JPH0815643B2 - 幅可変薄スラブ連続鋳造機の湯面レベル制御方法 - Google Patents

幅可変薄スラブ連続鋳造機の湯面レベル制御方法

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JPH0815643B2
JPH0815643B2 JP63122748A JP12274888A JPH0815643B2 JP H0815643 B2 JPH0815643 B2 JP H0815643B2 JP 63122748 A JP63122748 A JP 63122748A JP 12274888 A JP12274888 A JP 12274888A JP H0815643 B2 JPH0815643 B2 JP H0815643B2
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則之 金井
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    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/20Controlling or regulating processes or operations for removing cast stock
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続鋳造に関し、特に、幅可変薄スラブ連続
鋳造機の鋳型の湯面レベルを一定に維持するための、該
鋳型への溶融金属の注入流量の調整に関する。
〔従来の技術〕
連続鋳造用鋳型には、ノズルを介してタンディッシュ
より溶融金属が供給され、タッディッシュには、取鍋の
溶融金属が供給される。タンディッシュの溶融金属量は
変動するが、安全に、高品質の成品を安定して得るため
に、鋳型には鋳片引抜き速度に対応した所定流量で溶融
金属を供給しかつ鋳型内溶融金属のレベル(湯面レベ
ル)を所定値に維持する必要がある。従来は、湯面レベ
ル調整のために、ノズルをスライディングノズルとして
そこでノズルの絞り開口を調整して流量を調整したり、
あるいはノズル部等にリニアモータを設置して、これに
より電磁移動力をノズル内の溶融金属に作用させ、リニ
アモータに印加する交流電圧の周波数を調整して電磁移
動力の移動速度を調整することにより流量を調整する
(例えば、実開昭44−17619号公報および特開昭60−994
58号公報)。
双ベルト式連続鋳造機によれば、厚みが小さい鋳片
(薄スラブ)を直接製造できるので、圧延工程等の多く
が省略となり、省エネルギ,設備費減等の大きな効果が
得られる。しかも、連続鋳造中の幅変更が容易である
(例えば、実開昭60−20334号公報,特願昭62−328080
号,特願昭62−328082号)。
一般に、連続鋳造において幅を変更するときには、変
更幅に対応してノズル開度も変更する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の連続鋳造における湯面レベル制御で
は、湯面レベルを検出して、それと目標値との偏差にフ
ィードバック演算係数を乗算して注入流量補正値を求
め、この分、スライディングノズル,リニアモータ等の
注入流量調整手段を調整して鋳型への注入流量を補正す
るフィードバック制御が行なわれているが、これを可変
幅双ベルト式連続鋳造機に適用していると、幅変更に伴
って湯面レベル変動が大きくなり、鋳造品質が低くなっ
たり、操業トラブルを生じ易い。
双ベルト式連続鋳造機の鋳型は、1対の相対する無端
鋳造ベルトとそれらの間に挟まれた1対の相対する移動
短辺によって構成され、鋳型内容積が小さくかつ引抜き
鋳片の厚みが薄いので、鋳造速度が比較的に高い。鋳造
速度が高いと湯面レベルに比較的に大きな変動を生じ易
く、湯面レベルが変動すると冷却条件等が変わるので、
鋳造鋳片品質がばらつくばかりでなく鋳造操業にトラブ
ルを発生し易い。したがって、鋳造鋳片の品質を連続し
て安定かつ高く維持するための、湯面レベル変動に対し
てより応答性が高い、かつ安定した注入流量制御すなわ
ち湯面レベル制御、が重要であるが、幅変更によって注
入流量の変化分に対する湯面レベル変化分が変わるの
で、湯面変動を生じ易い。
本発明は、双ベルト式連続鋳造機など、可変幅薄スラ
