JPH08161491A - 指紋入力方法 - Google Patents
指紋入力方法Info
- Publication number
- JPH08161491A JPH08161491A JP5133859A JP13385993A JPH08161491A JP H08161491 A JPH08161491 A JP H08161491A JP 5133859 A JP5133859 A JP 5133859A JP 13385993 A JP13385993 A JP 13385993A JP H08161491 A JPH08161491 A JP H08161491A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fingerprint
- area
- image
- input
- center point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Collating Specific Patterns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
入力された指紋画像が適正か否かを判断し、適正でない
場合は入力者に正しく指紋画像を入力する旨の指示を与
えることにより入力補正をおこなう指紋入力方法を提供
することを目的とする。 【要約】 指紋画像を入力し、この入力画像を２値化し、この２値
化画像を濃度投影して指紋の中心点を抽出し、この中心
点を中心とした所定領域の指画像の面積を求め、この面
積が予め登録された面積よりも小さいときには再入力を
行うことを特徴とする。
場合は入力者に正しく指紋画像を入力する旨の指示を与
えることにより入力補正をおこなう指紋入力方法を提供
することを目的とする。 【要約】 指紋画像を入力し、この入力画像を２値化し、この２値
化画像を濃度投影して指紋の中心点を抽出し、この中心
点を中心とした所定領域の指画像の面積を求め、この面
積が予め登録された面積よりも小さいときには再入力を
行うことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、指紋照合等を行う際
の指紋入力方法に関する。
の指紋入力方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】指紋照合は予め正しく登録された指紋と
のマッチングにより良否判断される。通常指紋照合は指
紋の中心点を中心として行われるが、指紋入力時に指紋
の中心点が前後左右にずれた状態で入力された場合、中
心点近傍の情報量不足から正確な指紋照合が出来ない。
このような場合、指紋入力者に改めて正しく指紋入力を
行うよう指示が必要である。しかしながら、現在のとこ
ろ、迅速で簡単に指紋入力が適正か否かを判断する方法
が存在しないという問題を抱えている。
のマッチングにより良否判断される。通常指紋照合は指
紋の中心点を中心として行われるが、指紋入力時に指紋
の中心点が前後左右にずれた状態で入力された場合、中
心点近傍の情報量不足から正確な指紋照合が出来ない。
このような場合、指紋入力者に改めて正しく指紋入力を
行うよう指示が必要である。しかしながら、現在のとこ
ろ、迅速で簡単に指紋入力が適正か否かを判断する方法
が存在しないという問題を抱えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、入力され
た指紋画像が適正か否かを判断し、適正でない場合は入
力者に正しく指紋画像を入力する旨の指示を与えること
の出来る指紋入力方法を提供することを目的とする。
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、入力され
た指紋画像が適正か否かを判断し、適正でない場合は入
力者に正しく指紋画像を入力する旨の指示を与えること
の出来る指紋入力方法を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明に係る指紋入力
方法は、入力画像を２値化した後、濃度投影を行って指
紋中心点を抽出し、この中心点を中心とした所定領域に
おける指画像の面積を抽出し、この指画像の面積を予め
登録された面積と比較することにより、指紋入力の不適
正を判断し、不適正な場合は入力者にその旨を知らせる
ものである。
方法は、入力画像を２値化した後、濃度投影を行って指
紋中心点を抽出し、この中心点を中心とした所定領域に
おける指画像の面積を抽出し、この指画像の面積を予め
登録された面積と比較することにより、指紋入力の不適
正を判断し、不適正な場合は入力者にその旨を知らせる
ものである。
【０００５】
【作用】この発明に係る指紋入力方法は、入力画像を２
値化した後、濃度投影を行うので指紋中心点を抽出で
き、この中心点を中心とした所定領域における指画像の
面積を算出することが可能であり、予め登録された適正
な面積と比較するので、入力された指紋画像の良否判定
を指紋入力者に知らせことができる。
値化した後、濃度投影を行うので指紋中心点を抽出で
き、この中心点を中心とした所定領域における指画像の
面積を算出することが可能であり、予め登録された適正
な面積と比較するので、入力された指紋画像の良否判定
を指紋入力者に知らせことができる。
【０００６】
【実施例】次に、この発明に係る指紋入力方法の１実施
例を図面に基づいて説明する。図１は本発明を実施する
フローチャートである。図９は本発明を実施するための
装置の一例であり、本装置は例えば中央処理部ＣＰＵ、
画像処理部ＩＰＵおよび画像メモリＩＭから構成されて
いる。中央処理部ＣＰＵ、画像処理部ＩＰＵ及び画像メ
モリＩＭはシステムバスＳＢで接続されており、また画
像処理部ＩＰＵと画像メモリＩＭはローカルバスＬＢで
つながっている。
例を図面に基づいて説明する。図１は本発明を実施する
フローチャートである。図９は本発明を実施するための
装置の一例であり、本装置は例えば中央処理部ＣＰＵ、
画像処理部ＩＰＵおよび画像メモリＩＭから構成されて
いる。中央処理部ＣＰＵ、画像処理部ＩＰＵ及び画像メ
モリＩＭはシステムバスＳＢで接続されており、また画
像処理部ＩＰＵと画像メモリＩＭはローカルバスＬＢで
つながっている。
【０００７】まず検出面に触れている指紋画像を入力装
置（図略）で入力し（ステップ１−１）、この入力画像
を画像メモリＩＭに登録する（ステップ１−２）。画像
