JPH081544U - 配管カバー継手 - Google Patents

配管カバー継手

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JPH081544U
JPH081544U JP253796U JP253796U JPH081544U JP H081544 U JPH081544 U JP H081544U JP 253796 U JP253796 U JP 253796U JP 253796 U JP253796 U JP 253796U JP H081544 U JPH081544 U JP H081544U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 少数種類の継手本体を用いて、多数種の径の
異なる被接続配管カバーを簡単に接続できるようにす
る。 【解決手段】 配管カバー継手を、複数の接続筒部材1
7A,17Bおよび別部材で構成された継手本体5とか
ら構成するとともに、継手本体5と接続筒部材17A,
17Bとの夫々を、その径方向に二分割自在に構成し、
さらに、継手本体5を構成する一方の分割本体5Aに、
係合突起19Aを配管収容空間側に突出させて設けると
共に、係合突起19Aと固定ネジ挿通孔8との間の一方
の分割本体5A内周部に、被接続配管カバー4Cの先端
位置決め用ストッパー9を設け、一方の分割筒部材17
aに、係合突起19Aが係合自在な被係合貫通孔19B
を設け、小径端部15A,15B側の内周部に、被接続
配管カバー4A,4Bの先端位置決め用段部を設けてあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は、空調配管や給湯配管などの複数本の被接続配管カバーを接続するた めに用いられる配管カバー継手に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来の配管カバー継手は、接続対象となる被接続配管カバーを内嵌するための 接続部が被接続配管カバーの外径に応じた一定の内径に決められていた(例えば 、実開昭54−110824号公報参照)。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 このため、接続対象となる被接続配管カバーの径が異なる度に、それに応じて 継手本体も交換する必要があり、また、接続対象の複数の被接続配管カバーどう しが互いに径の異なるものである場合、継手本体の接続部の径も接続部毎で異な るものを用意する必要があり、さらに多種多様の継手本体を多数用意しなければ ならないという、製品コスト面での不利を避け得ないものであった。 このような不都合を解消するためには、例えば、大きめの継手本体を用意して 、配管施工並びに配管カバーや継手の施工完了後に、継手本体の接続部と配管カ バーとの間隙に充填物を詰めることも考えられるが、この場合には、その充填物 の施工作業が面倒であるとともに、配管や配管カバーの施工完了後でなければ作 業を行えず、作業工程上のロスが多く、また、配管の保守点検なども行い難いと いう問題がある。 さらに別の解消手段としては、継手本体とは別個に、被接続配管カバーを内嵌 する小径端部と、継手本体に内嵌する大径端部とを両端部に形成した筒状の接続 部を用いることも考えられるが、この場合には、前記接続部が筒状の一体物であ るため、配管を機器に接続する以前に配管の遊端側から予め通しておく必要があ り、施工手順を間違えると配管カバーの組み付けそのものが出来なくなるという 問題点がある。しかも、継手本体と前記接続筒部材とを固定するのに接着材やビ スを使用していたのでは、その継手本体と接続部との接続作業にも多大な手数を 要する煩わしさがある。 本考案は、少数種類の継手本体を用いて、それよりも多数種の径の異なる被接 続配管カバーを接続できるとともに、配管や配管カバー継手の施工作業、並びに 継手本体と接続部との接続作業も簡単に行い易いところの配管カバー継手の提供 を目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するための本考案の技術手段は、複数本の被接続配管カバーを 接続するための配管カバー継手において、この配管カバー継手を、被接続配管カ バーを内嵌する複数の接続部と、その接続部とは別部材で構成された継手本体と から構成するとともに、前記接続部を、一端側に前記被接続配管カバーを内嵌す る小径端部を有し、他端側に前記継手本体に内嵌する大径端部を形成してある接 続筒部材で構成し、かつ、前記継手本体と前記接続筒部材との夫々を、その径方 向に二分割自在に構成し、さらに、前記継手本体を構成する一対の分割本体の内 の、カバー取付対象箇所側に設置される一方の分割本体に、係合突起を配管収容 空間側に突出させて設けると共に、前記カバー取付対象箇所への固定ネジ挿通孔 を設け、前記係合突起と固定ネジ挿通孔との間の前記分割本体内周部に、前記被 接続配管カバーの先端位置決め用ストッパーを設け、前記接続筒部材を構成する 一対の分割筒部材の内の、カバー取付対象箇所側に設置される一方の分割筒部材 に、前記係合突起が係合自在な被係合貫通孔を設け、前記一方の分割筒部材にお ける前記被係合貫通孔よりも前記小径端部側の内周部に、前記被接続配管カバー の先端位置決め用段部を設けてあることである。 