JPH08154063A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH08154063A
JPH08154063A JP29339994A JP29339994A JPH08154063A JP H08154063 A JPH08154063 A JP H08154063A JP 29339994 A JP29339994 A JP 29339994A JP 29339994 A JP29339994 A JP 29339994A JP H08154063 A JPH08154063 A JP H08154063A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答速度の遅いRSSIに代わって、アンテ
ナ端子入力の有無を即座に決定できる信号を発生させる
ことにより、空きチャネルの検出を行い、不要な回路動
作を即座に停止して、電池寿命を延ばすことを可能とな
す無線通信装置を提供することを目的としている。 【構成】 無線周波数信号又は第1中間周波数信号、或
いは第2中間周波数信号に対して、略同一周波数の無変
調信号を混合し、再度それらの信号を取り出した後、復
調する。その復調出力波形によって、アンテナ入力端子
における受信信号の有り無しを即座に検出し、受信信号
の無い場合には、直ちに、復調信号の信号処理を停止さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、多チャンネル仕様の自
動車電話や携帯電話などの無線通信装置に関するもので
ある。
【従来の技術】近年、携帯電話や自動車電話などの移動
体無線通信装置が盛んに使われるようになってきた。か
かる移動体無線通信装置では、同時に多くの使用者が利
用できるようにするために、多くの無線周波数チャンネ
ルを使用可能とすることが必要となる。現在、携帯電話
や自動車電話に対しては、800MHz帯の電波を使用
することができるようになっており、更に、通話チャネ
ルとしては28×2MHzの周波数帯域幅が割り当てら
れている。しかし、最近の加入者数の増大は、都心部な
どにおける回線数の確保に問題が生じており、その解消
のために、新たに800MHz帯と1.5HGz帯のデ
ジタル波を使用することができるようになった。そし
て、800MHz帯のデジタル波に対しては16×2M
Hzが、また1.5GHz帯のデジタル波に対しては2
4×2MHzの周波数帯域幅が通話チャネルとして割り
当てられている。このように、無線周波数は限られた資
源であるために、各種通信システムに対しては、むやみ
やたらに無線周波数を割り当てるわけには行かない。そ
こで、移動体無線通信装置では、割り当てられた数多く
の通信チャンネルの中から使用可能なチャンネルを探索
して、それを使用するようになっている。そして、多く
の移動体無線通信装置では、内蔵する搬送波レベル測定
検出装置によって、受信電波の電界強度を測定して、搬
送波の有無を検出することにより、使用可能なチャンネ
ルを探索するようになっている。具体的には、信号の送
信を開始する前に、搬送波レベル測定検出装置によって
希望するチャンネルでの搬送波の有無を検出し、そこで
搬送波有りの状態が検出された場合には、別のチャンネ
ルに移って、繰り返し搬送波の検出を行うようになって
いる。そして、搬送波無しの状態が検出された場合に
は、その空きチャンネルを使用して信号の送信を開始す
る。なお、幾つかの空きチャネルを探索し、その中から
ランダムに候補チャネルを選択して送信を行うようにし
ている場合もある。一方、受信を行うときには、搬送波
レベル測定検出装置によって搬送波有りの状態が検出さ
れた場合に、受信信号のIDコード(Identification C
ode,即ち識別コードのこと)等を調べ、希望するIDで
あるときに、通信状態に入るようになっている。また、
搬送波レベル測定検出装置によって搬送波無しの状態が
検出された場合には、別のチャンネルに移って、繰り返
し搬送波の検出を行うようになっている。上記搬送波レ
ベル検出装置は、受信アンテナの入力信号強度を検出す
るものであって、通常、RSSI(Receiving Signal S
trength Indicator)と呼ばれている。最近の無線用高
周波復調ICには、このRSSI機能を内蔵したものが
多いが、その検出結果は、中間周波数(IF)の強度に
応じた電流の形で以てIC出力されるようになってい
る。なお、実際には抵抗等を用いて、かかる電流出力を
電圧出力(RSSI電圧という)に変換して利用するよ
うになっている。即ち、かかるRSSI電圧は、更に、
ある一定の閾値を持つ電圧比較器で電圧比較され、その
比較結果が、受信希望周波数の電波のアンテナ端子入力
強度に応じて2値化されるようになっている。例えば、
電圧比較器における閾値が、アンテナ端子において−9
0dBmに相当する値に設定されている場合であると、
電圧比較器の出力は、入力強度が−90dBmより高い
