JPH08159247A - 変速機の潤滑装置 - Google Patents

変速機の潤滑装置

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JPH08159247A
JPH08159247A JP32932294A JP32932294A JPH08159247A JP H08159247 A JPH08159247 A JP H08159247A JP 32932294 A JP32932294 A JP 32932294A JP 32932294 A JP32932294 A JP 32932294A JP H08159247 A JPH08159247 A JP H08159247A
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JP
Japan
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oil
pump
amount
lubrication
transmission case
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JP32932294A
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English (en)
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Akihiko Watanabe
明彦 渡辺
Junichi Kato
順一 加藤
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0434Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 始動直後あるいはオイルの温度が低い場合に
懸念される潤滑不足を招くことなく伝達効率の低下を回
避できる潤滑装置を提供する。 【構成】 変速機ケース1の底部に溜ったオイルをポン
プ9で吸引加圧して潤滑各部に給送した後に変速機ケー
ス1の底部に流下させて再びポンプ9で吸引加圧させる
ようにした強制潤滑方式の変速機において、オイルの潤
滑経路の外部にオイルリザーバ19を設ける。ポンプ9
から吐出されるオイルの量に応じてオイルリザーバ19
におけるオイルの貯溜量を増減させる制御手段を設けた
ことにより、ポンプ9から吐出されるオイルの量に応答
して変速機ケース1内のオイルレベルを昇降制御するよ
うにし、潤滑不足を招くことなくギヤによるオイルの撹
拌を抑制して伝達効率の低下を予防するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変速機の潤滑装置に係
り、特に、変速機ケースの底部に溜ったオイルをポンプ
で吸引加圧して潤滑各部に給送した後に変速機ケースの
底部に流下させて再びポンプで吸引加圧させるようにし
た強制潤滑方式の変速機の潤滑装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の潤滑装置としては、例え
ば実開昭59−53126号公報に見られるように、変
速機が中立状態にあるときに吐出通路を狭搾することに
より、ポンプの負荷を増大させて中立音を低減するよう
にしたもの、あるいは、実開平4−203556号公報
に見られるように変速機ケースの内部にポンプを設けて
オイル洩れによるオイルの減少を抑制するようにしたも
のがある。
【0003】ところで、強制循環方式の変速機といえど
も変速機ケースの底部に溜ったオイルをギヤが撹拌する
とともに跳ね上げて動力を消費するために、変速機の伝
達効率が低下する。また、このような伝達効率の低下を
予防すべく変速機ケース内のオイルレベルを低くした場
合はギヤの跳ね上げによる潤滑機能が低下するために、
ポンプの回転数が低い始動直後、あるいはオイルの粘度
が高くてポンプがオイルを吸引し難い場合は充分な量の
オイルを潤滑各部に供給できなくなるために潤滑不良を
招く懸念がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、始動直後あるいはオイルの
温度が低い場合に懸念される潤滑不足を招くことなく伝
達効率の低下を回避できる潤滑装置を提供することを課
題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、変速機ケースの底部に溜ったオイルをポン
プで吸引加圧して潤滑各部に給送した後に変速機ケース
の底部に流下させて再びポンプで吸引加圧させるように
した強制潤滑方式の変速機において、オイルの潤滑経路
の外部にオイルリザーバを設けている。また、ポンプか
ら吐出されるオイルの量が予め定めた量よりも多いとき
にオイルリザーバにおけるオイルの貯溜量を増加させて
変速機ケース内のオイルレベルを低減補正させる一方、
ポンプから吐出されるオイルの量が予め定めた量より少