【0005】 【作用】 上記の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。 a.前記継手本体とは別部材で接続部を構成したので、各接続部毎に各種の径の ものを用意するだけで、各種径の被接続配管カバーどうしを簡単に接続すること ができる。 b.継手本体とともに各接続部も径方向に二分割したので、継手本体のうちの一 方と、接続部を構成する接続筒部材のうちの一方とを、予め所定箇所に設置した 後、それらの内面に沿わせて配管を施工し、その後に他方の継手本体及び接続筒 部材を上部側から装着することができる。従って、配管を機器に接続する以前に 継手本体や各接続部を配管の遊端側から予め通しておく必要がなくなって、配管 カバーや配管カバー継手との取り付け手順などを気にする必要もなく容易に施工 しやすい。 c.前記継手本体の一方と前記接続筒部材の一方とは、係合突起と、その係合突 起が係合自在な被係合貫通孔とで接続されるものであるから、二分割した一方の 継手本体と一方の接続筒部材とを係合突起と被係合貫通孔との係脱により、簡単 にかつ短時間で接続及び離脱を行える。 更には、前記係合突起が、一対の分割本体の内のカバー取付対象箇所側に設置 される一方の分割本体に対して、配管収容空間側に突出させて設けてあると共に 、前記被係合貫通孔が、一対の分割筒部材の内のカバー取付対象箇所側に設置さ れる一方の分割筒部材に対して設けてあるから、配管収容空間側(手前側)に突 出している係合突起を目印にして前記被係合貫通孔が係合するように一方の分割 筒部材を係合操作することができるようになり、一方の分割本体と一方の分割筒 部材とを簡単に係合させることができる。そして、前記被係合貫通孔を通して手 前側に突出している前記係合突起の状態を見るだけで、両者の係合状態を一目瞭 然に確認で、確実な係合を叶えることが可能となる。 d.前記継手本体を構成する一方の分割本体に、カバー取付対象箇所への固定ネ ジ挿通孔を設けてあるから、一方の分割本体をカバー取付対象箇所へ簡単に取り 付けることができると共に、一方の分割筒部材を一方の分割本体に係合させた状 態のまま、カバー取付対象箇所へ取り付けて、その後、配管作業、及び、他方の 分割本体や接続筒部材を取り付けるだけで、スピーディーに配管工事を実施する ことが可能となる。更には、一方の分割本体をカバー取付対象箇所へ予め取り付 けておけば、配管及び被接続配管カバーや配管カバー継手の取り付け位置の指標 として利用したり、配管及び被接続配管カバーや配管カバー継手の取付時にそれ らを仮支持させるのに利用したりすることも可能となる。 e.前記一方の分割本体内周部に、被接続配管カバーの先端位置決め用ストッパ ーを設けてあるから、例えば、保持部に対して直接に被接続配管カバーを内嵌状 態に設置する場合に、前記ストッパーに被接続配管カバーの端部を接当させるこ とで継手本体と被接続配管カバーとの相対的な位置決めをすることができ、被接 続配管カバーの嵌合代が所定の値になって安定した被接続配管カバーの保持が可 能となる。更には、ストッパーが、係合突起と固定ネジ挿通孔との間の前記一方 の分割本体内周部にもうけてあるから、被接続配管カバーを保持部にセットした 状態においては、被接続配管カバーは、ストッパーによって位置決めされ、被接 続配管カバーの端部が前記ストッパーの位置を越えて固定ネジ挿通孔の上に被さ ることを防止できる。従って、固定ネジ挿通孔における固定ネジ着脱操作の障害 になり難く、保持部に被接続配管カバーをセットした後からでも、固定ネジ挿通 孔に挿通させてある固定ネジの増し締め操作をスムースに実施することができ、 例えば、予めカバー取付対象箇所に固定ネジで継手本体を仮取り付けしておき、 それに付随して各配管カバーを所定位置に配置した後、前記固定ネジを本締めし て取付状態を確定するといった配管カバー取付方法を簡単に実施することが可能 となる。 f.前記一方の分割筒部材における前記被係合貫通孔よりも前記小径端部側の内 周部に、前記被接続配管カバーの先端位置決め用段部を設けてあるから、接続筒 部材に内嵌させた被接続配管カバーの先端部が押し当たることによって進入方向 の位置決めを図ることが可能となる。従って、接続筒部材内に被接続配管カバー が進入しすぎて、前記係合突起を破損させたり、被接続配管カバーが継手本体の 固定ネジ挿通孔上に位置して、固定ネジの締付け操作の障害になったりすること を防止できる。従って、保持部に接続筒部材及び被接続配管カバーをセットした 後からでも、固定ネジ挿通孔に挿通させてある固定ネジの増し締め操作をスムー スに実施することができ、例えば、予めカバー取付対象箇所に固定ネジで継手本 体を仮取り付けしておき、それに付随して接続筒部材や各配管カバーを所定位置 に配置した後、前記固定ネジを本締めして取付状態を確定するといった配管カバ ー取付方法を簡単に実施することが可能となる。 【0006】 【考案の効果】 イ.上記a.