JPH08164517A - 洗浄水撥水剤及びそれを用いたダイシング方法 - Google Patents

洗浄水撥水剤及びそれを用いたダイシング方法

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JPH08164517A
JPH08164517A JP6332356A JP33235694A JPH08164517A JP H08164517 A JPH08164517 A JP H08164517A JP 6332356 A JP6332356 A JP 6332356A JP 33235694 A JP33235694 A JP 33235694A JP H08164517 A JPH08164517 A JP H08164517A
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JP
Japan
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wafer
substrate
sicl
dicing
water repellent
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Application number
JP6332356A
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English (en)
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Mutsumi Suzuki
睦 鈴木
Kenji Udagawa
賢司 宇田川
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイシング時に発生する切り屑がウェハ表面
へ付着するのを防ぐ。 【構成】 ダイシング前の基板表面に洗浄水撥水剤とし
て用いる化合物が、基板表面のSiO2 と結合する結合
部位と疎水部位とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、半導体素子や
光電変換素子などの素子を製造する際のダイシング時、
即ち、一つのウェハ上に形成された複数の素子を個々の
素子に分割する際に利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子や光電変換素子な
どの素子は、一個のウェハ(基板)上に複数の素子を形
成(積載)した後、個々の素子ごとに分割すること(ダ
イシング)により得られている。
【0003】ここで、図4に複数の素子が形成されたウ
ェハを個々の素子に分割する様子の概略を示す。先ず、
複数の素子が形成されたウェハ41(以下、ウェハと記
す。)は、個々の素子に分割した時にばらばらにならな
いように、ウェハ41全体を一個のダイシング用テープ
42(以後、テープと記す。)に貼着される。このテー
プ42はフレーム43により固定されており、テープ4
2に貼着されたウェハ41もまたフレーム43により固
定されることになる。(図4(x))
【0004】ここでは、テープ42の粘着面上にウェハ
41を載置するだけではなく、ウェハ41の表面側41
Aに抑え板44を設け、ウェハの裏面側41Bからテー
プ42を介して回転ローラ45により所定の圧力で抑え
板44に対し押圧して、ウェハ41とテープ42とを良
好に貼着させている。
【0005】次に、ウェハ41はダイシングソー46に
よりハーフカットされるが、ウェハの表面41Aには、
個々の素子を画定するダイシングラインL4が設けられ
ており、ダイシングソー46は、このダイシングライン
L4に沿ってウェハ41をその厚さの3/4程度カット
する。(図4(y))
【0006】次いで、ウェハは、純水にて水洗され乾燥
される。乾燥されたウェハ41は、例えば、ローラ、ニ
ードル等の押圧手段によって、下方側から圧力がかけら
れ、完全に一個の素子48として分離される。ここで
は、ニードル49によって素子48が押し上げられてピ
ンセット(図示せず)で取り出されている。(図4
(z))
【0007】ここで、ダイシングソーによりウェハがハ
ーフカットされる様子を更に詳しく説明する。図5は、
ダイシングソー56によるウェハ51のカッティング状
態を示す概略斜視図である。
【0008】ダイシングソー56は、数μmのダイヤモ
ンド砥粒を厚さ20μm程度の円盤状のボンド材中に埋
め込んだものであり、このダイシングソー56は、図中