メモリＩＭに登録された入力画像をローカルバスＬＢを
介して画像処理部ＩＰＵに送る。画像処理部ＩＰＵでは
この入力指紋画像を２値化し（ステップ１−３）、図３
に示す２値化画像を得る。次に、ステップ１−４でＸ軸
に平行な線で図３に示す２値画像を切った場合のエッジ
検出数を各々のＹ値に対して算出し、同様にステップ１
−５でＸ値に対しても算出し、これらの値によって濃度
投影を行い（ステップ１−６）、図４に示す濃度投影図
を得る。指紋は中心点から波状に外側にひろがっている
ので、図４に示す濃度投影図のＹ軸及びＸ軸の各々ピー
ク箇所が指紋の中心点となる。その中心点をＣＰＵで計
算して抽出し（ステップ１−７）、指紋中心点情報を得
る。
置（図略）で入力し（ステップ１−１）、この入力画像
を画像メモリＩＭに登録する（ステップ１−２）。画像
メモリＩＭに登録された入力画像をローカルバスＬＢを
介して画像処理部ＩＰＵに送る。画像処理部ＩＰＵでは
この入力指紋画像を２値化し（ステップ１−３）、図３
に示す２値化画像を得る。次に、ステップ１−４でＸ軸
に平行な線で図３に示す２値画像を切った場合のエッジ
検出数を各々のＹ値に対して算出し、同様にステップ１
−５でＸ値に対しても算出し、これらの値によって濃度
投影を行い（ステップ１−６）、図４に示す濃度投影図
を得る。指紋は中心点から波状に外側にひろがっている
ので、図４に示す濃度投影図のＹ軸及びＸ軸の各々ピー
ク箇所が指紋の中心点となる。その中心点をＣＰＵで計
算して抽出し（ステップ１−７）、指紋中心点情報を得
る。
【０００８】次に、この指紋の中心点を中心として所定
領域Ａの指画像の面積を求める（ステップ１−８）。具
体的には、図３に示す２値化画像の輪郭部で囲まれた部
分を全て”１”とした画像（図５）を得る。またステッ
プ１−７で求めた中心点を中心とした所定領域（例えば
正方形）Ａを作る（図６）。次に図６に示す所定領域Ａ
と図５に示す指画像の重複部を抽出してその面積（図６
の斜線部）を求めることにより所定領域Ａの指画像の面
積を中央処理部ＣＰＵで求める。そして、その面積が所
定範囲内か否かを中央処理部ＣＰＵで判断する（ステッ
プ１−９）。図７に示すように、入力が適正な場合、所
定領域Ａ全体に指画像が含まれる。このような適正入力
の面積値を予め算出して登録しておき、この面積値に誤
差許容範囲を考慮した値を所定範囲とする。
領域Ａの指画像の面積を求める（ステップ１−８）。具
体的には、図３に示す２値化画像の輪郭部で囲まれた部
分を全て”１”とした画像（図５）を得る。またステッ
プ１−７で求めた中心点を中心とした所定領域（例えば
正方形）Ａを作る（図６）。次に図６に示す所定領域Ａ
と図５に示す指画像の重複部を抽出してその面積（図６
の斜線部）を求めることにより所定領域Ａの指画像の面
積を中央処理部ＣＰＵで求める。そして、その面積が所
定範囲内か否かを中央処理部ＣＰＵで判断する（ステッ
プ１−９）。図７に示すように、入力が適正な場合、所
定領域Ａ全体に指画像が含まれる。このような適正入力
の面積値を予め算出して登録しておき、この面積値に誤
差許容範囲を考慮した値を所定範囲とする。
【０００９】しかしながら、図８のように、入力が不適
正な場合は、所定領域Ａに背景画像が含まれるようにな
るため所定領域Ａに含まれる指画像の面積が所定領域Ａ
よりも小さくなり、この場合は、検出面に適切に接触し
ていない等により指紋の中心がずれて入力されたとし
て、入力者に指示を与える（ステップ１−１０）。入力
者はその指示に従って再入力を行う。再入力の指示があ
ると、ステップ１−２で登録された指紋画像は消去さ
れ、再入力画像が画像メモリＩＭに登録される。そして
ステップ１−９で所定範囲内と判断されまで、上記の処
理が繰り返され、その後はステップ１−２で登録された
入力画像に基づいて照合がなされる。
正な場合は、所定領域Ａに背景画像が含まれるようにな
るため所定領域Ａに含まれる指画像の面積が所定領域Ａ
よりも小さくなり、この場合は、検出面に適切に接触し
ていない等により指紋の中心がずれて入力されたとし
て、入力者に指示を与える（ステップ１−１０）。入力
者はその指示に従って再入力を行う。再入力の指示があ
ると、ステップ１−２で登録された指紋画像は消去さ
れ、再入力画像が画像メモリＩＭに登録される。そして
ステップ１−９で所定範囲内と判断されまで、上記の処
理が繰り返され、その後はステップ１−２で登録された
入力画像に基づいて照合がなされる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る指紋入力
方法は、入力画像を２値化した後、濃度投影を行って指
紋中心点を抽出し、この中心点を中心とした所定領域に
おける指画像の面積を抽出し、この指画像の面積を予め
登録された面積と比較することにより、指紋入力の不適
正を判断し、不適正な場合は入力者にその旨を知らせ、
指紋入力の再入力の指示を行うので、迅速かつ簡単な方
法で指画像入力の良否判定が可能という効果を有する。
これによって、最終的には適正な入力が実現され、正確
な指紋照合が行われる。
方法は、入力画像を２値化した後、濃度投影を行って指
紋中心点を抽出し、この中心点を中心とした所定領域に
おける指画像の面積を抽出し、この指画像の面積を予め
登録された面積と比較することにより、指紋入力の不適
正を判断し、不適正な場合は入力者にその旨を知らせ、
指紋入力の再入力の指示を行うので、迅速かつ簡単な方
法で指画像入力の良否判定が可能という効果を有する。
これによって、最終的には適正な入力が実現され、正確
な指紋照合が行われる。
【図１】本発明の１実施例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図２】不適正な入力例を示す図である。
【図３】２値化画像を示す図である。
【図４】２値化画像の濃度投影図である。
【図５】指画像の輪郭部で囲まれた部分を示す図であ
る。
る。
【図６】中心点を中心とした所定領域Ａを示す図であ
る。
る。
【図７】適正入力の場合の所定範囲を示す図である。
【図８】不適正な入力の場合の所定範囲を示す図であ
る。
る。
【図９】本発明を実施する装置のブロック図である。
ＣＰＵ 中央処理部 ＩＰＵ 画像処理部 ＩＭ 画像メモリ ＳＢ システムバス ＬＢ ローカルバス Ａ 所定領域 Ｘ Ｘ軸 Ｙ Ｙ軸
Claims (1)
- 【請求項１】 指紋画像を入力し、この入力画像を２値
化し、この２値化画像を濃度投影して指紋の中心点を抽
