JPH0816383A - ソースプログラムの構文誤り検出方式 - Google Patents
ソースプログラムの構文誤り検出方式Info
- Publication number
- JPH0816383A JPH0816383A JP6145107A JP14510794A JPH0816383A JP H0816383 A JPH0816383 A JP H0816383A JP 6145107 A JP6145107 A JP 6145107A JP 14510794 A JP14510794 A JP 14510794A JP H0816383 A JPH0816383 A JP H0816383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- editor
- compiler
- source program
- syntax
- editing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Debugging And Monitoring (AREA)
- Devices For Executing Special Programs (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパイラの構文解析機能に変更が生じても
エディタを変更する必要がなく、エディタのロードモジ
ュールが小さくて済む。 【構成】 本発明を適用のコンピュータは、ソースプロ
グラムを作成したり編集したりするエディタ1と、ソー
スプログラムの構文の誤りを検出してコンパイルを行う
コンパイラ2とを持つ。エディタ1内に設けたコンパイ
ラ起動手段3は、エディタ1を用いたソースプログラム
の編集中に構文解析の必要が発生したときには、エディ
タ1からコンパイラ2を起動する。通信手段4は、コン
パイラ起動手段3がコンパイラ2を起動し、エディタ1
とコンパイラ2との相互間のソースプログラムや構文解
析情報などのデータの送受信を行う。本発明は、エディ
タ1によるソースプログラムの編集中に生じた構文解析
機能の要求をコンパイラ2で処理して構文の誤りを検出
し、その結果をエディタ1による編集に利用する。
エディタを変更する必要がなく、エディタのロードモジ
ュールが小さくて済む。 【構成】 本発明を適用のコンピュータは、ソースプロ
グラムを作成したり編集したりするエディタ1と、ソー
スプログラムの構文の誤りを検出してコンパイルを行う
コンパイラ2とを持つ。エディタ1内に設けたコンパイ
ラ起動手段3は、エディタ1を用いたソースプログラム
の編集中に構文解析の必要が発生したときには、エディ
タ1からコンパイラ2を起動する。通信手段4は、コン
パイラ起動手段3がコンパイラ2を起動し、エディタ1
とコンパイラ2との相互間のソースプログラムや構文解
析情報などのデータの送受信を行う。本発明は、エディ
タ1によるソースプログラムの編集中に生じた構文解析
機能の要求をコンパイラ2で処理して構文の誤りを検出
し、その結果をエディタ1による編集に利用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソースプログラムの構
文誤り検出方式に関し、特にエディタで編集中のソース
プログラムに対する構文誤りをエディタとコンパイラと
の間に設けた通信手段を用いてコンパイラで検出するソ
ースプログラムの構文誤り検出方式に関する。
文誤り検出方式に関し、特にエディタで編集中のソース
プログラムに対する構文誤りをエディタとコンパイラと
の間に設けた通信手段を用いてコンパイラで検出するソ
ースプログラムの構文誤り検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のソースプログラムの構文誤り検出
方式は、編集中のソースプログラムの構文を解析する場
合には、構文解析機能をエディタの中に保有することに
よって構文解析を行ったり、エディタで編集中のソース
プログラムをワークファイルに書込んでそのワークファ
イルの内容をコンパイラを使用して読込んで構文解析を
実施したりしている。
方式は、編集中のソースプログラムの構文を解析する場
合には、構文解析機能をエディタの中に保有することに
よって構文解析を行ったり、エディタで編集中のソース
プログラムをワークファイルに書込んでそのワークファ
イルの内容をコンパイラを使用して読込んで構文解析を
実施したりしている。
【0003】エディタに構文解析機能を有する前者の場
合の従来のソースプログラムの構文誤り検出方式の例と
しては、特開昭62−259147“構文解析方式”お