ときにはハイレベル出力となり、低いときにはロ−レベ
ル出力となる。従って、電圧比較器の出力がローレベル
出力であれば、受信希望周波数の電波のアンテナ端子入
力強度は−90dBm以下であることになり、また、ハ
イレベル出力であれば、アンテナ端子入力強度は−90
dBm以上となる。また、上記電圧比較器の閾値は、最
近ではマイクロプロセッサコントローラによって自由に
設定することができるようになっており、アンテナ端子
入力強度については、普通−20dBm〜−100dB
m程度の必要な範囲内において測定できるようになって
いる。そして、移動体無線通信方式では、かかる閾値を
夫々の通信方式に合わせて設定することによって、受信
希望チャンネルが現在使用中であるか、或いは空きチャ
ンネルであるかの検出を行うようになっている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空きチャンネル検索方法では、アンテナ入力がない時
や、夫々の無線通信方式で定義されている空きチャンネ
ルレベル以下のアンテナ入力しかない時には、上記RS
SIを使用する場合、その検出レベルが最低値となる
か、或いは、空きチャンネルの定義レベルに相当する値
を示すことになる。また、かかるRSSIは、一般的に
は、高周波エンベロープをAM検波する方式でアンテナ
端子入力レベルを表示するようになっている。従って、
アンテナ端子入力強度の変化速度に対する応答速度はか
なり遅い。このため、最近の、特に全世界的な規模で普
及が進みつつあるディジタル移動体通信方式において採
用されているTDD(Time Division Duplex,即ち、時
分割双方向伝送のこと)スロットの短い時間(625μ
sec〜約6msec)内では、十分に正確な値を示す
ことはかなり困難であると言わざるを得ない。一方、復
調回路からの出力については、上記のようにアンテナ入
力がない時や、或いは、夫々の無線通信方式で定義され
ている空きチャンネルレベル以下のアンテナ入力しかな
い時には、無秩序な雑音出力波形となっている。そし
て、かかる復調回路に続くディジタル復調回路において
は、その雑音波形に追従して、動作する必要のないクロ
ック再生動作を行っている。このような無駄な回路動作
は、特に、携帯型の移動体無線通信装置にとっては、電
源電池の無駄使いとなって、使用可能時間を短くしてし
まう原因の一つとなっている。本発明は、かかる現状に
鑑みてなされたものであり、応答速度の遅いRSSIに
代わって、アンテナ端子入力の有無を即座に検出できる
信号を発生させることにより、空きチャネルの検出を行
い、不要な回路動作を即座に停止して、電池寿命を延ば
すことを可能となす無線通信装置を提供することを目的
としている。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本請求項1に記載の発明は、スーパヘテロダイン方
式の無線通信装置であって、受信無線信号から合成され
た中間周波数信号に対して、該中間周波数信号と略同一
の周波数を有する無変調信号を混合した後、再度、中間
周波数信号として取り出す中間周波数信号再取り出し手
段と、前記中間周波数信号再取り出し手段に対して、前
記無変調信号を供給する無変調信号供給手段と、受信周
波数における復調出力波形より、受信信号の有無を検出
する受信信号有無検出手段と、前記受信信号有無検出手
段によって、受信信号無し状態が検出された場合に、復
調出力の信号処理を停止させ、受信信号有り状態が検出
された場合に、復調出力の信号処理を行わせてその解読
を行う制御手段とを備えていることを特徴としている。
また、本請求項2に記載の発明は、請求項1にかかる無
線通信装置であって、前記中間周波数信号再取り出し手
段が、受信周波数における受信信号レベルが、アンテナ
の受信感度以上であるときに、受信信号の中間周波数信
号をそのまま取り出し、受信周波数における受信信号レ
ベルが、アンテナの受信感度を下回るときに、前記無変
調信号を取り出すことを特徴としている。また、本請求
項3に記載の発明は、請求項2又は請求項3にかかる無
線通信装置であって、前記無変調信号供給手段が、前記
中間周波数信号と略同一の周波数信号を発振する固定の
周波数発振手段と、前記周波数発振手段の発振した周波
数信号の緩衝増幅を行う緩衝増幅手段と、前記緩衝増幅
手段によって緩衝増幅された周波数信号を減衰して、前
記中間周波数信号の信号レベルを決定する減衰量可変の
信号減衰手段と、から構成されることを特徴としてい
る。また、本請求項4に記載の発明は、スーパヘテロダ
イン方式の無線通信装置であって、受信周波数における
中間周波数信号を合成する前段において、受信した無線
周波数信号に対して、該無線周波数信号と略同一の周波
数を有する無変調信号を混合した後、再度、無線周波数
信号として取り出す無線周波数信号再取り出し手段と、
前記無線周波数信号再取り出し手段に対して、前記無変
調信号を供給する無変調信号供給手段と、受信周波数に
