JPH0815894B2 - 長尺体の両端部に装着された袋の結束装置 - Google Patents

長尺体の両端部に装着された袋の結束装置

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JPH0815894B2
JPH0815894B2 JP24416089A JP24416089A JPH0815894B2 JP H0815894 B2 JPH0815894 B2 JP H0815894B2 JP 24416089 A JP24416089 A JP 24416089A JP 24416089 A JP24416089 A JP 24416089A JP H0815894 B2 JPH0815894 B2 JP H0815894B2
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隆司 井上
豊 田中
茂 梅沢
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Sekisui Chemical Co Ltd
Tsubakimoto Kogyo Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
Tsubakimoto Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パイブなど長尺体の両端部に装着された袋
の脱落を防止するため、結束帯を掛けて固定する装置に
関するものである。
(従来の技術) 一般に、径の比較的小さなパイプは、ポリエチレンテ
レフタレートなどの合成樹脂で成形された梱包用バンド
(以下、結束帯という。)により複数本が所定形状に束
ねられた後、運搬時における端部の損傷を防止し、屋外
保管時におけるパイプ内への塵埃侵入を防止するため、
その両端部に袋を装着して包装するようになっている。
そして、この袋の脱落を防止するため、さらに袋を結束
帯によって結束し、この左右の結束帯間に結束帯を掛け
て袋を固定している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような左右の袋間に結束帯を掛ける作
業はもっぱら人手に頼って行なわれているが、長尺であ
ること、嵩が大きいことから、取り扱いが困難であり、
作業効率が低いという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、
一つに束ねられたパイプ(以下、長尺体という。)の端
部に装着された袋の脱落を防止するため、これらの袋間
に結束帯を自動的に掛けて固定することのできる装置を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、固定フレームに昇降装置を介して昇降自在
に設けられた昇降フレームと、この昇降フレームに移動
装置を介して互いに接近し、あるいは離隔するように摺
動自在に設けられた一対のシールヘッドと、昇降フレー
ムに設けられた結束帯押さえ装置と、固定フレームの両
側に配設されたリールよりシールヘッドを経て繰り出さ
れ、先端が熱融着されて固定フレームに張り渡された結
束帯と、搬入された長尺体の両端部に装着された袋およ
びリール装置より繰り出された結束帯を結束する結束装
置とよりなり、搬入された長尺体の両端部に装着された
袋上に結束帯を押圧し、この結束帯および袋を結束した
後、一対のシールヘッドを接近当接させることにより結
束帯を略中央で熱融着して無端状ループを形成するよう
に構成したものである。
(作用) 両端部に袋が装着された長尺体が搬入されると、固定
フレームに張り渡されている結束帯を結束帯押さえ装置
を作動させて押し下げ、長尺体に装着された袋上に押圧
した後、この結束帯および袋を結束機により結束する。
次いで、移動装置を作動させて一対のシールヘッドを互
いに接近させると、結束機によって結束した結束帯を折
り返してシールヘッドがリールより結束帯を繰り出す。
そして、略中央でシールヘッドが当接すると結束帯を熱
融着させて無端状ループを形成し、長尺体の両端部に装
着された袋を結束する。
(実施例) 以下本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
1は固定装置であって、門型状に立設された固定フレ
ーム2に昇降装置3を介して昇降自在な昇降フレーム4
を設け、この昇降フレーム4に移動装置5を介して移動
自在なシールヘッド6L,6Rを設けて構成されている。
昇降フレーム4の昇降装置3は、固定フレーム2の上