よび特開平2−115968“エディタにおける入力誘
導方式”ならびに特開平2−165371“構文エディ
タにおけるマクロ記述部解析方式”などがある。
合の従来のソースプログラムの構文誤り検出方式の例と
しては、特開昭62−259147“構文解析方式”お
よび特開平2−115968“エディタにおける入力誘
導方式”ならびに特開平2−165371“構文エディ
タにおけるマクロ記述部解析方式”などがある。
【0004】また、ソースプログラムをワークファイル
に書込む後者の場合の従来のソースプログラムの構文誤
り検出方式の例としては、特開昭59−22140“対
話型コンパイル方式”などがある。
に書込む後者の場合の従来のソースプログラムの構文誤
り検出方式の例としては、特開昭59−22140“対
話型コンパイル方式”などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のソース
プログラムの構文誤り検出方式は、エディタに構文解析
機能を有する前者の場合には、コンパイラがバージョン
アップされてコンパイラの構文解析機能に変更が生じた
ときには、エディタの構文解析機能とコンパイラの構文
解析機能との間で食い違いが発生するので、この食い違
いをなくすためには、コンパイラに変更が生じるたび
に、エディタの構文解析機能もコンパイラと同等の変更
を同時に行わなければならず、また、エディタに構文解
析機能を包含しているので、エディタのロードモジュー
ルの大きさが大幅に増えるという欠点を有している。
プログラムの構文誤り検出方式は、エディタに構文解析
機能を有する前者の場合には、コンパイラがバージョン
アップされてコンパイラの構文解析機能に変更が生じた
ときには、エディタの構文解析機能とコンパイラの構文
解析機能との間で食い違いが発生するので、この食い違
いをなくすためには、コンパイラに変更が生じるたび
に、エディタの構文解析機能もコンパイラと同等の変更
を同時に行わなければならず、また、エディタに構文解
析機能を包含しているので、エディタのロードモジュー
ルの大きさが大幅に増えるという欠点を有している。
【0006】一方、ソースプログラムをワークファイル
に書込む後者の場合には、編集中のソースプログラムの
構文誤りを検出するために、一旦編集中のソースプログ
ラムをワークファイル内に格納してからコンパイルを実
施しなければならないので、これらの処理に手間と時間
がかかるという欠点を有している。
に書込む後者の場合には、編集中のソースプログラムの
構文誤りを検出するために、一旦編集中のソースプログ
ラムをワークファイル内に格納してからコンパイルを実
施しなければならないので、これらの処理に手間と時間
がかかるという欠点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、第1の発明のソ
ースプログラムの構文誤り検出方式は、種々のソースプ
ログラムを作成したり編集したりするエディタと、ソー
スプログラムの構文を解析して構文の誤りを検出すると
ともにそのソースプログラムをコンパイルするコンパイ
ラとを持つコンピュータにおけるソースプログラムの構
文誤り検出方式において、(A)前記エディタによるソ
ースプログラムの編集中に、構文解析の必要が発生した
ときに、前記エディタから前記コンパイラを起動するた
めに、前記エディタ内に設けたコンパイラ起動手段と、
(B)前記コンパイラ起動手段が前記コンパイラを起動
することによって、前記エディタと前記コンパイラとの
相互間で、ソースプログラムや構文解析情報などのデー
タに関する送受信を行う通信手段と、を備えることによ
って、前記エディタによるソースプログラムの編集中に
生じた構文解析要求を前記コンパイラで処理して構文の
誤りを検出し、その結果を前記エディタによる編集を行
うために利用することを含んでいる。
ースプログラムの構文誤り検出方式は、種々のソースプ
ログラムを作成したり編集したりするエディタと、ソー
スプログラムの構文を解析して構文の誤りを検出すると
ともにそのソースプログラムをコンパイルするコンパイ
ラとを持つコンピュータにおけるソースプログラムの構
文誤り検出方式において、(A)前記エディタによるソ
ースプログラムの編集中に、構文解析の必要が発生した
ときに、前記エディタから前記コンパイラを起動するた
めに、前記エディタ内に設けたコンパイラ起動手段と、
(B)前記コンパイラ起動手段が前記コンパイラを起動
することによって、前記エディタと前記コンパイラとの
相互間で、ソースプログラムや構文解析情報などのデー
タに関する送受信を行う通信手段と、を備えることによ