に示した矢印方向に3000rpmで高速回転されてい
る。
【0009】ウェハ51表面には、個々の素子58を画
定するダイシングラインL5が設けられており、ダイシ
ングソー56はこのダイシングラインL5に沿って、ウ
ェハ51の膜厚の3/4程度まで溝をいれる。この時、
ウェハ表面51には常に洗浄水と研削液とを兼ねる純水
が供給されている。ハーフカット終了後、スクラバーに
てウェハ51表面をスクライブし付着した切り屑を取り
除いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ダイシングソ
ーにおいてウェハ表面に溝をいれると、ウェハ表面には
パーティクル(切り屑)が付着する。このパーティクル
は、スクラバーによって除去しているが、スクラバーが
除去可能なパーティクルは、ある程度の大きさを備えた
ものだけであるため、微小なパーティクルがウェハ表面
に残存してしまう。
【0011】図6は、P型Si基板61上に、N型拡散
層62を設け、さらに、その表面に表面保護用のSiO
2 膜63を形成させた時の基板の概略断面図である。図
6(a)は基板61をダイシングする前の状態を示して
おり、この時はまだダイシングソー(図示せず)による
カッティングが行われていないため、基板61の表面に
はパーティクルがない。
【0012】図6(b)は基板61をダイシングした後
の状態を示しており、ダイシングソー(図示せず)によ
るカッティングが行われた後であるため、その表面には
スクラバー(図示せず)では除去しきれない切り屑が微
小なパーティクル65となって多々残存している。
【0013】このようなウェハ表面のパーティクルは、
素子を組み立てて装置とする際のワイヤーボンディング
時のワイヤーボンドミスの原因となるだけでなく、ワイ
ヤーボンド強度の低下や、配線の切断及びチップに損傷
を与える要因ともなり、これは、得られる製品の品質を
低下させると共に製造歩留の低下の原因ともなってい
る。
【0014】また、光電変換素子等のようにウェハ表面
が受光面となる光検出素子の場合では、ウェハ表面のパ
ーティクルにより検出光が散乱もしくは遮断されてしま
うため、光検出素子としての光感度の低下を引き起こし
てしまう。
【0015】特に、このような光検出素子を複数備えた
光電変換装置の場合では、各素子の受光面毎に光感度の
低下を引き起こしてしまうため、各画素間で光感度のバ
ラツキ(FPN;Fixed Pattern Noise)が生じてしま
い、検出された光情報の確かさが低下すると共に、この
ような光電変換装置を用いて得られた製品の品質に悪影
響を及ぼすという問題が生じる。
【0016】そこで、本発明は、ダイシング時に発生す
る切り屑がウェハ表面へ付着するのを防ぐために、基板
表面に施して基板表面の性質を変化させる基板表面改質
剤を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決すべく、
請求項1の発明では、複数の素子が形成された基板の表
面を各素子ごとに分割する際に、純水で洗浄する前に前
記基板上に施される洗浄水撥水剤であって、前記洗浄水
撥水剤が、前記基板表面のSiO2 と結合する結合部位
と、疎水部位とを備えた化合物であるものを用いること
を提案している。
【0018】更に、請求項2の発明では、請求項1の洗
浄水撥水剤が、次の化合物のいずれかにより選ばれたも
のを用いることを提案している。 ヘキサメチルジシラザン[(CH3)3 SiNHSi (CH
3)3] ジクロロジメチルシラン[(CH3)2 SiCl2] ジクロロジエチルシラン[(C26 )2SiCl2] ジクロロジフェニルシラン[(C65 )2SiCl2] ジクロロ(メチル)フェニルシラン[(CH3) (C65)
SiCl2] ジクロロ(メチル)ビニルシラン[(CH3) (CH2:C
H) SiCl2]
【0019】また、請求項3の発明では、複数の素子が
形成された基板の表面を各素子ごとに分割するダイシン
グ方法において、前記基板を各素子ごとに分割するカッ
ティング工程よりも前に、基板表面のSiO2 と結合す
る結合部位と疎水部位とを備えた洗浄水撥水剤を基板表
面に施す撥水処理工程を更に有するダイシング方法を提
案している。
【0020】更に、請求項4の発明では、請求項3のダ
イシング方法において、前記撥水処理工程で基板表面に
施す洗浄水撥水剤として、次の化合物のいずれかにより
選ばれたものを用いるダイシング方法を提案している。 ヘキサメチルジシラザン[(CH3)3 SiNHSi (CH
