JPH08165500A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPH08165500A JPH08165500A JP33261794A JP33261794A JPH08165500A JP H08165500 A JPH08165500 A JP H08165500A JP 33261794 A JP33261794 A JP 33261794A JP 33261794 A JP33261794 A JP 33261794A JP H08165500 A JPH08165500 A JP H08165500A
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- Japan
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- component
- nonionic surfactant
- average
- ethylene oxide
- propylene oxide
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 炭素数８〜１８の直鎖高級アルコールを５０
重量％以上含むアルコールに、酸化エチレンを平均５〜
１５モルおよび酸化プロピレンを平均０．３〜５．０モ
ルランダム付加させた非イオン界面活性剤と、化１の一
般式（Ｉ）で表されるアルキルジエタノールアミド等の
アミド化合物とアミンオキサイドとを含有する洗浄剤組
成物。 【効果】 洗浄力、泡スタミナ性、皮膚マイルド感共に
優れた性能を有し、しかも生分解性が良好で地球環境に
優しい、非イオン界面活性剤からなる洗浄剤組成物であ
り、台所洗剤やその基材などとして使用することができ
る。また、アニオン界面活性剤等の他の界面活性剤の力
を借りなくとも上記効果を得られることから、界面活性
剤としては、非イオン界面活性剤のみからなる洗浄剤組
成物とすることができる。 【化１】 （Ｒ1 ：炭素数９〜１７のアルキル基またはアルケニル
基ｍ，ｎ：ｍ＋ｎ＝２〜１０）
重量％以上含むアルコールに、酸化エチレンを平均５〜
１５モルおよび酸化プロピレンを平均０．３〜５．０モ
ルランダム付加させた非イオン界面活性剤と、化１の一
般式（Ｉ）で表されるアルキルジエタノールアミド等の
アミド化合物とアミンオキサイドとを含有する洗浄剤組
成物。 【効果】 洗浄力、泡スタミナ性、皮膚マイルド感共に
優れた性能を有し、しかも生分解性が良好で地球環境に
優しい、非イオン界面活性剤からなる洗浄剤組成物であ
り、台所洗剤やその基材などとして使用することができ
る。また、アニオン界面活性剤等の他の界面活性剤の力
を借りなくとも上記効果を得られることから、界面活性
剤としては、非イオン界面活性剤のみからなる洗浄剤組
成物とすることができる。 【化１】 （Ｒ1 ：炭素数９〜１７のアルキル基またはアルケニル
基ｍ，ｎ：ｍ＋ｎ＝２〜１０）
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄力、泡スタミナ性
共に良好で、生分解性に優れ、低皮膚刺激性の非イオン
界面活性剤を用いた、台所用洗剤等として有用な洗浄剤
組成物に関する。
共に良好で、生分解性に優れ、低皮膚刺激性の非イオン
界面活性剤を用いた、台所用洗剤等として有用な洗浄剤
組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開平４−１１６９８号公報にみられる
ように、台所用洗浄剤等においては、優れた油汚れ洗浄
力、豊かな泡立ちに加え、使用時における皮膚刺激が少
ないものが望まれている。よって、洗浄剤の成分として
は、皮膚への刺激性が一般にアニオン界面活性剤より少
ないと言われている非イオン界面活性剤が期待される
が、アニオン界面活性剤を併用しない組成では、洗浄性
能等で満足できるものが得にくかった。また、近年、地
球環境の保護の観点から、洗剤にも良好な生分解性が期
待されているが、非イオン界面活性剤の中でも、生分解
性の良い天然系直鎖アルコールを原料としたタイプの非