って、前記エディタによるソースプログラムの編集中に
生じた構文解析要求を前記コンパイラで処理して構文の
誤りを検出し、その結果を前記エディタによる編集を行
うために利用することを含んでいる。
【0008】さらに、第2の発明のソースプログラムの
構文誤り検出方式は、種々のソースプログラムを作成し
たり編集したりするエディタと、ソースプログラムの構
文を解析して構文の誤りを検出するとともにそのソース
プログラムをコンパイルするコンパイラとを持つコンピ
ュータにおけるソースプログラムの構文誤り検出方式に
おいて、(A)前記エディタによるソースプログラムの
編集中に、構文解析の必要が発生したときに、前記エデ
ィタから前記コンパイラを起動し、(B)前記エディタ
によるソースプログラムの編集中に生じた構文解析の要
求を前記コンパイラに送り、(C)要求された構文解析
を前記コンパイラで実行してソースプログラムの構文の
誤りを検出し、(D)ソースプログラムの構文の誤りな
どの構文解析結果を前記コンパイラから前記エディタに
返却し、(E)前記コンパイラから得たソースプログラ
ムの構文解析結果を前記エディタによるソースプログラ
ムの編集に利用する、ことを含んでいる。
構文誤り検出方式は、種々のソースプログラムを作成し
たり編集したりするエディタと、ソースプログラムの構
文を解析して構文の誤りを検出するとともにそのソース
プログラムをコンパイルするコンパイラとを持つコンピ
ュータにおけるソースプログラムの構文誤り検出方式に
おいて、(A)前記エディタによるソースプログラムの
編集中に、構文解析の必要が発生したときに、前記エデ
ィタから前記コンパイラを起動し、(B)前記エディタ
によるソースプログラムの編集中に生じた構文解析の要
求を前記コンパイラに送り、(C)要求された構文解析
を前記コンパイラで実行してソースプログラムの構文の
誤りを検出し、(D)ソースプログラムの構文の誤りな
どの構文解析結果を前記コンパイラから前記エディタに
返却し、(E)前記コンパイラから得たソースプログラ
ムの構文解析結果を前記エディタによるソースプログラ
ムの編集に利用する、ことを含んでいる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、図面を参
照して説明する。図1は本発明のソースプログラムの構
文誤り検出方式の一実施例を示すブロック図である。図
1に示すように、本実施例のソースプログラムの構文誤
り検出方式を適用しているコンピュータは、ソースプロ
グラムを作成したり編集したりするエディタ1と、ソー
スプログラムに対する構文の誤りを検出するとともにそ
のソースプログラムのコンパイルを行うコンパイラ2と
を有している。
照して説明する。図1は本発明のソースプログラムの構
文誤り検出方式の一実施例を示すブロック図である。図
1に示すように、本実施例のソースプログラムの構文誤
り検出方式を適用しているコンピュータは、ソースプロ
グラムを作成したり編集したりするエディタ1と、ソー
スプログラムに対する構文の誤りを検出するとともにそ
のソースプログラムのコンパイルを行うコンパイラ2と
を有している。
【0010】そして、エディタ1内に設けたコンパイラ
起動手段3は、エディタ1を用いたソースプログラムの
編集中に、構文解析の必要が発生したときには、エディ
タ1からコンパイラ2を起動している。
起動手段3は、エディタ1を用いたソースプログラムの
編集中に、構文解析の必要が発生したときには、エディ
タ1からコンパイラ2を起動している。
【0011】また、通信手段4は、コンパイラ起動手段
3がコンパイラ2を起動することにより、エディタ1と
コンパイラ2との相互間の同期を取って、ソースプログ
ラムや構文解析情報などのデータに関する送受信を行っ
ている。
3がコンパイラ2を起動することにより、エディタ1と
コンパイラ2との相互間の同期を取って、ソースプログ
ラムや構文解析情報などのデータに関する送受信を行っ
ている。
【0012】これらにより、本実施例のソースプログラ
ムの構文誤り検出方式は、エディタ1によるソースプロ
グラムの編集中に生じた構文解析機能の要求をコンパイ
ラ2で処理して構文の誤りを検出して、その結果をエデ
ィタ1による編集に利用している。
ムの構文誤り検出方式は、エディタ1によるソースプロ
グラムの編集中に生じた構文解析機能の要求をコンパイ
ラ2で処理して構文の誤りを検出して、その結果をエデ
ィタ1による編集に利用している。
【0013】図2は通信手段4の一例を示すブロック図
である。エディタ1とコンパイラ2との間で、データの
転送を行う通信手段4は、図2に示すように、エディタ
1側の通信領域21と、コンパイラ2側の通信領域23