の作用から、配管カバー継手が実質的に管長さ方向で分割された状 態となり、多数種類の被接続配管カバーを簡単に接続することのできる配管カバ ー継手を、分割された接続部のみの交換により、低コストで提供できたものであ る。 ロ.上記b.の作用から、配管カバー継手が径方向でも分割されていることを有 効に利用して、配管作業完了後に簡単にカバーの施工を完了させられる効果があ る。 ハ.上記c.の作用から、二分割した一方の継手本体と一方の接続筒部材とを係 合突起と被係合貫通孔との係脱により簡単に接続及び離脱でき、従来のような接 着材やビスを使用する場合に比べて施工の煩わしさがなく、従って、例えば、長 い時間にわたって所定の姿勢を保ち難い壁面や天井面に配管する場合でも、壁面 や天井面に固定した一方の継手本体に対して一方の接続筒部材を簡単な係合操作 で保持させられ、接続筒部材を本体とは別に壁面や天井面に固定する必要がない ので、施工能率を向上できる効果がある。 ニ.上記d,e,f.の作用から、確実な配管カバーの取り付けを実現できると 共に、継手本体の仮固定や本固定に対する工程上の融通性が高くなり、作業の手 戻りを少なくして全体とした作業の効率化を図ることが可能となる。 ホ.上記a,b,c,d,e,f.の作用から、カバー取付対象箇所への配管カ バー継手の設置作業のみならず、配管作業全般を、スムースに且つ短時間に能率 よく且つ確実に実施することができる。 【0007】 【実施例】 本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 【0008】 第8図に示すように、屋外に設置された1台の室外器1に対し、2つの屋内2 A,2Bに各別に設置された2台の第1、第2室内器3A,3Bから夫々両器々 1,3を接続する往復2本の空調配管A,Bを設け、それらの空調配管A,Bを 覆うために、第1室内器3Aに接続された2本の空調配管A,Bを内部に挿通保 持させる状態で、縦壁面Wに取付けた直管状の第1被接続配管カバー4Aと、第 2室内器3Bに接続された2本の空調配管A,Bを内部に挿通保持される状態で 、縦壁面Wに取付けた第2被接続配管カバー4Bと、第1、第2被接続配管カバ ー4A,5B内の各2本の空調配管A,Bをまとめて内部に挿通保持させる状態 で、縦壁面Wに取付ける第3被接続配管カバー4Cとを設け、更に、それら第1 、第2、第3被接続配管カバー4A,4B,4Cを夫々内嵌接続する接続部6, 6,6を、本体5に備えさせた配管カバー接続具7を縦壁面Wに取付けて、空調 配管設備を形成してある。 尚、前記第1、第2、第3被接続配管カバー4A,4B,4Cは、内装する空 調配管A,Bの径や本数に応じて夫々第1、第2、第3 4A,4B,4Cと順 次大径になるように設定してあり、また、硬質塩化ビニール樹脂などの耐候性、 耐衝撃性に勝れた硬質樹脂から角筒型で、中心角で約45度の範囲に亘る4つの 角部を円弧状に彎曲形成されると共に周方向に二分割し、種々の現場条件や作業 条件に応じて適宜長さに切断して使用される。 第1図乃至第7図に示すように、前記本体5は、正面視ほぼT字形に成形して あると共に、T字形の3つの端部に同一内径の接続部6を夫々設けて、その接続 部6の内径を、第3被接続配管カバー4Cの外径と同径で直接嵌合し合う形状に 形成してあり、更に全体を径方向に二分割自在に形成してある。 そして本体5の内の一方の壁面W固定側の分割本体5A(第2図)には、その 内面に、壁面Wに対する固定ネジ挿通孔8及び第3被接続配管カバー4Cを接続 部6に内嵌させる時のカバー4先端位置決め用ストッパー9を連設してあり、他 方の蓋用分割本体5B(第3図)には、一方の分割本体5Aとのつき合わせ端辺 部10に沿った突辺11と、突起12とから成る係合部13を複数箇所に一体形 成してあり、この係合部13に一方の分割本体5Aの分割辺14を嵌入させるこ とによって、両分割本体5A,5Bを互いに分割面に沿った二次元方向への相対 移動を阻止できるように係合連結自在に構成してある。 そして、前記本体5の左右2箇所の接続部6に、接続部6の内径とは異なる外 径の第1被接続配管カバー4Aと第2被接続配管カバー4Bとを各別に接続する ために、一端に第1被接続配管カバー4Aを内嵌接続する小径端部15Aを形成 する第1接続筒部材17Aと、一端に第2被接続配管カバー4Bを内嵌接続する 小径端部15Bを形成する第2接続筒部材17Bとを設けて、各接続部6と第1 、第2配管カバー4A,4Bとの間に夫々介装してある。 尚、第1第2接続筒部材17A,17Bの各他端には、本体5に内嵌接続する 大径端部16を形成してあり、前記左右2箇所の接続部6,6に第1第2接続筒 部材17A,17Bを各別に接続するようにしてある。 また、前記第1第2接続筒部材17A,17Bは、径方向に二分割形成され、 各分割辺部18近くに、前記本体5と同様の突辺11と突起12とから成る係合 部13及び係合部13に係合する分割辺14を両分割筒部材17a,17bに各 別に設けて、互いに分割面に沿った二次元方向への相対移動を阻止するように、 係合連結してある。 