3)3] クロロジメチルシラン[(CH3)2 SiHCl] クロロ(メチル)ジフェニルシラン[(CH3) (C65)
2 SiCl] ジクロロジメチルシラン[(CH3)2 SiCl2] ジクロロジエチルシラン[(C26 )2SiCl2] ジクロロジフェニルシラン[(C65 )2SiCl2] ジクロロ(メチル)フェニルシラン[(CH3) (C65)
SiCl2] ジクロロ(メチル)ビニルシラン[(CH3) (CH2:C
H) SiCl2]
【0021】
【作用】まず、ウェハ表面にパーティクルが残存する理
由を考える。ダイシング時にダイシングソーがダイシン
グラインに沿ってウェハに溝をいれるが、この時、ウェ
ハ表面には常に洗浄水と研削液とを兼ねる純水が供給さ
れている。そのため、ダイシングソーがウェハに溝をつ
けた際に生じる切り屑は、同時に供給されている純水中
に取り込まれて流れ去り、その殆どが除かれることにな
る。
【0022】また、ウェハ表面には、SiO2 膜が形成
されているが、このSiO2 膜の表面は大気中の水分が
結合してSi−OH、即ち、親水性となっている。その
ため、ダイシングソーによるカッティングの際に生じる
切り屑を取り込んだ水に対してSiO2 膜の表面のOH
基が水和(吸着)してしまうので、完全にウェハ表面か
ら切り屑を取り込んだ水を取り除くことは難しい。従っ
て、ある程度水がウェハ表面に残存している状態で次工
程に回すことになるので、ハーフカット後のウェハ表面
には切り屑が残存することとなる。
【0023】このような切り屑は、スクラバーにてウェ
ハ表面をスクライブすることにより取り除かれている
が、切り屑が小さくなればなる程個々の切り屑に対する
分子間力や静電気力等の基板からの吸引力が大きくなる
ため、スクラバーにより除去できる切り屑はある程度の
大きさを備えたものに限られてしまう。従って、ウェハ
表面には微小な切り屑が残存することになり、これが本
発明の問題としているパーティクルとなる。
【0024】以上のことを考慮して本発明では、ダイシ
ングソーによるカッティング前に、ウェハ(基板)の表
面と結合する結合部位と疎水性を備える疎水部位とを備
えた化合物を洗浄水撥水剤としてウェハ表面に施してい
る。
【0025】即ち、本発明では、ウェハ表面のOH基と
反応する結合部位と水を弾く疎水部位とを備えた化合物
を、ダイシング前にウェハ表面に施して親水性のOH基
を除くと共にOH基が存在していた位置を疎水部位で置
換している。
【0026】これにより、ダイシング時に供給されてい
る純水をウェハ表面が弾くので切り屑を取り込んだ水の
除去効率が向上する。即ち、切り屑が取り込まれている
水がウェハ表面に残らないので、切り屑が基板表面に付
着せず、パーティクルも残存しないことになる。
【0027】ここで、このような置換反応について更に
詳しく述べる。先程述べた様に、ウェハ表面には、Si
2 膜が形成されているが、このSiO2 膜の表面は大
気中の水分が結合してSi−OHとなっている。
【0028】本発明では、ウェハの表面と結合する結合
部位と疎水性を備える疎水部位とを備えた化合物をウェ
ハ表面のOH基と反応させることにより、親水性基であ
るOH基を除くと共にOH基が存在していた位置を疎水
部位で置換している。
【0029】このような化合物の疎水部位としては、炭
化水素基(R)が挙げられ、結合部位としては、(−S
i)2NH、(−Si)Cl、(−Si)Cl2 のうちい
ずれかを備えた化合物が挙げられる。
【0030】結合部位として(−Si)2NHを備える場
合では、ウェハ表面の二つのOH基に対して一つの(−
Si)2NHという割合で反応して、ウェハ表面のOH基
を疎水部位、即ち、[−O−Si−R](但し、Rは炭
化水素基であり、以下炭化水素基であればどのような構
造のものであってもRと記す。)に置換すると同時にN
3 を放出する。
【0031】また、結合部位として(−Si)Clを備
える場合では、ウェハ表面の一つのOH基に対して一つ
の(−Si)Clという割合で反応して、ウェハ表面の
OH基を疎水部位、即ち、[−O−Si−R]に置換す
ると同時に一つのHClを放出する。
【0032】更に、結合部位として(−Si)Cl2
備える場合では、ウェハ表面の二つのOH基に対して一
つの(−Si)Cl2 という割合で反応して、ウェハ表
面のOH基を[(−O−)2Si−R]に置換すると同時
に二つのHClを放出する。
【0033】このように、本発明は、基板表面のOH基
と反応する結合部位と水を弾く疎水部位(炭化水素基)