と、エディタ1側からもまたコンパイラ2側からも共通
に参照できるメモリ22とを有している。
である。エディタ1とコンパイラ2との間で、データの
転送を行う通信手段4は、図2に示すように、エディタ
1側の通信領域21と、コンパイラ2側の通信領域23
と、エディタ1側からもまたコンパイラ2側からも共通
に参照できるメモリ22とを有している。
【0014】そして、通信領域21,23の各々は、送
信するメッセージあるいは受信するメッセージを格納し
ている。一方、メモリ22は、エディタ1側から参照で
きるとともにコンパイラ2側からも共通に参照できる領
域であって、相互に送信するメッセージを一時的に格納
している。
信するメッセージあるいは受信するメッセージを格納し
ている。一方、メモリ22は、エディタ1側から参照で
きるとともにコンパイラ2側からも共通に参照できる領
域であって、相互に送信するメッセージを一時的に格納
している。
【0015】すなわち、通信手段4は、メッセージを通
信領域21に設定してメモリ22に移送すると、コンパ
イラ2に対してメッセージを送信したことを通知してい
る。コンパイラ2は、エディタ1からの通知により、メ
ッセージがメモリ22に移送されたことを認識するの
で、通信手段4は、通信領域23にメモリ22内にある
メッセージを移送している。
信領域21に設定してメモリ22に移送すると、コンパ
イラ2に対してメッセージを送信したことを通知してい
る。コンパイラ2は、エディタ1からの通知により、メ
ッセージがメモリ22に移送されたことを認識するの
で、通信手段4は、通信領域23にメモリ22内にある
メッセージを移送している。
【0016】なお、コンパイラ2からエディタ1への通
信は、これらの逆のルートを通じて同様に行われてい
る。
信は、これらの逆のルートを通じて同様に行われてい
る。
【0017】図3は構文解析のためにエディタ1とコン
パイラ2との間で行うメッセージの送受信の順序の一例
を示す図である。エディタ1を使用したソースプログラ
ムの編集中に、構文を解析する必要が発生したときに
は、図3に示すように、まず、コンパイラ2の起動30
で、エディタ1のコンパイラ起動手段3は、コンパイラ
2を起動し、エディタ1とコンパイラ2との間に通信手
段4を開設している。
パイラ2との間で行うメッセージの送受信の順序の一例
を示す図である。エディタ1を使用したソースプログラ
ムの編集中に、構文を解析する必要が発生したときに
は、図3に示すように、まず、コンパイラ2の起動30
で、エディタ1のコンパイラ起動手段3は、コンパイラ
2を起動し、エディタ1とコンパイラ2との間に通信手
段4を開設している。
【0018】また、通信手段4が開設されたことを確認
するために、構文解析要求31で、エディタ1は、コン
パイラ2側へ構文解析を要求するメッセージを送信する
と、構文解析要求受付32で、コンパイラ2は、そのメ
ッセージを受取り、構文解析の要求を受付けるメッセー
ジを返すとともに、構文解析準備状態33では、構文解
析が行える状態になれば、構文解析準備完了のメッセー
ジを送信し、構文解析が行えない状態であれば、構文解
析準備不可のメッセージを送信して処理を終了してい
る。
するために、構文解析要求31で、エディタ1は、コン
パイラ2側へ構文解析を要求するメッセージを送信する
と、構文解析要求受付32で、コンパイラ2は、そのメ
ッセージを受取り、構文解析の要求を受付けるメッセー
ジを返すとともに、構文解析準備状態33では、構文解
析が行える状態になれば、構文解析準備完了のメッセー
ジを送信し、構文解析が行えない状態であれば、構文解
析準備不可のメッセージを送信して処理を終了してい
る。
【0019】そして、エディタ1は、構文解析準備完了
のメッセージを受取ると、構文解析情報34で、構文解
析に必要となるコンパイルオプションの構文解析情報を
含むメッセージを送信して、コンパイラ2は、そのメッ
セージを受取ると、構文解析情報結果35で、コンパイ
ルオプションの設定を行って、構文解析情報の受付けの
メッセージを返している。
のメッセージを受取ると、構文解析情報34で、構文解
析に必要となるコンパイルオプションの構文解析情報を
含むメッセージを送信して、コンパイラ2は、そのメッ
セージを受取ると、構文解析情報結果35で、コンパイ
ルオプションの設定を行って、構文解析情報の受付けの
メッセージを返している。
【0020】そこで、コンパイラ2は、構文解析の準備
が完了しているので、テキスト要求36−1で、テキス
トを要求するメッセージを送信し、そのメッセージを受
けたエディタ1は、テキスト送信37−1では、構文解
