位置し水平方向に保持された第1の水冷却器31
に第1のポンプを介して第1の送水管路37が設けら
れ、垂直方向で下向きに保持された第2の水冷却器33
に第2のポンプを介して第2の送水管路39が配設され
ている。なお、その他の構成は上記実施例1と同様であ
る。
【0038】第1の水冷却器31の第1の吐出口32か
ら過冷却水が水平方向に放出され、第2の水冷却器33
の第2の排出口34から過冷却水が垂直方向下方へ放出
される。これら過冷却水は放出後に直角状に交差衝突し
た時の衝撃で過冷却状態が解除され、スラリー状の氷が
生成されて蓄熱水槽1内に落下して蓄積される。したが
って、この実施例3によれば、第1、第2の水冷却器3
1、33は、各々専用の送水管路を有しているので、実
施例1の効果の他に必要に応じ単独運転が可能となる効
果がある。
【0039】実施例4.図4はこの発明のその他の実施
例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図において、
従来および上記実施例のものと同一の符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。41は第1の水冷
却器31の上方に位置し前方下方向に傾斜して設けられ
た第2の水冷却器である。なお、その他の構成は上記実
施例3と同様である。蓄熱水槽1の上方に水平方向に保
持された第1の水冷却器31に第1のポンプ38を介し
て第1の送水管路37が設けられ、その上方に位置し前
方下向きに傾斜して保持された第2の水冷却器41に第
2のポンプ40を介して第2の送水管路39が配設され
ている。
【0040】機器の作動により、第1の水冷却器31の
第1の吐出口32から過冷却水が水平方向に放出され、
第2の水冷却器41の第2の吐出口42から過冷却水が
前方下方向に傾斜して放出される。これら過冷却水は放
出後に傾斜状で交差するように設けられており、この交
差衝突した時の衝撃で過冷却状態が解除されてスラリー
状の氷が生成されて蓄熱水槽1内に落下し蓄積される。
【0041】したがって、この実施例4によれば、同方
向で傾斜状に交差するので、実施例3の効果の他に生成
された氷の落下範囲が広くなり、平均して蓄積されると
ともに、必要に応じて第1、第2の水冷却器31、33
の単独運転が可能となる効果がある。
【0042】実施例5.図5はこの発明のその他の実施
例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図において、
従来および上記実施例のものと同一の符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。43は第2の送水
管路39に設けられた第2のポンプであり、第1の送水
管路37に設けられた第1のポンプ38により高圧の吐
出圧力を有している。なお、その他の構成は上記実施例
3と同様である。蓄熱水槽1の上方に位置し水平方向に
保持された第1の水冷却器31に第1のポンプ38を介
して第1の送水管路37が設けられ、垂直方向で下向き
に保持された第2の水冷却器33に第2のポンプ40を
介して第2の送水管路39が配設されている。
【0043】機器の作動により、第1の水冷却器31の
第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に放出
され、第2の水冷却器33の第2の排出口34から、第
1の過冷却水よりも高圧の第2の過冷却水が垂直下方向
へ放出される。したがって、この実施例5によれば、水
平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第2の過冷却
水の圧力が高いので、実施例3の効果の他に生成された
氷は蓄熱水槽1内に集中的に確実に落下して蓄積すると
いう効果がある。
【0044】実施例6.図6はこの発明のその他の実施
例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図において、
従来および上記実施例のものと同一の符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。44は第2の送水
管路39に設けられた第2のポンプであり、第1の送水
管路37に設けられた第1のポンプ38により低圧の吐
出圧力を有している。なお、その他の構成は上記実施例
3と同様である。蓄熱水槽1の上方に位置し水平方向に
保持された第1の水冷却器31に第1のポンプ38を介
して第1の送水管路37が設けられ、垂直方向で下向き
に保持された第2の水冷却器33に第2のポンプ44を
介して第2の送水管路39が配設されている。
【0045】機器の作動により、第1の水冷却器31の
第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に放出
され、第2の水冷却器33の第2の排出口34から、第
1の過冷却水よりも低圧の第2の過冷却水が垂直方向下
方へ放出される。したがって、この実施例6によれば、
水平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第2の過冷
却水の圧力が低いので、実施例3の効果の他に生成され
た氷は水平方向に広がった状態で蓄熱水槽1内に落下し
て蓄積するという効果がある。
【0046】実施例7.図7はこの発明のその他の実施
例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図において、
従来および上記実施例のものと同一の符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。なお、その他の構
成は上記実施例4と同様である。蓄熱水槽1の上方に水
平方向に保持された第1の水冷却器31に第1のポンプ