前記一方の分割本体5Aの内面で、接続部6近くには、2箇所に係合突起19 Aを一体連設し、この係合突起19Aに係合する係合孔19Bを、接続筒部材1 7の一方の分割筒部材17aに設けてあり、それら19A,19Bの係合により 、本体5と接続筒部材17の一方の壁面W固定側どうしを、一体的に連結して同 時に壁面Wに対してネジ止めし、つづいて空調配管A,Bを内装した状態で他方 の分割本体5Bと分割筒部材17bとを各別に一方に係合連結することによって 、本体5と接続筒部材17から成る配管カバー接続具7を簡単に設置できるよう に構成してある。 前記配管カバー接続具7は、硬質合成樹脂から成り、図面中20は分割本体5 A,5Bどうしをネジ部材21によって確実に連結するためのネジ連結部20で ある。 前記係合突起19Aは、接続部6に直接第3被接続配管カバー4Cを内嵌させ た時に、じゃまにならないように、第3被接続配管カバー4Cの内面に固定用の ネジ挿通部22を設けるために形成したその長手方向に沿う突条23の背面の凹 溝24に凹入する位置に配置してある。 【0009】 〔別実施例〕 前記本体5の接続部6は、3個設ける以外に2個又は4個以上であっても良く 、また、それらの接続部6には、数種の接続筒部材17を各別に組付けても良い し、更には、同一種の接続筒部材17を複数個各別に組付けても良く、それらの 組合わせは、自由に選択できるものであるが、結局、第9図に示すように、接続 部6のうちの少なくとも一つに接続筒部材17を組付け、各接続部6には直接被 接続配管カバー4が内嵌接続可能に構成すれば良い。 前記配管カバー接続具7は、空調配管A,Bを内装する以外に、給湯配管を内 装する場合にも利用できるものである。 前記係合突起19A及びそれに係合する係合孔19Bを、夫々連結部19と称 し、係合により連結できる構造であれば種々変更可能である。 【0010】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。 【提出日】平成8年3月29日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は、空調配管や給湯配管などの複数本の被接続配管カバーを接続するた めに用いられる配管カバー継手に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来の配管カバー継手は、接続対象となる被接続配管カバーを内嵌するための 接続部が被接続配管カバーの外径に応じた一定の内径に決められていた(例えば 、実開昭54−110824号公報参照)。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 このため、接続対象となる被接続配管カバーの径が異なる度に、それに応じて 継手本体も交換する必要があり、また、接続対象の複数の被接続配管カバーどう しが互いに径の異なるものである場合、継手本体の接続部の径も接続部毎で異な るものを用意する必要があり、さらに多種多様の継手本体を多数用意しなければ ならないという、製品コスト面での不利を避け得ないものであった。 このような不都合を解消するためには、例えば、大きめの継手本体を用意して 、配管施工並びに配管カバーや継手の施工完了後に、継手本体の接続部と配管カ バーとの間隙に充填物を詰めることも考えられるが、この場合には、その充填物 の施工作業が面倒であるとともに、配管や配管カバーの施工完了後でなければ作 業を行えず、作業工程上のロスが多く、また、配管の保守点検なども行い難いと いう問題がある。 さらに別の解消手段としては、継手本体とは別個に、被接続配管カバーを内嵌 する小径端部と、継手本体に内嵌する大径端部とを両端部に形成した筒状の接続 部を用いることも考えられるが、この場合には、前記接続部が筒状の一体物であ るため、配管を機器に接続する以前に配管の遊端側から予め通しておく必要があ り、施工手順を間違えると配管カバーの組み付けそのものが出来なくなるという 問題点がある。しかも、継手本体と前記接続筒部材とを固定するのに接着材やビ スを使用していたのでは、その継手本体と接続部との接続作業にも多大な手数を 要する煩わしさがある。 本考案は、少数種類の継手本体を用いて、それよりも多数種の径の異なる被接 続配管カバーを接続できるとともに、配管や配管カバー継手の施工作業、並びに 継手本体と接続部との接続作業も簡単に行い易いところの配管カバー継手の提供 を目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するための本考案の技術手段は、複数本の被接続配管カバーを 接続するための配管カバー継手において、この配管カバー継手を、被接続配管カ バーを内嵌する複数の接続部と、その接続部とは別部材で構成された継手本体と から構成するとともに、前記接続部を、一端側に前記被接続配管カバーを内嵌す る小径端部を有し、他端側に前記継手本体に内嵌する大径端部を形成してある接 続筒部材で構成し、かつ、前記継手本体と前記接続筒部材との夫々を、その径方 向に二分割自在に構成し、さらに、前記継手本体を構成する一対の分割本体の内 の、カバー取付対象箇所側に設置される一方の分割本体に、係合突起を配管収容 空間側に突出させて設けると共に、前記カバー取付対象箇所への固定ネジ挿通孔 を設け、前記接続筒部材を構成する一対の分割筒部材の内の、カバー取付対象箇 所側に設置される一方の分割筒部材に、前記係合突起が係合自在な被係合貫通孔 を設け、前記一方の分割筒部材における前記被係合貫通孔よりも前記小径端部側 の内周部に、前記被接続配管カバーの先端位置決め用段部を設けてあることであ る。 