ブ連続鋳造機の、幅変更にかかわらず鋳型内湯面レベル
の変動に対して応答性が高くかつ湯面レベルを一定値に
安定して維持するための湯面レベル制御方法を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
鋳型の幅が、標準値Wy0からWyに変更され、鋳型の開
口面積がS0からSに変わると、湯面レベルの変動がΔL
あった場合、それを補償するために増加又は減少させな
ければならない溶鋼量は、標準幅のときでΔL・S0であ
り、幅WyのときでΔL・Sとなる。
そうすると第7図に示す溶鋼湯面レベル制御系のブロ
ック線図における破線ブロックBi内の伝達関数が変化し
てしまうことになる。
そして、そのブロックBiの伝達関数が変化すると、溶
鋼湯面レベル制御系の応答性ならびに安定性が変化して
しまうので、鋳片の幅寸法によって湯面レベルの振れ幅
が異なり、鋳片の内部割れや表面疵等が変動することに
なってしまう。第7図の制御システムにおいて、鋳片幅
にかかわらず、湯面レベルの振れ幅を一定値になるよう
にするには、前記ブロックBiの伝達関数が鋳片幅にかか
わらず一定値になるようにすることであることを知見し
た。
そして本発明の発明者達が種々検討した結果、鋳型面
積の変化による変動分を制御演算部に補償して帳消しに
するのが最も望ましいことを見い出した。つまり制御演
算部をフィードバック演算係数とフィードバッグ補償係
数の掛け合わせたものとし、そのフィードバッグ演算係
数とは、良く知られた比例係数,比例−積分係数あるい
は比例−積分−微分係数等である。
そこで本発明では、フィードバック補償係数を、鋳型
の幅に対応した値に設定する。すなわち、最も好ましい
態様では、標準幅Wy0のときのフィードバック補償係数
をK0とすると、幅Wyのときには、フィードバック補償係
数Kを K=K0・Wy/Wy0とする。
通常は、フィードバック補償係数K0は1でもよく、あ
るいはフィードバック演算係数の一部例えば比例係数を
こちらに移してもよい。
〔作用〕
これによれば、湯面フィードバック制御の、湯面レベ
ル変動に対する応答速度が、鋳造幅の変更にもかかわら
ず実質上一定となり、幅変更にもかかわらず応答性が高
くかつ湯面レベルが一定値に安定して維持する湯面レベ
ル制御が実現する。
一方、鋳型内湯面レベルは、鋳造速度(鋳片引抜き速
度)および鋳型への溶融金属の注入流量で定まる。しか
して注入流量は、タンディッシュ内溶融金属レベル,鋳
型内湯面レベル(これは実質上一定に維持される)およ
び注入流量調整手段の設定スライディングノズルの場合
にはスライデイング開度,リニアモータの場合にはその
付勢電力および又は周波数)、鋳造速度を変更するとき
には、変更に対応して注入流量調整手段の設定が変更さ
れるので、変更過渡期を除く安定期には、鋳造速度(一
定)は湯面レベル変動に影響しない。しかし、タンディ
ッシュ内溶融金属レベルは変動するのが常であり、また
鋳造速度変更の過渡期にも湯面レベルが変動し、更には
一定であるべき鋳造速度も変動することがあり、これら
が鋳型内湯面レベル制御に外乱として作用する。
そこで本発明の好ましい実施例では、タンディッシュ
内溶融金属量および鋳片の引抜き速度を測定し引抜き速
度の変化率を求め、タンディッシュ内溶融金属量に対応
してフィードバック演算係数を変更すると共に、引抜き
速度の変化率に対応した調整量を、湯面レベル偏差値に
該変更したフィードバック演算係数を乗じた値に加え
て、これに基づいて注入流量調整手段で注入流量を調整
する。
これによれば、タンディッシュ内溶融金属レベル変動
による鋳型内への注入流量の変動が補償され、かつ、引
抜き速度変更の過渡期ならびに引抜き速度の変動時に
は、引抜き速度の変化に対応する湯面レベル変動を相殺
する調整が予見(先行)的に実行される。したがって、
鋳型内の湯面レベル制御の応答性が高く、湯面レベルが
一定値に安定して維持される。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下
の実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に本発明を一態様で実施する装置構成を示し、
第2図に第1図に示す連続鋳造機の外観概要を示す。タ
ンディッシュ1の溶融金属2は、X方向に狭く紙面に垂
直なY方向に広い幅の、断面が矩形の偏平ノズル3を通