イオン界面活性剤では、台所等の汚れに対して洗浄、泡
立ち等の面で分岐型に劣っていた。
ように、台所用洗浄剤等においては、優れた油汚れ洗浄
力、豊かな泡立ちに加え、使用時における皮膚刺激が少
ないものが望まれている。よって、洗浄剤の成分として
は、皮膚への刺激性が一般にアニオン界面活性剤より少
ないと言われている非イオン界面活性剤が期待される
が、アニオン界面活性剤を併用しない組成では、洗浄性
能等で満足できるものが得にくかった。また、近年、地
球環境の保護の観点から、洗剤にも良好な生分解性が期
待されているが、非イオン界面活性剤の中でも、生分解
性の良い天然系直鎖アルコールを原料としたタイプの非
イオン界面活性剤では、台所等の汚れに対して洗浄、泡
立ち等の面で分岐型に劣っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、洗浄力、泡
スタミナ性共に優れた性能を有し、しかも生分解性が良
好で、皮膚マイルド感を持つ非イオン界面活性剤からな
る、優れた洗浄剤粗成物を提供することを目的とする。
スタミナ性共に優れた性能を有し、しかも生分解性が良
好で、皮膚マイルド感を持つ非イオン界面活性剤からな
る、優れた洗浄剤粗成物を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄剤粗成物
は、以下の（ａ）成分の非イオン界面活性剤と（ｂ）成
分のアミド化合物、あるいは更に（ｃ）成分のアミンオ
キサイドを含有することを特徴とする。
は、以下の（ａ）成分の非イオン界面活性剤と（ｂ）成
分のアミド化合物、あるいは更に（ｃ）成分のアミンオ
キサイドを含有することを特徴とする。
【０００５】（ａ）炭素数８〜１８の直鎖高級アルコー
ルを５０重量％以上含むアルコールに、酸化エチレンを
平均５〜１５モルおよび酸化プロピレンを平均０．３〜
５．０モルランダム付加させた非イオン界面活性剤。 （ｂ）以下の化３の一般式（Ｉ）で表わされるアミド化
合物。
ルを５０重量％以上含むアルコールに、酸化エチレンを
平均５〜１５モルおよび酸化プロピレンを平均０．３〜
５．０モルランダム付加させた非イオン界面活性剤。 （ｂ）以下の化３の一般式（Ｉ）で表わされるアミド化
合物。
【０００６】
【化３】 （Ｒ1 ：炭素数９〜１７のアルキル基又はアルケニル基 ｍ，ｎ：ｍ＋ｎ＝２〜１０） （ｃ）以下の化４の一般式（II）で表わされるアミンオ
キサイド。
キサイド。
【０００７】
【化４】 （Ｒ2 ：炭素数１０〜１８のアルキル基又はアルケニル
基）
基）
【０００８】
（ａ）成分の非イオン界面活性剤は、高級アルコールに
酸化エチレンおよび酸化プロピレンの両者がランダム付
加重合されたものであり、高級アルコールとしては１種
または２種以上の直鎖アルコールを５０％以上、好まし
くは６０重量％以上含有するものが用いられる。この直
鎖高級アルコールの炭素数は８〜１８、好ましくは１０
〜１８の範囲である。高級アルコールの具体例として
は、ｎ−オクチルアルコール、ｎ−ノニルアルコール、
ｎ−デシルアルコール、ｎ−ドデシルアルコール、ｎ−
トリデシルアルコール、ｎ−テトラデシルアルコール、
ｎ−ヘキサデシルアルコール、ｎ−オクタデシルアルコ
ール等が挙げられる。直鎖アルコールの含有量が５０重
量％未満になると、生分解性が低下する。これらの条件
を満足するアルコールとしては、ヤシアルコール、パー
ムアルコール等の天然油脂由来のアルコールや、ドバノ
ール（三菱化学製）、ダイヤドール（三菱化学製）、オ
キソコール（協和発酵製）等の合成アルコールなどがあ
り、好ましくは天然油脂由来の高級アルコールである。
酸化エチレンおよび酸化プロピレンの両者がランダム付
加重合されたものであり、高級アルコールとしては１種
または２種以上の直鎖アルコールを５０％以上、好まし
くは６０重量％以上含有するものが用いられる。この直
鎖高級アルコールの炭素数は８〜１８、好ましくは１０
〜１８の範囲である。高級アルコールの具体例として
は、ｎ−オクチルアルコール、ｎ−ノニルアルコール、
ｎ−デシルアルコール、ｎ−ドデシルアルコール、ｎ−
トリデシルアルコール、ｎ−テトラデシルアルコール、
ｎ−ヘキサデシルアルコール、ｎ−オクタデシルアルコ