おける復調出力波形より、受信信号の有無を検出する受
信信号有無検出手段と、前記受信信号有無検出手段によ
って、受信信号無し状態が検出された場合に、復調出力
の信号処理を停止させ、受信信号有り状態が検出された
場合に、復調出力の信号処理を行わせてその解読を行う
制御手段と、を備えていることを特徴としている。ま
た、本請求項5に記載の発明は、請求項4にかかる無線
通信装置であって、前記無線周波数信号再取り出し手段
が、受信信号レベルが、アンテナの受信感度以上である
ときに、受信した無線周波数信号をそのまま取り出し、
受信信号レベルが、アンテナの受信感度を下回るとき
に、前記無変調信号を取り出すことを特徴としている。
また、本請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項
5にかかる無線通信装置であって、前記無変調信号供給
手段が、前記無線周波数信号と略同一の周波数となる無
変調時における送信周波数信号を取り出す送信周波数信
号取り出し手段と、前記送信周波数信号取り出し手段が
取り出した送信周波数信号の緩衝増幅を行う緩衝増幅手
段と、前記緩衝増幅手段によって緩衝増幅された送信周
波数信号を減衰して、前記無線周波数信号の信号レベル
を決定する減衰量可変の信号減衰手段と、から構成され
ることを特徴としている。また、本請求項7に記載の発
明は、ダブルスーパヘテロダイン方式の無線通信装置で
あって、受信無線信号から合成された第2中間周波数信
号に対して、該第2中間周波数信号と略同一の周波数を
有する無変調信号を混合した後、再度、第2中間周波数
信号として取り出す第2中間周波数信号再取り出し手段
と、前記第2中間周波数信号再取り出し手段に対して、
前記無変調信号を供給する無変調信号供給手段と、受信
周波数における復調出力波形より、受信信号の有無を検
出する受信信号有無検出手段と、前記受信信号有無検出
手段によって、受信信号無し状態が検出された場合に、
復調出力の信号処理を停止させ、受信信号有り状態が検
出された場合に、復調出力の信号処理を行わせてその解
読を行う制御手段と、を備えていることを特徴としてい
る。また、本請求項8に記載の発明は、請求項7にかか
る無線通信装置であって、前記第2中間周波数信号再取
り出し手段が、受信周波数における受信信号レベルが、
アンテナの受信感度以上であるときに、受信信号の第2
中間周波数信号をそのまま取り出し、受信周波数におけ
る受信信号レベルが、アンテナの受信感度を下回るとき
に、前記無変調信号を取り出すことを特徴としている。
また、本請求項9に記載の発明は、請求項7又は請求項
8にかかる無線通信装置であって、前記無変調信号供給
手段が、前記第2中間周波数信号と略同一の周波数信号
を発振する固定の周波数発振手段と、前記周波数発振手
段の発振した周波数信号の緩衝増幅を行う緩衝増幅手段
と、前記緩衝増幅手段によって緩衝増幅された周波数信
号を減衰して、前記第2中間周波数信号の信号レベルを
決定する減衰量可変の信号減衰手段と、から構成される
ことを特徴としている。
【作用】上記請求項1にかかる発明の構成によれば、ス
ーパヘテロダイン方式の無線通信装置において、中間周
波数信号再取り出し手段によって、受信周波数において
合成された中間周波数信号に対して、該中間周波数信号
と略同一の周波数を有する無変調信号が混合され、再
度、中間周波数信号として取り出される。この場合、無
変調信号供給手段によって、前記中間周波数信号再取り
出し手段に対し、前記無変調信号が供給されるようにな
っている。また、受信信号有無検出手段によって、受信
周波数における復調出力波形を元にして、受信信号の有
無が検出される。そして、前記受信信号有無検出手段が
受信信号無し状態を検出した場合には、制御手段によっ
て、復調出力の信号処理が停止され、また、前記受信信
号有無検出手段が受信信号有り状態を検出した場合に
は、復調出力の信号処理が行われて、その解読が行われ
る。また、上記請求項2にかかる発明の構成によれば、
請求項1にかかる無線通信装置において、前記中間周波
数信号再取り出し手段では、受信周波数における受信信
号レベルが、アンテナの受信感度以上であるときには、
受信信号の中間周波数信号がそのまま取り出され、受信
周波数における受信信号レベルが、アンテナの受信感度
を下回るときには、前記無変調信号が取り出されるよう
になっている。また、上記請求項3にかかる発明の構成
によれば、請求項2又は請求項3にかかる無線通信装置
において、前記無変調信号供給手段は、前記中間周波数
信号と略同一の周波数信号を発振する固定の周波数発振
手段と、前記周波数発振手段の発振した周波数信号の緩
衝増幅を行う緩衝増幅手段と、前記緩衝増幅手段によっ
て緩衝増幅された周波数信号を減衰して、前記中間周波
数信号の信号レベルを決定する減衰量可変の信号減衰手
段とから構成されている。また、上記請求項4にかかる
発明の構成によれば、スーパヘテロダイン方式の無線通
信装置において、無線周波数信号再取り出し手段によっ