38を介して第1の送水管路37が設けられ、その上方
に位置し前方下向きに傾斜して保持された第2の水冷却
器41に第2のポンプ43を介して第2の送水管路39
が配設されている。
【0047】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器41の第2の吐出口42から
第1の過冷却水より高圧の第2の過冷却水が前方下方向
に傾斜して放出される。したがって、この実施例7によ
れば、水平方向の第1の過冷却水よりも下向きに傾斜し
た第2の過冷却水の圧力が高いので、実施例4の効果の
他に生成された氷は水平方向に大幅に広がった状態で蓄
熱水槽1内に落下し蓄積するという効果がある。
【0048】実施例8.図8はこの発明のその他の実施
例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図において、
従来および上記実施例のものと同一の符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。なお、その他の構
成は上記実施例4と同様である。蓄熱水槽1の上方に水
平方向に保持された第1の水冷却器31に第1のポンプ
38を介して第1の送水管路37が設けられ、その上方
に位置し前方下向きに傾斜して保持された第2の水冷却
器41に第2のポンプ44を介して第2の送水管路39
が配設されている。
【0049】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器41の第2の吐出口42から
第1の過冷却水より低圧の第2の過冷却水が前方下方向
に傾斜して放出される。したがって、この実施例8によ
れば、水平方向の第1の過冷却水よりも下向きに傾斜し
た第2の過冷却水の圧力が低いので、実施例4の効果の
他に生成された氷は水平方向に広がった状態で蓄熱水槽
1内に落下し蓄積するという効果がある。
【0050】実施例9.図9はこの発明のその他の実施
例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図において、
従来および上記実施例のものと同一の符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。45は第2の水冷
却器33に設けられた第2の吐出口であり、第1の水冷
却器31に設けられた第1の吐出口32より大きな吐出
口径を有している。なお、その他の構成は上記実施例3
と同様である。
【0051】機器の作動により、第1の水冷却器31の
第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に放出
され、第2の水冷却器33の第2の排出口45から第1
の過冷却水よりも多量の第2の過冷却水が垂直方向下方
へ放出される。したがって、この実施例9によれば、水
平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第2の過冷却
水の水量が多いので、実施例3の効果の他に生成された
氷は蓄熱水槽1内に集中的に確実に落下し蓄積するとい
う効果がある。
【0052】実施例10.図10はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。46は第2の
水冷却器33に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より小さな
吐出口径を有している。なお、その他の構成は上記実施
例3と同様である。
【0053】機器の作動により、第1の水冷却器31の
第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に放出
され、第2の水冷却器33の第2の排出口46から第1
の過冷却水よりも小量の第2の過冷却水が垂直方向下方
へ放出される。したがって、この実施例10によれば、
水平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第2の過冷
却水の水量が少ないので、実施例3の効果の他に生成さ
れた氷は蓄熱水槽1内に大幅に広がった状態で落下し蓄
積するという効果がある。
【0054】実施例11.図11はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。47は第2の
水冷却器41に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より大きな
吐出口径を有している。なお、その他の構成は上記実施
例4と同様である。
【0055】機器の作動により、第1の水冷却器31の
第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に放出
され、第2の水冷却器41の第2の吐出口47から第1
の過冷却水より多量の第2の過冷却水が前方下方向に傾
斜して放出される。したがって、この実施例11によれ
ば、水平方向の第1の過冷却水よりも下向きに傾斜した
第2の過冷却水の水量が多いので、実施例4の効果の他
に生成された氷は水平方向に広がった状態で蓄熱水槽1
内に落下し蓄積するという効果がある。
【0056】実施例12.図12はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。48は第2の
水冷却器41に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より小さな
吐出口径を有している。なお、その他の構成は上記実施
例4と同様である。
【0057】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器41の第2の吐出口48から
第1の過冷却水より少量の第2の過冷却水が前方下方向