部に設けられた電動モータ7と、電動モータ7の出力軸
にチェーン−スプロケットを介して回転自在に軸支され
た回転軸8と、この回転軸8の両端に固定された傘歯車
と噛み合う傘歯車が固定され、回転方向を90度変向され
て軸支される駆動軸9,9と、固定フレーム2下方に回転
自在に軸支された従動軸10,10と、これらの駆動軸9,9と
従動軸10,10それぞれに固定されたスプロケット111…11
4と、これらのスプロケット111,111…114,114間にそれ
ぞれ無端状に巻回されたチェーン121…124より構成され
ており、チェーン121,124にはバランスウェイト13,13が
連結固定され、一方、チェーン122,123には昇降フレー
ム4が連結固定されている。この場合、バランスウェイ
ト13がチェーン121,124を介して駆動軸9を一方向に、
また、昇降フレーム4がチェーン122,123を介して駆動
軸9をその反対方向にそれぞれ回転させるように連結さ
れ、昇降フレーム4とバランスウェイト13が均衡するよ
うになっている。
したがって、前述の電動モータ7が回転駆動すると、
回転軸8を介して駆動軸9が回転する結果、この駆動軸
9および従動軸10間に巻回されたチェーン121…124によ
り、昇降フレーム4を固定フレーム2に設けたガイドレ
ール2aに沿って滑らかに昇降させることができる。
次に、シールヘッド6L,6Rの移動装置5について説明
すると、昇降フレーム4にはガイドレール4aが敷設され
ており、このガイドレール4aに沿ってシールヘッド6L,6
Rが固定されたブラケット14L,14Rが摺動自在に嵌合され
ている。移動装置5は、これらのブラケット14L,14R
互いに接近するように、あるいは離隔するように移動さ
せるもので、第4図にその詳細を示すように、昇降フレ
ーム4に固定されたエアシリンダ15と、昇降フレームの
両端に回転自在に軸支された回転軸16L,16Rと、これら
の回転軸16L,16Rそれぞれの両端に固定されたスプロケ
ット17L…,17R…と、これらのスプロケット17L,17Rをそ
れぞれ巻き回し、前述のエアシリンダ15のピストンロッ
ド15aに両端を止着された一対のチェーン18,18と、前記
回転軸16L,16Rの略中央に固定された駆動歯車19L,19
Rと、この駆動歯車19L,19Rと噛み合う従動歯車20L,20R
を固定して回転自在に軸支された回転軸21L,21Rと、こ
れらの回転軸21L,21Rの両端に固定されたスプロケット2
2L,22Rと、これらのスプロケット22L,22Rをそれぞれ巻
き回し、前述のブラケット14L,14Rに両端を止着された
一対のチェーン23,23とより構成されている。そして、
シールヘッド6L,6Rが固定されているブラケット14L,14R
は、それぞれ反対方向に移動するように、具体的には、
ブラケット14Lは一方のチェーン23の下方側に、ブラケ
ット14Rは他方のチェーン23の上方側にそれぞれ止着さ
れている。
したがって、第1図および第4図に示すエアシリンダ
15の伸長状態よりエアシリンダ15を縮小作動させると、
チェーン18,18が牽引され、スプロケット17L,17Rを時計
回り方向に回転させる結果、同様に駆動歯車19L,19R
同方向に回転させられる。そして、この駆動歯車19L,19
Rに噛み合う従動歯車20L,20Rを反時計回り方向に回転さ
せる結果、同様にスプロケット22L,22Rも同方向に回転
させられる。そして、これらのスプロケット22L,22R
に巻回されたチェーン23,23は、スプロケット22L,22R
回転により反時計回り方向に移動させられる。ここで、
ブラケット14Lは一方のチェーン23の下方に連結され、
ブラケット14Rは他方のチェーン23の上方に連結されて
いることから、ブラケット14L,14Rは互いに接近するよ
うに昇降フレーム4のガイドレール4aを摺動する。ま
た、この後、エアシリンダ15を伸長作動すれば、シール
ヘッド6L,6Rは互いに離隔する方向に摺動することにな
る。
さらに、前述のブラケット14L,14Rには結束帯押さえ
装置24,24が設けられている。この結束帯押さえ装置24
は、ブラケット14L,14Rに固定されたエアシリンダ25
と、このエアシリンダ25のピストンロッドに連結された
コ字状のガード26とよりなり、エアシリンダ25の伸長作
動によりガード26を下降させ、後述するように、搬入さ
れた長尺体Pに向けて結束帯Bを押圧するものである。
さらに、固定フレーム2の下部両側には、結束帯Bが
巻回されたリール27,27が収容されており、このリール2
7に巻回された結束帯Bは、その先端がブレーキ解除レ
