JPH08151939A - スロットルバルブの貼付き防止構造 - Google Patents

スロットルバルブの貼付き防止構造

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Publication number
JPH08151939A
JPH08151939A JP31928494A JP31928494A JPH08151939A JP H08151939 A JPH08151939 A JP H08151939A JP 31928494 A JP31928494 A JP 31928494A JP 31928494 A JP31928494 A JP 31928494A JP H08151939 A JPH08151939 A JP H08151939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle valve
inner peripheral
peripheral surface
throttle
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31928494A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kumagai
聡 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP31928494A priority Critical patent/JPH08151939A/ja
Publication of JPH08151939A publication Critical patent/JPH08151939A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブローバイオイル等によるスロットルバルブ
の貼付きを良好に防止することを目的とする。 【構成】 スロットルチャンバー1のスロットルバルブ
9の外周部位に挿着凹部2を形成し、この挿着凹部2内
にスロットルバルブ9の下流側より筒状のヒーターユニ
ット4を挿着して、スロットルバルブ9の外周に配置さ
せ、このヒーターユニット4の内周面にON,OFF制
御可能にPCTヒーター5を内蔵させて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットルバルブの
貼付き防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、スロットルバルブの
周囲にはブローバイオイル等が付着し、この付着したブ
ローバイオイル等によりスロットルバルブがボア壁面に
貼付いてしまう事態が生ずるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、良好にスロットルバル
ブの貼付きを防止できる貼付き防止構造を提供せんこと
を目的とし、その要旨は、スロットルチャンバーのスロ
ットルバルブの外周部位に挿着凹部を形成し、該挿着凹
部内に前記スロットルバルブの下流側より筒状のヒータ
ーユニットを挿着して該スロットルバルブの外周に配置
せしめ、該ヒーターユニットの内周面にはPCTヒータ
ーをON,OFF制御可能に内蔵させたことである。
【0004】
【作用】スロットルチャンバーに形成した挿着凹部内に
筒状のヒーターユニットを挿着してスロットルバルブの
外周に配置させ、このヒーターユニットの内周面に内蔵
されているPCTヒーターにより加熱して、スロットル
バルブの周囲に付着したブローバイオイル等の粘度を低
下させ、スロットルバルブの貼付きを良好に防ぐことが
できる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はスロットルチャンバーの内部平面構成図で
あり、図2は図1のA−A線断面構成図である。図にお
いて、スロットルチャンバー1内にはバルブ軸8を介し
開閉可能にスロットルバルブ9が内装されており、本例
では、このスロットルバルブ9の外周側のスロットルチ
ャンバー1の内周面1aに凹み状に挿着凹部2が形成さ
れており、この挿着凹部2は、スロットルバルブ9の下
流側へ開放された凹み状に形成されたものであり、ま
た、スロットルチャンバー1には挿着凹部2に連通して
溝3が形成されている。
【0006】このスロットルチャンバー1に形成された
挿着凹部2内には、スロットルバルブ9の下流側より図
3に示すようなヒーターユニット4を挿着できるものと
なっており、ヒーターユニット4は筒状に形成され、前
記バルブ軸8を収納できる軸凹部4b,4bが対向状に
一対形成されており、外周側にはハーネス6を接続する
接続部4cが突出形成されており、ハーネス6の先端に
はコネクター7が設けられている。
【0007】このヒーターユニット4を、スロットルバ
ルブ9の下流側より挿着凹部2内に挿着すると、ヒータ
ーユニット4の内周面4aがスロットルバルブ9の外周
側に配置されて、ヒーターユニット4によりスロットル
バルブ9の外周を包囲した状態となり、このヒーターユ
ニット4の内周面4aには、PCTヒーター5が予め内
周面に沿ってほぼ全域に内蔵されており、このPCTヒ
ーター5は前記ハーネス6に電気的に接続されたものと
なっており、スロットルチャンバー1の溝3内にハーネ
ス6を通しコネクター7を外側に配置させて、コネクタ
ー7には外部より電源を接続できるものとなっており、
このPCTヒーター5は、例えば自動車のイグニッショ
ンスイッチがONされた時に通電されて加熱を開始する
ものであり、エンジンの冷却水温、その他のエンジン始
動時の環境条件により制御されてOFFされるものであ
り、PCTヒーター5に通電されている時にはPCTヒ
ーター5が一定温度に加熱されて、これによりヒーター
ユニット4の内周面4aが加熱され、スロットルバルブ
9の周囲に付着したブローバイオイル等の粘度を加熱に
より低下させて、ブローバイオイル等によるスロットル
バルブ9の内周面4aへの貼付きを良好に防ぐことがで