に傾斜して放出される。したがって、この実施例12に
よれば、水平方向の第1の過冷却水よりも下向きに傾斜
した第2の過冷却水の水量が少ないので、実施例4の効
果の他に生成された氷は水平方向に大幅に広がった状態
で蓄熱水槽1内に落下し蓄積するという効果がある。
【0058】実施例13.図13はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。49は第2の
水冷却器33に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より多数の
吐出口本数を有している。なお、その他の構成は上記実
施例3と同様である。
【0059】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口31から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器33の第2の吐出口49から
第1の過冷却水より多量の第2の過冷却水が前方下方向
に傾斜して放出される。したがって、この実施例13に
よれば、水平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第
2の過冷却水の水量が多いので、実施例3の効果の他に
生成された氷は蓄熱水槽1内に集中的に確実に落下し蓄
積するという効果がある。
【0060】実施例14.図14はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。50は第2の
水冷却器33に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より小数の
吐出口本数を有している。なお、その他の構成は上記実
施例3と同様である。
【0061】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器33の第2の吐出口50から
第1の過冷却水より小量の第2の過冷却水が垂直下方向
に傾斜して放出される。したがって、この実施例14に
よれば、水平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第
2の過冷却水の水量が少ないので、実施例3の効果の他
に生成された氷は蓄熱水槽1内に水平方向に広がった状
態で落下し蓄積するという効果がある。
【0062】実施例15.図15はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。51は第2の
水冷却器41に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より多数の
吐出口本数を有している。なお、その他の構成は上記実
施例4と同様である。
【0063】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器41の第2の吐出口51から
第1の過冷却水より多量の第2の過冷却水が前方下方向
に傾斜して放出される。したがって、この実施例15に
よれば、水平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第
2の過冷却水の水量が多いので、実施例4の効果の他に
生成された氷は蓄熱水槽1内に水平方向に広がった状態
で落下し蓄積するという効果がある。
【0064】実施例16.図16はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。52は第2の
水冷却器41に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より小数の
吐出口本数を有している。なお、その他の構成は上記実
施例4と同様である。
【0065】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器41の第2の吐出口52から
第1の過冷却水より小量の第2の過冷却水が前方下方向
に傾斜して放出される。したがって、この実施例16に
よれば、水平方向の第1の過冷却水よりも下向きに傾斜
した第2の過冷却水の水量が少ないので、実施例4の効
果の他に生成された氷は蓄熱水槽1内に水平方向に大幅
に広がった状態で落下し蓄積するという効果がある。
【0066】実施例17.図17はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。53は第2の
水冷却器33に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より大きな
吐出口径を有し、かつ多数の吐出口本数を有し、第1の
ポンプ38より大きな吐出力になるように設けられた第
2のポンプ43を有する第2の送水管路39と接続して
いる。なお、その他の構成は上記実施例3と同様であ
る。
【0067】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器33の第2の吐出口53から
第1の過冷却水よりも高圧で多量の第2の過冷却水が垂
直下方向へ放出される。したがって、この実施例17に
よれば、水平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第
2の過冷却水の水圧が高く、かつ、水量が多いので、実
施例3の効果の他に生成された氷は蓄熱水槽1内に水平
方向に集中的に確実に落下し蓄積するという効果があ
る。
【0068】実施例18.図18はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。54は第2の
水冷却器33に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より小さな
吐出口径を有し、かつ小数の吐出口本数を有し、第1の