【0005】 また、前記係合突起と固定ネジ挿通孔との間の前記分割本体内周部に、前記被 接続配管カバーの先端位置決め用ストッパーを設けてあってもよい。 【0006】 【作用】 上記の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。 a.前記継手本体とは別部材で接続部を構成したので、各接続部毎に各種の径の ものを用意するだけで、各種径の被接続配管カバーどうしを簡単に接続すること ができる。 b.継手本体とともに各接続部も径方向に二分割したので、継手本体のうちの一 方と、接続部を構成する接続筒部材のうちの一方とを、予め所定箇所に設置した 後、それらの内面に沿わせて配管を施工し、その後に他方の継手本体及び接続筒 部材を上部側から装着することができる。従って、配管を機器に接続する以前に 継手本体や各接続部を配管の遊端側から予め通しておく必要がなくなって、配管 カバーや配管カバー継手との取り付け手順などを気にする必要もなく容易に施工 しやすい。 c.前記継手本体の一方と前記接続筒部材の一方とは、係合突起と、その係合突 起が係合自在な被係合貫通孔とで接続されるものであるから、二分割した一方の 継手本体と一方の接続筒部材とを係合突起と被係合貫通孔との係脱により、簡単 にかつ短時間で接続及び離脱を行える。 更には、前記係合突起が、一対の分割本体の内のカバー取付対象箇所側に設置 される一方の分割本体に対して、配管収容空間側に突出させて設けてあると共に 、前記被係合貫通孔が、一対の分割筒部材の内のカバー取付対象箇所側に設置さ れる一方の分割筒部材に対して設けてあるから、配管収容空間側(手前側)に突 出している係合突起を目印にして前記被係合貫通孔が係合するように一方の分割 筒部材を係合操作することができるようになり、一方の分割本体と一方の分割筒 部材とを簡単に係合させることができる。そして、前記被係合貫通孔を通して手 前側に突出している前記係合突起の状態を見るだけで、両者の係合状態を一目瞭 然に確認で、確実な係合を叶えることが可能となる。 d.前記継手本体を構成する一方の分割本体に、カバー取付対象箇所への固定ネ ジ挿通孔を設けてあるから、一方の分割本体をカバー取付対象箇所へ簡単に取り 付けることができると共に、一方の分割筒部材を一方の分割本体に係合させた状 態のまま、カバー取付対象箇所へ取り付けて、その後、配管作業、及び、他方の 分割本体や接続筒部材を取り付けるだけで、スピーディーに配管工事を実施する ことが可能となる。更には、一方の分割本体をカバー取付対象箇所へ予め取り付 けておけば、配管及び被接続配管カバーや配管カバー継手の取り付け位置の指標 として利用したり、配管及び被接続配管カバーや配管カバー継手の取付時にそれ らを仮支持させるのに利用したりすることも可能となる。 e.前記一方の分割筒部材における前記被係合貫通孔よりも前記小径端部側の内 周部に、前記被接続配管カバーの先端位置決め用段部を設けてあるから、接続筒 部材に内嵌させた被接続配管カバーの先端部が押し当たることによって進入方向 の位置決めを図ることが可能となる。従って、接続筒部材内に被接続配管カバー が進入しすぎて、前記係合突起を破損させたり、被接続配管カバーが継手本体の 固定ネジ挿通孔上に位置して、固定ネジの締付け操作の障害になったりすること を防止できる。従って、保持部に接続筒部材及び被接続配管カバーをセットした 後からでも、固定ネジ挿通孔に挿通させてある固定ネジの増し締め操作をスムー スに実施することができ、例えば、予めカバー取付対象箇所に固定ネジで継手本 体を仮取り付けしておき、それに付随して接続筒部材や各配管カバーを所定位置 に配置した後、前記固定ネジを本締めして取付状態を確定するといった配管カバ ー取付方法を簡単に実施することが可能となる。 【0007】 f.また、前記一方の分割本体内周部に、被接続配管カバーの先端位置決め用ス トッパーを設けてあれば、例えば、保持部に対して直接に被接続配管カバーを内 嵌状態に設置する場合に、前記ストッパーに被接続配管カバーの端部を接当させ ることで継手本体と被接続配管カバーとの相対的な位置決めをすることができ、 被接続配管カバーの嵌合代が所定の値になって安定した被接続配管カバーの保持 が可能となる。更には、ストッパーが、係合突起と固定ネジ挿通孔との間の前記 一方の分割本体内周部にもうけてあることによって、被接続配管カバーを保持部 にセットした状態においては、被接続配管カバーは、ストッパーによって位置決 めされ、被接続配管カバーの端部が前記ストッパーの位置を越えて固定ネジ挿通 孔の上に被さることを防止できる。