ないときにオイルリザーバにおけるオイルの貯溜量を減
少させて変速機ケース内のオイルレベルを標準位置に上
昇復帰させる制御手段を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記のように構成した変速機の潤滑装置におい
て、始動直後のようにポンプの回転数が低くてポンプか
ら吐出されるオイルの量が少ない場合あるいはオイルの
粘度が高くてポンプから吐出されるオイルの量が少ない
ときはオイルリザーバにおけるオイルの貯溜量が減少し
て変速機ケース内のオイルレベルが高くなっている。従
って、ポンプから吐出されるオイルの量が少ない場合で
あっても変速機ケースの底部に貯溜されているオイルが
ギヤによって潤滑各部に多量に跳ね上げ供給されて潤滑
各部に対するオイルの供給総量が確保されるために、潤
滑不足を招くことはない。
【0007】また、例えば車両が高速運転に供された場
合のようにポンプの回転数が充分に高くなった場合ある
いはオイルの粘度が低下してポンプから吐出されるオイ
ルの量が所定値より多くなったときはオイルリザーバに
おけるオイルの貯溜量が増加する。従って、変速機ケー
ス内のオイルレベルが予め定めた位置まで低減補正され
るために、変速機ケースの底部に貯溜されているオイル
に対するギヤの撹拌が抑制されて伝達効率の低下が防止
されるとともに、オイルの温度の上昇が予防される。な
お、このようにポンプから多量のオイルが吐出されてい
る状態では、潤滑各部へのオイルの強制供給量が充分に
確保される。よって、オイルレベルの低下にともなって
ギヤによるオイルの跳ね上げ供給量が減少しても潤滑不
足を招くことはない。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明に係る変速機の潤滑装置を適用
した車両用変速機の一実施例を示す断面図である。
【0009】これらの図において、変速機ケース1には
図示しないクラッチを介してエンジンの出力軸に接続さ
れたインプットシャフト2および図示しないプロペラシ
ャフトなどを介してドライブアクスルに接続されたアウ
トプットシャフト3ならびにインプットシャフト2で駆
動されるカウンタシャフト4を設けている。また、アウ
トプットシャフト3に取り付けたドリブンギヤ5,5と
噛合係合するドライブギヤ6,6をカウンタシャフト4
に取り付けており、これらのギヤ5,5、6,6を選択
係合させることにより、カウンタシャフト4とアウトプ
ットシャフト3の回転比を変更できる主変速部を構成し
ている。
【0010】一方、インプットシャフト2とカウンタシ
ャフト4にもドライブギヤ7およびドリブンギヤ8を取
り付けることにより、インプットシャフト2に対するカ
ウンタシャフト4の回転比を変更できる副変速部を構成
している。そして、副変速部と主変速部による変速作用
を組み合わせて所望の変速比を得るようにしている。
【0011】また、変速機ケース1の底部に設けたポン
プ9の回転軸に設けたポンプギヤ10に噛合係合するポ
ンプドライブギヤ11をカウンタシャフト4に取り付け
ている。そして、ポンプ9の吐出口12から潤滑各部に
至る循環経路の一部を構成する給送通路13と、この給
送通路13をインプットシャフト2およびアウトプット
シャフト3などに形成したオイルギャラリ14,15な
どに接続する接続通路16と、変速機ケース1の底部に
配設したサクションフィルタ17と、このサクションフ
ィルタ17からポンプ9のサクションポートに至るサク
ション通路18などを設けることにより、インプットシ
ャフト2が回転しているときはポンプ9が回転駆動され
るようにしている。
【0012】よって、インプットシャフト2が回転して
ポンプ9が駆動されると、変速機ケース1の底部に溜っ
ているオイルがサクションフィルタ17からサクション
通路18を経てポンプ9に吸引加圧され、吐出口12か
ら給送通路13および接続通路16を経てインプットシ
ャフト2およびアウトプットシャフト3などに形成した
オイルギャラリ14,15などに供給される。そして、
オイルギャラリ14,15から潤滑各部に給送されて潤
滑各部を潤滑した後に、変速機ケース1の底部に流下し
て再びポンプ9で吸引加圧され、以下同様にして潤滑各
部に循環供給される。
【0013】ここに本実施例においては、変速機ケース
1の上方にオイルリザーバ19を設けている。また、ポ
ンプ9の吐出口12から接続通路16に至る給送通路1
3とオイルリザーバ19を導入通路20を介して接続す
るとともに、オイルリザーバ19の底部と変速機ケース
1の底部を放出通路21を介して接続している。
【0014】そして、ポンプから吐出されるオイルの量
が予め定めた量よりも多くなって給送通路13のオイル
の圧力が所定値より高くなったときにのみ開弁してオイ
ルの圧力が所定値より低いときに閉弁保持される圧力応
動型の導入制御弁22および逆止弁23を導入通路20
に設けるとともに、ポンプ9から吐出されるオイルの流
量が所定値より多いときにのみ閉鎖作動する放出制御弁