ポンプ38より小さな吐出力になるように設けられた第
2のポンプ44を有する第2の送水管路39と接続して
いる。なお、その他の構成は上記実施例3と同様であ
る。
【0069】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器33の第2の吐出口54から
第1の過冷却水よりも低圧で小量の第2の過冷却水が垂
直下方向へ放出される。したがって、この実施例18に
よれば、水平方向の第1の過冷却水よりも垂直方向の第
2の過冷却水の水圧が低く、かつ、水量が少ないので、
実施例3の効果の他に生成された氷は蓄熱水槽1内に水
平方向に広がった状態で落下し蓄積するという効果があ
る。
【0070】実施例19.図19はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。55は第2の
水冷却器41に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より大きな
吐出口径を有し、かつ多数の吐出口本数を有し、第1の
ポンプ38より大きな吐出力になるように設けられた第
2のポンプ43を有する第2の送水管路39と接続して
いる。なお、その他の構成は上記実施例4と同様であ
る。
【0071】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器41の第2の吐出口55から
第1の過冷却水よりも高圧で多量の第2の過冷却水が前
方下方向に傾斜して放出される。
【0072】したがって、この実施例19によれば、水
平方向の第1の過冷却水よりも下向きに傾斜した第2の
過冷却水の水圧が高く、かつ、水量が多いので、実施例
4の効果の他に生成された氷は蓄熱水槽1内に水平方向
に広がった状態で落下し蓄積するという効果がある。
【0073】実施例20.図20はこの発明のその他の
実施例による氷蓄熱装置を示す構成図であり、図におい
て、従来および上記実施例のものと同一の符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。56は第2の
水冷却器41に設けられた第2の吐出口であり、第1の
水冷却器31に設けられた第1の吐出口32より小さな
吐出口径を有し、かつ小数の吐出口本数を有し、第1の
ポンプ38より小さな吐出力になるように設けられた第
2のポンプ44を有する第2の送水管路39と接続して
いる。なお、その他の構成は上記実施例4と同様であ
る。
【0074】この機器の作動により、第1の水冷却器3
1の第1の吐出口32から第1の過冷却水が水平方向に
放出され、第2の水冷却器41の第2の吐出口56から
第1の過冷却水よりも低圧で小量の第2の過冷却水が前
方下方向に傾斜して放出される。
【0075】したがって、この実施例20によれば、水
平方向の第1の過冷却水よりも下向きに傾斜した第2の
過冷却水の水圧が低く、かつ、水量が少ないので、実施
例4の効果の他に生成された氷は蓄熱水槽1内に水平方
向により一層広がった状態で落下し蓄積するという効果
がある。
【0076】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、第2の水冷却器を第1の水冷却器よりも上方の位置
で保持し、第1の水冷却器から放出された過冷却水と第
2の水冷却器から放出された過冷却水とを蓄熱水槽上で
交差衝突させ、過冷却水の過冷却状態を解除させるよう
に構成したので、過冷却解除装置が不要となり、氷の生
成作業の作業効率を向上させることができる効果があ
る。
【0077】請求項2の発明によれば、蓄熱水槽に対し
て垂直状態に保持された第2の水冷却器を第1の水冷却
器よりも上方に位置させるとともに、分流器により送水
管路内の水を第1の水冷却器と第2の水冷却器とに分流
させ、第1の水冷却器から放出された過冷却水と第2の
水冷却器から放出された過冷却水とを蓄熱水槽上で交差
衝突させ、過冷却水の過冷却状態を解除させるように構
成したので、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作
業の作業効率を向上させることができる効果がある。
【0078】請求項3の発明によれば、第2の水冷却器
を第1の水冷却器よりも上方に位置させるとともに、蓄
熱水槽に対して鋭角状態に保持するように構成したの
で、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業の作業
効率を向上させることができるとともに、生成された氷
の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積させること
ができる効果がある。
【0079】請求項4の発明によれば、蓄熱水槽に対し
て垂直状態に保持された第2の水冷却器を第1の水冷却
器よりも上方に位置させるとともに、第2のポンプによ
り第2の水冷却器に対して水を供給し、第1の水冷却器
から放出された過冷却水と第2の水冷却器から放出され
た過冷却水とを蓄熱水槽上で交差衝突させ、過冷却水の
過冷却状態を解除させるように構成したので、氷の生成
作業の作業効率を向上させることができるとともに、生
成された氷の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積
させることができる効果がある。
【0080】請求項5の発明によれば、第2の水冷却器
を第1の水冷却器よりも上方に位置させるとともに、蓄
熱水槽に対して鋭角状態に保持するように構成したの
で、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業の作業
効率を向上させることができるとともに、生成された氷
の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積させること