従って、固定ネジ挿通孔における固定ネジ着 脱操作の障害になり難く、保持部に被接続配管カバーをセットした後からでも、 固定ネジ挿通孔に挿通させてある固定ネジの増し締め操作をスムースに実施する ことができ、例えば、予めカバー取付対象箇所に固定ネジで継手本体を仮取り付 けしておき、それに付随して各配管カバーを所定位置に配置した後、前記固定ネ ジを本締めして取付状態を確定するといった配管カバー取付方法を簡単に実施す ることが可能となる。 【0008】 【考案の効果】 イ.上記a.の作用から、配管カバー継手が実質的に管長さ方向で分割された状 態となり、多数種類の被接続配管カバーを簡単に接続することのできる配管カバ ー継手を、分割された接続部のみの交換により、低コストで提供できたものであ る。 ロ.上記b.の作用から、配管カバー継手が径方向でも分割されていることを有 効に利用して、配管作業完了後に簡単にカバーの施工を完了させられる効果があ る。 ハ.上記c.の作用から、二分割した一方の継手本体と一方の接続筒部材とを係 合突起と被係合貫通孔との係脱により簡単に接続及び離脱でき、従来のような接 着材やビスを使用する場合に比べて施工の煩わしさがなく、従って、例えば、長 い時間にわたって所定の姿勢を保ち難い壁面や天井面に配管する場合でも、壁面 や天井面に固定した一方の継手本体に対して一方の接続筒部材を簡単な係合操作 で保持させられ、接続筒部材を本体とは別に壁面や天井面に固定する必要がない ので、施工能率を向上できる効果がある。 ニ.上記d,e,f.の作用から、確実な配管カバーの取り付けを実現できると 共に、継手本体の仮固定や本固定に対する工程上の融通性が高くなり、作業の手 戻りを少なくして全体とした作業の効率化を図ることが可能となる。 ホ.上記a,b,c,d,e,f.の作用から、カバー取付対象箇所への配管カ バー継手の設置作業のみならず、配管作業全般を、スムースに且つ短時間に能率 よく且つ確実に実施することができる。 【0009】 【実施例】 以下に、本考案の実施例を図面の記載に基づいて説明する。 【0010】 図8において、屋外に設置された1台の室外器1と、屋内2A,2Bに各別に 設置した2台の第1及び第2室内器3A,3Bとを、往復2本の空調配管A,B で接続している。これら空調配管A,Bを覆うために、前記第1室内器3Aに接 続した2本の空調配管A,Bを内部に挿通保持してカバー取付対象箇所の一例で ある縦壁面Wに取付けた直管状の第1被接続配管カバー4Aと、第2室内器3B に接続した2本の空調配管A,Bを内部に挿通保持して縦壁面Wに取り付けた第 2被接続配管カバー4Bと、第1及び第2被接続配管カバー4A,4B内の夫々 2本の空調配管A,Bをまとめて内部に挿通保持して縦壁面Wに取り付けた第3 被接続配管カバー4Cとを設けている。更に、それら第1乃至第3被接続配管カ バー4A,4B,4Cを夫々内嵌接続する配管カバー継手7を縦壁面Wに取り付 けて空調配管設備を構成している。 前記第1乃至第3被接続配管カバー4A,4B,4Cは、内装する空調配管A ,Bの径や本数に応じて夫々順次大径になるように設定してある。又、硬質塩化 ビニール樹脂等の耐候性や衝撃性に優れた硬質樹脂を、角筒型で、中心角で約4 5度の範囲にわたる四つの角部を円弧状に湾曲形成するとともに周方向に二分割 し、種々の現場条件や作業条件に応じて適宜長さに切断して使用する。 図1乃至図7に配管カバー継手7の全体構造を示す。 この配管カバー継手7は、正面視でほぼT字形に成形された継手本体5と、こ の継手本体5とは別部材で構成された接続部17とで構成されている。 前記継手本体5は、T字形の三つの端部に同一内径の保持部6を夫々設け、そ の保持部6の内径を、前記第1及び第2被接続配管カバー4A,4Bに対する接 続筒部材17A,17Bの大径端部16、及び第3被接続配管カバー4Cの外径 と同径で直接嵌合し合う形状に形成し、かつ全体を径方向に二分割自在に形成し てある。 図2において、前記継手本体5のうちで壁面Wに固定する一方の分割本体5A の内面には壁面Wへの固定ネジ挿通孔8と第3被接続配管カバー4Cを保持部6 に内嵌させるときのカバー先端の位置決め用ストッパー9を連設してある。図3 において、他方の蓋用分割本体5Bには、一方の分割本体5Aとの突き合わせ端 辺部10に沿った突辺11と突辺12とから成る係合部13を複数箇所に一体形 成し、この係合部13に一方の分割本体5Aの分割辺14を嵌入させることによ って、両分割本体5A,5Bを互いに分割面に沿った二次元方向への相対移動を 阻止できるように係合連結自在に構成してある。 前記継手本体5の左右2箇所の保持部6に対して、その保持部6の内径とは異 なる外径の第1及び第2被接続配管カバー4A,4Bを接続するために、夫々、 前記接続部17を内嵌させてある。この接続部17には、一端に第1被接続配管 カバー4Aを内嵌接続する小径端部15Aを形成した第1接続筒部材17Aと、 一端に第2被接続配管カバー4Bを内嵌接続する小径端部15Bを形成した第2 接続筒部材17Bとがある。第1及び第2接続筒部材17A,17Bの各他端に は、継手本体5に内嵌接続する大径端部を形成してあり、前記左右2箇所の保持 部6に前記第1及び第2接続筒部材17A,17Bを各別に接続するように構成 してある。 