出し、この中心点を中心とした所定領域の指画像の面積
を求め、この面積が予め登録された面積よりも小さいと
きに再入力を指示することを特徴とする指紋入力方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5133859A JPH08161491A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 指紋入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5133859A JPH08161491A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 指紋入力方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08161491A true JPH08161491A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=15114718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5133859A Pending JPH08161491A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 指紋入力方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08161491A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003067750A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 指紋照合装置 |
| US7272249B2 (en) | 2002-09-27 | 2007-09-18 | Nec Corporation | Fingerprint authentication method, program and device capable of judging inexpensively whether input image is proper or not |
| US7330572B2 (en) | 2002-09-27 | 2008-02-12 | Nec Corporation | Fingerprint authentication method, program and device capable of judging inexpensively whether input image is proper or not |
| JP2010061576A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Fujitsu Ltd | 指紋認証装置、指紋認証プログラムおよび指紋認証方法 |
| WO2010146675A1 (ja) | 2009-06-17 | 2010-12-23 | 富士通株式会社 | 生体認証装置、生体認証方法及び生体認証用コンピュータプログラム |
| WO2011097937A1 (zh) * | 2010-02-11 | 2011-08-18 | 上海点佰趣信息科技有限公司 | 形变指纹图像的处理方法 |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP5133859A patent/JPH08161491A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003067750A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 指紋照合装置 |
| JP4706150B2 (ja) * | 2001-08-27 | 2011-06-22 | 三菱電機株式会社 | 指紋照合装置 |
| US7272249B2 (en) | 2002-09-27 | 2007-09-18 | Nec Corporation | Fingerprint authentication method, program and device capable of judging inexpensively whether input image is proper or not |
| US7330572B2 (en) | 2002-09-27 | 2008-02-12 | Nec Corporation | Fingerprint authentication method, program and device capable of judging inexpensively whether input image is proper or not |
| JP2010061576A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Fujitsu Ltd | 指紋認証装置、指紋認証プログラムおよび指紋認証方法 |
| US8509500B2 (en) | 2008-09-05 | 2013-08-13 | Fujitsu Limited | Fingerprint authentication device, fingerprint authentication program, and fingerprint authentication method |
| WO2010146675A1 (ja) | 2009-06-17 | 2010-12-23 | 富士通株式会社 | 生体認証装置、生体認証方法及び生体認証用コンピュータプログラム |
| US8565494B2 (en) | 2009-06-17 | 2013-10-22 | Fujitsu Limited | Biometric authentication device, biometric authentication method, and computer program for biometric authentication |
| WO2011097937A1 (zh) * | 2010-02-11 | 2011-08-18 | 上海点佰趣信息科技有限公司 | 形变指纹图像的处理方法 |
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