JPH08163640A - 移動体着信転送方式 - Google Patents

移動体着信転送方式

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JPH08163640A
JPH08163640A JP6297745A JP29774594A JPH08163640A JP H08163640 A JPH08163640 A JP H08163640A JP 6297745 A JP6297745 A JP 6297745A JP 29774594 A JP29774594 A JP 29774594A JP H08163640 A JPH08163640 A JP H08163640A
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JP6297745A
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Takao Shibata
高穂 柴田
Kimitoshi Funekawa
公敏 舟川
Junji Maeda
潤二 前田
Takeharu Tsuchiya
丈春 土屋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/54Arrangements for diverting calls for one subscriber to another predetermined subscriber
    • H04M3/548Arrangements for diverting calls for one subscriber to another predetermined subscriber with remote control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42348Location-based services which utilize the location information of a target

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動通信システムにおける移動端末への着信
の転送方式に関し、転送先や転送条件などの変更をその
都度登録することなく移動端末の位置に応じて自動的に
行なうことのできる方式の実現を目的とする。 【構成】 通信網に、移動端末の移動端末番号と転送先
番号と転送条件とを対応させて記録する加入者データベ
ースと、移動端末の移動端末番号と位置情報と位置登録
履歴とを対応させて記録する位置情報データベースと、
前記加入者データベースの内容、あるいは、該加入者デ
ータベースと前記位置情報データベース両者の内容に応
じて着信転送を指示する着信転送指示手段と、移動端末
からの位置登録要求があったとき、これを前記位置情報
データベースに通知する機能を有すると共に、前記着信
転送指示手段からの指示内容に基づいて回線交換手段へ
転送の実行を指示する回線制御手段とを備えることによ
り構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話システムや
携帯電話システムなどの移動通信システムの着信転送サ
ービスに関し、特に着信転送サービスの転送先あるいは
転送条件の変更の制御に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信において移動端末への着
信を他の端末に転送する着信転送方式においては、無条
件転送や、不応答転送等の転送条件、あるいは、着信転
送先等の情報を、着信転送が行われる前に、予め登録し
ておかなければならなかった。そして、これらの内容の
変更を行う必要を生じたときには、利用者が通信端末を
用いてその都度、手動操作で変更登録する必要があっ
た。
【0003】すなわち、移動通信システムでは、移動端
末保持者の転送情報として予め登録された転送先の電話
番号等の情報を記憶しており、転送先又は転送条件の変
更希望時には、移動端末保持者は、固定端末又は移動端
末から、新しい転送先の電話番号や、転送条件を登録手
順に従って登録していた。
【0004】図9は移動通信システムの構成の例を示す
図である。同図において、901は移動通信網、902
は移動端末、903は無線基地局、904は無線基地局
903で構成される位置登録エリア、905は着信転送
制御機能、906は移動端末902の現在の位置を管理
する位置情報管理機能、907は回線制御機能、908
は固定電話を表わしている。
【0005】本移動通信システムは、サービスエリア
が、複数の位置登録エリアから構成され、移動端末90
2への着信要求があった時、移動端末902の状態に応
じて予め利用者が登録した転送先に転送を行う着信転送
機能を具備する。
【0006】このような従来の着信転送においては、移
動端末902に着信があると回線制御機能907は着信
転送制御機能905に対し、着信移動端末902の転送
サービス条件の問い合わせを行い、着信転送制御機能9
05は予め登録された転送条件データをもとに回線制御
装置907に対して転送指示を行い、回線制御装置90
7は指示された呼制御(例えば、固定端末908への接