して鋳型に注入される。鋳型は、この実施例では、双ベ
ルト鋳型であり、偏平ノズル3の長辺の幅(Y方向)よ
りも広い幅の、ノズル3を間にして対向する2つのモー
ルドベルト4と、偏平ノズル3の短辺の幅(X方向)よ
りも広い厚みの、ノズル3を間にして対向する2つの移
動短辺13で構成されている。
なお、移動短辺13は、特願昭62−328080号および特願
昭62−328082号に詳細を提示した、幅可変のものであ
る。
モールドベルト4は、駆動ローラ5に張架されてい
る。駆動ローラ5は、減速機6を介して直流モータ7
で、所定速度で回転駆動される。モータ7には指速発電
機(タコゼネレータ)8が連結されており、モータ7の
回転速度に比例した周波数の交流電圧を発生する。この
交流電圧は、パルス処理回路11で、該周波数に比例する
周波数であって、パルス高およびパルス幅が一定のパル
ス信号に変換される。F/Vコンバータ12は、該周波数に
比例するレベルの電圧(速度電圧)を発生しモータドラ
イバ9に与える。F/Vコンバータ12はまた、該電圧(鋳
造速度電圧)を、ノズル3内溶鋼に所要速度(鋳造速度
に対応する溶鋼注入速度:注入流量)を示す電圧に変換
(鋳造速度電圧×鋳型開口面積/ノズル開口面積)し
て、この所要素度v0を示すアナログ電圧v0をマイクロプ
ロセッサ30のA/D変換入力ポートADrに与える。
モートドライバ9は、モータコントローラ10が与える
目標速度(電圧),F/Vコンバータ12が与えるフィードバ
ック速度(電圧)およびモータ7の電機子電流(トル
ク)に基づいて、モータ7の回転速度が目標速度になる
ように電機子電流を調整する。これにより、モータ7
が、モータコントローラ10が指定する目標速度で回転す
る。すなわちベルト4が、目標速度で移動する。
偏平ノズル3の長辺(Y方向)を挟んで、一対のリニ
アモータ3A,3Bが対向して配置されている。これらのリ
ニアモータと偏平ノズル3の関係を第3図に示す。
リニアモータ3Aおよび3Bは、この実施例では、大略で
3相星形結線の誘導電動機のステータを平面展開した形
状であり、ロータ(ノズル3内の溶鋼)に対向する磁極
間のスロットに各相コイルが収納されている。各相コイ
ルに所定位相関係の3相交流を印加することにより、ノ
ズル3内の溶鋼にZ方向で下から上に向かう電磁移送力
(減速力)を発生し、2相の電気コイルに加える交流電
圧を入れ変えることにより、ノズル3内の溶鋼にZ方向
で上から下に向かう電磁移送力(加速力)を発生する。
3相交流電源回路24の各相出力ラインには、各ライン
毎に、双方向導通制御を行なうサイリスタインバータ23
および相順切換回路22を介して、リニアモータ3A,3Bの
各相コイルが接続される。サイリスタインバータ23は、
各相交流電圧の、リニアモータ3A,3Bへの印加を、該交
流電圧の正半波および負半波のそれぞれで、サイリスタ
ドライバ25により導通トリガーパルスを受けたときに導
通し、交流電圧のゼロクロス点で非導通となるものであ
る。
リニアモータ3A,3Bの各相コイルと3相交流の各相ラ
インとの接続線には、力率改善用のコンデンサ21が接続
されている。この実施例では、ノズル3内の溶鋼の渦電
流損を少くするために、3相交流の周波数は100〜500Hz
の範囲が好ましいので、120Hzとしている。すなわち、
3相交流電源回路24は、3相出力ラインのそれぞれに、
位相が互に120゜ずれた120Hzの交流電圧を出力する。リ
ニアモータ3A+3Bの電力容量は、120Hzで2,800KVAであ
り、コンデンサ21はこれに対応して2,800KVAとしてい
る。従来は、力率改善用コンデンサが無いので、インバ
ータ23の所要容量は2,800KVA必要であったが、上記コン
デンサ21の接続により、インバータ23の容量は1,200KVA
と、大幅に小さくなり、これが電源設備費を大幅に低く
している。
第5図に、リニアモータ3A,3Bの付勢電流と減速率と
の関係を示す。これは、第1図に示すように、相順切換
回路22を「減速」に設定しているときのものであり、リ
ニアモータ電流を増加させるにつれて溶鋼注入速度が低
くなる(鋳型の湯面レベルが下がる)。リレードライバ
27に通電して相順切換回路22のリレー接片を下方に駆動
すると「加速」の設定となり、リニアモータ電流を増加
させるにつれて溶鋼注入速度が高くなる(鋳型の湯面レ
ベルが上がる)。なお、第5図において、横軸は、リニ
