JPH08161639A - 取引処理装置 - Google Patents
取引処理装置Info
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- JPH08161639A JPH08161639A JP29989494A JP29989494A JPH08161639A JP H08161639 A JPH08161639 A JP H08161639A JP 29989494 A JP29989494 A JP 29989494A JP 29989494 A JP29989494 A JP 29989494A JP H08161639 A JPH08161639 A JP H08161639A
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- Japan
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- product
- file
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】同じ種類で色、柄、サイズ等の型式が異なる複
数の商品をグループ化し、このグループ単位で商品の単
価を登録することで、膨大な記憶容量を必要としない取
引処理装置を提供する。 【構成】複数のＰＯＳ端末装置１（１-1〜１-n）とデー
タ通信ラインでＰＯＳコントローラ２が接続されてい
る。ＰＯＳコントローラ２は、ＰＬＵファイル１１、品
番ファイル１３、例外ＳＫＵファイル１５を備えてい
る。シャツ等で同じ種類で色、柄、サイズの異なる商品
をグループにして、同じ部門／品番コードを与え、品番
ファイル１３にこの部門／品番コードに対応させて単価
等を登録している。また、シャツ等で同じ種類で色、
柄、サイズの異なる商品でグループに入っている商品と
単価の違う商品は、例外ＳＫＵファイル１５に登録され
ている。
数の商品をグループ化し、このグループ単位で商品の単
価を登録することで、膨大な記憶容量を必要としない取
引処理装置を提供する。 【構成】複数のＰＯＳ端末装置１（１-1〜１-n）とデー
タ通信ラインでＰＯＳコントローラ２が接続されてい
る。ＰＯＳコントローラ２は、ＰＬＵファイル１１、品
番ファイル１３、例外ＳＫＵファイル１５を備えてい
る。シャツ等で同じ種類で色、柄、サイズの異なる商品
をグループにして、同じ部門／品番コードを与え、品番
ファイル１３にこの部門／品番コードに対応させて単価
等を登録している。また、シャツ等で同じ種類で色、
柄、サイズの異なる商品でグループに入っている商品と
単価の違う商品は、例外ＳＫＵファイル１５に登録され
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、商品の登録を行って
取引を処理する取引処理装置に関し、特に商品の単価を
登録したＰＬＵファイル等のファイル容量を低減させた
取引処理装置に関する。
取引を処理する取引処理装置に関し、特に商品の単価を
登録したＰＬＵファイル等のファイル容量を低減させた
取引処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】取引処理装置には、ＰＬＵファイル等の
商品毎に商品識別コードと該商品の単価等を対応させた
ファイルを記憶している。取引処理装置は、商品識別コ
ードが入力されるとＰＬＵファイルをアクセスし、該当
する商品の単価等を読み出して商品の登録を行って、取
引を処理している。
商品毎に商品識別コードと該商品の単価等を対応させた
ファイルを記憶している。取引処理装置は、商品識別コ
ードが入力されるとＰＬＵファイルをアクセスし、該当
する商品の単価等を読み出して商品の登録を行って、取
引を処理している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばシャ
ツ等の衣料品においては、殆どの場合同じ種類であれば
色、柄、サイズ等の型式が変わっても単価が等しい。し
かし、同じ種類で単価の等しい商品であってもそれぞれ
の商品に異なる商品識別コードを与えているため、取引
処理装置では商品毎に単価等を管理することとなり、Ｐ
ＬＵファイル等のファイル容量が大きくなる。このた
め、取引処理装置に膨大な記憶容量が必要となる問題が
あった。また、ＰＬＵファイル等のファイル容量が大き
くなると、商品の登録時等にＰＬＵファイル等にアクセ
スして商品の単価を読み出すまでに要する時間が長くな
る問題がある。
ツ等の衣料品においては、殆どの場合同じ種類であれば