ール等が挙げられる。直鎖アルコールの含有量が５０重
量％未満になると、生分解性が低下する。これらの条件
を満足するアルコールとしては、ヤシアルコール、パー
ムアルコール等の天然油脂由来のアルコールや、ドバノ
ール（三菱化学製）、ダイヤドール（三菱化学製）、オ
キソコール（協和発酵製）等の合成アルコールなどがあ
り、好ましくは天然油脂由来の高級アルコールである。
【０００９】高級アルコールに対する酸化エチレンの平
均付加モル数は５〜１５、好ましくは５〜１０である。
酸化エチレンの平均付加モル数がこの範囲を逸脱すると
洗浄力が不足する。
均付加モル数は５〜１５、好ましくは５〜１０である。
酸化エチレンの平均付加モル数がこの範囲を逸脱すると
洗浄力が不足する。
【００１０】高級アルコールに対する酸化プロピレンの
平均付加モル数は０．３〜５モル、好ましくは０．３〜
３モルの範囲である。酸化プロピレンの平均付加モル数
がこの範囲を逸脱し過剰付加すると洗浄力、泡スタミナ
性が低下し、更に、生分解性も低下する。また、平均付
加モル数がこれ以下では、配合組成物のゲル化領域が大
きくなりハンドリング性に問題が生じる。
平均付加モル数は０．３〜５モル、好ましくは０．３〜
３モルの範囲である。酸化プロピレンの平均付加モル数
がこの範囲を逸脱し過剰付加すると洗浄力、泡スタミナ
性が低下し、更に、生分解性も低下する。また、平均付
加モル数がこれ以下では、配合組成物のゲル化領域が大
きくなりハンドリング性に問題が生じる。
【００１１】（ａ）成分の非イオン界面活性剤において
は、酸化エチレン、酸化プロピレンはランダム付加して
いることが必要である。高級アルコールに酸化エチレン
を付加させた後に酸化プロピレンを導入させる、あるい
はこの逆の順序をとるブロック付加では、生分解性の低
下、配合物のゲル化領域の拡大が起こる。また、本発明
では、（ｂ）成分として下記化５一般式（Ｉ）に示すア
ミド化合物を配合する。
は、酸化エチレン、酸化プロピレンはランダム付加して
いることが必要である。高級アルコールに酸化エチレン
を付加させた後に酸化プロピレンを導入させる、あるい
はこの逆の順序をとるブロック付加では、生分解性の低
下、配合物のゲル化領域の拡大が起こる。また、本発明
では、（ｂ）成分として下記化５一般式（Ｉ）に示すア
ミド化合物を配合する。
【００１２】
【化５】 （Ｒ1 ：炭素数９〜１７のアルキル基またはアルケニル
基 ｍ，ｎ：ｍ＋ｎ＝２〜１０）
基 ｍ，ｎ：ｍ＋ｎ＝２〜１０）
【００１３】一般式（Ｉ）における脂肪酸残基ＲＣＯ−
としては、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ヤシ脂肪酸、ラウロレイン酸、ミリストレ
イン酸、パルミトレイン酸等の脂肪酸残基が挙げられ、
好ましくはラウリン酸残基、ヤシ脂肪酸残基である。ま
た、ｍ＋ｎは２〜１０であり、好ましくは２〜５であ
る。
としては、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ヤシ脂肪酸、ラウロレイン酸、ミリストレ
イン酸、パルミトレイン酸等の脂肪酸残基が挙げられ、
好ましくはラウリン酸残基、ヤシ脂肪酸残基である。ま
た、ｍ＋ｎは２〜１０であり、好ましくは２〜５であ
る。
【００１４】（ｂ）成分のアミド化合物の配合量は
（ａ）成分の非イオン界面活性剤に対し１０〜５０重量
％とし、好ましくは２０〜５０重量％とする。この配合
量が１０重量％未満あるいは５０重量％を超えると、洗
浄力、泡性能共に不足する。
（ａ）成分の非イオン界面活性剤に対し１０〜５０重量
％とし、好ましくは２０〜５０重量％とする。この配合
量が１０重量％未満あるいは５０重量％を超えると、洗
浄力、泡性能共に不足する。
【００１５】本発明では、更に下記化６の一般式（II）
で表されるアミンオキサイドを配合することによって泡
スタミナ性が向上する。
で表されるアミンオキサイドを配合することによって泡
スタミナ性が向上する。
【００１６】
【化６】 （Ｒ2 ：炭素数１０〜１８のアルキル基又はアルケニル
基）
基）
【００１７】一般式（II）におけるＲ2 としてはデシル