アモータ3A,3Bの通電電流値を示し、縦軸は、リニアモ
ータによる駆動がないときのノズル3内の溶鋼速度Voff
に対する、リニアモータによる駆動があるときの溶鋼速
度Vonの比Vrを示す。
再度第1図を参照すると、リニアモータ3Aの下方に
は、湯面レベル(ビデオカメラ28からの湯面の距離)Ld
を検出するためのビデオカメラ28が設置されており、こ
れが、移動短辺13の、湯面が接する部位の画像を撮像し
てビデオ信号を信号処理回路29に与える。信号処理回路
29は、カラー画像データ処理により、湯面と移動短辺と
の接線(移動短辺の内面を撮像した画面では、高温色と
なる)を切り出して、その位置が画面の上,下方向のど
の位置にあるかを判定して距離Ldを算出し、これを示す
データをマイクロプロセッサ(以下CPUと称する)30に
与える。
タンディッシュ1の重量に対応するアナログ電圧を荷
重センサ31が発生し、これを信号処理回路32に与える。
信号処理回路32は、該信号を処理してタンディッシュ内
溶融金属量Wを示すデータをCPU30に与える。
CPU30には、更に、図示しない上位コンピュータ又は
操作盤より、スタート/エンド信号,速度データf(V
s),周期データTs,タンディッシュ内標準溶鋼量データ
W0,鋳型の標準幅データWy0,鋳型の設定幅データWyおよ
び目標レベルL0(ビデオカメラ28からの湯面の距離の目
標値)が与えられると共に、分周器31より、速度を示す
パルス(パルス処理回路11の出力パルス)を分周したパ
ルスが与えられる。
CPU30は、標準幅Wy0に対する設定幅Wyの比rw=Wy/Wy0
を算出し、タンディシュ内溶融金属量Wの、標準値W0
対する偏差dWを演算して、rwおよびdWに対応するPI制御
演算係数KpおよびKiを演算し、鋳造速度の変化率dv0
鋳造速度に比例するv0に基づいて演算して、幅比痛およ
び変化率dv0に対応する調整量Kd・rw・dv0(Kdは係数)
を算出する。しかも、目標レベルL0に対する信号処理回
路29が与える検出レベルLdの偏差dLを演算して、これに
基づいてPI制御演算(係数が上記KpおよびKi)してPI制
御調整量を算出し、PI制御調整量に前記調整量Kd・rw・
dv0を加えて、偏差dLを零にするための鋳型内への溶鋼
の注入速度viを算出し、この速度viを得るためのリニア
モータ通電電流値を演算し、これをサイリスタコンバー
タ23の導通角(オンとする位相角)に変換して、導通角
を示す電圧データVfをD/Aコンバータ26に与える。D/Aコ
ンバータ26は、データVfをアナログ電圧Vfに変換してサ
イリスタドライバ25に与える。サイリスタドライバ25
は、3相のそれぞれにつき、ゼロクロス点を基点に、交
流電圧位相の増大に比例して漸増する電圧を発生してこ
れをアナログ電圧Vfと比較して、前者が後者に達すると
きにトリガーパルスを発生してコンバータ23のサイリス
タのゲートに印加する。該サイリスタは、このトリガー
パルスを受けると導通し次のゼロクロス点で非導通とな
る。
第4a図および第4b図にCPU30の制御動作を示す。まず
第4a図を参照する。電源が投入される(ステップ1:以
下、カッコ内ではステップという語を省略)というCPU3
0は、入出力ポートを待機状態の信号レベルに設定し、
内部レジスタ,カウンタ,タイマー等をクリアして、上
位コンピュータ又は操作盤に「レディ」信号を与える
(2A)。そして上位コンピータ又は操作盤より、制御デ
ータ(鋳造速度情報,演算定数,タイミング定数等、制
御上のパラメータを定めるデータ)やスタート信号等の
制御信号が送られて来るのを待ち、制御データが送られ
て来ると、それを読込んで、所定のレジスタ(内部RA
M)に書込む(2B)。
この実施例では、CPU30が鋳造速度目標値Vsを示すデ
ータをモータコントローラ10に与え、モータコントロー
ラ10がこのデータをラッチしてそれをアナログ電圧に変
換してモータドライバ9に与える。鋳造速度目標値Vs
は、引抜き開始時には、第6aにf(Vs)と示すように時
間をパラメータとして漸増させ、この漸増は時間Tsの周
期で行なうようにしている。引抜き開始まではVs=0で
引抜き開始の終了時にはVsm(これが定常状態では鋳造
素度目標値)である。この0からVsmまでをTs単位で、
m分割して、Ts経過毎の鋳造速度Vs1〜Vsmを第6a図にf
(Vs)として示す正弦波状曲線を描くように定めてい