ができる効果がある。
【0081】請求項6の発明によれば、第2のポンプを
第1のポンプの水圧よりも高圧にするように構成したの
で、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業の作業
効率を向上させることができるとともに、生成された氷
を集中して蓄積させることができる効果がある。
【0082】請求項7の発明によれば、第2のポンプを
第1のポンプの水圧よりも低圧にするように構成したの
で、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業の作業
効率を向上させることができるとともに、生成された氷
の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積させること
ができる効果がある。
【0083】請求項8の発明によれば、第2のポンプを
第1のポンプの水圧よりも高圧にするように構成したの
で、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業の作業
効率を向上させることができるとともに、生成された氷
の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積させること
ができる効果がある。
【0084】請求項9の発明によれば、第2のポンプを
第1のポンプの水圧よりも低圧にするように構成したの
で、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業の作業
効率を向上させることができるとともに、生成された氷
の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積させること
ができる効果がある。
【0085】請求項10の発明によれば、第2のポンプ
を第1のポンプの水量よりも多量に送水するように構成
したので、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業
の作業効率を向上させることができるとともに、生成さ
れた氷を集中して蓄積させることができる効果がある。
【0086】請求項11の発明によれば、第2のポンプ
を第1のポンプの水量よりも少量に送水するように構成
したので、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業
の作業効率を向上させることができるとともに、生成さ
れた氷の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積させ
ることができる効果がある。
【0087】請求項12の発明によれば、第2のポンプ
を第1のポンプの水量よりも多量に送水するように構成
したので、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業
の作業効率を向上させることができるとともに、生成さ
れた氷の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積させ
ることができる効果がある。
【0088】請求項13の発明によれば、第2のポンプ
を第1のポンプの水量よりも少量に送水するように構成
したので、過冷却解除装置が不要となり、氷の生成作業
の作業効率を向上させることができるとともに、生成さ
れた氷の落下範囲を広範囲において、平均して蓄積させ
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による氷蓄熱装置を示す
構成図である。
【図2】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装置
を示す構成図である。
【図3】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装置
を示す構成図である。
【図4】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装置
を示す構成図である。
【図5】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装置
を示す構成図である。
【図6】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装置
を示す構成図である。
【図7】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装置
を示す構成図である。
【図8】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装置
を示す構成図である。
【図9】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装置
を示す構成図である。
【図10】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図11】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図12】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図13】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図14】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図15】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図16】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図17】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図18】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図19】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図20】 この発明のその他の実施例による氷蓄熱装