色、柄、サイズ等の型式が変わっても単価が等しい。し
かし、同じ種類で単価の等しい商品であってもそれぞれ
の商品に異なる商品識別コードを与えているため、取引
処理装置では商品毎に単価等を管理することとなり、Ｐ
ＬＵファイル等のファイル容量が大きくなる。このた
め、取引処理装置に膨大な記憶容量が必要となる問題が
あった。また、ＰＬＵファイル等のファイル容量が大き
くなると、商品の登録時等にＰＬＵファイル等にアクセ
スして商品の単価を読み出すまでに要する時間が長くな
る問題がある。
【０００４】この発明の目的は、同じ種類で色、柄、サ
イズ等の型式が異なる複数の商品をグループ化し、この
グループ単位で商品の単価を登録することで、膨大な記
憶容量を必要としない取引処理装置を提供することにあ
る。
イズ等の型式が異なる複数の商品をグループ化し、この
グループ単位で商品の単価を登録することで、膨大な記
憶容量を必要としない取引処理装置を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力された
商品識別コードに基づいて、商品の登録を行って取引を
処理する取引処理装置において、所定の関係にある複数
種類の商品に与えられた部門品番コードと単価を対応さ
せたレコードを登録した第１のファイルと、前記商品識
別コードから前記部門品番コードを抽出する第１の抽出
手段と、前記第１の抽出手段で抽出した前記部門品番コ
ードに基づいて前記第１のファイルにアクセスする第１
のアクセス手段と、を備えたことを特徴とする。
商品識別コードに基づいて、商品の登録を行って取引を
処理する取引処理装置において、所定の関係にある複数
種類の商品に与えられた部門品番コードと単価を対応さ
せたレコードを登録した第１のファイルと、前記商品識
別コードから前記部門品番コードを抽出する第１の抽出
手段と、前記第１の抽出手段で抽出した前記部門品番コ
ードに基づいて前記第１のファイルにアクセスする第１
のアクセス手段と、を備えたことを特徴とする。
【０００６】また、同じ部門品番コードが与えられてい
る商品で異なる単価の商品のみ前記部門品番コードと商
品を特定する型式コードと単価とを対応させたレコード
を登録した第２のファイルと、同じ部門品番コードが与
えられている商品で異なる単価の商品があるときには、
商品識別コードから前記部門品番コードと前記型式コー
ドを抽出する第２の抽出手段と、前記第２の抽出手段で
抽出した前記部門品番コードと前記型式コードに基づい
て前記第２のファイルにアクセスする第２のアクセス手
段と、を備えたことを特徴とする。
る商品で異なる単価の商品のみ前記部門品番コードと商
品を特定する型式コードと単価とを対応させたレコード
を登録した第２のファイルと、同じ部門品番コードが与
えられている商品で異なる単価の商品があるときには、
商品識別コードから前記部門品番コードと前記型式コー
ドを抽出する第２の抽出手段と、前記第２の抽出手段で
抽出した前記部門品番コードと前記型式コードに基づい
て前記第２のファイルにアクセスする第２のアクセス手
段と、を備えたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】この発明の取引処理装置においては、第１の抽
出手段が入力された商品識別コードから部門品番コード
を抽出する。第１のアクセス手段は、この抽出した部門
品番コードに基づいて、第１のファイルにアクセスを行
って、この抽出した部門品番コードと対応して記憶して
いる単価を読み出し、商品を登録する。
出手段が入力された商品識別コードから部門品番コード
を抽出する。第１のアクセス手段は、この抽出した部門
品番コードに基づいて、第１のファイルにアクセスを行
って、この抽出した部門品番コードと対応して記憶して
いる単価を読み出し、商品を登録する。
【０００８】例えば衣料品のシャツ等では同じ種類であ
れば、色、柄、サイズ等の型式が異なっても殆ど同じ単
価である。このため、種類が同じ商品に同じ部門品番コ
ードを与えることで、これらの商品の単価を１つのレコ
ードで登録することができる。このように、複数種類の
商品の単価等を１つのレコードで登録することができる
ため、商品の単価を登録しておく第１のファイルのファ
イル容量を小さくすることができる。よって、取引処理
装置の膨大な記憶容量を必要としないとともに、単価等
の読み出し時に行う第１のファイルへのアクセス時間を
短縮することができる。
れば、色、柄、サイズ等の型式が異なっても殆ど同じ単
価である。このため、種類が同じ商品に同じ部門品番コ
ードを与えることで、これらの商品の単価を１つのレコ