る。すなわち引抜き制御を安定かつ円滑に実現するよう
に、引抜き開始初期は低加速度で、中期は高加速度で、
終期は低加速度で鋳造速度を立上げるようにしている。
上位コンピュータ又は操作盤から、この速度データVs1
〜Vsmと周期データTsがCPU30に送信され、CPU30はこれ
らのデータを、内部RAMの所定レジスタ(速度データテ
ーブルおよび周期レジスタ)に書込む。また、タンディ
ッシュ内溶鋼重量標準値データW0,鋳型の標準幅データW
y0,鋳型の設定幅データWyおよび湯面レベル目標値デー
タL0も、上位コンピュータ又は操作盤から受信して所定
のレジスタに書込む(2B)。所要のデータの受信を終了
すると、CPU30は、スタート信号が到来するのを待つ
(4)。
なお、上位コンピュータ又は操作盤は、ベルト4間に
ダミーバーを保定し、鋳型に溶鋼の注入を開始してか
ら、鋳型内湯面レベルが湯面レベル目標値L0になるまで
に、スタート信号をCPU30に与える。
スタート信号が到来すると、CPU30は、湯面検出レベ
ルLdを読んで、それが湯面レベル目標値L0になるのを待
つ(41)。
湯面検出レベルLdが湯面レベル目標値L0になると、CP
U30は、スタート(引抜き開始)信号を上位コンピュー
タ又は操作盤に送信して(42)、速度データテーブルを
データ読出しアドレスレジスタjに、第1番の速度デー
タVs1のアドレスを指定する1を書込む(43)。そして
割込INTを許可し(4)、タイマT0(時間T0の時限をと
るプログラムタイマ)をスタートする(5)。
次に、速度データテーブルのアドレスjのデータを読
出し、それがエンド(Vsmまでの読出しを終了した)情
報であるかをチェックして(44)、エンド情報でない
と、アドレスjのデータVj(j=1〜m)を読出してモ
ータコントローラ10に出力し、j=1のときにはモータ
コントローラ10にモータ駆動スタートを指示する(45
A)。そしてタイマTsをスタートして(45B)、そのタイ
ムオーバを待ち(46)、タイムオーバするとレジスタj
の内容を1大きい値に更新して(47)、受信処理(48:
鋳造速度,鋳型幅,湯面レベル目標値等、制御上の変更
がある場合、ここで変更を読込む)を経て、速度データ
テーブルのアドレスjのデータを読出し、それがエンド
(Vsmまでの読出しを終了した)情報であるかをチェッ
クして(44)、エンド情報でないと、アドレスjのデー
タVj(j=1〜m)を読出してモータコントローラ10に
出力する(45A)。以下同様に、速度データテーブルよ
り最高速度データVsm(定常時の鋳造速度目標値)を読
出してこれをモータコントローラ10に与えるまで、以上
の処理を繰返す。
これにより、モータコントローラ10には、データVs1
〜Vsmが順次に、Tsの時間経過毎に更新して与えられ、
ベルト4の移動速度すなわち鋳造速度が第6a図にf(V
s)として示すように上昇する。なお、図示は省略した
が、移動短辺13のモータコントローラにも、CPU30が同
様に速度データを与えるので、移動短辺13もベルト4と
同じ速度となる。
速度データVsmを与えた後は、CPU30は速度データテー
ブルよりエンド情報を読出すので、以後はモータコント
ローラ10には新たなデータは与えず、モータコントロー
ラ10は、Vsmをラッチしたまま、Vsmを示すレベルの目標
速度電圧を継続してモータドライバ9に与える。
なお、鋳造速度を変更するときには、上位コンピュー
タ又は操作盤は、現在与えている鋳造速度目標値Vsm1
ら次に与える鋳造速度目標値Vsm2までの所要増,減速特
性に基づいて、Ts間隔で更新すべき速度データを作成し
て、これらをCPU30に送信する。CPU30はこれをステップ
48で受信して、速度データテーブルに書込んでj=1を
設定して、前述と同様にして、Ts周期でモータコントロ
ーラ10に新たな速度データを順次に与える。これによ
り、所要の変化特性で、鋳造速度が変更される。
ところで、鋳型内の湯面レベルが始めて目標値L0に達
した時に割込INTを許可し(4)、タイマT0をスタート
している(5)ので、まず、割込INTを許可したことに
より、文周器31が1パルスを発生する毎に、CPU30は、
第4b図に示す割込処理を実行する。
これを説明すると、分周期31が1パルスを発生する
と、タイマT0をスタート(再スタート)して(10)、ス
テップ2B又は48(変更入力があった場合)で読込んでい