き、スロットルバルブ9は貼付くことがなく良好に作動
されるものである。
【0008】また、一定時間後にはエンジンの冷却水温
等の変化に対応させてPCTヒーター5がOFF制御さ
れるため、スロットルチャンバー1の内周面1aを通る
吸入空気を悪戯に加熱することはなく、吸入空気の加熱
によるエンジンの充填効率の低下を招くことも少なくな
り、良好なスロットルバルブの貼付き防止効果を維持す
ることができるものである。
【0009】
【発明の効果】本発明のスロットルバルブの貼付き防止
構造は、スロットルチャンバーのスロットルバルブの外
周部位に挿着凹部を形成し、該挿着凹部内に前記スロッ
トルバルブの下流側より筒状のヒーターユニットを挿着
して該スロットルバルブの外周に配置せしめ、該ヒータ
ーユニットの内周面にはPCTヒーターをON,OFF
制御可能に内蔵させたことにより、スロットルバルブの
外周にヒーターユニットを配置させ、このヒーターユニ
ットの内周面のPCTヒーターに通電して加熱すること
により、スロットルバルブの周囲に付着したブローバイ
オイル等の粘度を良好に低下させて、スロットルバルブ
のオイル等による貼付きを良好に防ぐことができ、スロ
ットルバルブの円滑な作動を維持させることができ、ま
た、PCTヒーターはエンジンの冷却水温等の変化に対
応させて制御することにより、スロットルチャンバー内
を流れる吸入空気を悪戯に加熱することなく良好にスロ
ットルバルブの貼付きを防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットルチャンバーの内部の平面構成図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面構成図である。
【図3】ヒーターユニットの斜視構成図である。
【符号の説明】 1 スロットルチャンバー 2 挿着凹部 3 溝 4 ヒーターユニット 4a 内周面 4b 軸凹部 5 PCTヒーター 6 ハーネス 8 バルブ軸 9 スロットルバルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブを内装してなるスロッ
    トルチャンバーの前記スロットルバルブの外周部位に挿
    着凹部を形成し、該挿着凹部内に前記スロットルバルブ
    の下流側より筒状のヒーターユニットを挿着して該スロ
    ットルバルブの外周に配置せしめ、該ヒーターユニット
    の内周面には、PCTヒーターをON,OFF制御可能
    に内蔵させたことを特徴とするスロットルバルブの貼付
    き防止構造。
JP31928494A 1994-11-28 1994-11-28 スロットルバルブの貼付き防止構造 Pending JPH08151939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31928494A JPH08151939A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 スロットルバルブの貼付き防止構造

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JP31928494A JPH08151939A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 スロットルバルブの貼付き防止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08151939A true JPH08151939A (ja) 1996-06-11

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ID=18108493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31928494A Pending JPH08151939A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 スロットルバルブの貼付き防止構造

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JP (1) JPH08151939A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1375999A1 (de) * 2002-06-27 2004-01-02 David & Baader DBK Spezialfabrik elektrischer Apparate und Heizwiderstände GmbH Heizvorrichtung zur Kurbelgehäuseentlüftung für Verbrennungskraftmaschinen und Herstellverfahren
US10711818B2 (en) 2016-07-01 2020-07-14 Mann+Hummel Gmbh One-time only snap connection system mounting two parts and a sensor mounting system using the snap connection system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1375999A1 (de) * 2002-06-27 2004-01-02 David & Baader DBK Spezialfabrik elektrischer Apparate und Heizwiderstände GmbH Heizvorrichtung zur Kurbelgehäuseentlüftung für Verbrennungskraftmaschinen und Herstellverfahren
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