ードで登録することができる。このように、複数種類の
商品の単価等を１つのレコードで登録することができる
ため、商品の単価を登録しておく第１のファイルのファ
イル容量を小さくすることができる。よって、取引処理
装置の膨大な記憶容量を必要としないとともに、単価等
の読み出し時に行う第１のファイルへのアクセス時間を
短縮することができる。
【０００９】また、同じ部門品番コードが与えられてい
る商品で例外的に単価の異なる商品があるときには、第
２の抽出手段が入力された商品識別コードから部門品番
コードと型式コードを抽出する。第２のアクセス手段
は、この抽出した部門品番コードと型式コードに基づい
て、第２のファイルにアクセスを行って、この抽出した
部門品番コードと型式コードに対応して記憶している単
価を読み出し、商品を登録する。
る商品で例外的に単価の異なる商品があるときには、第
２の抽出手段が入力された商品識別コードから部門品番
コードと型式コードを抽出する。第２のアクセス手段
は、この抽出した部門品番コードと型式コードに基づい
て、第２のファイルにアクセスを行って、この抽出した
部門品番コードと型式コードに対応して記憶している単
価を読み出し、商品を登録する。
【００１０】したがって、例外的に、同じ種類であって
も色、柄、サイズ等によって単価が異なる商品に対して
は、単価を第２のファイルに記憶させておくことで、商
品識別コードから正確に該商品の単価を読み出すことが
できる。
も色、柄、サイズ等によって単価が異なる商品に対して
は、単価を第２のファイルに記憶させておくことで、商
品識別コードから正確に該商品の単価を読み出すことが
できる。
【００１１】
【実施例】図１は、この発明実施例である取引処理装置
を適用した取引処理システムの構成を示す図である。取
引処理システムは、店舗のレジに設置され商品の登録を
行うＰＯＳ端末装置１（１-1〜１-n）と、前記ＰＯＳ端
末装置１とデータ通信ラインで接続されたＰＯＳコント
ローラ２と、前記ＰＯＳコントローラ２とデータ通信ラ
インで接続されたホスト装置３とを備えている。ＰＯＳ
端末装置１と、ＰＯＳコントローラ２とでこの発明の取
引処理装置を構成する。ＰＯＳ端末装置１では、商品に
付されているタグから商品識別コードをバーコードリー
ダ等で読み取る。ＰＯＳコントローラ２には、ＰＬＵフ
ァイル１１と、スケジュールファイル１２と、品番ファ
イル１３と、品番スケジュールファイル１４と、例外Ｓ
ＫＵファイル１５とを備えている。品番ファイル１３が
この発明の第１のファイルであり、例外ＳＫＵファイル
１５がこの発明の第２のファイルである。ＰＯＳ端末装
置１には、売上データを管理するログファイルを備えて
いる。
を適用した取引処理システムの構成を示す図である。取
引処理システムは、店舗のレジに設置され商品の登録を
行うＰＯＳ端末装置１（１-1〜１-n）と、前記ＰＯＳ端
末装置１とデータ通信ラインで接続されたＰＯＳコント
ローラ２と、前記ＰＯＳコントローラ２とデータ通信ラ
インで接続されたホスト装置３とを備えている。ＰＯＳ
端末装置１と、ＰＯＳコントローラ２とでこの発明の取
引処理装置を構成する。ＰＯＳ端末装置１では、商品に
付されているタグから商品識別コードをバーコードリー
ダ等で読み取る。ＰＯＳコントローラ２には、ＰＬＵフ
ァイル１１と、スケジュールファイル１２と、品番ファ
イル１３と、品番スケジュールファイル１４と、例外Ｓ
ＫＵファイル１５とを備えている。品番ファイル１３が
この発明の第１のファイルであり、例外ＳＫＵファイル
１５がこの発明の第２のファイルである。ＰＯＳ端末装
置１には、売上データを管理するログファイルを備えて
いる。
【００１２】商品には、２通りの方法で商品識別番号が
与えられている。１つは、従来と同じく国コード、商品
アイテムコード、メーカコード、チェックデジットから
なる商品識別コードと（図２（Ａ）参照）、フラグコー
ド、部門コード、品番コード、短縮ＳＫＵコード、チェ
ックデジットからなる商品識別コードである（図２
（Ｂ）参照）。短縮ＳＫＵコードがこの発明の型式コー
ドである。
与えられている。１つは、従来と同じく国コード、商品
アイテムコード、メーカコード、チェックデジットから
なる商品識別コードと（図２（Ａ）参照）、フラグコー
ド、部門コード、品番コード、短縮ＳＫＵコード、チェ
ックデジットからなる商品識別コードである（図２
（Ｂ）参照）。短縮ＳＫＵコードがこの発明の型式コー
ドである。
【００１３】図２（Ａ）に示す商品識別コードが与えら
れている商品は、従来と同じくＰＬＵファイル１１に単