る鋳型標準幅Wy0と鋳型設定幅Wyの比rw=Wy/Wy0を算出
してレジスタAcwyに込書む(29A)。次に、信号処理回
路32が与えるタンディシュ重量Wを読込んで、偏差dW=
W−W0(W0は標準値)を算出してレジスタAcwに書込む
(29)。次にレジスタAcv2の内容(前回のv0読込値)を
レジスタAcv1に書込んで(30)、A/D変換入力ポートADr
の電圧v0をデジタル変換して読込んでレジスタAcv2に書
込む(31)。そして変化率dv0=レジスタAcv2の内容−
レジスタAcv1の内容、を算出してレジスタAcvdに書込む
(32)。
次にCPU30は、湯面検出レベルLdおよび湯面目標レベ
ルL0を読込む(11,12)。そして偏差dLを演算し、これ
をレジスタAcdに書込む(13,14)。次に、PI(比例積
分)制御の比例係数 Kp=(Kp0+αp・dW)・rw を算出してレジスタAcpに書込む(33)。なお、Kp0は標
準重量W0のときの比例係数であり、この場合は定数であ
る。αpは重量偏差dW対応の比例係数補正量を定める定
数、dWはレジスタAcwの内容(タンディッシュ重量偏
差)、rw=Wy(鋳型の設定幅)/Wy0(鋳型の標準幅)で
ある。次にPI制御の積分定数 Ki=(Ki0+αi・dW)・rw を算出してレジスタAciに書込む(34)。なお、Ki0は標
準重量W0のときの積分係数であり、この場合は定数であ
る。αiは重量偏差dW対応の積分係数補正量を定める定
数、である。
次にCPU30は、鋳造速度変化率対応の注入流量補正量K
d・rw・dv0を算出してレジスタAcvcに書込む(35)。
CPU30は、次に、偏差dLに前述の比例定数Kp(レジス
タAcpの内容)を乗算してレジスタAc3に書込む(15)。
次に、積算レジスタR1〜Rnのデータを、Rn-1のデータを
Rnに書込み、Rn-2のデータをRn-1に書込むという具合
に、一番古い(Rnの)データを捨てて、残ったデータを
レジスタR2〜Rnに移して(16〜18)、空いたレジスタR1
に、偏差dLに前記積分定数Ki(レジスタAciの内容)を
乗じた値を書込む(19)。そしてレジスタR1〜Rnのデー
タの総和(補正値の積分量)をとって、レジスタAc4
書込む(20)。そしてPI制御の出力値に、鋳造速度変化
率対応の調整値を加えた、ノズル3内溶鋼所要速度(注
入流量) vi=v0+Kp・dL+ΣKi・dL+Kd・rw・dv0 を算出する(21)。次に、ノズル3内目標速度v0(鋳造
目標速度に比例する)に対する所要速度viの比Vrを算出
してレジスタAc5に書込み(22)、内部メモリに予め書
込んでいるデータテーブルより、Vrに対応するリニアモ
ータ電流データIiを読出してレジスタAc6に書込む(2
3)。次に電流Iiをもたらす導通位相角データVfを、内
部メモリに予め書込んでいるデータテーブルより読出し
てレジスタAc7に書込む(24)。そしてレジスタAc3,Ac4
およびAcvcのデータの和(目標注入流量v0に対する補正
量)が正か負かを判定して(25)、すなわちリニアモー
タを加速すべきか減速すべきかを判定して、正(加速)
の場合には、リレードライバ27にHを出力する(27)。
これにより相順切換回路22のリレー接片が下方に駆動さ
れて、リニアモータ3A,3Bはインバータ23に対して加速
(Z方向で下向き駆動)接続となる。負(減速)の場合
には、リレードライバ27にLを出力する(26)。これに
より相順切換回路22のリレー接片が第1図に示す位置と
なり、リニアモータ3A,3Bはインバータ23に対して減速
(Z方向の上向き駆動)接続となる。次にCPU30は、レ
ジスタAc7のデータVfをD/Aコンバータ26更新出力する
(28)。
以上により、リニアモータ3A,3Bの駆動方向と駆動力
が、検出値Ld,タンディッシュ内溶鋼量および鋳造速度
変化率に対応して補正されたことになる。
以上に説明した割込処理は、分周器31が1パルスを発
生する毎に実行され、レジスタAc4には、過去n回の割
込処理のそれぞれで得られた偏差値の、積分値が書込ま
れている。
タイマT0の時限値T0は、第2図に示す連続鋳造機の、
設計上予定された最低速度のときに分周器31が発生する
パルスの周期Tmよりもわずかに長い時間である。したが
って,直流モータ7,タゼネレータ8,パルス処理回路11お
よび分周器31が正常な場合には、タイマT0がタイムオー