基、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステア
リル基、デセル基、ドデセル基、テトラデセル基、ヘキ
サデセル基、オレイル基、ヤシアルキル基等が挙げら
れ、好ましくはラウリル基、ヤシアルキル基である。
基、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステア
リル基、デセル基、ドデセル基、テトラデセル基、ヘキ
サデセル基、オレイル基、ヤシアルキル基等が挙げら
れ、好ましくはラウリル基、ヤシアルキル基である。
【００１８】本発明では、（ａ），（ｂ）および（ｃ）
の合計量に対し、（ｂ）および（ｃ）成分を合計で５０
重量％まで添加することができる。（ｃ）成分の配合量
は特に限定されないが、泡スタミナ性が特に必要とされ
る場合には、（ａ），（ｂ）および（ｃ）成分の合計量
に対し１０〜３０％配合するのが有効である。
の合計量に対し、（ｂ）および（ｃ）成分を合計で５０
重量％まで添加することができる。（ｃ）成分の配合量
は特に限定されないが、泡スタミナ性が特に必要とされ
る場合には、（ａ），（ｂ）および（ｃ）成分の合計量
に対し１０〜３０％配合するのが有効である。
【００１９】本洗浄剤組成物は、（ａ）および（ｂ）成
分あるいは更に（ｃ）成分を混合したままの原液で使用
することもできるが、通常は水で希釈して使用したり、
台所用洗剤等を配合するときの基材として、上記必須成
分の界面活性剤以外に任意成分としてその他の添加剤を
加えた形で使用される。本発明の（ａ）および（ｂ）成
分あるいは更に（ｃ）成分は、予じめこれらを均一に混
合して使用に供してもよいし、使用時にその場でこれら
各成分を配合して本発明の洗浄剤組成物を構成せしめて
もよい。
分あるいは更に（ｃ）成分を混合したままの原液で使用
することもできるが、通常は水で希釈して使用したり、
台所用洗剤等を配合するときの基材として、上記必須成
分の界面活性剤以外に任意成分としてその他の添加剤を
加えた形で使用される。本発明の（ａ）および（ｂ）成
分あるいは更に（ｃ）成分は、予じめこれらを均一に混
合して使用に供してもよいし、使用時にその場でこれら
各成分を配合して本発明の洗浄剤組成物を構成せしめて
もよい。
【００２０】任意成分としては、多価アルコール、ポリ
エチレングリコール、エタノール、パラトルエンスルホ
ン酸等のハイドロトロープ剤、クエン酸、エチレンジア
ミン４酢酸塩等の金属イオン封鎖剤、安息香酸等の防カ
ビ剤、色素、香料等が挙げられ、また、本発明を損なわ
ない範囲でアルキルポリグルコシドやメチルグルコース
エステルなどのマイルド性非イオン界面活性剤を配合す
ることもできる。
エチレングリコール、エタノール、パラトルエンスルホ
ン酸等のハイドロトロープ剤、クエン酸、エチレンジア
ミン４酢酸塩等の金属イオン封鎖剤、安息香酸等の防カ
ビ剤、色素、香料等が挙げられ、また、本発明を損なわ
ない範囲でアルキルポリグルコシドやメチルグルコース
エステルなどのマイルド性非イオン界面活性剤を配合す
ることもできる。
【００２１】本発明の洗浄剤組成物全体に対する
（ａ），（ｂ），（ｃ）成分合計の含有率は、５〜１０
０重量％とし、好ましくは１０％重量以上とする。この
配合量が５重量％未満では洗浄力、泡スタミナ性共に低
下する。
（ａ），（ｂ），（ｃ）成分合計の含有率は、５〜１０
０重量％とし、好ましくは１０％重量以上とする。この
配合量が５重量％未満では洗浄力、泡スタミナ性共に低
下する。
【００２２】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は洗浄力、泡スタ
ミナ性、皮膚マイルド感共に優れた性能を有し、しかも
生分解性が良好で地球環境に優しい、非イオン界面活性
剤からなる洗浄剤組成物であり、台所洗剤やその基材な
どとして使用することができる。また、アニオン界面活
性剤等の他の界面活性剤の力を借りなくとも上記効果を
得られることから、界面活性剤としては、非イオン界面
活性剤のみからなる洗浄剤組成物とすることができる。
ミナ性、皮膚マイルド感共に優れた性能を有し、しかも