置を示す構成図である。
【図21】 従来の氷蓄熱装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 蓄熱水槽、4a,4b 送水管路、30 分流器、
31 第1の水冷却器、33,35,41 第2の水冷
却器、38 ポンプ、第1のポンプ、40,43,44
第2のポンプ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送水管路を介して水を供給するポンプ
    と、生成された氷晶を蓄積する蓄熱水槽と、この蓄熱水
    槽に対して水平状態に保持され、上記ポンプを介して供
    給された水を過冷却水として放出する第1の水冷却器と
    を備え、上記第1の水冷却器から放出された上記過冷却
    水の過冷却状態を解除し上記氷晶とした後に、上記蓄熱
    水槽に蓄積する氷蓄熱装置において、上記第1の水冷却
    器よりも上方の位置で保持された第2の水冷却器を備
    え、上記第1の水冷却器から放出された上記過冷却水と
    上記第2の水冷却器から放出された上記過冷却水とを上
    記蓄熱水槽上で交差衝突させ、上記過冷却水の過冷却状
    態を解除することを特徴とする氷蓄熱装置。
  2. 【請求項2】 送水管路を介して水を供給するポンプ
    と、生成された氷晶を蓄積する蓄熱水槽と、この蓄熱水
    槽に対して水平状態に保持され、上記ポンプを介して供
    給された水を過冷却水として放出する第1の水冷却器と
    を備え、上記第1の水冷却器から放出された上記過冷却
    水の過冷却状態を解除し上記氷晶とした後に、上記蓄熱
    水槽に蓄積する氷蓄熱装置において、上記第1の水冷却
    器よりも上方に位置するとともに、上記蓄熱水槽に対し
    て垂直状態に保持された第2の水冷却器と、上記送水管
    路内の水を上記第1の水冷却器と上記第2の水冷却器と
    に分流する分流器とを備え、上記第1の水冷却器から放
    出された上記過冷却水と上記第2の水冷却器から放出さ
    れた上記過冷却水とを上記蓄熱水槽上で交差衝突させ、
    上記過冷却水の過冷却状態を解除することを特徴とする
    氷蓄熱装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の水冷却器は上記第1の水冷却
    器よりも上方に位置するとともに、上記蓄熱水槽に対し
    て鋭角状態に保持されることを特徴とする請求項2記載
    の氷蓄熱装置。
  4. 【請求項4】 送水管路を介して水を供給する第1のポ
    ンプと、生成された氷晶を蓄積する蓄熱水槽と、この蓄
    熱水槽に対して水平状態に保持され、上記ポンプを介し
    て供給された水を過冷却水として放出する第1の水冷却
    器とを備え、上記第1の水冷却器から放出された上記過
    冷却水の過冷却状態を解除し上記氷晶とした後に、上記
    蓄熱水槽に蓄積する氷蓄熱装置において、上記第1の水
    冷却器よりも上方に位置するとともに、上記蓄熱水槽に
    対して垂直状態に保持された第2の水冷却器と、この第
    2の水冷却器に対して水を供給する第2のポンプとを備
    え、上記第1の水冷却器から放出された上記過冷却水と
    上記第2の水冷却器から放出された上記過冷却水とを上
    記蓄熱水槽上で交差衝突させ、上記過冷却水の過冷却状
    態を解除することを特徴とする氷蓄熱装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の水冷却器は、上記第1の水冷
    却器よりも上方に位置するとともに、上記蓄熱水槽に対
    して鋭角状態に保持されることを特徴とする請求項4記
    載の氷蓄熱装置。
  6. 【請求項6】 上記第2のポンプは、上記第1のポンプ
    の水圧よりも高圧に設定したことを特徴とする請求項4
    記載の氷蓄熱装置。
  7. 【請求項7】 上記第2のポンプは、上記第1のポンプ
    の水圧よりも低圧に設定したことを特徴とする請求項4
    記載の氷蓄熱装置。
  8. 【請求項8】 上記第2のポンプは、上記第1のポンプ
    の水圧よりも高圧に設定したことを特徴とする請求項5
    記載の氷蓄熱装置。
  9. 【請求項9】 上記第2のポンプは、上記第1のポンプ
    の水圧よりも低圧に設定したことを特徴とする請求項5
    記載の氷蓄熱装置。
  10. 【請求項10】 上記第2のポンプは、上記第1のポン
    プの水量よりも多量に送水するように設定したことを特
    徴とする請求項4記載の氷蓄熱装置。
  11. 【請求項11】 上記第2のポンプは、上記第1のポン
    プの水量よりも少量に送水するように設定したことを特
    徴とする請求項4記載の氷蓄熱装置。
  12. 【請求項12】 上記第2のポンプは、上記第1のポン
    プの水量よりも多量に送水するように設定したことを特
    徴とする請求項5記載の氷蓄熱装置。
  13. 【請求項13】 上記第2のポンプは、上記第1のポン
    プの水量よりも少量に送水するように設定したことを特
    徴とする請求項5記載の氷蓄熱装置。
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