価が登録されている。図２（Ｂ）に示す商品識別コード
が与えられている商品は、品番ファイル１３または例外
ＳＫＵファイル１５に単価が登録されている。図２
（Ｂ）に示す商品識別コードは例えばシャツ等の衣料商
品に与えられており、色、柄、サイズ等の型式が異なる
同じ種類の商品には同じ部門コードと品番コードを与え
ている。また、色、柄、サイズ等の型式別に短縮ＳＫＵ
コードが与えられている。すなわち、短縮ＳＫＵコード
で色、柄、サイズ等の型式を識別することができる。ま
た、この実施例ではフラグコードを２３とし、商品識別
コードの先頭の２桁で図２（Ａ）、図２（Ｂ）のどちら
に示す商品識別コードが与えられている商品であるかを
判定することができる。
れている商品は、従来と同じくＰＬＵファイル１１に単
価が登録されている。図２（Ｂ）に示す商品識別コード
が与えられている商品は、品番ファイル１３または例外
ＳＫＵファイル１５に単価が登録されている。図２
（Ｂ）に示す商品識別コードは例えばシャツ等の衣料商
品に与えられており、色、柄、サイズ等の型式が異なる
同じ種類の商品には同じ部門コードと品番コードを与え
ている。また、色、柄、サイズ等の型式別に短縮ＳＫＵ
コードが与えられている。すなわち、短縮ＳＫＵコード
で色、柄、サイズ等の型式を識別することができる。ま
た、この実施例ではフラグコードを２３とし、商品識別
コードの先頭の２桁で図２（Ａ）、図２（Ｂ）のどちら
に示す商品識別コードが与えられている商品であるかを
判定することができる。
【００１４】上記したように、ＰＬＵファイル１１に
は、図２（Ａ）に示す構成の商品識別コードが与えられ
ている商品のＰＬＵレコード２１が登録されている。Ｐ
ＬＵレコード２１は、商品識別コードをＰＬＵコードと
して記憶するＰＬＵコード記憶エリア２２と、商品を販
売している部門等を記憶する部門／クラス記憶エリア２
３と、商品の名称を記憶する名称記憶エリア２４と、商
品の単価を記憶する単価記憶エリア２４とを備えている
（図３参照）。ＰＬＵファイル１１に登録されている商
品は、従来と同じ方法で商品の管理が行われる。
は、図２（Ａ）に示す構成の商品識別コードが与えられ
ている商品のＰＬＵレコード２１が登録されている。Ｐ
ＬＵレコード２１は、商品識別コードをＰＬＵコードと
して記憶するＰＬＵコード記憶エリア２２と、商品を販
売している部門等を記憶する部門／クラス記憶エリア２
３と、商品の名称を記憶する名称記憶エリア２４と、商
品の単価を記憶する単価記憶エリア２４とを備えている
（図３参照）。ＰＬＵファイル１１に登録されている商
品は、従来と同じ方法で商品の管理が行われる。
【００１５】品番ファイル１３には、上記した部門コー
ドと品番コードからなる部門／品番コード毎に品番レコ
ード３１を登録している。品番レコード３１は、部門／
品番コードを記憶する部門／品番コード記憶エリア３２
と、商品を販売している部門等を記憶する部門／クラス
記憶エリア３３と、商品の名称を記憶する名称記憶エリ
ア３４と、商品の単価を記憶する単価記憶エリア３５
と、同じ部門／品番コードが与えられている商品で例外
ＳＫＵファイル１５に登録されている商品があるかどう
かを示すフラグを記憶するフラグ記憶エリア３６とを備
えている（図４参照）。
ドと品番コードからなる部門／品番コード毎に品番レコ
ード３１を登録している。品番レコード３１は、部門／
品番コードを記憶する部門／品番コード記憶エリア３２
と、商品を販売している部門等を記憶する部門／クラス
記憶エリア３３と、商品の名称を記憶する名称記憶エリ
ア３４と、商品の単価を記憶する単価記憶エリア３５
と、同じ部門／品番コードが与えられている商品で例外
ＳＫＵファイル１５に登録されている商品があるかどう
かを示すフラグを記憶するフラグ記憶エリア３６とを備
えている（図４参照）。
【００１６】例外ＳＫＵファイル１５には、例外ＳＫＵ
レコード４１が登録されている。同じ部門／品番コード
が与えられている他の商品と、単価が異なる商品が例外
ＳＫＵレコード４１に登録される。上記したように、同
じ種類であれば色、柄、サイズ等の型式が異なる商品の
単価は殆ど同じであるが、例外的に単価の異なる商品も
ある。例えば、同じ種類のシャツで、色が白、青、黄
色、黒の４種がある場合に色が黒のシャツだけ他の色の
シャツと単価が異なる場合にはこの黒色のシャツの単価
が例外ＳＫＵファイル１５に登録される。例外ＳＫＵレ
コード４１は、商品に与えられている部門／品番コード
を記憶する部門／品番コード記憶エリア４２と、短縮Ｓ
ＫＵコードを記憶する短縮ＳＫＵコード記憶エリア４３