て、受信周波数における中間周波数信号を合成する前段
にて、受信した無線周波数信号に対して、該無線周波数
信号と略同一の周波数を有する無変調信号が混合され、
再度、無線周波数信号として取り出される。この場合、
無変調信号供給手段によって、前記無線周波数信号再取
り出し手段に対して、前記無変調信号が供給されるよう
になっている。また、受信信号有無検出手段によって、
受信周波数における復調出力波形を元にして、受信信号
の有無が検出される。そして、前記受信信号有無検出手
段が受信信号無し状態を検出した場合には、制御手段に
よって、復調出力の信号処理が停止され、また、前記受
信信号有無検出手段が受信信号有り状態を検出した場合
には、復調出力の信号処理が行われて、その解読が行わ
れる。また、上記請求項5にかかる発明の構成によれ
ば、請求項4にかかる無線通信装置において、前記無線
周波数信号再取り出し手段では、受信信号レベルが、ア
ンテナの受信感度以上であるときに、受信した無線周波
数信号がそのまま取り出され、受信信号レベルが、アン
テナの受信感度を下回るときに、前記無変調信号が取り
出されるようになっている。また、上記請求項6にかか
る発明の構成よれば、請求項4又は請求項5にかかる無
線通信装置において、前記無変調信号供給手段は、前記
無線周波数信号と略同一の周波数となる無変調時におけ
る送信周波数信号を取り出す送信周波数信号取り出し手
段と、前記送信周波数信号取り出し手段が取り出した送
信周波数信号の緩衝増幅を行う緩衝増幅手段と、前記緩
衝増幅手段によって緩衝増幅された送信周波数信号を減
衰して、前記無線周波数信号の信号レベルを決定する減
衰量可変の信号減衰手段と、から構成されている。ま
た、上記請求項7にかかる発明の構成によれば、ダブル
スーパヘテロダイン方式の無線通信装置において、第2
中間周波数信号再取り出し手段によって、受信周波数に
おいて合成された第2中間周波数信号に対して、該第2
中間周波数信号と略同一の周波数を有する無変調信号を
混合され、再度、第2中間周波数信号として取り出され
る。この場合、無変調信号供給手段によって、前記第2
中間周波数信号再取り出し手段に対して、前記無変調信
号が供給されるようになっている。また、受信信号有無
検出手段によって、受信周波数における復調出力波形を
元にして、受信信号の有無が検出される。そして、前記
受信信号有無検出手段が受信信号無しと検出した場合に
は、制御手段によって、復調出力の信号処理が停止さ
れ、また、前記受信信号有無検出手段が受信信号有りと
検出した場合には、復調出力の信号処理が行われて、そ
の解読が行われるようになっている。また、上記請求項
8にかかる発明の構成によれば、請求項7にかかる無線
通信装置において、前記第2中間周波数信号再取り出し
手段では、受信周波数における受信信号レベルが、アン
テナの受信感度以上であるときに、合成された受信信号
の第2中間周波数信号がそのまま取り出され、受信周波
数における受信信号レベルが、アンテナの受信感度を下
回るときに、前記無変調信号が取り出されるようになっ
ている。また、上記請求項9にかかる発明の構成によれ
ば、請求項7又は請求項8にかかる無線通信装置におい
て、前記無変調信号供給手段は、前記第2中間周波数信
号と略同一の周波数信号を発振する固定の周波数発振手
段と、前記周波数発振手段の発振した周波数信号の緩衝
増幅を行う緩衝増幅手段と、前記緩衝増幅手段によって
緩衝増幅された周波数信号を減衰して、前記第2中間周
波数信号の信号レベルを決定する減衰量可変の信号減衰
手段と、から構成されている。以上の結果、空きチャネ
ルを検索するキャリアセンスの際、1つの受信チャネル
に受信信号が有る場合には、復調出力は変調成分を含ん
だアナログ電圧波形となり、また、同チャネルに受信信
号が無い場合には、無信号状態となって、一定電圧の平
坦な波形となる。従って、この復調出力の波形を検出す
ることによって、即座に受信チャネルにおける受信信号
の有無が検出される。
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い具体的
に説明する。図1は、本発明の第1の実施例にかかるデ
ジタル無線通信装置における送受信回路構成を示すブロ
ック図であって、FSK方式のデジタル無線通信装置と
なっている。従って、送受信共同一周波数の搬送波を使
用して、TDD方式による双方向通信が行われるように
なっている。そして、上段部のブロック構成が受信回路
を、中段部のブロック構成が送受信共通回路を、そし
て、下段部のブロック構成が送信回路を夫々示してい
る。次に、この送受信回路の構成をその動作と共に説明
する。まず、受信回路では、アンテナ1→送受信フィル
タ2→アンテナスイッチ3→入力増幅器4→受信フィル
タ5→RF(高周波)増幅器6を経て、受信した高周波
信号だけが取り出されるようになっている。次に、図
中、一点鎖線で囲む内部の構成をとるPLLシンセサイ
ザ回路P(なお、ここでは、周波数変調器を兼ねてい