バー27aを介して固定フレーム2の上方に適宜案内され
た後、固定フレーム2に設けられたグリッパー28,28お
よびシールヘッド6L,6Rを経て略中央まで繰り出され、
熱融着によって接続されることにより固定フレーム2の
左右に張り渡されている。
なお、29は回動自在なアーチ30を有する従来公知の結
束機であり、搬入された長尺体Pの端部円周回りに結束
帯B1を結束するもので、長尺体Pの長さに合わせて左右
に一対設置されている。
次に、本発明の作動について説明すると、まず、搬入
される長尺体Pの高さに合わせて昇降装置3を作動さ
せ、昇降フレーム4、すなわち、シールヘッド6L,6R
所定高さ位置に待機させておく。
第1図の紙面に対して直交する方向より両端部に袋H
を装着されて搬入されてきた長尺体Pが結束機29,29上
に載置される(第5図参照)と、結束帯押さえ装置24,2
4のエアシリンダ25が伸長作動し、ガード26が結束帯B
を押し下げ、結束帯Bを長尺体Pに装着された袋H上に
押圧する。そして、結束機29のアーチ30が回動し、袋H
に結束帯Bを押さえ付けた状態で結束帯Bと袋Hを結束
帯B1で結束する(第6図参照)。次いで、移動装置5を
作動させると、前述したように、ブラケット14L,14R
互いに接近するように中央に向けて摺動する。この結
果、結束機29で結束した結束帯B1を折り返して左右のシ
ールヘッド6L,6Rがリール27,27より結束帯Bを繰り出し
つつ接近する。
左右のシールヘッド6L,6Rが略中央にて当接すると、
結束帯Bを熱融着して無端状ループを形成して結束する
(第7図参照)。熱融着作業が終了すれば、シールヘッ
ド6L,6Rが離隔するように移動装置5を作動させ、シー
ルヘッド6L,6Rの後退が完了すれば長尺体Pを搬出しつ
つ、次の長尺体Pを搬入する。
これら一連の作動は、第9図に示すようなタイムサイ
クルで行われる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、従来人手によってなさ
れていた袋の結束作業を自動的に行なうことが可能とな
り、ラインの自動化を図って作業を効率化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の長尺体の両端部に装着された袋の結束装
置の実施例を例示するもので、第1図はその全体正面
図、第2図はその右側面図、第3図は第1図A−A線の
断面図、第4図はシールヘッドの移動装置を一部省略し
て示す概略斜視図、第5図乃至第8図は結束作業の工程
図、第9図は結束作業のタイムサイクル図である。 1……固定装置、2……固定フレーム 3……昇降装置、4……昇降フレーム 5……移動装置 6L,6R……シールヘッド 24……結束帯押さえ装置 27……リール、29……結束機 B,B1……結束帯、P……長尺体(パイプ群) H……袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 豊 大阪府大阪市北区小松原町2番4号 椿本 興業株式会社内 (72)発明者 梅沢 茂 愛知県一宮市奥町字三出39番地の19 (56)参考文献 特開 平2−85111(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定フレームに昇降装置を介して昇降自在
    に設けられた昇降フレームと、この昇降フレームに移動
    装置を介して互いに接近し、あるいは離隔するように摺
    動自在に設けられた一対のシールヘッドと、昇降フレー
    ムに設けられた結束帯押さえ装置と、固定フレームの両
    側に配設されたリールよりシールヘッドを経て繰り出さ
    れ、先端が熱融着されて固定フレームに張り渡された結
    束帯と、搬入された長尺体の両端部に装着された袋およ
    びリール装置より繰り出された結束帯を結束する結束装
    置とよりなり、搬入された長尺体の両端部に装着された
    袋上に結束帯を押圧し、この結束帯および袋を結束した
    後、一対のシールヘッドを接近当接させることにより結
    束帯を略中央で熱融着して無端状ループを形成するよう
    に構成したことを特徴とする長尺体の両端部に装着され
    た袋の結束装置。
JP24416089A 1989-09-20 1989-09-20 長尺体の両端部に装着された袋の結束装置 Expired - Fee Related JPH0815894B2 (ja)

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