析を行うソースプログラムを送信している。
が完了しているので、テキスト要求36−1で、テキス
トを要求するメッセージを送信し、そのメッセージを受
けたエディタ1は、テキスト送信37−1では、構文解
析を行うソースプログラムを送信している。
【0021】なお、通信手段4のメモリ22の容量には
限りがあるので、大きなソースプログラムの場合には一
度にすべてを送信することができないので、続けてテキ
スト要求36−2,〜36−n(nは正の整数)に対し
て、テキスト送信37−2,〜36−nを交互に行っ
て、大きなソースプログラムを転送している。
限りがあるので、大きなソースプログラムの場合には一
度にすべてを送信することができないので、続けてテキ
スト要求36−2,〜36−n(nは正の整数)に対し
て、テキスト送信37−2,〜36−nを交互に行っ
て、大きなソースプログラムを転送している。
【0022】そして、構文解析が終了すると、コンパイ
ラ2は、構文解析終了38で、構文解析で見つかった構
文エラーのメッセージをエディタ1に送信している。ま
た、すべての通信が終了すると、通信閉鎖39で、エデ
ィタ1は、コンパイラ2との間に開設した通信手段4を
削除している。通信手段4が削除されることにより、コ
ンパイラ2は、処理を終了している。
ラ2は、構文解析終了38で、構文解析で見つかった構
文エラーのメッセージをエディタ1に送信している。ま
た、すべての通信が終了すると、通信閉鎖39で、エデ
ィタ1は、コンパイラ2との間に開設した通信手段4を
削除している。通信手段4が削除されることにより、コ
ンパイラ2は、処理を終了している。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソースプ
ログラムの構文誤り検出方式は、それぞれエディタとコ
ンパイラとが単独に動作できるために、コンパイラの構
文解析機能に変更が生じた場合でもエディタを変更する
必要がなくなるので、エディタのロードモジュールが小
さくて済むという効果を有している。
ログラムの構文誤り検出方式は、それぞれエディタとコ
ンパイラとが単独に動作できるために、コンパイラの構
文解析機能に変更が生じた場合でもエディタを変更する
必要がなくなるので、エディタのロードモジュールが小
さくて済むという効果を有している。
【0024】そして、本発明のソースプログラムの構文
誤り検出方式は、エディタでソースプログラムの編集中
に、構文を解析する機能を選択すると、自動的にコンパ
イラを起動して、エディタとコンパイラとの間に通信手
段を設けるために、ファイルに対する入出力が発生しな
いので、高速に構文の解析が行えるという効果を有して
いる。
誤り検出方式は、エディタでソースプログラムの編集中
に、構文を解析する機能を選択すると、自動的にコンパ
イラを起動して、エディタとコンパイラとの間に通信手
段を設けるために、ファイルに対する入出力が発生しな
いので、高速に構文の解析が行えるという効果を有して
いる。
【図1】本発明のソースプログラムの構文誤り検出方式
の一実施例を示すブロック図である。
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】通信手段4の一例を示すブロック図である。
【図3】構文解析のためにエディタ1とコンパイラ2と
の間で行うメッセージの送受信の順序の一例を示す図で
ある。
の間で行うメッセージの送受信の順序の一例を示す図で
ある。
1 エディタ 2 コンパイラ 3 コンパイラ起動手段 4 通信手段 21,23 通信領域 22 メモリ 30 コンパイラ2の起動 31 構文解析要求 32 構文解析要求受付 33 構文解析準備状態 34 構文解析情報 35 構文解析情報結果 36−1,36−2,〜36−n テキスト要求 37−1,37−2,〜36−n テキスト送信 38 構文解析終了 39 通信閉鎖
Claims (2)
- 【請求項1】 ソースプログラムを作成したり編集した
りするエディタと、ソースプログラムの構文を解析して
構文の誤りを検出するとともに、そのソースプログラム
をコンパイルするコンパイラとを有するコンピュータに
おけるソースプログラムの構文誤り検出方式において、
(A)前記エディタによるソースプログラムの編集中
に、構文解析の必要が発生したときに、前記エディタか
ら前記コンパイラを起動するために、前記エディタ内に
設けたコンパイラ起動手段と、(B)前記コンパイラ起
動手段が前記コンパイラを起動することによって、前記
エディタと前記コンパイラとの相互間で、ソースプログ
ラムや構文解析情報などのデータに関する送受信を行う
通信手段と、を備えることによって、前記エディタによ