る)におけるVCO(Voltage Controled Oscilator,即
ち、電圧制御発振器のことである)21から供給される
混合用の基準周波数信号(即ち、受信チャネルを選ぶた
めの周波数信号である)が混合器7に入力されて第1
段目の周波数混合が行われ(即ち、トランジスタの非直
線部分を使って発生する周波数スペクトラムの差分のみ
が取り出される)、更に、第一IF(中間周波数)フィ
ルタ8→第一IF増幅器9(フィルタの通過損失で
レベルの低下した出力を増幅するために設けられてい
る)を経て、第一中間周波数信号(第一IF信号)が取
り出されるようになっている。続いて、取り出された第
一IF信号は、混合器10→第一IFフィルタ11
→第一IF増幅器12を経て、混合器13に入力さ
れ、そこで、固定周波数発振器18から供給される混
合用周波数信号と第2段目の周波数混合が行われ、第二
IFフィルタを経て、第二中間周波数信号(第二IF
信号)が取り出されるようになっている。なお、混合器
10と、第一IFフィルタ11と、第一IF増幅器
12は、本発明に特有の回路構成の一部となってお
り、その詳細については後述する。更に、取り出された
第二IF信号は、リミッタ増幅器15で振幅調整され、
復調器16で復調された後、音声又は非音声信号の受信
処理装置17において波形整形器でアナログ波形からデ
ジタル信号に変換され、アナログ音声信号又はデジタル
非音声信号(データ信号)として処理された後、出力さ
れるようになっている。また、データ信号の場合には必
要とする装置へ更に入力されるようになっている。ま
た、取り出された第二IF信号は、搬送波検出器19で
搬送波の電界強度(信号レベル)が測定されて搬送波有
無の検出が行われ、更に、レベル比較器20で信号レベ
ルが所定の閾値と比較される。そして、その比較結果
は、この送受信回路全体を制御する制御装置26に入力
されるようになっている。制御装置26は、信号処理装
置となっており、ここでは、音声又は非音声信号の受信
処理装置17、PLLシンセサイザ回路Pにおける分周
器及び位相比較器24に対するシンセサイザデータの供
給、可変減衰器31(後述する)、そして、表示及び操
作・指示装置27(スイッチをオンオフする等のユーザ
行為によって、制御装置26を操作したり、各種必要事
項の表示を行うようになっている)、また、図示しない
電源供給回路による送受信期間における電源供給の切り
替え等の制御を行うようになっている。また、PLLシ
ンセサイザ回路Pでは、PLL基準信号発生器25から
供給される基準信号を、分周器及び位相比較器24にお
いて、VCO21から戻された出力の分周信号との位相
比較を行い、その比較結果をローパスフィルタ(LP
F)23→混合器22を通して、VCO21に対す
る周波数調整のための電圧制御信号として供給してい
る。そして、VCO21より、受信及び送信周波数選択
用の周波数信号が、混合器7と混合器34へ供給さ
れるようになっている。一方、送信回路では、この実施
例ではFSKデジタル方式なので、入力された音声又は
非音声信号が、音声又は非音声信号送信処理装置28で
アナログ信号からデジタル信号に変換され、また、送信
データの場合には、そのデータが処理され、更に、緩衝
増幅器29→ローパスフィルタ(LPF)30でそ
の搬送波周波数に対する偏移度成分を加えられた形で、
PLLシンセサイザ回路Pにおける混合器22に入力
されるようになっている。そして、混合器22でロー
パスフィルタ(LPF)23からの信号と混合される
ことにより、変調成分を含んだ形の制御信号となってV
CO21を制御するようになっている。続いて、VCO
21によって希望周波数に調整された変調信号は、混合
器34に入力され、そこで固定周波数発振器33か
ら供給される第一中間周波数と等しい混合用周波数信号
と混合されて送信周波数信号に変換される。更に、送信
前置増幅器35→送信フィルタ36→送信増幅器37→
アンテナスイッチ3→送受信フィルタ2を経て、アンテ
ナ1より通信対向器へ向けて、送信信号が送出される。
次に、上述した受信回路における混合器10と、第一
IFフィルタ11と、第一IF増幅器12の機能に
ついて説明する。それらの回路構成を含む、図中、破線
で囲む内部の回路構成は、本発明に特有のものである。
そして、上述した送信回路における固定周波数発振器
33からは、緩衝増幅器32に対しても、その発振し
た固定周波数信号が入力されるようになっており、更
に、可変減衰器31を通って、混合器10に供給され
るようになっている。ここで、可変減衰器31は、受信
回路における4〜9の各回路ブロックにおけるゲイン調
整を行うために設けられているが、制御装置26によっ
て、固定周波数発振器33から発振される周波数信号
のレベルを制御して、混合器10へ供給することによ
り、例えば、到来電波が微弱であって、通常は、無信号
レベルとみなされるような場合であっても、該到来電波
を受信できるようにすることが可能である。その結果、