と、商品の単価を記憶する単価記憶エリア４４とを備え
ている（図５参照）。
レコード４１が登録されている。同じ部門／品番コード
が与えられている他の商品と、単価が異なる商品が例外
ＳＫＵレコード４１に登録される。上記したように、同
じ種類であれば色、柄、サイズ等の型式が異なる商品の
単価は殆ど同じであるが、例外的に単価の異なる商品も
ある。例えば、同じ種類のシャツで、色が白、青、黄
色、黒の４種がある場合に色が黒のシャツだけ他の色の
シャツと単価が異なる場合にはこの黒色のシャツの単価
が例外ＳＫＵファイル１５に登録される。例外ＳＫＵレ
コード４１は、商品に与えられている部門／品番コード
を記憶する部門／品番コード記憶エリア４２と、短縮Ｓ
ＫＵコードを記憶する短縮ＳＫＵコード記憶エリア４３
と、商品の単価を記憶する単価記憶エリア４４とを備え
ている（図５参照）。
【００１７】スケジュールファイル１２および品番スケ
ジュールファイル１４には、時間帯や、商品の組合せ
や、商品の購入個数等で値引き販売を行う時に、値引き
販売が成立する条件や、値引き販売が成立した時の単価
等が登録されている。
ジュールファイル１４には、時間帯や、商品の組合せ
や、商品の購入個数等で値引き販売を行う時に、値引き
販売が成立する条件や、値引き販売が成立した時の単価
等が登録されている。
【００１８】図７は、商品の登録処理を示すフロチャー
トである。ＰＯＳ端末装置１は、商品に付されているタ
グ等に印刷されているバーコードから商品識別コードを
読み取る（ｎ１）。この商品識別コードの読み取りは、
バーコードリーダでバーコードを走査することで行え
る。ＰＯＳ端末装置１は、読み取った商品識別コードを
ＰＯＳコントローラ２に送信する（ｎ２）。
トである。ＰＯＳ端末装置１は、商品に付されているタ
グ等に印刷されているバーコードから商品識別コードを
読み取る（ｎ１）。この商品識別コードの読み取りは、
バーコードリーダでバーコードを走査することで行え
る。ＰＯＳ端末装置１は、読み取った商品識別コードを
ＰＯＳコントローラ２に送信する（ｎ２）。
【００１９】ＰＯＳコントローラ２は、ＰＯＳ端末装置
１から送信されてきた商品識別コードを受信すると（ｎ
１１）、この商品識別コードの先頭２桁が２３であるか
どうかを判定する（ｎ１２）。商品識別コードが２３で
ないと判定すると、ＰＯＳコントローラ２は、ＰＬＵフ
ァイル１１をアクセスする（ｎ１３）。ＰＯＳコントロ
ーラ２は、このアクセスではＰＬＵコード記憶エリア２
２にｎ１１で受信した商品識別コードと同じＰＬＵコー
ドを記憶しているＰＬＵレコードをアクセスし、部門／
クラス記憶エリア２３、名称記憶エリア２４、単価記憶
エリア２５等に記憶されている内容を読み出す。そし
て、スケジュールファイル１２をアクセスする（ｎ１
４）。このアクセスでは、値引き販売が成立するかどう
かを確認し、値引き販売が成立する場合には、値引き販
売が成立した時の単価を読み出す。ｎ１３およびｎ１４
のアクセスによって読み出したデータから、ＰＯＳ端末
装置１へ送信するデータを作成する（ｎ１９）。このデ
ータには、商品を販売している部門、商品名、商品の単
価が含まれている。なお、値引き販売が成立している場
合には、商品の単価は値引き後の単価である。
１から送信されてきた商品識別コードを受信すると（ｎ
１１）、この商品識別コードの先頭２桁が２３であるか
どうかを判定する（ｎ１２）。商品識別コードが２３で
ないと判定すると、ＰＯＳコントローラ２は、ＰＬＵフ
ァイル１１をアクセスする（ｎ１３）。ＰＯＳコントロ
ーラ２は、このアクセスではＰＬＵコード記憶エリア２
２にｎ１１で受信した商品識別コードと同じＰＬＵコー
ドを記憶しているＰＬＵレコードをアクセスし、部門／
クラス記憶エリア２３、名称記憶エリア２４、単価記憶
エリア２５等に記憶されている内容を読み出す。そし
て、スケジュールファイル１２をアクセスする（ｎ１
４）。このアクセスでは、値引き販売が成立するかどう
かを確認し、値引き販売が成立する場合には、値引き販
売が成立した時の単価を読み出す。ｎ１３およびｎ１４
のアクセスによって読み出したデータから、ＰＯＳ端末
装置１へ送信するデータを作成する（ｎ１９）。このデ
ータには、商品を販売している部門、商品名、商品の単
価が含まれている。なお、値引き販売が成立している場
合には、商品の単価は値引き後の単価である。
【００２０】一方、ｎ１２で商品識別コードの先頭の２
桁が２３であると判定すると、品番ファイル１３にアク
セスする（ｎ１５）。このアクセスでは、部門品番コー
ド記憶エリア３２にｎ１１で受信した商品識別コードに