24を放出通路21に設けている。
【0015】25はオイルリザーバ19に設けたエアブ
リーザ、26はオイルリザーバ19内のオイルレベルを
検出するレベルセンサであり、オイルリザーバ19内の
オイルレベルが予め定めた値より高くなっているとき
は、このレベルセンサ26から放出制御弁24に開弁信
号を供給して該制御弁24を開弁作動させる。27は給
送通路13の開度を制御するオリフィスである。
【0016】以上のように構成した変速機の潤滑装置に
おいて、始動直後のようにポンプ9の回転数が低く、あ
るいは、オイルの粘度が高くてポンプ9から吐出される
オイルの量が予め定めた量よりも少ないときは、導入制
御弁22が導入通路20を閉鎖して放出制御弁24が放
出通路21を開放している。従って、この状態ではポン
プ9から吐出されたオイルの全量が潤滑各部に給送され
た後に変速機ケース1の底部に流下回収され、しかも、
オイルリザーバ19内のオイルが放出通路21を通って
変速機ケース1内に戻されるために、該ケース1内のオ
イルレベルが標準値に保持される。このために、ポンプ
9から吐出されるオイルの量が予め定めた量よりも少な
い場合であっても変速機ケース1の底部からドライブギ
ヤ6,6などによって潤滑各部に跳ね上げ供給されるオ
イルの量が増加するために、潤滑各部に跳ね上げ供給さ
れるオイルの総量が確保されるために、潤滑不足が回避
される。
【0017】また、例えば車両が高速運転に供された場
合のようにカウンタシャフト4の回転数が高くなってポ
ンプ9の回転数が充分に高くなった場合あるいはオイル
の粘度が低下してポンプ9から吐出されるオイルの量が
予め定めた量よりも多くなったときは給送通路13の圧
力が高くなるために導入制御弁22が開弁作動するとと
もに、放出制御弁24が閉弁して放出通路21を閉鎖す
る。すると、ポンプ9から給送通路13に送り出された
オイルの一部が導入通路20を通ってオイルリザーバ1
9に供給されて貯溜されるために、メインギャラリ1
4,15および潤滑各部を通って変速機ケース1内に流
下回収されるオイルの量が減少して変速機ケース1内の
オイルレベルが低減補正される。
【0018】従って、ポンプ9から吐出されるオイルの
量が予め定めた量より多くなった場合はドライブギヤ
6,6などによるオイルの撹拌が抑制されるために、伝
達効率の低下が防止されるとともに、オイルの温度の上
昇が予防される。なお、オイルリザーバ19内のオイル
レベルが所定値より高くなった場合はレベルセンサ26
から出力された信号で放出制御弁24が開弁してオイル
リザーバ19内のオイルを変速機ケース1内に流下させ
るために、変速機ケース1内のオイルレベルが必要以上
に低下することがなく、予め定めた低レベル状態に保持
される。
【0019】上記実施例では大気開放型のオイルリザー
バ19を変速機ケース1の上方に配設して放出制御弁2
4の開弁時にオイルリザーバ19内のオイルを重力で変
速機ケース1内に流下させるとともに、ポンプ9の吐出
圧力に基づいて導入制御弁22および放出制御弁24を
開閉制御してオイルリザーバ19内に貯溜されるオイル
の量を増減させて変速機ケース1内のオイルレベルを変
化させるようにしているが、オイルリザーバ19および
制御手段の構成は実施例に限定されない。
【0020】すなわち、図2は本発明に係る変速機の潤
滑装置を適用した車両用変速機の他の実施例を示す断面
図であり、本実施例においてはオイルリザーバ19をい
わゆるアキュムレータで構成している。また、ポンプ9
の吐出口12に接続した給送通路13から分岐させた導
入通路20と変速機ケース1の底部に至る放出通路21
を三位置の電磁制御弁27を介してオイルリザーバ19
に接続するとともに、車速センサ28の出力に応答して
電磁制御弁27を切替作動させるコントローラ29を設
けている。
【0021】そして、ポンプ9から吐出されるオイルの
量が予め定めた量よりも少ないときはオイルリザーバ1
9に貯溜されるオイルの量を少なくして変速機ケース1
内のオイルレベルを所定の標準レベルに保持させるが、
ポンプ9から吐出されるオイルの量が予め定めた量より
も多いときはオイルリザーバ19のオイルの貯溜量を増
加させて変速機ケース1のオイルレベルを低減補正する
ようにしている。
【0022】換言すれば、本実施例においてはポンプ9
から吐出されるオイルの量が車速の変化に基づいて変動
することに着目し、車速センサ28の出力に基づいて電
磁制御弁27を切替作動させてオイルリザーバ19のオ
イルの貯溜量を増減制御するようにしている。また本実
施例においては、車速センサ28の出力に基づいて検出
した車速が所定値より高いときはポンプ9のオイル吐出
量が予め定めた量よりも多いと推測してコントローラ2
9からの信号で電磁制御弁27のスプールを図2中右側
に移動させて導入通路20をオイルリザーバ19に接続
保持させるとともに、放出通路21をオイルリザーバ1
9から切り離すようにしている。
【0023】従って、車速が所定値より高いときはポン