使えるチャネルの選択範囲を広くすることも可能とな
る。そして、かかる可変減衰器31は、制御装置26に
よって、次のように制御されるようになっている。即
ち、固定周波数発振器33の発振する周波数信号は、
第一IF信号とほぼ同じ周波数の信号となっている。そ
こで、可変減衰器31から出力される信号を、混合器
10の出力端子における受信感度レベルに等しい第一I
F増幅器9の出力と同一レベルに制御して混合器1
0に入力させる。このようにしたとき、第一IF増幅器
9からの信号と可変減衰器31からの信号は、混合器
10で混合されるが、相対的に第一IF増幅器9か
らの信号レベルが、可変減衰器31の出力レベルより大
きい場合には、第一IF増幅器9からの信号が優勢な
状態で以て混合器10から出力される。逆に、第一I
F増幅器9からの信号が、可変減衰器31の出力レベ
ルよりも小さい場合には、可変減衰器31の出力が優勢
な状態で以て混合器10から出力される。この結果、
アンテナ1から受信信号が入力された場合には、受信信
号(即ち、変調された信号である)が、混合器10→
第一IFフィルタ11→第一IF増幅器12をその
まま通過して、混合器13に入力されるが、受信信号
が無い場合や、微弱電波である場合には、可変減衰器3
1からの出力信号(即ち、無変調信号である)が、混合
器10→第一IFフィルタ11→第一IF増幅器
12を通過して、混合器13に入力されることにな
る。そして、夫々の場合における復調調信号は、次の図
2に示すような波形となる。図2は、図1に示す復調器
16において、アンテナ端子入力された無線信号の強度
に応じて出力される復調信号の波形を示す模式図であ
る。図で示すように、受信希望チャンネルにおいて、ア
ンテナ端子に受信感度レベル以上の電界強度を持つ電波
の入力ある時には、アンテナ端子入力信号が復調(FM
検波)されるので、変調成分を含んだ様々に変化する復
調信号が復調器から出力される(図中、長方形の枠で以
て、様々な復調アナログ波形を省略して示している)。
これに対して、アンテナ端子に受信感度レベル以下の電
界強度を持つ電波の入力があるか、或いは全く入力がな
い時には、固定周波数発振器33及び固定周波数発振
器18からの無変調の周波数信号が混合されて復調器
16に入ってくるため、復調出力は変調信号のFM検波
となり、平坦な一定レベルの電圧波形となる。図3は、
図1に示す制御装置26で行われるキャリアセンス時の
制御を示すフローチャートである。先ず、チャネル選択
用のPLLシンセサイザ回路PをNch(チャネル番号
Nのチャネル)に設定し(S1)、受信回路を動作させ
る(S2)。次に、復調器16の出力が一定レベルであ
るか否かを調べ(S3)、一定レベルである場合(S3
においてYesの場合)には、設定したNchを未使用
チャネルとしてマークをつけ(S4)、音声又は非音声
信号受信処理装置17における信号処理を停止させる。
続いて、ステップS9の処理に移行する。また、ステッ
プS3においてNoの場合、即ち、復調器16の出力が
一定レベルで無い場合には、設定したNchを使用中の
チャネルとしてマークをつけ(S5)、音声又は非音声
信号受信処理装置17にて解読、例えば、ID等の検査
等を行わせる(S6)。続いて、呼び出しがあった場合
(S7においてYesの場合)には、リンク確立を行い
(S8)、上記一連の動作を停止し、次なる通信動作に
移行する。また、呼び出しが無い場合(S7においてN
oの場合)には、チャネル番号Nが最大値で無い場合
(S9においてNoの場合)、N=N+1とおいて次な
るチャネルを設定し(S11)、ステップS3の処理に
移行する。また、チャネル番号Nが最大値である場合
(S9においてYesの場合)には、N=1とおいて
(S10)、同じくステップS3の処理に移行する。図
4は、本発明の第2の実施例にかかるデジタル無線通信
装置における送受信回路構成を示すブロック図である。
なお、図1に示す同じ回路ブロックについては、同じ番
号を付して示している。この回路構成の特徴は、図中、
破線で囲む内部の回路構成を設けた点にあり、その機能
については、図1で説明したものと略同じ機能を有して
いる。しかし、ここでは、PLLシンセサイザ回路Pに
おけるVCO21から混合器10へ、チャネル選択用
として周波数信号を供給する前の段階において、RF増
幅器6の出力信号(即ち、受信した無線周波数信号であ
る)に対し、混合器110→RFフィルタ111→RF
増幅器112の処理を行うようになっている点に第1の
特徴がある。また、送信フィルタ36の出力信号(即
ち、送信する無線周波数信号であるが、この場合には、
受信期間に発振されるVCO21からの信号が元になっ
ているので、無変調信号となっている)を緩衝増幅器
32に入力している点に第2の特徴がある。このように
回路を構成したことにより、受信した無線周波数信号と
略同じ周波数を有する無変調信号が混合器110に供給
されるため、アンテナ1に入力信号があるか否かの検出
が、先述したのと同様にして、復調器16の出力波形に