含まれる部門／品番コードと同じ部門／品番コードを記
憶している品番レコード３１をアクセスし、部門／クラ
ス記憶エリア３３、名称記憶エリア３４、単価記憶エリ
ア３５等に記憶されている内容を読み出す。また、フラ
グ記憶エリア５４に記憶されている内容から、同じ部門
／品番コードが与えられている商品で例外ＳＫＵファイ
ル１５に登録されている商品があるかどうかを判定する
（ｎ１６）。ここで、例外ＳＫＵファイル１５に同じ部
門／品番コードが与えられている商品が登録されている
と判定すると、例外ＳＫＵファイル１５をアクセスする
（ｎ１７）。このアクセスでは、部門品番コード記憶エ
リア４２と短縮ＳＫＵコード記憶エリア４３にｎ１１で
受信した商品識別コードに含まれる部門／品番コードお
よび短縮ＳＫＵコードを記憶しているＳＫＵレコード４
１が登録されているかどうかを確認する。そして、ｎ１
１で受信した商品識別コードに含まれる部門／品番コー
ドおよび短縮ＳＫＵコードを記憶しているＳＫＵレコー
ド４１が登録されていることを確認すると、このＳＫＵ
レコード４１の単価記憶エリア４４に記憶されている単
価を読み出し、登録されていない場合には、このアクセ
スを終了する。ここで、ＳＫＵレコードから単価を読み
だした時には、これが商品の単価となる。そして、品番
スケジュールファイル１２をアクセスする（ｎ１８）。
なお、ｎ１６で例外ＳＫＵファイル１５に同じ部門／品
番コードが与えられている商品が登録されていないと判
定すると、ｎ１７の処理を行わずに品番スケジュールフ
ァイル１２にアクセスを行う（ｎ１８）。このアクセス
では、値引き販売が成立するかどうかを確認し、値引き
販売が成立する場合には、値引き販売が成立した時の単
価を読み出す。ｎ１５、ｎ１７およびｎ１８のアクセス
によって読み出したデータから、ＰＯＳ端末装置１へ送
信するデータを作成する（ｎ１９）。このデータには、
商品を販売している部門、商品名、商品の単価が含まれ
ている。なお、商品の単価は、値引き販売が成立してい
ない場合には商品の単価であり、値引き販売が成立して
いる場合には値引き後の単価である。
桁が２３であると判定すると、品番ファイル１３にアク
セスする（ｎ１５）。このアクセスでは、部門品番コー
ド記憶エリア３２にｎ１１で受信した商品識別コードに
含まれる部門／品番コードと同じ部門／品番コードを記
憶している品番レコード３１をアクセスし、部門／クラ
ス記憶エリア３３、名称記憶エリア３４、単価記憶エリ
ア３５等に記憶されている内容を読み出す。また、フラ
グ記憶エリア５４に記憶されている内容から、同じ部門
／品番コードが与えられている商品で例外ＳＫＵファイ
ル１５に登録されている商品があるかどうかを判定する
（ｎ１６）。ここで、例外ＳＫＵファイル１５に同じ部
門／品番コードが与えられている商品が登録されている
と判定すると、例外ＳＫＵファイル１５をアクセスする
（ｎ１７）。このアクセスでは、部門品番コード記憶エ
リア４２と短縮ＳＫＵコード記憶エリア４３にｎ１１で
受信した商品識別コードに含まれる部門／品番コードお
よび短縮ＳＫＵコードを記憶しているＳＫＵレコード４
１が登録されているかどうかを確認する。そして、ｎ１
１で受信した商品識別コードに含まれる部門／品番コー
ドおよび短縮ＳＫＵコードを記憶しているＳＫＵレコー
ド４１が登録されていることを確認すると、このＳＫＵ
レコード４１の単価記憶エリア４４に記憶されている単
価を読み出し、登録されていない場合には、このアクセ
スを終了する。ここで、ＳＫＵレコードから単価を読み
だした時には、これが商品の単価となる。そして、品番
スケジュールファイル１２をアクセスする（ｎ１８）。
なお、ｎ１６で例外ＳＫＵファイル１５に同じ部門／品
番コードが与えられている商品が登録されていないと判
定すると、ｎ１７の処理を行わずに品番スケジュールフ
ァイル１２にアクセスを行う（ｎ１８）。このアクセス
では、値引き販売が成立するかどうかを確認し、値引き
販売が成立する場合には、値引き販売が成立した時の単
価を読み出す。ｎ１５、ｎ１７およびｎ１８のアクセス
によって読み出したデータから、ＰＯＳ端末装置１へ送
信するデータを作成する（ｎ１９）。このデータには、
商品を販売している部門、商品名、商品の単価が含まれ
ている。なお、商品の単価は、値引き販売が成立してい
ない場合には商品の単価であり、値引き販売が成立して
いる場合には値引き後の単価である。
【００２１】ＰＯＳコントローラ２は、ｎ１９で作成し
たデータをＰＯＳ端末装置１に送信する（ｎ２０）。Ｐ
ＯＳ端末装置１は、ＰＯＳコントローラ２から送信され
てきたデータを受信すると（ｎ３）、この受信したデー