続)を行う。
【0007】図10は図9で示した回線制御機能907
の構成の例を示す図である。同図に示すように回線制御
機能は、無線基地局、固定電話等を収容し回線交換を行
う回線交換機能1002と、該回線交換機能を制御する
回線交換制御機能1001とから構成される。
【0008】図11は回線制御機能907の動作を示す
流れ図であって、移動端末902に着信があった場合の
動作を(a)に、無線基地局903から位置登録指示が
あった場合の動作を(b)に示している。同図における
a1〜a8、b1〜b3の符号は、処理のステップを表
わすもので以下の文中の記載と対応する。先ず、同図
(a)について説明する。
【0009】移動端末902に着信があると(a1)、
回線交換機能1002は、回線交換制御機能1001へ
着信があった旨を通知する(a2)。該回線交換制御機
能1001は着信転送制御機能905へ移動端末902
へ着信があった旨通知し、該移動端末902の着信転送
サービス加入の有無とサービス内容を問い合わせる(a
3)。
【0010】該移動端末902が着信転送サービスに加
入していない場合は、回線交換制御機能1001は着信
転送なしの返答を着信転送制御機能905から受信し、
回線交換機能1002に対し通常接続を指示する(a
4,a5,a8)。
【0011】該移動端末902が着信転送サービスに加
入している場合は、回線交換制御機能1001は転送条
件(無条件、不応答等)と着信転送先を着信転送制御機
能905から通知される(a4,a5)。
【0012】回線交換制御機能1001は回線交換機能
1002へ着信転送制御機能905から通知を受けたと
おりの着信転送サービスを実行するための指示を行い
(a6)、着信転送が実行される(a7)。
【0013】次に(b)について説明する。無線基地局
903より位置登録要求を受信すると(b1)、回線交
換機能1002は、これを回線交換制御機能1001に
通知し、該回線交換制御機能1001から位置情報管理
機能へ位置登録情報を通知する(b2)。
【0014】図12に着信転送制御機能の構成例を示
す。同図の数字符号1201は、移動端末902毎の加
入者データを記憶するデータベースであり、数字符号1
202は回線制御機能からの転送問い合わせに対して加
入者データベースの内容に基づいて転送情報を返答する
着信転送動作指示機能である。加入者データベース12
01には、移動端末番号とその端末の転送先電話番号と
転送条件とが互いに関連づけられて記憶されている。
【0015】位置情報管理機能は位置情報データベース
とデータ入出力機能とからなり、位置情報データベース
には移動端末番号とその移動端末の現在位置とが移動端
末毎に記憶されている。移動体通信では位置情報管理機
能を位置登録及び追跡接続に用いている。
【0016】移動通信システムの位置登録、追跡接続を
図9を用いて説明する。位置登録は追跡接続を実行する
ときに事前に必要となる処理である。まず位置登録につ
いて説明する。移動端末902は自身の存在する位置登
録エリア904を常に保持している。
【0017】また、無線基地局903は常に自身の位置
登録エリアを示す番号を報知しており、移動端末902
はその番号を受信することで、自身の存在する位置登録
エリア904を認識することができる。移動端末902
が移動により新たな位置登録エリア904に移動する
と、移動端末902は無線基地局903から報知される
位置登録エリアを示す番号を受信し、移動端末902が
保持する位置登録エリアの番号と比較することで新たな
位置登録エリアに移動したことを認識する。
【0018】新たな位置登録エリアに移動したことを認
識した移動端末902は無線基地局903に対して位置
登録要求を送出する。位置登録要求は回線制御装置90
7を経由して位置情報管理機能906へ転送される。こ
のとき移動端末902の端末番号と、位置登録エリアを
示す番号が同時に転送される。位置登録管理機能906
は位置登録要求を受信し、端末番号と位置登録エリア番
号を更新し管理する。
【0019】次に、追跡接続について説明する。移動端
末902に着信があった場合、移動端末902は常に移
動しているために回線制御機能907は現在移動端末9
02の存在する位置登録エリア904内の無線基地局9
03へ通話回線を設定する必要がある。
【0020】この目的のために、移動端末902への着
信時に回線制御機能907は位置登録管理機能906に
現在の移動端末902の存在する位置登録エリア904
を問い合わせ、その結果に従って、該位置登録エリア9
04内の無線基地局903へ回線を設定することで通信
を可能とする。この動作を追跡接続と呼ぶ。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の移動通信システムにおける着信転送方式では、転送先
又は転送条件の変更を行なう必要を生じたとき、移動端
末保持者があらかじめ手動で要求する必要があったの
で、「このような要求の操作が煩わしい」、「変更を忘
れることがある」、「変更操作のとき誤入力を行うこと
がある」等の問題があった。
【0022】これらの問題を解決するために、本発明で
は、通常の状態では移動端末保持者が予め登録した情報
に従って、移動通信システムが自動的に転送条件、転送