とを備えた化合物を、ダイシング前にウェハ(基板)表
面に施して親水性基であるOH基を除くと共に、OH基
が存在していた位置を疎水部位である[−O−Si−
R]若しくは[(−O−)2Si−R]で置換しているた
め、ダイシング時に供給されている純水をウェハ表面が
弾くので切り屑を取り込んだ水の除去効率が向上する。
即ち、切り屑が取り込まれている水がウェハ表面に残ら
ないので、切り屑が基板表面に付着せず、パーティクル
も残存しないことになる。
【0034】更に、本発明では、このような洗浄水撥水
剤が、疎水部位として炭化水素基(R)を備えていて、
結合部位として(−Si)2NHを備えるヘキサメチルジ
シラザン[(CH3)3 SiNHSi (CH3)3]や、(−S
i)Clを備えるクロロジメチルシラン[(CH3)2 Si
HCl] 及びクロロ(メチル)ジフェニルシラン[(CH
3) (C65)2 SiCl] や、(−Si)Cl2 を備え
るジクロロジメチルシラン[(CH3)2 SiCl2]、ジク
ロロジエチルシラン[(C26 )2SiCl2]、ジクロロ
ジフェニルシラン[(C65 )2SiCl2]、ジクロロ
(メチル)フェニルシラン[(CH3) (C65)SiCl
2]及びジクロロ(メチル)ビニルシラン[(CH3) (CH
2:CH) SiCl2]のうちから選ばれたものとしてい
る。
【0035】これにより、切り屑が取り込まれている水
がウェハ表面に残らないので、切り屑が基板表面に付着
せず、パーティクルも残存しない素子を得ることが可能
である。
【0036】
【実施例】図1は本発明の第一実施例であり、光電変換
素子として多分割フォトセンサを用いた場合の概略説明
図を示している。
【0037】図1(a)は、ウェハ上に多分割フォトセ
ンサを形成した直後の断面図であり、濃度が1×1016
cm-3であるP型Si基板1に、表面濃度が1×1019
cm-3、拡散深さが0.5μmであるN型拡散層2を設
け、このP型Si基板1とN型拡散層2とによりPNフ
ォトダイオードを形成させている。
【0038】各々のPNフォトダイオードは、多分割フ
ォトセンサの一受光部に相当しており、各PNフォトダ
イオードで受光した光は、光電変換により光電流として
外部に取り出される構成となっている。更に、その表面
にはPNフォトダイオードを保護するSiO2 膜3が形
成されている。
【0039】このようなウェハをスピンコータ上に載
せ、500rpm程度で低速回転させる。この低速回転
中に洗浄水撥水剤としてヘキサメチルジシラザン(HM
DS)を滴下し、更に、回転速度を4000rpmにあ
げてHMDSをウェハの表面に均一に塗布する。HMD
Sは、ウェハ表面の二つのOH基に対して一つの割合で
反応してNH3 を放出しウェハ表面を−O−Si− (C
3)3 としている。これにより、SiO2 膜3の上に疎
水性処理層4を形成させている。図1(b)は、SiO
2 膜3の上に疎水性処理層4を形成させた状態を示す概
略断面図である。
【0040】また、図1(c)は、図示しないダイシン
グソーによりダイシングラインL1に沿って、3/4程
度ウェハをカットし、洗浄後、乾燥した状態を示す概略
断面図である。この図よりも明らかなように、ウェハの
表面には、切り屑の残りかすによるパーティクルが残存
していない。
【0041】このようにウェハ表面を疎水性化した後に
ダイシングを行うと、ダイシングソーによるカッティン
グ時の切り屑がウェハにほとんど付着せず、その後の工
程にて殆どの切り屑が除去可能となる。
【0042】また、本第一実施例では、洗浄水撥水剤と
して、結合部位が(−Si)2NHであるヘキサメチルジ
シラザン(HMDS)を用いた例を挙げているが、これ
に限らず、結合部位が(−Si)Clであるクロロジメ
チルシラン[(CH3)2 SiHCl] 又はクロロ(メチ
ル)ジフェニルシラン[(CH3) (C65)2 SiCl]
や、結合部位が(−Si)Cl2 であるジクロロジメチ
ルシラン[(CH3)2 SiCl2]、ジクロロジエチルシラ
ン[(C26 )2SiCl2]、ジクロロジフェニルシラン
[(C65 )2SiCl2]、ジクロロ(メチル)フェニル
シラン[(CH3) (C65)SiCl2]又はジクロロ(メ
チル)ビニルシラン[(CH3) (CH2:CH) SiCl2]
のうちいずれかを用いてもよい。
【0043】勿論、結合部位が(−Si)Clであるも
のの場合は、ウェハ表面の一つのOH基に対して一つの
(−Si)Clという割合で反応して一つのHClを放
出し、結合部位が(−Si)Cl2 であるものの場合