タに基づいて該商品の登録処理を行う（ｎ４）。そし
て、登録処理が完了すると、売上データを登録するログ
ファイルを更新し処理を完了する（ｎ５）。
たデータをＰＯＳ端末装置１に送信する（ｎ２０）。Ｐ
ＯＳ端末装置１は、ＰＯＳコントローラ２から送信され
てきたデータを受信すると（ｎ３）、この受信したデー
タに基づいて該商品の登録処理を行う（ｎ４）。そし
て、登録処理が完了すると、売上データを登録するログ
ファイルを更新し処理を完了する（ｎ５）。
【００２２】なお、ＰＯＳ端末装置１は、夜間等にログ
ファイルをホスト装置３に送信する。ホスト装置では、
ＰＯＳ端末装置１から送信されてくるログファイルに基
づいて店舗の売上を一括して管理する。
ファイルをホスト装置３に送信する。ホスト装置では、
ＰＯＳ端末装置１から送信されてくるログファイルに基
づいて店舗の売上を一括して管理する。
【００２３】以上のように、シャツ等の衣料品において
色、柄、サイズ等の型式が異なるが同じ種類で単価の等
しい商品を１つのレコードで登録することができる。こ
のため、商品の単価を記憶させるＰＬＵファイル等のフ
ァイル容量を低減することができ、ＰＯＳコントローラ
２に膨大な記憶容量を必要としない。また、ＰＬＵファ
イル等のファイル容量が低減されたことで、商品の登録
時等にファイルにアクセスして商品の単価を読み出す処
理に要する時間が短縮され、商品の登録に要する時間を
短縮することができる。さらに、例外ＳＫＵファイル１
５を設けたことで、シャツ等の衣料品において同じ種類
であっても色、柄、サイズ等の型式で単価の異なる商品
がある場合も、正確に商品の単価を登録しておくことが
できる。
色、柄、サイズ等の型式が異なるが同じ種類で単価の等
しい商品を１つのレコードで登録することができる。こ
のため、商品の単価を記憶させるＰＬＵファイル等のフ
ァイル容量を低減することができ、ＰＯＳコントローラ
２に膨大な記憶容量を必要としない。また、ＰＬＵファ
イル等のファイル容量が低減されたことで、商品の登録
時等にファイルにアクセスして商品の単価を読み出す処
理に要する時間が短縮され、商品の登録に要する時間を
短縮することができる。さらに、例外ＳＫＵファイル１
５を設けたことで、シャツ等の衣料品において同じ種類
であっても色、柄、サイズ等の型式で単価の異なる商品
がある場合も、正確に商品の単価を登録しておくことが
できる。
【００２４】なお、上記実施例ではシャツ等の衣料品を
例にして説明を行ったが、これに限定されるものではな
く、同じ種類で色違いのマジック等に適用しても同様の
効果を得ることができる。また、ＰＯＳ端末装置１にＰ
ＬＵファイル１１、スケジュールファイル１２、品番フ
ァイル１３、品番スケジュールファイル１４、例外ＳＫ
Ｕファイル１５等を設け、ＰＯＳ端末装置１でこの発明
の取引処理装置を構成させてもよい。また、フラグコー
ドを２３としたがこれに限定されるものではなく、１
１、１２、１３等でもよい。さらに、ＰＯＳ端末装置１
で売上データをログファイルで管理するとしたが、ＰＯ
Ｓコントローラ２で管理することもできる。
例にして説明を行ったが、これに限定されるものではな
く、同じ種類で色違いのマジック等に適用しても同様の
効果を得ることができる。また、ＰＯＳ端末装置１にＰ
ＬＵファイル１１、スケジュールファイル１２、品番フ
ァイル１３、品番スケジュールファイル１４、例外ＳＫ
Ｕファイル１５等を設け、ＰＯＳ端末装置１でこの発明
の取引処理装置を構成させてもよい。また、フラグコー
ドを２３としたがこれに限定されるものではなく、１
１、１２、１３等でもよい。さらに、ＰＯＳ端末装置１
で売上データをログファイルで管理するとしたが、ＰＯ
Ｓコントローラ２で管理することもできる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、色、
柄、サイズ等の型式が異なるが同じ種類で単価の等しい
商品を１つのレコードで登録することができる。このた
め、商品の単価を登録しておくＰＬＵファイル等のファ
イル容量を小さくすることができる。よって、取引処理
装置に膨大な記憶容量を必要としない。また、商品の登
録等で商品の単価を読み出す時には、ＰＬＵファイル等
にアクセスする時間が短縮されるので、登録処理に要す
る時間を短縮することができる。
柄、サイズ等の型式が異なるが同じ種類で単価の等しい
商品を１つのレコードで登録することができる。このた
め、商品の単価を登録しておくＰＬＵファイル等のファ
イル容量を小さくすることができる。よって、取引処理
装置に膨大な記憶容量を必要としない。また、商品の登