生分解性が良好で地球環境に優しい、非イオン界面活性
剤からなる洗浄剤組成物であり、台所洗剤やその基材な
どとして使用することができる。また、アニオン界面活
性剤等の他の界面活性剤の力を借りなくとも上記効果を
得られることから、界面活性剤としては、非イオン界面
活性剤のみからなる洗浄剤組成物とすることができる。
【００２３】
【実施例】以下実施例により本発明を説明する。表１、
表２および表３に示す種類および配合割合の洗浄剤組成
物を通常の方法で調製し、下記に示す方法で各評価を行
った。結果を同表に併せて示す。
表２および表３に示す種類および配合割合の洗浄剤組成
物を通常の方法で調製し、下記に示す方法で各評価を行
った。結果を同表に併せて示す。
【００２４】評価法： （Ｉ）洗浄力 ＪＩＳ Ｋ ３３７０に則りリーナツ法で評価した。す
なわち、牛脂：大豆油＝１：１の汚垢をスライドガラス
に付着させ、これを６枚１セットとし、全界面活性剤濃
度０．２５％試験洗浄剤で３分間洗浄した後、洗浄前後
の重量変化により洗浄率（％）を求めた。
なわち、牛脂：大豆油＝１：１の汚垢をスライドガラス
に付着させ、これを６枚１セットとし、全界面活性剤濃
度０．２５％試験洗浄剤で３分間洗浄した後、洗浄前後
の重量変化により洗浄率（％）を求めた。
【００２５】（II）初期泡立ち性 全界面活性剤濃度０．１％洗浄剤溶液３リットルを直径
２８ｃｍの洗い桶に用意し、スポンジを入れ中で絞って
泡立て、これを１０回繰り返したときの液面からの泡高
（ｍｍ）を測定した。
２８ｃｍの洗い桶に用意し、スポンジを入れ中で絞って
泡立て、これを１０回繰り返したときの液面からの泡高
（ｍｍ）を測定した。
【００２６】（III） 泡スタミナ性 全界面活性剤濃度０．１％洗浄剤溶液３リットルを直径
２８ｃｍの洗い桶に用意し、スポンジを入れ中で絞って
泡立て、これを１０回繰り返した。次いで、バター０．
５ｇを塗布した平皿（径２０ｃｍ）を上記洗い桶中で表
１０回、裏５回スポンジでこすり洗いし、表面の泡が無
くなるまでに洗浄された皿の枚数をもって、泡スタミナ
性の指標とした。
２８ｃｍの洗い桶に用意し、スポンジを入れ中で絞って
泡立て、これを１０回繰り返した。次いで、バター０．
５ｇを塗布した平皿（径２０ｃｍ）を上記洗い桶中で表
１０回、裏５回スポンジでこすり洗いし、表面の泡が無
くなるまでに洗浄された皿の枚数をもって、泡スタミナ
性の指標とした。
【００２７】（IV）肌マイルド性 全界面活性剤濃度１％を含有する希釈水道水３リットル
を入れた桶に１日３０分、手を手首まで浸漬させた。こ
の操作を３日間繰り返し、次の日に手の荒れ具合を下記
判定基準に従って自己判定した。 判定基準：５ 全く荒れない ４ やや荒れた ３ 荒れた ２ かなり荒れた １ ひどく荒れた
を入れた桶に１日３０分、手を手首まで浸漬させた。こ
の操作を３日間繰り返し、次の日に手の荒れ具合を下記
判定基準に従って自己判定した。 判定基準：５ 全く荒れない ４ やや荒れた ３ 荒れた ２ かなり荒れた １ ひどく荒れた
【００２８】（Ｖ）生分解性 （ａ）成分の非イオン界面活性剤の生分解性をＪＩＳ
Ｋ ３３６３に従い評価した。
Ｋ ３３６３に従い評価した。
【００２９】
【表１】 表１：組成および評価結果（実施例） 実 施 例 １ ２ ３ ４ (a)成分 アルコール残基 Coco C12H25O Coco C12H25O EO付加モル数 7 8 7 8 PO付加モル数 1.5 1.0 1.5 1.0 PO付加位置 ランダム ランダム ランダム ランダム (b)成分 LauDEA LauDEA LauDEA MyrDEA (c)成分 LauAO − LauAO CocoAO (a)/(b)/(c)配合比 70/20/10 60/40/0 60/15/25 70/20/10 リーナツ洗浄率(%) 98 97 95 93 初期泡立ち性(mm) 40 40 45 40 泡スタミナ性(枚) 14 11 15 13 肌マイルド性 5 5 5 5 生分解性(%) 98以上 98以上 98以上 98以上 外観(25℃) 液状 液状 液状 液状 (全活性剤濃度30%配合品) Ｃｏｃｏ：ヤシアルコール残基 ＬａｕＤＥＡ：ラウリルジエタノールアミド ＭｙｒＤＥＡ：ミリスチルジエタノールアミド ＬａｕＡＯ：ラウリルジメチルアミンオキサイド ＣｏｃｏＡＯ：ヤシアルキルジメチルアミンオキサイド