バする前に分周器31がパルスを発生するので、タイマT0
がタイムオーバすることはない。したがって、定常状態
では第4b図に示す割込処理が繰返し実行される。
何らかの異常で、分周器31がT0の間1回もパルスを発
生しないと、割込処理(第4b図)は実行されず、タイマ
T0がタイムオーバし、CPU30は、第4a図のステップ6か
らステップ30に進んで、警報信号を上位コンピュータ又
は操作盤に与える(30A)。そしてタイマT0をスタート
(再スタート)して(31A)、入力読取(A),PI制御の
出力値演算(B),位相角の減算(C),駆動方向の演
算(D)および出力(E)を実行してタイマT0のタイム
オーバを待つ。これらの処理(A〜E)の内容は、第4b
図に示すステップ11〜28の処理内容と同じである。した
がって、例えば、分周器31が全くパルスを発生しなくな
ると、T0周期で、上述の処理が実行される。
なお、分周器31の発生パルスでPI制御のサンプリング
周期を定めるようにしているのは、鋳造速度が高いとき
には、サンプリング周期をそれに逆比例して短くするた
めである。分周器31がパルスを発生しなくなるような異
常時には、サンプリング周期はT0で、比較的に長い一定
値となる。
移動短辺13の距離すなわち鋳型の幅を変更するときに
は、上位コンピュータ又は操作盤より、標準値データWy
0と変更後の鋳型幅データWyがCPU30に与えられる。鋳型
幅変更に伴って鋳造速度も変更するときには、速度デー
タも与えられる。CPU30は、これらのデータをステップ4
8で受けて、受信したデータを、先のデータに代えて更
新読込みする。鋳造幅の変更があった場合、この読込み
を終了すると、次に到来する分周器31のパルスに応答し
た割込処理(第4b図)から、変更後の鋳型幅に対応した
比例係数 Kp=(Kp0+αp・dw)・rw,積分係数 Ki=(Ki0+αi・dw)・rw,および調整係数(Kd・rw)
でフィードバック制御演算が行なわれ、新たな鋳型幅に
対応したフィードバッグ制御出力viに基づいてノズル3
の注入流量が設定される。これにより、例えば鋳型幅が
標準値Wy0からWyに変更されたとすると、湯面レベルが
目標値からずれたときの、それを補償するための注入流
量 Kp・dL+ΣKi・dL+Kd・rw・dv0 が、標準値Wy0のときのもののrw=Wy/Wy0倍となる。す
なわちあるレベル補差ΔLに対しての、これを補償(0
にする)ための注入流量補償量が鋳型開口の大きさに対
応したものとなるので、鋳型幅が変わっても鋳型内湯面
レベルの変動特性は変わらず、安定かつ円滑なフィード
バック制御が行なわれ、湯面レベルが目標値L0に維持さ
れる。
上位コンピュータ又は操作盤よりエンド信号が到来す
る(7)と、CPU30は、初期化(2)に戻る。すなわち
待機状態(リニアモータ停止)となる。
なお、上記実施例では、引抜き開始から定常連続鋳造
までの鋳造速度は、第6a図にf(Vs)で示すように正弦
波関数状に漸増させるようにしているが、これは第6b図
に示すようにランプ関数状としてもよく、また、第6c図
に示すように、三次関数状としてもよい。いずれにして
も、フィードバック湯面レベル制御に乱調をもたらさな
いように、滑らかな速度推移とする。
また、上記実施例では、注入流量調整手段としてリニ
アモータを使用しているが、これを従来公知のスライデ
ィングノズル又はそれと同等の機械的にノズル開口を絞
り調整するもの、あるいはその他の、流量を自動調整し
うる手段に変えてもよい。更には、上記実施例のように
リニアモータを用いる場合でも、電圧値調整による注入
流量の調整の代りに電流値調整又は周波数調整による注
入流量の調整を行なってもよい。一方、鋳造速度は、モ
ールドベルトの移動速度を検出して計測しているが、移
動短辺も同速度で移動するので、移動短辺の移動速度を
検出して鋳造速度を計測してもよい。
この実施例では以上のように、鋳型内湯面レベルLdが
湯面レベル目標値L0になったときにベルト4および移動
短辺13の移動(引抜き)を開始し、かつ、鋳型内湯面レ
ベルを目標値L0に維持するフィードバック湯面レベル制
御を開始するので、引抜き開始時点から湯面レベルが安
定して目標値L0に維持される。引抜き開始時点から鋳造
速度が漸増するが、この間も該フィードバック湯面レベ
ル制御により、湯面レベルが安定して目標値L0に維持さ
れる。
また、上記実施例では、湯面レベル偏差値dL,タンデ