前記第1及び第2接続筒部材17A,17Bは径方向に二分割形成され、各分 割辺部18近くには、前記継手本体5と同様の突辺11と突辺12とから成る係 合部13と、これに係合する分割辺14とを両分割筒部材17a,17bに各別 に設けて、互いに分割面に沿った二次元方向への相対移動を阻止するように係合 連結してある。 また、壁面W側に配置される方の分割筒部材17aの内周部には、被接続配管 カバーの先端部が押し当たる先端位置決め用段部Dを設けてあり、被接続配管カ バーが接続筒部材内に進入しすぎて、後で述べる係合突起19Aを破損させたり 、被接続配管カバーが継手本体5の固定ネジ挿通孔8上に位置して、固定ネジの 締付け操作の障害になったりすることを防止できるように構成してある。 前記一方の分割本体5Aの内面で、保持部6近くには、2箇所に係合突起19 Aを一体連設し、係合突起19Aに係合する被係合貫通孔としての係合孔19B を接続筒部材17A,17Bのうちの一方の分割筒部材17aに設けてある。前 記係合突起19Aと、被係合貫通孔としての係合孔19Bとを設けて連結部19 を構成してある。そして、これら係合突起19Aと係合孔19Bの係合により、 一方の分割本体5Aと分割筒部材17aとを一体的に連結して壁面Wにネジ止め し、続いて空調配管A,Bを内装した状態で他方の分割本体5Bと分割筒部材1 7bとを各別に一方に係合連結することによって、継手本体5と接続部17から 成る配管カバー継手7を簡単に設置できるように構成してある。 前記配管カバー継手7は硬質合成樹脂で形成してある。図面中の符号20は、 前記分割本体5A,5Bどうしをネジ部材21によって確実に連結するためのネ ジ連結部である。第3被接続配管カバー4Cの内面には、固定のネジ挿通部22 を、長手方向に沿う突条23に形成してある。前記係合突起19Aは、保持部6 に直接に第3被接続配管カバー4Cを内嵌させたときに邪魔にならないように、 前記突条23の背面で形成される凹溝24に嵌入する位置に配置してある。 【0011】 〔別実施例〕 次に、本考案による配管カバー継手の別実施例を説明する。 本考案の前記継手本体5の保持部6は3個以上設ける以外に、2個又は4個以 上でも良い。保持部6には種類の異なる接続部17を各別に装着しても良く、同 種の接続筒部材17A,17Bを複数個各別に装着して実施しても良く、組み合 わせは自由に選択できる。 図9に示すように、保持部6のうちの少なくとも一つに接続部17を装着し、 各保持部6には直接被接続配管カバー4A,4Bを内嵌接続可能に構成しても良 い。前記配管カバー継手7は空調配管A,Bを内装する以外に、給湯配管を内装 する場合にも利用できる。 【0012】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】接続状態を示す概略縦断面図 【図2】壁面固定側の配管カバー接続具の正面図 【図3】蓋用の配管カバー接続具の正面図 【図4】取付状態を示す一部切欠き側面図 【図5】取付状態を示す要部の一部切欠き平面図 【図6】図5におけるVI−VI線断面図 【図7】図4におけるVII−VII線断面図 【図8】空調配管設備の全体斜視図 【図9】別実施例の接続状態を示す概略縦断面図 【符号の説明】 4A,4B,4C 被接続配管カバー 5 本体 6 接続部 15A,15B 小径端部 16 大径端部 17A,17B 接続筒部材 19 連結部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成8年3月29日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【考案の名称】 配管カバー継手 【実用新案登録請求の範囲】1. 複数本の被接続配管カバー(4A),(4B),(4
C)を接続するための配管カバー継手において、 この配管カバー継手を、被接続配管カバー(4A),(4
B)を内嵌する複数の接続部(17)と、その接続部
(17)とは別部材で構成された継手本体(5)とから
構成するとともに、 前記接続部(17)を、一端側に前記被接続配管カバー
(4A),(4B)を内嵌する小径端部(15A),(15
B)を有し、他端側に前記継手本体(5)に内嵌する大
径端部(16)を形成してある接続筒部材(17A),
(17B)で構成し、 かつ、前記継手本体(5)と前記接続筒部材(17A),
(17B)との夫々を、その径方向に二分割自在に構成
し、 さらに、前記継手本体(5)を構成する一対の分割本体
(5A),(5B)の内の、カバー取付対象箇所(W)側
に設置される一方の分割本体(5A)に、 係合突起(19A)を配管収容空間側に突出させて設け
ると共に、 前記カバー取付対象箇所(W)への固定ネジ挿通孔
(8)を設け、 記接続筒部材(17A),(17B)を構成する一対の
分割筒部材(17a),(17b)の内の、カバー取付対
象箇所(W)側に設置される一方の分割筒部材(17
a)に、 前記係合突起(19A)が係合自在な被係合貫通孔(1
9B)を設け、前記一方の分割筒部材(17a)におけ
る前記被係合貫通孔(19B)よりも前記小径端部側の
内周部に、前記被接続配管カバーの先端位置決め用段部