よって即座に行われる。図5は、本発明の第3の実施例
にかかるデジタル無線通信装置における送受信回路構成
を示すブロック図である。なお、図1に示す同じ回路ブ
ロックについては、同じ番号を付して示している。この
回路構成の特徴も、図中、破線で囲む内部の回路構成を
設けた点にあり、その機能については、図1で説明した
ものと略同じ機能を有している。しかし、ここでは、通
常のダブルスーパヘテロダイン受信と同じようにして第
二中間周波数信号を得た後、該第二中間周波数信号に対
して、混合器210→第二IFフィルタ211→第二I
F増幅器212の処理を行うようになっている点に第1
の特徴がある。また、緩衝増幅器32に対しては、該
第二中間周波数信号と略同一の周波数信号を発振する固
定周波数発振器330を設けている点に第2の特徴が
ある。このように回路を構成したことにより、得られた
第二中間周波数信号と略同じ周波数を有する無変調信号
が混合器210に供給されるため、アンテナ1に入力信
号があるか否かの検出が、先述したのと同様にして、復
調器16の出力波形によって即座に行われる。
【発明の効果】以上の本発明によれば、キャリアセンス
時において、アンテナ端子入力があるか否かを即座に検
出することができるようになる。このためアンテナ端子
入力が無い場合には、復調出力を信号処理する必要が無
いので、そこでの不要なクッロク再生動作等を即座に停
止させることができるようになる。携帯型無線通信装置
の場合には、無駄な電流消費を無くすことが可能とな
り、電池寿命を延ばし、使用可能時間を長くすることが
可能となる。また、アンテナ端子入力がある場合には、
従来のように、RSSIによる搬送波検出する場合に比
べ、より速く通信回路の確立を行うことが可能となり、
大変使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかるデジタル無線通
信装置における送受信回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す復調器16において、アンテナ端子
入力された無線信号の強度に応じて出力される復調信号
の波形を示す模式図である。
【図3】図1に示す制御装置26で行われるキャリアセ
ンス時の制御を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例にかかるデジタル無線通
信装置の送受信回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例にかかるデジタル無線通
信装置の送受信回路構成を示すブロックである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 送受信フィルタ 3 アンテナスイッチ 4 入力増幅器 5 受信フィルタ 6 RF増幅器 7 混合器 8 第一IFフィルタ 9 第一IF増幅器 10 混合器 11 第一IFフィルタ 12 第一IF増幅器 13 混合器 14 第二IFフィルタ 15 リミッタ増幅器 16 復調器 17 音声または非音声信号受信処理装置 18 固定周波数発振器 19 搬送波検出器 20 レベル比較器 21 VCO 22 混合器 23 ローパスフィルタ 24 分周器及び位相比較器 25 PLL基準信号発生器 26 制御装置 27 表示及び操作・指示装置 28 音声または非音声信号送信処理装置 29 緩衝増幅器 30 ローパスフィルタ 31 可変減衰器 32 緩衝増幅器 33 固定周波数発振器 34 混合器 35 送信前置増幅器 36 送信フィルタ 37 送信増幅器 110 混合器 111 RFフィルタ 112 RF増幅器 210 混合器 211 RFフィルタ 212 RF増幅器 330 固定周波数発振器 P PLLシンセサイザ回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スーパヘテロダイン方式の無線通信装置
    であって、 受信無線信号から合成された中間周波数信号に対して、
    該中間周波数信号と略同一の周波数を有する無変調信号
    を混合した後、再度、中間周波数信号として取り出す中
    間周波数信号再取り出し手段と、 前記中間周波数信号再取り出し手段に対して、前記無変
    調信号を供給する無変調信号供給手段と、 受信周波数における復調出力波形より、受信信号の有無
    を検出する受信信号有無検出手段と、 前記受信信号有無検出手段によって、受信信号無し状態
    が検出された場合に、復調出力の信号処理を停止させ、
    受信信号有り状態が検出された場合に、復調出力の信号
    処理を行わせてその解読を行う制御手段と、 を備えていることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記中間周波数信号再取り出し手段は、 受信周波数における受信信号レベルが、アンテナの受信