先を変更することを可能とするシステムの提供を目的と
している。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上述の課
題は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成され
る。
【0024】すなわち、請求項1の発明は、所定の領域
内にある移動端末と無線信号を送受信する複数の無線基
地局を有する通信網で、前記移動端末を転送元として通
信網内の他の端末を転送先とする移動体着信転送方式に
おいて、通信網に、移動端末の移動端末番号と転送先番
号と転送条件とを対応させて記録する加入者データベー
スと、移動端末の移動端末番号と位置情報と位置登録履
歴とを対応させて記録する位置情報データベースと、
【0025】移動端末に着信があったとき、前記加入者
データベースと、前記位置情報データベースとを参照し
て、その内容に応じて着信転送を指示する着信転送指示
手段と、移動端末からの位置登録要求があったとき、こ
れを前記位置情報データベースに通知する機能を有する
と共に、前記着信転送指示手段からの指示内容に基づい
て回線交換手段へ転送の実行を指示する回線制御手段と
を備えた移動体着信転送方式である。
【0026】請求項2の発明は、上記請求項1の発明
に、更に、移動端末から加入者データベースに記録され
ている転送先番号あるいは転送条件を変更する機能を付
加した移動体着信転送方式である。
【0027】請求項3の発明は、上記請求項1〜請求項
2の発明において、加入者データベースの転送条件とし
て曜日あるいは、月日によって転送先を切り替えるよう
に設定する機能を設けた移動体着信転送方式である。
【0028】請求項4の発明は、上記請求項1〜請求項
3の発明において、加入者データベースの転送条件とし
て時間帯によって転送先を切り替えるように設定する機
能を設けた移動体着信転送方式である。
【0029】
【作用】本発明では、移動端末保持者が予め登録した情
報に従って、移動通信システムが、自動的に転送先を変
更することを可能とするために、移動端末保持者が、予
め、位置登録エリア、もしくは位置登録エリアの履歴、
もしくは、時間や曜日や該移動端末の状態を、転送先又
は転送条件の変更条件として移動通信システムに登録し
ておく。移動通信システムは該移動端末への着信時に、
登録されている内容を参照して、この登録内容にしたが
って自動的に転送条件、転送先を決定する。
【0030】すなわち、移動端末は位置登録エリアが変
わるごとに位置登録を行い、移動通信システムは、移動
端末を接続先として指定する呼があったとき、該移動端
末の位置情報に登録されている位置登録エリアに着信を
行うが、このとき、移動端末保持者が、予め登録してお
いた位置登録エリアや、位置登録エリアの履歴、もしく
は、時間や、曜日や、端末の状態等を参照する。
【0031】そして、該移動端末への着信時の位置登録
エリアや、位置登録エリアの履歴、もしくは、時間や、
曜日や、端末の状態等と、登録されている条件とが一致
した場合は、該移動端末保持者が予め登録しておいた転
送先の電話番号へ呼を転送する。このような制御によ
り、本発明の目的である転送先を自動的に変更させるこ
とを可能としている。
【0032】また、請求項2の発明は、上述の転送先番
号や、転送条件等の内容の変更を移動端末からも行える
ようにしている。この場合の制御は、移動端末が移動通
信システム内の特定の電話番号に接続して、ダイヤル釦
を用いて行うようにする方法や、手動による位置登録の
場合の制御に準じて行うようにする方法等を採ることが
できる。
【0033】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。同図における数字符号101〜108は先に説明し
た図9の901〜908に対応している。
【0034】本発明は、本実施例にも示されるように従
来の系に加えて、新たに、移動端末102への着信時
に、着信転送制御機能105が、移動端末102のユー
ザの情報に従い、移動端末102の位置情報、日付等を
参照することで着信転送の実際の動作(無条件転送、不
応答転送等の転送条件や転送先)を決定し、回線制御装
置107に決定に従った動作を行うように指示する手段
が設けられている。
【0035】例えば、自宅にいるときは自宅の電話に、
勤務先にいるときは、勤務先の電話に転送を希望する場
合、従来は移動の度に、転送先の変更に係る登録を手動
で行う必要があったが、本発明によれば、位置情報が自
宅付近のときに移動端末102への着信が電源断等で不
応答になった場合は自宅、勤務先付近で不応答になった
場合は勤務先へ転送する旨を、予め、着信転送制御機能
105へ登録しておけば、移動端末102に着信があっ
た場合、着信転送先を自動的に決定することができる。
【0036】また、自宅のそばに別の目的地があった場
合、本方法では着信転送先の確定が困難であるが、例え
ば、自宅に帰る前には少し離れた商店によるのであれ
ば、商店の含まれる位置登録エリアを経由して自宅付近
の位置登録エリアへ移動した後に不応答があった場合は
自宅に転送を行うことにすればよい。
【0037】このように、位置情報の履歴を用いること
で転送先等の決定の精度を上げることができる。更に位