は、ウェハ表面の二つのOH基に対して一つの(−S
i)Cl2 という割合で反応して二つのHClを放出
し、ウェハ表面に疎水性処理層を形成することは言うま
でもない。
【0044】また、図2は本発明の第二実施例であり、
光電変換素子として固体撮像装置を用いた場合の概略説
明図を示している。
【0045】図2(a)は、ウェハ上に固体撮像装置を
形成した直後の断面図であり、濃度が1×1015cm-3
であるN型Si基板21に、表面濃度が2×1016cm
-3、拡散深さが5.0μmであるPウェル拡散層22を
設け、更に、このPウェル拡散層22上に、表面濃度が
5×1016cm-3、拡散深さが3.0μmであるPウェ
ル拡散層23と、表面濃度が1×1017cm-3、拡散深
さが2.0μmであるNウェル拡散層24とを交互に設
けている。
【0046】また、Nウェル拡散層24の表面をP型に
反転させるためのP+ 拡散層25が設けられており、こ
のP+ 拡散層25の拡散深さは0.2μmであるが、一
部で拡散深さが1.0μmとなっている。更に、Pウェ
ル拡散層23上には表面濃度が1×1017cm-3、拡散
深さが1.0μmであるN型拡散層26が設けられてい
る。
【0047】本第二実施例では、このPウェル拡散層2
2とNウェル拡散層24とで、固体撮像素子の一受光部
に相当するPNフォトダイオードを構成しており、複数
のPNフォトダイオードが横方向に並んだ形状を示して
いる。更に、その表面にはPNフォトダイオードを保護
するSiO2 膜28aが形成されており、このSiO2
膜28a中にポリシリコン電極27が設けられている。
【0048】また、転送部に光が入り込まないように、
遮光Al29がその表面に設けられており、更に、本第
二実施例では固体撮像装置を保護するPSG(Phospho
Silicate Glass)膜28bが固体撮像装置の表面全体に
設けられている。
【0049】各々のPNフォトダイオードで受光した光
によって発生した電子は、Nウェル拡散層24に蓄えら
れる。Nウェル拡散層24に蓄えられた電子は、ポリシ
リコン27をゲート電極としたMOSスイッチにより、
N型拡散層26に転送され、ポリシリコン27の電位が
変化されると、紙面とは垂直な方向に転送される。この
電子は、最終的に出力アンプ部にまで転送され、映像信
号として、固体撮像装置外部に取り出される。
【0050】このような素子を複数備えたウェハを加熱
が可能な真空容器に入れ、0.1torrまで真空引き
し、この後80℃まで加熱する。この状態で、洗浄水撥
水剤として、クロロジメチルシランを真空容器内に導入
し、10torr程度で5分間表面処理する。
【0051】固体撮像装置の表面全体に設けられたPS
G膜28bの表面はSiO2 であるので大気中の水分が
結合してSi−OHとなっている。クロロジメチルシラ
ンは、ウェハ表面の一つのOH基に対して一つの割合で
反応してHClを放出しウェハ表面を−O−SiH−
(CH3)2 としている。これにより、PSG膜28b上
に疎水性処理層30を形成させている。図2(b)は、
PSG膜28bの上に疎水性処理層30を形成させた状
態を示す概略断面図である。
【0052】また、図2(c)は、図示しないダイシン
グソーによりダイシングラインL2に沿って、3/4程
度ウェハをカットし、洗浄後、乾燥した光電変換部分の
一部の状態を示す概略断面図である。この図よりも明ら
かなように、ウェハの表面には、切り屑の残りかすによ
るパーティクルが残存していない。
【0053】このようにウェハ表面を疎水性化した後に
ダイシングを行うと、ダイシングソーによるカッティン
グ時の切り屑がウェハにほとんど付着せず、その後の工
程にて殆どの切り屑が除去可能となる。
【0054】また、本第二実施例では、洗浄水撥水剤と
して、結合部位が(−Si)Clであるクロロジメチル
シランを用いた例を挙げているが、これに限らず、クロ
ロジメチルシランと同じ結合部位を持つクロロ(メチ
ル)ジフェニルシラン[(CH3)(C65)2 SiCl]
や、結合部位が(−Si)2NHであるヘキサメチルジシ
ラザン[(CH3)3 SiNHSi (CH3)3]、結合部位が
(−Si)Cl2 であるジクロロジメチルシラン[(CH
3)2 SiCl2]、ジクロロジエチルシラン[(C26 )2
SiCl2]、ジクロロジフェニルシラン[(C65 )2
iCl2]、ジクロロ(メチル)フェニルシラン[(CH3)
(C65)SiCl2]又はジクロロ(メチル)ビニルシ
ラン[(CH3) (CH2:CH) SiCl2]のうちいずれか