プ9から吐出されたオイルの一部が電磁制御弁27を介
してオイルリザーバ19に導入されるために、給送通路
13を経て潤滑各部に給送されるオイルの量が減少す
る。よって、この場合はポンプ9により吸引されるオイ
ルの量よりも変速機ケース1の底部に流下回収されるオ
イルの量が少なくなるために、変速機ケース1内のオイ
ルレベルが低減補正されてギヤによる撹拌作用が抑制さ
れる。なお、オイルリザーバ19内におけるオイルの貯
溜量が予め定めた量に達すると、該リザーバ19の内圧
とポンプ9の吐出圧が平衡してオイルを受け入れなくな
るために、変速機ケース内1のオイルレベルが必要以上
に低下することがない。
【0024】一方、車速センサ28の出力に基づいて検
出した車速が所定値より低くなってポンプ9から吐出さ
れるオイルの量が予め定めた量よりも少ないと判断した
ときは、コントローラ29からの信号で電磁制御弁27
のスプールが図中左側に移動させて導入通路20をオイ
ルリザーバ19から切り離すとともに、放出通路21を
オイルリザーバ19に切替接続させる。
【0025】従って、この場合はポンプ9から吐出され
たオイルの全量が潤滑各部を経由して変速機ケース1の
底部に流下回収される。また、この状態ではオイルリザ
ーバ19に貯溜されていたオイルがオイルリザーバ19
の内圧による押し戻し作用を受けて変速機ケース1内に
戻されるために、該ケース1内のオイルレベルが標準位
置まで上昇復帰してギヤにより潤滑各部に跳ね上げ供給
されるオイルの量が増加するために、潤滑不足が予防さ
れる。
【0026】なお、本実施例においては車速センサ28
の出力に基づいてポンプ9から吐出されるオイルの量を
推測するようにしているが、ポンプ9の回転数あるいは
ポンプ9の吐出圧に基づいてオイルの吐出量を検出する
ことができる。また、本実施例においては導入通路20
と放出通路21を電磁制御弁27を介してオイルリザー
バ19に切替接続してオイルの貯溜量を増減調整するよ
うにしているが、斯る制御手段は実施例に限定されな
い。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、始動直後のようにポンプの回転数が低く、ある
いは、オイルの粘度が高くてポンプから吐出されるオイ
ルの量が少ないときはオイルリザーバにおけるオイルの
貯溜量を減少させて変速機ケース内のオイルレベルを標
準状態に保持させつつ、ポンプの回転数が充分に高くな
った場合、もしくは、オイルの粘度が低下してポンプか
ら吐出されるオイルの量が所定値より多くなったときは
オイルリザーバにおけるオイルの貯溜量を増加させて変
速機ケース内のオイルレベルを予め定めた位置まで低減
補正するようにしているために、始動直後あるいはオイ
ルの温度が低い場合に懸念される潤滑不足を招くことな
く伝達効率の低下を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変速機の潤滑装置を適用した車両
用変速機の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る変速機の潤滑装置を適用した車両
用変速機の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 変速機ケース 2 インプットシャフト 3 アウトプットシャフト 4 カウンタシャフト 5、8 ドリブンギヤ 6、7 ドライブギヤ 9 ポンプ 10 ポンプギヤ 11 ポンプドライブギヤ 12 吐出口 13 給送通路 14、15 オイルギャラリ 16 接続通路 17 サクションフィルタ 18 サクション通路 19 オイルリザーバ 20 導入通路 21 放出通路 22 導入制御弁 23 逆止弁 24 放出制御弁 27 電磁制御弁 28 車速センサ 29 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機ケースの底部に溜ったオイルをポ
    ンプで吸引加圧して潤滑各部に給送した後に変速機ケー
    スの底部に流下させて再びポンプで吸引加圧させるよう
    にした強制潤滑方式の変速機において、オイルの潤滑経
    路の外部にオイルリザーバを設けるとともに、ポンプか
    ら吐出されるオイルの量が予め定めた量よりも多いとき
    にオイルリザーバにおけるオイルの貯溜量を増加させて
    変速機ケース内のオイルレベルを低減補正させる一方、
    ポンプから吐出されるオイルの量が予め定めた量より少
    ないときにオイルリザーバにおけるオイルの貯溜量を減
    少させて変速機ケース内のオイルレベルを標準位置に上
    昇復帰させる制御手段を設けたことを特徴とする変速機
    の潤滑装置。
JP32932294A 1994-12-02 1994-12-02 変速機の潤滑装置 Pending JPH08159247A (ja)

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