【００３０】
【表２】 Ｃｏｃｏ：ヤシアルコール残基 ＬａｕＤ２ＥＡ：下記化７のアミド化合物
【００３１】
【化７】 ＣｏｃｏＡＯ：ヤシアルキルジメチルアミンオキサイド
【００３２】
【表３】 表３：組成および評価結果（比較例） 比 較 例 １ ２ ３ ４ (a)成分 アルコール残基 C12H25O C18H37O Coco C12H25O EO付加モル数 7 8 7 8 PO付加モル数 7 3 1.5 0 PO付加位置 ランダム 中央ブロック ランダム − (b)成分 LauDEA LauDEA − LauDEA (c)成分 MyrAO − LauAO LayAO (a)/(b)/(c)配合比 70/20/10 80/20/0 90/0/10 70/20/10 リーナツ洗浄率(%) 30 50 60 98 初期泡立ち性(mm) 20 30 30 40 泡スタミナ性(枚) 4 5 3 14 肌マイルド性 5 5 5 5 生分解性(%) 40 50 98以上 98以上 外観(25℃) 液状 ゲル状 液状 ゲル状 (全活性剤濃度30%配合品) Ｃｏｃｏ：ヤシアルコール残基 ＬａｕＤＥＡ：ラウリルジエタノールアミド ＬａｕＡＯ：ラウリルジメチルアミンオキサイド ＭｙｒＡＯ：ミススチルジメチルアミンオキサイド
Claims (4)
- 【請求項１】 （ａ）炭素数８〜１８の直鎖高級アルコ
ールを５０重量％以上含むアルコールに、酸化エチレン
を平均５〜１５モルおよび酸化プロピレンを平均０．３
〜５．０モルランダム付加させた非イオン界面活性剤と
（ｂ）下記化１の一般式（Ｉ）で表されるアミド化合物
とを含有することを特徴とする洗浄剤組成物。 【化１】 （Ｒ1 ：炭素数９〜１７のアルキル基またはアルケニル
基 ｍ，ｎ：ｍ＋ｎ＝２〜１０） - 【請求項２】 （ａ）成分の非イオン界面活性剤の酸化
エチレン平均付加モル数が５〜１０、酸化プロピレン平
均付加モル数が０．３〜３であり、かつ、（ａ）成分の
配合割合が、（ａ）および（ｂ）成分の合計量の５０重
量％以上である請求項１に記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項３】 更に、（ｃ）化２の一般式（II）で表さ
れるアミンオキサイドを含有する請求項１に記載の洗浄
剤組成物。 【化２】 （Ｒ2 ：炭素数１０〜１８のアルキル基又はアルケニル
基） - 【請求項４】 （ａ）成分の非イオン界面活性剤の酸化
エチレン平均付加モル数が５〜１０、酸化プロピレン平
均付加モル数が０．３〜３であり、かつ、（ａ）成分の
配合割合が、（ａ），（ｂ）および（ｃ）成分の合計量
の５０重量％以上である請求項３に記載の洗浄剤組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33261794A JPH08165500A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33261794A JPH08165500A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08165500A true JPH08165500A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18256956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33261794A Pending JPH08165500A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08165500A (ja) |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP33261794A patent/JPH08165500A/ja active Pending
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