(D)を設けてある配管カバー継手。2.前記係合突起(19A)と固定ネジ挿通孔(8)と
の間の前記分割本体(5A)内周部に、前記被接続配管
カバーの先端位置決め用ストッパー(9)を設けてある
実用新案登録請求の範囲の第1項に記載の配管カバー継
手。 【図面の簡単な説明】 【図1】接続状態を示す概略縦断面図 【図2】壁面固定側の配管カバー継手の正面図 【図3】蓋用の配管カバー継手の正面図 【図4】取付状態を示す一部切欠側面図 【図5】取付状態を示す要部の一部切欠側面図 【図6】図5のVI−VI線断面図 【図7】図4のVII−VII線断面図 【図8】空調配管設備の全体斜視図 【図9】別実施例の接続状態を示す概略縦断面図 【符号の説明】 4A 被接続配管カバー 4B 被接続配管カバー 4C 被接続配管カバー 5 継手本体 5A 一方の分割本体 8 固定ネジ挿通孔 9 ストッパー 15A 小径端部 15B 小径端部 16 大径端部 17 接続部 17A 接続筒部材 17B 接続筒部材 17a 一方の分割筒部材 17b 他方の分割筒部材 19A 係合突起 19B 被係合貫通孔 D 段部 W カバー取付対象箇所 【手続補正2】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図1 【補正方法】変更 【補正内容】 【図1】 【手続補正3】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図2 【補正方法】変更 【補正内容】 【図2】【手続補正4】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図5 【補正方法】変更 【補正内容】 【図5】 【手続補正5】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図8 【補正方法】変更 【補正内容】 【図8】 【手続補正6】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図9 【補正方法】変更 【補正内容】 【図9】

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数本の被接続配管カバー(4A),(4B),(4
    C)を接続するための配管カバー継手において、 この配管カバー継手を、被接続配管カバー(4A),
    (4B)を内嵌する複数の接続部(17)と、その接続
    部(17)とは別部材で構成された継手本体(5)とか
    ら構成するとともに、 前記接続部(17)を、一端側に前記被接続配管カバー
    (4A),(4B)を内嵌する小径端部(15A),
    (15B)を有し、他端側に前記継手本体(5)に内嵌
    する大径端部(16)を形成してある接続筒部材(17
    A),(17B)で構成し、 かつ、前記継手本体(5)と前記接続筒部材(17
    A),(17B)との夫々を、その径方向に二分割自在
    に構成し、 さらに、前記継手本体(5)を構成する一対の分割本体
    (5A),(5B)の内の、カバー取付対象箇所(W)
    側に設置される一方の分割本体(5A)に、係合突起
    (19A)を配管収容空間側に突出させて設けると共
    に、前記カバー取付対象箇所(W)への固定ネジ挿通孔
    (8)を設け、前記係合突起(19A)と固定ネジ挿通
    孔(8)との間の前記分割本体(5A)内周部に、前記
    被接続配管カバーの先端位置決め用ストッパー(9)を
    設け、前記接続筒部材(17A),(17B)を構成す
    る一対の分割筒部材(17a),(17b)の内の、カ
    バー取付対象箇所(W)側に設置される一方の分割筒部
    材(17a)に、前記係合突起(19A)が係合自在な
    被係合貫通孔(19B)を設け、前記一方の分割筒部材
    (17a)における前記被係合貫通孔(19B)よりも
    前記小径端部側の内周部に、前記被接続配管カバーの先
    端位置決め用段部を設けてある配管カバー継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006029503A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Inaba Denki Sangyo Co Ltd ダクト継手
JP2013108533A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Mirai Ind Co Ltd 管継手収容カバー、及び配管方法
JP2017101713A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 株式会社オンダ製作所 管継手用のカバー、配管システム及び配管施工方法
JP2018115771A (ja) * 2018-05-01 2018-07-26 株式会社オンダ製作所 管継手用のカバー

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