    感度以上であるときに、受信信号の中間周波数信号をそ
    のまま取り出し、 受信周波数における受信信号レベルが、アンテナの受信
    感度を下回るときに、前記無変調信号を取り出すことを
    特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記無変調信号供給手段は、 前記中間周波数信号と略同一の周波数信号を発振する固
    定の周波数発振手段と、 前記周波数発振手段の発振した周波数信号の緩衝増幅を
    行う緩衝増幅手段と、 前記緩衝増幅手段によって緩衝増幅された周波数信号を
    減衰して、前記中間周波数信号の信号レベルを決定する
    減衰量可変の信号減衰手段と、 から構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 スーパヘテロダイン方式の無線通信装置
    であって、 受信周波数における中間周波数信号を合成する前段にお
    いて、受信した無線周波数信号に対して、該無線周波数
    信号と略同一の周波数を有する無変調信号を混合した
    後、再度、無線周波数信号として取り出す無線周波数信
    号再取り出し手段と、 前記無線周波数信号再取り出し手段に対して、前記無変
    調信号を供給する無変調信号供給手段と、 受信周波数における復調出力波形より、受信信号の有無
    を検出する受信信号有無検出手段と、 前記受信信号有無検出手段によって、受信信号無し状態
    が検出された場合に、復調出力の信号処理を停止させ、
    受信信号有り状態が検出された場合に、復調出力の信号
    処理を行わせてその解読を行う制御手段と、 を備えていることを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記無線周波数信号再取り出し手段は、 受信信号レベルが、アンテナの受信感度以上であるとき
    に、受信した無線周波数信号をそのまま取り出し、 受信信号レベルが、アンテナの受信感度を下回るとき
    に、前記無変調信号を取り出すことを特徴とする請求項
    4記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記無変調信号供給手段は、 前記無線周波数信号と略同一の周波数となる無変調時に
    おける送信周波数信号を取り出す送信周波数信号取り出
    し手段と、 前記送信周波数信号取り出し手段が取り出した送信周波
    数信号の緩衝増幅を行う緩衝増幅手段と、 前記緩衝増幅手段によって緩衝増幅された送信周波数信
    号を減衰して、前記無線周波数信号の信号レベルを決定
    する減衰量可変の信号減衰手段と、 から構成されることを特徴とする請求項4又は請求項5
    記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 ダブルスーパヘテロダイン方式の無線通
    信装置であって、 受信無線信号から合成された第2中間周波数信号に対し
    て、該第2中間周波数信号と略同一の周波数を有する無
    変調信号を混合した後、再度、第2中間周波数信号とし
    て取り出す第2中間周波数信号再取り出し手段と、 前記第2中間周波数信号再取り出し手段に対して、前記
    無変調信号を供給する無変調信号供給手段と、 受信周波数における復調出力波形より、受信信号の有無
    を検出する受信信号有無検出手段と、 前記受信信号有無検出手段によって、受信信号無し状態
    が検出された場合に、復調出力の信号処理を停止させ、
    受信信号有り状態が検出された場合に、復調出力の信号
    処理を行わせてその解読を行う制御手段と、 を備えていることを特徴とする無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記第2中間周波数信号再取り出し手段
    は、 受信周波数における受信信号レベルが、アンテナの受信
    感度以上であるときに、受信信号の第2中間周波数信号
    をそのまま取り出し、 受信周波数における受信信号レベルが、アンテナの受信
    感度を下回るときに、前記無変調信号を取り出すことを
    特徴とする請求項7記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記無変調信号供給手段は、 前記第2中間周波数信号と略同一の周波数信号を発振す
    る固定の周波数発振手段と、 前記周波数発振手段の発振した周波数信号の緩衝増幅を
    行う緩衝増幅手段と、 前記緩衝増幅手段によって緩衝増幅された周波数信号を
    減衰して、前記第2中間周波数信号の信号レベルを決定
    する減衰量可変の信号減衰手段と、 から構成されることを特徴とする請求項7又は請求項8
    記載の無線通信装置。
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