るソースプログラムの編集中に生じた構文解析要求を前
記コンパイラで処理して構文の誤りを検出し、その結果
を前記エディタによる編集を行うために利用することを
特徴とするソースプログラムの構文誤り検出方式。 - 【請求項2】 ソースプログラムを作成したり編集した
りするエディタと、ソースプログラムの構文を解析して
構文の誤りを検出するとともに、そのソースプログラム
をコンパイルするコンパイラとを有するコンピュータに
おけるソースプログラムの構文誤り検出方式において、
(A)前記エディタによるソースプログラムの編集中
に、構文解析の必要が発生したときに、前記エディタか
ら前記コンパイラを起動し、(B)前記エディタによる
ソースプログラムの編集中に生じた構文解析の要求を前
記コンパイラに送り、(C)要求された構文解析を前記
コンパイラで実行してソースプログラムの構文の誤りを
検出し、(D)ソースプログラムの構文の誤りなどの構
文解析結果を前記コンパイラから前記エディタに返却
し、(E)前記コンパイラから得たソースプログラムの
構文解析結果を前記エディタによるソースプログラムの
編集に利用する、ことを特徴とするソースプログラムの
構文誤り検出方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145107A JPH0816383A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ソースプログラムの構文誤り検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145107A JPH0816383A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ソースプログラムの構文誤り検出方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0816383A true JPH0816383A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15377548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6145107A Pending JPH0816383A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ソースプログラムの構文誤り検出方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816383A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019207528A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 富士通株式会社 | 編集プログラム、編集装置および編集方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031642A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | プログラム開発装置 |
JPH01267732A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-25 | Ricoh Co Ltd | データ処理装置 |
JPH0370033A (ja) * | 1989-08-08 | 1991-03-26 | Kyushu Nippon Denki Software Kk | コンパイラエディタ連動方式 |
JPH05341983A (ja) * | 1992-06-09 | 1993-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | 情報処理システム |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6145107A patent/JPH0816383A/ja active Pending
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JP2019207528A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 富士通株式会社 | 編集プログラム、編集装置および編集方法 |
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