を用いてもよい。
【0055】勿論、結合部位が(−Si)2NHであるも
のの場合は、ウェハ表面の二つのOH基に対して一つの
(−Si)2NHという割合で反応して一つのNH3 を放
出し、結合部位が(−Si)Cl2 であるものの場合
は、ウェハ表面の二つのOH基に対して一つの(−S
i)Cl2 という割合で反応して二つのHClを放出
し、ウェハ表面に疎水性処理層を形成することは言うま
でもない。
【0056】また、本第二実施例では、固体撮像装置の
表面全体にPSG膜28bが設けられているものとして
いるが、遮光Al29は大気中でその表面がAl23
となっているため、洗浄水撥水剤を用いて表面処理を行
うことが可能であり、固体撮像装置の表面全体にPSG
膜28bを設けなくてもその表面に疎水性処理層を形成
することも可能である。
【0057】図3は本発明の第三実施例であり、光電変
換素子として単一のフォトセンサを用いた場合の概略説
明図を示している。
【0058】図3(a)は、ウェハ上に単一のフォトセ
ンサを形成した直後の断面図であり、濃度が1×1016
cm-3であるP型Si基板31に、表面濃度が1×10
19cm-3、拡散深さが0.5μmであるN型拡散層32
を設け、このP型Si基板31とN型拡散層32とによ
りPNフォトダイオードを形成させている。
【0059】このPNフォトダイオードが、単一のフォ
トセンサの受光部に相当しており、各PNフォトダイオ
ードで受光した光は、光電変換により光電流として外部
に取り出される構成となっている。更に、その表面には
PNフォトダイオードを保護するSiO2 膜33が形成
されている。
【0060】このような素子が複数形成されたウェハを
ホットプレートにのせ、80℃に加熱する。ここで、洗
浄水撥水剤として、結合部位が(−Si)Cl2 である
ジクロロジメチルシランを用意し、これを予め窒素でバ
ブリングし気体状態としておく。
【0061】80℃に加熱したウェハに対し、予め気体
状態としたジクロロジメチルシランを導入し、ウェハ表
面のSiO2 膜33と反応させる。ジクロロジメチルシ
ランは、SiO2 膜33表面の二つのOH基に対して一
つの割合で反応して二つのHClを放出し、ウェハ表面
を(−O−)2 Si (CH3)2 としている。これによ
り、SiO2 膜33の上に疎水性処理層34を形成させ
ている。図3(b)は、SiO2 膜33の上に疎水性処
理層34を形成させた状態を示す概略断面図である。
【0062】また、図3(c)は、図示しないダイシン
グソーによりダイシングライン3に沿って3/4程度ウ
ェハをカットし、洗浄後、乾燥した状態を示す概略断面
図である。この図よりも明らかなように、ウェハの表面
には、切り屑の残りかすによるパーティクルが残存して
いない。
【0063】このようにウェハ表面を疎水性化した後に
ダイシングを行うと、ダイシングソーによるカッティン
グ時の切り屑がウェハにほとんど付着せず、その後の工
程にて殆どの切り屑が除去可能となる。
【0064】また、本第三実施例では、洗浄水撥水剤と
して、結合部位が(−Si)Cl2であるジクロロジメ
チルシランを用いた例を挙げているが、これに限らず、
ジクロロジメチルシランと同じ結合部位を持つジクロロ
ジエチルシラン[(C26 )2SiCl2]、ジクロロジフ
ェニルシラン[(C65 )2SiCl2]、ジクロロ(メチ
ル)フェニルシラン[(CH3) (C65)SiCl2]又
は、ジクロロ(メチル)ビニルシラン[(CH3) (CH2:
CH) SiCl2]や、結合部位が(−Si)2NHである
ヘキサメチルジシラザン[(CH3)3 SiNHSi (CH
3)3]、結合部位が(−Si)Clであるクロロジメチル
シラン[(CH3)2 SiHCl] 又はクロロ(メチル)ジ
フェニルシラン[(CH3) (C65)2 SiCl] のうち
いずれかを用いてもよい。
【0065】勿論、結合部位が(−Si)2NHであるも
のの場合は、ウェハ表面の二つのOH基に対して一つの
(−Si)2NHという割合で反応して一つのNH3 を放
出し、結合部位が(−Si)Clであるものの場合は、
ウェハ表面の一つのOH基に対して一つの(−Si)C
lという割合で反応して一つのHClを放出し、ウェハ
表面に疎水性処理層を形成することは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ダ
イシング時に発生する切り屑のウェハ表面への付着を防
止することができるので、ウェハ表面の微小なパーティ