置情報の他に現在時刻、曜日を併用することによって、
転送先等の決定の精度は更に高まる。
【0038】例えば、位置情報が自宅付近の時に不応答
があった場合、夜であれば自宅に転送し、通勤時間帯で
あれば留守番電話へ接続する等の使い分けが可能とな
る。このように本発明を用いれば、着信転送先、転送条
件を自動的に変更することができるから、ユーザの負担
の軽減を図ることができる。
【0039】以下、図1に示した各機能の動作をそれぞ
れ説明する。なお、回線制御機能107の動作は、先
に、従来の技術の項で説明した回線制御機能907と同
じであるので説明を省略する。図2は着信転送制御機能
の構成を示す図である。同図において、202は回線制
御機能107、および、加入者データベース201から
の情報を基に、実行する着信転送動作の内容を決定し、
回線制御機能107へ指示する着信転送動作指示機能、
201は移動端末102毎の加入者データを保持する加
入者データベースである。
【0040】図3は加入者データベースの一例を示す図
である。同図に数字符号301で示す移動端末番号は着
信転送サービスに加入している移動端末102の端末番
号を示している。転送内容決定条件302と転送先番号
303により移動端末102毎の転送内容を決定する
(従来の技術では加入者データベースは移動端末番号と
転送先番号のみ保持していた。)。
【0041】図4は本発明の実施例の着信転送制御機能
105の動作を示す流れ図である。図中のc1〜c8の
表示は処理のステップを表わすもので以下の説明中の記
載と対応する。回線制御機能107から転送情報問い合
わせを受信すると(c1)、着信転送動作指示機能20
2は加入者データベース201を検索し、着信のあった
移動端末102の転送サービス加入状況を調べる(c
2)。
【0042】加入者データベース201を参照した結
果、着信転送内容を決定するために該移動端末102の
位置情報(+位置情報履歴)が必要であれば(c3)位
置情報管理機能106へ位置情報(+位置登録履歴)を
問い合わせ(c6)、その結果をもとに転送内容を決定
し(c7)、回線制御機能107へ転送内容を示す転送
情報を通知する(c8)。
【0043】位置情報が必要でなければ(c3)、転送
内容を決定し(c4)、回線制御機能107へ転送内容
を示す転送情報を通知する(c5)(従来の技術では加
入者データベースを探索すると、加入者データベースに
転送内容が記述されており、そのまま回線制御機能へ転
送情報を通知していた。)。
【0044】本発明では、例えば、図3の移動端末番号
301が“0422**4566”の移動端末102の
場合、該移動端末102に着信時に電源断等で不応答と
なったときに、その時点の位置情報が「位置A」であれ
ば“0432**3150”へ転送接続するといった指
示を送出できる。このような制御により、自宅のそばで
不応答が検出されれば自宅の電話へ、勤務先のそばで不
応答が検出されれば勤務先の電話へ自動的に着信転送す
ることが可能となる。
【0045】図5は位置情報管理機能の例を示す図であ
る。同図において502は回線制御機能107、着信転
送制御機能105と信号の授受を行い、位置情報データ
ベース501の内容を参照、および更新する手段を提供
するデータ入出力制御機能であり、501は現在の移動
端末102の位置情報、および位置情報の履歴を保持す
る位置情報データベースである(従来の技術では位置情
報の履歴は保持しておらず、位置情報は通常着信時の追
跡接続のみに用いていたため、データ入出力制御機能は
回線制御機能のみに接続されていた。)。
【0046】図6にデータ管理機能のテーブルの一例を
示す。同図に示すように数字符号601で示す移動端末
番号に対応して位置登録履歴602、現在の位置情報6
03を保持する。位置情報603は着信転送内容決定以
外に通常の着信時の追跡接続に利用する情報であるの
で、着信転送加入者に限らず全ての移動端末番号につい
て保持する必要があるが、位置登録履歴602は着信転
送加入者のみ保持する方式でも良い。図7は位置情報管
理機能の動作を示す流れ図である。
【0047】回線制御機能107から位置登録要求があ
った場合を(a)に、着信転送制御機能105から位置
情報検索要求があった場合を(b)に示す。同図のd1
〜d3およびe1〜e3なる表示は処理のステップを表
わすものであり以下の説明中の記載と対応している。
【0048】(a)で示す回線制御機能から位置登録要
求があった場合の動作は、従来とほぼ、同様である。す
なわち、データ入出力制御機能502が回線制御機能1
07より位置登録要求を受信すると(d1)、データ入
出力制御機能502は、位置情報データベース501
の、位置登録履歴602と、現在位置603の内容を更
新する(d2)。
【0049】次に(b)について説明する。本動作は本
発明特有の動作である。データ入出力制御機能502が
着信転送制御機能105より位置情報(+位置登録履
歴)の問い合わせを受信すると(e1)、データ入出力
制御機能502は位置情報データベース501を検索し
(e2)、要求された位置情報(+位置登録履歴)を着
信転送制御機能105へ情報を返答する(e3)。
【0050】図8は本発明の一実施例の全体の動作を示
す流れ図である。図中のf1〜f8なる記号は処理のス