録等で商品の単価を読み出す時には、ＰＬＵファイル等
にアクセスする時間が短縮されるので、登録処理に要す
る時間を短縮することができる。
【００２６】また、第２のファイルを設けたことで、同
じ種類であっても色、柄、サイズ等の型式で単価の異な
る商品がある場合でも、これらの商品の単価を正確に登
録しておくことができる。
じ種類であっても色、柄、サイズ等の型式で単価の異な
る商品がある場合でも、これらの商品の単価を正確に登
録しておくことができる。
【図１】この発明の実施例である取引処理装置を適用し
た取引処理システムの構成を示す図である。
た取引処理システムの構成を示す図である。
【図２】商品識別コードの構成を示す図である。
【図３】ＰＬＵレコードの構成をしめす図である。
【図４】品番レコードの構成を示す図である。
【図５】ＳＫＵレコードの構成を示す図である。
【図６】同実施例の商品の登録処理を示すフロチャート
である。
である。
１（１-1〜１-n）−ＰＯＳ端末装置 ２−ＰＯＳコントローラ １１−ＰＬＵファイル １３−品番ファイル １５−例外ＳＫＵファイル
Claims (2)
- 【請求項１】 入力された商品識別コードに基づいて、
商品の登録を行って取引を処理する取引処理装置におい
て、 所定の関係にある複数種類の商品に与えられた部門品番
コードと単価を対応させたレコードを登録した第１のフ
ァイルと、前記商品識別コードから前記部門品番コード
を抽出する第１の抽出手段と、前記第１の抽出手段で抽
出した前記部門品番コードに基づいて前記第１のファイ
ルにアクセスする第１のアクセス手段と、を備えたこと
を特徴とする取引処理装置。 - 【請求項２】 同じ部門品番コードが与えられている商
品で異なる単価の商品のみ前記部門品番コードと商品を
特定する型式コードと単価とを対応させたレコードを登
録した第２のファイルと、同じ部門品番コードが与えら
れている商品で異なる単価の商品があるときには、商品
識別コードから前記部門品番コードと前記型式コードを
抽出する第２の抽出手段と、前記第２の抽出手段で抽出
した前記部門品番コードと前記型式コードに基づいて前
記第２のファイルにアクセスする第２のアクセス手段
と、を備えたことを特徴とする請求項１記載の取引処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29989494A JPH08161639A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 取引処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29989494A JPH08161639A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 取引処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08161639A true JPH08161639A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17878224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29989494A Pending JPH08161639A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 取引処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08161639A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002373379A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 商品データ管理装置及び商品データ管理システム |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29989494A patent/JPH08161639A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002373379A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 商品データ管理装置及び商品データ管理システム |
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