ィッシュ内溶鋼量Wおよび鋳造速度変化率dv0に対応し
て、鋳型への溶融金属の注入流量を調整するので、タン
ディッシュ内溶融金属レベル変動により鋳型内への注入
流量の変動が補償され、かつ、引抜き鋳造速度変更の過
渡期ならびに鋳造速度の変動時には、鋳造速度の変化に
対応する湯面レベル変動を相殺する調整が予見(先行)
的に実行される。したがって、鋳型内の湯面レベル制御
の応答性が高く、湯面レベルが一定値に安定して維持さ
れる。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によれば、湯面フィードバック制御
の、湯面レベル変動に対する応答速度が、鋳造幅の変更
にもかかわらず実質上一定となり、幅変更にもかかわら
ず応答性が高くかつ湯面レベルが一定値に安定して維持
する湯面レベル制御が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を一態様で実施する装置構成を示すブロ
ック図である。 第2図は第1図に示す連続鋳造機の外観を示す斜視図で
ある。 第3図は第1図に示すリニアモータ3A,3Bの外観を示す
斜視図である。 第4a図および第4b図は、第1図に示すマイクロプロセッ
サ30の制御動作を示すフローチヤートである。 第5図は、リニアモータ3A,3Bの通電電流値と、ノズル
3内の溶鋼の速度との関係を示すグラフである。 第6a図は、本発明の一実施例での、鋳造速度の推移を示
すタイムチヤート、第6b図および第6c図は、鋳造速度の
推移の他の例を示すタイムチヤートである。 第7図は、連続鋳造機およびその湯面レベルを制御する
装置で構成されるシステムのブロック図である。 1:タンディッシュ(タンディッシュ) 2:溶鋼、3:偏平ノズル(ノズル) 3A,3B:リニアモータ(注入流量調整手段) 3As,3Bs:ステータコア、3Ac,3Bc:電気コイル 4:モールドベルト(鋳型) 5:駆動ローラ、6:減速機 7:直流電動機、8:タコゼネレータ 9:モータドライバ、10:モータコトローラ 11:パルス処理回路、12:F/Vコンバータ 13:移動短辺(鋳型)、 15:冷却パッド、16:小径分割ロール 17:鋳片、21:リニアモータの力率改善用のコンデンサ 22:相順切換回路、23:サイリスタインバータ 24:3相交流電源回路、25:サイリスタドライバ 26:D/Aコンバータ、27:リレードライバ 28:ビデオカメラ、29:信号処置回路 30:マイクロプロセッサ、31:荷重センサ 32:信号処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 則之 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式會社大分製鐵所内 (72)発明者 湯山 英俊 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式會社大分製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭59−78763(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンディッシュからノズルを介して溶融金
    属を、幅可変の薄スラブ鋳造用の鋳型に注入する連続鋳
    造機における、前記ノズルに前記溶融金属の注入流量調
    整手段を配置し、鋳型内の湯面レベルを検出して湯面レ
    ベル目標値に対する検出湯面レベルの偏差値にフィード
    バック演算係数およびフィードバック補償係数を乗じた
    値に基づいて前記注入流量調整手段で注入流量を調整し
    て鋳型内の湯面レベルを湯面レベル目標値に制御する湯
    面制御方法において: 前記フィードバッグ補償係数を、鋳型の幅に対応した値
    に設定することを特徴とする、幅可変薄スラブ連続鋳造
    機の湯面レベル制御方法。
  2. 【請求項2】鋳型の標準幅Wy0のフィードバック補償係
    数をK0とし、鋳造時の鋳型の幅をWyとすると、幅Wyのと
    きフィードバック補償係数KをK0・Wy/Wy0に設定する、
    前記特許請求の範囲第(1)項記載の、幅可変薄スラブ
    連続鋳造機の湯面レベル制御方法。
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