クルによる、ワイヤーボンディング時のワイヤーボンド
ミスや、ワイヤーボンドの強度の低下及び電極配線の切
断及びチップに損傷を与えることを防止できる。従っ
て、最終的に得られる製品の品質を向上させると共に製
造歩留を向上させることができる。
【0067】また、光電変換素子等のようにウェハ表面
が受光面となる光検出素子の場合では、光検出素子とし
ての光感度を向上させることができる。
【0068】さらに、複数の光電変換素子よりなる光電
変換装置の場合では、各素子の受光面毎に光感度の低下
を引き起こすことがないので、各画素間の光感度のバラ
ツキ即ち、FPNの発生を防止でき、検出された光情報
の確かさが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第二実施例を示す概略構成図である。
【図3】本発明の第三実施例を示す概略構成図である。
【図4】複数の素子が形成されたウェハを個々に分割す
る様子を示す説明図である。
【図5】ダイシングソーによるウェハのカッティング状
態を示す概略斜視図である。
【図6】従来のウェハをダイシングする前と後の状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1、31、61 P型Si基板 2、32、62 N型拡散層 3、33、28a、63 SiO2 膜 4、34、30 疎水性処理層 21 N型Si基板 22、23 Pウェル拡散層 24 Nウェル拡散層 25 P+ 拡散層 26 N型拡散層 27 ポリシリコン電極 28b PSG膜 29 遮光Al 41、51 ウェハ 42 ダイシング用テープ 43 フレーム 44 抑え板 45 回転ローラ 46、56 ダイシングソー 48 素子 49 ニードル 65 パーティクル L1、L2、L3、L4、L5 ダイシングライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の素子が形成された基板の表面を各
    素子ごとに分割する際に、純水で洗浄する前に前記基板
    上に施される洗浄水撥水剤であって、 前記洗浄水撥水剤が、前記基板表面のSiO2 と結合す
    る結合部位と、疎水部位とを備えた化合物であることを
    特徴とする洗浄水撥水剤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の洗浄水撥水剤におい
    て、前記洗浄水撥水剤が、次の化合物のいずれかにより
    選ばれたものであることを特徴とする洗浄水撥水剤。 ヘキサメチルジシラザン[(CH3)3 SiNHSi (CH
    3)3] クロロジメチルシラン[(CH3)2 SiHCl] クロロ(メチル)ジフェニルシラン[(CH3) (C65)
    2 SiCl] ジクロロジメチルシラン[(CH3)2 SiCl2] ジクロロジエチルシラン[(C26 )2SiCl2] ジクロロジフェニルシラン[(C65 )2SiCl2] ジクロロ(メチル)フェニルシラン[(CH3) (C65)
    SiCl2] ジクロロ(メチル)ビニルシラン[(CH3) (CH2:C
    H) SiCl2]
  3. 【請求項3】 複数の素子が形成された基板の表面を各
    素子ごとに分割するダイシング方法において、 前記基板を各素子ごとに分割するカッティング工程より
    も前に、基板表面のSiO2 と結合する結合部位と疎水
    部位とを備えた洗浄水撥水剤を基板表面に施す撥水処理
    工程を更に有していることを特徴とするダイシング方
    法。
  4. 【請求項4】 前記撥水処理工程において基板表面に施
    す洗浄水撥水剤として、次の化合物のいずれかにより選
    ばれたものを用いることを特徴とする請求項3に記載の
    ダイシング方法。 ヘキサメチルジシラザン[(CH3)3 SiNHSi (CH
    3)3] クロロジメチルシラン[(CH3)2 SiHCl] クロロ(メチル)ジフェニルシラン[(CH3) (C65)
    2 SiCl] ジクロロジメチルシラン[(CH3)2 SiCl2] ジクロロジエチルシラン[(C26 )2SiCl2] ジクロロジフェニルシラン[(C65 )2SiCl2] ジクロロ(メチル)フェニルシラン[(CH3) (C65)
    SiCl2] ジクロロ(メチル)ビニルシラン[(CH3) (CH2:C
    H) SiCl2]
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