テップを表わしており以下の説明中の記載と対応する。
移動端末102に着信があると(f1)、回線制御機能
107は着信転送制御機能105へ転送内容通知を要求
し、着信転送制御機能105は着信のあった移動端末1
02の加入者データベースを検索する(f2)。
【0051】その結果位置情報(+位置登録履歴)が必
要であれば位置情報管理機能106を検索し位置情報
(+位置登録履歴)を取得する(f4)。その後、位置
情報が不要だった場合と同様に、着信転送制御機能10
5は転送内容を決定し、回線制御機能107へ結果を通
知する(f5)。回線制御機能は転送内容受信の結果、
着信転送を実行する場合は転送を実行し(f7)必要な
い場合は通常に着信を行う(f8)。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動端末が移動したときその登録位置に応じて、転送先
又は転送条件が自動的に変更されるので、移動端末保持
者の転送先又は転送条件の変更を行うための操作を省く
ことが出来るから、従来の方式において存在した所の
「要求が煩わしい」、「変更を忘れることがある」、
「変更で誤入力を行うことがある」等の問題を解消する
ことができる。従って、より利便性の高い移動通信シス
テムを実現できる利点がある.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】着信転送制御機能の構成を示す図である。
【図3】加入者データベースの例を示す図である。
【図4】着信転送制御機能の動作を示す流れ図である。
【図5】位置情報管理機能の例を示す図である。
【図6】データ管理機能のテーブルの例を示す図であ
る。
【図7】位置情報管理機能の動作を示す流れ図である。
【図8】本発明の一実施例の全体の動作を示す流れ図で
ある。
【図9】移動通信システムの構成の例を示す図である。
【図10】回線制御機能の構成の例を示す図である。
【図11】回線制御機能の動作を示す流れ図である。
【図12】着信転送制御機能の構成の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
101,901 移動通信網 102,902 移動端末 103,903 無線基地局 104,904 位置登録エリア 105,905 着信転送制御機能 106,906 位置登録管理機能 107,907 回線制御機能 108,908 固定電話 201,1201 加入者データベース 202,1202 着信転送動作指示機能 301,601 移動端末番号 302 転送内容決定条件 303 転送先番号 501 位置情報データベース 502 データ入出力制御機能 602 位置登録履歴 603 位置情報 1001 回線交換制御機能 1002 回線交換機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 丈春 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の領域内にある移動端末と無線信号を
    送受信する複数の無線基地局を有する通信網で、前記移
    動端末を転送元として通信網内の他の端末を転送先とす
    る移動体着信転送方式において、 通信網に、 移動端末の移動端末番号と転送先番号と転送条件とを対
    応させて記録する加入者データベースと、 移動端末の移動端末番号と位置情報と位置登録履歴とを
    対応させて記録する位置情報データベースと、 移動端末に着信があったとき、前記加入者データベース
    と、前記位置情報データベースとを参照して、その内容
    に応じて着信転送を指示する着信転送指示手段と、 移
    動端末からの位置登録要求があったとき、これを前記位
    置情報データベースに通知する機能を有すると共に、前
    記着信転送指示手段からの指示内容に基づいて回線交換
    手段へ転送の実行を指示する回線制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする移動体着信転送方式。
  2. 【請求項2】 移動端末から加入者データベースに記録
    されている転送先番号、あるいは、転送条件を変更する
    機能を有する請求項1記載の移動体着信転送方式。
  3. 【請求項3】 加入者データベースの転送条件として、
    曜日、あるいは、月日によって転送先を切り替えるよう
    に設定する機能を有する請求項1および請求項2記載の
    移動体着信転送方式。
  4. 【請求項4】 加入者データベースの転送条件として時
    間帯によって転送先を切り替えるように設定する機能を
    有する請求項1〜請求項3記載の移動体着信転送方式。
JP6297745A 1994-12-01 1994-12-01 移動体着信転送方式 Pending JPH08163640A (ja)

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JP6297745A JPH08163640A (ja) 1994-12-01 1994-12-01 移動体着信転送方式

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